JP3424155B2 - モータの駆動装置 - Google Patents
モータの駆動装置Info
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Description
を用いたモータの駆動装置に関する。
に示された従来のモータの駆動装置のモータの相電圧、
およびその相のモータの誘起電圧の波形である。図では
電気角で30゜毎に縦線が記されており、通電周期の一
周期が12ステージの通電区間で区切ることができる。
そして、誘起電圧のゼロクロス点である30゜毎でモー
タへの通電を停止し、モータ端子にあらわれる誘起電圧
の位相情報に基づいて、モータの回転に同期した電圧を
与えモータの回転を行っていた。
びモータの駆動装置では、各相順次通電停止区間を持つ
ため、相の印加電圧パターンの切替時に急激な電圧変動
が発生し、それに対し相電流の遅れによるトルクリプル
が発生し、騒音、振動が発生するという問題があった。
また、通電停止時にモータに、インダクタンス成分があ
るため、しばらく環流電流が主回路を流れその間相電圧
からの誘起電圧情報の検出は不能となる。このため高負
荷時すなわち相電流の大きな時に誘起電圧の位相情報の
検出が不能となり、運転範囲に制約ができたり、負荷変
動に対する裕度が減少し、脱調等の問題が発生してい
た。
になされたもので、高出力化が可能で、低騒音で、低振
動で、信頼性の高いモータの駆動装置を提供することを
目的とする。
の駆動装置は、直流電圧を交流電圧に変換し、モータに
電圧を供給する電圧型インバータと、前記インバータの
同一相の上下のスイッチング素子を同時にoffさせる
停止信号を出力する制御部とを備え、前記制御部は、前
記停止信号が出力されたとき、前記インバータに生じる
環流電流の極性を含んだ相電圧情報に基づいて生成さ
れ、前記モータに流れる相電流の電流位相情報に基づい
て前記インバータを制御するものである。
グ素子を予測される電流ゼロクロスのあらかじめ定めら
れた範囲のみ同時offにするものである。
流位相情報に加え制御するものである。
になるように制御するものである。
グ素子を同時にoffにさせる信号を不定期に発生する
ものである。
し、制御部は同一相の上下スイッチング素子を同時にo
ffさせるタイミングを上下アーム短絡防止時間とする
ものである。
調とするものである。
素子を同時にoffする周波数を非可聴周波数とするも
のである。
グ素子を同時にoffにする時間を0を越え、10μs
ec以下ものである。
環流中の相電圧情報から得られる電流位相情報に基づい
て上下アーム短絡防止時間の補正をするものである。
一実施の形態であるモータの駆動装置の全体構成、図2
は駆動部である電圧型インバータの回路図、図3は環流
電流の説明図、図4は動作原理を示す波形図、図5はモ
ータの相電流および電流ゼロクロス検出部の出力波形
図、図6はu相の各段階の波形図である。
せる駆動部、3は電流ゼロクロス検出部、4はゼロクロ
ス検出部3の出力により駆動部1を制御する制御部、5
は直流電源である。
〜15はスイッチング素子でこれらを切り替えモータの
各相に電圧を与える。また16〜21は環流用のダイオ
ードで、スイッチング素子がoff時にモータの電流を
環流させ相電圧の上昇を抑える。
り説明する。まず、直流電圧5を駆動部1のスイッチン
グ素子10〜15をon/offすることにより、モー
タ2の各相に順次電圧を加えモータ2を回転させる。そ
して、モータ2に電流が流れているときに各相の二つの
スイッチング素子の双方をoffとすると、二つのダイ
オードのいずれかがonし、環流電流が流れる。この環
流電流が流れている間は相電圧がPまたはNのいずれか
に固定される。このときの電位は相電流の方向に対応し
ている。例えば、図3に示すように、U相についてみる
と、スイッチング素子11、13がonからスイッチン
グ素子13がOffし、上下のスイッチング素子10、
13が同時にoffとなったときに、電流は点線から実
線方向に流れる。すなわち、スイッチング素子10、1
3がoffの直後は巻線に流れている電流が環流ダイオ
ード16を通し環流し、さらに、off状態が場合は減
衰し、電流が切れた場合は環流ダイオード16、19も
offとなり、その場合、u相の相電圧Vuはモータ2
が直流モータの場合は、モータ2の誘起電圧となる。
圧を一定の周期で微小時間停止させる情報Toffをゼ
ロクロス検出部3に出力する。この場合の動作を図4に
より説明する。図(a)はスイッチング素子10に印加
されるu相の電圧の波形、図4(b)は相電圧を一定の
周期で全ての相の出力停止をするタイミングを示す情報
Toffの波形図、図4(c)はモータ2のu相に印加
される印加電圧の波形図である。
図4(b)の情報Toffにより、通常はLとなるが、
環流電流が生じ、その電圧極性がPのときは図4(c)
のa領域に示すようにVuはHのまま保持される。そし
て環流電流が終了した後はb領域のモータ2に生じる誘
起電圧となる。領域aではVuの極性が電流の極性の情
報を含んでおり、領域bではVuはその値によりロータ
の回転数、位置の情報を含んでいる。
その電圧情報から得られる電流情報に基づいてモータを
駆動するものである。従来の方式ではb領域の情報を主
情報として駆動していたので、停止時間を多くとらなけ
ればならないが、この発明では領域aの情報を駆動情報
とするため、停止時間が少なくてすみ、そのため回転む
らを少なくすることができる。
ffのタイミングに応じてサンプリングされ、電流ゼロ
クロス検出部3の記憶手段に記憶される。そして、電圧
極性情報に基づいて生成された電流位相情報である電流
波形phIu、phIv、phIwが制御部4に出力さ
れる。
ともほぼ同じであり、電圧の極性に基づいて各相の電流
位相情報phIu、phIv、phIwを生成する状況
を示したものが図5であり、図5(a)のモータに流れ
る相電流Iuに着目すると、Iuが正方向のときは、図
5(b)に示すように電流ゼロクロス検出部3の出力P
hIuはHとなり、Iuが負方向ときはLとなる。この
HがL、又はLがHとなるポイントが電流ゼロクロスポ
イントであり、このタイミングを制御部4のタイマーに
より計測することにより、各相の電流の位相情報が得ら
れ、この各相の電流の位相情報を含んだ電流位相情報p
hIu、phIv、phを制御部4に出力する。この電
流の位相情報に基づいて、駆動信号を生成し、駆動部1
に出力する。
相情報phIu、phIv、phIwに基づいて各相に
対応するスイッチング素子10〜15をon/offす
ることにより、モータ2を駆動させる。
の電流ゼロクロスの検出動作について、図6により詳細
に説明する。図6(a)は制御部4で駆動目標に応じ決
定されるu相の出力電圧指令値Vuorgの波形図であ
る。図6(b)はスイッチング素子10、13がOff
しない場合のモータ2のu相に流れる電流の波形図、
図6(c)はスイッチング素子10に印加されるu相の
電圧の波形、図6(d)は相電圧を一定の周期(t1、
t2、t3)で全スイッチング素子をoffとし、全て
の相の出力停止をするタイミングを示す情報Toffの
波形図、図6(e)はモータ2のu相に印加される印加
電圧の波形図、図6(f)は電流ゼロクロス検出部3か
ら出力されるu相の電流位相情報PhIuの波形図であ
る
(a)に示された出力電圧指令値Vuorgをもとに図
6(c)に示すようにu相の上下のスイッチのon/o
ff信号Pu、Nuが決定される。 電圧型PWMイン
バータである駆動部1ではこの出力電圧指令値Vuor
gに基づきパルス幅を決定し、モータ2に印可する電圧
を出力するが、さらに、図6(d)に示す情報Toff
により、u相の二つのスイッチング素子10、13がo
ffとなり、環流電流が流れて生じた相電圧PまたはN
との理論和がとられ、その結果図(e)の相電圧Vuと
なる。相電圧Vuはt1、t2では相電圧がPなので相
電圧波形はHとなり、t3では相電圧がNであり電圧波
形はLとなる。
fのタイミング(t1、t2t3)に応じて極性情報を
サンプリングし(t1a〜t1b、t2a〜t2b、t
3a〜t3b)、この極性情報に基づいて図6(f)に
示す電流位相情報phIuを制御部4に出力する。電流
波形phIuは相電圧の極性がPならばH、極性がNな
らばLの電流位相情報PhIuとなり、極性の変わる点
t3aが電流のゼロクロス点とする。実際の電流のゼロ
クロス点は図(b)のIu0の所である。
され、その結果とモータの運転状況に応じて図6(b)
に示す相電流Iuが流れるが、運転状況に応じVuor
gとIuの位相差も変化する。すなわち、この位相差は
モータの運転情報を含んでおり、これをフイードバック
してモータ2を駆動させる。
センサ等を用いず検出かつフィードバックすることがで
き、モータ出力の高出力化、安定化をはかることができ
る。また本実施例に用いた電流位相検出を用いて制御し
た場合、従来の様な誘起電圧検出を用いて制御した場合
に比べ通電停止時間が数μsec程度と二桁以上少なく
でき、停止によるトルクリプルを低減し低騒音、低振動
化が可能となる。
ング素子を停止する周期は一定であるが、ランダム周期
発生アルゴリズムか、もしくは記憶装置に乱数テーブル
を備え、それを読出してランダム周期としてもよい。こ
の場合、出力停止によるトルクリプルの周波数が拡散さ
れ、センサレス運転でかつ低騒音のモータの駆動装置が
得られる。
0kHzとするか、聴感度の低下する周波数とする。
周波数が可聴周波数以上となり、センサレス運転でかつ
無騒音のモータの駆動装置が得られる。
ついては、送風機、冷蔵庫などのモータの場合、スイッ
チング周期が50μsec時であり、20KHz (非可
聴域)とすると、出力を確保するためには1μsec程
度の全停止しか許されないので、スイッチング素子の全
停止時間を1μsecとすれば、検出のためのトルクリ
プルを小さくすることができる。また、エアコンの圧縮
機の場合は、スイッチング周期が3KHz(33μse
c)であり、出力を確保するためには10μsec位許
されるので、スイッチング素子の全停止時間を0を越
え、10μsec以下とすれば、検出のためのトルクリ
プルを小さくすることができる。従って、検出のための
トルクリプルを小さくするには、全停止時間を10μs
ec以下とするのがよく、さらに0を越え、1μsec
以下とするのが望ましい。
るあらかじめ定められた範囲のみ電流検出のためのスイ
ッチング素子の停止を行うようにしてもよい。電流ゼロ
クロスのあらかじめ定められた範囲については、電圧、
電流位相は、ほぼ同相に近い運転の場合、電圧ゼロ近傍
とする。
トルクリプルを小さくできる。
態1のモータをDCブラシレスモータ、駆動部のスイッ
チング素子をIGBT(ハイポーラ型MOS FET)
のブリッジとし、電流ゼロクロス検出部と制御部を分圧
回路とマイクロプロセッサとし、さらに、プリドライブ
ICを、駆動部と制御部の間に設け、さらに具体的な構
成としたものである。図7はこの発明の実施の形態2で
あるモータの駆動装置の全体構成、図8はプリドライブ
の回路図、図9は電流ゼロクロス検出のフローチャート
である。
あるIGBT、16〜21はダイオ−ド、46はDCブ
ラシレスモ−タ、47〜52はDCブラシレスモ−タ4
6に印加される相電圧を分圧する分圧回路を構成する抵
抗、53はIGBT40〜45を駆動させるプリドライ
ブIC、54は抵抗47〜52で分圧された相電圧の分
圧値に基づいて電流極性を判別し、PWM出力によりプ
リドライブIC53を制御する制御部であるマイクロプ
ロセッサである。図8は三相のうちu相のプリドライブ
を示しており、図において、61はマイクロプロセッサ
54からのロジックレベルの制御信号をシフトするレベ
ルシフト回路、62〜65はレベルシフト回路からの信
号によりIGBT40、41のゲ−トをドライブするド
ライブ信号を出力するドライブ回路を構成するトランジ
スタである。
のうちu相の各部の波形は実施の形態1の図6に示した
ものと同じである。まず、図9のステップS1でマイク
ロプロセッサ54のカウンタをインクリメントする。次
に、ステップS2でカウントアップされるとき、ステッ
プS3に進む。ステップ3では相電圧はPWM制御で電
圧を印加しモータを駆動するが、一定周期毎にIGBT
40〜45を停止する信号をマイクロプロセッサ54か
らプリドライブIC53に出力する。スイッチング素子
であるIGBT40〜45はマイクロプロセッサ54か
らの信号により停止され、環流電流が流れる。ステップ
4では、IGBT40〜45が停止されたとき、抵抗4
7〜52で分圧された相電圧の分圧値をマイクロプロセ
ッサ54のポートに読み込み記憶手段に記憶する。その
あとステップ5で通常のPWM出力を再開し、ステップ
6でカウンタをクリアする。このようにして三相分の電
流の位相情報を検出し、検出された相電圧の電流位相情
報phIu、phIv、phIwに基づいて、スイッチ
ング素子をon/offする信号Pu、Nu等をプリド
ライブIC53に出力し、プリドライブIC53を制御
する。プリドライブIC53はマイクロプロセッサ54
のon/off信号に基づいてIGBT40〜45を駆
動することによりDCブラシレスモ−タ46を駆動す
る。
特性、モータ定数が既知のシステムであるエアコンのフ
ァンモータに組み込んだ場合、電流位相情報が得られれ
ばその情報と、同期運転中は印加電圧、回転速度からロ
ータ位置が類推できブラシレスモータのセンサレス運転
が可能となる。
な通電停止でブラシレスモータのセンサレス運転が行
え、トルクむらが少なく、低騒音、低振動のモータの駆
動装置が得られる。またモータにロータ位置検出のため
のセンサが必要なく安価にシステムを構成できる。
差があったが、起動時は非同期で電圧を印加しながら電
流位相を検出し、電流と電圧の位相差が大きいときは小
さくなるように電圧を調整し、徐々に電圧位相を電流位
相に同期させ同期運転に移行してもよい。電圧を印加し
ながら電流位相を検出するのは、非回転時、低速時は位
相差検出が難しいので、ある程度回転数を上げてから検
出する。
なく同期させることができる。
に基づいて制御したが、電流ゼロクロス近傍の誘起電圧
電圧も合わせて検出し運転情報としてもよい。
止で誘起電圧が検出でき、運転情報が増すためシステム
の信頼性が向上する。
時、電圧、電流位相差があるときは、トリクルプルを生
じるので、電流位相情報を用い上下アーム短絡防止時間
の補正をしてもよい。
安価にシステムが構成できる。
的に出力の全スイッチング素子のoffを行いそのとき
の相電圧から電流位相情報を得たが、本実施の形態はP
WM中の駆動部の上下アーム短絡防止時間中に相電圧を
サンプリングするものである。
であり、図10に示すモータの駆動装置の各部の出力波
形図により説明する。図10(a)は図1のスイッチン
グ素子10に印加されるu相の電圧の波形、図10
(b)はスイッチング素子13に印加されるu相の電圧
の波形、図10(c)はスイッチング素子10に印加さ
れるu相の電圧波形図、図10(d)は全スイッチング
素子をoffとし、全ての相の出力停止をするタイミン
グを示す情報Toffの波形図、図10(e)はスイッ
チング素子10、13がOffしない場合のモータ2の
u相に流れる電流の波形図、図10(f)は電流ゼロク
ロス検出部3から出力されるu相の電流位相情報PhI
uの波形図である。
素子10、13が同時にonすることがないように、図
10(d)に示すようにスイッチング素子10、13両
方がoffする時間を設ける。この時間がアーム短絡防
止時間である。このアーム短絡防止時間に、相電圧をサ
ンプリングすると、図10(e)に示すIuに対し図1
0(f)のような電流極性PhIuが得られる。
止時間の機器もあるので、従来のPWMインバータの上
下アーム短絡防止時間のタイミングさえあれば特にアル
ゴリズムの大きな変更は必要とせず、小さな変更で行う
ことができる。
態3のPWMの変調方式を鋸波変調としたものである。
本実施の形態の構成は実施の形態2と同じであり、図1
1に示すPWMの鋸波変調の波形図により説明する。図
11(a)は図7のマイクロプロセッサ54にから出力
された鋸波信号波形とU、V、W相に対応したパルス幅
制御信号である。図11(b)は鋸波信号波形とパルス
幅制御信号を比較し、生成されたU、V、W相の各々の
切り欠き信号、図11(c)は切り欠き信号に対応した
タイミングを示す波形図である。
(a)の鋸波の立ち下がりではU、V、Wの各相が同期
しており、ここでスイッチング素子をoffとし、全て
の相の出力停止をする。
止時間による出力停止が各相同時に発生するため、電流
検出の処理が少なくなり、マイクロプロセッサのCPU
占有率の低下がはかれる。
クロス検出部を分圧抵抗とマイクロプロセッサで実現し
たが、本実施の形態はアンドロジックとDラッチ回路で
構成したものである。図12はこの発明の実施の形態5
であるモータの駆動装置の全体構成である。なお、図に
おいて実施の形態2で示した図7と同一または相当部分
には、同じ符号を付し、説明を省略する。81、82、
83はアンドロジック、84、85、86はDラッチ回
路でMOSゲートの標準ロジックで構成される。87は
駆動信号を発生するマイクロプロセッサである。
f時にアンドロジック81、82、83からその情報が
クロックとしてDラッチ回路84、85、86に入りそ
のときの相電圧の分圧値がラッチされ電流位相情報とし
て87のマイクロプロセッサに出力される。
安価なH/Wで実現できマイクロプロセッサのCPUの
処理負荷が低減できる。
を例に取ったがこの発明はその他の相数のモータにも適
用できることは言うまでもない。
れているので、以下に示すような効果を奏する。
圧を供給する電圧型インバータと、前記インバータの同
一相の上下のスイッチング素子を同時にoffさせる停
止信号を出力する制御部とを備え、前記制御部は、前記
停止信号が出力されたとき、前記インバータに生じる環
流電流の極性を含んだ相電圧情報に基づいて生成され、
前記モータに流れる相電流の電流位相情報に基づいて前
記インバータを制御するので、トルクむらが少なく、低
騒音、低振動で、信頼性を高くすることができ、またモ
ータにロータ位置検出のためのセンサが必要なく安価に
システムを構成できる。
グ素子を予測される電流ゼロクロスのあらかじめ定めら
れた範囲のみ同時offにするので、スイッチングによ
る出力低下、トルクリプルを小さくすることができる。
流位相情報に加え制御するので、環流時間が短く短時間
の出力停止で誘起電圧が検出でき、運転情報が増すため
システムの信頼性が向上する。
になるように制御するので、モータに対し複雑な制御が
必要なく同期させることができる。
グ素子を同時にoffにさせる信号を不定期に発生する
ので、より低騒音にすることができる。
し、制御部は同一相の上下スイッチング素子を同時にo
ffさせるタイミングを上下アーム短絡防止時間とする
ので、アルゴリズムの大きな変更は必要とせずに小さな
変更で行うことができる。
調とするので、電流検出の処理が少なくなり、マイクロ
プロセッサのCPU占有率の低下がはかれる。
素子を同時にoffする周波数を非可聴周波数とするの
で、無騒音とすることができる。
グ素子を同時にoffにする時間を0を越え、10μs
ec以下ので、ゼロクロス検出によるトリクルプルを小
さくすることができる。
環流中の相電圧情報から得られる電流位相情報に基づい
て上下アーム短絡防止時間の補正をするので、電流検出
用のCTが不要となり安価にシステムが構成できる。
装置の構成図である。
の駆動部の回路図である。
の環流電流の説明図である。
の動作原理を示す波形図である。
ゼロクロス検出部の出力波形図である。
装置の各部の波形図である。
装置の構成および回路図である。
のプリドライブ回路図である。
装置のマイクロプロセッサのアルゴリズムのフローチャ
ートである。
動装置の各部の波形図である。
動装置のPWMの変調の波形図である。
動装置の回路および構成図である。
起電圧の波形図である。
4 制御部、5 直流電源、10、11、12、13、
14、15、スイッチング素子。
Claims (10)
- 【請求項1】 直流電圧を交流電圧に変換し、モータに
電圧を供給する電圧型インバータと、 前記インバータの同一相の上下のスイッチング素子を同
時にoffさせる停止信号を出力する制御部とを備え、前記制御部は 、前記停止信号が出力されたとき、前記イ
ンバータに生じる環流電流の極性を含んだ相電圧情報に
基づいて生成され、前記モータに流れる相電流の電流位
相情報に基づいて前記インバータを制御することを特徴
とするモータの駆動装置。 - 【請求項2】 制御部は同一相の上下のスイッチング素
子を予測される電流ゼロクロスのあらかじめ定められた
範囲のみ同時offにすることを特徴とする請求項1に
記載のモータの駆動装置。 - 【請求項3】 制御部はモータの誘起電圧情報を電流位
相情報に加え制御することを特徴とする請求項1に記載
のモータの駆動装置。 - 【請求項4】 制御部は電流と電圧の位相差が一定とな
るように制御することを特徴とする請求項1記載のモー
タの駆動装置。 - 【請求項5】 制御部は同一相の上下のスイッチング素
子を同時にoffにさせる信号を不定期に発生すること
を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
モータの駆動装置。 - 【請求項6】 インバータをPWMインバータとし、制
御部は同一相の上下スイッチング素子を同時にoffさ
せるタイミングを上下アーム短絡防止時間とすることを
特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のモ
ータの駆動装置。 - 【請求項7】 制御部はPWMの変調方式を鋸波変調と
することを特徴とする請求項6に記載のモータの駆動装
置。 - 【請求項8】 制御部は同一相の上下スイッチング素子
を同時にoffする周波数を非可聴周波数とすることを
特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のモ
ータの駆動装置。 - 【請求項9】 制御部は同一相の上下のスイッチング素
子を同時にoffにする時間を0を越え、10μsec
以下にすることを特徴とする請求項1乃至請求項8のい
ずれかに記載のモータの駆動装置。 - 【請求項10】 モータを誘導電動機とし、制御部は環
流中の相電圧情報から得られる電流位相情報に基づいて
上下アーム短絡防止時間の補正をすることを特徴とする
請求項1乃至請求項9のいずれかに記載のモータの駆動
装置。
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