JP2504504B2 - 光電変換装置 - Google Patents
光電変換装置Info
- Publication number
- JP2504504B2 JP2504504B2 JP63017295A JP1729588A JP2504504B2 JP 2504504 B2 JP2504504 B2 JP 2504504B2 JP 63017295 A JP63017295 A JP 63017295A JP 1729588 A JP1729588 A JP 1729588A JP 2504504 B2 JP2504504 B2 JP 2504504B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- gate
- sit
- substrate
- photoelectric conversion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 title claims description 30
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 52
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 30
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims description 12
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 17
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 12
- 230000008569 process Effects 0.000 description 12
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 11
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 9
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 9
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 7
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 5
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 3
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 206010034972 Photosensitivity reaction Diseases 0.000 description 2
- 239000008186 active pharmaceutical agent Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000036211 photosensitivity Effects 0.000 description 2
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 2
- AFCARXCZXQIEQB-UHFFFAOYSA-N N-[3-oxo-3-(2,4,6,7-tetrahydrotriazolo[4,5-c]pyridin-5-yl)propyl]-2-[[3-(trifluoromethoxy)phenyl]methylamino]pyrimidine-5-carboxamide Chemical compound O=C(CCNC(=O)C=1C=NC(=NC=1)NCC1=CC(=CC=C1)OC(F)(F)F)N1CC2=C(CC1)NN=N2 AFCARXCZXQIEQB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 1
- 238000005036 potential barrier Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F39/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
- H10F39/10—Integrated devices
- H10F39/12—Image sensors
- H10F39/196—Junction field effect transistor [JFET] image sensors; Static induction transistor [SIT] image sensors
Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静電誘導トランジスタ又はパンチングスル
ーバイポーラトランジスタからなるゲート蓄積方式の光
電変換装置に関するもので、特に表面ゲート型横接合静
電誘導トランジスタ又はパンチングスルーバイポーラト
ランジスタからなる光電変換装置に関する。この種の装
置は固体撮像装置に有用である。
ーバイポーラトランジスタからなるゲート蓄積方式の光
電変換装置に関するもので、特に表面ゲート型横接合静
電誘導トランジスタ又はパンチングスルーバイポーラト
ランジスタからなる光電変換装置に関する。この種の装
置は固体撮像装置に有用である。
従来、静電誘導トランジスタ(以下、SITと略す)か
らなる光電変換装置をXYマトリクス状に配置してなる固
体撮像装置は、特開昭55−15229号やJun−ichi Nis
hizawa et al“SIT Image converter"JARECT Vol.8 Sem
iconductor Technologies′83)J.Nishizawa(ed.)OHM
SHA P.219などに報告されている。
らなる光電変換装置をXYマトリクス状に配置してなる固
体撮像装置は、特開昭55−15229号やJun−ichi Nis
hizawa et al“SIT Image converter"JARECT Vol.8 Sem
iconductor Technologies′83)J.Nishizawa(ed.)OHM
SHA P.219などに報告されている。
報告された光電変換装置は、言わば縦形構造で、その
構造を第2図に示す。同図(a)は概略平面図で、同図
(b)はA−A′矢視概略断面図である。
構造を第2図に示す。同図(a)は概略平面図で、同図
(b)はA−A′矢視概略断面図である。
n+基板21はドレイン領域であり、その上にn-チャンネ
ル領域22が形成され、チャンネル領域22の表面層にn+ソ
ース領域23とこれを取り囲むようにほぼ逆Uの字形のp+
蓄積ゲート領域24が形成されている。
ル領域22が形成され、チャンネル領域22の表面層にn+ソ
ース領域23とこれを取り囲むようにほぼ逆Uの字形のp+
蓄積ゲート領域24が形成されている。
p+蓄積ゲート領域24は光電変換された蓄積電荷を蓄積
する。蓄積ゲート領域24上には、ゲートキャパシタ25が
形成されており、ゲート読み出しパルスΦGが印加され
ると、蓄積電荷量に応じてn+チャンネル22のポテンシャ
ルが低下し、SITのIDS−VGS特性に従ってドレイン電流
が増幅されて流れる。
する。蓄積ゲート領域24上には、ゲートキャパシタ25が
形成されており、ゲート読み出しパルスΦGが印加され
ると、蓄積電荷量に応じてn+チャンネル22のポテンシャ
ルが低下し、SITのIDS−VGS特性に従ってドレイン電流
が増幅されて流れる。
画素分離領域26は、誘電体、p+分離拡散などにより構
成されている。
成されている。
第2図は、画素としてSITを用いた固体撮像装置の画
素に相当し、SIT 1個にて光電変換装置を構成する場合
は、ゲートキャパシタCG25及び分離領域26は不要であ
る。
素に相当し、SIT 1個にて光電変換装置を構成する場合
は、ゲートキャパシタCG25及び分離領域26は不要であ
る。
従来の光電変換装置(SIT)は、次のような問題点を
有していた。
有していた。
(1)ドレイン電流を制御するポテンシャル障壁のピン
チオフ点(これはn-チャンネル22中のポテンシャルが深
さ方向に最大で、表面と平行方向に最小になる点で第2
図(a)中G*で示す)の位置及びポテンシャルΦG *は
p+ゲート間隔lg、p+蓄積ゲート領域24の拡散深さXjp、n
-チャンネル濃度、n-チャンネル深さなどに依存し、特
にp+ゲート間隔lgはp+蓄積ゲートの横方向拡散によって
決定される量のため、工程のばらつきなどによりlgが変
化し、その結果、ピンチオフ点G*の位置やポテンシャル
ΦG *が変化を受け易い。そのため、SITの素子特性が
個々にばらついて安定しない。
チオフ点(これはn-チャンネル22中のポテンシャルが深
さ方向に最大で、表面と平行方向に最小になる点で第2
図(a)中G*で示す)の位置及びポテンシャルΦG *は
p+ゲート間隔lg、p+蓄積ゲート領域24の拡散深さXjp、n
-チャンネル濃度、n-チャンネル深さなどに依存し、特
にp+ゲート間隔lgはp+蓄積ゲートの横方向拡散によって
決定される量のため、工程のばらつきなどによりlgが変
化し、その結果、ピンチオフ点G*の位置やポテンシャル
ΦG *が変化を受け易い。そのため、SITの素子特性が
個々にばらついて安定しない。
(2)p+蓄積ゲート領域24の拡散深さXjpによりSIT素子
特性が決定されるため、拡散深さXjpを簡単には浅くで
きない。従って、蓄積ゲート領域24で光の吸収が起こ
り、青感度が低下する。
特性が決定されるため、拡散深さXjpを簡単には浅くで
きない。従って、蓄積ゲート領域24で光の吸収が起こ
り、青感度が低下する。
(3)高画素数の固体撮像素子を得たい場合、蓄積ゲー
ト領域24の拡散深さXjpを浅くできないため、SIT画素の
微細化が困難で、目的のものが得られない。
ト領域24の拡散深さXjpを浅くできないため、SIT画素の
微細化が困難で、目的のものが得られない。
本発明は、これらの問題点を解決し、(1)ピンチオ
フ点G*の位置及びポテンシャルΦG *が「工程のばらつ
き」による変化を受け難く、(2)青感度が高く、
(3)微細化が容易な光電変換装置を提供することを目
的とする。
フ点G*の位置及びポテンシャルΦG *が「工程のばらつ
き」による変化を受け難く、(2)青感度が高く、
(3)微細化が容易な光電変換装置を提供することを目
的とする。
本発明は、「低濃度の不純物を含有する半導体基板
と、該基板上に形成された基板と反対又は同一導電型の
低不純物濃度のチャンネル領域と、該チャンネル領域に
それぞれ設けられた基板と反対導電型の高不純物濃度の
ドレイン領域及びソース領域と、該ソース領域とドレイ
ン領域との間に設けられた、基板と同一導電型の蓄積ゲ
ート領域であって、一部にゲート長が狭くなった部分を
有する蓄積ゲート領域とからなる表面ゲート型の横接合
SIT又はパンチングスルーバイポーラトランジスタから
なる光電変換装置」を提供する。
と、該基板上に形成された基板と反対又は同一導電型の
低不純物濃度のチャンネル領域と、該チャンネル領域に
それぞれ設けられた基板と反対導電型の高不純物濃度の
ドレイン領域及びソース領域と、該ソース領域とドレイ
ン領域との間に設けられた、基板と同一導電型の蓄積ゲ
ート領域であって、一部にゲート長が狭くなった部分を
有する蓄積ゲート領域とからなる表面ゲート型の横接合
SIT又はパンチングスルーバイポーラトランジスタから
なる光電変換装置」を提供する。
本発明の光電変換装置(SIT又はパンチングスルーバ
イポーラトランジスタ)は、蓄積ゲートを表面ゲートと
する表面ゲート型横接合SIT又はパンチングスルーバイ
ポーラトランジスタであり、光電変換された光電荷が蓄
積デート領域に蓄積され、ソース又はドレイン電流は、
前記ゲート長が狭くなった部分の下に位置するチャンネ
ル領域を、基板平面とほぼ平行に流れる。そして、この
電流は、蓄積ゲートのゲート長の狭い部分と基板との間
のチャンネル領域中に形成されたピンチオフ点G*の電位
によって制御される。
イポーラトランジスタ)は、蓄積ゲートを表面ゲートと
する表面ゲート型横接合SIT又はパンチングスルーバイ
ポーラトランジスタであり、光電変換された光電荷が蓄
積デート領域に蓄積され、ソース又はドレイン電流は、
前記ゲート長が狭くなった部分の下に位置するチャンネ
ル領域を、基板平面とほぼ平行に流れる。そして、この
電流は、蓄積ゲートのゲート長の狭い部分と基板との間
のチャンネル領域中に形成されたピンチオフ点G*の電位
によって制御される。
なお、チャンネル領域が基板と反対導電型の低不純物
濃度となっているものをSITと称し、同一導電型の低不
純物濃度となっているものをパンチングスルーバイポー
ラトランジスタと称す。
濃度となっているものをSITと称し、同一導電型の低不
純物濃度となっているものをパンチングスルーバイポー
ラトランジスタと称す。
パンチングスルーバイポーラトランジスタは、チャン
ネルのポテンシャルが容量結合的にゲート電圧により制
御され、SITと同様の特性を有す。
ネルのポテンシャルが容量結合的にゲート電圧により制
御され、SITと同様の特性を有す。
そこで、これ以下の説明では、SITとパンチングスルー
バイポーラトランジスタを合わせてSITと呼ぶことにす
る。
バイポーラトランジスタを合わせてSITと呼ぶことにす
る。
従来例の第2図(b)におけるゲート間隔lgは、本発
明のSITでは、深さ方向に基板とゲート拡散領域の間隔
に相当する。以後、これをチャンネル幅lgと呼ぶ。
明のSITでは、深さ方向に基板とゲート拡散領域の間隔
に相当する。以後、これをチャンネル幅lgと呼ぶ。
本発明では、縦方向の拡散により、チャンネル幅lgが
決定されるため、従来の横方向拡散に較べ工程のばらつ
きが少ないので、チャンネル幅lgの制御が容易となる。
また、ゲート領域の一部の狭いゲート長は、フォト・マ
スクの寸法によって再現性よく決定される。
決定されるため、従来の横方向拡散に較べ工程のばらつ
きが少ないので、チャンネル幅lgの制御が容易となる。
また、ゲート領域の一部の狭いゲート長は、フォト・マ
スクの寸法によって再現性よく決定される。
従って、従来の縦型SITで問題となった「工程のばら
つきにより、ピンチオフ点G*の位置やポテンシャルΦG
*が変化しやすい」という問題点が改善される。
つきにより、ピンチオフ点G*の位置やポテンシャルΦG
*が変化しやすい」という問題点が改善される。
〔実施例1〕 第1図(a)は、固体撮像装置に使用した本実施例の
にかかる1個の光電変換装置の概略平面図で、同図
(b)はA−A′矢視概略断面図である。
にかかる1個の光電変換装置の概略平面図で、同図
(b)はA−A′矢視概略断面図である。
p基板11上に形成されたチャンネル領域12の表面層に
n+ソース領域13とn+ドレイン領域14とその間にp+蓄積ゲ
ート領域15が配置されている。
n+ソース領域13とn+ドレイン領域14とその間にp+蓄積ゲ
ート領域15が配置されている。
ゲートキャパシタCG17は、蓄積ゲーチ領域15上の一部
に酸化膜を介して設けられている。
に酸化膜を介して設けられている。
蓄積ゲート領域15は、ソース又はドレイン電流IDSが
チャンネル領域12の表面層を流れてしまわないように、
ソース領域13とドレイン領域14との間に狭いゲート長=
Lとして設けられている。
チャンネル領域12の表面層を流れてしまわないように、
ソース領域13とドレイン領域14との間に狭いゲート長=
Lとして設けられている。
蓄積ゲート領域15は、更に、ソース又はドレイン電流
が、ゲート長=Lの狭い部分を迂回して、ソースからド
レインへ又はドレインからソースへと、表面層を流れな
いように、ソース領域13とドレイン領域14をそれぞれ取
り囲むようにH形をしている。
が、ゲート長=Lの狭い部分を迂回して、ソースからド
レインへ又はドレインからソースへと、表面層を流れな
いように、ソース領域13とドレイン領域14をそれぞれ取
り囲むようにH形をしている。
分離領域16は、本発明の光電変換装置を各画素として
固体撮像装置に使用したとき各画素を分離するために必
要なもので、誘電体分離やpn接合分離などで形成され
る。
固体撮像装置に使用したとき各画素を分離するために必
要なもので、誘電体分離やpn接合分離などで形成され
る。
ここでは、n+ソース領域13とn+ドレイン領域14との間
にp+蓄積ゲート領域15が設けられ、n-チャンネル幅lgと
した。
にp+蓄積ゲート領域15が設けられ、n-チャンネル幅lgと
した。
ソース又はドレイン電流は基板平面とほぼ平行にp+蓄
積ゲート蓄積15の狭いゲート長Lの部分とp基板11の間
を図中の矢印のように流れる。
積ゲート蓄積15の狭いゲート長Lの部分とp基板11の間
を図中の矢印のように流れる。
ピンチオフ点G*18の位置及びポテンシャルΦG *は、
n-又はp-チャンネル幅lg、p+蓄積ゲート長Lなどのパラ
メータで決定される。
n-又はp-チャンネル幅lg、p+蓄積ゲート長Lなどのパラ
メータで決定される。
n-又はp-チャンネル領域12の厚さは、通常エピタキシ
ャル成長により、またp+蓄積ゲート領域15の拡散深さXj
pは、縦方向拡散によりそれぞれ制御よく決定でき、ま
た蓄積ゲート領域15のゲート長Lは、p+蓄積ゲート15の
拡散深さXjpが十分浅いので、フォト・マスクの寸法に
よりほぼ決定され、そのため、ピンチオフ点G*18の位置
及びポテンシャルΦG *の値は、工程によるばらつきに
影響されにくく、従って、量産した場合に、素子特性
が、個々にばらつくことがなく安定的に得られる。
ャル成長により、またp+蓄積ゲート領域15の拡散深さXj
pは、縦方向拡散によりそれぞれ制御よく決定でき、ま
た蓄積ゲート領域15のゲート長Lは、p+蓄積ゲート15の
拡散深さXjpが十分浅いので、フォト・マスクの寸法に
よりほぼ決定され、そのため、ピンチオフ点G*18の位置
及びポテンシャルΦG *の値は、工程によるばらつきに
影響されにくく、従って、量産した場合に、素子特性
が、個々にばらつくことがなく安定的に得られる。
チャンネル領域12の厚さ、ソース領域13、ドレイン領
域14の接合深さXjn及び蓄積ゲート領域15の接合深さXjp
が、それぞれ浅いのので、光電変換装置(SIT)を微細
化できる。
域14の接合深さXjn及び蓄積ゲート領域15の接合深さXjp
が、それぞれ浅いのので、光電変換装置(SIT)を微細
化できる。
第1図(c)は、この固体撮像装置全体の回路の一例
であり、101−11〜mnは、各SIT画素である。SIT画素101
のソースは、列ライン102に接続され、列ライン102は読
み出し選択回路107を経て、ビデオライン111に接続され
ている。読出し選択回路107は、水平走査回路106により
走査される。列ライン102の他端には、列ラインリセッ
ト回路108が接続されている。
であり、101−11〜mnは、各SIT画素である。SIT画素101
のソースは、列ライン102に接続され、列ライン102は読
み出し選択回路107を経て、ビデオライン111に接続され
ている。読出し選択回路107は、水平走査回路106により
走査される。列ライン102の他端には、列ラインリセッ
ト回路108が接続されている。
一方、SIT画素101のドレインは、第1の行ライン104
に接続され、行選択回路112を経て電源電圧VDD端子に続
く。第1の行ライン104の他端には行ラインリセット回
路110が接続される。行ライン選択回路112とSIT101のゲ
ートに接続された第2の行ライン103は、垂直走査回路1
09により走査される。
に接続され、行選択回路112を経て電源電圧VDD端子に続
く。第1の行ライン104の他端には行ラインリセット回
路110が接続される。行ライン選択回路112とSIT101のゲ
ートに接続された第2の行ライン103は、垂直走査回路1
09により走査される。
第1図(c)は、本発明のSITを二次元マトリクス状
に並べた例の一つにすぎず、例えば、SIT 101のソース
とドレインを逆に接続してもよい。また、ビデオライン
111に負荷抵抗RLを介し、電源電圧VDDを印加し、第1の
行ライン104を行選択回路を介して接地することによ
り、列リセット回路108・行リセット回路110をそれぞれ
列・行のセット回路とする回路構成でもよい。また、一
次元的に配列してもよい。
に並べた例の一つにすぎず、例えば、SIT 101のソース
とドレインを逆に接続してもよい。また、ビデオライン
111に負荷抵抗RLを介し、電源電圧VDDを印加し、第1の
行ライン104を行選択回路を介して接地することによ
り、列リセット回路108・行リセット回路110をそれぞれ
列・行のセット回路とする回路構成でもよい。また、一
次元的に配列してもよい。
〔実施例1の2……実施例1の変形例〕 SITの平面構造は、第1図(a)に示したものにとど
まらず、第3図(a)、(b)に示す平面構造でもよ
い。断面図は第1図(b)とほぼ同様となるので省略し
てある。
まらず、第3図(a)、(b)に示す平面構造でもよ
い。断面図は第1図(b)とほぼ同様となるので省略し
てある。
第3図(a)では、同一平面上にn+ソース領域303を
取り囲むようにp+蓄積ゲート領域305を設ける。この場
合、蓄積ゲート領域305がソース領域303を完全に取り囲
んでいるため表面層にドレイン電流は流れない。
取り囲むようにp+蓄積ゲート領域305を設ける。この場
合、蓄積ゲート領域305がソース領域303を完全に取り囲
んでいるため表面層にドレイン電流は流れない。
n+ドレイン領域304は、蓄積ゲート領域305のゲート長
Lのゲート長の挟部305−1をはさんで、n+ソース領域3
03と対応した設置されている。
Lのゲート長の挟部305−1をはさんで、n+ソース領域3
03と対応した設置されている。
p+蓄積ゲート305のゲート長は、ゲート長Lの305−1
以外ではドレイン電流を防止するため幅広く形成されて
いる。ゲートキャパシタCG307は、蓄積ゲート領域305上
の一部に酸化幕を介して電極を設けることにより形成さ
れている。
以外ではドレイン電流を防止するため幅広く形成されて
いる。ゲートキャパシタCG307は、蓄積ゲート領域305上
の一部に酸化幕を介して電極を設けることにより形成さ
れている。
ドレイン電流は、ドレイン領域304からゲート長Lの
部分305−1とp基板(図示せず)との間を通り、n+ソ
ース領域303に流れる。
部分305−1とp基板(図示せず)との間を通り、n+ソ
ース領域303に流れる。
本実施例では、p+蓄積ゲート305と分離領域306の間に
n-又はp-チャンネル領域302を介しているのでリーク電
流が小さい。また、チャンネル領域302が広く、光感度
が高いので開口率が高いものとなる。
n-又はp-チャンネル領域302を介しているのでリーク電
流が小さい。また、チャンネル領域302が広く、光感度
が高いので開口率が高いものとなる。
第3図(b)では、同一平面でn+ソース領域313を取
り囲むようにp+蓄積ゲート領域315が形成され、更にn+
ドレイン領域314を取り囲むようにp+蓄積ゲート領域316
が形成されている。p+蓄積ゲートの挟部315−1は、ゲ
ート長Lに形成され、ドレイン電流はp+蓄積ゲートのう
ち、ゲート長Lの挟部315−1とp基板(図示せず)の
間を流れる。
り囲むようにp+蓄積ゲート領域315が形成され、更にn+
ドレイン領域314を取り囲むようにp+蓄積ゲート領域316
が形成されている。p+蓄積ゲートの挟部315−1は、ゲ
ート長Lに形成され、ドレイン電流はp+蓄積ゲートのう
ち、ゲート長Lの挟部315−1とp基板(図示せず)の
間を流れる。
ゲートキャパシタCG317は、リセットその他の場合に
必要なもので、p+蓄積ゲート315上に形成される。本例
ではp+蓄積ゲート領域315はn+ドレイン領域314で囲まれ
ているので、蓄積ゲート領域315への暗電流を防止する
ことができる。
必要なもので、p+蓄積ゲート315上に形成される。本例
ではp+蓄積ゲート領域315はn+ドレイン領域314で囲まれ
ているので、蓄積ゲート領域315への暗電流を防止する
ことができる。
〔実施例2〕 第4図(a)は、固体撮像装置に使用した本実施例に
かかる1個の光電変換装置(SIT)の概略平面図であ
る。
かかる1個の光電変換装置(SIT)の概略平面図であ
る。
表面層にn+ソース領域43と各SIT画素に共通に分離領
域を兼ねたn+ドレイン領域44が配置され、その間にp+蓄
積ゲート領域45がn+ソース領域43を囲むように形成され
ている。
域を兼ねたn+ドレイン領域44が配置され、その間にp+蓄
積ゲート領域45がn+ソース領域43を囲むように形成され
ている。
p+蓄積ゲート領域45の一部はゲート長Lに狭められた狭
部45−1を有し、またp+蓄積ゲート領域45の一部の上部
にゲートキャパシタCG47が形成されている。
部45−1を有し、またp+蓄積ゲート領域45の一部の上部
にゲートキャパシタCG47が形成されている。
第4図(b)は同図(a)のA−A′矢視断面図であ
る。
る。
ドレイン電流(図中矢印で示す)は、n+ドレイン領域44
からp+蓄積ゲートの狭部45−1とp基板41の間n-チャン
ネル幅lgを通り、n+ソース領域43に向かって図の矢印の
ように流れる。
からp+蓄積ゲートの狭部45−1とp基板41の間n-チャン
ネル幅lgを通り、n+ソース領域43に向かって図の矢印の
ように流れる。
第4図(c)は、SITを1画素としてXYマトリックス
状に配置してなる固体撮像装置の回路図の一例である。
状に配置してなる固体撮像装置の回路図の一例である。
同図において、SIT画素401のソースには列ライン402
が接続され、列ライン402は読出し選択回路407を介しビ
デオライン411に共通に接続され、ビデオライン411は分
岐して一部は負荷抵抗を介して接地し、残りはビデオ出
力Vout端子へ向かう。
が接続され、列ライン402は読出し選択回路407を介しビ
デオライン411に共通に接続され、ビデオライン411は分
岐して一部は負荷抵抗を介して接地し、残りはビデオ出
力Vout端子へ向かう。
読出し選択回路407は水平走査回路406により順次選択
される。列ライン402の他端にはリセット回路408が接続
されている。
される。列ライン402の他端にはリセット回路408が接続
されている。
一方、SIT画素401のドレインは共通に電源電圧VDD端
子に接続されており、SIT画素401のゲートは行ライン40
3を経てそれぞれ垂直走査回路に接続される。
子に接続されており、SIT画素401のゲートは行ライン40
3を経てそれぞれ垂直走査回路に接続される。
本実施例の第4図(a)では、n+ソース43をSIT画素
ごとに独立としたが、ソースとドレインを逆にして接続
してもよい。その場合、第4図(c)の接続は、SIT画
素401のソースを共通に接地し、SIT画素401のドレイン
を列ライン402に接続する。
ごとに独立としたが、ソースとドレインを逆にして接続
してもよい。その場合、第4図(c)の接続は、SIT画
素401のソースを共通に接地し、SIT画素401のドレイン
を列ライン402に接続する。
また、SIT画素の配列は第4図(c)のように二次元
的配置ばかりでなく、一次元的配置でもよい。実施例2
においては、深い画素分離領域が不要となり、第4図
(a)のn+ドレイン44が画素分離領域を兼ねてえいるた
め、画素の微細化がより一層可能となる。
的配置ばかりでなく、一次元的配置でもよい。実施例2
においては、深い画素分離領域が不要となり、第4図
(a)のn+ドレイン44が画素分離領域を兼ねてえいるた
め、画素の微細化がより一層可能となる。
〔実施例3〕 第5図に、本実施例にかかる光電変換装置の断面を示
す。
す。
これは、実施例1のもの(第1図(b)参照)におい
てR+蓄積ゲート領域55の下に相当する位置にn-又はp-チ
ャンネル領域52とp基板51で挟んでp+埋込領域57を設け
た点に特徴がある。
てR+蓄積ゲート領域55の下に相当する位置にn-又はp-チ
ャンネル領域52とp基板51で挟んでp+埋込領域57を設け
た点に特徴がある。
チャンネル領域52の幅lgが、深さ方向に上部のp+蓄積
ゲート領域55とp+埋込領域57によって決定されるので、
チャンネル領域52中のピンチオフ点G*に位置及びポテン
シャルΦG *は、制御良く決定される。しかも、チャン
ネル領域52のチャンネル幅以外の厚さは、チャンネル幅
に依存せずに形成できるので、SITの分光感度を長波長
側に大きくできる。
ゲート領域55とp+埋込領域57によって決定されるので、
チャンネル領域52中のピンチオフ点G*に位置及びポテン
シャルΦG *は、制御良く決定される。しかも、チャン
ネル領域52のチャンネル幅以外の厚さは、チャンネル幅
に依存せずに形成できるので、SITの分光感度を長波長
側に大きくできる。
p+埋込領域57以外は、実施例1と同じであるので説明
を省く。尚、これはSIT1個の光電変換装置であるので、
第5図には分離領域がない。
を省く。尚、これはSIT1個の光電変換装置であるので、
第5図には分離領域がない。
実施例3の平面構造は、例えば、第1図(a)、第3
図(a)、(b)あるいは第4図(a)に示す平面構造
又はその変形例のいずれでもよい。
図(a)、(b)あるいは第4図(a)に示す平面構造
又はその変形例のいずれでもよい。
〔実施例4〕 第6図(a)は、本実施例にかかる光電変換装置の概
略平面図である。
略平面図である。
これは、実施例1の光電変換装置とほぼ同一であり、
ただp+蓄積ゲート領域65上の一部に形成するゲートキャ
パシタCG67を、特にゲート長Lの狭部の上に形成したも
のである。
ただp+蓄積ゲート領域65上の一部に形成するゲートキャ
パシタCG67を、特にゲート長Lの狭部の上に形成したも
のである。
第6図(b)に同図(a)のA−A′矢視概略断面を
示す。p基板61上にn-チャンネル62が形成され、表面層
にn+ソース領域63、n+ドレイン領域64と、それらの間に
p+蓄積ゲート65のゲート長Lの狭部と、その上に酸化膜
を介し、ゲートキャパシタCG67が形成されている。
示す。p基板61上にn-チャンネル62が形成され、表面層
にn+ソース領域63、n+ドレイン領域64と、それらの間に
p+蓄積ゲート65のゲート長Lの狭部と、その上に酸化膜
を介し、ゲートキャパシタCG67が形成されている。
本実施例は、第6図の構造にとどまらず、第3図
(a)、(b)、第4図(a)などの平面構造におい
て、p+蓄積ゲートのゲート長Lの狭部上に、酸化膜を介
してゲートキャパシタCGを形成する構造とすることもで
き、また断面構造は、第5図に示すようなp+埋込領域57
を持つものでもよい。
(a)、(b)、第4図(a)などの平面構造におい
て、p+蓄積ゲートのゲート長Lの狭部上に、酸化膜を介
してゲートキャパシタCGを形成する構造とすることもで
き、また断面構造は、第5図に示すようなp+埋込領域57
を持つものでもよい。
実施例4においては、ゲートキャパシタCG67がp+蓄積
デート65のゲート長Lの狭部上に形成されているため、
例えばソース領域63、ドレイン領域64及びゲートキャパ
シタCG67をセルフアライン工程によって形成することも
でき、そうすれば、工程の簡単化やソース領域63、ドレ
イン領域64の浅い接合形成に有利となる。
デート65のゲート長Lの狭部上に形成されているため、
例えばソース領域63、ドレイン領域64及びゲートキャパ
シタCG67をセルフアライン工程によって形成することも
でき、そうすれば、工程の簡単化やソース領域63、ドレ
イン領域64の浅い接合形成に有利となる。
本発明は、以上の実施例にとどまらず幾多の変形が考
えられる。また、説明の都合上、n型SITを例に説明し
たが、p型SITにおいても同様に実施できることは言う
までもない。また、実施例では、第1図(a)、第3図
(a)、(b)、第4図(a)などに示すように、光電
変換装置(SIT)の平面形状は矩形であるが、これに限
らず多角形、円形、その他任意の形状でもよい。
えられる。また、説明の都合上、n型SITを例に説明し
たが、p型SITにおいても同様に実施できることは言う
までもない。また、実施例では、第1図(a)、第3図
(a)、(b)、第4図(a)などに示すように、光電
変換装置(SIT)の平面形状は矩形であるが、これに限
らず多角形、円形、その他任意の形状でもよい。
更に、p+蓄積ゲート領域の不純物濃度は、高濃度p+で
説明したが、低濃度p-でも中程度の不純物濃度pでもよ
く、また、全体が均一ではなく蓄積ゲート領域内に濃度
の異なる領域を設けてもよい。例えば、ゲート長Lの狭
部の一部又は全部を低濃度p-とし、その他の部分を高濃
度p+としてもよい。但し、パンチングスルーバイポーラ
トランジスタの場合は、蓄積ゲート領域の不純物濃度を
チャンネル領域のそれより濃くする。
説明したが、低濃度p-でも中程度の不純物濃度pでもよ
く、また、全体が均一ではなく蓄積ゲート領域内に濃度
の異なる領域を設けてもよい。例えば、ゲート長Lの狭
部の一部又は全部を低濃度p-とし、その他の部分を高濃
度p+としてもよい。但し、パンチングスルーバイポーラ
トランジスタの場合は、蓄積ゲート領域の不純物濃度を
チャンネル領域のそれより濃くする。
本発明は、1個又は複数個のSIT(画素)を持つ光電
変換装置として実施することができることは、もちろん
可能である。その場合、SIT画素の蓄積ゲート領域に光
電変換された光電荷を蓄積し、ゲートキャパシタCGを介
して読出しパルスを印加して、信号出力を得ることもで
きるし、また、ゲートキャパシタCGを設けずに、蓄積ゲ
ート領域をフローティング状態(電位が浮遊している状
態)として、ドレイン電流を直流的に出力してもよい
し、蓄積ゲート領域に電極を形成し、抵抗を介してゲー
トバイアス電圧を与え、そのゲートバイアス電圧条件で
光電荷に比例した「増幅されたドレイン電流」を出力し
てもよい。
変換装置として実施することができることは、もちろん
可能である。その場合、SIT画素の蓄積ゲート領域に光
電変換された光電荷を蓄積し、ゲートキャパシタCGを介
して読出しパルスを印加して、信号出力を得ることもで
きるし、また、ゲートキャパシタCGを設けずに、蓄積ゲ
ート領域をフローティング状態(電位が浮遊している状
態)として、ドレイン電流を直流的に出力してもよい
し、蓄積ゲート領域に電極を形成し、抵抗を介してゲー
トバイアス電圧を与え、そのゲートバイアス電圧条件で
光電荷に比例した「増幅されたドレイン電流」を出力し
てもよい。
SIT画素の構造としては上記実施例のそれぞれの構造
全てが適用できる。1個のSITを持つ光電変換装置に第
1図(a)(b)及び第3図(a),(b)のものを適
用する場合には、分離領域は不要となる。ゲートキャパ
シタCGも同様に不要である。
全てが適用できる。1個のSITを持つ光電変換装置に第
1図(a)(b)及び第3図(a),(b)のものを適
用する場合には、分離領域は不要となる。ゲートキャパ
シタCGも同様に不要である。
以上、本発明によれば、p基板を用いた場合を例にと
ると、(1)n-又はp-チャンネル領域のチャンネル幅lg
がp+蓄積ゲート領域の拡散深さXjpとn-又はp-チャンネ
ル領域の厚さ(又はp+埋込拡散幅)によて決定するた
め、チャンネル幅lgの「工程によるばらつき」が抑えら
れ、従って、チャンネル領域中のピンチオフ点G*の位置
及びポテンシャルΦG *は、工程のばらつきの影響を受
けにくく、従って、個々の光電変換装置の間でばらつき
のない、均一な制御された素子特性が得られる。
ると、(1)n-又はp-チャンネル領域のチャンネル幅lg
がp+蓄積ゲート領域の拡散深さXjpとn-又はp-チャンネ
ル領域の厚さ(又はp+埋込拡散幅)によて決定するた
め、チャンネル幅lgの「工程によるばらつき」が抑えら
れ、従って、チャンネル領域中のピンチオフ点G*の位置
及びポテンシャルΦG *は、工程のばらつきの影響を受
けにくく、従って、個々の光電変換装置の間でばらつき
のない、均一な制御された素子特性が得られる。
また、(2)p+蓄積ゲート領域の拡散深さXjpを浅く
形成できるため、微細化が容易である。
形成できるため、微細化が容易である。
更に、(3)n+ソース領域、ドレイン領域も浅く形成
でき、しかもp+蓄積ゲート領域上の一部にゲートキャパ
シタを形成すればよいため、n+ソース・ドレイン領域、
p+蓄積ゲート領域、ゲートキャパシタCG領域での光吸収
を抑えられるため、開口率の高い、青感度の良好な素子
を得ることができる。また、(4)n-又はp-チャンネル
領域の厚さを薄くできるので、赤外光カットの分光特性
を得ることもできる。
でき、しかもp+蓄積ゲート領域上の一部にゲートキャパ
シタを形成すればよいため、n+ソース・ドレイン領域、
p+蓄積ゲート領域、ゲートキャパシタCG領域での光吸収
を抑えられるため、開口率の高い、青感度の良好な素子
を得ることができる。また、(4)n-又はp-チャンネル
領域の厚さを薄くできるので、赤外光カットの分光特性
を得ることもできる。
本発明においてp基板は、バックゲートとなっている
ため、p基板の電位の印加方法により、飽和光量時のオ
ーバーフロードレインとしてp+蓄積ゲート領域−n-チャ
ンネル−p基板のPNP寄生トランジスタを動作させるこ
ともできる。
ため、p基板の電位の印加方法により、飽和光量時のオ
ーバーフロードレインとしてp+蓄積ゲート領域−n-チャ
ンネル−p基板のPNP寄生トランジスタを動作させるこ
ともできる。
本発明のSITの製造工程は、周辺に形成される走査回
路や読出し選択回路の形成に使用されるMOS工程と類似
点が多く、工程の共用化がはかれるという利点がある。
路や読出し選択回路の形成に使用されるMOS工程と類似
点が多く、工程の共用化がはかれるという利点がある。
なお、実施例1のものは、光感度が高く微弱光を受光
できる。
できる。
実施例2のものは、n+ドレイン領域が分離領域と兼用
されているので、工程が簡素化され、微細化がより可能
になる。
されているので、工程が簡素化され、微細化がより可能
になる。
実施例3のものは、p基板上のn-又はp-チャンネル領
域の厚さは、p+埋込層により決定されるチャンネル幅lg
に独立に形成できるので、長波長感度を高くすることが
できる。
域の厚さは、p+埋込層により決定されるチャンネル幅lg
に独立に形成できるので、長波長感度を高くすることが
できる。
第1図(a)は、固体撮像装置に使用した本発明の実施
例1にかかる光電変換装置1個の概略平面図であり、同
図(b)は、そのA−A′矢視概略断面図であり、同図
(c)は、その固体撮像装置全体の概略回路構成図であ
る。 第2図(a)は、固体撮像装置に使用した従来の光電変
換装置1個の概略平面図であり、同図(b)は、そのA
−A′矢視概略断面図である。 第3図(a)、(b)は、実施例1の変形例である実施
例1の2にかかる光電変換装置1個の概略平面図であ
る。 第4図(a)は、固体撮像装置に使用した本発明の実施
例2にかかる光電変換装置1個の概略平面図であり、同
図(b)は、そのA−A′矢視概略断面図であり、同図
(c)は、その固体撮像装置全体の概略回路構成図であ
る。 第5図は、本発明の実施例3にかかる光電変換装置の概
略断面図である。 第6図(a)は、固体撮像装置に使用した本発明の実施
例4にかかる光電変換装置1個の概略平面図であり、同
図(b)は、そのA−A′矢視概略断面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 11、41……p基板 12、302、312、42……n-又はp-チャンネル領域 13、303、313、43……n+ソース領域 14、304、314、44……n+ドレイン領域 15、305、315、45……p+蓄積ゲート領域 17、47、67……ゲートキャパシタCG 57……p+埋込領域 101、401……横接合型SIT(画素)
例1にかかる光電変換装置1個の概略平面図であり、同
図(b)は、そのA−A′矢視概略断面図であり、同図
(c)は、その固体撮像装置全体の概略回路構成図であ
る。 第2図(a)は、固体撮像装置に使用した従来の光電変
換装置1個の概略平面図であり、同図(b)は、そのA
−A′矢視概略断面図である。 第3図(a)、(b)は、実施例1の変形例である実施
例1の2にかかる光電変換装置1個の概略平面図であ
る。 第4図(a)は、固体撮像装置に使用した本発明の実施
例2にかかる光電変換装置1個の概略平面図であり、同
図(b)は、そのA−A′矢視概略断面図であり、同図
(c)は、その固体撮像装置全体の概略回路構成図であ
る。 第5図は、本発明の実施例3にかかる光電変換装置の概
略断面図である。 第6図(a)は、固体撮像装置に使用した本発明の実施
例4にかかる光電変換装置1個の概略平面図であり、同
図(b)は、そのA−A′矢視概略断面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 11、41……p基板 12、302、312、42……n-又はp-チャンネル領域 13、303、313、43……n+ソース領域 14、304、314、44……n+ドレイン領域 15、305、315、45……p+蓄積ゲート領域 17、47、67……ゲートキャパシタCG 57……p+埋込領域 101、401……横接合型SIT(画素)
Claims (1)
- 【請求項1】低濃度の不純物を含有する半導体基板と、
該基板上に形成された基板と反対又は同一導電型の低不
純物濃度のチャンネル領域と、該チャンネル領域にそれ
ぞれ設けられた基板と反対導電型の高不純物濃度のドレ
イン領域及びソース領域と、該ソース領域とドレイン領
域との間に設けられた、基板と同一導電型の蓄積ゲート
領域であって、一部にゲート長が狭くなった部分を有す
る蓄積ゲート領域とからなり、 光電変換された光電荷が蓄積ゲート領域に蓄積され、ソ
ース又はドレイン電流が前記ゲート長が狭くなった部分
の下に位置するチャンネル領域を、基板平面とほぼ平行
に流れることを特徴とする光電変換装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63017295A JP2504504B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 光電変換装置 |
US07/301,334 US5065206A (en) | 1988-01-29 | 1989-01-25 | Photoelectric converting device with accumulating gate region |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63017295A JP2504504B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 光電変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01194353A JPH01194353A (ja) | 1989-08-04 |
JP2504504B2 true JP2504504B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=11940005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63017295A Expired - Fee Related JP2504504B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 光電変換装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5065206A (ja) |
JP (1) | JP2504504B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5705846A (en) * | 1995-07-31 | 1998-01-06 | National Semiconductor Corporation | CMOS-compatible active pixel image array using vertical pnp cell |
US5892253A (en) * | 1997-03-26 | 1999-04-06 | Foveonics, Inc. | Active pixel sensor cell with balanced blue response and reduced noise |
US5847422A (en) * | 1997-05-19 | 1998-12-08 | Foveonics, Inc. | MOS-based active pixel sensor cell that utilizes the parasitic bipolar action of the cell to output image data |
US6147372A (en) * | 1999-02-08 | 2000-11-14 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company | Layout of an image sensor for increasing photon induced current |
AU2003269182A1 (en) * | 2002-10-03 | 2004-04-23 | Sealants International Limited | Tube container system |
US20070040922A1 (en) * | 2005-08-22 | 2007-02-22 | Micron Technology, Inc. | HDR/AB on multi-way shared pixels |
MX2008014199A (es) * | 2006-05-05 | 2009-09-07 | Plasco Energy Ip Holdings S L | Sistema de reformulacion de gas que usa calor de un soplete de plasma. |
NZ573217A (en) | 2006-05-05 | 2011-11-25 | Plascoenergy Ip Holdings S L Bilbao Schaffhausen Branch | A facility for conversion of carbonaceous feedstock into a reformulated syngas containing CO and H2 |
CN101495808B (zh) | 2006-05-05 | 2011-12-07 | 普拉斯科能源Ip控股公司毕尔巴鄂-沙夫豪森分公司 | 带有横向传送系统的水平取向气化器 |
JP2009536260A (ja) * | 2006-05-05 | 2009-10-08 | プラスコエナジー アイピー ホールディングス、エス.エル.、ビルバオ シャフハウゼン ブランチ | 炭素質原料のガスへの変換のための制御システム |
CA2716912C (en) * | 2007-02-27 | 2014-06-17 | Plasco Energy Group Inc. | Gasification system with processed feedstock/char conversion and gas reformulation |
PA8780401A1 (es) * | 2007-05-11 | 2008-12-18 | Plasco Energy Group Inc | "un sistema de reformulación del gas comprendiendo medios para optimizar la eficacia de conversión de gas" |
US20100154304A1 (en) * | 2007-07-17 | 2010-06-24 | Plasco Energy Group Inc. | Gasifier comprising one or more fluid conduits |
US9321640B2 (en) | 2010-10-29 | 2016-04-26 | Plasco Energy Group Inc. | Gasification system with processed feedstock/char conversion and gas reformulation |
CN109524457B (zh) | 2017-09-20 | 2021-11-02 | 联华电子股份有限公司 | 半导体装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3836993A (en) * | 1971-12-27 | 1974-09-17 | Licentia Gmbh | Magnetic field dependent field effect transistor |
US4364072A (en) * | 1978-03-17 | 1982-12-14 | Zaidan Hojin Handotai Kenkyu Shinkokai | Static induction type semiconductor device with multiple doped layers for potential modification |
US4249190A (en) * | 1979-07-05 | 1981-02-03 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Floating gate vertical FET |
JPS59107578A (ja) * | 1982-12-11 | 1984-06-21 | Junichi Nishizawa | 半導体光電変換装置 |
JPS60140752A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-25 | Olympus Optical Co Ltd | 半導体光電変換装置 |
JPS629678A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 絶縁ゲ−ト型静電誘導トランジスタ |
JPH021694A (ja) * | 1988-01-29 | 1990-01-05 | Semiconductor Res Found | 光電変換装置 |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP63017295A patent/JP2504504B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-01-25 US US07/301,334 patent/US5065206A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5065206A (en) | 1991-11-12 |
JPH01194353A (ja) | 1989-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101373785B (zh) | 光电转换器件和多芯片图像传感器 | |
JP2504504B2 (ja) | 光電変換装置 | |
JPH0666446B2 (ja) | 固体撮像素子 | |
JPH09246514A (ja) | 増幅型固体撮像装置 | |
JPH06500431A (ja) | フォトダイオードとccdエレメントとの間に転送ゲートを有するイメージセンサ | |
US4388532A (en) | Solid state image sensor with image sensing elements having charge coupled photocapacitors and a floating gate amplifier | |
US5220185A (en) | Ccd shift register | |
GB2046015A (en) | Solid-state imaging device | |
US6545331B1 (en) | Solid state imaging device, manufacturing method thereof, and solid state imaging apparatus | |
US4952996A (en) | Static induction and punching-through photosensitive transistor devices | |
US4673985A (en) | Semiconductor image sensor | |
JPH0582746B2 (ja) | ||
JPS60254886A (ja) | 固体撮像装置 | |
KR100769563B1 (ko) | 누설 전류를 감소시킨 이미지 센서 | |
JPH02278874A (ja) | 固体撮像素子及びその製造方法 | |
JP2513981B2 (ja) | 固体撮像素子の駆動方法 | |
JPH06244397A (ja) | 固体撮像素子 | |
JP3465655B2 (ja) | 固体撮像素子 | |
JPS62206878A (ja) | 固体撮像素子 | |
JP2853779B2 (ja) | 固体撮像装置 | |
Yamamura et al. | A 1/2-In. Ccd Imager With 510 X 492 Pixels | |
JPH1065137A (ja) | 固体撮像素子 | |
JPH0448028B2 (ja) | ||
JPH06217201A (ja) | 固体撮像装置 | |
JPH05152552A (ja) | 固体撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |