JP2528226B2 - タイヤ製造のためのタイヤビルディングドラム - Google Patents
タイヤ製造のためのタイヤビルディングドラムInfo
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- B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
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Description
のタイヤの少なくとも一部分を製造するためのタイヤビ
ルディングドラムであって、該ドラムは、半径方向に拡
張及び収縮の可能な手段を含み、該手段は、ドラムの中
心線に平行な横方向に各ビードの少なくとも一部を支持
し、該ドラムは、中央のドラム部分と、右側のドラム部
分と、左側のドラム部分とを含み、右側ドラム部分及び
左側ドラム部分の各々は、ドラム上にタイヤの少なくと
も一部分を製造する際に、ビードを支持及び保持する支
持機構を含む、タイヤビルディングドラムに関する。
国特許明細書第4,149,927号に記載されてい
る。この公知のタイヤビルディングドラムは、拡張自在
の中央のドラム部を含み、ドラム部は、ドラム部に斜め
の角部を形成するのに役立つヒンジ結合されたドラムシ
ョルダを具える。空圧式のタイヤの製造時に、上記拡張
自在のドラム部は、広げられ、ビードは、ビードの唯一
の部分が接触するように、ヒンジ結合されたドラムショ
ルダによって形成された斜めの角部に対して配置され
る。
ルディングドラムに対して正しい位置に運ばれて保持さ
れるだけでなく、ビードに属する先端及び足部が側方
に、すなわちビルディングドラムの中心線に平行な方向
に保持されることが望ましい。特に乗用車用のラジアル
タイヤに関連して、先端及び足部は、ビードワイヤ束の
厚さの少なくとも4倍に等しい。従って、支持手段が、
先端及び足部を側方から支持するように、十分な高さま
で拡張され得ると共に再度縮められ得ることが必要であ
る。
9,927号の開示するヒンジ結合されたドラムショル
ダは、ビードワイヤ束を下側からクランプすることも、
先端及び足部を同時に支持することもできない。
部を支持し且つビード束の下側を支持するのに十分な程
度に拡張され得る支持手段を具えるタイヤビルディング
ドラムを提供することにある。特に本発明は、動作が速
く、構造が簡単で、信頼生の高い、そのような支持手段
を拡張させるための機構を提供することを目的とする。
には、カーカスをドーナツ形状に膨張させている間にカ
ーカス及びビードの結合体から成るビードを外面的に支
持する半径方向に拡張及び収縮自在な手段を具えた柔ら
かな非円筒状のブラダによって、組成タイプのグリーン
タイヤ(green tyre)のカーカスを形成する
ことが記載されている。
カーカスの完成品を形成する方法に関するが、本願のよ
うなグリーンタイヤを製造するステップに関するもので
はない。ドイツ国出願第1,579,254号の拡張及
び収縮自在な手段が、装置中心線とは反対のブラダ側に
配置されるので、ドイツ国出願第1,579,254号
のブラダ型ドラムでは、本願に記載されたようなグリー
ンタイヤの製造を実行することができない。
に本発明は、ビードを具えた空圧式のタイヤの少なくと
も一部分を製造するためのタイヤビルディングドラムで
あって、該ドラムは、半径方向に拡張及び収縮の可能な
手段を含み、該手段は、ドラムの中心線に平行な横方向
に各ビードの少なくとも一部を支持し、該ドラムは、中
央のドラム部分と、右側のドラム部分と、左側のドラム
部分とを含み、右側ドラム部分及び左側ドラム部分の各
々は、ドラム上にタイヤの少なくとも一部分を製造する
際に、ビードを支持及び保持する支持機構を含む、タイ
ヤビルディングドラムにおいて、上記支持機構の各々
は、中央ドラム部分とは反対の側に第1の端部を有し且
つビルディングドラムの中心線の周りにリング状に配設
された複数個のロッカアームと、上記第1端部の半径方
向に拡張した位置までロッカアーム全部をシフト及び旋
回させ且つ再度それらを収縮させるシフト・旋回手段で
あって、各ロッカアームの前記旋回動作がドラムの中心
線を通って半径方向に延びる仮想面において行われ且つ
前記シフト動作がドラムの中心線に沿う方向に配設され
た要素から成る、シフト・旋回手段と、半径方向の外端
部を具え、該半径方向外端部の溝に弾性材料から成る圧
力リングが装着され、ビルディングドラムの中心線に対
して半径方向前後に摺動動作を行い得るようにドラムに
設けられた圧力部と、ドラムの中心線とは反対の側のロ
ッカアームの第1端部の縁部分が取着されたベローズ、
とを含んで成り、該ベローズは、半径方向断面がU形状
を呈し、圧力リングを横切るように延び、ビルディング
ドラムの一端方向にビードを越えて突出する層を折り返
すように機能し、ロッカアームとベローズは、ロッカア
ームの半径方向に拡張した位置において中央ドラム部分
とは反対のロッカアームの側にドラムショルダを構成
し、ドラムショルダは、各ビードを横方向に支持するよ
うに機能し、圧力リングは、各ビードを半径方向に支持
するように機能することを構成上の特徴とする。
は、空圧式タイヤの隣接する他の要素を介し、またベロ
ーズの隣接部分を介して、ロッカアームに対して側方か
ら支持されるばかりでなく、弾性及び弾力性を有する前
記ベローズ隣接部分は、製造中に空圧式タイヤの前記他
の要素に対して気密的に当接する。ビードが位置決めさ
れる際の半径方向の精度等に優れるので、製造中のタイ
ヤの最適品質が保証され、従って、完成品としての空圧
式タイヤの品質が著しく向上し得る。
分を互いに接近離反するようにシフトする手段が設けら
れ、該シフト手段は、ロッカアームをシフト及び旋回さ
せるシフト・旋回手段から独立して作動し得る。従っ
て、ビルディングドラムの端部は、タイヤに付着してい
るであろう非加硫ゴムから成るベローズをタイヤから引
き離すために、タイヤ完成後に互いに更に接近するよう
にシフトされ得る。
明する。図1に示すタイヤビルディングドラムは中心線
2を有するが、このビルディングドラムは実質上、円筒
形であるため、以下平坦ビルディングドラムと呼ぶ。図
1は中心線2の上方においてビルディングドラムの特定
部分の半径方向断面を示し、中心線2下方においてビル
ディングドラムの側面を示している。
ラムは、その全長に亙って延びる中空のシャフト3を有
し、このシャフト3はシャフト回転のための駆動手段4
に連結されている。シャフト内部では舵取スピンドル5
がスクリュウねじ6及び7を備えて延び、スクリュウね
じ6,7は、それぞれナット8,9に協働する。各ナッ
ト8,9上には、ピン10,11が夫々取り付けられ、
各ピンは、中空シャフト3の壁のスロット12,13を
通って突き出ている。
右側のドラム部分14か左側のドラム部分15のいずれ
かに夫々取り付けられ、各ピンはシャフト3上をシフト
可能に配置される。舵取スピンドル5をシャフト3に対
して一方向に回転させることにより、ナット8及び9
は、スクリュウねじ6,7に沿って互いに接近し、その
結果ドラム部分14,15は夫々、ピン10,11とナ
ット8,9により互いに接近、シフトされることにな
る。
と、ドラム部分14,15は上述したようにシャフト3
に沿って互いに離反、シフトすることになる。
る要素を有し、左右のドラム部分15,14の互いに対
する接近及び離反を可能にする。この左右のドラム部分
15,14は、中心線2に垂直な平面を境として完全に
対称であり、従って図2に示された右側ドラム部分14
の説明のみとする。
面が分離され、図1よりも大きなスケールで示されてい
る。同図から明らかなように、右側ドラム部分14は、
図1のシャフト3周りでほぼリング状に延びているた
め、図2では単に右側ドラム部分14の全半径方向部分
の内、シャフト3より上の部分を示している。図3は、
図2の一部拡大図である。右側ドラム部分14は、シャ
フト3に沿ってスライド可能な環状のキャリア17を有
し、それは図1に示したピン10のための穴18を持っ
ている。
7の周りには、環状のシリンダホルダ19が配置され、
それは内部に環状ピストン21のための環状円筒スペー
ス20を備えている。閉じリング25には、複数の穴2
2が設けられ、各穴22の内部には、スプリング23の
一端が入り、スプリング23の他端は、ピストン21の
穴24の中に入る。図2のみが右側のドラム部分14の
半径方向断面であるために、穴22,24に入る1個の
スプリング23のみが図2に示されている。しかしなが
ら、実際には充分な数のスプリング23がシャフト3周
りに配置され、この結果ピストンが過剰圧力によって左
側にシフトされた後、確実に図2に示す位置までピスト
ン21を押し戻すことができる。図3に示す位置は、過
剰圧力が相当上昇した場合に相当する。例えば気圧や流
体圧によってピストン21をシフトさせる手段の設計
は、熟練者にとって容易なことであり、従ってここでは
その手段に関しては記述しないことにする。
ダ19と閉じリング25との間には、圧力部26が配置
され、シャフト3に対して半径方向前後にスライド可能
である。例えば、シャフト3周りには24個の圧力部が
存在する。総ての圧力部26の半径方向内側の端部に
は、シャフトの中心線に対して傾斜した面27が形成さ
れ、それは環状ピストン21の同じ傾斜度を持つ面28
に協働する。これら傾斜面27及び28により、図2に
示すような収縮位置から図3に示す拡張位置までのピス
トン21のスライドは、圧力部26の図2収縮位置から
図3拡張位置までの半径方向外方への押し上げに変換さ
れる。
うな弾力のある材料から成る圧力リング29は、圧力部
26の半径方向外側にある端部に設けられた溝内に配置
される。この圧力リング29は、シャフト3と同軸状に
延び、ピストン21に対して連続的に圧力部26を押す
のに充分な強さを持つ。圧力リング29は特に、ピスト
ン21が図3拡張位置から図2収縮位置までシフトされ
た時、半径方向内側に圧力部26を押し込む。
0の一端であって、その半径方向断面がU字状である一
端は、圧力リング29を横切って延び、このベローズの
他端部31は、シリンダホルダ19に対し気密的に連結
される。図2及び図3に示すベローズ30は、収縮した
状態を示しており、シャフト3周りではリング状に延び
る(図1)。
は、図4に示したように作動する。例えば空気入りタイ
ヤ又はその部分の製造開始時である不動位置において、
ビルディングドラムは、図1、図2に示すように実質上
円筒形である。その後、層組織33がビルディングドラ
ム1周りに置かれるが、この層組織33は、図4(A)
に示すように実質上円筒形である。次いで、2つのビー
ドリング32が、空気入りタイヤの一部を形成すること
になる層組織33の外側に置かれる。明瞭化のために、
図2は単に付属する先端や足を無くしたビードリング3
2を示しており、同様に層組織も図面から省いている。
ビードリング近傍では、この層組織は例えば1つ又はそ
れ以上のカーカス層と摩擦帯とビード帯を有する。
て不動位置2から図3に示す作動位置へと左方にシフト
される。このシフトによって、傾斜面28を介してピス
トン21は、圧力部26をその傾斜面を介して外側に押
し出し、このようにして圧力部は、図2に示す収縮位置
から図3及び図4(B)に示すような拡張位置まで移動
する。
し全く正確な位置に配置されているため、圧力リング2
9とベローズ30の近傍部分は、圧力部26が拡張位置
にある時、図3に示すようにビードリング32上にある
層組織33に対して気密的に押し込まれる。
ド32の横方向内側においてビルディングドラム1上に
ショルダ34を形成することにある。これら2つのショ
ルダ34を形成するために、ビルディングドラム1は、
後述する本発明に係る機構を有する。この点に関し、最
初にビルディングドラムの作動の幾つかの連続したステ
ップを説明するが、それは本発明のビードショルダ機構
の適切な理解のために必要とされる範囲である。
て、2つのベローズ30が膨張され、次いでこれらのベ
ローズは図4(D)に示すように互いに向かい合うまで
折り畳まれる。右手のビード32は右側のショルダ34
に接し、右側のベローズ30は右手のビードに対して押
し込む。又、図4(C)に示すようにビード32の右側
に配置された層組織33部分は、図4(D)に示すよう
な上記層組織のレスト部分上に延びるまで膨張されかつ
折り畳まれたベローズ30によって押し込まれる。
に膨張されてトロイド(円錐曲線回転体)状になり、左
右のドラム部分14又は15は、上記トロイドを形成す
るのに必要な量まで互いに接近されることになる。この
変位はシャフト3に対する舵取スピンドル5の回転によ
って達成され、これによって舵取スピンドルのスクリュ
ウねじ6,7は、ナット8,9を夫々変位させることが
できる。これらのナット8,9によってドラム部分14
又は15は、夫々ピン10又は11を介して図1のよう
に変位される。
テップが実行されることになるが、本発明とは直接関係
がないため省略する。タイヤビルディングドラムと作動
ステップ例を以上説明したが、実際の発明は以下の説明
により明らかになるであろう。
に開始位置において実質上円筒形である平坦なビルディ
ングドラム1が望ましい。何故ならそれは乗用車用ラジ
アルタイヤの高く機械化された組み立てを可能にするか
らである。その開始位置においてビルディングドラム1
よりも大きな直径を有するビードリングをビルディング
ドラム1に沿ってそれらの正規位置に向かって同軸状に
容易に搬送することが可能である。しかしながらこのよ
うな平坦なビルディングドラム1は、変形に対して先端
及び足が高くなるようにビードを支持することができる
手段を備えるべきであって、そのように高い先端と足を
持つビードは、高速自動車用として設計されるラジアル
タイヤにおいて望ましい特徴である。タイヤの品質は、
ビードの位置と形状によってかなりの部分が決定され、
その位置、形状は、タイヤ製造中にビードを正しい位置
及び形状に支持する手段によって確実に影響され得る。
例えばビードワイヤ束の断面が約7mmであり、ビードワ
イヤ束の内径と不動位置にある平坦ビルディングドラム
の外径との差が約25mmである場合、ビードワイヤ束を
支持するばかりか、それに属する先端と足をも支持でき
るように、ビードワイヤ束の断面の4倍の高さを持つビ
ード支持ショルダを備えることが望ましい。
明は、その数を例えば40個とする多数のロッカアーム
35をシャフト3周囲に配置する(図1)。これらロッ
カアームは、例えば玉継手48によってスリーブ36よ
り旋回可能に支持され、スリーブは、キャリア17周り
をリング状に延び、その上をスライドできるようになっ
ている。スリーブ36の部分37は、ピストンとしてキ
ャリア17に固定されたリング38と一緒に作動する。
スリーブ部分37とリング38との間の空間43の中に
圧搾空気を供給するために、所定手段(図示せず)が用
いられそれによりスリーブ36は図2に示す位置から図
3に示す位置までシフトすることが可能となる。
示すように、シャフト3周りで環状に延びるホルダ39
が取り付けられる。このホルダ39は、多数の穴40を
備えるが、その断面は図2及び図3には一例しか示して
いない。各穴40の中にはスプリング41の一端が入
り、他端はスリーブ36の穴42の中に入る。これらの
スプリング41は、スリーブ36とリング38との間の
空間43の圧搾空気によって作られる圧力が高められた
後、スリーブ36を図3位置から図2位置まで押し戻
す。
面が略U字状である折り畳みベローズ30の一端は、ロ
ッカアーム35に接続され、ベローズ30の他端は、シ
リンダホルダ19に接続される。
から図3位置までスリーブ36をシフトさせるステップ
によって、ロッカアーム35は右側に押され、ホルダ3
9の円錐頂部44に対面して上昇するため、この工程に
おいてロッカアーム35は上方に旋回する。空間43内
の過剰圧力が上昇した時、スプリング41は、スリーブ
36と、これに取り付けられたロッカアーム35とを、
図2位置から図3位置へと左側に押し込み、ベローズ3
0の弾力は、ロッカアーム35を付勢して図2に示すよ
うな収縮位置まで押し戻させる。
本発明のロッカアーム35は、ベローズ30をビードワ
イヤ束32に対してかなりの高さまで上方に押し上げ
る。このようにして、本発明の目的が達成されるが、こ
こでは先端46と足部47とがビードワイヤ32束より
も高くなった時でさえも、先端及び足部を備えたビード
リング32は支持されることになる。更に、図2の収縮
位置におけるロッカアーム35は、ビルディングドラム
1の他の部分よりも外部に突き出さないことが理解され
よう。この結果、本発明の開始位置を所望のものとする
ことができ、かつビードリングやタイヤを構成する他の
材料を、簡単かつ迅速に、又好ましくは自動的にビルデ
ィングドラム1と同軸状に配置することができる。
ベローズ30の弾性変形によって、先端46や足部47
を付けたビード32は、製造中のタイヤの層組織33
や、図3に示すようなロッカアーム35によって支持さ
れるベローズ30部分によって確実かつ気密的に支持さ
れ得る。この結果、未硬化タイヤは、ビードが単にビー
ドワイヤ32束近くで側方(即ち、ビルディングドラム
の中心線に平行な方向)から支持されるタイプのタイヤ
よりも高品質となる。
ーブ36とは別個に作動できることが好ましい。これに
より舵取スピンドル5は、タイヤ製造が終了した後に2
つのドラム部分14及び15を更に接近シフトすること
ができる。この結果、ベローズ30はタイヤから引き離
されるが、これは未硬化ゴムに対してある程度まで突き
当てるからである。
シャフト3(図1)周りで環状に延びかつ閉じリング2
5及びホルダ39の間の半径方向内側の端部に保持され
る付属部45を具備することが好ましい。この付属部4
5は、図3に示す圧力リング29が部分26を半径方向
内側に付勢させる力を増加させる作用を有する。
を示し、中心線より上方はドラム断面、中心線より下方
は側方外観を示す図である。
ラム部分の収縮位置での半径方向断面図である。
タイヤ用ビードのためのショルダが形成される位置にお
けるビルディングドラムの要部断面図である。
えたタイヤビルディングドラムの一連の作動を示す図で
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 ビード(32,46,47)を具えた空
圧式のタイヤの少なくとも一部分を製造するためのタイ
ヤビルディングドラム(1)であって、該ドラム(1)
は、半径方向に拡張及び収縮の可能な手段を含み、該手
段は、ドラム(1)の中心線(2)に平行な横方向に各
ビード(32,46,47)の少なくとも一部を支持
し、該ドラム(1)は、中央のドラム部分(16)と、
右側のドラム部分(14)と、左側のドラム部分(1
5)とを含み、右側ドラム部分(14)及び左側ドラム
部分(15)の各々は、ドラム(1)上にタイヤの少な
くとも一部分を製造する際に、ビード(32,46,4
7)を支持及び保持する支持機構を含む、タイヤビルデ
ィングドラムにおいて、上記支持機構の各々は、 中央ドラム部分(16)とは反対の側に第1の端部を有
し且つビルディングドラム(1)の中心線(2)の周り
にリング状に配設された複数個のロッカアーム(35)
と、 上記第1端部の半径方向に拡張した位置までロッカアー
ム(35)全部をシフト及び旋回させ且つ再度それらを
収縮させるシフト・旋回手段であって、各ロッカアーム
(35)の前記旋回動作がドラム(1)の中心線(2)
を通って半径方向に延びる仮想面において行われ且つ前
記シフト動作がドラム(1)の中心線(2)に沿う方向
に配設された要素から成る、シフト・旋回手段と、 半径方向の外端部を具え、該半径方向外端部の溝に弾性
材料から成る圧力リングが装着され、ビルディングドラ
ム(1)の中心線(2)に対して半径方向前後に摺動動
作を行い得るようにドラム(1)に設けられた圧力部
(26)と、 ドラム(1)の中心線(2)とは反対の側のロッカアー
ム(35)の第1端部の縁部分が取着されたベローズ
(30)、とを含んで成り、 該ベローズ(30)は、半径方向断面がU形状を呈し、
圧力リング(29)を横切るように延び、ビルディング
ドラム(1)の一端方向にビード(32,46,47)
を越えて突出する層(33)を折り返すように機能し、 ロッカアーム(35)とベローズ(30)は、ロッカア
ーム(35)の半径方向に拡張した位置において中央ド
ラム部分(16)とは反対のロッカアーム(35)の側
にドラムショルダ(34)を構成し、 ドラムショルダ(34)は、各ビード(32,46,4
7)を横方向に支持するように機能し、 圧力リング(29)は、各ビード(32,46,47)
を半径方向に支持するように機能することを特徴とする
タイヤビルディングドラム。 - 【請求項2】 ドラム(1)の全長にわたって延びる中
空のシャフト(3)を含んで成り、 右側ドラム部分(14)と左側ドラム部分(15)は、
シャフト(3)に摺動自在に取着された環状のキャリア
(17)を含み、 上記シフト・旋回手段は、シャフト(3)の周りに延び
る同軸的な拡張面(44)を有するホルダ(39)を含
むことを特徴とする請求項1記載のタイヤビルディング
ドラム。 - 【請求項3】 上記シフト・旋回手段は、キャリア(1
7)の周りをリング状に延び且つキャリア(17)に対
して摺動自在であるスリーブ(36)と、キャリア(1
7)に取着されたリング(38)とを含み、 スリーブ(36)は、ドラム(1)の中心線に平行に可
動なピストンを形成するために、リング(38)と協働
するスリーブ部分(37)を含み、 該ピストンは、空間(43)を有し、 スリーブ(36)は、ピストンへの過剰な圧力によって
ロッカアーム(35)を拡張位置までシフトさせるよう
に、ロッカアーム(35)全部に連結され、 スリーブ(36)には、穴(42)、ホルダ(39)に
は、穴(40)が設けられ、 両穴(42,40)には、スプリング(41)が装着さ
れることを特徴とする請求項2記載のタイヤビルディン
グドラム。 - 【請求項4】 上記ロッカアーム(35)の各々は、玉
継手(48)によってスリーブ(36)に連結されるこ
とを特徴とする請求項3記載のタイヤビルディングドラ
ム。 - 【請求項5】 上記右側ドラム部分(14)及び左側ド
ラム部分(15)を互いに接近離反させるシフト手段が
設けられ、該シフト手段は、上記シフト・旋回手段から
独立して作動し得ることを特徴とする請求項1記載のタ
イヤビルディングドラム。
Applications Claiming Priority (2)
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NL9001645A NL9001645A (nl) | 1990-07-19 | 1990-07-19 | Mechanisme voor het steunen en vastleggen van de hielen bij het bouwen van luchtbanden. |
NL9001645 | 1990-07-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05220867A JPH05220867A (ja) | 1993-08-31 |
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JP3269956A Expired - Fee Related JP2528226B2 (ja) | 1990-07-19 | 1991-07-19 | タイヤ製造のためのタイヤビルディングドラム |
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