JP2025034350A - 扉開閉システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下折畳扉が閉じられた扉閉状態において、アクチュエータによってワイヤーが引き上げられた場合に、クランク部が回動して一端部がラッチ受部の奥板を押圧することにより、上部扉と下部扉の繋ぎ目がガイド部から離隔して上下折畳扉が屈折し、昇降部が前記ガイド部に沿って昇降しながら前記上下折畳扉が次第に扉開状態に移行する。
【選択図】図26
Description
また、大開口110に引き戸を設けた場合には、開口寸法が不十分であるという問題があった。
車両の側面の幅方向に拡幅する拡幅部を有する拡幅車両において、前記拡幅部の開口部に設けられた上下折畳扉の扉開閉システムであって、
前記車両において前記開口部の下側側方に配置されたラッチ受部と、
前記上下折畳扉を構成する上部扉と下部扉のうち下部扉に回動可能に固定され、前記上下折畳扉が閉じられた閉状態において一端部が前記ラッチ受部に係止されるクランク部と、
前記クランク部の他端部に接続されたワイヤーと、
前記収容室の天井に取付けられ、前記ワイヤーの張力を調節するアクチュエータと、
前記開口部の側方に立設されたガイド部と、
前記下部扉の下端に配置され、前記ガイド部に沿って昇降する昇降部と
を備え、
前記上下折畳扉が閉じられた扉閉状態において、前記アクチュエータによって前記ワイヤーが引き上げられた場合に、前記クランク部が回動して前記一端部が前記ラッチ受部の奥板を押圧することにより、前記上部扉と前記下部扉の繋ぎ目が前記ガイド部から離隔して前記上下折畳扉が屈折し、前記昇降部が前記ガイド部に沿って昇降しながら前記上下折畳扉が次第に扉開状態に移行することを特徴とする。
このように、後方開口部の扉を上下折畳扉にすることで、大きく間口を取ることができ、大型の貨物を容易に積み下ろしすることができる。
前記クランク部は、側方から視た際にZ形状を有し、前記一端部にラッチ爪が設けられ、前記ラッチ爪が前記ラッチ受部に係止されることを特徴とする。
これにより、的確に上下折畳扉を扉閉状態にロックすることができる。したがって、上下折畳扉を閉めた際に、風力などにより上下折畳扉が「く」の字に屈折することを防止し、的確に上下折畳扉を上下平面状に保持することができる。
前記上下折畳扉を構成する前記上部扉と前記下部扉との間には、前記上下折畳扉の折れを伸ばす反力を働かせるスプリングヒンジが設けられることを特徴とする。
このように、上部扉と下部扉の間にスプリングヒンジを設けることにより、的確に扉閉状態にロックすることができる。
なお、以下の説明において、「前方」とは、拡幅車両2の進行方向を指し、「後方」とは、拡幅車両2の進行方向と反対側を指す。
これにより、拡幅部12が拡幅・収納する際には、スライドフレーム32が拡幅部12を載置したままガイドレール30上をスライドすることになる。
図9は、上下折畳扉20aが閉じられた扉閉状態において、係合部52が固定軸50に係合した状態を示す斜視図である。図9に示すように、固定軸50は、拡幅部12の側壁24の内側に固定されており、係合部52は、下部扉42bに回動可能に固定されている。このように、扉閉状態において固定軸50に係合部52が係合することにより、上下折畳扉20aが閉じられた扉閉状態に保持される。
駆動部48は、拡幅部12の天井パネル14に取付けられ、図示しない回転軸に上スプロケット44aが固定されている。すなわち、駆動部48が駆動することにより上スプロケット44aが回転する。なお、駆動部48には、一般的にモーターが用いられる。
これにより、上下折畳扉20aは、扉閉状態から扉中間状態に移行する(図10(b)参照)。
一方、扉開状態において「閉」ボタンが操作された場合、扉開閉システム40は上述の説明と反対の挙動をとり、扉開状態から扉中間状態を経て扉閉状態に移行する。
これにより、下スプロケット44bが上スプロケット44aを支点としてガイド部49に近づく方向に移動する。
また、実施の形態に係る扉開閉システム40によれば、上下折畳扉20aを用いることにより、後方開口部20に敷居を設ける必要がなく、かつ間口を大きく取ることができる。このため、大型の貨物を容易に積み下ろしできる。
また、係合部52が固定軸50に係合することにより、上下折畳扉20aを的確に扉閉状態にロックすることができる。
たとえば、図16、17に示すように、後方開口部20に対応する位置にスライドフレーム32が存在しないようにし、第二溝部30yが、前ガイドレール30aの全長に亘って設けられ、後ガイドレール30bにおける拡幅床部10のおよそ全長、および車両本体8の床面8aの拡幅方向側の一部のみに存在していてもよい。
このように、前方車輪33aの凸型環状部33xが第二溝部30y内を走行するようにすることにより、さらに安定した状態で拡幅・収納方向に拡幅部12を移動させることができる。
この場合、前方車輪33aと後方車輪33bのすべてのうち、拡幅方向側の前方車輪33aと後方車輪33bが凸型環状部33xを有する車輪となる。
これにより、クランク部64が回動して一端部64bの先端がラッチ受部62の奥板を押圧し、上部扉42aと下部扉42bの繋ぎ目がガイド部49から離隔し、上下折畳扉20aが後方に「く」の字に屈折する。これと同時に、ラッチ爪65がラッチ受部62の係止部62aから外れ(図28(a)参照)、ロックが解除される。
扉開状態においては、アクチュエータ68によりワイヤー66が上方に引き上げ続けられることにより、扉開状態が保持される。
また、上下折畳扉20aにクランク部64とラッチ受部62から成るロック機構を設けることにより、的確に上下折畳扉20aを扉閉状態にロックすることができる。これにより、上下折畳扉20aを閉めた際に、風力などにより上下折畳扉20aが「く」の字に屈折することを防止し、的確に上下折畳扉20aを上下平面状に保持することができる。
4 運転席
6 貨物室
8 車両本体
8a 床面
10 拡幅床部
11 積下開口部
12 拡幅部
14 天井パネル
16 前方開口部
16a 引き戸
18 前方壁
18a 敷居
20 後方開口部
20a 上下折畳扉
22 後方壁
24 側壁
30 ガイドレール
30a 前ガイドレール
30b 後ガイドレール
30c 中ガイドレール
30x 第一溝部
30y 第二溝部
32 スライドフレーム
32a 前方部
32b 後方部
32x 延設部(スライディングプレート)
32c 側方部
33 車輪
33a 前方車輪
33b 後方車輪
33c 中央車輪
33x 凸型環状部
40 扉開閉システム
42a 上部扉
42b 下部扉
43 昇降部
44a 上スプロケット
44b 下スプロケット
46 チェーン
48 駆動部
49 ガイド部
50 固定軸
52 係合部
52a 切欠部
60 扉開閉システム
62 ラッチ受部
62a 係止部
64 クランク部
64a 下側角部
64b 一端部
64c 他端部
65 ラッチ爪
65a 蓋
66 ワイヤー
68 アクチュエータ
102、102´、102´´ 拡幅部
104、104´、104´´ 車両本体
106 床部
108、108´、108´´ パネル
110 大開口
車両の側面の幅方向に拡幅する拡幅部を有する拡幅車両において、前記拡幅部の進行方向後方に位置する後方壁の開口部に設けられた上下折畳扉の扉開閉システムであって、
前記車両において前記開口部の下側側方に配置されたラッチ受部と、
前記上下折畳扉を構成する上部扉と下部扉のうち下部扉に回動可能に固定され、前記上下折畳扉が閉じられた閉状態において一端部が前記ラッチ受部に係止されるクランク部と、
前記クランク部の他端部に接続されたワイヤーと、
前記収容室の天井に取付けられ、前記ワイヤーの張力を調節するアクチュエータと、
前記開口部の側方に立設されたガイド部と、
前記下部扉の下端に配置され、前記ガイド部に沿って昇降する昇降部と
を備え、
前記上下折畳扉が閉じられた扉閉状態において、前記アクチュエータによって前記ワイヤーが引き上げられた場合に、前記クランク部が回動して前記一端部が前記ラッチ受部の奥板を押圧することにより、前記上部扉と前記下部扉の繋ぎ目が前記ガイド部から離隔して前記上下折畳扉が屈折し、前記昇降部が前記ガイド部に沿って昇降しながら前記上下折畳扉が次第に扉開状態に移行することを特徴とする。
このように、後方開口部の扉を上下折畳扉にすることで、大きく間口を取ることができ、大型の貨物を容易に積み下ろしすることができる。
Claims (3)
- 車両の側面の幅方向に拡幅する拡幅部を有する拡幅車両において、前記拡幅部の開口部に設けられた上下折畳扉の扉開閉システムであって、
前記車両において前記開口部の下側側方に配置されたラッチ受部と、
前記上下折畳扉を構成する上部扉と下部扉のうち下部扉に回動可能に固定され、前記上下折畳扉が閉じられた閉状態において一端部が前記ラッチ受部に係止されるクランク部と、
前記クランク部の他端部に接続されたワイヤーと、
前記拡幅部の天井に取付けられ、前記ワイヤーの張力を調節するアクチュエータと、
前記開口部の側方に立設されたガイド部と、
前記下部扉の下端に配置され、前記ガイド部に沿って昇降する昇降部と
を備え、
前記上下折畳扉が閉じられた扉閉状態において、前記アクチュエータによって前記ワイヤーが引き上げられた場合に、前記クランク部が回動して前記一端部が前記ラッチ受部の奥板を押圧することにより、前記上部扉と前記下部扉の繋ぎ目が前記ガイド部から離隔して前記上下折畳扉が屈折し、前記昇降部が前記ガイド部に沿って昇降しながら前記上下折畳扉が次第に扉開状態に移行することを特徴とする扉開閉システム。 - 前記クランク部は、側方から視た際にZ形状を有し、前記一端部にラッチ爪が設けられ、前記ラッチ爪が前記ラッチ受部に係止されることを特徴とする請求項1記載の扉開閉システム。
- 前記上下折畳扉を構成する前記上部扉と前記下部扉との間には、前記上下折畳扉の屈折を伸長する反力を働かせるスプリングヒンジが設けられることを特徴とする請求項1記載の扉開閉システム。
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---|---|---|---|
JP2023140668A JP7449621B1 (ja) | 2023-08-31 | 2023-08-31 | 扉開閉システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2023140668A JP7449621B1 (ja) | 2023-08-31 | 2023-08-31 | 扉開閉システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP7449621B1 JP7449621B1 (ja) | 2024-03-14 |
JP2025034350A true JP2025034350A (ja) | 2025-03-13 |
Family
ID=90183453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2023140668A Active JP7449621B1 (ja) | 2023-08-31 | 2023-08-31 | 扉開閉システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7449621B1 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6403553B2 (ja) | 2014-11-28 | 2018-10-10 | 株式会社ヨコハマ・モーターセールス | 箱型車両の外折れ式ドア構造物 |
JP6109256B2 (ja) | 2015-07-21 | 2017-04-05 | 株式会社ヨコハマ・モーターセールス | 拡幅車両における車体拡幅構造 |
-
2023
- 2023-08-31 JP JP2023140668A patent/JP7449621B1/ja active Active
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JP7449621B1 (ja) | 2024-03-14 |
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