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JP2016019006A - 電子機器 - Google Patents

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JP2016019006A
JP2016019006A JP2014138184A JP2014138184A JP2016019006A JP 2016019006 A JP2016019006 A JP 2016019006A JP 2014138184 A JP2014138184 A JP 2014138184A JP 2014138184 A JP2014138184 A JP 2014138184A JP 2016019006 A JP2016019006 A JP 2016019006A
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出良 修一
Shuichi Idera
修一 出良
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Abstract

【課題】マイクを備えた電子機器に於いて、電子機器を薄型化すると共に、良好なマイクの音質、音圧性能の向上を図る。
【解決手段】カメラ筐体(1)と、マイク(40)と、カメラ本体内部に保持された前記マイク(40)が実装されたフレキシブル基板(23)と、前記フレキシブル基板(23)を内側から保持し開口部(24f)が形成された保持部材(24)とを備え、前記カメラ筐体(1)の内壁(30c)と前記フレキシブル基板(23)との間に配設された第一の弾性部材(33)と、前記フレキシブル基板(23)と、前記保持部材(24)との間に配設された第二の弾性部材(25)とで構成された電子機器において、前記フレキシブル基板(23)上に実装される前記マイク(40)は、前記保持部材(24)側に実装され、前記保持部材(24)上に形成される前記開口部(24f)に収納されていることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子機器に関し、特にマイクを備えた電子機器に関するものである。
デジタルカメラや携帯電話機器等の小型電子機器では、マイクなどの音響部品は、音響部品を保持する弾性部材からなるホルダ部材を外装部材に当接させている。そして、ホルダ部材の開口部側を外装部材に押しつけて取り付けることにより、音響部材の音孔が密閉された状態で外装部材に設けられた穴より音の入力や出力をする。上記構成にすることで、外装部材の外装表面に近い位置に音響部品を配置することが可能となり、音の入出力の効率を向上させることができる。また、音響部品がマイクである場合、外装部材の開口部で発生する風切り音の発生を防ぎ、電子機器内部の駆動音を遮断することができるため、録音時に不要な雑音を記録したりすることを防いでいる。
従来のこの種の電子機器においては、機器の小型化及び電子回路基板の実装効率の向上を図るために、マイクを保持する弾性部材からなるマイクホルダが電子回路基板と外装カバーとの間に圧縮された状態で保持されたものがある(特許文献1参照)。
特開2011−146900号公報
しかしながら、上記特許文献1では、マイクを保持するマイクホルダが有底筒状であり、外観カバー内壁と回路基板との間に保持されているため、厚み方向のスペースが大きくなり、カメラを薄型化できない。また、マイクホルダの周方向の一側から外側に延びるフランジを形成して、カメラ内部本体と位置決めする構成であるため、マイクホルダを構成する投影面積が大きく、カメラ内部本体の配置に自由度が少ない。さらに、マイクホルダ底面部を、回路基板上に配設される実装部品、配線パターン等以外の領域(回路基板端近傍)に配置する必要があるため、マイク配置の自由度も少ないという問題がある。と同時に、回路基板上の実装部品、配線パターン等の制約が発生するため、回路基板上の実装効率が低下する問題もある。
そこで、本発明は、電子機器を薄型化すると共に、良好なマイクの音質、音圧性能の向上を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の構成は、カメラ筐体(1)と、マイク(40)と、カメラ本体内部に保持された前記マイク(40)が実装されたフレキシブル基板(23)と、前記フレキシブル基板(23)を内側から保持し開口部(24f)が形成された保持部材(24)とを備え、前記カメラ筐体(1)の内壁(30c)と前記フレキシブル基板(23)との間に配設された第一の弾性部材(33)と、前記フレキシブル基板(23)と、前記保持部材(24)との間に配設された第二の弾性部材(25)とで構成された電子機器において、前記フレキシブル基板(23)上に実装される前記マイク(40)は、前記保持部材(24)側に実装され、前記保持部材(24)上に形成される前記開口部(24f)に収納されていることを特徴とする。
本発明によれば、電子機器を薄型化すると共に、良好なマイクの音質、音圧性能の向上を図ることができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置であるデジタルカメラの外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るマイクユニット構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るマイクユニット構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るマイクユニット構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るマイクユニットが組込まれた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る上面カバーユニット構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る上面カバーユニットとマイクユニットが組込まれた状態を示す正面斜視図である。 本発明の実施形態に係るマイクユニットの構造を示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置であるデジタルカメラ(以降カメラと略す)の外観斜視図である。図1(a)はカメラの正面側(被写体側)、図1(b)は背面側(撮影者側)の外観斜視図である。図1(a)−(b)は、電源オン状態でレンズユニット3が繰り出された状態であり、電源をオフにするとレンズユニット3はカメラ本体1(カメラ筐体)から突出しない位置まで沈胴収納される。
表示ユニット(可動部)2は、ヒンジ機構によりカメラ本体1に対して所定角度範囲で回動可能に支持されており、不図示のフレキシブル配線基板によりカメラ本体1に電気的に接続されている。図1(a)−(b)は、カメラ本体1に対し、表示ユニット2が閉じられた状態を示している。
表示部2aは、例えば液晶パネルユニットなどが用いられており、撮影時の構図を確認するための画像及び再生画像を表示する。表示部2aには、静電容量式タッチパネルが組み込まれており、画面を指で触れることで、撮影時の設定や記録した画像の再生、画像の拡大・縮小・画像送り・編集、通信設定等様々な操作が可能となっている。なお、表示部2aには、シャッター速度や絞り値といった撮影条件・撮影枚数及びメニュー等も表示可能である。
レンズユニット3は、撮像光学系、レンズバリア、光電変換素子、レンズ駆動機構、絞り、シャッターなどを具備している。レンズユニット3は、撮影光学系により撮像素子に被写体像を結像されるよう構成されている。電源ボタン4は、カメラの電源をオンまたはオフする操作部材である。
モード切り換えレバー5は、撮影時の撮影モード(例えば、静止画モード、動画モード、連写単写モード切り換え、シーンモード切り換え)を切り換える操作部材である。通信ボタン6は、Wi−Fiなどの無線通信を開始する操作部材である。再生ボタン7は、押下されると撮影モードから再生モードに遷移し、表示部2aに記録した静止画や動画を表示させる操作部材である。また、電源オフ状態から再生ボタン7を押下すれば、再生モードでカメラを起動することができる。端子カバー8は、カメラ本体1に対しスライドおよび回動可能に支持されている。端子カバー8を開けると、USB端子やHDMI(登録商標)端子などの外部接続端子が露出する状態となる。
ストラップベース9は、不図示のストラップ紐を通すためのストラップベースであり、カメラの左側面、右側面に1つずつ、計2つ形成されている。電池蓋10は、カメラ本体1に対し、スライド及び回動可能に保持されている。電池蓋10を開けると、電池を挿抜することができる。カード蓋11は、カメラ本体1に対しスライドおよび回動可能に支持されている。カード蓋11を開けると、記録媒体を挿抜することができる。
照明窓12は、透明部材からなり、カメラ内部に配置された発光素子の光を導光および拡散させる。この照明は、低照度撮影時(静止画撮影時や動画撮影時)や低照度時のAF(オートフォーカス)動作時に発光するよう構成されている。
マイク穴15(30a:図4で後述する)は、動画撮影時に周りの音声を記録するためマイク等の音響素子が配設され設けられている。
ズームリング13は、リング形状をしており、レンズユニット3の周囲に配置される。ズームリング13は、カメラ本体1に対し、レンズユニット3の光軸中心にP方向及びQ方向(図1(a)に図示)に所定角度範囲で回動するように構成されている。
ズームリング13をP方向に回動させると、レンズユニット3はTELE側へ、Q方向へ回転させると、WIDE側へズームするよう構成されている。撮影者がズームリング13を回動操作し、その後、撮影者がズームリング13から指を離すと不図示のバネにより、ズームリング13は中立位置に復帰するように構成されている。
ズームリング13の外径全周部には、指掛かりが良くなるように凹凸形状部がそれぞれ形成されている。
レリーズリング14は、リング形状をしており、レンズユニット3の周囲に配置される。レリーズリング14の外径は、ズームリング13の外径よりも小さく形成され、レリーズリング14は、ズームリング13よりもカメラ前方に突出して配置されている。レリーズリング14は、カメラ本体1に対し、レンズユニット3の光軸と直交するU方向及びL方向、R方向及びS方向(図1(a)に図示)に、所定範囲でスライドするように構成されている。
レリーズリング14を上下方向の押し操作、すなわちL方向(図1(a)に図示)及びU方向(図1(a)に図示)に操作することで、カメラのレリーズ動作をさせ、静止画撮影をすることができる。同様に、レリーズリング14を左右押し方向の押し操作、すなわちU方向(図1(a)に図示)及びR方向(図1(a)に図示)に操作することでも、カメラのレリーズ動作をさせ、静止画撮影をすることができる。
通常、カメラのレリーズボタンは、2段スイッチで構成されている。レリーズボタンの半押しで1段目のスイッチ(SW1)がオンするとAFおよびAEを行い、レリーズボタンの全押しで2段目のスイッチ(SW2)がオンすると静止画撮影を行うよう構成されている。レリーズリング14も同様に2段スイッチで構成されている。レリーズリング14は、移動規制が施されており、所定範囲内でのみ移動するように構成されている。
また、レリーズリング14は、上下方向の押し操作または左右方向の押し操作を終了し指を離すと不図示のバネにより、中立位置に復帰するように構成されている。
なお、図1では、ズームリング13とレリーズリング14が中立位置に位置している状態を示している。
マイクユニットの構成を図2〜図3で詳細に説明していく。図2は、本発明の実施形態に係るマイクユニット構成を示す分解斜視図である。図2(a)は、マイクユニットを背面上側から見た斜視図であり、図2(b)はマイクユニットを背面下側から見た斜視図であり、図2(c)はマイク素子が実装されているフレキシブル基板の一部を背面下側から見た斜視図である。図3は、本発明の実施形態に係るマイクユニットが組込まれた状態を示す分解斜視図である。図3(a)は、マイクユニットが組込まれた状態を正面側から見た斜視図であり、図3(b)はマイクユニットが組込まれた状態を背面側から見た斜視図である。
22は、デジタルカメラを駆動するための電源部を収納する電池収納部である。23は、フレキシブル基板であり、マイク素子40、不図示の電池接片コネクタ、ストロボ回路、操作ボタン(図1に示す電源ボタン4、再生ボタン7)を動作させるSWなどが実装されている。図中のフレキシブル基板23は、電池収納部22に組込まれた状態となっている。
またフレキシブル基板23上のコネクタ23eは、不図示のメイン回路基板に電気的接続されている。マイク素子40は、略長方形形状のマイクロフォンであり、フレキシブル基板23のパターン配線面23hに実装されている。このマイク素子40の集音するための音孔40a(図6(b)に示す)は、フレキシブル基板23上のパターン配線面23h側に開口しており、フレキシブル基板23上の補強板面23gに形成されている孔部23dと同軸上に配置されている。
電池収納部22上に形成されている軸22aとフレキシブル基板23上に形成されている貫通穴23aが嵌合し固定される。24は、電池収納部22にフレキシブル基板23を固定するための保持部材である。次に電池収納部22上に形成されている軸22bと保持部材24上に形成される貫通穴24aが嵌合する。それと同時に電池収納部22上に形成されている爪部22eと保持部材24上に形成される貫通角穴24bがスナップフィット手段で保持される。
保持部材24上に形成されている軸24cに弾性部材25(第二の弾性部材)上に形成されている貫通穴25aを挿入する。その上からフレキシブル基板23上に形成されている貫通穴23bと保持部材24上に形成されている軸24cが嵌合し結合される。この時、フレキシブル基板23上に形成されている貫通穴23cと保持部材24上に形成されている軸24cは、適度なクリアランスを持たせている。また、フレキシブル基板23上のパターン配線面23hと弾性部材25(第二の弾性部材)上に形成されている平面25bは当接されている。
20は、本体内に配設された複数の内部構造部材を保持するためのメインフレーム、21は、不図示のメイン回路基板、スピーカーユニットを保持するためのホルダーである。
メインフレーム20上に形成されている貫通穴20aとホルダー21上に形成されている軸21aが嵌合し、不図示のビス止め等の手段で固定される。次にメインフレーム20上に形成されている貫通穴20bと電池収納部22上に形成されている軸22cが嵌合し、不図示のビス止め等の手段で固定される。また、電池収納部22の先端部を振れ止めするために、メインフレーム20上に形成されている長穴20cと電池収納部22上に形成されている軸22dが嵌合する。次に、保持部材24上に形成されている貫通穴24dとホルダー21上に形成されている下穴21bが嵌合し、不図示のビス止め等の手段で固定される。
上面カバーの構成を図4〜図5と、図3を併用して詳細に説明していく。図4は、本発明の実施形態に係る上面カバーユニット構成を示す分解斜視図である。図4(a)は、上面カバーユニットを正面下側から見た斜視図であり、図4(b)はマイクゴム(弾性部材33)を正面上側から見た斜視図である。図5は、本発明の実施形態に係る上面カバーユニットとマイクユニットが組込まれた状態を示す正面斜視図である。
30は、カメラ本体1(カメラ筐体)に含まれる外装部材である上面カバーである。上面カバー30上に形成されている平面部30cに撥水シート31が不図示の両面テープ等で固定される。撥水シート31は、空気が通過可能で、水が通過不能な不織布状のシートである。この撥水シート31は、上面カバー30上に形成されている孔部30aから、水滴等がカメラ本体内部に入り込まないようにするためと、カメラ本体内部のフレキシブル基板23がカメラ外観から見えないようにするための目隠しも兼ねている。次に上面カバー30上に形成されている軸30bと弾性部材33(第一の弾性部材)上に形成されている貫通穴33aが嵌合する。
上面カバー30上に形成されている平面部30dと弾性部材33上に形成されている平面部33hが両面テープ32で固定され、弾性部材33上に形成されている平面部33fは、撥水シート31に当接される。
次に、上面カバーユニットを、マイクユニットが組込まれた状態(図3に示す)に、まっすぐ組込んでいくと、ホルダー21上に形成されている軸21c(図3に示す)と上面カバー30上に形成されている穴部30eが嵌合する。この時、保持部材24上に形成されている爪部24eと上面カバー30上に形成されている穴部30fがスナップフィット手段で保持される。
次に、上面カバーユニットとマイクユニットの配置関係を詳細に説明していく。図6は、本発明の実施形態に係るマイクユニットの構造を示す図である。図6(a)は、上面カバーの断面指示図である。図6(b)は、保持部材24とマイク素子40の配置関係を示す正面斜視図、図6(c)は、上面カバーユニットとマイクユニットの配置を示すA−A断面図、図6(d)は、上面カバーユニットとマイクユニットの配置を示すB−B断面図である。
マイク素子40が実装されているフレキシブル基板23上に形成されている平面部23gと弾性部材33上に形成されている33gが当接されている。一方、パターン配線面23hと弾性部材25も当接されているので、フレキシブル基板23は、保持部材24上に組込まれた弾性部材25と上面カバー30上に組込まれた弾性部材33に挟まれている構成である。また、弾性部材33上に形成されている孔部33cの表裏の周囲には、円周状の凸部33d(X)と凸部33e(Y)が設けられている。上面カバー30上の平面部30c(撥水シート31)が、弾性部材33上の凸部33dに押し付けられた状態で取り付けられるので、凸部33dは変形し、全周で上面カバー30上の孔30aを密閉する。また、フレキシブル基板23上の平面部23gと、弾性部材33上の凸部33eを押し付けた状態で取り付けられるので、凸部33eは変形し、全周でフレキシブル基板23上の孔部23dを密閉する。
この構成で、フレキシブル基板23上の孔部23dと上面カバー30上の孔部30aの間を凸部33dと凸部33eで密閉することができる。これにより、カメラ本体1内部の駆動音等を遮蔽すると共にカメラ本体1の外部からの音を効率良く集音することが可能になり、良好な音質、音圧で記録することが可能になる。
本実施形態では、弾性部材33上に形成されている凸部33d(X)と凸部33e(Y)は異なる高さで設定している。これは、フレキシブル基板23が、カメラ本体1内部に保持されているため、内部部品の組込みバラつき等で、フレキシブル基板23上の平面部23gが撓んだり、傾いたりした場合、弾性部材33上の左右にある凸部33eの密閉が不均一となるのを防止するためである。
弾性部材33上の凸部33e(Y)の凸量を凸部33d(X)の凸量よりも大きくすることで、フレキシブル基板23の平面部23gが撓んだり、傾いたりしても、密閉性を確保することができる。
本実施形態では、フレキシブル基板23上のマイク素子40の実装されるパターン配線面23h側の表側を、適度な厚みのガラスエポキシ基材の補強板(補強板面23g)で補強している。もし、補強板(補強板面23g)の厚みを持たせてやることができる場合、フレキシブル基板23上の平面部23g自体の強度が上がるため、内部部品の組込みバラつき等で発生する平面部23gの撓みや、傾きを抑えることができる。フレキシブル基板23の剛性が十分に高い場合には、弾性部材33上の凸部33d(X)の凸量と、凸部33e(Y)の凸量を同じ設定にすることも可能である。
フレキシブル基板23上のパターン配線面23h(マイク素子40実装面)は、保持部材24に対して弾性部材25を介して保持されている。
この構成により、保持部材24側から伝わる振動ノイズ等を弾性体である弾性部材25が吸収し、直接フレキシブル基板23側のマイク素子40に伝わるのを防止するので、良好な音質、音圧で記録することが可能になる。
本実施形態では、フレキシブル基板23のパターン配線面23hに実装されているマイク素子40の部品面を、保持部材24側に配設し、保持部材24上に形成されている開口24fに、マイク素子40が投影上厚み方向に入り込む設定となっている。これは、フレキシブル基板23のパターン配線面23hに実装されるマイク素子40の部品高さが、同じパターン配線面23hに実装されている不図示の実装部品(チップ抵抗、コンデンサー)よりも、部品高さが高いためである。例えば、フレキシブル基板23に実装されるマイク素子40の部品面を上面カバー30側に配設した場合、フレキシブル基板30と上面カバー30の間は、マイク素子40の高さよりも近づけることができない。これは、本実施形態の構成のようにマイク素子40が、保持部材24側の開口24fに、投影上厚み方向に入り込んでいないので、フレキシブル基板30と上面カバー30の間は、マイク素子40よりも近づけられないため、カメラの高さ方向が薄型化できない。
本実施形態の構成にすることで、マイク素子40を保持部材24側の開口24fに入り込ませることで、マイク素子40の高さよりもフレキシブル基板23と保持部材24の間を近づけることができる。これにより、マイク素子40の高さ方向のスペースを有効に利用することが可能となり、カメラの高さ方向を薄型化できる。
本実施形態では、弾性部材25(第二の弾性部材)を直円錐形状で、保持部材24上に形成されている軸24cに、それぞれ3箇所に配設させているが、弾性部材25を1つの部品として一体に形成しても、本発明と同様の効果が得られる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 カメラ筐体、23 フレキシブル基板、23h パターン配線面、24 保持部材、
25 第二の弾性部材、30c 内壁(トップカバー30)、33 第一の弾性部材、
40 マイク素子

Claims (3)

  1. カメラ筐体(1)と、マイク(40)と、カメラ本体内部に保持された前記マイク(40)が実装されたフレキシブル基板(23)と、前記フレキシブル基板(23)を内側から保持し開口部(24f)が形成された保持部材(24)とを備え、前記カメラ筐体(1)の内壁(30c)と前記フレキシブル基板(23)との間に配設された第一の弾性部材(33)と、前記フレキシブル基板(23)と、前記保持部材(24)との間に配設された第二の弾性部材(25)とで構成された電子機器において、前記フレキシブル基板(23)上に実装される前記マイク(40)は、前記保持部材(24)側に実装され、前記保持部材(24)上に形成される前記開口部(24f)に収納されていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記第一の弾性部材(33)に形成された開口部(33c)の表裏に円周状の凸部(33d、33e)が配設されたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記凸部(33d、33e)は、表裏で高さが異なっていることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7608261B2 (ja) 2021-04-28 2025-01-06 キヤノン株式会社 撮像装置

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