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JP2025024818A - 建具 - Google Patents

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JP2025024818A
JP2025024818A JP2023129104A JP2023129104A JP2025024818A JP 2025024818 A JP2025024818 A JP 2025024818A JP 2023129104 A JP2023129104 A JP 2023129104A JP 2023129104 A JP2023129104 A JP 2023129104A JP 2025024818 A JP2025024818 A JP 2025024818A
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朋彦 白浜
Tomohiko Shirahama
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YKK AP Inc
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YKK AP Inc
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    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
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  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)

Abstract

Figure 2025024818000001
【課題】縦材に変形を来すことなく横材と連結する。
【解決手段】縦枠13,14及び下枠12を備え、縦枠13,14は木材によって成形された木材枠成形部13A,14Aを有し、下枠12はアルミニウム合金等の金属によって成形された金属枠成形部12Bを有し、木材枠成形部13A,14A及び金属枠成形部12Bが互いに対応する位置で縦枠13,14の内周側となる見込み面に、小口端面を介して下枠12が連結された建具であって、木材枠成形部13A,14A及び金属枠成形部12Bの間には木材枠成形部13A,14Aよりも硬度の大きな補強プレート70が介在されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、建具に関するものである。
縦材及び横材によって枠体や障子を構成する場合には、縦材の見込み面に小口端面を介して横材を連結するようにしている。縦材と横材との間には、通常シート状に成形されたシール部材が介在され、両者の接合部に所望の水密性を確保されている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭57-174681号公報
ところで、断熱性を考慮した建具では、縦材や横材としてアルミニウム合金等の金属によって成形された金属成形部に加え、樹脂や木材によって成形された非金属成形部を有するものがある。すなわち、室内側となる部分に非金属成形部を設けることで、室内外に温度差がある場合にも枠体や障子に結露が生じる事態を防止することが可能となる。
ここで、縦材と横材とでは、必ずしも同じ材質が連結されるとは限らず、非金属成形部に対して金属成形部が連結される場合がある。このため、例えば、縦材の非金属成形部に金属成形部を介して横材が連結された場合には、ネジ部材の螺合状態によっては、横材において小口端面となる金属成形部が縦材の非金属成形部である樹脂や木材に食い込み等の変形を来す懸念がある。こうした事態が生じた場合には、縦材と横材との間の水密性を確保することが困難になる等の問題を招来する。特に、非金属成形部が木材の場合には、食い込んだ部分から内部に水が進入し、早期に腐朽するおそれもある。
本発明は、上記実情に鑑みて、縦材に変形を来すことなく横材と連結することのできる建具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る建具は、縦材及び横材を備え、前記縦材は第1成形部を有し、前記横材は前記第1成形部よりも硬度の大きな第2成形部を有し、前記第1成形部及び前記第2成形部が互いに対応する位置で前記縦材の内周側となる見込み面に、小口端面を介して前記横材が連結された建具であって、前記第1成形部及び前記第2成形部の間には前記第1成形部よりも硬度の大きな補強プレートが介在されていることを特徴とする。
本発明によれば、縦材の第1成形部と横材の第2成形部との間に第1成形部よりも硬度の大きな補強プレートが介在されるため、例えば縦材及び横材にネジ部材を螺合する場合にも縦材に横材が食い込み等の変形を来すおそれがない。
本発明の実施の形態である建具の横断面図である。 図1に示した建具の縦断面図である。 図1に示した建具を図2とは異なる位置で破断した縦断面図である。 図1に示した建具の縦枠において下枠との連結部分を示す斜視図である。 図1に示した建具の縦枠において下枠との連結部分を内周側から示す図である。 図1に示した建具の縦枠を下方から見た底面図である。 図4に示した縦枠に補強プレートを設けた状態の斜視図である。 図5に示した縦枠に補強プレートを設けた状態の図である。 図6に示した縦枠に補強プレートを設けた状態の底面図である。 図8に示した縦枠の補強プレートにシール部材を設けた状態の図である。 図10に示した縦枠に下枠の金属枠成形部を重ね合わせた状態の図である。 図11に示した縦枠に下枠を連結させた状態の図である。 本発明の変形例である建具の縦枠に凹部を形成した状態の斜視図である。 図13に示した縦枠を内周側から見た図である。 図13に示した縦枠に補強プレートを設けた状態の斜視図である。 図14に示した縦枠に補強プレートを設けた状態の図である。 図16に示した縦枠を下方から見た底面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る建具の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下においては便宜上、見込み方向及び見付け方向という用語を用いる場合がある。見込み方向とは、図中の矢印Aで示すように、建具の奥行きに沿った方向である。見込み方向に沿った面については見込み面と称する場合がある。見付け方向とは、下枠等のように水平方向に沿って延在するものの場合、見込み方向に直交した上下に沿う方向である。縦枠等のように上下方向に沿って延在するものの場合には、見込み方向に直交した水平に沿う方向を見付け方向という。見付け方向に沿った面については、見付け面と称する場合がある。
図1~図3は、本発明の実施の形態である建具を示すものである。ここで例示する建具は、枠体10と、枠体10に設けた固定障子20及び可動障子30とを備えて構成した片引き窓と称されるものである。枠体10は、上枠(枠材)11、下枠12及び左右の縦枠(枠材)13,14を四周組みすることによって構成したものである。枠体10の内部には、上枠11及び下枠12の間に上下方向に沿って方立15が配設してある。枠体10を構成する上枠11、下枠12及び左右の縦枠13,14は、見込み方向に沿った寸法がほぼ同じとなるように構成してある。これに対して方立15は、見込み方向に沿った寸法が上枠11に対して小さく構成してあり、上枠11及び下枠12それぞれの室外側となる部分において左右の縦枠13,14からほぼ等距離となる位置に取り付けてある。
固定障子20は、図1、図3に示すように、上枠11、下枠12、一方の縦枠13及び方立15によって囲まれる部分に複層ガラス等のパネル21を配設することによって構成したものである。本実施の形態では、室内側から見た場合に右側に位置する縦枠(以下、区別する場合に右縦枠13という)と方立15との間に固定障子20が設けてある。可動障子30は、四角形状を成す複層ガラス等のパネル31の四周に上框32、下框33及び左右の縦框34,35を装着したもので、枠体10において方立15よりも室内側となる部分に左右に沿ってスライド可能に配設してある。枠体10に対して可動障子30を閉じ位置に配置した場合には、室内側から見て右側に配置された縦框34が方立15に対して見込み方向に並設された状態となり、かつ室内側から見て左側に配置された縦框35と室内側から見て左側に配置された縦枠(以下、区別する場合に左縦枠14という)とがタイト材1を介して互いに当接した状態となる。
この建具では、上枠11、下枠12、左右の縦枠13,14、方立15として、それぞれ木材や木質材(以下、単に木材等という)によって成形した室内側の木材枠成形部11A,12A,13A,14A,15Aと、アルミニウム合金等の金属によって成形した室外側の金属枠成形部11B,12B,13B,14B,15Bとを有したものを適用している。上枠11、右縦枠13、方立15のそれぞれにおいて固定障子20に対応する部分には、木材枠成形部11A,13A,15Aの内周側、かつ室内側となる部分に木材等によって成形した木材押縁2が取り付けてある。上述した固定障子20のパネル21は、木材枠成形部11A,13A,15Aの木材押縁2と金属枠成形部11B,13B,15Bとの間に上縁及び左右両側縁部が挟持してある。固定障子20のパネル21の下縁は、下枠12の金属枠成形部(第2成形部)12Bに装着した2つの金属押縁3,4の間に挟持してある。
同様に、上框32、下框33、左右の縦框34,35としては、それぞれ木材等によって成形した室内側の木材框成形部32A,33A,34A,35Aと、アルミニウム合金等の金属によって成形した室外側の金属框成形部32B,33B,34B,35Bとを有したものを適用している。木材框成形部32A,33A,34A,35Aにおいて内周側、かつ室内側となる部分には、木材等によって成形した木材押縁5が取り付けてある。上述した可動障子30のパネル31は、木材框成形部32A,33A,34A,35Aの木材押縁5と金属框成形部32B,33B,34B,35Bとの間に四周の縁部が挟持してある。
図1~図3からも明らかなように、本実施の形態の建具では、枠体10を構成する上枠11、下枠12及び左右の縦枠13,14がそれぞれ躯体Bの室外に臨む外表面b1よりも室外側に突出する状態で当該枠体10を躯体Bの開口部b2に取り付けるようにしている。このうち、下枠12については、室外側に突出する部分から躯体Bの開口部b2内に配置される部分までが金属枠成形部12Bによって構成してあり、木材枠成形部12Aは方立15よりも室内側となる部分にのみ設けてある。これに対して上枠11及び左右の縦枠13,14については、木材枠成形部11A,13A,14Aの一部が躯体Bの外表面b1よりも室外側に突出する状態で躯体Bに取り付けてある。以下、枠体10の上枠11、左右の縦枠13,14及び下枠12についてそれぞれの構成及び躯体Bとの取付構造について説明し、併せて本願発明の特徴部分について詳述する。
上枠11の木材枠成形部11A及び縦枠13,14の木材枠成形部(第1成形部)13A,14Aは、それぞれの長手に沿った全長にわたる部分がほぼ一様の断面形状を有するように構成してある。本実施の形態では、6つの平面によって囲まれた断面形状を有するように上枠11の木材枠成形部11A及び縦枠13,14の木材枠成形部13A,14Aが構成してある。すなわち、上枠11の木材枠成形部11A及び縦枠13,14の木材枠成形部13A,14Aは、それぞれ内周側となる内周見込み面41、室内に臨む室内見付け面42、外周側となる第1外周見込み面43、室外に臨む第1室外見付け面44、外周側となる第2外周見込み面45、室外に臨む第2室外見付け面46を有した断面形状を有している。内周見込み面41の見込み方向に沿った寸法は、第1外周見込み面43の見込み方向に沿った寸法と第2外周見込み面45の見込み方向に沿った寸法との和に等しい。内周見込み面41において室外側に位置する縁部には、内周側に開口する内周側係合溝41aが長手方向に沿って形成してある。室内見付け面42の見付け方向に沿った寸法は、第1室外見付け面44の見付け方向に沿った寸法と第2室外見付け面46の見付け方向に沿った寸法との和に等しく、かつ内周見込み面41の見込み方向に沿った寸法よりも小さい。室内見付け面42には、外周側となる部分に木材等から成る額縁47を装着するための額縁装着溝42aが設けてある。第1外周見込み面43は、木材枠成形部11A,13A,14Aの室内側に設けたもので、見込み方向に沿った寸法が内周見込み面41の見込み方向に沿った寸法の1/2より大きい。第1外周見込み面43において室外側に位置する縁部には、外周側に開口する外周側係合溝43aが長手方向に沿って形成してある。第1室外見付け面44は、外周側に設けたもので、見付け方向に沿った寸法が室内見付け面42の見付け方向に沿った寸法の1/2より大きい。第2外周見込み面45と第1室外見付け面44との交差部分には、上枠11の木材枠成形部11Aにのみ傾斜面44aが設けてある。上述の木材枠成形部11A,13A,14Aは、例えば長方形断面を有した角柱状部材の一隅部を直方体状に切除することにより構成することが可能である。
上枠11の金属枠成形部11Bは、外周見付け板部51、外周係合板部52、外周見込み板部53、支持脚板部54、ビスホール55、内周見付け板部56、内周見込み板部57、見付けカバーヒレ部58、内方突出板部59を一体に成形したものである。外周見付け板部51は、見付け方向に沿って延在するものである。外周見付け板部51の見付け方向に沿った寸法は、上枠11の木材枠成形部11Aにおいて第1外周見込み面43から傾斜面44aの上縁位置までの見付け方向に沿った寸法とほぼ等しい。外周係合板部52は、外周見付け板部51の外周側に位置する縁部から室内に向けて延在した後、内周側に向けてほぼ直角に屈曲したものである。外周見込み板部53は、外周見付け板部51の内周側となる縁部から室外に向けて見込み方向にほぼ水平に延在した後、室外に向けてわずかに内周側となるように傾斜したものである。外周見込み板部53の見込み方向に沿った寸法は、上枠11の木材枠成形部11Aにおいて第1室外見付け面44から第2室外見付け面46までの見込み方向に沿った寸法よりも大きく構成してある。外周見込み板部53の延在縁部は、内周側に向けて屈曲している。支持脚板部54は、外周見込み板部53の内周側となる見込み面から内周側に突出したものである。外周見付け板部51から支持脚板部54までの見込み方向に沿った寸法は、第1室外見付け面44から第2室外見付け面46までの見込み方向に沿った寸法よりも小さく設定してある。ビスホール55は、外周見込み板部53の内周側となる見込み面において支持脚板部54よりも室内側となる部分から下方に突出したもので、内周側が開口した略円筒状を成している。外周見込み板部53からのビスホール55の突出寸法は、支持脚板部54とほぼ同じである。内周見付け板部56は、外周見込み板部53の内周側となる見込み面において支持脚板部54よりも室外側となる部分から内周側に向けて見付け方向に延在したものである。外周見付け板部51から内周見付け板部56までの見込み方向に沿った寸法は、第1室外見付け面44から第2室外見付け面46までの見込み方向に沿った寸法よりも大きく設定してある。外周見込み板部53から内周見付け板部56の延在縁部までの見付け方向に沿った寸法は、傾斜面44aの上縁位置から内周見込み面41までの見付け方向に沿った寸法とほぼ等しい。内周見込み板部57は、内周見付け板部56の内周側となる縁部から室内に向けて見込み方向に延在したものである。内周見込み板部57の延在縁部は、外周側に向けて屈曲している。内周見込み板部57の屈曲した縁部から外周係合板部52の屈曲した縁部までの寸法は、外周側係合溝43aから内周側係合溝41aまでの見込み方向に沿った寸法とほぼ等しい。見付けカバーヒレ部58は、内周見付け板部56の内周側となる縁部から室外に向けて見込み方向に延在した後、内周側に向けて見付け方向に延在したものである。内方突出板部59は、見付けカバーヒレ部58の延在縁部から室内に向けて延在したものである。内方突出板部59の延在縁部には、室内に向けて開口したポケット部59aが設けてある。
縦枠13,14の金属枠成形部(第3成形部)13B,14Bは、外周見付け板部61、外周係合板部62、外周見込み板部63、内周見付け板部64、内周見込み板部65を一体に成形したものである。外周見付け板部61は、見付け方向に沿って延在するものである。外周見付け板部61の見付け方向に沿った寸法は、縦枠13,14の木材枠成形部13A,14Aにおいて第1外周見込み面43から第2外周見込み面45までの見付け方向に沿った寸法よりわずかに小さい。外周係合板部62は、外周見付け板部61の外周側に位置する縁部から室内に向けて延在した後、内周側に向けてほぼ直角に屈曲したものである。外周見込み板部63は、外周見付け板部61の内周側となる縁部から室外に向けて見込み方向にほぼ水平に延在したものである。外周見込み板部63の見込み方向に沿った寸法は、縦枠13,14の木材枠成形部13A,14Aにおいて第1室外見付け面44から第2室外見付け面46までの見込み方向に沿った寸法よりも大きく構成してある。内周見付け板部64は、外周見込み板部63の内周側となる見込み面から内周側に向けて見付け方向に延在した後、室内に向けて湾曲して延在するものである。内周見付け板部64の室内に向けて延在する部分の延在縁部には、室内に向けて開口したポケット部64aが設けてある。外周見付け板部61から内周見付け板部64までの見込み方向に沿った寸法は、第1室外見付け面44から第2室外見付け面46までの見込み方向に沿った寸法よりも大きく設定してある。外周見込み板部63から内周見付け板部64の内周側に位置する縁部までの見付け方向に沿った寸法は、第2外周見込み面45から内周見込み面41までの見付け方向に沿った寸法よりも大きい。内周見込み板部65は、内周見付け板部64の室内に臨む見付け面から室内に向けて見込み方向に延在したものである。内周見込み板部65の延在縁部は、外周側に向けて屈曲している。外周見込み板部63から内周見込み板部65までの見付け方向に沿った寸法は、第2外周見込み面45から内周見込み面41までの寸法よりもわずかに大きい。内周見込み板部65の屈曲した縁部から外周係合板部62の屈曲した縁部までの寸法は、外周側係合溝43aから内周側係合溝41aまでの見込み方向に沿った寸法とほぼ等しい。
上述した上枠11の金属枠成形部11Bは、外周係合板部52の屈曲した延在部を外周側係合溝43aに係合させるとともに、内周見込み板部57の屈曲した延在部を内周側係合溝41aに係合させることにより、上枠11の木材枠成形部11Aに装着した状態に維持される。この状態においては、外周見付け板部51が第1室外見付け面44に当接し、かつ外周見込み板部53が支持脚板部54を介して第2外周見込み面45に当接した状態となり、外周見付け板部51により上枠11の外周側となる部分に見付け方向に沿って室外に臨む外縁面11aが設けられることになる。上枠11の木材枠成形部11Aにおいて方立15よりも室内側となる部分には、内周側となる見込み面の長手に沿ったほぼ全長に上方ガイドレール11Cが配設してある。この上方ガイドレール11Cは、下枠12に設けた下方ガイドレール12Cとの協働により可動障子30のスライドをガイドするためのものである。上枠11の木材枠成形部11Aにおいて方立15と右縦枠13との間に位置する部分には、内周側となる見込み面に上述した木材押縁2が内周側に突出するように設けてあり、この木材押縁2と上枠11の金属枠成形部11Bに設けた内方突出板部59との間にタイト材6を介してパネル21の上縁部が挟持してある。上枠11の木材枠成形部11Aにおいて方立15と左縦枠14との間に位置する部分においては、内周側となる見込み面にカバー支持部材11Dが内周側に突出するように設けてあり、このカバー支持部材11Dと上枠11の金属枠成形部11Bに設けた内方突出板部59との間にカバー部材11Eが設けてある。
同様に、縦枠13,14の金属枠成形部13B,14Bは、外周係合板部62の屈曲した延在部を外周側係合溝43aに係合させるとともに、内周見込み板部65の屈曲した延在部を内周側係合溝41aに係合させることにより、縦枠13,14の木材枠成形部13A,14Aに装着した状態に維持される。この状態においては、外周見付け板部61が第1室外見付け面44に当接した状態となり、外周見付け板部61により縦枠13,14の外周側となる部分に見付け方向に沿って室外に臨む外縁面13a,14aが設けられることになる。右縦枠13の木材枠成形部13Aにおいて内周側となる見込み面には、上述した木材押縁2が内周側に突出するように設けてあり、この木材押縁2と右縦枠13の金属枠成形部13Bに設けた内周見付け板部64との間にタイト材6を介してパネル21の右側縁部が挟持してある。なお、パネル21の左側縁部は、方立15に取り付けた木材押縁2と方立15の金属枠成形部15Bとの間にタイト材6を介して挟持してある。左縦枠14の木材枠成形部14Aにおいて内周側となる見込み面には、カバー支持部材14Dが内周側に突出するように設けてあり、このカバー支持部材14Dと左縦枠14の金属枠成形部14Bに設けた内周見付け板部64との間にカバー部材14Eが設けてある。なお、方立15の木材枠成形部15Aにおいて内周側となる見込み面は、金属枠成形部15Bとの間に設けたカバー部材15Eによって覆ってある。
上述の上枠11及び左右の縦枠13,14は、それぞれの外縁面11a,13a,14aが躯体Bの室外に臨む外表面b1と同一の平面上に位置する状態で躯体Bの開口部b2内に配置し、それぞれの内周側から躯体Bに向けてネジ部材Sを螺合することにより躯体Bに取り付けてある。上枠11の外縁面11a及び縦枠13,14の外縁面13a,14aには、それぞれ躯体Bの外表面b1から防水シートWPが設けてある。これにより、躯体Bと上枠11との間及び躯体Bと縦枠13,14との間を通じて室外の水が室内に進入する事態を防止することができる。特に、実施の形態の上枠11及び縦枠13,14によれば、躯体Bの外表面b1とそれぞれの外縁面11a,13a,14aとが同一の平面上に位置し、互いの間に段差が無い状態で並設されるため、ピンホールが生じたり、途中で折り曲げることなく躯体Bの外表面b1から外縁面11a,13a,14aに防水シートWPを設けることができ、水密性を向上させることが可能となる。その後、躯体Bの外表面b1から上枠11及び縦枠13,14の外縁面11a,13a,14aに対向するように室外側に外壁材EMを配設し、外壁材EMの端面とそれぞれの外周見込み板部53,63との間にシール材ESを充填すれば良い。
一方、下枠12については、上述したように、室外側に突出する部分から躯体Bの開口部b2内に配置される部分までが金属枠成形部12Bによって構成してあり、木材枠成形部12Aは方立15よりも室内側となる部分にのみ設けてある。但し、下枠12の金属枠成形部12Bは、室外側部分22と室内側部分23とを備え、これら室外側部分22と室内側部分23との間が樹脂によって成形した2段のブリッジ材24,25によって連結してある。従って、金属枠成形部12Bの見込み方向に沿った寸法が大きく構成してあるものの下枠12としての断熱性が損なわれるおそれはない。この下枠12は、小口端面を縦枠13,14の内周側に設けた凹部13F,14Fに対向させた状態で縦枠13,14を介して下枠12のビスホール12aにネジ部材を螺合することによって縦枠13,14の相互間に取り付けられることになる。
ここで、図4~図6に示すように、縦枠13,14については、見込み方向において金属枠成形部13B,14Bよりも木材枠成形部13A,14Aの占める割合が大きい。従って、下枠12の小口端面をそのまま縦枠13,14の見込み面に対向する位置で取り付けた場合、下枠12の金属枠成形部12Bが縦枠13,14の木材枠成形部13A,14Aに連結され、ネジ部材の螺合状態によっては、下枠12において小口端面となる金属枠成形部12Bが縦枠13,14の木材枠成形部13A,14Aに食い込み等の変形を来す懸念がある。このため、本実施の形態の建具では、縦枠13,14の木材枠成形部13A,14Aにアルミニウム合金等の金属から成る補強プレート70を配設し、上述の問題を未然に防止するようにしている。より具体的には、図7~図9に示すように、縦枠13,14の内周側となる見込み面において金属枠成形部13B,14Bから木材枠成形部13A,14Aにわたる部分に平板状を成す補強プレート70を配設している。木材枠成形部13A,14Aにおいて補強プレート70を設ける位置は、下枠12の金属枠成形部12Bに設けたビスホール12aに対応する部分にあれば良い。ビスホール12a以外の下枠12の金属枠成形部12Bに対応する部分には、必ずしも補強プレート70を設ける必要はない。その後、図10~図12に示すように、補強プレート70の表面に面状に構成したシール部材71を配設し、この状態から下枠12の小口端面をシール部材71に当接させ、縦枠13,14を介してビスホール12aにネジ部材を螺合すれば良い。こうした建具によれば、下枠12の金属枠成形部12Bと縦枠13,14との間に補強プレート70が介在するため、仮にネジ部材を強く螺合した場合にも、下枠12の金属枠成形部12Bが縦枠13,14の木材枠成形部13A,14Aに食い込むような事態が招来されることはなく、互いの間の水密性が損なわれるおそれもない。
なお、上述した実施の形態では、縦枠13,14の金属枠成形部13B,14Bから木材枠成形部13A,14Aまでの間に補強プレート70を介在させているが、例えば、図13~図17に示す変形例のように、縦枠13,14の木材枠成形部13A,14Aにのみ補強プレート72を設けても良い。すなわち、変形例の建具では、まず図13及び図14に示すように、縦枠13,14の木材枠成形部13A,14Aにおいて補強プレート72を設ける位置に予め補強プレート72の板厚に相当する凹部73を形成する。その後、図15~図17に示すように、凹部73に補強プレート72を配設することにより、下枠12の金属枠成形部12Bに対応する部分の木材枠成形部13A,14Aを覆い隠すとともに、補強プレート72の表面を縦枠13,14の金属枠成形部13B,14Bと同一平面上に配置する。補強プレート72を設ける位置は、実施の形態と同様である。この変形例においても、下枠12の金属枠成形部12Bと縦枠13,14との間に、下枠12の金属枠成形部12Bもしくは補強プレート72が介在するため、仮にネジ部材を強く螺合した場合にも、下枠12の金属枠成形部12Bが縦枠13,14の木材枠成形部13A,14Aに食い込むような事態が招来されることはなく、互いの間の水密性が損なわれるおそれもない。
なお、上述した実施の形態では、片引き窓を例示しているが、その他の窓種にも適用することが可能である。また、第1成形部として木材等によって成形したものを例示し、かつ第2成形部及び第3形成部として金属によって成形したものを例示しているが、本発明はこれらの組み合せに限定されない。例えば、第1成形部が樹脂によって成形したものであり、第2成形部が金属によって成形したものであっても良い。
また、上述した実施の形態では、縦枠として金属枠成形部を備えたものを例示しているが、木材枠成形部のみによって成形された縦枠を備えるものであっても良い。同様に、横材として木材枠成形部を備えたものを例示しているが、金属枠成形部のみによって成形された横材を備えるものであっても良い。
以上のように、本発明に係る建具は、縦材及び横材を備え、前記縦材は第1成形部を有し、前記横材は前記第1成形部よりも硬度の大きな第2成形部を有し、前記第1成形部及び前記第2成形部が互いに対応する位置で前記縦材の内周側となる見込み面に、小口端面を介して前記横材が連結された建具であって、前記第1成形部及び前記第2成形部の間には前記第1成形部よりも硬度の大きな補強プレートが介在されていることを特徴としている。
この発明によれば、縦材の第1成形部と横材の第2成形部との間に第1成形部よりも硬度の大きな補強プレートが介在されるため、例えば縦材及び横材にネジ部材を螺合する場合にも縦材に横材が食い込み等の変形を来すおそれがない。
また本発明は、上述した建具において、前記縦材の内周側となる見込み面には、前記第1成形部よりも硬度の大きな第3成形部が露出するように配設され、前記横材の前記第2成形部は、これら前記第1成形部及び前記第3成形部に対応する部分を有し、前記補強プレートは、前記第2成形部と、前記第1成形部及び前記第3成形部との対応する部分にわたって一連となるように設けられていることを特徴としている。
この発明によれば、第1成形部から第3成形部にわたって一連に補強プレートが設けられるため、縦材を単体で取り扱う場合にも、強度的に有利となる。
また本発明は、上述した建具において、前記縦材の内周側となる見込み面には、前記第1成形部よりも硬度の大きな第3成形部が露出するように配設され、前記横材の前記第2成形部は、これら前記第1成形部及び前記第3成形部に対応する部分を有し、前記補強プレートは、前記第2成形部と前記第1成形部との対応する部分にのみ介在されていることを特徴としている。
この発明によれば、必要最小限の補強プレートによって縦材に横材が食い込み事態を防止することが可能となる。
また本発明は、上述した建具において、前記補強プレートと前記第2成形部とが同じ材質によって成形されていることを特徴としている。
この発明によれば、補強プレートに第2成形部が食い込み事態を招来するおそれがない。
また本発明は、上述した建具において、前記第2成形部と前記第3成形部とが同じ材質によって成形されていることを特徴としている。
この発明によれば、第2成形部が第3成形部に食い込み事態を招来するおそれがない。
また本発明は、上述した建具において、前記縦材と前記補強プレートとの間にシール材が配設されているとともに、前記補強プレートと前記横材との間にシール材が配設されていることを特徴としている。
縦材と横材との間の水密性を確保することができる。
12 下枠、12A 木材枠成形部、12B 金属枠成形部、12a ビスホール、13,14 縦枠、13A,14A 木材枠成形部、13B,14B 金属枠成形部、13F,14F 凹部、70 補強プレート、71 シール部材、72 補強プレート、73 凹部

Claims (6)

  1. 縦材及び横材を備え、前記縦材は第1成形部を有し、前記横材は前記第1成形部よりも硬度の大きな第2成形部を有し、前記第1成形部及び前記第2成形部が互いに対応する位置で前記縦材を介して前記横材にネジ部材を螺合することにより前記縦材の内周側となる見込み面に、小口端面を介して前記横材が連結された建具であって、
    前記第1成形部及び前記第2成形部の間には前記第1成形部よりも硬度の大きな補強プレートが介在されていることを特徴とする建具。
  2. 前記縦材の内周側となる見込み面には、前記第1成形部よりも硬度の大きな第3成形部が露出するように配設され、
    前記横材の前記第2成形部は、これら前記第1成形部及び前記第3成形部に対応する部分を有し、
    前記補強プレートは、前記第2成形部と、前記第1成形部及び前記第3成形部との対応する部分にわたって一連となるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
  3. 前記縦材の内周側となる見込み面には、前記第1成形部よりも硬度の大きな第3成形部が露出するように配設され、
    前記横材の前記第2成形部は、これら前記第1成形部及び前記第3成形部に対応する部分を有し、
    前記補強プレートは、前記第2成形部と前記第1成形部との対応する部分にのみ介在されていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
  4. 前記補強プレートと前記第2成形部とが同じ材質によって成形されていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
  5. 前記第2成形部と前記第3成形部とが同じ材質によって成形されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の建具。
  6. 前記縦材と前記補強プレートとの間にシール材が配設されているとともに、前記補強プレートと前記横材との間にシール材が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
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