JP2500901B2 - 家屋の構造体 - Google Patents
家屋の構造体Info
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家屋の外壁から外方に
突出する例えば玄関ポーチなどの家屋張出し部の前記外
壁と直角な側壁の位置に対する規制を緩和でき、家屋張
出し部の建築自由度を高めうる家屋の構造体に関する。
突出する例えば玄関ポーチなどの家屋張出し部の前記外
壁と直角な側壁の位置に対する規制を緩和でき、家屋張
出し部の建築自由度を高めうる家屋の構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、床、壁、屋根などをパネルを用い
て形成するいわゆるパネル工法の家屋が普及している。
て形成するいわゆるパネル工法の家屋が普及している。
【0003】このようなパネル工法の家屋の外壁はいわ
ゆる壁パネルを用いて形成されるが、図4に例示するよ
うに、基本モデュールの整数倍の長さを有する複数の壁
パネルp…を、布基礎f上に固定される土台金具a1、
a2の立片に該壁パネルpの側面下端をボルト止めし、
かつ隣り合う壁パネルp、pの側面上端間を連結金具b
1、b2を用いて連結することにより一体に結合するこ
とによって、家屋の外壁wを柱を使用しないで形成する
いわゆるパネル構造の外壁を具える家屋も多用されてい
る。
ゆる壁パネルを用いて形成されるが、図4に例示するよ
うに、基本モデュールの整数倍の長さを有する複数の壁
パネルp…を、布基礎f上に固定される土台金具a1、
a2の立片に該壁パネルpの側面下端をボルト止めし、
かつ隣り合う壁パネルp、pの側面上端間を連結金具b
1、b2を用いて連結することにより一体に結合するこ
とによって、家屋の外壁wを柱を使用しないで形成する
いわゆるパネル構造の外壁を具える家屋も多用されてい
る。
【0004】なおパネル構造の家屋にあっては、前記連
結金具b1、b2の上面には、前記壁パネルp…の上方
を通る胴差cの端部を固定する接続金具d…が載置、固
定されるとともに、この接続金具d上に取付く連結金具
eにより階上の壁パネルpw、pwを連結し支持する。
結金具b1、b2の上面には、前記壁パネルp…の上方
を通る胴差cの端部を固定する接続金具d…が載置、固
定されるとともに、この接続金具d上に取付く連結金具
eにより階上の壁パネルpw、pwを連結し支持する。
【0005】このようなパネル構造の外壁を具える家屋
hに、図5に略示するように、外壁wから外方に突出す
る家屋張出し部h1により玄関ポーチkを形成する場
合、従来、図6に示すように、隣り合う前記壁パネル
p、p間に布基礎fから柱g1を立設し、この柱g1の
上端部に外壁wと直角に配される梁材g2の内端をボル
ト止めした上、この梁材g2上に玄関ポーチkの前記外
壁wと直角な側壁上部を形成するパネルpsを載置しか
つ固定していた。
hに、図5に略示するように、外壁wから外方に突出す
る家屋張出し部h1により玄関ポーチkを形成する場
合、従来、図6に示すように、隣り合う前記壁パネル
p、p間に布基礎fから柱g1を立設し、この柱g1の
上端部に外壁wと直角に配される梁材g2の内端をボル
ト止めした上、この梁材g2上に玄関ポーチkの前記外
壁wと直角な側壁上部を形成するパネルpsを載置しか
つ固定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらパネル構
造の外壁wを具える前記家屋hに設ける前記家屋張出し
部h1の側壁は、前記基本モデュールの整数倍の長さを
有する壁パネルp、p間に立設された前記柱g1から外
方にのびる前記梁材g2を用いて形成されるため、この
梁材g2の位置が壁パネルp…の配置により大きく規制
されることになり、その結果、前記側壁の位置も制約さ
れ、家屋張出し部h1の外壁wに沿う長さが壁パネルp
の前記長さの整数倍にしか設定できず、建築の自由度を
低下させるという問題点があった。
造の外壁wを具える前記家屋hに設ける前記家屋張出し
部h1の側壁は、前記基本モデュールの整数倍の長さを
有する壁パネルp、p間に立設された前記柱g1から外
方にのびる前記梁材g2を用いて形成されるため、この
梁材g2の位置が壁パネルp…の配置により大きく規制
されることになり、その結果、前記側壁の位置も制約さ
れ、家屋張出し部h1の外壁wに沿う長さが壁パネルp
の前記長さの整数倍にしか設定できず、建築の自由度を
低下させるという問題点があった。
【0007】本発明は、胴差に設けた補強片に取付く支
持金具の垂下片に、家屋張出し部の側壁形成用の梁材の
内端を固定することを基本として、家屋張出し部の側壁
を家屋の外壁構造に規制されることなく形成でき、その
建築の自由度を高めうる家屋の構造体の提供を目的とし
ている。
持金具の垂下片に、家屋張出し部の側壁形成用の梁材の
内端を固定することを基本として、家屋張出し部の側壁
を家屋の外壁構造に規制されることなく形成でき、その
建築の自由度を高めうる家屋の構造体の提供を目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、家屋の外壁か
ら外方に突出する家屋張出し部の前記外壁と直角な側壁
上部を形成するための家屋の構造体であって、前記外壁
に沿って配される水平な胴差に前記外壁と直角かつ垂直
に内外にのびる補強片を設けるとともに、前記補強片に
ボルト止めされる垂直な取付片と、この取付片の外端で
外方に配される水平にのびる受片と、この受片から垂下
する垂下片とを一体に有する支持金具の前記垂下片に、
前記家屋張出し部の前記側壁形成用の梁材の内端を固定
し、かつ前記受片に、前記梁材上をのび側壁上部を形成
しうるパネルの内端を載置しかつ固定する。
ら外方に突出する家屋張出し部の前記外壁と直角な側壁
上部を形成するための家屋の構造体であって、前記外壁
に沿って配される水平な胴差に前記外壁と直角かつ垂直
に内外にのびる補強片を設けるとともに、前記補強片に
ボルト止めされる垂直な取付片と、この取付片の外端で
外方に配される水平にのびる受片と、この受片から垂下
する垂下片とを一体に有する支持金具の前記垂下片に、
前記家屋張出し部の前記側壁形成用の梁材の内端を固定
し、かつ前記受片に、前記梁材上をのび側壁上部を形成
しうるパネルの内端を載置しかつ固定する。
【0009】
【作用】胴差に設けた補強片に取付片がボルト止めされ
る支持金具によって、家屋張出し部の側壁形成用の梁材
と、該側壁上部を形成するパネルの内端とを固定する。
従って、家屋張出し部の前記側壁が家屋の外壁から突出
する位置を、この外壁の構造により規制されることなく
設定でき、家屋張出し部の建築の自由度を高めうる。
る支持金具によって、家屋張出し部の側壁形成用の梁材
と、該側壁上部を形成するパネルの内端とを固定する。
従って、家屋張出し部の前記側壁が家屋の外壁から突出
する位置を、この外壁の構造により規制されることなく
設定でき、家屋張出し部の建築の自由度を高めうる。
【0010】又前記梁材を固定するために、従来のよう
に柱を立設する必要がなく、施工性を向上しうるととも
に、部材コストの削減を図りうる。
に柱を立設する必要がなく、施工性を向上しうるととも
に、部材コストの削減を図りうる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜3において本発明の家屋の構造体1は、家屋
Hの外壁Wから外方に突出する家屋張出し部H1の前記
外壁Wと直角な側壁WS上部を形成することができ、か
つ前記外壁Wに沿って配される水平な胴差2に補強片3
を設けるとともに、この補強片3にボルト止めされる支
持金具4に、前記家屋張出し部H1の前記側壁WS形成
用の梁材5と、側壁WS上部を形成しうるパネル6とを
固定する。
る。図1〜3において本発明の家屋の構造体1は、家屋
Hの外壁Wから外方に突出する家屋張出し部H1の前記
外壁Wと直角な側壁WS上部を形成することができ、か
つ前記外壁Wに沿って配される水平な胴差2に補強片3
を設けるとともに、この補強片3にボルト止めされる支
持金具4に、前記家屋張出し部H1の前記側壁WS形成
用の梁材5と、側壁WS上部を形成しうるパネル6とを
固定する。
【0012】前記家屋張出し部H1は、本実施例では、
図5に示すように、家屋Hの外壁Wから外方に突出する
平屋の家屋付属部H2に接して設けられる玄関ポーチK
を形成する。
図5に示すように、家屋Hの外壁Wから外方に突出する
平屋の家屋付属部H2に接して設けられる玄関ポーチK
を形成する。
【0013】又前記外壁Wは、図1に示すように、布基
礎F上にボルト止めされる土台金具15の立片15Aに
側面下端がボルト止めされることにより布基礎F上に立
設される壁パネルPによって形成される。
礎F上にボルト止めされる土台金具15の立片15Aに
側面下端がボルト止めされることにより布基礎F上に立
設される壁パネルPによって形成される。
【0014】前記胴差2は、垂直片16の上下に外方に
張出す上片17、下片19を設けた断面コ字の形鋼材か
らなる長尺な基体20を具えるとともに、該基体20の
両端に固着された端板21、21を、前記壁パネルPの
側面上端に立下げ片22Aがボルト止めされるコ字の連
結金具22上に固定した柱金具23の立片23Aにボル
ト止めすることにより該柱金具23、23間に水平に架
け渡される。
張出す上片17、下片19を設けた断面コ字の形鋼材か
らなる長尺な基体20を具えるとともに、該基体20の
両端に固着された端板21、21を、前記壁パネルPの
側面上端に立下げ片22Aがボルト止めされるコ字の連
結金具22上に固定した柱金具23の立片23Aにボル
ト止めすることにより該柱金具23、23間に水平に架
け渡される。
【0015】又胴差2の前記基体20がなす外向きの溝
部20Aには、前記外壁Wと直角かつ垂直に内外にのび
る1対の補強片3、3がほぼ一定のピッチを隔てて固着
され、胴差2の剛性強度を高めている。
部20Aには、前記外壁Wと直角かつ垂直に内外にのび
る1対の補強片3、3がほぼ一定のピッチを隔てて固着
され、胴差2の剛性強度を高めている。
【0016】さらに図1において最左方に位置する前記
補強片3には、前記支持金具4が取付けられる。
補強片3には、前記支持金具4が取付けられる。
【0017】支持金具4は、図2、図3に示すように、
前記補強片3にボルト止めされる垂直かつ矩形の取付片
7と、この取付片7の外端に溶接等により固着されかつ
前記外壁Wと平行な矩形の内片25と、この内片25の
前記家屋付属部H2に向く垂直な一側端から外方に突出
する矩形の側片26と、この側片26、前記内片25の
各下端に端縁が固着されることにより前記取付片7の外
端の外方かつ下方に配される水平な受片9と、この受片
9から前記外壁Wと平行に垂下する垂下片10とを一体
に有する。なおここで「一体」とは、取付片7、内片2
5、側片26、受片9、および垂下片10が金属板の折
曲げ、あるいは溶着等により分離不能に接合されている
ことを意味する。
前記補強片3にボルト止めされる垂直かつ矩形の取付片
7と、この取付片7の外端に溶接等により固着されかつ
前記外壁Wと平行な矩形の内片25と、この内片25の
前記家屋付属部H2に向く垂直な一側端から外方に突出
する矩形の側片26と、この側片26、前記内片25の
各下端に端縁が固着されることにより前記取付片7の外
端の外方かつ下方に配される水平な受片9と、この受片
9から前記外壁Wと平行に垂下する垂下片10とを一体
に有する。なおここで「一体」とは、取付片7、内片2
5、側片26、受片9、および垂下片10が金属板の折
曲げ、あるいは溶着等により分離不能に接合されている
ことを意味する。
【0018】支持金具4の前記垂下片10には、前記梁
材5が固定される。梁材5は、垂直なウエブ5Aの上下
に水平なフランジ5B、5Cを設けた溝形鋼からなり、
その溝部を前記家屋付属部H2に向けて内端に固着され
た固定片27を前記垂下片10にボルト止めすることに
より、外壁Wと直角に突設される。
材5が固定される。梁材5は、垂直なウエブ5Aの上下
に水平なフランジ5B、5Cを設けた溝形鋼からなり、
その溝部を前記家屋付属部H2に向けて内端に固着され
た固定片27を前記垂下片10にボルト止めすることに
より、外壁Wと直角に突設される。
【0019】又梁材5は、前記側壁WSの下部を形成す
る壁パネルPSの上端を適宜の取付金具(図示せず)を
用いて支持する。なお壁パネルPSは、前記布基礎Fに
突設された布基礎張出し部F1上で下端が支持されると
ともに、その内端下部は、布基礎F上に固定した土台金
具29の立片29Aにボルト止めされる。
る壁パネルPSの上端を適宜の取付金具(図示せず)を
用いて支持する。なお壁パネルPSは、前記布基礎Fに
突設された布基礎張出し部F1上で下端が支持されると
ともに、その内端下部は、布基礎F上に固定した土台金
具29の立片29Aにボルト止めされる。
【0020】なお前記土台金具29の外壁Wと直角な立
片29Bは、前記胴差2の下方かつ前記壁パネルPの側
方に配される巾狭の壁パネルPWの側面下端をボルト止
めするとともに、この壁パネルPWは、前記土台金具1
5の立片15Bと連結金具22の立下げ片22Aにもボ
ルト止めされ、壁パネルPと共に前記外壁Wを形成しう
る。
片29Bは、前記胴差2の下方かつ前記壁パネルPの側
方に配される巾狭の壁パネルPWの側面下端をボルト止
めするとともに、この壁パネルPWは、前記土台金具1
5の立片15Bと連結金具22の立下げ片22Aにもボ
ルト止めされ、壁パネルPと共に前記外壁Wを形成しう
る。
【0021】又前記梁材5の外端には、L字の接続金具
30を用いて家屋張出し部H1の外端部に水平に配され
る外梁材32の端部が結合されるとともに、図1に右方
に示す前記柱金具23の下面から立下がる垂下片33に
内端がボルト止めされかつ外方にのびる継ぎ梁材34の
外端が、前記外梁材32に固定される。
30を用いて家屋張出し部H1の外端部に水平に配され
る外梁材32の端部が結合されるとともに、図1に右方
に示す前記柱金具23の下面から立下がる垂下片33に
内端がボルト止めされかつ外方にのびる継ぎ梁材34の
外端が、前記外梁材32に固定される。
【0022】なお前記継ぎ梁材34の下方には、前記家
屋付属部H2と家屋張出し部H1とを仕切る壁パネルP
Mが立設される。
屋付属部H2と家屋張出し部H1とを仕切る壁パネルP
Mが立設される。
【0023】前記支持金具4の前記受片9には、前記梁
材5上をのび側壁WS上部を形成するパネル6の内端が
載置、固定される。
材5上をのび側壁WS上部を形成するパネル6の内端が
載置、固定される。
【0024】パネル6は、図2、図3に示すように、溝
形鋼からなりかつその溝部を上に向けて配される下枠材
36、この下枠材36の内端から立上がるとともに溝形
鋼からなりかつその溝部を外に向けて配される垂直な内
枠材37、前記下枠材36の外端から立上がりかつ溝部
を内に向けて配される溝形鋼からなりしかも前記内枠材
37よりも小高さの垂直な外枠材39、および前記内枠
材37の溝部上端に嵌着しうる巾狭部40Aを内端部に
有しかつ水平にのびる木質材からなる内材40の外端に
前記外枠材39の溝部上部に嵌着しうる巾狭部41Aを
外端部に有しかつ外方に斜め下にのびる外材41を固着
した上枠材42からなる枠組を具える。又枠組の側面に
は、該枠組の形状に合う略台形状の面材43が添着さ
れ、これにより一体可搬のパネル6を形成している。
形鋼からなりかつその溝部を上に向けて配される下枠材
36、この下枠材36の内端から立上がるとともに溝形
鋼からなりかつその溝部を外に向けて配される垂直な内
枠材37、前記下枠材36の外端から立上がりかつ溝部
を内に向けて配される溝形鋼からなりしかも前記内枠材
37よりも小高さの垂直な外枠材39、および前記内枠
材37の溝部上端に嵌着しうる巾狭部40Aを内端部に
有しかつ水平にのびる木質材からなる内材40の外端に
前記外枠材39の溝部上部に嵌着しうる巾狭部41Aを
外端部に有しかつ外方に斜め下にのびる外材41を固着
した上枠材42からなる枠組を具える。又枠組の側面に
は、該枠組の形状に合う略台形状の面材43が添着さ
れ、これにより一体可搬のパネル6を形成している。
【0025】このパネル6は、前記下枠材36の内端を
前記受片9に載置しかつボルト止めすることにより固定
されるとともに、前記梁材5上をのびる該下枠材6は、
スペーサー44を介して該梁材5の前記上のフランジ5
Bにボルト止めされ、これにより前記側壁WSの上部を
形成する。なおパネル6の前記内枠材37は、支持金具
4の前記内片25に当接し、かつボルト止めされる。
前記受片9に載置しかつボルト止めすることにより固定
されるとともに、前記梁材5上をのびる該下枠材6は、
スペーサー44を介して該梁材5の前記上のフランジ5
Bにボルト止めされ、これにより前記側壁WSの上部を
形成する。なおパネル6の前記内枠材37は、支持金具
4の前記内片25に当接し、かつボルト止めされる。
【0026】又梁材5と前記外梁材32との接続部上面
には、外方に斜め下にのびる受板46を有する受金具4
7がボルト止めされるとともに、前記パネル6の上枠材
42と受板46とは、家屋張出し部H1の屋根を形成す
る適宜の屋根パネル49を支持する。
には、外方に斜め下にのびる受板46を有する受金具4
7がボルト止めされるとともに、前記パネル6の上枠材
42と受板46とは、家屋張出し部H1の屋根を形成す
る適宜の屋根パネル49を支持する。
【0027】このように、壁パネルPを用いて外壁Wが
形成されるいわゆるパネル構造の家屋Hに、前記胴差2
に設けた補強片3により、壁パネルPの配置によって位
置が規制されることなく前記家屋張出し部H1の側壁W
Sを形成することができ、家屋張出し部H1の建築の自
由度を高めうる。
形成されるいわゆるパネル構造の家屋Hに、前記胴差2
に設けた補強片3により、壁パネルPの配置によって位
置が規制されることなく前記家屋張出し部H1の側壁W
Sを形成することができ、家屋張出し部H1の建築の自
由度を高めうる。
【0028】
【発明の効果】叙上の如く本発明の家屋の構造体は、家
屋の外壁に沿って配される胴差に設けた補強片に、家屋
張出し部の側壁形成用の梁材と、該側壁の上部を形成し
うるパネルとを固定する支持金具を取付けたため、例え
ば前記外壁を形成する壁パネルの配置に制約されること
なく前記側壁の位置を設定でき、建築の自由度を高めう
るとともに、前記梁材固定用の柱を前記外壁に立設する
ことがないため、施工性を向上でき、かつ部材コストの
削減を図りうる。
屋の外壁に沿って配される胴差に設けた補強片に、家屋
張出し部の側壁形成用の梁材と、該側壁の上部を形成し
うるパネルとを固定する支持金具を取付けたため、例え
ば前記外壁を形成する壁パネルの配置に制約されること
なく前記側壁の位置を設定でき、建築の自由度を高めう
るとともに、前記梁材固定用の柱を前記外壁に立設する
ことがないため、施工性を向上でき、かつ部材コストの
削減を図りうる。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】その要部を示す分解斜視図である。
【図3】その側面図である。
【図4】パネル構造の外壁を示す斜視図である。
【図5】本発明の採用されうる家屋を略示する斜視図で
ある。
ある。
【図6】従来の技術を説明する斜視図である。
2 胴差 3 補強片 4 支持金具 5 梁材 6 パネル 7 取付片 9 受片 10 垂下片 H 家屋 H1 家屋張出し部 W 外壁 WS 家屋張出し部の側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/56 631 6951−2E E04B 2/56 631J 651 6951−2E 651J 6951−2E 651Q
Claims (1)
- 【請求項1】家屋の外壁から外方に突出する家屋張出し
部の前記外壁と直角な側壁上部を形成するための家屋の
構造体であって、前記外壁に沿って配される水平な胴差
に前記外壁と直角かつ垂直に内外にのびる補強片を設け
るとともに、前記補強片にボルト止めされる垂直な取付
片と、この取付片の外端で外方に配される水平にのびる
受片と、この受片から垂下する垂下片とを一体に有する
支持金具の前記垂下片に、前記家屋張出し部の前記側壁
形成用の梁材の内端を固定し、かつ前記受片に、前記梁
材上をのび側壁上部を形成しうるパネルの内端を載置し
かつ固定したことを特徴とする家屋の構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11105193A JP2500901B2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 家屋の構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11105193A JP2500901B2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 家屋の構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06299626A JPH06299626A (ja) | 1994-10-25 |
JP2500901B2 true JP2500901B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=14551171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11105193A Expired - Fee Related JP2500901B2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 家屋の構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500901B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-13 JP JP11105193A patent/JP2500901B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06299626A (ja) | 1994-10-25 |
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