JP2500898B2 - 多相誘導電動機の駆動装置の異常有無検査方法 - Google Patents
多相誘導電動機の駆動装置の異常有無検査方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導電動機の回転速度
を制御する駆動装置に関し、特に、駆動装置が正常に動
作するかを自体的に検査することができるように成した
多相誘導電動機駆動装置の異常検査方法に関する。
を制御する駆動装置に関し、特に、駆動装置が正常に動
作するかを自体的に検査することができるように成した
多相誘導電動機駆動装置の異常検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】誘導電動機の回転速度を制御する方式の
中で、最近多く使用される方式としては、インバータ方
式、即ち、入力される交流の周波数を変換させることに
よって、電動機の回転速度を制御する方式がある。
中で、最近多く使用される方式としては、インバータ方
式、即ち、入力される交流の周波数を変換させることに
よって、電動機の回転速度を制御する方式がある。
【0003】このようなインバータ駆動方式において
は、パルス幅変調(PWM:Pulse Width
Modulation)方式により、直流電源を一定の
周波数を有する交流電源に変換させて、誘導電動機に印
加するようになっている。
は、パルス幅変調(PWM:Pulse Width
Modulation)方式により、直流電源を一定の
周波数を有する交流電源に変換させて、誘導電動機に印
加するようになっている。
【0004】このような方式の駆動装置においては、過
電流によって部品、特に、比較的高価な電力用トランジ
スタ等が損傷することがあった。これを予め防止するた
めの方法として、電力用トランジスタ等が、一緒に動作
されないように制御するものや電力用トランジスタに流
れる電流値が一定値以上になる時、トランジスタを自動
的にオフさせるもの等がある。
電流によって部品、特に、比較的高価な電力用トランジ
スタ等が損傷することがあった。これを予め防止するた
めの方法として、電力用トランジスタ等が、一緒に動作
されないように制御するものや電力用トランジスタに流
れる電流値が一定値以上になる時、トランジスタを自動
的にオフさせるもの等がある。
【0005】図4は、一般的なインバータ駆動装置の基
本回路図である。図4に図示されたように、従来の誘導
電動機のインバータ駆動装置は、通常、直流電源BAT
1にそれぞれ3対の電力用トランジスタQ1乃至Q6が
連結され、それぞれのトランジスタのエミッタとコレク
タ端子との間には、ダイオードD1乃至D6が連結され
ており、それぞれのベース端子には、駆動信号U1,U
1;V1,V1;W1,W1が印加される。
本回路図である。図4に図示されたように、従来の誘導
電動機のインバータ駆動装置は、通常、直流電源BAT
1にそれぞれ3対の電力用トランジスタQ1乃至Q6が
連結され、それぞれのトランジスタのエミッタとコレク
タ端子との間には、ダイオードD1乃至D6が連結され
ており、それぞれのベース端子には、駆動信号U1,U
1;V1,V1;W1,W1が印加される。
【0006】また、トランジスタQ1,Q3及びQ5の
エミッタ端子等とトランジスタQ2,Q4及びQ6のコ
レクタ端子との接続点は、3相誘導電動機M1のそれぞ
れの相捲線に連結される。
エミッタ端子等とトランジスタQ2,Q4及びQ6のコ
レクタ端子との接続点は、3相誘導電動機M1のそれぞ
れの相捲線に連結される。
【0007】直流電源BAT1には、更に、電流検出用
抵抗R1が連結される。
抵抗R1が連結される。
【0008】前記した構成を有する装置において、各相
に対する駆動信号U1,U1;V1,V1;W1,W1
が対応するトランジスタのベースに印加される時、該当
トランジスタがオンされるようになり、これによって誘
導電動機M1の相捲線には互いに異なる位相を有する電
圧が印加されることになって、電動機が回転するように
なる。
に対する駆動信号U1,U1;V1,V1;W1,W1
が対応するトランジスタのベースに印加される時、該当
トランジスタがオンされるようになり、これによって誘
導電動機M1の相捲線には互いに異なる位相を有する電
圧が印加されることになって、電動機が回転するように
なる。
【0009】ところが、それぞれのトランジスタ対を構
成するトランジスタが電源BAT1両端に直列に連結さ
れているために、これらトランジスタが共にオンされる
時間が存在する場合には、直流電源BAT1が断絡され
た状態となって過大電流が流れるようになり、これによ
り、トランジスタが破損してしまうようになる。
成するトランジスタが電源BAT1両端に直列に連結さ
れているために、これらトランジスタが共にオンされる
時間が存在する場合には、直流電源BAT1が断絡され
た状態となって過大電流が流れるようになり、これによ
り、トランジスタが破損してしまうようになる。
【0010】図5(A)及び(B)は、インバータ駆動
装置において、トランジスタの駆動信号を示した波形図
である。
装置において、トランジスタの駆動信号を示した波形図
である。
【0011】図5(A)及び(B)に図示されたよう
に、上記の問題点を解決するためには、一つのトランジ
スタ、例えば、トランジスタQ1がオン状態からオフ状
態となった後、一定の遅延時間tdが経過してから、他
のトランジスタ、例えば、トランジスタQ2が動作する
ように制御している。
に、上記の問題点を解決するためには、一つのトランジ
スタ、例えば、トランジスタQ1がオン状態からオフ状
態となった後、一定の遅延時間tdが経過してから、他
のトランジスタ、例えば、トランジスタQ2が動作する
ように制御している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
駆動方式において、一定の時間間隔をおいて、それぞれ
のトランジスタを駆動させるためのトランジスタ駆動回
路に異常が生じた状態において過電流防止回路が正常に
動作しない場合には、不可避にトランジスタ等が破損す
るという問題点があった。また、過電流による火災の危
険が伴うという問題点もあった。
駆動方式において、一定の時間間隔をおいて、それぞれ
のトランジスタを駆動させるためのトランジスタ駆動回
路に異常が生じた状態において過電流防止回路が正常に
動作しない場合には、不可避にトランジスタ等が破損す
るという問題点があった。また、過電流による火災の危
険が伴うという問題点もあった。
【0013】そこで、本発明の目的は、インバータ方式
により駆動される誘導電動機において、時間遅延及び電
流検出動作が正常に成されるかを自動的に検査すること
により、高価な部品が破損されることを防止し、加え
て、火災防止等の安全を確保することができるように成
した多相誘導電動機の駆動装置の異常検査方法を提供す
ることにある。
により駆動される誘導電動機において、時間遅延及び電
流検出動作が正常に成されるかを自動的に検査すること
により、高価な部品が破損されることを防止し、加え
て、火災防止等の安全を確保することができるように成
した多相誘導電動機の駆動装置の異常検査方法を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、本発明の多相誘導電動機の駆動装置の異常有無
検査方法は、駆動装置の全体動作を制御するマイクロプ
ロセッサと、多相誘導電動機と、多相誘導電動機のそれ
ぞれの相捲線に連結される電力用トランジスタ対と、マ
イクロプロセッサにおいて出力されるパルス信号に従っ
てトランジスタを駆動するトランジスタ駆動回路と、ト
ランジスタに流れる電流に相応する電圧を基準電圧と比
較してその結果をマイクロプロセッサに出力する電流検
出部とを備え、前記トランジスタのオン/オフ時間を異
なるように成すことにより、多相誘導電動機のそれぞれ
の相捲に互いに異なる位相を有する電圧を印加させるイ
ンバータ方式の多相誘導電動機の駆動装置において、運
転命令が入力されたかを判断する段階と、運転命令の入
力時には、時間的に相互に重ならないパルス信号を前記
トランジスタ駆動回路に順次的に出力してトランジスタ
を駆動させる段階と、前記電流検出部からの比較信号を
入力される段階と、前記比較信号のハイレベル維持時間
が一定の時間値以上である時には、前記駆動回路に異常
があると判断して電動機の運転を開始せずに、また、前
記比較信号のハイレベル維持時間が一定の時間値以下で
ある時には、前記駆動回路が正常状態にあると判断して
電動機の運転を開始する段階とからなり、これによっ
て、運転開始前にトランジスタ駆動回路が正常状態にあ
るかを検査する。
ために、本発明の多相誘導電動機の駆動装置の異常有無
検査方法は、駆動装置の全体動作を制御するマイクロプ
ロセッサと、多相誘導電動機と、多相誘導電動機のそれ
ぞれの相捲線に連結される電力用トランジスタ対と、マ
イクロプロセッサにおいて出力されるパルス信号に従っ
てトランジスタを駆動するトランジスタ駆動回路と、ト
ランジスタに流れる電流に相応する電圧を基準電圧と比
較してその結果をマイクロプロセッサに出力する電流検
出部とを備え、前記トランジスタのオン/オフ時間を異
なるように成すことにより、多相誘導電動機のそれぞれ
の相捲に互いに異なる位相を有する電圧を印加させるイ
ンバータ方式の多相誘導電動機の駆動装置において、運
転命令が入力されたかを判断する段階と、運転命令の入
力時には、時間的に相互に重ならないパルス信号を前記
トランジスタ駆動回路に順次的に出力してトランジスタ
を駆動させる段階と、前記電流検出部からの比較信号を
入力される段階と、前記比較信号のハイレベル維持時間
が一定の時間値以上である時には、前記駆動回路に異常
があると判断して電動機の運転を開始せずに、また、前
記比較信号のハイレベル維持時間が一定の時間値以下で
ある時には、前記駆動回路が正常状態にあると判断して
電動機の運転を開始する段階とからなり、これによっ
て、運転開始前にトランジスタ駆動回路が正常状態にあ
るかを検査する。
【0015】また、電動機の運転を開始する前に、トラ
ンジスタ中一つをオン/オフさせて電動機の一つの相捲
線に電流を断続的に流す段階と、トランジスタのオン始
点から電流検出部が動作及び停止するまでの時間値等を
計数する段階と、前記計数された時間値を予め設定され
た時間値等と比較して、互いに一致する時には、電流検
出部が正常状態にあるものと判断して電動機の運転を開
始し、一方、互いに一致しない時には、電流検出部が異
常状態にあるものと判断して電動機の運転を中止させる
段階とを更に設けて成り、これによって、運転開始前に
電流検出部が正常状態にあるかを検査する。
ンジスタ中一つをオン/オフさせて電動機の一つの相捲
線に電流を断続的に流す段階と、トランジスタのオン始
点から電流検出部が動作及び停止するまでの時間値等を
計数する段階と、前記計数された時間値を予め設定され
た時間値等と比較して、互いに一致する時には、電流検
出部が正常状態にあるものと判断して電動機の運転を開
始し、一方、互いに一致しない時には、電流検出部が異
常状態にあるものと判断して電動機の運転を中止させる
段階とを更に設けて成り、これによって、運転開始前に
電流検出部が正常状態にあるかを検査する。
【0016】
【実施例】以下、添付された図面を参照しながら、本発
明に基づく多相誘導電動機の駆動装置の異常検査方法を
詳細に説明する。
明に基づく多相誘導電動機の駆動装置の異常検査方法を
詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の異常有無検査方法が適用
されるインバータ駆動装置の全体回路図である。
されるインバータ駆動装置の全体回路図である。
【0018】図1に図示されたように、多相(以下実施
例においては、3相として説明する)誘導電動機の駆動
装置は、システム全体の動作を制御するマイクロプロセ
ッサ1と、動作命令を入力するキー入力部2と、電源部
3と、周辺回路部4と、動作状態を表示する表示部5
と、直流電源BAT11を電動機7のそれぞれの相捲線
に相互に異なる位相をもって印加させる電力用トランジ
スタQ11乃至Q16およびダイオードD11乃至D1
6を備えた電動機駆動部6と、電動機構駆動部6のトラ
ンジスタQ11乃至Q16のオン/オフを制御するトラ
ンジスタ駆動部8と、トランジスタ駆動部8に電源を供
給する電源部9と、前記直流電源BAT11に直列に連
結された抵抗R11の両端電圧にて瞬間電流を検出する
瞬間電流検出部10とから構成される。
例においては、3相として説明する)誘導電動機の駆動
装置は、システム全体の動作を制御するマイクロプロセ
ッサ1と、動作命令を入力するキー入力部2と、電源部
3と、周辺回路部4と、動作状態を表示する表示部5
と、直流電源BAT11を電動機7のそれぞれの相捲線
に相互に異なる位相をもって印加させる電力用トランジ
スタQ11乃至Q16およびダイオードD11乃至D1
6を備えた電動機駆動部6と、電動機構駆動部6のトラ
ンジスタQ11乃至Q16のオン/オフを制御するトラ
ンジスタ駆動部8と、トランジスタ駆動部8に電源を供
給する電源部9と、前記直流電源BAT11に直列に連
結された抵抗R11の両端電圧にて瞬間電流を検出する
瞬間電流検出部10とから構成される。
【0019】このように構成されたインバータ駆動装置
は、キー入力部2からマイクロプロセッサ1に駆動命令
が入力されると、マイクロプロセッサ1の制御に従って
トランジスタ駆動部8が動作して、増幅されたPWM駆
動信号U1,U1;V1,V1;W1,W1を出力しP
WM駆動信号U1,U1;V1,V1;W1,W1に基
づいて電動機駆動部6のトランジスタQ11乃至Q16
がオンされながら、直流電源BAT11を3相誘導電動
機7にU相、V相及びW相の3相交流電流を印加して、
3相誘導電動機7が駆動される。
は、キー入力部2からマイクロプロセッサ1に駆動命令
が入力されると、マイクロプロセッサ1の制御に従って
トランジスタ駆動部8が動作して、増幅されたPWM駆
動信号U1,U1;V1,V1;W1,W1を出力しP
WM駆動信号U1,U1;V1,V1;W1,W1に基
づいて電動機駆動部6のトランジスタQ11乃至Q16
がオンされながら、直流電源BAT11を3相誘導電動
機7にU相、V相及びW相の3相交流電流を印加して、
3相誘導電動機7が駆動される。
【0020】また、3相誘導電動機7の駆動に応じて抵
抗R11の両端間に電圧差が発生し、瞬間電流検出部1
0において一定の基準電圧と比較される。
抗R11の両端間に電圧差が発生し、瞬間電流検出部1
0において一定の基準電圧と比較される。
【0021】瞬間電流検出部10は、このように比較さ
れた結果をマイクロプロセッサ1に出力し、マイクロプ
ロセッサ1は、このような比較信号に従ってトランジス
タ駆動部8にPWM駆動信号を出力するようになる。す
なわち、ここで過電流が流れると判断されれば、ローレ
ベルのPWM駆動信号を出力して、電動機7の動作を停
止させる。
れた結果をマイクロプロセッサ1に出力し、マイクロプ
ロセッサ1は、このような比較信号に従ってトランジス
タ駆動部8にPWM駆動信号を出力するようになる。す
なわち、ここで過電流が流れると判断されれば、ローレ
ベルのPWM駆動信号を出力して、電動機7の動作を停
止させる。
【0022】図2(A)〜(C)は、本発明に基づく電
動機7の駆動装置の異常有無検査方法を説明するための
波形図であり、図3は、本発明に基づく電動機駆動装置
の異常有無検査方法を示したフローチャートである。
動機7の駆動装置の異常有無検査方法を説明するための
波形図であり、図3は、本発明に基づく電動機駆動装置
の異常有無検査方法を示したフローチャートである。
【0023】図3に図示されたように、本発明の異常有
無検査方法は、まず、段階11において、キー入力部2
を通じて電動機7の運転命令が入力されたかを判断す
る。
無検査方法は、まず、段階11において、キー入力部2
を通じて電動機7の運転命令が入力されたかを判断す
る。
【0024】運転命令の入力がある場合には、直ぐ電動
機7を運転させずに、段階11乃至段階17を経て、ト
ランジスタ駆動部8が、正常に時間遅延td動作を遂行
しているかを検査する。
機7を運転させずに、段階11乃至段階17を経て、ト
ランジスタ駆動部8が、正常に時間遅延td動作を遂行
しているかを検査する。
【0025】すなわち、時間的に相互に重ならないPW
M駆動信号をトランジスタ駆動回路8に順次に出力し
て、それぞれのトランジスタQ11乃至Q17を順次に
駆動させる。
M駆動信号をトランジスタ駆動回路8に順次に出力し
て、それぞれのトランジスタQ11乃至Q17を順次に
駆動させる。
【0026】このようにして、それぞれのU相、V相,
W相に対し,トランジスタQ11乃至Q16が定められ
た時間遅延tdを維持しながら動作するかを検査をす
る。
W相に対し,トランジスタQ11乃至Q16が定められ
た時間遅延tdを維持しながら動作するかを検査をす
る。
【0027】この時の正常動作の可否の判定は、瞬間電
流検出部10がハイレベル信号を出力する時間の幅によ
り判断する。
流検出部10がハイレベル信号を出力する時間の幅によ
り判断する。
【0028】すなわち、瞬間時間電流検出部10がハイ
レベル信号を出力する時間が設定された時間値より長く
なれば、マイクロプロセッサ1は、駆動回路8に異常が
あると判断して電動機7の運転を開始しなくなる。
レベル信号を出力する時間が設定された時間値より長く
なれば、マイクロプロセッサ1は、駆動回路8に異常が
あると判断して電動機7の運転を開始しなくなる。
【0029】次に、瞬間電流検出部10が正常に動作す
るかについて段階20において判断される。
るかについて段階20において判断される。
【0030】図2に図示されたように、一つのトランジ
スタ、例えば、トランジスタQ12のベース端子に図2
(A)のような駆動パルスを印加すれば、電動機7の一
つの相捲線、例えば、U相相捲線に電流が流れるように
なり、抵抗R11の両端においては、図2(B)に図示
されたように、時間の経過とともに線形に増加する電圧
が示されるようになるが、瞬間電流検出部10は、その
基準電圧VSより抵抗R11両端の電圧が大きくなる瞬
間に、図2(C)に図示されたようなハイレベルの信号
をマイクロプロセッサ1に出力するようになる。
スタ、例えば、トランジスタQ12のベース端子に図2
(A)のような駆動パルスを印加すれば、電動機7の一
つの相捲線、例えば、U相相捲線に電流が流れるように
なり、抵抗R11の両端においては、図2(B)に図示
されたように、時間の経過とともに線形に増加する電圧
が示されるようになるが、瞬間電流検出部10は、その
基準電圧VSより抵抗R11両端の電圧が大きくなる瞬
間に、図2(C)に図示されたようなハイレベルの信号
をマイクロプロセッサ1に出力するようになる。
【0031】従って、トランジスタのQ12のオン始点
より瞬間電流検出部10が動作及び停止するまでの時間
値等を計数し、このように計数された時間値等をマイク
ロプロセッサ1に予め設定された時間値等と比較するこ
とによって、瞬間電流検出部10が正常状態にあるかを
判断することができる。
より瞬間電流検出部10が動作及び停止するまでの時間
値等を計数し、このように計数された時間値等をマイク
ロプロセッサ1に予め設定された時間値等と比較するこ
とによって、瞬間電流検出部10が正常状態にあるかを
判断することができる。
【0032】すなわち、計数された値と予め設定された
時間値とが一致すれば、瞬間電流検出部10は正常状態
であると判断して電動機7の運転を開始し、一方、一致
しなければ、瞬間電流検出部10は異常状態であると判
断して電動機7の運転を開始しなくなる。
時間値とが一致すれば、瞬間電流検出部10は正常状態
であると判断して電動機7の運転を開始し、一方、一致
しなければ、瞬間電流検出部10は異常状態であると判
断して電動機7の運転を開始しなくなる。
【0033】更に、駆動回路8及び瞬間電流検出部10
が異常状態にある場合には、表示部5を通じて警報等す
ることによりその異常状態を使用者が知り得るように表
示する。
が異常状態にある場合には、表示部5を通じて警報等す
ることによりその異常状態を使用者が知り得るように表
示する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多相誘導
電動機の駆動装置異常有無検査方法によれば、毎運転開
始前に駆動装置の異常有無を自動検査するようになって
いるので、高価な部品が破損されるのを防止し、また、
火災等の安全事故を未然に防止することができる。
電動機の駆動装置異常有無検査方法によれば、毎運転開
始前に駆動装置の異常有無を自動検査するようになって
いるので、高価な部品が破損されるのを防止し、また、
火災等の安全事故を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の異常有無検査方法が適用されるインバ
ータ方式の多相誘導電動機駆動装置の全体回路図であ
る。
ータ方式の多相誘導電動機駆動装置の全体回路図であ
る。
【図2】本発明に基づく異常有無検査方法を説明するた
めの波形図である。
めの波形図である。
【図3】本発明に基づく異常有無検査方法示したフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】従来の多相誘導電動機の駆動装置の基本回路図
である。
である。
【図5】多相誘導電動機の駆動装置のPWM駆動信号を
示した波形図である。
示した波形図である。
1 マイクロプロセッサ 2 キー入力部 3,9 電源部 4 周辺回路部 5 表示部 6 電動機駆動部 7 電動機 8 トランジスタ駆動回路 10 瞬間電流検出部 Q11〜Q16 電流用トランジスタ
Claims (3)
- 【請求項1】 駆動装置の全体動作を制御するマイクロ
プロセッサと、多相誘導電動機と、多相誘導電動機のそ
れぞれの相捲線に連結される電力用トランジスタ対と、
マイクロプロセッサにおいて出力されるパルス信号に従
って、トランジスタを駆動するトランジスタ駆動回路
と、トランジスタに流れる電流に相応する電圧を基準電
圧と比較してその結果をマイクロプロセッサに出力する
電流検出部とを備え、前記トランジスタのオン/オフ時
間を異にすることにより、多相誘導電動機のそれぞれの
相捲に相互に異なる位相を有する電圧を印加させるイン
バータ方式の多相誘導電動機の駆動装置において、 運転命令が入力されたかを判断する段階と、 運転命令が入力されている時は、時間的に互いに重なら
ない制御用パルス信号を前記トランジスタ駆動回路に順
次的に出力してトランジスタを駆動させる段階と、 前記電流検出部から比較信号の入力を受け取る段階と、 前記比較信号のハイレベル維持時間が一定の時間値以上
である時には、駆動回路に異常があると判断して電動機
の運転を開始せず、また、前記比較信号のハイレベル維
持時間が一定の時間値以下である時には、前記駆動回路
が正常状態にあると判断して電動機の運転を開始する段
階と、からなることを特徴とする多相誘導電動機の駆動
装置の異常有無検査方法。 - 【請求項2】 電動機の運転を開始する前に、 前記トランジスタ中の一つをオン/オフさせて電動機の
一つの相捲線に電流を断続的に流す段階と、 前記トランジスタのオン始点から前記電流検出部が動作
及び停止するまでの時間値を計数する段階と、 前記計数された時間値をあらかじめ設定された時間値と
比較して、互いに一致する時には、前記電流検出部が正
常状態にあるものと判断して電動機の運転を開始し、ま
た、一致しない時には、前記電流検出部が異常状態にあ
るものと判断して運転を中止する段階とを更に設けたこ
とを特徴とする請求項1に記載の多相誘導電動機の駆動
装置の異常有無検査方法。 - 【請求項3】 前記駆動回路及び電流検出部が異常状態
にあると判断される時、これを警報する段階を更に設け
たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の多
相誘導電動機の駆動装置の異常有無検査方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019920003781A KR950002039B1 (ko) | 1992-03-07 | 1992-03-07 | 인버터 구동회로의 자기 진단방법 |
KR1992-3781 | 1992-03-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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