[go: up one dir, main page]

JP2500641B2 - 表示装置の防塵構造 - Google Patents

表示装置の防塵構造

Info

Publication number
JP2500641B2
JP2500641B2 JP5208605A JP20860593A JP2500641B2 JP 2500641 B2 JP2500641 B2 JP 2500641B2 JP 5208605 A JP5208605 A JP 5208605A JP 20860593 A JP20860593 A JP 20860593A JP 2500641 B2 JP2500641 B2 JP 2500641B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
printed board
display
screen
lcd
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5208605A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0745970A (ja
Inventor
恭幸 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP5208605A priority Critical patent/JP2500641B2/ja
Publication of JPH0745970A publication Critical patent/JPH0745970A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2500641B2 publication Critical patent/JP2500641B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は個別呼出用受信機等に設
けられる表示装置の防塵構造に関し、特に防塵効果を高
めた構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防塵構造として、図4の
部分分解斜視図、及び図5の断面図に示す構造が採用さ
れている。これらの図において、1は表示器としてのL
CDであり、LCDフレーム2によってプリント板3に
固定されている。そして、このプリント板3をケース7
に組込み、LCD1をケース7に設けたスクリーン8に
臨んで配置することで、表示装置を構成している。この
とき、LCD1やLCDフレーム2と、ケース7の内面
やスクリーン8とによって形成される空間が密封されて
いればよいが、LCDフレーム2とケース7の内面との
微小なガタにより両者間に隙間が生じているため、完全
に密封することは困難である。そこで、LCDフレーム
2とケース7の内面との間にシール用弾性体としてゴム
パッキン4Aを挟み込み、このゴムパッキン4Aを両者
間で収縮させることで両者の密着性を高め、隙間を無く
して密封し、埃や塵等の侵入を防止している。この場
合、特開平2−84617号公報に示されるように、L
CDフレームの縁部に突起状の弾性体を設け、この突起
を押し潰すことでLCDフレームとケース内面との間を
密封し、埃や塵の侵入を防ぐようにしたものも提案され
ているが、基本的には前記したものと同じである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の防塵
構造では、ゴムパッキン4AをLCDフレーム2とケー
ス7の内面との間に介挿するために、ゴムパッキン4A
の厚さは両者間の隙間に相当する寸法となり、薄いもの
となる。このため、ゴムパッキン4Aの弾性収縮量が少
なく、例えば受信機を落下させたときのように、受信機
に何らかの衝撃が加えられてLCDフレーム2とケース
7の内面との間にゴムパッキン4Aの弾性収縮量以上の
隙間が生じた場合には、もはやこのゴムパッキン4Aに
よりその隙間を密封することができなくなり、防塵機能
が低下されるという問題がある。本発明の目的は、この
ような防塵機能の低下を防止した防塵構造を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示器を固定
したプリント板をケース内に保持し、ケースに設けたス
クリーンに表示器を対向配置するとともに、プリント板
とケース内面との間に表示器を囲むようにシール用弾性
体を弾装した構成とする。このシール用弾性体は表示器
の厚さよりも大きな高さ寸法で表示器を囲むようにプリ
ント板に配設し、プリント板とスクリーンとの間隔寸法
を表示器の厚さよりも大きく、かつシール用弾性体の高
さ寸法よりも小さい寸法に設定する。また、プリント板
の両側部には角穴或いは切欠きが設けられ、ケース内部
には角穴や切欠きに係合してプリント板を保持するフッ
ク片が立設され、かつ少なくとも一側のフック片はプリ
ント板を板厚方向に回動させる可撓性を有する構成とす
ることが好ましい。更に、ケースの内面には、シール用
弾性体を囲むようにリブを立設し、このリブの内面をシ
ール用弾性体の外面に密接させる構成とすることも好ま
しい。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明を適用した個別呼出用受信機を正面方
向からみた斜視図であり、図2はこれを背面方向から見
た構成一部の部分分解斜視図である。表示器としてのL
CD1は矩形枠状のLCDフレーム2によってプリント
板3に固定されており、このLCDフレーム2の周囲に
は、ゴムパッキン4が配置され、LCDフレーム2の全
周囲にわたってこれを囲むように設けられ、前記プリン
ト板3の表面及びLCDフレーム2の周面に接着剤等に
より貼り付けられている。このゴムパッキン4はLCD
フレーム2の高さ寸法よりも多少長い高さ寸法に形成さ
れ、その上縁がLCD1やLCDフレーム2の上面より
も若干突出されている。また、前記プリント板3の一側
部には一対の角穴5が開設され、他側には一対の角状の
切欠き6が形成されている。
【0006】一方、前記LCD1やプリント板3を収納
するケース7には前記LCD1に対応して窓が開設さ
れ、この窓にスクリーン8が一体的に固定されている。
また、このスクリーン8を囲む領域には、前記ゴムパッ
キン4の外形寸法に略等しい内形寸法で、かつLCD1
をスクリーン8に対向配置したときにこれらLCD1の
上面とスクリーン8の内面との間に生じる隙間寸法より
も多少大きな高さ寸法のリブ9が立設されている。ま
た、前記ケース7内の一側位置には前記プリント板3の
一側部に設けた角穴5に嵌入してこれに係合される一対
の可撓フック片10が立設され、他側位置にはプリント
板3の他側部に設けた切欠き6に係合される一対の固定
フック片11が立設される。ここで、可撓フック片10
は、ケース7に一体的に設けた基端部10aと、これと
は別体に形成したフック状の先端部10bとを極細ピン
10cで連結した構成とされ、この極細ピン10cを支
点として先端部10bを回動できるように構成される。
また、固定フック片11はケース7に一体的に設けられ
る。これらフック片10,11の長さは、前記プリント
板3とケース7の内面との間隔が、LCDフレーム2の
厚さ寸法よりも大きく、かつ前記ゴムパッキン4の高さ
寸法よりも小さい寸法とされるような寸法に設定され
る。
【0007】この構成によれば、ケース7内にLCD1
を組込む場合には、まず、プリント板3の一側部に設け
た角穴5を可撓フック片10に嵌入させて係合させた上
で、この可撓フック片10の可撓性を利用して図3
(a)のように回動させ、他側の切欠き6を固定フック
片11に係合させる。これにより、図3(b)のよう
に、プリント板3は両フック片10,11によりケース
7内に固定され、かつLCD1がスクリーン8に対して
微小の間隔をもって対向配置された状態で支持される。
そして、この状態では、ゴムパッキン4の上縁部は弾性
収縮した状態でスクリーン8の周囲においてケース7の
内面に弾接され、かつ一方でその下縁部はプリント板3
の表面に接着されているため、ゴムパッキン4はLCD
フレーム2とスクリーン8との間を密封する。
【0008】このとき、ゴムパッキン4はLCDフレー
ム2よりも高い寸法を有しているため、その弾性収縮方
向の長さが大きく、したがって収縮量を大きくとること
ができる。したがって、受信機を落下させる等して衝撃
が加えられたときに、LCD1とスクリーン8との間の
隙間、換言すればLCDフレーム2とケース7の内面と
の間の隙間が増大された場合でも、これに追従して両者
間の隙間を確実に密封することが可能となり、埃や塵が
LCD1内に侵入することを防止することができる。ま
た、ここではゴムパッキン4は、その外周面においてリ
ブ9に接触されているため、ゴムパッキン4とケース7
との接触面積をリブ9との接触面積分だけ大きくするこ
とができ、密封性を高めることが可能となる。
【0009】なお、プリント板3をケース7から取り外
す場合には、前記したプリント板をケースに組み込む場
合と逆の作業を行えばよい。この場合には、プリント板
3を図3(b)に示す矢印方向に押して固定フック片1
1と切欠き6との係合を外した後、可撓フック片10を
可撓させながらプリント板3を回動させ、その後に角穴
5を可撓フック片10から取り外せばよく、極めて簡単
な操作で行うことができる。ここで、可撓フック片は、
その長さ方向の一部に薄肉部を設ける等して可撓性が生
じるように構成してもよい。また、前記実施例ではシー
ル用弾性体としてゴムパッキンを用いているが、樹脂や
その他の弾性材料で構成してもよいことは言うまでもな
い。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、表示器を
固定したプリント板と、ケースに設けたスクリーンとの
間に表示器を囲むようにシール用弾性体を弾装した構成
としているので、シール用弾性体を高さ寸法の大きなも
のに設定でき、これによりシール用弾性体の弾性収縮量
を大きくとることができ、表示器とケースとの間の隙間
寸法が変動された場合でもこれに追従して隙間を密封
し、防塵効果を高めることができる。特に、プリント板
とスクリーンとの間隔寸法を表示器の厚さよりも大き
く、かつシール用弾性体の高さ寸法よりも小さい寸法に
設定することで、シール用弾性体の高さ寸法もこの間隔
寸法に対応した寸法となり、前記した弾性収縮量を大き
くとることができる。また、角穴や切欠きをフック片に
係合してプリント板をケース内に保持させ、かつ一側の
フック片をプリント板を板厚方向に回動させる可撓性を
有する構成とすることで、プリント板のケース内への組
込みや取り外し作業を容易に行うことができる。また、
シール用弾性体を囲むようにケースにリブを立設するこ
とで、ケースとシール用弾性体との密接面積を増大で
き、密封効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した個別呼出用受信機を正面方向
から見た斜視図である。
【図2】 図1の受信機を背面方向から見た要部の部分分
解斜視図である。
【図3】ケースにLCDを組み込む状態と、組込み後の
状態をそれぞれ示す断面図である。
【図4】従来の受信機の一部の構成の部分分解斜視図で
ある。
【図5】図4の受信機の断面図である。
【符号の説明】
1 LCD(表示器) 2 LCDフレーム 3 プリント板 4 ゴムパッキン(シール用弾性体) 5 角穴 6 切欠き 7 ケース 8 スクリーン 9 リブ 10 可撓フック片 11 固定フック片

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーンが設けられたケースと、前記
    ケース内に内装されて前記スクリーンに対向配置される
    表示器とを備える表示装置において、前記表示器をプリ
    ント板に固定し、かつこのプリント板を前記ケース内に
    保持して前記表示器を前記スクリーンに対向配置すると
    ともに、前記プリント板とケース内面との間に前記表示
    器を囲むようにシール用弾性体を弾装し、かつ前記シー
    ル用弾性体は表示器の厚さよりも大きな高さ寸法で表示
    器を囲むようにプリント板に配設し、プリント板とスク
    リーンとの間隔寸法を前記表示器の厚さよりも大きく、
    かつシール用弾性体の高さ寸法よりも小さい寸法に設定
    したことを特徴とする表示装置の防塵構造。
  2. 【請求項2】 プリント板の両側部には角穴或いは切欠
    きが設けられ、ケース内部には前記角穴や切欠きに係合
    してプリント板を保持するフック片が立設され、かつ少
    なくとも一側のフック片はプリント板を板厚方向に回動
    させる可撓性を有してなる請求項の表示装置の防塵構
    造。
  3. 【請求項3】 ケースの内面には、シール用弾性体を囲
    むようにリブを立設し、このリブの内面をシール用弾性
    体の外面に密接させる請求項1又は2の表示装置の防塵
    構造。
JP5208605A 1993-07-31 1993-07-31 表示装置の防塵構造 Expired - Lifetime JP2500641B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5208605A JP2500641B2 (ja) 1993-07-31 1993-07-31 表示装置の防塵構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5208605A JP2500641B2 (ja) 1993-07-31 1993-07-31 表示装置の防塵構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0745970A JPH0745970A (ja) 1995-02-14
JP2500641B2 true JP2500641B2 (ja) 1996-05-29

Family

ID=16558983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5208605A Expired - Lifetime JP2500641B2 (ja) 1993-07-31 1993-07-31 表示装置の防塵構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2500641B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0955588A (ja) * 1995-08-15 1997-02-25 Nec Shizuoka Ltd 表示機能付個別呼出用受信機の防塵構造
KR100547773B1 (ko) * 1998-06-29 2006-04-12 삼성전자주식회사 무선가입자망 전화기의 엘씨디 윈도우 고정구조
JP2005221899A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Omron Corp 表示器
CN109715035B (zh) * 2016-10-14 2022-10-04 Hoya株式会社 内窥镜用盖子、内窥镜以及内窥镜用盖子的拆卸方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6398680U (ja) * 1986-12-17 1988-06-25
JP2509880Y2 (ja) * 1991-05-31 1996-09-04 シャープ株式会社 電子回路ユニットの防水構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0745970A (ja) 1995-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5909655B2 (ja) 電子機器
JP2885693B2 (ja) 小型電子機器のlcd保持構造
US7576975B2 (en) Display device having transparent protection structure
JP2009238735A5 (ja)
JP4267554B2 (ja) 電子機器の表示部構造及びこれを備えた電子機器
KR100191052B1 (ko) 표시부를 구비한 전자 장치용 방진 구조체
JP2500641B2 (ja) 表示装置の防塵構造
JP3088056B2 (ja) コンピュータ
JP3606893B2 (ja) Lcdユニット
JPH09127491A (ja) 液晶表示装置
JP2001166698A (ja) 表示装置における防塵構造および防塵構造の組み立て方法
JP2009042641A (ja) 電子機器
KR100485746B1 (ko) 화상면이 보호되는 평판디스플레이장치
JP2684950B2 (ja) 面状ディスプレイの防塵構造
JP2002169477A (ja) 表示装置
JPH0832257A (ja) 液晶表示器の保持構造
JP2517078B2 (ja) 液晶表示器保持装置
KR100721675B1 (ko) 디지털 카메라 케이스
JP4531428B2 (ja) 電子機器
JP2004219476A (ja) 薄型表示装置
JP4249525B2 (ja) 液晶表示装置
JP3583958B2 (ja) 表示モジュール及び表示装置
JP2607407Y2 (ja) ディスプレイの前面フィルタ取付構造
JPH0411396Y2 (ja)
JP2005242047A (ja) 液晶表示装置