JP2531087Y2 - 自動車用開閉体のロック装置 - Google Patents
自動車用開閉体のロック装置Info
- Publication number
- JP2531087Y2 JP2531087Y2 JP8514190U JP8514190U JP2531087Y2 JP 2531087 Y2 JP2531087 Y2 JP 2531087Y2 JP 8514190 U JP8514190 U JP 8514190U JP 8514190 U JP8514190 U JP 8514190U JP 2531087 Y2 JP2531087 Y2 JP 2531087Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- locking
- lever
- latch lever
- striker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車体開口に開閉可能に設けられた開閉体の
閉時に、こお開閉体をロックする自動車用開閉体のロッ
ク装置に関する。
閉時に、こお開閉体をロックする自動車用開閉体のロッ
ク装置に関する。
自動車用開閉体としては、例えば、第2図に示すよう
に、エンジン等を搭載した前部の車体開口1にヒンジを
介して開閉可能に設けられたフードFがある。このフー
ドFは、その閉時において車体開口1に対してロック装
置Lによりロックされるようになっている。
に、エンジン等を搭載した前部の車体開口1にヒンジを
介して開閉可能に設けられたフードFがある。このフー
ドFは、その閉時において車体開口1に対してロック装
置Lによりロックされるようになっている。
従来のロック装置としては、例えば、第3図に示すよ
うなロック装置Lが知られている。
うなロック装置Lが知られている。
このロック装置Lは、金属で形成されており、車体開
口1に取付けられフードFの閉時に該フードFに取付け
られたストライカ2が挿通される凹部3を有したベース
4と、該ベース4に回動可能に軸支されフードFの閉時
にストライカ2に係合して該ストライカ2を上記凹部3
内に拘束する拘束位置A及びフードFの開時に上記スト
ライカ2を開放する開放位置Bの二位置に位置しうるラ
ッチレバ10と、このラッチレバ10を常時上記開放位置B
側に付勢するラッチレバスプリング11と、上記ベース4
に回動可能に軸支され上記ラッチレバ10の拘束位置Aで
ラッチレバ10を係止して該ラッチレバ10をロックするロ
ック位置X及びこのロック位置Xから離間してロックを
解除する離間位置Yの二位置に位置しうるロッキングレ
バ20と、このロッキングレバ20をロック位置X方向に付
勢するロッキングレバスプリング21とを備えている。符
号5は車室内操作によりロッキングレバ20をロック位置
Xから離間位置Yへ回転させるオープナケーブルであ
る。
口1に取付けられフードFの閉時に該フードFに取付け
られたストライカ2が挿通される凹部3を有したベース
4と、該ベース4に回動可能に軸支されフードFの閉時
にストライカ2に係合して該ストライカ2を上記凹部3
内に拘束する拘束位置A及びフードFの開時に上記スト
ライカ2を開放する開放位置Bの二位置に位置しうるラ
ッチレバ10と、このラッチレバ10を常時上記開放位置B
側に付勢するラッチレバスプリング11と、上記ベース4
に回動可能に軸支され上記ラッチレバ10の拘束位置Aで
ラッチレバ10を係止して該ラッチレバ10をロックするロ
ック位置X及びこのロック位置Xから離間してロックを
解除する離間位置Yの二位置に位置しうるロッキングレ
バ20と、このロッキングレバ20をロック位置X方向に付
勢するロッキングレバスプリング21とを備えている。符
号5は車室内操作によりロッキングレバ20をロック位置
Xから離間位置Yへ回転させるオープナケーブルであ
る。
また、上記ベース4の凹部3の開放端はラッチレバ10
を上記開放位置Bに位置決めするストッパ6として形成
されている。更に、ベース4には、ロッキングレバ20を
上記ロック位置Xに位置決めするシャフト状のストッパ
7が設けられている。
を上記開放位置Bに位置決めするストッパ6として形成
されている。更に、ベース4には、ロッキングレバ20を
上記ロック位置Xに位置決めするシャフト状のストッパ
7が設けられている。
そして、フードFを開けるときは、オープナケーブル
5を引っ張れば、ロッキングレバ20が離間位置Yに位置
し、ラッチレバスプリング11の付勢力によってラッチレ
バ10がストッパ6に衝止して開放位置Bに位置決めさ
れ、ストライカ2が取り外し可能となる。
5を引っ張れば、ロッキングレバ20が離間位置Yに位置
し、ラッチレバスプリング11の付勢力によってラッチレ
バ10がストッパ6に衝止して開放位置Bに位置決めさ
れ、ストライカ2が取り外し可能となる。
一方、フードFを閉じるときは、ストライカ2を凹部
3に挿入すれば、ラッチレバ10がロッキングレバ20を離
間位置Yに押しやりながら拘束位置Aに位置決めされる
とともに、押しやられたロッキングレバ20がロッキング
レバスプリング21の付勢力によってストッパ7に衝止さ
せられ、ロック位置Xに位置決めされ、ストライカ2が
抜け止めされてロックされる。
3に挿入すれば、ラッチレバ10がロッキングレバ20を離
間位置Yに押しやりながら拘束位置Aに位置決めされる
とともに、押しやられたロッキングレバ20がロッキング
レバスプリング21の付勢力によってストッパ7に衝止さ
せられ、ロック位置Xに位置決めされ、ストライカ2が
抜け止めされてロックされる。
この類似構造は、昭和55年4月(株)山海堂発行の
「自動車工学全書 第13巻」「乗用車の車体」147頁に
開示されている。
「自動車工学全書 第13巻」「乗用車の車体」147頁に
開示されている。
然しながら、上述した従来の自動車用開閉体のロック
装置によれば、フードFの開閉時に、ラッチレバ10やロ
ッキングレバ20がストッパ6,7に衝止するので、金属音
の打音が高く、操作者に不快感を与えるという問題があ
った。
装置によれば、フードFの開閉時に、ラッチレバ10やロ
ッキングレバ20がストッパ6,7に衝止するので、金属音
の打音が高く、操作者に不快感を与えるという問題があ
った。
そこで、本考案の課題は、打音の低減を図る点にあ
る。
る。
このような課題を解決するための本考案の技術手段
は、車体開口及びこの車体開口に開閉可能に設けられた
開閉体のいずれか一方に取付けられ、開閉体の閉時に上
記他方に取付けられたストライカが挿通される凹部を有
したベースと、該ベースに回動可能に軸支され、開閉体
の閉時にストライカに係合して該ストライカを上記凹部
内に拘束する拘束位置及び開閉体の開時に上記ストライ
カを開放する開放位置の二位置に位置しうるラッチレバ
と、このラッチレバを常時上記開放位置側に付勢するラ
ッチレバスプリングと、上記ベースに回動可能に軸支さ
れ、上記ラッチレバの拘束位置でラッチレバを係止して
該ラッチレバをロックするロック位置及びこのロック位
置から離間する離間位置の二位置に位置しうるロッキン
グレバと、このロッキングレバをロック位置方向に付勢
するロッキングレバスプリングとを備えた自動車用開閉
体のロック装置において、上記ベースに、上記ラッチレ
バが上記開放位置に位置する時に衝止し、かつ、上記ロ
ッキングレバが上記ロック位置に位置する時に衝止する
一つのストッパを設け、該ストッパには緩衝部材を備え
たことである。
は、車体開口及びこの車体開口に開閉可能に設けられた
開閉体のいずれか一方に取付けられ、開閉体の閉時に上
記他方に取付けられたストライカが挿通される凹部を有
したベースと、該ベースに回動可能に軸支され、開閉体
の閉時にストライカに係合して該ストライカを上記凹部
内に拘束する拘束位置及び開閉体の開時に上記ストライ
カを開放する開放位置の二位置に位置しうるラッチレバ
と、このラッチレバを常時上記開放位置側に付勢するラ
ッチレバスプリングと、上記ベースに回動可能に軸支さ
れ、上記ラッチレバの拘束位置でラッチレバを係止して
該ラッチレバをロックするロック位置及びこのロック位
置から離間する離間位置の二位置に位置しうるロッキン
グレバと、このロッキングレバをロック位置方向に付勢
するロッキングレバスプリングとを備えた自動車用開閉
体のロック装置において、上記ベースに、上記ラッチレ
バが上記開放位置に位置する時に衝止し、かつ、上記ロ
ッキングレバが上記ロック位置に位置する時に衝止する
一つのストッパを設け、該ストッパには緩衝部材を備え
たことである。
この手段によれば、開閉体の閉時には、ラッチレバ
は、ストライカに係合し、拘束位置に位置しているとと
もに、ロッキングレバは、ラッチレバを係止して該ラッ
チレバをロックするロック位置に位置している。
は、ストライカに係合し、拘束位置に位置しているとと
もに、ロッキングレバは、ラッチレバを係止して該ラッ
チレバをロックするロック位置に位置している。
この状態から、開閉体を開けるときは、ロッキングレ
バを離間位置に位置させれば、ラッチレバがラッチレバ
スプリングの付勢力によって回動し、ストッパに衝止し
て開放位置に位置決めされる。
バを離間位置に位置させれば、ラッチレバがラッチレバ
スプリングの付勢力によって回動し、ストッパに衝止し
て開放位置に位置決めされる。
一方、開閉体を閉じるときは、ストライカを凹部に挿
入すれば、ストライカはラッチレバに係合していくとと
もに、ラッチレバは、この係合していくストライカの挿
入力によって回動し拘束位置に位置決めされる。ラッチ
レバが拘束位置に位置決めされると、ロッキングレバが
ロッキングレバスプリングの付勢力によってストッパに
衝止させられ、ロック位置に位置決めされる。
入すれば、ストライカはラッチレバに係合していくとと
もに、ラッチレバは、この係合していくストライカの挿
入力によって回動し拘束位置に位置決めされる。ラッチ
レバが拘束位置に位置決めされると、ロッキングレバが
ロッキングレバスプリングの付勢力によってストッパに
衝止させられ、ロック位置に位置決めされる。
上記ラッチレバやロッキングレバのストッパ衝止時に
は、ラッチレバやロッキングレバは緩衝部材に緩衝させ
られる。
は、ラッチレバやロッキングレバは緩衝部材に緩衝させ
られる。
以下、添付図面に基づいて本考案の実施例に係る自動
車用開閉体のロック装置について詳細に説明する。
車用開閉体のロック装置について詳細に説明する。
この実施例に係るロック装置は、上述したと同様、第
2図に示すように、エンジン等を搭載した前部の車体開
口1にヒンジを介して開閉可能に設けられた開閉体とし
てのフードFに適用されるものである。
2図に示すように、エンジン等を搭載した前部の車体開
口1にヒンジを介して開閉可能に設けられた開閉体とし
てのフードFに適用されるものである。
実施例に係るロック装置Lは、第1図に示すように、
車体開口1に取付けられフードFの閉時に該フードFに
取付けられたストライカ2が挿通される凹部3を有した
ベース4を備えている。このベース4には、取付け用の
ボルトが挿通される取付孔8が開設されている。
車体開口1に取付けられフードFの閉時に該フードFに
取付けられたストライカ2が挿通される凹部3を有した
ベース4を備えている。このベース4には、取付け用の
ボルトが挿通される取付孔8が開設されている。
また、ベース4には、ストライカ2が係合する係合部
12を有し、上記凹部3の一方の横側部においてラッチレ
バ軸13に軸支されて回動可能なラッチレバ10が設けられ
ている。このラッチレバ10は、この回動によって、フー
ドFの閉時に係合部12においてストライカ2に係合して
該ストライカ2を上記凹部3内に拘束する拘束位置A及
びフードFの開時に上記ストライカ2を係合部12から開
放する開放位置Bの二位置に位置しうるものであり、該
ラッチレバ10は、ラッチレバスプリング11によって常時
上記開放位置B側に付勢されている。
12を有し、上記凹部3の一方の横側部においてラッチレ
バ軸13に軸支されて回動可能なラッチレバ10が設けられ
ている。このラッチレバ10は、この回動によって、フー
ドFの閉時に係合部12においてストライカ2に係合して
該ストライカ2を上記凹部3内に拘束する拘束位置A及
びフードFの開時に上記ストライカ2を係合部12から開
放する開放位置Bの二位置に位置しうるものであり、該
ラッチレバ10は、ラッチレバスプリング11によって常時
上記開放位置B側に付勢されている。
更に、ベース4には、上記ラッチレバ10の拘束位置A
でラッチレバ10の係合部12の下側開放端12aに係止する
係止突起22を有し、上記凹部3の他方の横側部において
ロッキングレバ軸23に軸支されて回動可能なロッキング
レバ20を備えている。このロッキングレバ20は、上記ラ
ッチレバ10の拘束位置Aで係止突起22の係止により該ラ
ッチレバ10をロックするロック装置X及びこのロック位
置Xから離間してロックを解除する離間位置Yの二位置
に位置し得るものであり、該ロッキングレバ20は、ロッ
キングレバスプリング21によってロック位置X方向に付
勢されている。また、ロッキングレバ20には、ラッチレ
バ10が開放位置Bから拘束位置Aに向けて回動する際
に、ラッチレバ10の係合部12の下側開放端12aに押圧さ
れてロッキングレバ20を離間位置Yに位置させる受面24
が形成されている。
でラッチレバ10の係合部12の下側開放端12aに係止する
係止突起22を有し、上記凹部3の他方の横側部において
ロッキングレバ軸23に軸支されて回動可能なロッキング
レバ20を備えている。このロッキングレバ20は、上記ラ
ッチレバ10の拘束位置Aで係止突起22の係止により該ラ
ッチレバ10をロックするロック装置X及びこのロック位
置Xから離間してロックを解除する離間位置Yの二位置
に位置し得るものであり、該ロッキングレバ20は、ロッ
キングレバスプリング21によってロック位置X方向に付
勢されている。また、ロッキングレバ20には、ラッチレ
バ10が開放位置Bから拘束位置Aに向けて回動する際
に、ラッチレバ10の係合部12の下側開放端12aに押圧さ
れてロッキングレバ20を離間位置Yに位置させる受面24
が形成されている。
更にまた、ロッキングレバ20には、車室内操作により
該ロッキングレバ20をロック位置Xから離間位置Yに回
動させるオープナケーブル5の端部が取付けられてい
る。
該ロッキングレバ20をロック位置Xから離間位置Yに回
動させるオープナケーブル5の端部が取付けられてい
る。
また、ベース4部材には、上記凹部3の下側であっ
て、ラッチレバ10とロッキングレバ20との間に、ラッチ
レバ10を上記開放位置Bに位置決めするとともにロッキ
ングレバ20を上記ロック位置Xに位置決めするストッパ
30が設けられている。このストッパ30は、ベース4部材
に固定されたシャフト31と、このシャフト31の周上に被
覆されラッチレバ10及びロッキングレバ20が緩衝するゴ
ムや樹脂等の緩衝部材32とから構成されている。
て、ラッチレバ10とロッキングレバ20との間に、ラッチ
レバ10を上記開放位置Bに位置決めするとともにロッキ
ングレバ20を上記ロック位置Xに位置決めするストッパ
30が設けられている。このストッパ30は、ベース4部材
に固定されたシャフト31と、このシャフト31の周上に被
覆されラッチレバ10及びロッキングレバ20が緩衝するゴ
ムや樹脂等の緩衝部材32とから構成されている。
更に、このロック装置Lは、ラッチレバ10及びロッキ
ングレバ20を覆うカバー35を備えている。このカバー35
は、上記ラッチレバ軸13,ロッキングレバ軸23及びスト
ッパ30のシャフト31の端部に固定され、3点支持されて
いる。このカバー35には、該ロッキングレバ20に近接
し、ロッキングレバ20の外側への動きを規制する規制片
36が折曲形成されている。
ングレバ20を覆うカバー35を備えている。このカバー35
は、上記ラッチレバ軸13,ロッキングレバ軸23及びスト
ッパ30のシャフト31の端部に固定され、3点支持されて
いる。このカバー35には、該ロッキングレバ20に近接
し、ロッキングレバ20の外側への動きを規制する規制片
36が折曲形成されている。
従って、この実施例に係るロック装置Lによれば、以
下のような作用をする。
下のような作用をする。
先ず、フードFの閉時には、ラッチレバ10は、その係
合部12においてストライカ2に係合し、拘束位置Aに位
置しているとともに、ロッキングレバ20は、ラッチレバ
10の係合部12の下側開放端12aに係止突起22を係止して
該ラッチレバ10をロックするロック位置Xに位置してい
る。
合部12においてストライカ2に係合し、拘束位置Aに位
置しているとともに、ロッキングレバ20は、ラッチレバ
10の係合部12の下側開放端12aに係止突起22を係止して
該ラッチレバ10をロックするロック位置Xに位置してい
る。
この状態から、フードFを開けるときは、オープナケ
ーブル5を引っ張る。これにより、ロックレバが離間位
置Yに位置し、係止突起22の係止が解除されるととも
に、ラッチレバ10がラッチレバスプリング11の付勢力に
よって回動し、ストッパ30に衝止して開放位置Bに位置
決めされる。開放位置Bにおいては、係合部12の係合が
解除され、ストライカ2が取り外し可能となる。この場
合、ラッチレバ10がストッパ30に衝止するが、ラッチレ
バ10は、緩衝部材32に緩衝するので、衝止時の打音の発
生が抑止される。
ーブル5を引っ張る。これにより、ロックレバが離間位
置Yに位置し、係止突起22の係止が解除されるととも
に、ラッチレバ10がラッチレバスプリング11の付勢力に
よって回動し、ストッパ30に衝止して開放位置Bに位置
決めされる。開放位置Bにおいては、係合部12の係合が
解除され、ストライカ2が取り外し可能となる。この場
合、ラッチレバ10がストッパ30に衝止するが、ラッチレ
バ10は、緩衝部材32に緩衝するので、衝止時の打音の発
生が抑止される。
一方、フードFを閉じるときは、ストライカ2を凹部
3に挿入すれば良い。この場合、ストライカ2はラッチ
レバ10に係合していくとともに、ラッチレバ10は、この
係合していくストライカ2の挿入力によって回動して、
ロッキングレバ20を離間位置Yに押しやりながら拘束位
置Aに位置決めされる。ラッチレバ10が拘束位置Aに位
置決めされると、押しやられたロッキングレバ20がロッ
キングレバスプリング21の付勢力によってストッパ30に
衝止させられ、ロック位置Xに位置決めされてラッチレ
バ10をロックし、ラッチレバ10を介してストライカ2が
抜け止めされる。
3に挿入すれば良い。この場合、ストライカ2はラッチ
レバ10に係合していくとともに、ラッチレバ10は、この
係合していくストライカ2の挿入力によって回動して、
ロッキングレバ20を離間位置Yに押しやりながら拘束位
置Aに位置決めされる。ラッチレバ10が拘束位置Aに位
置決めされると、押しやられたロッキングレバ20がロッ
キングレバスプリング21の付勢力によってストッパ30に
衝止させられ、ロック位置Xに位置決めされてラッチレ
バ10をロックし、ラッチレバ10を介してストライカ2が
抜け止めされる。
この場合、ロッキングレバ20がストッパ30に衝止する
が、ロッキングレバ20は、緩衝部材32に緩衝するので、
衝止時の打音の発生が抑止される。また、ロッキングレ
バ20は、規制片36によって外側への動きが規制されてい
るのでがたつくことがなく、確実に回動させられる。
が、ロッキングレバ20は、緩衝部材32に緩衝するので、
衝止時の打音の発生が抑止される。また、ロッキングレ
バ20は、規制片36によって外側への動きが規制されてい
るのでがたつくことがなく、確実に回動させられる。
また、カバー35は、ラッチレバ軸13,ロッキングレバ
軸23及びストッパ30のシャフト31の端部に固定され、3
点支持されているので支持が安定しており、そのため、
ストライカ2の挿入時の振動等によってぐらついたりす
ることがなく、確実にラッチレバ10やロッキングレバ20
を保護できる。
軸23及びストッパ30のシャフト31の端部に固定され、3
点支持されているので支持が安定しており、そのため、
ストライカ2の挿入時の振動等によってぐらついたりす
ることがなく、確実にラッチレバ10やロッキングレバ20
を保護できる。
尚、上記実施例においては、ストッパ30を、シャフト
31に緩衝部材を被覆して構成したが必ずしもこれに限定
されるものではなく、樹脂やゴム等の緩衝部材のみでス
トッパ30を構成して良く、適宜変更して差し支えない。
また、本考案の実施例は、フードFに適用したものを示
したが、別の開閉体に適用して良いことは勿論である。
31に緩衝部材を被覆して構成したが必ずしもこれに限定
されるものではなく、樹脂やゴム等の緩衝部材のみでス
トッパ30を構成して良く、適宜変更して差し支えない。
また、本考案の実施例は、フードFに適用したものを示
したが、別の開閉体に適用して良いことは勿論である。
以上説明したように、本願考案の自動車用開閉体のロ
ック装置によれば、開閉体の開時や閉時にラッチレバ及
びロッキングレバがストッパに衝止しても、ストッパは
緩衝部材を備えて構成されているので、ラッチレバ及び
ロッキングレバは、緩衝部材に緩衝することになり、そ
のため、衝止時の打音の発生を防止することができる。
このため、開閉体の開閉時の打音による不快感を低減で
きる。さらに、ラッチレバ及びロッキングレバを衝止す
るストッパを1つのものとすることにしたので、ロック
装置の構成を単純なものとできる。
ック装置によれば、開閉体の開時や閉時にラッチレバ及
びロッキングレバがストッパに衝止しても、ストッパは
緩衝部材を備えて構成されているので、ラッチレバ及び
ロッキングレバは、緩衝部材に緩衝することになり、そ
のため、衝止時の打音の発生を防止することができる。
このため、開閉体の開閉時の打音による不快感を低減で
きる。さらに、ラッチレバ及びロッキングレバを衝止す
るストッパを1つのものとすることにしたので、ロック
装置の構成を単純なものとできる。
第1図は本考案の実施例に係る自動車用開閉体のロック
装置をその作用とともに示す図、第2図は実施例に係る
自動車用開閉体のロック装置が適用される自動車の一例
を示す図。第3図は従来の自動車用開閉体のロック装置
を示す図である。 L……ロック装置 F……フード 1……車体開口 2……ストライカ 3……凹部 4……ベース 10……ラッチレバ 11……ラッチレバスプリング 20……ロッキングレバ 21……ロッキングレバスプリング 30……ストッパ 32……緩衝部材 35……カバー A……拘束位置 B……開放位置 X……ロック位置 Y……離間位置
装置をその作用とともに示す図、第2図は実施例に係る
自動車用開閉体のロック装置が適用される自動車の一例
を示す図。第3図は従来の自動車用開閉体のロック装置
を示す図である。 L……ロック装置 F……フード 1……車体開口 2……ストライカ 3……凹部 4……ベース 10……ラッチレバ 11……ラッチレバスプリング 20……ロッキングレバ 21……ロッキングレバスプリング 30……ストッパ 32……緩衝部材 35……カバー A……拘束位置 B……開放位置 X……ロック位置 Y……離間位置
Claims (1)
- 【請求項1】車体開口及びこの車体開口に開閉可能に設
けられた開閉体のいずれか一方に取付けられ、開閉体の
閉時に上記他方に取付けられたストライカが挿通される
凹部を有したベースと、該ベースに回動可能に軸支さ
れ、開閉体の閉時にストライカに係合して該ストライカ
を上記凹部内に拘束する拘束位置及び開閉体の開時に上
記ストライカを開放する開放位置の二位置に位置しうる
ラッチレバと、このラッチレバを常時上記開放位置側に
付勢するラッチレバスプリングと、上記ベースに回動可
能に軸支され、上記ラッチレバの拘束位置でラッチレバ
を係止して該ラッチレバをロックするロック位置及びこ
のロック位置から離間する離間位置の二位置に位置しう
るロッキングレバと、このロッキングレバをロック位置
方向に付勢するロッキングレバスプリングとを備えた自
動車用開閉体のロック装置において、 上記ベースに、上記ラッチレバが上記開放位置に位置す
る時に衝止し、かつ、上記ロッキングレバが上記ロック
位置に位置する時に衝止する一つのストッパを設け、該
ストッパには緩衝部材を備えたことを特徴とする自動車
用開閉体のロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8514190U JP2531087Y2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 自動車用開閉体のロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8514190U JP2531087Y2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 自動車用開閉体のロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0442568U JPH0442568U (ja) | 1992-04-10 |
JP2531087Y2 true JP2531087Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=31634099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8514190U Expired - Lifetime JP2531087Y2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 自動車用開閉体のロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531087Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101459937B1 (ko) * | 2013-08-16 | 2014-11-10 | 현대자동차주식회사 | 차량의 후드 개폐용 고정장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60233282A (ja) * | 1984-05-04 | 1985-11-19 | 株式会社 安成工業 | トランクロツク装置 |
-
1990
- 1990-08-10 JP JP8514190U patent/JP2531087Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101459937B1 (ko) * | 2013-08-16 | 2014-11-10 | 현대자동차주식회사 | 차량의 후드 개폐용 고정장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0442568U (ja) | 1992-04-10 |
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