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JP2515489B2 - ポリメチン染料の調製方法 - Google Patents

ポリメチン染料の調製方法

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JP2515489B2
JP2515489B2 JP6256551A JP25655194A JP2515489B2 JP 2515489 B2 JP2515489 B2 JP 2515489B2 JP 6256551 A JP6256551 A JP 6256551A JP 25655194 A JP25655194 A JP 25655194A JP 2515489 B2 JP2515489 B2 JP 2515489B2
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C213/00Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C213/02Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton by reactions involving the formation of amino groups from compounds containing hydroxy groups or etherified or esterified hydroxy groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B23/00Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes
    • C09B23/02Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing an odd number of >CH- or >C[alkyl]- groups
    • C09B23/08Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing an odd number of >CH- or >C[alkyl]- groups more than three >CH- groups, e.g. polycarbocyanines

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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ある種のテトラアリー
ルポリメチン化合物の調製方法に関する。この分子は熱
写真、写真及び光熱写真記録材料用の染料及び増感剤と
して有用である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】式Iの
ポリメチン染料は、赤外熱露光から可視光までの幅広い
範囲の照射エネルギー波長に応答する記録材料に使用で
きることでこの分野でよく知られている。米国特許第
5,135,842号は画像形成用及びハレーション防
止層用の熱染料漂白構造におけるポリメチン染料の使用
を記載している。米国特許第4,939,117号はペ
ンタメチン染料の調製及びロイコ染料としてのその使用
を記載している。米国特許第4,948,715号及び
ヨーロッパ特許出願第0,353,007号はペンタメ
チン染料の調製及び光記録におけるその使用を記載して
いる。
【0003】式Iのポリメチン染料では、典型的にA1
〜A4及びnは記録を行うのに適当な特定の波長に応答
するように選択され、これにはアミノ基、アルキル及び
アリール置換アミノ基、アルコキシド基、及びポリメチ
ン系に有効に電子を提供し又は与えることができる他の
置換基がある。通常、A1及びA2は互いに同一であり、
3及びA4は互いに同一であり、しばしばポリメチン系
の合成手段のために、4つすべての芳香族置換基A1
4は同一である。典型的に、nは1、2、又は3であ
る。対イオンX-は有機又は無機酸から誘導される多く
の適当なアニオンのいずれかである。
【0004】
【化5】
【0005】染料の混合物は混合した吸収スペクトルを
有し、単一の特定波長での吸収を必要とする用途では有
用でない。強酸触媒縮合反応から得られたポリメチン染
料の混合物の精製は非常に困難で、選択的分別結晶法
(fraction crystallizatio
n)によれば、収率が低く、分離が不十分であり、しば
しば生成のスケールで再生できない。純粋なポリメチン
染料が真の色再生のためにカラー画像形成の分野で求め
られている。例えば、カラー画像形成構造の熱漂白性ハ
レーション防止層に使用する場合には、不純な染料は漂
白後に不要な色が残る結果となる。
【0006】ペンタメチン染料系の2つの公知の合成方
法が米国特許第4,939,117号及び4,948,
715号に記載されている。米国特許第4,939,1
17号は2当量の1,1−ジアリール−エテンを1当量
のトリエチルオルトホルメートと、水を取り除いた酸触
媒縮合においてカップリングし、式Iのペンタメチン染
料塩を得る方法を記載している。この合成では、A1
2は必然的にA3とA4と同一となり、A3とA4と異な
るA1とA2を備えた置換基を有するポリメチン染料の形
成は不可能である。米国特許第4,948,715号は
1,1−ジアリール−エテンを3,3−ジアリール−2
−プロペナールとを強酸(この酸は縮合と1分子の水の
排除とに同時に作用する)の存在下でカップリングして
式Iのペンタメチン染料塩を形成する方法を記載してい
る。この方法では、,1、1−ジアリール−エテン上の
置換基を3,3−ジアリール−2−プロペナール上の置
換基と容易に異ならせることができるのでA1〜A4が異
なったテトラアリールポリメチン染料を得ることが可能
である。しかしながら、恐らく酸触媒トランスホルミル
化(transformylation)と2つのジア
リールエテン間のアルデヒド部分の平衡のために、ペン
タメチン染料の混合物が通常この方法から生じる。この
第2の合成方法の結果は通常、所望のポリメチン染料
と、ポリメチン鎖の末端の両方にA1とA2基又はA3
4基のいずれかを有する「交差反応(crossed
−reaction)」生成物との望ましくないな混合
物となる。
【0007】ヨーロッパ特許出願第0,353,007
号は4つのA基の1つが他の3つの同じA基と異なって
いる式Iのペンタメチン染料の合成を記載している。こ
の染料は1,1−ジアリール−エテン(ここでは1−部
分の2つのアリール基は異なっている)と3,3−ジア
リール−2−プロペナール(ここでは、アルデヒドの両
アリール置換基は1,1−ジアリール−エテンのアリー
ル置換基の1つと同じである)との酸触媒縮合から調製
される。
【0008】従って、この分野は3,3−ジアリール−
2−プロペナール化合物と1,1−ジアリール−エテン
化合物の調製方法を提供しているが、「交差反応」ポリ
メチン縮合生成物を確実に存在させない方法でこれらの
化合物を縮合する一般的方法は開示されていない。従っ
て、不要な「交差反応」生成物の形成を齎す副反応から
の汚染なしに、良好な収率で材料の調製を可能にするテ
トラアリールポリメチン染料を生成する方法が必要であ
る。このような方法を今度発見した。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は1,1−ジアリ
ール−2−メタロ−エテンとω,ω,−ジアリール−ポ
リアルケン−アルデヒドとの反応によってα,α,ω,
ω−テトラ−アリール−ポリメチン化合物を調製する方
法を提供する。本発明の方法の利益はα,α,ω,ω−
テトラ−アリール−ポリメチン化合物をこの分野で公知
の合成操作から生じる他のα,α,ω,ω−テトラ−ア
リール−ポリメチン化合物での汚染なしに調製すること
ができる点である。
【0010】本発明の方法は:(a)式:
【化6】 の1,1−ジアリール−2−メタロ−エテンと式:
【化7】 のω,ω,−ジアリール−ポリアルケン−アルデヒド
(式中、A1、A2、A3、及びA4は独立して水素、炭素
原子数10以下のアルキル基、炭素原子数10以下のシ
クロアルキル基、炭素原子数10以下のアルコキシ及び
アルキルチオ基、NR12、及びNR34から選択さ
れ;R1〜R4はそれぞれ独立して炭素原子数20以下の
アルキル基、炭素原子数20以下のアルケニル基、及び
炭素原子数14以下のアリール基から選択され;R1
2は共同で及び/又はR3とR4は共同で5−、6−、
又は7−員環のヘテロ環状環基を完成するのに必要な原
子を表してもよく;又はR1〜R4の1以上はNR12
及びNR34基が結合したフェニル環に縮合して5−、
又は6−員環のヘテロ環状環基を完成するのに必要な原
子を表してもよく;Mは金属であり;pは金属Mの価で
あり、mは1、2、又は3であり;LはCl、Br、又
はIである)とを不活性環境下、無水溶媒中で反応させ
る工程と; (b)工程(a)からの反応混合物を酸で中性化し、こ
れによって:
【化8】 (式中、A1、A2、A3、及びA4は本明細書の前記定義
どおり;nは1、2、又は3であり;X-は前記酸の共
役塩基である)を含有する反応生成物を生成する工程と
を包含する。
【0011】好ましい実施態様では本発明は式:
【化9】 のハロゲン化1,1−ジアリール−ビニル−マグネシウ
ムと、式:
【化10】 の3,3−ジアリール−2−プロペナール(式中、
1、A2、A3、及びA4は本明細書の前記定義どおり)
との反応によって1,1,5,5−テトラ−アリール−
ペンタメチン化合物を調製する方法を提供する。
【0012】この分野においてよく理解されているよう
に、置換が許されるだけでなくしばしば有効である。こ
の用途全体で使用されるある種の専門用語の議論及び討
議を簡単化するために、「基」及び「部分」という用語
は置換が許される又は置換されてもよい化学種と、この
ような置換が許されない又はこのような置換をしてはな
らない化学種とで区別して使用する。従って、「基」と
いう用語を化学置換基を記載するのに使用する場合に
は、記載の化学材料は基本的な基と常套の置換を有する
基とを包含する。「部分」という用語を化学化合物又は
置換基を記載するのに使用する場合には、非置換化学材
料のみを包含することを意図する。例えば「アルキル
基」という用語はメチル、エチル、プロピル、t−ブチ
ル、シクロヘキシル、アダマンチル、オクタデシル等の
純粋は開環及び環状飽和炭化水素アルキル置換基だけで
なく、この分野で公知の更なる置換基を有するこのよう
なアルキル置換基も含むことを意図する。一方、「アル
キル部分」という用語はメチル、エチル、プロピル、t
−ブチル、シクロヘキシル、アダマンチル、オクタデシ
ル等の純粋は開環及び環状飽和炭化水素アルキル置換基
だけの包含に限定される。
【0013】本発明の他の特色、効果、利益は詳細な説
明、実施例及び請求の範囲から明らかである。
【0014】一般式Iの化合物では、A1〜A4は好まし
くはR1O−、R1S−、NR12、及びNR34;最も
好ましくは炭素原子数5以下のアルキル基を有するアル
コキシ及び炭素原子数5以下のアルキル基を有するジア
ルキルアミノから選択される。
【0015】R1〜R4はそれぞれ独立して炭素原子数2
0以下、好ましくは炭素原子数10以下、最も好ましく
は炭素原子数5以下のアルキル及びアルケニル基、及び
炭素原子数14以下、好ましくは炭素原子数10以下の
アリール基から選択される。最もしばしば、R1=R2
び/又はR3=R4及び/又はR1=R3。R1〜R4の好ま
しい例はメチル、エチル、及び2−メトキシエチル基で
ある。更に、R1とR2は共同で及び/又はR3とR4は共
同で5−、6−、又は7−員環のヘテロ環状環基の核を
完成するのに必要な非金属原子を表してもよい。このよ
うな環状基を完成する場合には、原子は一般的にC、
N、O及びSのような非金属原子から選択され、それぞ
れの環基は前述のように1以上の置換基を有してもよ
い。このように完成されたヘテロ環状環核はポリメチン
染料の分野で公知の核のいずれでもよいが、好ましい例
としてはモルホリン、ピロリジン、2−メチルピペリジ
ン、及びアザシクロヘプタンがある。更にR1〜R4の1
以上はNR12、及びNR34基が結合したフェニル環
に縮合して5−、又は6−員環のヘテロ環状環を完成す
るのに必要な原子を表してもよい。このように完成され
たヘテロ環状環核はポリメチン染料の分野で公知の核の
いずれでもよいが、好ましい例としては1,2−ジヒド
ロインドール、1,2,3,4−テトラヒドロキノン及
びジュロリンジン(julolidine)がある。
【0016】好ましいNR12及びNR34の例はジメ
チルアミノ、ジエチルアミノ、ビス(メトキシエチル)
アミノ、ピロリジノ、モルホリノ及びアザシクロヘプチ
ルから選択される。
【0017】R1〜R4基を置換する場合には、置換基は
幅広い範囲の置換基から選択してもよいが、但し、これ
らは染料の自然漂白を生じさせたり又は1,1−ジアリ
ール−2−メタロ−エテンと官能的に反応したりしな
い。例えば、アミノ基が直接非局在化電子系に結合して
いなければ、自由なアミノ基を有する置換基はポリメチ
ン染料の自然漂白を促進する。一般に置換基はシアノ
基、炭素原子数15以下のエーテル基、炭素原子数15
以下のチオエーテル基、炭素原子数15以下のアルキル
基、炭素原子数5以下のアルケニル基、炭素原子数10
以下のアリール基、C、N、O及びSから選択される1
0個以下の環原子を有するヘテロ環状環核及びこれらん
置換基の組み合わせから選択される。
【0018】一般式Iで表される中心染料核の環置換基
に加えて、染料は他の位置に環置換基を有してもよい。
非限定的な例としてはR1〜R4基に好適な置換基;CH
3O−;及びCH3S−がある。
【0019】式Iの化合物において、nは1、2、また
は3であり、好ましくは1または2である。
【0020】主に、X-はポリメチンカチオンと反応し
なければいずれのアニオンであってもよい。X-に好適
なアニオンとしては無機アニオン、例えば、クロライ
ド、ブロマイド、ヨーダイド、パークロレート、テトラ
フルオロボレート、トリヨーダイド、ヘキサフルオロホ
スフェート等がある。好適な有機アニオンとしては、例
えばアセテート、4−トルエンスルホネート、及びドデ
シルベンゼンスルホネート、及びメタンスルホネートが
ある。X-に好適なアニオンはパーフルオロアルキルス
ルホニル基を含有するもの、例えばトリフルオロメタン
スルホネート、パーフルオロオクタンスルホネート、及
びパーフルオロ(エチルシクロヘキサン)スルホネート
(PECHS)がある。
【0021】本発明の特徴は1,1−ジアリール−2−
メタロ−エテンをω,ω−ジアリール−ポリアルケン−
アルデヒドと反応させて単離可能なα,α,ω,ω−テ
トラ−アリール−ポリメチン化合物を生成することであ
る。ここで1−ジアリール−2−メタロ−エテンによっ
て提供されるアリール部分上の置換基はω,ω−ジアリ
ール−ポリアルケン−アルデヒドによって提供されるア
リール部分上の置換基とは異なっていてもよく、好まし
くは異なっている。本発明の利益はポリメチン染料を不
純な染料を生成する競争反応が存在せずに調製すること
ができる点である。
【0022】一般に、金属Mはその有機金属化合物がア
ルデヒドと反応することが公知であるればいかなる金属
であってもよい。Mの例としては、マグネシウム、リチ
ウム、亜鉛、錫、及び銅−リチウム(CuLi)であ
る。好ましいMはマグネシウムであり、マグネシウムを
有するリチウムが最も好ましい。
【0023】本発明の好ましい特徴はハロゲン化1,1
−ジアリール−ビニルマグネシウムを3,3−ジアリー
ル−2−プロペナールと反応させて単離可能な1,1,
5,5−テトラ−アリール−ペンタメチン化合物を生成
することである。ここでハロゲン化1,1−ジアリール
−ビニルマグネシウムによって提供されるアリール部分
上の置換基は3,3−ジアリール−2−プロペナールに
よって提供されるアリール部分上の置換基とは異なって
いてもよく、好ましくは異なっている。本発明の利益は
更にペンタメチン染料を不純な染料を生成する競争反応
が存在せずに調製することができる点である。
【0024】(ハロゲン化1,1−ジアリール−ビニル
マグネシウム)好ましい式IIのハロゲン化1,1−ジ
アリール−ビニルマグネシウムは本発明で記載した方法
における出発材料の1つである。置換基A1及びA2は本
明細書で先に規定したように同じであっても異なってい
てもよい。本明細書で先に記載したように、LはCl、
Br、及びIからなる群から選択される。
【0025】
【化11】
【0026】式IIのハロゲン化ジアリールビニルマグ
ネシウムはグリニヤール(Grignard)反応条件
によって対応するハロゲン化ジアリール−ビニル、典型
的には臭化ジアリール−ビニルから得られる。一方この
臭化物はW.タドロス(Tadros)らによるジェ
イ。ケミ・ソシ.(J.Chem Soc.)、195
1年、2553に記載されているように対応する1,1
−ジアリール−エテンの単臭素化(monobromi
nation)によって得ることができる。溶媒、例え
ば酢酸、ベンゼン、四塩化炭素又はクロロベンゼン中に
1,1−ジアリール−エテンが存在する溶液を1当量の
臭化物で処理して温め、全反応物の溶液を生じさせ、次
いで中性化し溶媒から分離する。
【0027】1,1−ジアリール−エテンは米国特許第
4,939,117号に記載されているように、ハロゲ
ン化メチルマグネシウムと適当なベンゾフェノン又はジ
アリールケトンとのグリニヤール反応後、脱水素するこ
とによって得られる。グリニヤール試薬は乾燥ジエチル
エーテル中での金属マグネシウムとメチルヨーダイドか
ら調製され、これに冷却、乾燥、不活性条件下で適当な
ジアリールケトンを添加する。得られたアルコールを適
当な溶媒、例えばベンゼン中で乾燥剤で処理し、脱水素
させて所望の1,1−ジアリール−エテンを溶媒の蒸発
によって単離する。
【0028】幅広い種類の置換ベンゾフェノンが市販入
手できる。更に、容易に市販入手できないベンゾフェノ
ンは文書化された方法で生成することができ、これは本
発明の目的ではない。ハロゲン化1,1−ジアリール−
ビニルマグネシウムの調製のための反応経路を経路1に
示す。
【0029】
【化12】
【0030】(3,3−ジアリール−2−プロペナー
ル)本発明に有用な好適な3,3−ジアリール−2−プ
ロペナールはアルデヒド部分から最も遠い炭素原子に2
つのアリール基を有するα,β−不飽和アルデヒドであ
る。アルデヒドは1,1−ジアリール−エテンの一般的
な実験室的操作によるホルミル化、例えばジメチルホル
ムアミド中のリンオキシクロライドを用いた公知のビル
スマイアー(Vilsmeier)ホルミル化によって
容易に得られる。3,3−ジアリール−2−プロペナー
ル化合物は式IIIで表される(式中、A3及びA4は本
明細書の先の定義どおり)。
【0031】
【化13】
【0032】式IIIのジアリールアルデヒドと式II
のハロゲン化ビニルマグネシウムとのグリニヤールアル
キル化はまだ記載していない。これは良好な収率で望ま
しくない副反応の可能性なくテトラ−アリール−ポリメ
チン染料を形成する優れた方法を提供し、本発明以前に
得られなかった利益を提供する。グリニヤール反応は不
活性環境下で乾燥溶媒中で行うと、スムーズに進行して
反応混合物の中性化後に、テトラ-アリール-ペンタメチ
ンアルコール又はその塩を得ることができる。反応経路
を経路2に示す。
【0033】
【化14】
【0034】経路2に示すように、グリニヤール反応の
温和な条件及び高速性は反応物の平衡を妨げるので、
「交差反応」生成物は得られない。得られたp−トルエ
ンスルホネート塩(IV)は多くの可能な共鳴混成体の
カノニカル形の1つとして記載している。もちろん、主
に得られるものはアリール置換基A1〜A4の相対的な電
子供与能力に依存する。同様にPECHS塩(V)はV
が主の1つのカノニカル形である共鳴混成体である。
【0035】以下に記載するようなパーフルオロ(4−
エチルシクロヘキシル)スルホネート(PECHS塩)
V(A1=A2=OCH3;A3=N(CH32;A4
H)が実際に化合物において「交差反応」生成物がない
ことはそのNMRスペクトルで示される。ちょうど6−
OCH3水素(σ=3.87と3.84)及び6−N
(CH32水素(σ=3.42)のトータルはそれぞれ
1:1:2の割合で見られる。一方、1,1−ジアリー
ル−エテンと3,3−ジアリール−2−プロペナールと
の酸触媒縮合によって調製された比較例1の縮合生成物
のNMRスペクトルは更に−N(CH32部分に起因す
る強い吸収を有する。しばしば、この信号はσ=3.4
2での信号と同じ強度のようであり、これは「交差反
応」生成物の不純物の存在を顕著に表している。
【0036】本発明の目的及び利益を以下の実施例によ
り例示するが、これらの実施例において示す特定の材料
及びその量は他の条件及び細部とともに、本発明を不当
に限定するものと解されるべきでない。記載しない限り
すべてのパーセントは重量による。
【0037】
【実施例】
(1−(p−N,N−ジメチルアミノ)フェニル−1−
フェニル−エテンの調製)1000mlのテトラヒドロ
フラン(THF)中に240.06gの4−ジメチルア
ミノベンゾフェノン(アルドリッチ(Aldric
h))の存在する溶液を、室温で臭化メチルマグネシウ
ムの1.4M THF溶液1600mlに窒素蒸気下5
時間にわたってゆっくりと添加した。添加の間反応温度
を32℃以下に保持した。窒素下で一晩撹拌した後、氷
浴冷却して25℃以下の温度に保持しつつ400mlの
水を非常に注意深く滴下することによって反応を押さえ
た。すべての水を添加したとき、600mlのエチルア
セテートをフラスコに添加し30分間撹拌を続けた。液
体の材料をエルレンマイヤーフラスコへと焼結ガラスデ
イップ管を通じての液体の真空輸送によって固体残渣か
ら分離し、残った固体を200mlのエチルアセテート
で洗浄した。次に溶液をロータリー蒸発装置を通じて溶
媒を除去し、残渣を1000mlのトルエンにとり、5
30mlの水と530mlの酢酸とに混合し、次いで5
0℃で3時間加熱して脱水素させた。冷却して、有機相
を分離し、2×430mlの水で洗浄し、次いで約60
gの硫酸マグネシウム上で乾燥した。濾過し、溶媒を除
去して冷却時に結晶化した278gの1−(p−N,N
−ジメチルアミノ)フェニル−1−フェニル−エテンを
得た。結晶化した材料のNMRは所望の構造を示した。
【0038】(1,1−ジ(p−メトキシフェニル)−
エテンの調製)3000mlの温かいトルエン中に25
8gの4,4’−ジメトキシベンゾフェノンの存在する
溶液を、1.4Mの臭化メチルマグネシウム1600m
lに窒素下1時間にわたって撹拌しながら添加した。反
応温度を40℃以下に保持した。添加終了後、撹拌を1
時間30〜40℃で、次いで2時間50℃で続けた。混
合物を室温に冷却し、これを7200mlの脱イオン水
中に400mlの酢酸と624gの塩化アンモニウムが
存在する撹拌した混合物に注いだ。ガス発生と発熱が静
まった後、有機相(トルエン)を分離し、水相を2×6
00mlのトルエンで洗浄した。集めたトルエン相を1
×2400mlの水で洗浄し、次いでフラスコに入れ
て、50℃で3時間1470mlの脱イオン水と147
0mlの酢酸の溶液で処理し、中間のヒドロキシ化合物
の脱水素を行った。冷却して、相を分離しトルエン相を
2×1000mlの脱イオン水で洗浄し、次いで硫酸マ
グネシウム上で乾燥した。濾過しトルエンを除去して僅
かに湿ったケーキを得、これを1400mlのジエチル
エーテルでトリチュレート(triturated)
し、濾過、乾燥して222gの1,1−ジ(p−メトキ
シフェニル)−エテン(融点141〜143℃)を得
た。この構造もNMRで確認した。
【0039】(1,1−ジ(p−メトキシフェニル)−
2−ブロモ−エテンの調製)1,1−ジ(p−メトキシ
フェニル)−エテン(先に調製)24.0gが200m
lのベンゼン中に存在する溶液を撹拌しながらこれに2
4.0gの臭素を45分間にわたって添加した。反応混
合物を加熱還流してHBrガス発生させた。ガス発生が
停止するまで加熱を続けた。溶媒を除去しヘキサンから
再結晶して27.5gの1,1−ジ(p−メトキシフェ
ニル)−1−ブロモ−エテンを得た。この構造はNMR
で確認した。
【0040】(3−(p−N,N−ジメチルアミノ)フ
ェニル−3−フェニル−プロペナール化合物IIIの調
製;A3=N(CH32,A4=H)136gの1−p−
ジメチルアミノフェニル−1−フェニル−エテン(先に
調製)が484mlの塩化メチレン中に存在する溶液
を、30分間にわたって340mlのジメチルホルムア
ミドが972mlの塩化メチレン(これには93.8g
のリンオキシクロライドを冷却しながらゆっくりと添加
しておいた)中に存在する氷冷した溶液に添加した。反
応混合物を撹拌しながら室温に温め、次いで更に30分
間撹拌した。総量1214mlの酢酸ナトリウム飽和水
溶液をゆっくりと冷却し撹拌している反応混合物に添加
し、その後486mlの50%NaOH水溶液をゆっく
りと添加した。NaOH溶液の添加は還流を維持できる
ような速度で行った。添加終了後、反応物を30分間撹
拌し、次に室温に冷却して4000mlの水及び291
5mlの塩化メチレンと混合した。有機相(下)を分離
し、水相を3×400mlの塩化メチレンで洗浄した。
集めた有機相を3×800mlの水で洗浄し、塩化マグ
ネシウム上で乾燥し、濾過及び蒸発させて61gの黄色
固体(融点140〜141℃)を得た。構造はNMRで
確認した。
【0041】(1,1−ジ(p−メトキシフェニル)−
5−(p−N,N−ジメチルアミノ)フェニル−5−フ
ェニル−ペンタメチンp−トルエンスルホネート化合物
IVの調製;A1=A2=O(CH3);A3=N(C
32;A4=H)8.0gの先に調製した1,1−ジ
(p−メトキシフェニル)−2−ブロモ−エテンが70
mlのTHF中に存在する溶液を、75分間にわたっ
て、0.60gのマグネシウム試薬(turning
s)が10mlの乾燥THF中に存在する撹拌した懸濁
液に添加した。この間反応温度を50℃に保持した。添
加終了後、反応混合物を25℃に冷却し、次に5gの3
−(p−N,N−ジメチルアミノ)フェニル−3−フェ
ニル−2−プロペナールが40mlの乾燥THF中に存
在する溶液で30分間にわたって処理し、この間反応温
度を25℃に保持した。反応混合物の液体部分を残った
マグネシウム試薬からデカントし9.5gのp−トルエ
ンスルホン酸(p−TsOH)で処理した。沈殿が形成
し、反応混合物を100mlのTHFで処理して濾過し
た。集めた固体反応生成物を200mlのTHF中に懸
濁し、次いで濾過して回収し乾燥して11.3gの無精
製の化合物IV(A1=A2=OCH3;A3=N(C
32;A4=H)を得た。化合物は更に精製すること
なく使用した。
【0042】(1,1−ジ(p−メトキシフェニル)−
5,5−ジ(p−N,N−ジメチルアミノフェニル)−
ペンタメチンp−トルエンスルホネート化合物IVの調
製;(A1=A2=OCH3;A3=A4=N(CH32
前述の方法で、1,1−ジ(p−メトキシフェニル)−
2−ブロモ−エテンを対応するグリニヤール試薬に変化
させ、3,3−ジ(p−N,N−ジメチルアミノフェニ
ル)−2−プロペナールと反応させた。得られたポリメ
チン染料塩の構造をNMRで確認した。
【0043】(1,1−ジ(p−メトキシフェニル)−
5−(p−N,N−ジメチルアミノ)フェニル−5−フ
ェニル−ペンタメチンパーフルオロ(4−エチルシクロ
ヘキシル)スルホネート化合物Vの調製:(A1=A2
OCH3;A3=N(CH32;A4=H)トータル2.
4gのナトリウムパーフルオロ(4−エチルシクロヘキ
シル)スルホネート(KPECHS、ミネソタ、セント
・ポールの3Mから入手)をメチルアルコール中で全体
的に撹拌し、このスラリーを濾過して不純物を除去し
た。得られたKPECHS溶液を2.8gのp−トルエ
ンスルホネート塩IV(A1=A2=OCH3;A3=N
(CH32;A4=H)が60mlのメチルアルコール
中に存在する溶液に添加し、この混合物を50℃で10
分間加熱し、次いで、室温に冷却して最後に40mlの
水で希釈した。オイルを形成し、放置すると固化した。
アモルファス状の固体をメチルアルコール水溶液から分
離し、塩化メチレンにとり、残余水分の分離をした。塩
化メチレンを蒸発させて1.2gの1,1−ジ(p−メ
トキシフェニル)−5−(p−N,N−ジメチルアミ
ノ)フェニル−5−フェニル−ペンタメチンパーフルオ
ロ(4−エチルシクロヘキシル)スルホネート(V)を
結晶固体として得た。構造はNMRで確認した。
【0044】(比較例)以下の例は、強酸存在中での
1,1−ビス(p−メトキシフェニル)−エテンと3−
(p−N,N−ジメチルアミノ)フェニル−3−フェニ
ル−2−プロペナールとの反応を経由したペンタメチン
染料の合成を示す。
【0045】43.85gの3−(p−N,N−ジメチ
ルアミノフェニル)−3−フェニル−2−プロペナール
と35.77gの1,1−ビス(p−メトキシフェニ
ル)−エテンが623mlの酢酸無水物と312mlの
氷酢酸との混合物中に存在する溶液を15分間撹拌し、
次に31.2gのp−トルエンスルホン酸と追加の14
6mlの酢酸無水物とで処理した。混合物を撹拌し45
℃で16時間加熱し、次に室温に冷却して1923ml
のジエチルエーテルで処理した。固体生成物を形成し、
これをデカントして分離した。半固体の追加のジエチル
エーテルでのトリチュレート(trituratio
n)は細かい粒子状固体生成物を生成し、これを濾過し
て回収し、追加のジエチルエーテルで洗浄し、乾燥して
75gの青色固体染料を得た。
【0046】この固体を970mlのメチルアルコール
にとり、40℃で583mlのメチルアルコールにとり
不溶性不純物を濾過して除去しておいた60gのカリウ
ムパーフルオロ(4−エチルシクロヘキシル)スルホネ
ート調製溶液で処理した。約60分間放置後、このメタ
ノール溶液を1455mlの脱イオン水に注ぎ、得られ
た青色固体を回収し、40%水/メチルアルコール溶液
で洗浄した。真空オーブン内で一晩80℃で乾燥した
後、78gの青色固体を得た。この固体のNMRスペク
トルはσ=3.14(「交差反応」アダクツ)とσ=
3.25(所望の反応アダクツ)で同じ強度の吸収を示
し、染料混合物であることを示した。
【0047】本発明は種々の特定の好ましい実施態様及
び技術を参照して記載した。しかしながら、多くの変更
及び改良を請求の範囲に規定するような本発明の精神及
び範囲内に保持しながら行ってもよいと理解するべきで
ある。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)式: 【化1】 の1,1−ジアリール−2−メタロ−エテンと式: 【化2】 のω,ω,−ジアリール−ポリアルケン−アルデヒド
    (式中、A1、A2、A3、及びA4は独立して水素、炭素
    原子数10以下のアルキル基、炭素原子数10以下のシ
    クロアルキル基、炭素原子数10以下のアルコキシ及び
    アルキルチオ基、NR12、及びNR34から選択さ
    れ;R1〜R4はそれぞれ独立して炭素原子数20以下の
    アルキル基、炭素原子数20以下のアルケニル基、及び
    炭素原子数14以下のアリール基から選択され;R1
    2は共通で及び/又はR3とR4は共通で5-、6-、又
    は7-員環のヘテロ環状環基を完成するのに必要な原子
    を表してもよく;又はR1〜R4の1以上はNR12、又
    はNR34基が結合したフェニル環に縮合して5-、又
    は6-員環のヘテロ環状環基を完成するのに必要な原子
    を表してもよく;Mは金属であり;pは金属Mの価であ
    り、 mは1、2、又は3であり;LはCl、Br、又はIで
    ある)とを不活性環境下、無水溶媒中で反応させる工程
    と; (b)工程(a)からの反応混合物を酸で中性化し、こ
    れによって: 【化3】 (式中、nは1、2、又は3であり;X-は前記酸の共
    役塩基である)を含有する反応生成物を生成する工程と
    を包含する方法。
  2. 【請求項2】 ω,ω,−ジアリール−ポリアルケン−
    アルデヒドが式: 【化4】 の3,3−ジアリール−2−プロペナールである請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 A1、A2、A3、及びA4は独立して炭素
    原子数5以下のアルコキシ基、NR12、及びNR34
    を表し;R1〜R4はそれぞれ独立してメチル、エチル、
    及びメトキシエチル基から選択され;又はR1とR2は共
    通で及び/又はR3とR4は共通でモルホリン、ピペリジ
    ン、又はピロリジン環を完成するのに必要な非金属環原
    子を表し;又はR1〜RのいずれかはNR2又はN
    34基が結合したフェニル環に縮合して5−、又は6
    −員環のヘテロ環状環基を完成するのに必要な原子を表
    してもよい:請求項1記載の方法。
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