JP7239415B2 - 建具 - Google Patents
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また本発明に係る建具は、樹脂または木材によって成形され、室内側、かつ内周側となる部分に面材支持部が設けられた建材本体と、前記建材本体の室外側となる部分を覆うように設けられた金属製のカバー部材とを備えて建材が構成され、前記建材の室外側、かつ内周側となる部分には、押縁が装着される押縁装着溝が設けられ、前記押縁装着溝に金属製の押縁が構成されているとともに、前記面材支持部と前記押縁との間に面材が支持されており、前記カバー部材には、建材の外周側に位置する部分において見込み方向に延在する見込み延在部と、前記見込み延在部の室内側となる縁部から見付け方向に沿って内周側に延在し、前記建材本体の室外に臨む見付け面に対向するシール面対向部とが設けられ、前記シール面対向部には、前記建材本体の見付け面との間にカバーシール部材が設けられていることを特徴とする。
また本発明に係る建具は、樹脂または木材によって成形され、室内側、かつ内周側となる部分に面材支持部が設けられた建材本体と、前記建材本体の室外側となる部分を覆うように設けられた金属製のカバー部材とを備えて建材が構成され、前記建材の室外側、かつ内周側となる部分には、押縁が装着される押縁装着溝が設けられ、前記押縁装着溝に金属製の押縁が構成されているとともに、前記面材支持部と前記押縁との間に面材が支持されており、前記カバー部材は、建材の外周側に位置する部分から見込み方向に沿って室内側に延在し、前記建材本体の外周側に位置する見込み面を覆う外周見込みカバー部を有し、前記外周見込みカバー部を介して前記建材本体にネジが螺合されていることを特徴とする。
また本発明に係る建具は、樹脂または木材によって成形され、室内側、かつ内周側となる部分に面材支持部が設けられた建材本体と、前記建材本体の室外側となる部分を覆うように設けられた金属製のカバー部材とを備えて建材が構成され、前記建材の室外側、かつ内周側となる部分には、押縁が装着される押縁装着溝が設けられ、前記押縁装着溝に金属製の押縁が構成されているとともに、前記面材支持部と前記押縁との間に面材が支持されており、前記面材と前記押縁との間には面材用シール部材が装着され、前記面材用シール部材には、前記面材及び前記押縁の間に介在するシール本体と、前記シール本体から外周に向けて延在したシールヒレ部とが設けられ、前記シールヒレ部の延在縁部が前記面材の外周側となる端面よりも外周側に突出していることを特徴とする。
図1及び図2は、本発明の実施の形態1である建具を示したものである。ここで例示する建具は、枠体10及び障子20を備え、枠体10に対して障子20を室外側に開くように構成した縦すべり出し窓と称されるものである。枠体10は、上下の横枠11,12及び左右の縦枠13,14を四周枠組みすることによって矩形状に構成したものである。障子20は、矩形平板状を成す面材21の四周に上下の横框(建材)22,23及び左右の縦框(建材)24,25を装着することによって構成したものである。面材21としては、スペーサ21aを介してガラス板21bを3枚積層した複層ガラスを適用している。なお、面材21としては、必ずしも複層ガラスである必要はない。枠体10を構成する横枠11,12及び縦枠13,14は、それぞれ枠本体15と、枠本体15の室外側となる部分を覆う枠カバー部材16とを備えて構成したものである。同様に、障子20を構成する横框22,23及び縦框24,25は、それぞれ框本体(建材本体)26と、框本体26の室外側となる部分を覆う框カバー部材(カバー部材)27とを備えて構成したものである。
上述した実施の形態1では、框本体26の室外側となる部分を覆う見付けカバー部27aと、面材21を支持する押縁構成部27dとを一体に成形したものを例示しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図5に示す実施の形態2の障子120のように、見付けカバー部27aと押縁構成部27dとを別体に成形するようにしても良い。
上述した実施の形態1、実施の形態2では、いずれも框本体26に押縁装着溝26fを設けるようにしているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図6に示す実施の形態3の障子220のように、框カバー部材(カバー部材)227Aの見付けカバー部27aに、枠カバー部材16の内周連結片部16gと同様の溝構成部(内周カバー部)227eを設けるようにしても良い。
上述した実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3では、いずれも障子20,120,220について例示しているが、図7に示す実施の形態4のように、枠体10に面材21を支持させたFIX窓にも適用することが可能である。図7では、実施の形態1に示した下方の横枠(建材)12に対して下枠カバー部材16C(カバー部材)の押縁装着溝16g1に、実施の形態3で示した押縁227Bを装着し、枠本体(建材本体)15の枠内周突出部15cと押縁227Bとの間にそれぞれシール部材28,328を介して面材21を支持させるようにしたものである。その他、実施の形態4において実施の形態1と同様の構成については、同一の符号が付してある。
上述したように、実施の形態1の縦すべり出し窓と実施の形態4のFIX窓とは互いに共通の断面形状を有した枠本体(建材本体)15及び枠カバー部材(カバー部材)16を適用している。従って、例えば、図8~図10に示す実施の形態5のように、一連の横枠(建材)11,12を適用して縦すべり出し窓とFIX窓との連装窓を構成することが可能である。すなわち、この連装窓では、上下の横枠11,12の間に方立(建材)110を設けるようにしている。方立110は、方立本体(建材本体)111と方立カバー部材(カバー部材)112とを備えて構成したものである。方立本体111は、枠本体(建材本体)15や框本体(建材本体)26と同様、ポリ塩化ビニル等の樹脂によって成形した押し出し形材であり、長手に沿った全長にわたる部分がほぼ一様な断面形状を有するように構成してある。方立カバー部材112は、枠カバー部材(カバー部材)16や框カバー部材(カバー部材)27と同様、アルミニウム合金等の金属によって成形した押し出し形材であり、長手に沿った全長にわたる部分がほぼ一様な断面形状を有するように構成してある。
FIX窓を構成する場合に実施の形態4では、枠カバー部材16と押縁227Bとを別体に成形しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図11に示す実施の形態6では、枠カバー部材(カバー部材)116として実施の形態1の框カバー部材27と同様、内周見付け延在部116fの延長上に押縁構成部(押縁)116nが一体に成形されたものを適用しても良い。すなわち、実施の形態6の枠カバー部材116では、枠本体(建材本体)115の室外側となる表面を覆う内周見付け延在部116f及び見込み延在部116d、押縁となる押縁構成部116n、枠本体115の押縁装着溝115hに係合される溝係合片部116pがアルミニウム合金等の金属によって一体に成形してある。
この発明によれば、建材の室内側となる建材本体が樹脂または木材によって成形されているため、断熱性の点で有利となる。しかも、押縁が金属製であるため、室外側の温度変化による熱変形量が抑えられ、面材の支持状態が不安定となる事態を防止することができるようになる。さらに、建材の室外側となる部分が金属製のカバー部材によって覆われるため耐候性に優れるばかりでなく、室外側となるカバー部材及び押縁がいずれも金属となるため外観品質の点でも有利となる。
この発明によれば、カバー部材と押縁とを一体化することが可能となり、部品点数の削減を図ることが可能となる。
この発明によれば、カバー部材を取り付けるための取付ネジを内周カバー部に螺合することができ、外部に取付ネジが露出する事態を防止することが可能となる。
この発明によれば、押縁と面材との間に介在する面材用シール部材によって両者の間が熱的に遮断され、さらに建材において面材を収容する空間の対流がシールヒレ部によって抑制されるため、断熱性の向上を図ることが可能となる。なお、下方の横材として建材を用いる場合には、排水性を考慮して、シールヒレ部の延在縁部を建材から離隔させることが好ましい。
Claims (6)
- 樹脂または木材によって成形され、室内側、かつ内周側となる部分に面材支持部が設けられた建材本体と、
前記建材本体の室外側となる部分を覆うように設けられた金属製のカバー部材と
を備えて建材が構成され、
前記建材の室外側、かつ内周側となる部分には、押縁が装着される押縁装着溝が設けられ、前記押縁装着溝に金属製の押縁が構成されているとともに、前記面材支持部と前記押縁との間に面材が支持されており、
前記カバー部材には、見付け方向に沿って延在した外周取付ヒレ部が設けられ、
前記建材は、前記外周取付ヒレ部を介して躯体に取付ネジが螺合されていることを特徴とする建具。 - 樹脂または木材によって成形され、室内側、かつ内周側となる部分に面材支持部が設けられた建材本体と、
前記建材本体の室外側となる部分を覆うように設けられた金属製のカバー部材と
を備えて建材が構成され、
前記建材の室外側、かつ内周側となる部分には、押縁が装着される押縁装着溝が設けられ、前記押縁装着溝に金属製の押縁が構成されているとともに、前記面材支持部と前記押縁との間に面材が支持されており、
前記カバー部材には、建材の外周側に位置する部分において見込み方向に延在する見込み延在部と、前記見込み延在部の室内側となる縁部から見付け方向に沿って内周側に延在し、前記建材本体の室外に臨む見付け面に対向するシール面対向部とが設けられ、
前記シール面対向部には、前記建材本体の見付け面との間にカバーシール部材が設けられていることを特徴とする建具。 - 樹脂または木材によって成形され、室内側、かつ内周側となる部分に面材支持部が設けられた建材本体と、
前記建材本体の室外側となる部分を覆うように設けられた金属製のカバー部材と
を備えて建材が構成され、
前記建材の室外側、かつ内周側となる部分には、押縁が装着される押縁装着溝が設けられ、前記押縁装着溝に金属製の押縁が構成されているとともに、前記面材支持部と前記押縁との間に面材が支持されており、
前記カバー部材は、建材の外周側に位置する部分から見込み方向に沿って室内側に延在し、前記建材本体の外周側に位置する見込み面を覆う外周見込みカバー部を有し、前記外周見込みカバー部を介して前記建材本体にネジが螺合されていることを特徴とする建具。 - 樹脂または木材によって成形され、室内側、かつ内周側となる部分に面材支持部が設けられた建材本体と、
前記建材本体の室外側となる部分を覆うように設けられた金属製のカバー部材と
を備えて建材が構成され、
前記建材の室外側、かつ内周側となる部分には、押縁が装着される押縁装着溝が設けられ、前記押縁装着溝に金属製の押縁が構成されているとともに、前記面材支持部と前記押縁との間に面材が支持されており、
前記面材と前記押縁との間には面材用シール部材が装着され、
前記面材用シール部材には、前記面材及び前記押縁の間に介在するシール本体と、前記シール本体から外周に向けて延在したシールヒレ部とが設けられ、前記シールヒレ部の延在縁部が前記面材の外周側となる端面よりも外周側に突出していることを特徴とする建具。 - 前記建材本体に前記押縁装着溝が設けられていることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一つに記載の建具。
- 前記カバー部材は、前記建材本体の内周側となる部分を覆う内周カバー部を有し、前記内周カバー部に前記押縁装着溝が設けられていることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一つに記載の建具。
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JP2019134315A Active JP7239415B2 (ja) | 2019-07-22 | 2019-07-22 | 建具 |
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JPS6111419Y2 (ja) * | 1980-09-29 | 1986-04-10 | ||
JPH0277289U (ja) * | 1988-11-29 | 1990-06-13 |
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2019
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