JP2546298B2 - 文書作成装置 - Google Patents
文書作成装置Info
- Publication number
- JP2546298B2 JP2546298B2 JP30168987A JP30168987A JP2546298B2 JP 2546298 B2 JP2546298 B2 JP 2546298B2 JP 30168987 A JP30168987 A JP 30168987A JP 30168987 A JP30168987 A JP 30168987A JP 2546298 B2 JP2546298 B2 JP 2546298B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- document
- data
- character
- touch panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 14
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Position Input By Displaying (AREA)
- Document Processing Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、オフィスコンピュータ、ワードプロセッ
サ等の文書作成装置に関する。
サ等の文書作成装置に関する。
[発明の要点] この発明は、表示画面上に透明タッチパネルが配設さ
れた表示手段を備えた文書作成装置において、透明タッ
チパネルに対する同一位置へのタッチの連続性の有無に
よって、今回入力された文字データを、既に作成された
文書データに対してどのように入力処理するかを指定す
ることにより、透明タッチパネルによって処理内容を指
定できるようにしたものである。
れた表示手段を備えた文書作成装置において、透明タッ
チパネルに対する同一位置へのタッチの連続性の有無に
よって、今回入力された文字データを、既に作成された
文書データに対してどのように入力処理するかを指定す
ることにより、透明タッチパネルによって処理内容を指
定できるようにしたものである。
[従来の技術] 従来、文書作成装置においては、文書データの入力、
表示画面上での位置指定、および、挿入等の処理内容の
指示は、一般に、キーボードにより行われていた。しか
し、このキーボードでの位置指定は、カーソル移動キー
を押下し続けることにより、所望の位置までカーソルを
移動させる必要があり、ダイレクトに所望の位置を指定
することができず、指定操作が面倒であった。
表示画面上での位置指定、および、挿入等の処理内容の
指示は、一般に、キーボードにより行われていた。しか
し、このキーボードでの位置指定は、カーソル移動キー
を押下し続けることにより、所望の位置までカーソルを
移動させる必要があり、ダイレクトに所望の位置を指定
することができず、指定操作が面倒であった。
そこで、位置指定を容易にするため、表示画面上に透
明タッチパネルを配設して、所望の位置を指などで触れ
ることにより、表示画面上の位置を読取らせ、ダイレク
トに所望の位置を指定できるようにしたポイント入力装
置を備えた文書作成装置が登場してきた。
明タッチパネルを配設して、所望の位置を指などで触れ
ることにより、表示画面上の位置を読取らせ、ダイレク
トに所望の位置を指定できるようにしたポイント入力装
置を備えた文書作成装置が登場してきた。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、透明タッチパネルは、位置指定にのみ利用さ
れ、処理内容の指示を行う場合は、透明タッチパネルに
より処理位置を指定し、その後、キーボード上の所定キ
ーにより、挿入等の処理内容を指示する必要があり、処
理内容の指示が煩雑であった。
れ、処理内容の指示を行う場合は、透明タッチパネルに
より処理位置を指定し、その後、キーボード上の所定キ
ーにより、挿入等の処理内容を指示する必要があり、処
理内容の指示が煩雑であった。
この発明の課題は、透明タッチパネルの従来の限られ
た機能を拡大し、透明タッチパネルによって処理内容を
指示できるようにすることである。
た機能を拡大し、透明タッチパネルによって処理内容を
指示できるようにすることである。
[問題点を解決するための手段] この発明の手段は次の通りである。
記憶手段a(第1図の機能ブロック図を参照、以下同
じ)は文書データを記憶する。
じ)は文書データを記憶する。
表示手段bは、記憶手段aに記憶された文書データを
表示する。
表示する。
透明タッチパネルcは、表示手段bの表示画面上に配
設されており、表示内容がその上から見えるように透明
部材によって構成されている。
設されており、表示内容がその上から見えるように透明
部材によって構成されている。
検出手段dは、透明タッチパネルcに対するタッチ位
置を検出する。
置を検出する。
入力手段eは、例えばキー入力部で、各種文字データ
を入力する。
を入力する。
判別手段fは、入力手段eによる文字データの入力
が、透明タッチパネルcに対する同一位置へのタッチの
継続中に行なわれたのか否かを判別する。
が、透明タッチパネルcに対する同一位置へのタッチの
継続中に行なわれたのか否かを判別する。
指定手段gは、判別手段fによる判別結果に基づいて
入力処理の種別、例えば挿入による入力処理か、上書に
よる入力処理かの種別を指定する。
入力処理の種別、例えば挿入による入力処理か、上書に
よる入力処理かの種別を指定する。
処理手段hは、入力手段eにより入力された文書デー
タを、記憶手段a内における文書データの上記タッチ位
置に対応する文書位置へ、指定手段gにて指定された種
別で入力処理を実行する。
タを、記憶手段a内における文書データの上記タッチ位
置に対応する文書位置へ、指定手段gにて指定された種
別で入力処理を実行する。
[作 用] この発明の手段の作用は次の通りである。
表示手段bには、記憶手段aに記載された文書データ
が表示され、その表示内容は、透明タッチパネルcを介
して見えている。
が表示され、その表示内容は、透明タッチパネルcを介
して見えている。
そして今表示されている文書データの修正を行ないた
い場合、即ち既に作成されている文書データ上に所望の
文字データを挿入したり、あるいは前の文字データを消
して別の文字データを上書きしたりしたい場合、まず修
正したいその文書データ上の位置を透明タッチパネルc
を介して指によりタッチする。すると検出手段dにより
タッチ位置が検出される。この後、入力したい形式、即
ち挿入形式なのか上書形式なのかに応じて、上記タッチ
した指を透明タッチパネルから離すか(実施例では上書
形式となる)、あるいはタッチしたまま(実施例では挿
入形式となる)でいる。このいずれかの状態で入力手段
eにより文字データが入力されると判別手段fによりそ
のことが判別され、指定手段gにより所望する入力処理
の種別が指定される。そして上記入力文字データは、処
理手段hにより上記検出されたタッチ位置に対応する文
書データ上の文書位置へ、指定手段gにより指定された
種別で入力処理される。
い場合、即ち既に作成されている文書データ上に所望の
文字データを挿入したり、あるいは前の文字データを消
して別の文字データを上書きしたりしたい場合、まず修
正したいその文書データ上の位置を透明タッチパネルc
を介して指によりタッチする。すると検出手段dにより
タッチ位置が検出される。この後、入力したい形式、即
ち挿入形式なのか上書形式なのかに応じて、上記タッチ
した指を透明タッチパネルから離すか(実施例では上書
形式となる)、あるいはタッチしたまま(実施例では挿
入形式となる)でいる。このいずれかの状態で入力手段
eにより文字データが入力されると判別手段fによりそ
のことが判別され、指定手段gにより所望する入力処理
の種別が指定される。そして上記入力文字データは、処
理手段hにより上記検出されたタッチ位置に対応する文
書データ上の文書位置へ、指定手段gにより指定された
種別で入力処理される。
したがって、透明タッチパネルcに対する1回のタッ
チと文字データの入力操作のみにより、入力文字データ
を所望する入力処理の種別により入力処理することがで
きる。
チと文字データの入力操作のみにより、入力文字データ
を所望する入力処理の種別により入力処理することがで
きる。
[実施例] 以下、一実施例を第2図ないし第7図を参照しながら
説明する。
説明する。
構 成 第2図は一実施例による文書作成装置の構成図であ
る。この文書作成装置は、キー入力部1から入力された
文字データを、CPU2の制御のもとに、例えば、カナ漢字
変換等の各種処理を行ない、その処理結果等を文書デー
タとして文書メモリ3に格納、表示部4に表示、、印字
部5にて印字するものである。また、後述の透明タッチ
パネル4Aをタッチすることにより、挿入、上書き等の処
理内容の指定、および処理位置の指定が行われる。
る。この文書作成装置は、キー入力部1から入力された
文字データを、CPU2の制御のもとに、例えば、カナ漢字
変換等の各種処理を行ない、その処理結果等を文書デー
タとして文書メモリ3に格納、表示部4に表示、、印字
部5にて印字するものである。また、後述の透明タッチ
パネル4Aをタッチすることにより、挿入、上書き等の処
理内容の指定、および処理位置の指定が行われる。
表示部4は、透明タッチパネル4Aと液晶ディスプレイ
部4Bとを有しており、透明タッチパネル4Aは、液晶ディ
スプレイ部4Bの表示画面上に配設されている。この透明
タッチパネル4Aは、可撓性の透明フィルム上に、透明部
材からなるタッチスイッチ群が、第3図に●、○、△で
示しように、略マトリクス状に配設された構造となって
おり、その下の液晶ディスプレイ部4Bの表示内容が見え
るようになっている。また、●印のタッチスイッチ群
は、液晶ディスプレイ部4Bの表示画面上の1文字領域の
中心位置(文字上)に対応し、○印のタッチスイッチ群
は、文字間位置に対応し、△印のタッチスイッチ群は、
行間位置に対応している。そして、第3図に示したよう
に、文字上の●印のタッチスイッチ群の座標データは、
x成分、y成分ともに偶数で示され、文字間上の○印は
タッチスイッチ群の座標データは、x成分は奇数、y成
分は偶数で示され、行間上の△印のタッチスイッチ群の
座標データは、x成分は偶数、y成分は奇数で示され
る。
部4Bとを有しており、透明タッチパネル4Aは、液晶ディ
スプレイ部4Bの表示画面上に配設されている。この透明
タッチパネル4Aは、可撓性の透明フィルム上に、透明部
材からなるタッチスイッチ群が、第3図に●、○、△で
示しように、略マトリクス状に配設された構造となって
おり、その下の液晶ディスプレイ部4Bの表示内容が見え
るようになっている。また、●印のタッチスイッチ群
は、液晶ディスプレイ部4Bの表示画面上の1文字領域の
中心位置(文字上)に対応し、○印のタッチスイッチ群
は、文字間位置に対応し、△印のタッチスイッチ群は、
行間位置に対応している。そして、第3図に示したよう
に、文字上の●印のタッチスイッチ群の座標データは、
x成分、y成分ともに偶数で示され、文字間上の○印は
タッチスイッチ群の座標データは、x成分は奇数、y成
分は偶数で示され、行間上の△印のタッチスイッチ群の
座標データは、x成分は偶数、y成分は奇数で示され
る。
サンプリング回路6は、常時、タッチスイッチを1個
ずつサイクリックにサンプリングしている。タッチ座標
検出部7は、まず、サンプリング回路6によりサンプリ
ングされたタッチスイッチのオン/オフ状態を調べる。
そして、サンプリングされたタッチスイッチがオンのと
きは、その座標のx成分データ、y成分データを、それ
ぞれxレジスタ8、yレジスタ9に上書きし、オフのと
しはxレジスタ8、yレジスタ9の内容をクリアする。
そして、オンされたタッチスイッチの対応位置に表示さ
れている文字の、文書メモリ3上でのアドレスデータ等
が、CPU2の制御のもとに算出され、文書アドレスバッフ
ァ10に格納される。
ずつサイクリックにサンプリングしている。タッチ座標
検出部7は、まず、サンプリング回路6によりサンプリ
ングされたタッチスイッチのオン/オフ状態を調べる。
そして、サンプリングされたタッチスイッチがオンのと
きは、その座標のx成分データ、y成分データを、それ
ぞれxレジスタ8、yレジスタ9に上書きし、オフのと
しはxレジスタ8、yレジスタ9の内容をクリアする。
そして、オンされたタッチスイッチの対応位置に表示さ
れている文字の、文書メモリ3上でのアドレスデータ等
が、CPU2の制御のもとに算出され、文書アドレスバッフ
ァ10に格納される。
また、CPU2は、xレジスタ8、vレジスタ9の内容に
基づいて、透明タッチパネル4Aに対する文字間対応の○
印のタッチスイッチ部分へのタッチの連続性を判別し、
連続性が有るときは挿入処理を指定し、連続性が無いと
きは上書き処理を指定する。これらの処理は、文書アド
レスバッファ10中のアドレスデータで示される文書メモ
リ3上の位置から順次行われる。
基づいて、透明タッチパネル4Aに対する文字間対応の○
印のタッチスイッチ部分へのタッチの連続性を判別し、
連続性が有るときは挿入処理を指定し、連続性が無いと
きは上書き処理を指定する。これらの処理は、文書アド
レスバッファ10中のアドレスデータで示される文書メモ
リ3上の位置から順次行われる。
動 作 次に、この実施例の動作を第4図ないし第7図を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
第4図は実施例の動作を示すフローチャートであり、
ステップS2〜S5の処理は第5図に対応し、ステップS6〜
S13の処理は第6図に対応し、ステップS13〜S16の処理
は第7図に対応している。
ステップS2〜S5の処理は第5図に対応し、ステップS6〜
S13の処理は第6図に対応し、ステップS13〜S16の処理
は第7図に対応している。
以下、順を追って説明する。
透明タッチパネル4Aを指などでタッチすると、タッチ
された部分に位置するタッチスイッチがオンする。そう
すると、そのオンに係るタッチスイッチの座標が、タッ
チ座標検出部7により検出され、そのx成分データ、y
成分データが、それぞれxレジスタ8、yレジスタ9に
格納される(第4図ステップS1)。次に、CPU2は、座標
データを解析することにより、文字上のタッチスイッチ
(第3図に示した●印のタッチスイッチ)がオンされた
のか否かを判断する(ステップS2)。その結果、x成分
データ、y成分データともに偶数であり、文字上のタッ
チスイッチがオンされたと判断されたとき(第5図
(a)参照)は、ステップS3に進んで、上記文字(表示
文字)の文書メモリ3上でのアドレスを算出し、文字ア
ドレスバッファ10に格納する。そして、タッチされた表
示文字の位置にカーソルを表示させる(ステップS4)。
次に、上書入力モードを設定し、入力された文字データ
を、文書メモリ3に対し、文書アドレスバッファ10中の
アドレス位置(カーソル位置、すなわち、タッチ位置に
対応)から順次、上書きする(ステップS5)。この際、
1文字を上書きするごとに、文書アドレスバッファ10の
内容が“1"ずつインクリメントされ、それに応じてカー
ソル1文字分ずつシフトされる(第5図(b)参照)。
された部分に位置するタッチスイッチがオンする。そう
すると、そのオンに係るタッチスイッチの座標が、タッ
チ座標検出部7により検出され、そのx成分データ、y
成分データが、それぞれxレジスタ8、yレジスタ9に
格納される(第4図ステップS1)。次に、CPU2は、座標
データを解析することにより、文字上のタッチスイッチ
(第3図に示した●印のタッチスイッチ)がオンされた
のか否かを判断する(ステップS2)。その結果、x成分
データ、y成分データともに偶数であり、文字上のタッ
チスイッチがオンされたと判断されたとき(第5図
(a)参照)は、ステップS3に進んで、上記文字(表示
文字)の文書メモリ3上でのアドレスを算出し、文字ア
ドレスバッファ10に格納する。そして、タッチされた表
示文字の位置にカーソルを表示させる(ステップS4)。
次に、上書入力モードを設定し、入力された文字データ
を、文書メモリ3に対し、文書アドレスバッファ10中の
アドレス位置(カーソル位置、すなわち、タッチ位置に
対応)から順次、上書きする(ステップS5)。この際、
1文字を上書きするごとに、文書アドレスバッファ10の
内容が“1"ずつインクリメントされ、それに応じてカー
ソル1文字分ずつシフトされる(第5図(b)参照)。
このように、文字上をタッチすることによって、その
タッチ位置からの上書き処理が内部的に指定されるの
で、上書き指示を簡単に行うことができる。
タッチ位置からの上書き処理が内部的に指定されるの
で、上書き指示を簡単に行うことができる。
ステップS2において、文字上のタッチではないと判断
されたときは、ステップS6に進んで、x成分データが奇
数、y成分データが偶数であるか否かにより、文字間が
タッチされたのか否かを判断する。その結果、文字間が
タッチされたと判断されたときは、その右側の表示文字
の文書メモリ3上でのアドレスを算出し、文書アドレス
バッファ10に格納する(ステップS7)。そして、上記右
側の表示文字の下側に、第6図(a)に示した のような挿入カーソルを表示させ、挿入モードを設定す
る(ステップS8)。次に、ステップS6にて判断されたも
のと同一の文字間、すなわち表示された挿入カーソルの
左側の文字間が、依然としてタッチされたままであるか
否か(同一位置のタッチの連続性)を判断する(ステッ
プS9)。その結果、第6図(a)に示したように、同一
の文字間が依然としてタッチされているときは、文字デ
ータの入力の有無を判断し(ステップS10)、入力有り
のときは、入力された文字データを挿入カーソル位置に
挿入する(ステップS11)。そして、文書アドレスバッ
ファ10の内容を“1"だけインクリメントし(ステップS1
2)、ステップS8に戻る。このステップS8では、文書ア
ドレスバッファ10中のアドレスの対応位置に挿入カーソ
ルが表示され、このアドレスはステップS12で“1"だけ
インクリメントされているので、挿入カーソルが1文字
分だけ右へシフトされる。そして、ステップS9以降の処
理が繰返されて、第6図(b)に示したように、入力さ
れた文字データが順次、挿入される。
されたときは、ステップS6に進んで、x成分データが奇
数、y成分データが偶数であるか否かにより、文字間が
タッチされたのか否かを判断する。その結果、文字間が
タッチされたと判断されたときは、その右側の表示文字
の文書メモリ3上でのアドレスを算出し、文書アドレス
バッファ10に格納する(ステップS7)。そして、上記右
側の表示文字の下側に、第6図(a)に示した のような挿入カーソルを表示させ、挿入モードを設定す
る(ステップS8)。次に、ステップS6にて判断されたも
のと同一の文字間、すなわち表示された挿入カーソルの
左側の文字間が、依然としてタッチされたままであるか
否か(同一位置のタッチの連続性)を判断する(ステッ
プS9)。その結果、第6図(a)に示したように、同一
の文字間が依然としてタッチされているときは、文字デ
ータの入力の有無を判断し(ステップS10)、入力有り
のときは、入力された文字データを挿入カーソル位置に
挿入する(ステップS11)。そして、文書アドレスバッ
ファ10の内容を“1"だけインクリメントし(ステップS1
2)、ステップS8に戻る。このステップS8では、文書ア
ドレスバッファ10中のアドレスの対応位置に挿入カーソ
ルが表示され、このアドレスはステップS12で“1"だけ
インクリメントされているので、挿入カーソルが1文字
分だけ右へシフトされる。そして、ステップS9以降の処
理が繰返されて、第6図(b)に示したように、入力さ
れた文字データが順次、挿入される。
ステップS9において、タッチ無しと判断されたとき
は、ステップS13に進んで、上書入力モードを設定す
る。その結果、カーソルは、第6図(c)に_で示した
ように、通常のカーソル形状となる。そこで、第6図
(c)の状態で「b」を入力すると、現在のカーソル位
置の「B」の上に「b」が上書きされ、カーソルが1文
字分だけ右へシフトされる(第6図(d)参照)。
は、ステップS13に進んで、上書入力モードを設定す
る。その結果、カーソルは、第6図(c)に_で示した
ように、通常のカーソル形状となる。そこで、第6図
(c)の状態で「b」を入力すると、現在のカーソル位
置の「B」の上に「b」が上書きされ、カーソルが1文
字分だけ右へシフトされる(第6図(d)参照)。
このように、文字間をタッチしたままの状態で、文字
データを入力すると、入力された文字データは、タッチ
された文字間の右側の位置へ、順次挿入されていく。す
なわち、透明タッチパネル4Aによって処理内容が指示さ
れる。
データを入力すると、入力された文字データは、タッチ
された文字間の右側の位置へ、順次挿入されていく。す
なわち、透明タッチパネル4Aによって処理内容が指示さ
れる。
なお、上記挿入処理は、例えば右手で文字間をタッチ
したままの状態で、左手により、挿入対象の文字データ
をキー入力部1から入力するという操作形態を想定して
いるが、例えば、右手で文字間を瞬間的にタッチし、そ
の後、両手で、挿入対象の文字データをキー入力部1か
ら入力し、再び同一の文字間をタッチするという操作形
態を採用することも可能である。この操作形態の場合で
も、タッチ検出はサンプリング回路6の制御のものに行
われているので、CPU2は、同一位置へのタッチを連続性
が有るものと判断する。
したままの状態で、左手により、挿入対象の文字データ
をキー入力部1から入力するという操作形態を想定して
いるが、例えば、右手で文字間を瞬間的にタッチし、そ
の後、両手で、挿入対象の文字データをキー入力部1か
ら入力し、再び同一の文字間をタッチするという操作形
態を採用することも可能である。この操作形態の場合で
も、タッチ検出はサンプリング回路6の制御のものに行
われているので、CPU2は、同一位置へのタッチを連続性
が有るものと判断する。
ステッフS6において、文字間のタッチではないと判断
されたときは、第7図(a)に示したような行間のタッ
チであるので、ステップS14に進んで、タッチされた行
間の上行と下行との間に、1行分の行データ(空白デー
タ)を文字メモリ3に対して挿入する(第7図(b)参
照)。そして、タッチされた行間の下の座標に対応する
文字メモリ3上のアドレスを算出し、文書アドレスバッ
ファ10に格納し(ステップS15)、そのアドレス位置に
対応する表示画面上の位置にカーソルを表示させる(ス
テップS16)。すなわち、第7図(b)に示したよう
に、タッチされた行間の真下に空白領域にカーソルが表
示される。その後、ステップS13に進んで、上書入力処
理が実行される。すなわち、第7図(b)の状態で、文
字データが入力されると、その入力に係る文字データ
は、文書メモリ3に対し、カーソル位置から順次、上書
きされる(第7図(c)参照)。
されたときは、第7図(a)に示したような行間のタッ
チであるので、ステップS14に進んで、タッチされた行
間の上行と下行との間に、1行分の行データ(空白デー
タ)を文字メモリ3に対して挿入する(第7図(b)参
照)。そして、タッチされた行間の下の座標に対応する
文字メモリ3上のアドレスを算出し、文書アドレスバッ
ファ10に格納し(ステップS15)、そのアドレス位置に
対応する表示画面上の位置にカーソルを表示させる(ス
テップS16)。すなわち、第7図(b)に示したよう
に、タッチされた行間の真下に空白領域にカーソルが表
示される。その後、ステップS13に進んで、上書入力処
理が実行される。すなわち、第7図(b)の状態で、文
字データが入力されると、その入力に係る文字データ
は、文書メモリ3に対し、カーソル位置から順次、上書
きされる(第7図(c)参照)。
このように、上間上をタッチすることにより、行が挿
入される。
入される。
[発明の効果] この発明によれば、表示画面上に配設された透明タッ
チパネルにより、処理位置のみならず処理内容を指示す
ることができ、入力操作が容易になる。
チパネルにより、処理位置のみならず処理内容を指示す
ることができ、入力操作が容易になる。
第1図はこの発明の機能ブロック図、第2図は一実施例
の構成図、第3図は透明タッチパネル上に形成されたタ
ッチスイッチ群の配列状態を示す図、第4図は処理動作
を示すフローチャート、第5図〜第7図は、第4のフロ
ーを説明するための表示内容変遷図である。 1……キー入力部、2……CPU、3……文書メモリ、4
……表示部、4A……透明タッチパネル、4B……液晶ディ
スプレイ部、7……タッチ座標検出部。
の構成図、第3図は透明タッチパネル上に形成されたタ
ッチスイッチ群の配列状態を示す図、第4図は処理動作
を示すフローチャート、第5図〜第7図は、第4のフロ
ーを説明するための表示内容変遷図である。 1……キー入力部、2……CPU、3……文書メモリ、4
……表示部、4A……透明タッチパネル、4B……液晶ディ
スプレイ部、7……タッチ座標検出部。
Claims (2)
- 【請求項1】文書データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された文書データを表示する表示手
段と、 この表示手段の表示画面上に配設されてなる透明タッチ
パネルと、 この透明タッチパネルに対するタッチ位置を検出する検
出手段と、 文字データを入力する入力手段と、 この入力手段による文字データの入力が、前記透明タッ
チパネルに対する同一位置へのタッチの継続中に行なわ
れたのか否かを判別する判別手段と、 この判別手段による判別結果に基づいて入力処理の種別
を指定する指定手段と、 前記入力手段により入力された文字データを、前記記憶
手段内における文書データの前記タッチ位置に対応する
文書位置へ、前記指定種別で入力処理する処理手段と、 を備えたことを特徴とする文書作成装置。 - 【請求項2】前記指定手段は、前記判別手段により継続
中の入力であると判別されたときは挿入による入力処理
を指定し、継続中の入力でないと判別されたときは上書
による入力処理を指定することを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の文書作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30168987A JP2546298B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 文書作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30168987A JP2546298B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 文書作成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01142972A JPH01142972A (ja) | 1989-06-05 |
JP2546298B2 true JP2546298B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=17899959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30168987A Expired - Lifetime JP2546298B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 文書作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546298B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6987944B2 (en) | 2001-03-28 | 2006-01-17 | Ricoh Company, Ltd. | Cleaning device and image forming apparatus using the cleaning device |
JP4907782B2 (ja) * | 2001-05-18 | 2012-04-04 | 株式会社リコー | クリーニング装置及びそのクリーニング装置を具備する画像形成装置 |
JP6398706B2 (ja) * | 2014-12-25 | 2018-10-03 | 富士通株式会社 | 入力方法、入力装置及びプログラム |
JP6500830B2 (ja) * | 2016-04-27 | 2019-04-17 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 手書き文字入力装置、画像形成装置及び手書き文字入力方法 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP30168987A patent/JP2546298B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01142972A (ja) | 1989-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4945504A (en) | Instruction input system for electronic processor | |
JP2648558B2 (ja) | 情報選択装置及び情報選択方法 | |
JPH0876926A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2546298B2 (ja) | 文書作成装置 | |
JP2629750B2 (ja) | 文書編集装置 | |
JPH03150625A (ja) | 命令入力装置 | |
JPH0594253A (ja) | 画面タツチ型キー入力装置 | |
JP2783472B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JP2625782B2 (ja) | 文書データ表示装置 | |
JPS61267128A (ja) | 表示消去方式 | |
JP2660459B2 (ja) | 操作手順入力・実行装置 | |
JPH01142971A (ja) | 表示データ編集装置 | |
JP2984272B2 (ja) | 文字処理方法及び装置 | |
JPH05221028A (ja) | データ表示装置 | |
JPH05127824A (ja) | 処理装置 | |
JPH067307B2 (ja) | カ−ソル表示方式 | |
JP2715812B2 (ja) | 文字処理装置 | |
JPH07110739A (ja) | ペン型情報入力装置 | |
JPH09212305A (ja) | 表示制御装置 | |
JPH0738153B2 (ja) | 表示データ拡大装置 | |
JPH0379718B2 (ja) | ||
JPH05324178A (ja) | ペン入力方法およびペン入力システム | |
JPH04153725A (ja) | 手書き文字表示装置および方法 | |
JPH09212284A (ja) | 座標入力装置および座標入力表示装置 | |
JPH08194699A (ja) | 文書作成装置及び番号付け処理方法 |