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JP2536719B2 - 現金処理機チェック装置 - Google Patents

現金処理機チェック装置

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Publication number
JP2536719B2
JP2536719B2 JP5112595A JP11259593A JP2536719B2 JP 2536719 B2 JP2536719 B2 JP 2536719B2 JP 5112595 A JP5112595 A JP 5112595A JP 11259593 A JP11259593 A JP 11259593A JP 2536719 B2 JP2536719 B2 JP 2536719B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing machine
cash processing
image data
internal mechanism
image
Prior art date
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Application number
JP5112595A
Other languages
English (en)
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JPH06325244A (ja
Inventor
毅 小久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP5112595A priority Critical patent/JP2536719B2/ja
Publication of JPH06325244A publication Critical patent/JPH06325244A/ja
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Publication of JP2536719B2 publication Critical patent/JP2536719B2/ja
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Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は銀行等の金融機関におい
て使用される現金処理機チェック装置に関し、特に、障
害を復旧した際のチェック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に金融機関で用いられる現金処理機
においてジャム等の障害が発生した際には、現金処理機
を復旧させた後所謂パトロール紙幣を搬送路に一巡させ
て残留紙幣が存在しないかをチェックしている(例え
ば、特開昭61−133492号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにパトロー
ル紙幣を用いて搬送路、つまり、現金処理機をチェック
する際には、パトロール紙幣が通過可能な搬送路のみの
チェックが行えるだけであり、現金処理機の他の部分は
チェックできないという問題点がある。
【0004】さらに、同一の搬送路においてもパトロー
ル紙幣が搬送方向左右にずれて通過すると、つまり、パ
トロール紙幣の通過位置が変わると、通過しない箇所の
チェックが難しく、特に、紙幣が部分的に破れて残った
場合にはチェックできないという問題点がある。
【0005】加えて、パトロール紙幣が完全に搬送路か
ら外れた場合にもチェックできないという問題点があ
る。
【0006】本発明の目的は現金処理機を精度よくチェ
ックすることのできる障害復旧処理装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、現金処
理機の内部機構が異常であるか否かをチェックする際に
用いられ、前記内部機構を撮像するための撮像手段と、
初期正常状態で前記内部機構を前記撮像手段で撮像した
正常イメージデータを格納するメモリ手段と、前記現金
処理機の障害復旧処理後の時点で前記内部機構を前記撮
像手段を用いて撮像して通常イメージデータを得該通常
イメージデータと前記正常イメージデータとを比較して
障害復旧処理が正常になされたか否かを判定する制御手
段とを有することを特徴とする現金処理機チェック装置
か得られる。さらに、本発明によれば、現金処理機の内
部機構が異常であるか否かをチェックする際に用いら
れ、前記内部機構を撮像するための撮像手段と、初期正
常状態で前記内部機構を前記撮像手段で撮像した正常イ
メージデータを格納するメモリ手段と、前記現金処理機
による取り引き終了後の時点で前記内部機構を前記撮像
手段を用いて撮像して通常イメージデータを得該通常イ
メージデータと前記正常イメージデータとを比較して現
金取り引きが正常になされたか否かを判定する制御手段
とを有することを特徴とする現金処理機チェック装置が
得られる。
【0008】
【実施例】以下本発明について実施例によって説明す
る。
【0009】まず、図1及び図2を参照して、現金処理
機1は機構部1a及び制御部1bを備えており、機構部
1aにはオペレータ又は顧客が紙幣を出し入れするため
の入出金口2が備えられている。
【0010】入金時においては、入出金口2に挿入され
た紙幣が搬送路3を通って制御部に備えられた識別部
(図示せず)で正常紙幣であるか否かを識別される。正
常紙幣であると、つまり、正常読取りされた紙幣はカセ
ット4a乃至4cの前に配置された一時保留部(図示せ
ず)に貯留される(なお、カセット4aは一万円札カセ
ット、カセット4bは千円札カセット、カセット4cは
雑多カセットを表す)。一方、識別不能紙幣は入出金口
2に戻される。取り引きが成立すると、一時保留部に保
留された紙幣は紙幣の種類に応じてカセット4a乃至4
cに収納されることになる。
【0011】出金時にはおいては、各カセット4a乃至
4cから指定紙幣が指定枚数繰り出されて搬送路3を通
過して識別部で再チェックされた後入出金口2に搬送さ
れる。
【0012】制御部1bでは上位ユニットとの通信を行
い、入金取り引きの場合には、入力制御部1cで入出金
口2のシャッター(図示せず)の開閉、紙幣の繰出し、
及び選別等の入力制御を行う。
【0013】機構部1aにはCCDカメラ5及び6が備
えられており、CCDカメラ5は機構部1bを上方から
撮像する位置に取り付けられ、CCDカメラ6は機構部
1bを側方から撮像する位置に取り付けられている。そ
して、CCDカメラ5は回転軸5a回りに実線矢印で示
す方向に回動可能であり、同様にCCDカメラ6は回転
軸6a回りに実線矢印で示す方向に回動可能である。
【0014】上述の現金処理機は出荷前に正常状態であ
る機構部がイニシャル状態でそれぞれCCDカメラ5及
び6で撮像され、イメージデータ(以下正常イメージデ
ータと呼ぶ)としてメモリ1dに格納される。前述のよ
うにCCDカメラ5は回転軸5a回りに回動可能である
から、CCDカメラ5によって数パターンのイメージデ
ータを撮像することができる。同様に、CCDカメラ6
aは回転軸6a回りに回動可能であるから、CCDカメ
ラ6によって数パターンのイメージデータを撮像するこ
とができる。これらイメージデータは紙幣のない状態で
搬送路3におけるローラ、ガイド、及びベルト等の正常
な位置データとなる。
【0015】ここで、図1乃至図3を参照して、現金処
理機において障害が発生すると、障害復旧処理が行われ
る。この障害復旧処理では、例えば、ローラ及びベルト
等を回転させて自動的に現金処理機で行われる場合、人
が介在して開閉部等を開閉したりノブを回して紙幣を除
去する場合等がある。
【0016】このようにして障害復旧が終了すると(ス
テップs1)、リセット動作によってローラ等を回転さ
せてリセット動作が正常に終了した状態で(ステップs
2)、CCDカメラ5及び6を用いて事前にイメージデ
ータを得た撮像位置で機構部を撮像する。そして、この
撮像データを復旧後イメージデータとしてメモリ1dに
格納する(ステップs3)。その後、イメージデータ処
理部1eにおいて、正常イメージデータと復旧後イメー
ジデータとを比較する(ステップs4)。この比較の結
果、例えば、復旧後イメージデータにおいて紙幣残留等
のあれば、正常イメージデータと復旧後イメージデータ
とは異なることになるから、イメージデータ処理部1e
では異常の旨報知する。これによって、紙幣残留等の現
金障害を発見することができる。異常が報知されると、
再びステップs1が実行される。一方、正常であれば、
復旧後チェックは正常終了となる。
【0017】なお、上述の実施例では主に紙幣残留検知
を行っており、このためには、CCDカメラの分解能は
数ミクロンもある必要はなく数ミリメートル程度で十分
である。また、イメージデータの比較においては、残留
紙幣のみではなくベルトのはずれ及びガイドの変形等も
十分チェックすることができる。
【0018】上述の実施例では障害復旧処理後のチェッ
クについて説明したが、現金処理機のチェックは取り引
き終了の都度行うようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明では正常イメ
ージデータと復旧後イメージデータとを比較して機構部
のチェックを行うようにしたから、精度よく現金処理機
をチェックすることのできるという効果がある。この結
果、復旧処理後において現金処理機内の現金残留等によ
る現金障害を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が用いられた現金処理機を部分的に示す
斜視図である。
【図2】本発明による現金処理機チェック装置を説明す
るためのブロック図である。
【図3】本発明による現金処理機チェック装置のチェッ
ク動作を説明するための流れ図である。
【符号の説明】
1 現金処理機 1a 機構部 1b 制御部 1c 入力制御部 1d メモリ 1e イメージデータ処理部 2 入出金口 3 搬送路 4a〜4c カセット 5,6 CCDカメラ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現金処理機の内部機構が異常であるか否
    かをチェックする際に用いられ、前記内部機構を撮像す
    るための撮像手段と、初期正常状態で前記内部機構を前
    記撮像手段で撮像した正常イメージデータを格納するメ
    モリ手段と、前記現金処理機の障害復旧処理後の時点で
    前記内部機構を前記撮像手段を用いて撮像して通常イメ
    ージデータを得該通常イメージデータと前記正常イメー
    ジデータとを比較して障害復旧処理が正常になされたか
    否かを判定する制御手段とを有することを特徴とする現
    金処理機チェック装置。
  2. 【請求項2】 現金処理機の内部機構が異常であるか否
    かをチェックする際に用いられ、前記内部機構を撮像す
    るための撮像手段と、初期正常状態で前記内部機構を前
    記撮像手段で撮像した正常イメージデータを格納するメ
    モリ手段と、前記現金処理機による取り引き終了後の時
    点で前記内部機構を前記撮像手段を用いて撮像して通常
    イメージデータを得該通常イメージデータと前記正常イ
    メージデータとを比較して現金取り引きが正常になされ
    たか否かを判定する制御手段とを有することを特徴とす
    る現金処理機チェック装置。
JP5112595A 1993-05-14 1993-05-14 現金処理機チェック装置 Expired - Fee Related JP2536719B2 (ja)

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EP2821976B1 (de) * 2013-07-01 2020-04-29 Wincor Nixdorf International GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Aufzeichnung von Ereignissen in Selbstbedienungsautomaten
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