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JP2540092B2 - 懸垂装置 - Google Patents

懸垂装置

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Publication number
JP2540092B2
JP2540092B2 JP4122811A JP12281192A JP2540092B2 JP 2540092 B2 JP2540092 B2 JP 2540092B2 JP 4122811 A JP4122811 A JP 4122811A JP 12281192 A JP12281192 A JP 12281192A JP 2540092 B2 JP2540092 B2 JP 2540092B2
Authority
JP
Japan
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chair
locking
gondola
operating
lift
Prior art date
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Application number
JP4122811A
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English (en)
Other versions
JPH0769209A (ja
Inventor
ヘルムート・マイヤー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Doppelmayr Seilbahnen GmbH
Original Assignee
Konrad Doppelmayr and Sohn Maschinenfabrik GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konrad Doppelmayr and Sohn Maschinenfabrik GmbH and Co KG filed Critical Konrad Doppelmayr and Sohn Maschinenfabrik GmbH and Co KG
Publication of JPH0769209A publication Critical patent/JPH0769209A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2540092B2 publication Critical patent/JP2540092B2/ja
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Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61BRAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61B12/00Component parts, details or accessories not provided for in groups B61B7/00 - B61B11/00
    • B61B12/002Cabins; Ski-lift seats

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Elevator Door Apparatuses (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、懸垂棒とこれにより担
持された揺動可能な耐候フードとを有し、フードより上
で懸垂棒で操作装置が移動可能に支承してあり、操作装
置が駅に設けられた制御装置により移動可能であり又そ
の運動が伝動装置を介し耐候フードの揺動運動に伝達さ
れ、更に、閉じた耐候フードをロックするロック装置を
有するチェアリフト用チェアに関するものである。本発
明は更に、懸垂棒とこれにより担持され、自動操作可能
なドアを有するボックスとを有し、ボックスより上で懸
垂棒で操作装置が移動可能に支承してあり、操作装置が
駅に設けられた制御装置により移動可能であり又その運
動が伝動装置を介しドアの開閉運動に伝達され、更に、
閉じたドアをロックするロック装置を有するゴンドラリ
フト用ゴンドラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】揺動可能な耐候フードを有するチェア
(「フード付チェア」)において駅を出発するとき少な
くとも空のチェアを自動的に閉じることは一般に行われ
る。このため設けてあるチェア用の操作機構は例えば懸
垂装置で揺動可能に支承したレバーを有し、これが遊端
に制御ロールを担持している。この制御ロールは駅を出
発するとき駅独自の操作装置に乗り上げ、最も単純な場
合走行方向に僅かに傾けて配置した閉レールに乗り上
げ、該レールが操作レバーを揺動させる。操作レバーの
この揺動運動は次にリンク、ボーデンケーブル又はその
他の伝動装置を介し耐候フードの閉運動に伝達される。
ところで風の影響を受けると耐候フードが風力によって
自動的に開く事態がしばしば起きることが判明した。フ
ードは開くと受風面がより大きくなり、これによりチェ
アが望ましくない強い振動又は揺動を起こすことがあ
る。それに伴い更に座面が天候の影響に曝され、それ故
夜間望ましくないことに雪や氷で損傷することがある。
【0003】耐候フードに手で割ピンを挿入して閉位置
でロックすることが既に知られている。しかしこれは大
きな操作支出を必要とし、フードを開く前にこの割ピン
を確実に取り去って操作機構の破損を防止しなければな
らない。更に欧州特許明細書0 242 242 B1により耐候フ
ードを耐候フードに直接作用する閂部品で閉鎖すること
が知られており、閂部品は駅を出発するとき特別の制御
レールを介し閉じ、駅到着時には特別の制御レールを介
し開く。この提案の欠点は閂部品用に特別の制御レール
が必要である点にあり、これは設計上の超過支出を意味
するだけでなく、その配置により入出箇所の範囲で乗客
のスムーズな乗降も損なわれる。公知提案の別の欠点は
乗客が着座したチェアでも閂部品が必然的にロックされ
る点にある。従って乗客には耐候フードを開く可能性が
ない。このことから、特に運転経過に障害が生じたとき
耐候フードの下の空間が比較的狭いのでパニック状況を
生じることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、チェ
アの耐候フード又はゴンドラのドアを閉じた後自動ロッ
クが可能であり、しかもこのためロック機能用に付加的
制御レールを必要としないような冒頭指摘した種類のチ
ェア又はゴンドラを提供することである。本発明による
ロック装置は更に、チェアフード又はゴンドラドアを変
更することなく又駅に設けられた制御装置(チェアフー
ド又はゴンドラドア用開・閉レール)を変更することな
く容易に追加装備可能でなければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】チェアリフト用チェアの
場合、本発明によれば、ロック装置(16)が、耐候フード
(5) より上で操作装置(11)に配置してあり、耐候フード
(5) を閉位置でロックすべく懸垂棒(9) 又は該懸垂棒
(9) に結合した部品(17)に対し操作装置(11)をロック
し、駅に設けられた制御装置(13,14) により操作装置(1
1)が操作されたときに操作装置(11)のロック動作可能と
なり、且つ、伝動装置(8a,8b) により操作装置(11)が操
作されたときに操作装置(11)のロック動作不可能となる
ことによって上記課題を解決できる。またゴンドラリフ
ト用ゴンドラの場合、本発明によれば、ロック装置(16)
が、ボックスより上で操作装置(11)に配置してあり、ド
アを閉位置でロックすべく懸垂棒(9) 又は該懸垂棒(9)
に結合した部品(17)に対し操作装置(11)をロックし、該
制御装置(13,14) により操作装置(11)が移動されたとき
に操作装置(11)のロック動作可能となり、且つ、伝動装
置(8a,8b) により操作装置(11)が移動されたときに操作
装置(11)のロック動作不可能となることにより上記課題
を解決できる。
【0006】本発明によるロック装置はゴンドラのドア
にも適しているのではあるが、以下では主としてチェア
について言及し、ゴンドラリフトに関しても当業者が容
易に認めることのできる同様の考え方が全体として妥当
する。以下で懸垂装置とはチェアリフトのチェア又はゴ
ンドラリフトのゴンドラのことである。欧州特許明細書
0 242 242 B1により公知の装置とは異なり本発明による
ロック装置はチェアフードにではなくチェア用の操作装
置に直接作用し、操作装置は耐候フードより上で懸垂棒
で支承してある。このことからロック装置は耐候フード
開閉のため元々駅に設けてある制御装置(開・閉レー
ル)を介し操作することができ、このためロック装置用
に乗降範囲で障害となる付加的制御レールを必要としな
い。こうして付加的装置を必要とすることなく懸垂棒で
直接且つ機能の点で確実に操作装置のロックが、又それ
に伴い耐候フードのロックが可能となる。本発明による
ロック装置はスペース上好都合に懸垂棒の上側範囲に配
置してあり、チェアリフトの変更や開・閉レールの変更
を行わずとも既設のチェアに追加装備することができ
る。
【0007】操作装置が懸垂棒で揺動可能に支承した操
作レバーを有し、該レバーの揺動運動をリンク、ボーデ
ンケーブル等として構成した伝動装置を介し伝達するよ
うになった懸垂装置の場合好ましくはこの操作レバーに
係止爪として構成した第二レバーが操作レバーに対しス
トッパにより限定された角度範囲内で揺動可能に支承し
てあり、この係止爪が、耐候フード又はドアの閉位置で
操作レバーをロックするため、懸垂棒と結合した相手係
止部内に係合するようになっている。この係止爪は、操
作レバーをロックし又このことにより耐候フードをロッ
クするため、懸垂棒と結合した相手係止部内に係合する
ことができ、その際係止爪は駅に設けられた制御装置
(開・閉レール)により直接操作可能である。
【0008】操作レバーと係止爪とからなるこの二重関
節レバーの機能様式は以下の如くである。空のチェアが
駅から出発するとき好ましくは係止爪に設けてある操作
ロールが搬送方向に対し僅かに傾いた閉レールに乗り上
げ、その際まず係止爪だけを揺動させる。すると係止爪
は操作レバーの第一ストッパに突接し、閉レールにより
更に揺動すると該レバーを連行する。こうして耐候フー
ドが閉じる。閉過程の最後に係止爪は懸垂棒の相手係止
部内に係合する。例えば係止爪は係止鼻端を有すること
ができ、この鼻端がピンとして構成した相手係止部を背
後から把持する。こうして出発したチェアの耐候フード
が閉じてロックされており、途中で風の影響でかってに
開くことはない。相手駅に到着すると開レールによりま
ず係止爪の揺動が起き、係止爪が相手係止部から進出す
る。係止爪は特定の揺動行程後に操作レバーの第二スト
ッパに突接してこれを連行し、これにより耐候フードの
開口が起きる。
【0009】本発明によるロック装置を装備したチェア
は夜間問題なく途中に留めることができる。このため必
要となるのは山駅及び谷駅で閉位置にある閉レールの箇
所でチェアリフトを半周移動させることだけである。こ
の場合駅を出発するとき空のチェアの耐候フードが自動
的に閉じてロックされ、風や天候の影響から十分に保護
されている。新たに運転開始する場合、駅到着時耐候フ
ードを開くと自動的に予めロック解除が起きるので特別
の安全措置を講じなくてもよい。
【0010】例えば晴天時乗客が耐候フードを開くこと
ができ又利用中のチェアの駅出発時乗客が危険に陥るこ
とのないようにするため、駅出口で閉レールを中立位置
に移動させ、この位置で耐候フードを閉じるチェア用の
操作機構の操作が行えないようにすることが既に知られ
ている。この中立位置は閉レールの場合簡単にはこれを
例えば搬送方向と平行な位置に揺動進出させることによ
って達成することができる。つまり好ましくはチェア利
用時耐候フードの強制的閉鎖は行われない。乗客が耐候
フードを閉じることに決めたなら乗客はこれを手で容易
に行うことができる。しかしこの場合好ましくは閉位置
でロック装置による耐候フードのロックは行われない。
こうして乗客は耐候フードを開く可能性をいつでも有し
ており、このことは特に故障の場合好都合である。操作
レバーと係止爪とからなる前記二重関節レバーでは手で
閉じたときこの「非ロック」が自動的に与えられてい
る。つまり手で閉じると係止爪は操作レバーの前記第二
ストッパに当接したままとなり、操作レバーに対するそ
の相対位置を変えない。手で閉じると操作レバーはそこ
で支承してある係止爪と一緒に揺動する。しかしこの位
置のとき係止爪は相手係止部を背後から把持せず、こう
してフードを乗客が手軽に開くことが再び可能となる。
【0011】なお触れておくなら、チェアが利用中か空
かの検出は周知の如く乗客の脚範囲を検出する周知の光
電バリヤにより行うことができ、光電バリヤ信号に応じ
て閉レールの位置が変更可能である。
【0012】
【実施例】本発明のその他の利点及び詳細を以下の図面
説明に基づき詳しく説明する。図1に示した先行技術に
よるチェア1はクランプ2を介し搬送方向3に移動する
搬送索4に繋結してある。チェア1は透明合成樹脂材料
からなる耐候フードを有し、図1に示した位置のときこ
れが閉じている。耐候フードは乗客の乗降を可能とする
ため回転軸6を中心に矢印7方向に回転上昇することが
できる。駅に到着し又は出発するとき耐候フード5の開
閉は自動的に行うことができる。このためチェア用の操
作装置11が設けてあり、この場合操作装置は実質的に懸
垂棒9で軸10を中心に揺動可能に支承した操作レバー11
からなり、遊端に操作ロール12を有する。伝動装置とし
て働くリンク8a、8bが操作レバー11の運動を耐候フード
の回転運動に伝達する。操作ロール12は駅内でチェアが
移動すると駅に設けられた制御装置に乗り上げる。耐候
フード5を開くため駅に設けられた制御装置として開レ
ール13が運動方向3に対し斜めに配置して設けてあり、
該レールが操作レバー11を回転させる。この回転運動は
次にリンク8a、8bを介し耐候フード5の開運動に変換さ
れる。耐候フードが開位置のとき操作レバーは図1に一
点鎖線で示した位置にある。駅出発時に耐候フードを閉
じるため駅に設けられた制御装置として同様の閉レール
14が設けてある。開閉に必要なエネルギーは移動中のチ
ェアが提供する。
【0013】開レール13と閉レール14は中立位置に回転
することができ、この位置でレールは搬送方向と平行に
なり、操作ロール12と接触しない。このことは特にチェ
アに着座して駅を出発する場合望ましい。チェアに着座
していることを光電バリヤが検出すると閉レール14は中
立位置に移行し、耐候フードの強制的閉鎖が行われな
い。むしろ乗客は耐候フードを閉じるか否かを自分で決
めることができる。未着座のチェアは駅出発時閉レール
14、操作レバー11及びリンク8a、8bを介し閉じられる。
【0014】従来は、耐候フードが途中で風の影響で開
き、こうして受風面が大きくなり又それに伴いチェアが
望ましくない強い揺動又は振動を起こす問題があった。
更に、耐候フードが開くと座面が天候の影響(雪や氷)
に完全に曝される。これを防止し又空のチェアの耐候フ
ードを途中確実に閉じておくため図2に示す実施例では
本発明の好ましい1実施例により操作レバー11で揺動可
能に支承した係止爪16が設けてあり(回転軸15)、これ
は実線で示したロック位置のとき係止鼻端16a でもっ
て、懸垂装置に固定した相手係止部17を背後から把持
し、相手係止部は例えばピンとして構成しておくことが
できる。
【0015】図2に示した操作レバー11と係止爪16とか
らなる二重関節レバーの機能様式は以下のとおりであ
る:耐候フード5が開位置にあると二重関節レバーは一
点鎖線で示した符号18a の位置にある。操作ロール12を
操作レバー11に直接配置する従来の配置(図1)に代
え、いまや操作レバー12' は係止爪16の突起19に配置し
てある。つまり引き続き単一の操作ロール12' が設けて
あるだけである。この操作ロール12' が閉レール14に乗
り上げるとまず制御レールにより係止爪16が操作レバー
11の方に回転し、係止爪16が操作レバー11のストッパa
に当接するに至る(位置18b )。この時点以降、閉レー
ル14により押し上げられた係止爪16が操作レバー11を連
行し、耐候フード5の閉鎖が行われる。閉過程の最後に
係止鼻端16aが相手係止部17を背後から自動的に把持
し、これでもって操作レバー11がロックされている。こ
うして耐候フード5は閉じているだけでなく、同時に風
でかってに開くのに備えてロックしてもある。
【0016】相手駅では操作ロール12' が開レール13に
乗り上げ、これでもってまず二重関節レバーの係止爪16
が操作レバー11の方に、一点鎖線で示した符号18c の位
置へと回転する。この位置で係止爪16の一部が操作レバ
ー11のストッパbに当接する。この位置以降係止爪16が
操作レバー11を連行し、二重関節レバーが符号18a の位
置にくるまで耐候フードの開口が行われる。
【0017】本発明によるロック装置は既設のチェアリ
フトに容易に追加装備することができ、その際駅に何ら
の変更も必要ない。むしろこのロック装置は本発明の特
別の特徴によれば元々既に設けてある耐候フード用開レ
ール又は閉レールにより自動的に操作することができ
る。懸垂棒で操作レバーの機能上確実なロックが行われ
る。
【0018】利用中のチェアが駅から出発するとき耐候
フードの強制的閉鎖を行わない方が好都合と見做され
る。これでもって乗客が危うくなることはなく、乗客は
耐候フードを意図的に開口しておくことができる。この
ため必要となるのは閉レール14を操作ロール12' の範囲
から回転進出させることだけである。途中で乗客が耐候
フードを閉じる場合操作レバー11が図2に実線で示した
位置に回転し、その際係止爪16と操作レバー11との相対
位置が変化することはない。つまり手で閉じた閉位置の
とき係止爪16は相手係止部11を背後から把持しない符号
18c の位置にある。つまり耐候フードを手で閉じると、
いつでも乗客が耐候フードを開くことができるよう意図
的にロックは行われない。
【0019】図3と図4には本発明による二重関節レバ
ーの別の実施例が示してあり、図2と同一又は類似の部
品には同じ符号が付けてある。図3と図4に示した実施
例では曲折構成した操作レバー11がホルダ21で回転軸20
を中心に揺動可能に支承してある。概略示唆したばね22
はこの機能様式にとって重要でなく、故障の場合操作レ
バーが、空けておくべき建築限界内に許容外に回転する
のを防止するだけである。二重関節レバーの第二部分、
つまり係止爪16が図3に実線で相手係止部17でロックし
た位置において示してある。機能様式にとって必要なス
トッパは操作レバー11に対する係止爪16の相対回転行程
を限定し、図3と図4に示す実施例の場合操作レバー11
が溝孔23を有し、そのなかを係止爪16と強固に結合した
ピン24が移動可能であることによってストッパは解除し
てある。溝孔の両端は係止爪と操作レバーとの間の回転
行程を限定するストッパを形成する。
【0020】図3と図4に示す実施例は更に別の特徴と
して、係止爪16の方にばね荷重を受けた可動相手係止部
17をなお有している。相手係止部17はこの場合回転可能
なレバー25から突出したピンとして構成してあり、該レ
バーはばね26により矢印27の方向に、つまり係止鼻端16
の方にばね荷重を受けている。係止爪16の解除時、図示
省略したストッパが矢印27の方向でレバー25の回転行程
を限定する。相手係止部17の弾性支承は係止爪の機能上
全く申し分のない係合を可能とする利点を有する。係止
爪が回転上昇するとばね荷重を受けた相手係止部はまず
係止鼻端16a の外面により、ばね荷重に抗して図3に一
点鎖線で示した位置へと後退することができる。係止爪
16が端位置に達したなら相手係止部17は自動的に係止鼻
端の下にスナップインし、こうしてロックが与えられて
いる。
【0021】図3と図4に示した実施例は最後になお、
開レール又は閉レールによる操作時以外は係止爪16と操
作レバー11との間の意図せざる相対回転を防止するため
操作レバー11と係止爪16との間の揺動可能な継手が意図
的に難動性にしてある特徴を有する。継手のこの難動性
は例えば、両レバー部分11、16を相互にばねで押圧し、
こうして両者間の摩擦を高めることによって実現してお
くことができる。図3と図4に示した実施例ではこのた
めばね29が設けてあり、このばねはナット28を介し付勢
することができる。
【0022】既に冒頭触れたように本発明によるロック
装置は特にフード付チェア、即ち耐候フードを有するチ
ェアに適している。しかし基本的には、かかるロック装
置をゴンドラリフトにおいて有利に利用することも考え
られ又可能でもある。図5に示す実施例では連結可能な
ゴンドラ30が示してあり、そのドア31は駅内で自動的に
開閉することができる。この開はゴンドラ用の操作装置
と伝動装置とを介して行われ、そのうち上側部分のみ図
示してある。伝動装置そのもの、つまり操作レバー11の
揺動運動をドアの開運動又は閉運動に伝達することは、
当業者にとって十分周知であり、それ故ここで詳しく説
明する必要はない。やはり操作レバー11と係止爪16とか
らなる二重関節レバーが設けてあり、これを介し閉扉時
ドアのロックが自動的に可能である。図5に示した二重
関節レバーの機能様式は図2の二重関節レバーのそれと
同じである。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術によるフード付チェアと耐候フードを
自動開閉する駅に設けられた制御装置(開閉図式)の側
面図である。
【図2】本発明によるチェアの1実施例、特に本発明に
よるロック装置の側面図であり、チェア用操作装置及び
ロック装置の幾つかの位置が示してある。
【図3】本発明による操作装置の別の実施例をロック装
置と一緒に示す側面図である。
【図4】図3に示した装置の平面図である。
【図5】本発明によるロック装置を装備したゴンドラリ
フトのゴンドラの側面図である。
【符号の説明】
1 チェア 5 耐候フード 8a、8b 伝動装置 9 懸垂棒 11 操作装置、操作レバー 13、14 制御装置 16 ロック装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルムート・マイヤー オーストリア国 ロハウ、アルタウス・ ヌマー 2 (56)参考文献 特開 平2−88355(JP,A) 実開 昭62−58257(JP,U) 実開 平3−24464(JP,U)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 懸垂棒(9) と該懸垂棒により担持された
    揺動可能な耐候フード(5) とを有するチェアリフト用チ
    ェアにおいて、 耐候フードより上で懸垂棒(9) に移動可能に支承され、
    且つ、チェアリフトの駅に設けられた制御装置(13,14)
    により移動可能な操作装置(11)と、 耐候フード(5) を開閉すべく、該操作部材(11)の運動を
    耐候フードの揺動運動として伝達する伝動装置(8a,8b)
    と、 耐候フード(5) を閉位置でロックするロック装置(16)と
    を具備しており、 ロック装置(16)が、耐候フード(5) より上で操作装置(1
    1)に配置してあり、 ロック装置(16)が、耐候フード(5) を閉位置でロックす
    べく懸垂棒(9) 又は該懸垂棒(9) に結合した部品(17)に
    対し操作装置(11)をロックし、 ロック装置(16)が、該制御装置(13,14) により操作装置
    (11)が移動されたときに、操作装置(11)のロック動作可
    能となり、且つ ロック装置(16)が、伝動装置(8a,8b) により操作装置(1
    1)が移動されたときに、操作装置(11)のロック動作不可
    能となることを特徴とするチェアリフト用チェア。
  2. 【請求項2】 懸垂棒(9) と、該懸垂棒(9) により担持
    され且つ自動操作可能なドアを有するボックスとを有す
    るゴンドラリフト用ゴンドラにおいて、 ボックスより上で懸垂棒(9) に移動可能に支承され、且
    つ、ゴンドラリフトの駅に設けられた制御装置(13,14)
    により移動可能な操作装置(11)と、 ドアを開閉すべく、該操作部材(11)の運動をドアの開閉
    運動として伝達する伝動装置(8a,8b) と、 ドアを閉位置でロックするロック装置(16)とを具備して
    おり、 ロック装置(16)が、ボックスより上で操作装置(11)に配
    置してあり、 ロック装置(16)が、ドアを閉位置でロックすべく懸垂棒
    (9) 又は該懸垂棒(9)に結合した部品(17)に対し操作装
    置(11)をロックし、 ロック装置(16)が、該制御装置(13,14) により操作装置
    (11)が移動されたとき に、操作装置(11)のロック動作可
    能となり、且つ ロック装置(16)が、伝動装置(8a,8b) により操作装置(1
    1)が移動されたときに、操作装置(11)のロック動作不可
    能となることを特徴とするゴンドラリフト用ゴンドラ。
  3. 【請求項3】 操作装置が、懸垂棒(9) に揺動可能に支
    承した操作レバー(11)と、該操作レバー(11)に揺動可能
    に支承された第二レバー(16)とを具備し、 該伝動装置(8a, 8b) が、該操作レバーの揺動動作を耐
    候フードの揺動運動またはドアの開閉運動として伝達す
    るように、リンクまたはボーデンケーブルにより構成さ
    れており、 該第二レバー(16)が、係止爪(16)として構成され、 該係止爪(16)が、該操作レバー(11)に対してストッパ
    (a, b)により画定される揺動角度範囲内で揺動可能に支
    承されており、 該係止爪(16)が、耐候フード(5) 又はドア(31)の閉位置
    で操作レバー(11)をロックするため、該懸垂棒(9) に結
    合した部品(17)に係合し、 該係止爪(16)が、該係止爪(16)の一部が制御装置(13,1
    4) に接触している間に揺動可能であり、且つ 該係止爪(16)が、該操作レバー(11)が伝動装置(8a,8
    b) により操作される時には揺動不可能であることを特
    徴とする請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の
    チェアリフト用チェアまたはゴンドラリフト用ゴンド
    ラ。
  4. 【請求項4】 係止爪が好ましくは突出した突起(19)に
    操作ロール(12') を担持し、該操作ロールを介し係止爪
    (16)及び操作レバー(11)が駅に設けられた制御装置の開
    レール(13)又は閉レール(14)により操作可能であること
    を特徴とする請求項3に記載のチェアリフト用チェアま
    たはゴンドラリフト用ゴンドラ。
  5. 【請求項5】 操作レバー(11)と係止爪(16)との間の揺
    動可能な継手が難動構成であることを特徴とする請求項
    3及び請求項4のいずれか1項に記載のチェアリフト用
    チェアまたはゴンドラリフト用ゴンドラ。
  6. 【請求項6】 操作レバー(11)が溝孔(23)を有し、その
    なかで係止爪(16)と強固に結合したピン(24)が移動可能
    であり、溝孔(23)の両端が係止爪(16)と操作レバー(11)
    との間の揺動角度範囲を画定するストッパを形成してい
    ることを特徴 とする請求項3乃至請求項5のいずれか1
    項に記載のチェアリフト用チェアまたはゴンドラリフト
    用ゴンドラ。
  7. 【請求項7】 該部品(17)が係止爪(16)の方にばね荷重
    を受け、移動可能に懸垂棒(9) で支承してあることを特
    徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載の
    チェアリフト用チェアまたはゴンドラリフト用ゴンド
    ラ。
  8. 【請求項8】 該部品(17)がばね荷重を受けて限定され
    た範囲内を揺動可能なレバー(25)から突出したピンであ
    り、係止爪(16)末端の係止鼻端(16a) が該ピンを背後か
    ら把持可能であることを特徴とする請求項7記載の懸垂
    装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの該制御装置(13, 14)が
    中立位置に移動可能であり、この位置のときチェア用の
    操作装置(11)の操作及びロック装置(16)の操作が行われ
    ないことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載
    のチェアを有するチェアリフト。
  10. 【請求項10】 駅出口に設けてある該制御装置(14)が
    チェア利用時中立位置に移行し又はそこに留まり、ロッ
    ク装置(16)は耐候フードを乗客が手で閉じると閉位置に
    おいてロック装置(16)による耐候フードのロックが起き
    ないよう構成してあることを特徴とする請求項9記載の
    チェアリフト。
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