JP2024151447A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 強度および熱拡散構造を確保しつつ、小型化かつ収納可能なスタンドを有する撮像装置を提供すること。【解決手段】 そこで、本発明の撮像装置は、電子回路基板15は、電気部品が配置される第1の領域15aと電気部品が配置されてない第2の領域15bを有し、電子回路基板15のスタンド部を収納可能な凹部13aが配置される側において、スタンド部7、表示部200、凹部13aの全てが重なる領域は、撮像部2の光軸方向から見た場合、第2の領域15bと重なっていることを特徴とする。【選択図】 図7
Description
本発明は、スタンドを有する撮像装置の小型化に関するものである。
近年、デジタルカメラなどの撮像装置は、手軽に置き撮り撮影するために、スタンドを備えた撮像装置の要望がある。
撮像装置は回動操作可能なスタンドを備えると、撮像装置本体を傾けて置くことができ、光軸を上方向へ傾けるあおり撮影や光軸を下方向へ傾ける俯瞰撮影などが可能である。
例えば、特許文献1では、撮像装置本体にスタンド収納用の凹形状が設けられる。
そして、スタンドを使用しない時には撮像装置本体に収納し、スタンドを使用する時には撮像装置の本体から回動させて取り出すように構成されている撮像装置が開示されている。
上述の特許文献に開示された従来技術は、スタンド収納用の凹形状を設けることによって、強度や熱拡散のための内部構造を設けるスペースが阻害される。強度や熱拡散のための内部構造を設けようとすると、撮像装置が大型化してしまうという課題があった。
本発明の目的は、強度および熱拡散構造を確保しつつ、小型化かつ収納可能なスタンドを有する撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像部と、回動可能なスタンド部と、回動可能な表示部と、前記スタンド部を収納可能な凹部を有する筐体部と、前記撮像部の熱を拡散する放熱板金と、前記筐体部を支える構造板金と、電子回路基板と、を備え、前記撮像部の光軸方向から見た場合、前記スタンド部と前記表示部を重ねて収納可能な撮像装置において、
前記電子回路基板は、電気部品が配置される第1の領域と電気部品が配置されてない第2の領域を有し、
前記電子回路基板の前記凹部が配置される側において、前記スタンド部、前記表示部、前記凹部の全てが重なる領域は、前記撮像部の光軸方向から見た場合、前記第2の領域と重なっていることを特徴とする。
前記電子回路基板は、電気部品が配置される第1の領域と電気部品が配置されてない第2の領域を有し、
前記電子回路基板の前記凹部が配置される側において、前記スタンド部、前記表示部、前記凹部の全てが重なる領域は、前記撮像部の光軸方向から見た場合、前記第2の領域と重なっていることを特徴とする。
本発明によれば、強度および熱拡散構造を確保しつつ、小型化かつ収納可能なスタンドを有する撮像装置を提供することができる。
以下、本発明に関する実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一部材は同一記号で図示される。
(第1の実施形態)
図1および図2を用いて、本発明の撮像装置であるデジタルカメラ1について説明する。図1(a)はデジタルカメラ1の前面斜視図である。図1(b)はデジタルカメラ1の背面斜視図である。図2は、デジタルカメラ1の主な機能構成を示すブロック図である。
図1および図2を用いて、本発明の撮像装置であるデジタルカメラ1について説明する。図1(a)はデジタルカメラ1の前面斜視図である。図1(b)はデジタルカメラ1の背面斜視図である。図2は、デジタルカメラ1の主な機能構成を示すブロック図である。
(デジタルカメラ1の斜視図)
図1(a)/(b)に示すように、デジタルカメラ1において、X方向、Y方向、Z方向を次のように定義する。
図1(a)/(b)に示すように、デジタルカメラ1において、X方向、Y方向、Z方向を次のように定義する。
デジタルカメラ1の左右方向(幅方向)をX方向、上下方向(高さ方向)をY方向、前後方向(厚み方向)をZ方向とする。
デジタルカメラ1の前面上側には、被写体の画像を取り込む為のレンズ鏡筒ユニット2が配置される。
レンズ鏡筒ユニット2は、撮影光学系を構成する複数の撮影レンズ20を介して結像された被写体の光学像を光電変換して画像データを生成する撮像素子21を備えている(図2参照)。
撮影を指示する前面操作部材3は、レンズ鏡筒ユニット2の下側に配置される。
撮影者が自らを被写体として撮影する自撮り撮影の際に操作しやすいよう、前面中央の付近に配置される。
前面操作部材3は、デジタルカメラ1が静止画撮影モードの時はシャッターボタンとして機能し、動画撮影モードの時は動画スタート/ストップボタンとして機能する。
デジタルカメラ1の上面には、中央付近に操作音や撮影動画の音を再生するスピーカー4と、左右両端に撮影動画の音を集音するためのマイクロフォン5が配置される。
デジタルカメラ1の側面には、外部端子コネクタ6a~6cが上側に配置される。
外部端子コネクタ6a~6cは、例えば、データ通信や充電、給電が可能なUSB端子、映像データを外部へ出力可能なHDMI(登録商標)端子、外部マイクの信号を入力可能な外部マイク接続端子などで構成される。
また、回動操作可能なスタンドユニット7が下側に配置され、収納状態のスタンドユニット7を示す。スタンドユニット7は、X軸と平行な回転軸Xaを中心に約320°回転操作が可能である。
これにより、デジタルカメラ1を上下に傾けて設置することが可能となり、様々な角度で置き撮りすることが可能となる。
デジタルカメラ1の背面上側には、可動式の表示部200が配置され、収納状態すなわち閉じ状態の表示部200を示す。
表示部200には、ディスプレイ210が設けられる。ディスプレイ210は、撮像素子21で撮像されたライブビュー画像表示、メニュー設定表示、撮影画像表示など各種表示が可能で液晶パネル(LCD)や有機EL(OLED)などのデバイスで構成される。
また、ディスプレイ210は静電容量式や感圧式のタッチパネルが内蔵され、撮影者が指などでタッチ操作することで各種操作を行うことができるタッチ操作機能を有する。表示部200は、X軸と平行な回転軸Xbを中心に約180°回動操作が可能である。
これにより、撮影者は自らを被写体とする自撮り撮影時に、表示部200で構図を確認しながら撮影することが可能となる。
なお、表示部200の構成についての詳細は後述する。背面下側には、背面操作部材8a~8fが設けられる。
背面操作部材8a~8fは、例えば、デジタルカメラ1の電源ON/OFFを切り替える電源ボタン、記録された撮影画像を再生するための再生ボタン、メニューを切り替えるためのメニュー表示ボタンなどで構成される。
その他、メニューの選択や再生画像の選択などの操作が可能な十字ボタン、選択を決定するための決定ボタン、様々な操作を設定可能なカスタムボタンなどで構成される。
最下部には、半導体メモリーカード19(図2参照)の出し入れ時に開閉するカード蓋9が配置されている。
図2に示すように、レンズ鏡筒ユニット2には、複数のレンズ郡によって構成されるフォーカスレンズ20aと、複数のレンズ郡によって構成される固定のレンズ20bなどが配置される。開口量を調整するための絞りユニット22も配置される。
レンズ鏡筒ユニット2は、フォーカス(焦点距離)を合わせるためのレンズ駆動機構161、絞り値を制御するための絞り駆動機構162を備える。
撮像素子21は撮影レンズ20からの撮影光束を取り込み光電変換するCMOSセンサやCCDセンサからなり、電子シャッタ機能を有する。撮像素子21の前面には水晶などの材料からなる矩形状の光学ローパスフィルタ(不図示)が配置される。
システム制御部300は、デジタルカメラ1の各要素の動作制御を行うCPU(中央演算処理装置)などの演算装置を備える。
システム制御部300は、メモリ164に記憶されている制御プログラムを実行する。
撮像素子21から出力された電気信号は、システム制御部300に入力され、演算処理された後に、ディスプレイ210へ出力される。
本体部加速度センサ151、表示部加速度センサ221、それぞれからの情報がシステム制御部300に入力される。詳細については後述する。
電源18はデジタルカメラ1の内部に収納される電池パックで構成される二次電池である。
電源供給回路163は電源18の電圧をデジタルカメラ1の各要素に必要な電圧に変換して各要素に電源を供給する。半導体メモリーカード19は、デジタルカメラ1に着脱可能で撮影画像を記録する機能を有する。
(デジタルカメラ1の分解斜視図)
図3を用いて、本発明の撮像装置であるデジタルカメラ1の構成について説明する。
図3を用いて、本発明の撮像装置であるデジタルカメラ1の構成について説明する。
図3は、デジタルカメラ1の分解斜視図である。デジタルカメラ1は、レンズ鏡筒ユニット2を含む本体部100と表示部200より構成される。
本体部100の外観部は、前面カバーユニット11、上面カバーユニット12、背面カバーユニット13、回動操作時にトルクを発生させるスタンドヒンジ70を備えたスタンドユニット7で構成される。
本体部100の内部は、レンズ鏡筒ユニット2、ベース部材ユニット14、本体部電子回路基板15,熱伝達板金ユニット16、構造板金ユニット17で構成される。
ベース部材ユニット14には、不図示の電源18(充電可能な電池パック)が収納される。また、レンズ鏡筒ユニット2は、ベース部材ユニット14と構造板金ユニット17で挟まれるように不図示のゴム部材を介して保持される。
(表示部200の分解斜視図)
図4を用いて、本発明の表示部200の構成について説明する。図4は表示部200の分解斜視図である。
図4を用いて、本発明の表示部200の構成について説明する。図4は表示部200の分解斜視図である。
ディスプレイ210は、撮像素子21で撮像されシステム制御部300で演算処理されたライブビュー画像表示や本体部100の設定表示、撮影画像の再生表示を行うLCDやOLEDなどで構成される。
表示部電子回路基板220は電気信号を中継する役割を担いディスプレイ210と電気的に接続され、ディスプレイ210の裏面に不図示の両面テープ等で固定される。
ディスプレイ210は、ディスプレイ固定用両面テープ230を用いて表示部表面カバー240に固定される。
ヒンジユニット250は表示部200を回動操作可能にし、本体部電子回路基板15と表示部電子回路基板220を電気的に接続するためのフレキシブル回路基板251を備える。
ヒンジユニット250を表示部表面カバー240に対し組付け、表示部裏面カバー260と表示部ヒンジカバー270で覆い、表示部外観ネジ290a~fを側面より締結して、表示部200は完成する。
(スタンドユニット7の分解斜視図)
図5を用いて、スタンドユニット7の構成について説明する。図5は、スタンドユニット7の分解斜視図である。
図5を用いて、スタンドユニット7の構成について説明する。図5は、スタンドユニット7の分解斜視図である。
スタンドユニット7は、スタンドヒンジ70と、スタンド側面カバー71、72、スタンド中間カバー73、弾性部材74、各スタンドカバーを粘着固定する両面テープ75、76、77から成る。
デジタルカメラ1の外観となるスタンド側面カバー71、72と、スタンド中間カバー73は、樹脂材料で成型された部品であり、回動板701の外側の面と端面を覆い隠し、回動板701の内側の面より若干突出するように形成される。
スタンドヒンジ70の主要部品である回動板701は、板金をプレス加工して製造され、略コの字形状を成し、スタンドユニット7の回動する部分の構造体となる部品である。
本実施形態において、スタンドユニット7の外観カバーは、スタンド側面カバー71、72と、スタンド中間カバー73の3部品で構成されるが、組立性や金型構造を考慮して、一体的に成型された部品でも良い。
回動板701は、板金をプレス加工して製造するために、板端のどちらかの面にバリが発生する。回動板701のバリ面を外側にすることで、バリ面はスタンドカバー(71、72、73)によって覆われる。
さらに、ダレ面もスタンドカバー(71、72、73)が回動板701の内側の面より若干突出することで触れ難い構成となる。
このように、スタンド収納時に見えない位置で、板金のプレス部品である回動板701により薄型で高強度、高剛性を確保する。
更に、ユーザがスタンドユニット7を使用する際に、回動板701の端面を触れることなく使用することが可能となる。
スタンド側面カバー71、72、スタンド中間カバー73は、スタンドヒンジ70の回動板701に外側から組み込まれ、両面テープ75、76、77により粘着固定される。
スタンド側面カバー71、72と、回動板701の第一の梁701a、第二の梁701bは、Y軸中心に対称形状である。
そのため、スタンド側面カバー72と回動板701の第二の梁701bの関係を代表して説明する。スタンド側面カバー72には、内側にボス72a、72bが形成される。
また、回動板701の第二の梁701bには、ボス72a、72bに対応した孔701ba、701bbと、孔701ba、701bbより一回り大きい直径で、第二の梁701bの内側の面が凹になるような半抜き部701bc、701bdが形成される。
スタンド側面カバー72は、ボス72a、72bが回動板701の孔701ba、701bbにそれぞれ挿通された後、回動板701の内側から、半抜き部701bc、701bd内で熱カシメを行い、強固に固定される。
スタンド中間カバー73は、弾性部材74を挟み込み、外側からビス締結をすることで固定される。
弾性部材74は、スタンド中間カバー73の外観面より突出し、表示部200の背面と当接する。本実施形態において、スタンド中間カバー73は、ビスによる固定であるが、スタンド側面カバー71、72と同様に内側から熱カシメによる固定を選択しても良い。
また、弾性部材74は、スタンド中間カバー73はと別部品となっているが、スタンド中間カバー73を2色成形部品とし、一体部品としても良い。
このように、スタンド収納時にデジタルカメラ1の外観となる回動板701の外側には、スタンドカバー(71、72、73)を取り付ける。
よって、前面カバーユニット11と背面カバーユニット13に合わせた外観形状にでき見栄え良く、ユーザのグリップ性も向上する。
また、回動板701の内側は、樹脂製のカバー部材で覆わない構成とすることで、カメラ1の大型化を抑制することができる。
スタンドユニット7が回動状態において、回動板701自身が見える構成になるが、回動板701を塗装やメッキ等の加飾処理を行うことで見栄えが良くなる。
(デジタルカメラ1の背面斜視図)
図6を用いて表示部200およびスタンドユニット7の回動操作について説明する。図6はデジタルカメラ1の背面斜視図である。図6(a)は、表示部200を180°開き、スタンドユニット7を収納した状態を示す。図6(b)は、表示部200を180°開き、スタンドユニット7も180°開いた状態を示す。背面カバーユニット13に設けられたスタンド収納凹部13aにスタンドユニット7を回動操作して収納することが可能である。
図6を用いて表示部200およびスタンドユニット7の回動操作について説明する。図6はデジタルカメラ1の背面斜視図である。図6(a)は、表示部200を180°開き、スタンドユニット7を収納した状態を示す。図6(b)は、表示部200を180°開き、スタンドユニット7も180°開いた状態を示す。背面カバーユニット13に設けられたスタンド収納凹部13aにスタンドユニット7を回動操作して収納することが可能である。
(デジタルカメラ1の内部構造)
図7、図8を用いてデジタルカメラ1の内部構造について説明する。
図7、図8を用いてデジタルカメラ1の内部構造について説明する。
特に、スタンド収納凹部13a近傍について説明する。
図7(a)はデジタルカメラ1の背面図である。
図7(b)は、図7(a)に示すデジタルカメラ1中央部付近の断面A-Aの拡大図である。図8は本体部電子回路基板15の背面図である。
背面カバーユニット13に設けられたスタンド収納凹部13aにスタンドユニット7が収納される。
その上に重なるようにして、表示部200が収納される。背面カバーユニット13の内側には本体部電子回路基板15が配置されている。
スタンド収納凹部13aと本体部電子回路基板15の間には、内部で発生した熱を拡散するための熱伝達板金ユニット16と内部の強度支えるための構造板金ユニット17が配置されている。
構造板金ユニット17には切り欠き部17aが設けられている。
切り欠き部17aに侵入するように熱伝達板金ユニット16の絞り部16aが構成されている。
これによって、絞り部16aの範囲は本体部電子回路基板15と熱伝達板金ユニット16の距離を離すことができ、本体部電子回路基板15上に電気部品15cを配置することが可能となる。
熱伝達板金ユニット16と構造板金ユニット17が重なる範囲は本体部電子回路基板15上に電気部品を配置しないことによって、本体部電子回路基板15と熱伝達板金ユニット16の距離を最小限にできる。
よって、デジタルカメラ1の厚み方向を小型化することが可能である。つまり、部品配置領域15aと部品非配置領域15b(図8参照)を設けることによって、部品配置領域を確保しつつ、小型化も達成することが可能となる。
また、熱伝達板金ユニット16は、構造板金ユニット17よりも熱伝導率のよい、例えば、銅やアルミニウムなどの材料によって構成される。
構造板金ユニット17は、熱伝達板金ユニット16よりも強度のよい、例えば、ステンレスなどの材料によって構成される。これによって、デジタルカメラ1内部の熱拡散の機能や内部構造の強度も確保することが可能である。
(スタンド収納凹部近傍の熱伝達板金ユニット16と構造板金ユニット17)
図9を用いて、スタンド収納凹部近傍の熱伝達板金ユニット16と構造板金ユニット17について説明する。
図9を用いて、スタンド収納凹部近傍の熱伝達板金ユニット16と構造板金ユニット17について説明する。
図9は熱伝達板金ユニット16と構造板金ユニット17の背面図である。図9(a)は熱伝達板金ユニット16の背面図である。
図9(b)は構造板金ユニット17の背面図である。斜線部はスタンド収納凹部の投影した範囲を示す。
熱伝達板金のスタンド収納凹部投影領域16bの面積は、構造板金のスタンド収納凹部投影領域17bの面積より大きい。
これより小型化を考慮しつつ、より多くの熱を効率よく拡散し、強度を確保するというバランスをとることが可能となる。
以上より、強度および熱拡散構造を確保しつつ、小型化かつ収納可能なスタンドを有する撮像装置を提供することが可能となる。
以下に本実施例の特徴部分を列挙する。
図7bを用いて説明する。
撮像装置は、撮像部2と、回動可能なスタンド部7と、回動可能な表示部200と、スタンド部を収納可能な凹部13aを有する筐体部13と、撮像部2の熱を拡散する放熱板金16と、を有する。
また、撮像装置は、筐体部13を支える構造板金17と、電子回路基板15と、を備えている。
そして、撮像部2の光軸方向から見た場合、スタンド部7と表示部200を重ねて収納可能である。
また、電子回路基板15は、電気部品が配置される第1の領域15aと電気部品が配置されてない第2の領域15bを有する。
また、電子回路基板15のスタンド部を収納可能な凹部13aが配置される側において、スタンド部7、表示部200、凹部13aの全てが重なる領域は、撮像部2の光軸方向から見た場合、第2の領域15bと重なっていることを特徴とする。
次の特徴として、構造板金17は、放熱板金16より強度が高い材料であることを特徴とする。
次の特徴として、放熱板金16は、構造板金17より熱伝導率が高い材料であることを特徴とする。
次の特徴として、スタンド部を収納可能な凹部13aと投影上重なる領域において、構造板金17の切り欠き部17aに放熱板金16が厚み方向で侵入していることを特徴とする。
次の特徴として、スタンド部を収納可能な凹部13aと投影上重なる領域において、放熱板金16の面積は、構造板金17の面積よりも大きいことを特徴とする。
次の特徴として、スタンド部を収納可能な凹部13aと投影上重なる領域において、放熱板金16の厚みは、構造板金17の厚みよりも薄いことを特徴とする。
次の特徴として、スタンド部を収納可能な凹部13aと投影上重なる領域において、撮像部2の光軸方向から見た場合、構造板金17の切り欠き部17aは、第1の領域15aと重なっていることを特徴とする。
次の特徴として、電子回路基板15の凹部13aが配置される側において、スタンド部7、表示部200、凹部13a、放熱板金16、構造板金17の全てが重なる領域は、撮像部2の光軸方向から見た場合、第2の領域15bと重なっていることを特徴とする。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
(構成1)
撮像部2と、回動可能なスタンド部7と、回動可能な表示部200と、前記スタンド部を収納可能な凹部13aを有する筐体部13と、前記撮像部2の熱を拡散する放熱板金16と、前記筐体部13を支える構造板金17と、電子回路基板15と、を備え、前記撮像部2の光軸方向から見た場合、前記スタンド部7と前記表示部200を重ねて収納可能な撮像装置1において、
前記電子回路基板15は、電気部品が配置される第1の領域15aと電気部品が配置されてない第2の領域15bを有し、
前記電子回路基板15の前記凹部13aが配置される側において、前記スタンド部7、前記表示部200、前記凹部13aの全てが重なる領域は、前記撮像部2の光軸方向から見た場合、前記第2の領域15bと重なっていることを特徴とする撮像装置。
撮像部2と、回動可能なスタンド部7と、回動可能な表示部200と、前記スタンド部を収納可能な凹部13aを有する筐体部13と、前記撮像部2の熱を拡散する放熱板金16と、前記筐体部13を支える構造板金17と、電子回路基板15と、を備え、前記撮像部2の光軸方向から見た場合、前記スタンド部7と前記表示部200を重ねて収納可能な撮像装置1において、
前記電子回路基板15は、電気部品が配置される第1の領域15aと電気部品が配置されてない第2の領域15bを有し、
前記電子回路基板15の前記凹部13aが配置される側において、前記スタンド部7、前記表示部200、前記凹部13aの全てが重なる領域は、前記撮像部2の光軸方向から見た場合、前記第2の領域15bと重なっていることを特徴とする撮像装置。
(構成2)
前記構造板金17は、前記放熱板金16より強度が高い材料であることを特徴とする構成1に記載の撮像装置。
前記構造板金17は、前記放熱板金16より強度が高い材料であることを特徴とする構成1に記載の撮像装置。
(構成3)
前記放熱板金16は、前記構造板金17より熱伝導率が高い材料であることを特徴とする構成1又は2に記載の撮像装置。
前記放熱板金16は、前記構造板金17より熱伝導率が高い材料であることを特徴とする構成1又は2に記載の撮像装置。
(構成4)
前記凹部13aと投影上重なる領域において、前記構造板金17の切り欠き部17aに前記放熱板金16が厚み方向で侵入していることを特徴とする構成1乃至3の何れか一項に記載の撮像装置。
前記凹部13aと投影上重なる領域において、前記構造板金17の切り欠き部17aに前記放熱板金16が厚み方向で侵入していることを特徴とする構成1乃至3の何れか一項に記載の撮像装置。
(構成5)
前記凹部13aと投影上重なる領域において、前記放熱板金16の面積は、前記構造板金17の面積よりも大きいことを特徴とする構成1乃至4の何れか一項に記載の撮像装置。
前記凹部13aと投影上重なる領域において、前記放熱板金16の面積は、前記構造板金17の面積よりも大きいことを特徴とする構成1乃至4の何れか一項に記載の撮像装置。
(構成6)
前記凹部13aと投影上重なる領域において、前記放熱板金16の厚みは、前記構造板金17の厚みよりも薄いことを特徴とする構成1乃至4の何れか一項に記載の撮像装置。
前記凹部13aと投影上重なる領域において、前記放熱板金16の厚みは、前記構造板金17の厚みよりも薄いことを特徴とする構成1乃至4の何れか一項に記載の撮像装置。
(構成7)
前記凹部13aと投影上重なる領域において、前記撮像部2の光軸方向から見た場合、前記構造板金17の切り欠き部17aは、前記第1の領域15aと重なっていることを特徴とする構成1乃至6の何れか一項に記載撮像装置。
前記凹部13aと投影上重なる領域において、前記撮像部2の光軸方向から見た場合、前記構造板金17の切り欠き部17aは、前記第1の領域15aと重なっていることを特徴とする構成1乃至6の何れか一項に記載撮像装置。
(構成8)
前記電子回路基板15の前記凹部13aが配置される側において、前記スタンド部7、前記表示部200、前記凹部13a、前記放熱板金16、前記構造板金17の全てが重なる領域は、前記撮像部2の光軸方向から見た場合、前記第2の領域15bと重なっていることを特徴とする構成1乃至7の何れか一項に記載の撮像装置。
前記電子回路基板15の前記凹部13aが配置される側において、前記スタンド部7、前記表示部200、前記凹部13a、前記放熱板金16、前記構造板金17の全てが重なる領域は、前記撮像部2の光軸方向から見た場合、前記第2の領域15bと重なっていることを特徴とする構成1乃至7の何れか一項に記載の撮像装置。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施例において、縦型レイアウトのデジタルカメラで詳細を説明したが、横型のレイアウトのデジタルカメラでも同様の効果を得られる。
レンズ一体型のデジタルカメラで詳細を説明したが、レンズ交換式のデジタルカメラにおいても、同様の効果が得られる。
1 デジタルカメラ
7 スタンドユニット
13a スタンド収納凹部
15 本体部電子回路基板
15a 部品配置領域
15b 部品非配置領域
15c 電子回路基板上に実装される部品
16 熱伝達板金ユニット
16a 熱伝達板金の絞り部
16b 熱伝達板金のスタンド収納凹部投影領域
17 構造板金ユニット
17a 構造板金の切り欠き部
17b 楮板金のスタンド収納凹部投影領域
70 スタンドヒンジ
7 スタンドユニット
13a スタンド収納凹部
15 本体部電子回路基板
15a 部品配置領域
15b 部品非配置領域
15c 電子回路基板上に実装される部品
16 熱伝達板金ユニット
16a 熱伝達板金の絞り部
16b 熱伝達板金のスタンド収納凹部投影領域
17 構造板金ユニット
17a 構造板金の切り欠き部
17b 楮板金のスタンド収納凹部投影領域
70 スタンドヒンジ
Claims (8)
- 撮像部と、回動可能なスタンド部と、回動可能な表示部と、前記スタンド部を収納可能な凹部を有する筐体部と、前記撮像部の熱を拡散する放熱板金と、前記筐体部を支える構造板金と、電子回路基板と、を備え、前記撮像部の光軸方向から見た場合、前記スタンド部と前記表示部を重ねて収納可能な撮像装置において、
前記電子回路基板は、電気部品が配置される第1の領域と電気部品が配置されてない第2の領域を有し、
前記電子回路基板の前記凹部が配置される側において、前記スタンド部、前記表示部、前記凹部の全てが重なる領域は、前記撮像部の光軸方向から見た場合、前記第2の領域と重なっていることを特徴とする撮像装置。 - 前記構造板金は、前記放熱板金より強度が高い材料であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記放熱板金は、前記構造板金より熱伝導率が高い材料であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
- 前記凹部と投影上重なる領域において、前記構造板金の切り欠き部に前記放熱板金が厚み方向で侵入していることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 前記凹部と投影上重なる領域において、前記放熱板金の面積は、前記構造板金の面積よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
- 前記凹部と投影上重なる領域において、前記放熱板金の厚みは、前記構造板金の厚みよりも薄いことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
- 前記凹部と投影上重なる領域において、前記撮像部の光軸方向から見た場合、前記構造板金の切り欠き部は、前記第1の領域と重なっていることを特徴とする請求項4に記載撮像装置。
- 前記電子回路基板の前記凹部が配置される側において、前記スタンド部、前記表示部、前記凹部、前記放熱板金、前記構造板金の全てが重なる領域は、前記撮像部の光軸方向から見た場合、前記第2の領域と重なっていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023064770A JP2024151447A (ja) | 2023-04-12 | 2023-04-12 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023064770A JP2024151447A (ja) | 2023-04-12 | 2023-04-12 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024151447A true JP2024151447A (ja) | 2024-10-25 |
Family
ID=93155546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023064770A Pending JP2024151447A (ja) | 2023-04-12 | 2023-04-12 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024151447A (ja) |
-
2023
- 2023-04-12 JP JP2023064770A patent/JP2024151447A/ja active Pending
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