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JP2515491Y2 - エンジン作業機のクラツチ自動投入装置 - Google Patents

エンジン作業機のクラツチ自動投入装置

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JP2515491Y2
JP2515491Y2 JP1989066552U JP6655289U JP2515491Y2 JP 2515491 Y2 JP2515491 Y2 JP 2515491Y2 JP 1989066552 U JP1989066552 U JP 1989066552U JP 6655289 U JP6655289 U JP 6655289U JP 2515491 Y2 JP2515491 Y2 JP 2515491Y2
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JP
Japan
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engine
clutch
speed
voltage
working machine
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JP1989066552U
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English (en)
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JPH036060U (ja
Inventor
博司 野本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH036060U publication Critical patent/JPH036060U/ja
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、エンジンでクラッチを介してポンプや圧縮
機等の作業機を駆動するエンジン作業機において、エン
ジンの回転数が設定回転数にまで上昇したときにクラッ
チを自動的に接続するようにしたクラッチ自動投入装置
に関する。
《従来の技術》 従来、この種のクラッチ自動投入装置には、クラッチ
に遠心クラッチを用いたものがある。これは、エンジン
の出力軸が設定回転数に達したときに、遠心錘の遠心力
の作用でクラッチを自動的に接続するように構成したも
のである。
《考案が解決しようとする課題》 上記従来技術では次の問題が残されていた。
(イ)異なる機種ごとに遠心クラッチを造り変えなけれ
ばならない。
作業機の種類・用途・定格回転数などが異なる複数機
種のエンジン作業機を製造する場合、クラッチを接続す
るときのエンジンのクラッチ接続用設定回転数は、個々
の機種ごとに最適な値が選ばれる。
即ち、クラッチ接続用設定回転数が低く設定されるほ
ど、エンジンの始動後の立上りを悪化させたりエンスト
を起こさせたりする。逆に、高く設定されるほど、接続
時の衝撃でクラッチが破損されやすくなる。この立上り
悪化・エンストと、クラッチ衝撃破損との最適な妥協点
を見つけ出して、クラッチ接続用設定回転数を決定する
のである。
しかし、エンジン作業機は、各機種ごとに最適な妥協
点が異なるため、クラッチ接続用設定回転数が異なるの
である。
従って、上記従来技術の遠心クラッチでは、クラッチ
が接続する回転数が一点に決まってしまうことから、ク
ラッチ接続用設定回転数が異なるエンジン作業機の機種
ごとに遠心クラッチを造り変えねばならず、その製造コ
ストが高くつく。
(ロ)クラッチの衝撃破損が起こりやすい。
エンジン作業機を外気温度の低い冬季や早朝に始動す
る場合には、作業機の潤滑油の粘度が高い分だけ負荷ト
ルクが大きいため、エンストを起こしやすい。このエン
ストを防止するため、エンジンのクラッチ接続用設定回
転数は、外気温度の最も低い状態に適合するように設定
されている。従って、外気温度の高い夏季や昼間の始動
時にはクラッチに必要以上に大きなトルクが加わること
になり、クラッチの衝撃破損が起こりやすい。
本考案は、複数種のエンジン作業機に対してクラッチ
を共通部品化すること、及びクラッチの衝撃破損を防止
することを目的とする。
《課題を解決するための手段》 本考案は、上記目的を達成するために、次のように構
成したことを特徴としている。
(請求項1の考案) 例えば第1図から第3図に示すように、 エンジン3の出力軸3aにクラッチ20を介して作業機4
の入力軸4aを連動連結し、エンジン3の回転数Nが設定
回転数にまで上昇したときに、クラッチ20が自動的に接
続するように構成したエンジン作業機のクラッチ自動投
入装置において、 クラッチ20に電磁クラッチを用い、 電磁クラッチ(20)に可変抵抗器(30)を介してエン
ジン(3)に付設の発電機(17)を給電可能に接続した
ことを特徴とするものである。
(請求項2の考案) 例えば第4図に示すように、 エンジン3の出力軸3aにクラッチ32を介して作業機4
の入力軸4aを連動連結し、エンジン3の回転数が設定回
転数にまで上昇したときに、クラッチ32が自動的に接続
するように構成したエンジン作業機のクラッチ自動投入
装置において、 クラッチ32に電磁クラッチを用い、 電磁クラッチ32にリレー33の接点33aを介してバッテ
リ26を給電可能に接続するとともに、リレー33のコイル
33bを可変抵抗器34を介してエンジン3に付設の発電機1
7に接続し、 リレー33は、コイル33bに入力された電圧が、設定電
圧未満の場合には接点33aを開いた状態に保つのに対
し、設定電圧以上の場合には接点33aを閉じるように構
成したものである。
《作用》 本考案は次のように作用する。
(請求項1の考案)・第1図から第3図参照 エンジン3の停止中には、エンジン3で駆動される発
電機17も発電を停止し、クラッチ20は非接続状態に保た
れている。
エンジン3を始動し、エンジン回転数が上昇していく
につれて、発電機17の出力電圧が上昇していく。これに
伴って、第3図中の実線図(又は二点鎖線図)に示すよ
うに、電磁クラッチ20の端子電圧Vも上昇していき、そ
の端子電圧Vが設定値V0に達すると、電磁クラッチ20が
自動的に接続され、作業機4が駆動され始める。
電磁クラッチ20を投入するのに適正なエンジン3のク
ラッチ接続用設定回転数は、エンジン作業機の機種によ
って異なり、例えば第3図に示すように、低めの回転数
N1の機種もあれば、高めの回転数N1の機種もある。
以上のことを前提として、本考案は次の点が特徴であ
る。
(イ)エンジン3のクラッチ接続用設定回転数が異なる
機種間での電磁クラッチ20の共通化 電磁クラッチ20を投入するのに適正なエンジン3のク
ラッチ接続用設定回転数が、低めの回転数N1の機種のエ
ンジン作業機の場合には、可変抵抗器30を低めの抵抗値
にセットしておく。
すると、エンジン3の回転数Nの上昇に伴う発電機17
の発電電圧Vの上昇率に対して、可変抵抗器30での電圧
降下率が小さくなる。このため、第3図の実線図で示す
ように、エンジン3の回転数Nに対する電磁クラッチ20
の端子電圧Vの上昇率が大きくなり、エンジン3が上記
低めの回転数N1に回転上昇したときに、電磁クラッチ20
の端子電圧Vが設定値V0に達して、電磁クラッチ20を投
入する。
また、電磁クラッチ20を投入するのに適正なエンジン
3のクラッチ接続用設定回転数が、上記高めの回転数N2
の機種のエンジン作業機の場合には、可変抵抗器30を高
めの抵抗値にセットしておく。
すると、エンジン3の回転数Nの上昇に伴う発電機17
の発電電圧Vの上昇率に対して、可変抵抗器30での電圧
降下率が大きくなる。このため、第3図の二点鎖線図で
示すように、エンジン3の回転数Nに対する電磁クラッ
チ20の端子電圧Vの上昇率が小さくなり、エンジン3が
高めの回転数N2に回転上昇したときに、電磁クラッチ20
の端子電圧Vが設定値V0に達して、電磁クラッチ20を投
入する。
このように、電磁クラッチ20を投入するのに適正なエ
ンジン3のクラッチ接続用設定回転数が、上記低めの回
転数N1の機種のエンジン作業機と、それが高めの回転数
N2の機種のエンジン作業機との間においては、可変抵抗
器30の抵抗値を低めの値にセットするか高めの値セット
するかの差をもたせるだけですみ、この可変抵抗器30も
電磁クラッチ20も共通部品にすることができる。
(ロ)作業機4の起動負荷が大きい運転条件下でのクラ
ッチ投入時のエンスト防止と、その起動負荷が小さい運
転条件下でのクラッチ投入時の衝撃の低下との、使い分
けができる また、外気温度の低い冬季や早朝で作業機4の始動時
の負荷トルクが大きい場合には、可変抵抗器30の抵抗値
を大きい値にセットする。すると、二点鎖線図に示すよ
うに、電磁クラッチ20の端子電圧Vの増加率が小さくな
るので、エンジン回転数Nが高い回転数N2になったとき
に設定電圧V0に到達する。これにより、クラッチ20が接
続されるときのエンジントルクを大きくでき、エンジン
3のエンストを防止する。
上記とは逆に、外気温度の高い夏季や昼間で作業機4
の始動時の負荷トルクが小さい場合には、可変抵抗器30
の抵抗値を小さい値にセットする。すると、実線図に示
すように、電磁クラッチ20の端子電圧Vの増加率が大き
くなるので、エンジン回転数Nが低い回転数N1のときに
設定電圧V0に到達する。これにより、クラッチ20が接続
されるときにクラッチ内に発生する衝撃力が小さくな
り、クラッチ20がその衝撃力で破損されにくくなり、耐
久性が向上する。
以上のように、エンジン3で駆動される作業機4の起
動負荷が大きい運転条件下では、可変抵抗器30の抵抗値
を大きい値にセットする事により、エンジン3が高い回
転数の大きなトルクに充分上昇してから、クラッチ20が
投入されるため、このクラッチ20投入によるエンストを
防止するように使用することと、 その作業機4の起動負荷が小さい運転条件下では、可変
抵抗器30の抵抗値を小さい値にセットし変える事によ
り、エンジン3が低い回転数のうちに、クラッチ20が投
入されるため、このクラッチ20は投入時の衝撃が小さく
て耐久性が向上するように使用することとの、使い分け
をすることができる。
(請求項2の考案)・第4図参照 エンジン3の停止中には、エンジン3で駆動される発
電機17が発電を停止しており、リレー33の接点33aが開
かれて、クラッチ32は非接続状態に保たれている。
エンジン3を始動し、エンジン回転数が上昇していく
につれて、発電機17の出力電圧が上昇していく。これに
伴って、リレー33のコイル33bの入力電圧も上昇してい
き、その入力電圧が設定値に達っすると接点33aが閉じ
られる。これにより、電磁クラッチ32がバッテリ26から
の電力で自動的に接続され、作業機4が駆動され始め
る。
エンジン作業機の機種間で、電磁クラッチ32が接続さ
れるエンジン3のクラッチ接続用設定回転数を異ならせ
るためには、前記と同様に、可変抵抗器34の抵抗値を適
宜選定してセットすればよい。
《考案の効果》 本考案は、上記のように構成され、作用することか
ら、次の効果を奏する。
(請求項1の考案) (イ)エンジン3のクラッチ接続用設定回転数が異なる
機種間での電磁クラッチの共通化 電磁クラッチ20を投入するのに適正なエンジン3のク
ラッチ接続用設定回転数が、低めの回転数N1の機種のエ
ンジン作業機の場合には、可変抵抗器30を低めの抵抗値
にセットしておく。
すると、エンジン3の回転数Nの上昇に伴う発電機17
の発電電圧の上昇率に対して、可変抵抗器30での電圧降
下率が小さくなる。このため、第3図の実線図で示すよ
うに、エンジン3の回転数Nに対する電磁クラッチ20の
端子電圧Vの上昇率が大きくなり、エンジン3が上記低
めの回転数N1に回転上昇したときに、電磁クラッチ20の
端子電圧Vが設定値V0に達して、電磁クラッチ20を投入
する。
また、電磁クラッチ20を投入するのに適正なエンジン
3のクラッチ接続用設定回転数が、上記高めの回転数N2
の機種の場合には、可変抵抗器30を高めの抵抗値にセッ
トしておく。
すると、エンジン3の回転数Nの上昇に伴う発電機17
の発電電圧Vの上昇率に対して、可変抵抗器30での電圧
降下率が大きくなる。このため、第3図の二点鎖線図で
示すように、エンジン3の回転数Nに対する電磁クラッ
チ20の端子電圧Vの上昇率が小さくなり、エンジン3が
高めの回転数N2に回転上昇したときに、電磁クラッチ20
の端子電圧Vが設定値V0に達して、電磁クラッチ20を投
入する。
このように、電磁クラッチ20を投入するのに適正なエ
ンジン3のクラッチ接続用設定回転数が、上記低めの回
転数N1の機種のエンジン作業機と、それが高めの回転数
N2の機種のエンジン作業機との間においては、可変抵抗
器30の抵抗値を低めの値にセットするか高めの値セット
するかの差をもたせるだけですみ、この可変抵抗器30も
電磁クラッチ20も共通部品にして、その製造コストを引
き下げることができる。
(ロ)作業機4の起動負荷が大きい運転条件下でのクラ
ッチ投入時のエンスト防止と、その起動負荷が小さい運
転条件下でのクラッチ投入時の衝撃の低下との、使い分
けができる エンジン3で駆動される作業機4の起動負荷が大きい
運転条件下では、可変抵抗器30の抵抗値を大きい値にセ
ットする事により、エンジン3が高い回転数の大きなト
ルクに充分上昇してから、クラッチ20が投入されるた
め、このクラッチ20投入によるエンストを防止するよう
に使用することができる。
また、その作業機4の起動負荷が小さい運転条件下で
は、可変抵抗器30の抵抗値を小さい値にセットし変える
事により、エンジン3が低い回転数のうちに、クラッチ
20が投入されるため、このクラッチ20は投入時の衝撃が
小さくて耐久性が向上するように使用することもでき
る。
このように、作業機4の起動負荷が大きい運転条件下
での、クラッチ20投入によるエンストを防止するように
使用することと、作業機4の起動負荷が小さい運転条件
下での、クラッチ20の投入時の衝撃を小さくて耐久性を
向上するように使用することとの、使い分けをすること
ができる。
(請求項2の考案) 上記(イ)及び(ロ)の効果に加えて、さらに次の効
果を奏する。
(ハ)電磁クラッチは、バッテリの電圧で接続操作でき
るので、発電機からの給電に比べて入力電圧が高くな
り、許容伝動トルクが大きい。
《実施例》 以下、本考案の実施例を図面で説明する。
(第1実施例) 第1図から第3図は第1実施例を示している。
第2図の平面図において、エンジン作業機1は、共通
ベース2上にエンジン3とピストン式ポンプ(作業機)
4とを並設してなる。
エンジン3は、横形水冷式に構成してあり、クランク
ケース6を一体に形成したシリンダブロック7の右横部
にシリンダヘッド8を固設してなる。クランクケース6
の上側に燃料タンク9が配置されるとともに、シリンダ
ブロック7の上側にラジエータ10及びラジエータファン
11が配置される。また、シリンダヘッド8の上側にエア
クリーナ13及びマフラ14が配置される。さらに、クラン
クケース6の後ろ側から突出させたフライホイール16に
臨ませて交流発電機17とスタータ18が配設される。
フライホイール16から後ろ向きに突設したエンジン3
の出力軸3aに、電磁クラッチ20を付設した出力プーリ21
と、伝動ベルト22及び入力プーリ23を順に介してポンプ
4の入力軸4aが連動連結される。なお、共通ベース2上
にはバッテリ(図示せず)が配置されている。
上記エンジン作業機1の電気システムを第1図の模式
図で説明する。
発電機17は単相交流式に構成されており、その単相交
流を整流器25で整流した後バッテリ26に充電するように
なっている。バッテリ26にスタータスイッチ27を介して
スタータ18が接続される。電磁クラッチ20は、給電回路
29及び整流器25を介して発電機17に給電可能に接続され
る。上記の給電回路29に可変抵抗器30が介在される。
上記の電磁クラッチ20は、端子電圧が設定値未満の状
態では接続されないのに対して、端子電圧が設定値以上
になると接続されるように構成されている。
そして、スタータ18でエンジン3を始動すると、電磁
クラッチ20が第3図中の実線図に示すように、次のよう
に作動する。
エンジン回転数Nがクラッチ接続用設定設定回転数N1
未満の場合には、電磁クラッチ20は端子電圧Vが設定値
V0未満であるため、非接続状態に保たれる。
エンジン回転数Nが設定回転数N1にまで上昇し、これ
に伴って、発電機17の出力電圧が上昇して電磁クラッチ
20の端子電圧が設定値V0に到達すると、電磁クラッチ20
が自動的に接続する。これにより、ポンプ4が駆動され
る。
電磁クラッチ20が接続されるエンジン回転数Nを高く
するには、可変抵抗器30の抵抗値を大きくすればよい。
すると、二点鎖線図に示すように、その抵抗値が大きく
なった分だけ、電磁クラッチ20の端子電圧Vが低下する
ので、端子電圧Vが設定値V0に達するときのエンジン回
転数N2が大きくなる。
これとは逆に、電磁クラッチ20が接続されるエンジン
回転数Nを低くするには、可変抵抗器30の抵抗値を小さ
くすればよい。
なお、エンジン3は、バッテリ26及びスタータ18を省
略して、手動操作で始動するものであってもよい。
(第2実施例) 第4図は、第2実施例を示し、上記の第1実施例とは
次の点で異なる。
電磁クラッチ32は、リレー33の接点33aを介してバッ
テリ26に給電可能に接続される。そして、リレー33のコ
イル33bが可変抵抗器34及び整流器25を介して発電機17
に接続される。
上記リレー33は、コイル33bに入力された電圧が設定
電圧未満の場合には接点33aを開いて、電磁クラッチ32
を非接続状態に保つのに対し、コイル33bに入力された
電圧が設定電圧以上の場合には接点33aを閉じて、電磁
クラッチ32を接続するように構成してある。
そして、スタータ18でエンジン3を始動すると、電磁
クラッチ32が次のように作動する。
エンジン回転数が設定値未満の場合には、リレー33の
コイル33bの入力電圧が設定値よりも低くて、接点33aが
開いているため、電磁クラッチ32は非接続状態に保たれ
る。
エンジン回転数が設定値にまで上昇し、これに伴っ
て、発電機17の出力電圧が上昇してコイル33bの入力電
圧が設定値に到達すると、接点33aが閉じて電磁クラッ
チ20が自動的に接続される。これにより、ポンプ4が駆
動される。
上記の電磁クラッチ32が接続されるエンジン回転数を
変更・調節するには、前記第1実施例と同様に、可変抵
抗器34の抵抗値を変更・調節すればよい。
なお、上記各実施例では、作業機をポンプで構成した
が、これは圧縮機等の他の種類の作業機であってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は、第1実施例を示している。 第1図は、エンジン作業機の電気システム図である。 第2図は、エンジン作業機の平面図である。 第3図は、エンジン回転数と電磁クラッチの端子電圧と
の関係を示す図である。 第4図は、第2実施例を示し、第1図相当図である。 3……エンジン、3a……出力軸、4……作業機(ポン
プ)、4a……入力軸、17……発電機、20・32……電磁ク
ラッチ、26……バッテリ、30・34……可変抵抗器、33…
…リレー、33a……接点、33b……コイル、N……エンジ
ンの回転数。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン(3)の出力軸(3a)にクラッチ
    (20)を介して作業機(4)の入力軸(4a)を連動連結
    し、エンジン(3)の回転数(N)が設定回転数にまで
    上昇したときに、クラッチ(20)が自動的に接続するよ
    うに構成した、エンジン作業機のクラッチ自動投入装置
    において、 クラッチ(20)に電磁クラッチを用い、 電磁クラッチ(20)に可変抵抗器(30)を介してエンジ
    ン(3)に付設の発電機(17)を給電可能に接続したこ
    とを特徴とする、エンジン作業機のクラッチ自動投入装
    置。
  2. 【請求項2】エンジン(3)の出力軸(3a)にクラッチ
    (32)を介して作業機(4)の入力軸(4a)を連動連結
    し、エンジン(3)の回転数(N)が設定回転数にまで
    上昇したときに、クラッチ(32)が自動的に接続するよ
    うに構成した、エンジン作業機のクラッチ自動投入装置
    において、 クラッチ(32)に電磁クラッチを用い、 電磁クラッチ(32)にリレー(33)の接点(33a)を介
    してバッテリ(26)を給電可能に接続するとともに、リ
    レー(33)のコイル(33b)を可変抵抗器(34)を介し
    てエンジン(3)に付設の発電機(17)に接続し、 リレー(33)は、コイル(33b)に入力された電圧が、
    設定電圧未満の場合には接点(33a)を開いた状態に保
    つのに対し、設定電圧以上の場合には接点(33a)を閉
    じるように構成したことを特徴とする、エンジン作業機
    のクラッチ自動投入装置。
JP1989066552U 1989-06-06 1989-06-06 エンジン作業機のクラツチ自動投入装置 Expired - Lifetime JP2515491Y2 (ja)

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JPH036060U JPH036060U (ja) 1991-01-22
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4975104B2 (ja) * 2007-08-09 2012-07-11 三菱電機株式会社 エレベータの調速機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56148667A (en) * 1980-04-21 1981-11-18 Yamaha Motor Co Ltd Cell motor start internal combustion engine
JPS5718767U (ja) * 1980-07-08 1982-01-30

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JPH036060U (ja) 1991-01-22

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