JP2024108209A - プラグコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】内蔵する光電変換モジュールの交換を行う場合に交換作業を容易に行えるようにする。
【解決手段】光コネクタ60と、光コネクタ60と接続される光電変換モジュール50とを内蔵するプラグコネクタにおいて、光ケーブル200に取り付けられた光コネクタ60はエンドベル70に収容され、光電変換モジュール50は相手側レセプタクルコネクタに挿入されるバレル41に収容され、バレル41にエンドベル70を嵌合させてその軸心(Z軸)回りにエンドベル70を回転させるとZ軸方向ロック機構とZ軸回りの回転ロック機構によってバレル41とエンドベル70とが嵌合完了状態(ロック状態)となり、回転ロックとして機能するロック部材80を操作して回転ロックを解除しながらエンドベル70をロック時と逆向きに回転させるとバレル41からのエンドベル70の取外しが可能となる。
【選択図】図12
【解決手段】光コネクタ60と、光コネクタ60と接続される光電変換モジュール50とを内蔵するプラグコネクタにおいて、光ケーブル200に取り付けられた光コネクタ60はエンドベル70に収容され、光電変換モジュール50は相手側レセプタクルコネクタに挿入されるバレル41に収容され、バレル41にエンドベル70を嵌合させてその軸心(Z軸)回りにエンドベル70を回転させるとZ軸方向ロック機構とZ軸回りの回転ロック機構によってバレル41とエンドベル70とが嵌合完了状態(ロック状態)となり、回転ロックとして機能するロック部材80を操作して回転ロックを解除しながらエンドベル70をロック時と逆向きに回転させるとバレル41からのエンドベル70の取外しが可能となる。
【選択図】図12
Description
この発明は光ケーブルに取り付けられた光コネクタと、光コネクタと接続された光電変換モジュールとを内蔵するプラグコネクタに関する。
図15及び16はこの種のプラグコネクタの従来例として特許文献1に記載されているプラグコネクタを示したものであり、プラグコネクタはプラグコネクタ本体10とストッパ15とを有している。図15はストッパ15がプラグコネクタ本体10から取り外されている状態を示している。
図16はプラグコネクタ本体10が前部11と後部12に分離された状態を示しており、前部11において、21は光モジュールを示し、22はフロントホルダを示す。また、23は操作部を示す。後部12において、25は光コネクタを示し、26はリアホルダを示す。また、27はカップリングナットを示し、28はリアキャップを示す。
光コネクタ25は光ファイバケーブル30の先端に取り付けられ、リアホルダ26に保持されている。光モジュール21はSFP(Small Form-factor Pluggable)モジュールであり、光電変換部と電気コネクタとを備えている。光モジュール21はフロントホルダ22に保持されている。
光モジュール21は光コネクタ25と接続され、カップリングナット27をフロントホルダ22の後部の外周に形成されている雄ネジ部22aに螺合させることで、前部11と後部12は互いに締結される。ストッパ15はプラグコネクタ本体10の後部12に取り付けられ、これによりカップリングナット27の後方への移動が規制されている。
上述したプラグコネクタのように、光電変換モジュールを内蔵するプラグコネクタにおいては、例えば通信規格の変更等に対応すべく、機能変更(機能向上)が必要な場合、光電変換モジュールを交換することによって対応することができ、つまり光電変換モジュール以外の部品はそのまま流用することができる。
また、プラグコネクタが基地局の筐体側に設けられているレセプタクルコネクタと接続されるものである場合、例えば光電変換モジュールが故障した際、光電変換モジュールが基地局の筐体側に設けられている場合と比べれば、光電変換モジュールの交換を比較的容易に行うことができる。
このような観点から光電変換モジュール交換の作業性を考えた場合、図15,16に示した構成を有する従来のプラグコネクタではプラグコネクタ本体10の後部12に取り付けられているストッパ15を外す作業とカップリングナット27を回してフロントホルダ22との螺合を解除する作業とが必要であり、特に弾性変形して嵌め込まれているストッパ15を外す作業はやりにくく、作業性は良好とは言えないものとなっていた。
この発明の目的はこの点に鑑み、光電変換モジュールの交換を行う場合に、交換作業を従来よりも容易に行える構成としたプラグコネクタを提供することにある。
この発明によれば、光ケーブルに取り付けられた光コネクタと、光コネクタと接続された光電変換モジュールとを内蔵するプラグコネクタにおいて、光コネクタは筒状をなすエンドベルに収容され、光電変換モジュールは相手側レセプタクルコネクタに挿入されるバレルに収容され、エンドベルの軸心をZ軸とするとき、バレルの後端側の円柱面と、前記円柱面と前端側が嵌合されるエンドベルには、Z軸方向ロック機構とZ軸回りの回転ロック機構とが設けられ、Z軸方向ロック機構は、前記円柱面とエンドベルの前端側の内周面の一方に設けられた第1凸部と、他方に設けられた凹部とよりなり、凹部は第1凸部を誘い込むZ軸方向の溝とZ軸方向の溝の内端から周方向に延長形成された周方向の溝とによって構成され、回転ロック機構は、前記円柱面に設けられた第2凸部と、エンドベルにZ軸方向に可動に取り付けられたロック部材とよりなり、ロック部材はZ軸方向に伸長する主幹部と、主幹部の両側にZ軸方向後方に向かって互いの距離が拡大するように延長形成されてハの字状をなす一対のばね片と、主幹部の両側にZ軸方向前方に延長形成され、前端は主幹部の前端よりZ軸方向後方に位置する一対の延長片と、一対の延長片に互いに外向きに突設された爪とを備え、一対のばね片は互いの距離を縮小させる外力に対して弾性復元力を有し、ロック部材は爪がエンドベルに形成された係止部に引っ掛かることによりZ軸方向前方への抜け止めがなされ、かつエンドベルの周壁にZ軸方向に延長形成され、Z軸方向後端側が後方に向かって幅狭となるように形成された凹溝の両側壁に一対のばね片が互いの外側から挟まれてエンドベルに取り付けられ、エンドベルをバレルに対し、Z軸回りの所定位置で嵌合させると、第1凸部は前記Z軸方向の溝に挿入され、ロック部材は主幹部の前端が第2凸部に突き当たってZ軸方向後方に押し込まれ、一対のばね片の先端が前記凹溝の幅狭部分に位置する状態となり、前記状態からエンドベルをZ軸回りの1の向きに所定角度回転させると、第1凸部は前記周方向の溝に位置してバレルとエンドベルとのZ軸方向のロックがなされ、かつ主幹部の前端が第2凸部から外れ、一対のばね片の弾性復元力により付勢されてロック部材がZ軸方向前方に移動することにより、エンドベルの前記1の向きと逆向きの回転がZ軸回りの回転方向において主幹部が第2凸部に突き当たることによって阻止されて嵌合完了状態となり、嵌合完了状態において、ロック部材を操作して付勢力に抗して後方に移動させ、前記回転方向における主幹部と第2凸部の突き当たりを解除しながらエンドベルを前記1の向きと逆向きに回転させて前記所定位置に位置させることで、バレルからのエンドベルの取外しが可能となる。
この発明によるプラグコネクタによれば、光電変換モジュールを収容するバレルと、そのバレルに連結されてプラグコネクタの外殻をなすエンドベルとの連結解除(ロック解除)を簡単に行うことができ、よって光電変換モジュールの交換を行う場合に交換作業を容易に行うことができる。
この発明の実施形態を図面を参照して実施例により説明する。
図1はこの発明によるプラグコネクタの一実施例を示したものであり、図2及び3は図1に示したプラグコネクタ100を各部に分解して示したものである。なお、図1ではプラグコネクタ100が取り付けられる光ケーブルの図示を省略している。
プラグコネクタ100はこの例では図2及び3に示したように、バレルアセンブリ40と光電変換モジュール50と光コネクタ60とエンドベル70とロック部材80とグランドナット90とブッシング110とリング120とを備えて構成されている。図2,3中、200は光ケーブルを示し、光コネクタ60は光ケーブル200の端末に取り付けられている。光コネクタ60はこの例ではLC2心コネクタとされている。
バレルアセンブリ40は相手側レセプタクルコネクタと嵌合、接続される部分であり、図4に示したようにバレル41とロックリング42とスライダ43と板ばね44とねじ45を備えている。バレル41の前端側は相手側レセプタクルコネクタに挿入される挿入部41aをなし、挿入部41aは断面コの字状の形状を有している。
ロックリング42及びスライダ43はバレル41の後端側の取付け部41bの外周面がなす円柱面41cの回りに取り付けられている。取付け部41bには挿入部41aのコの字の内部空間と連通する取付け穴41dが前後方向に貫通して形成されている。板ばね44は一端がねじ45によりバレル41に固定されて取付け穴41dに配置されている。なお、図4D中、46,47はOリングを示す。
光電変換モジュール50はこの例ではSFPモジュールとされ、図5に示したようにバレル41の取付け穴41dに挿入されてバレル41に収容保持されている。バレル41の取付け穴41dに配置されている板ばね44は光電変換モジュール50の固定手段として機能する。
プラグコネクタ100の外殻をなすエンドベル70は筒状をなし、ロック部材80は図2,3に示したようにエンドベル70に取り付けられている。なお、以下においてはエンドベル70の軸心をZ軸(後述する図7,8参照)として説明する。ロック部材80はエンドベル70にZ軸方向に可動に取り付けられている。
図6はロック部材80の詳細形状を示したものであり、ロック部材80はこの例では一体の樹脂製とされ、Z軸方向に伸長する主幹部81と、主幹部81の幅方向両側に後方(Z軸方向後方)に向かって互いの距離が拡大するように延長形成されてハの字状をなす一対のばね片82と、主幹部81の幅方向両側に前方(Z軸方向前方)に向かって延長形成され、前端は主幹部の前端より後方(Z軸方向後方)に位置する一対の延長片83と、一対の延長片83に互いに外向きに突設された爪84とを備えている。
一対のばね片82は互いの距離を縮小させる外力に対して弾性復元力を有するものとされ、一対のばね片82の各基端及び一対の延長片83の各基端はこの例では主幹部81から互いに外向きに突設された一対の腕部85にそれぞれ連結支持されている。主幹部81の伸長方向中間部の上方には主幹部81と2段構造をなすように操作部86が設けられている。なお、この例では主幹部81の前端部81aは幅方向にステップ状にずれた形状とされており、これにより前端に切欠き81bが存在する形状となっている。また、主幹部81の前端部81aは前端部81aに続く部分より厚さが大とされている。
図7A,Bはロック部材80がエンドベル70に取り付けられる様子を示したものであり、図7C,Dは図7A,Bとそれぞれ対応する図であって、取付けの詳細を説明すべく、エンドベル70の図示を一部省略して示したものである。
エンドベル70の周壁71には周壁71の一部の図示を省略して示した図7Cに示すように、凹溝72が前後方向(Z軸方向)に延長されて形成されており、即ちエンドベル70の周壁71の一部は狭い隙間状をなす凹溝72を挟んで二重構造となっている。凹溝72のZ軸方向後端側は後方に向かって幅狭となるように形成されている。
ロック部材80はエンドベル70の前端から主幹部81及び一対のばね片82が凹溝72に挿入されて取り付けられ、これにより図7Dに示したように一対のばね片82は互いの外側から凹溝72の両側壁72a,72bに挟まれた状態となる。
一対のばね片82は前述したように互いの距離を縮小させる外力に対して弾性復元力を有するものとされ、即ちエンドベル70へのロック部材80の取付けの際、一対のばね片82の先端が凹溝72の幅狭部分72Cに位置するまで押し込まれると、一対のばね片82の弾性復元力によりロック部材80は前方(Z軸方向前方)に付勢されるが、一対の延長片83に突設されている爪84がエンドベル70に形成されている係止部73に引っ掛かることによりZ軸方向前方への抜け止めがなされるものとなっている。なお、エンドベル70にロック部材80が取り付けられた状態では図7Bに示すように主幹部81の前端側及び操作部86は露出している。
図8は上述のようにロック部材80が抜け止めされてエンドベル70に取り付けられた状態を示したものであり、図8Dでは図7Dと同様、エンドベル70の周壁71の一部の図示を省略して示しており、エンドベル70の係止部73に一対の爪84が引っ掛かってロック部材80が抜け止めされている状態が示されている。また、エンドベル70の周壁71の一部が、ロック部材80が挿入される凹溝72を挟んで二重構造となっている状態は図8Cに示されている。
上記においては、バレルアセンブリ40への光電変換モジュール50の取付け及びエンドベル70へのロック部材80の取付けについて説明したが、次にプラグコネクタ100全体の組立方法を説明する。
図9A~C及び図10A,Bはプラグコネクタ100の組立方法の概要を順に示したものである。
1)光コネクタ60が取り付けられた光ケーブル200にグランドナット90、リング120、ブッシング110及びロック部材80が取り付けられたエンドベル70を先通しする(図9A)。
2)バレルアセンブリ40に取り付けられた光電変換モジュール50に光コネクタ60を接続する(図9B)。
3)バレルアセンブリ40にエンドベル70を取り付ける。光コネクタ60はエンドベル70に収容された状態となる(図9C)。
4)エンドベル70の後端側にブッシング110及びリング120を組み込む(図10A)。
5)グランドナット90をエンドベル70の後端側に設けられている雄ねじ部74にねじ込む(図10B)。
以上によりプラグコネクタ100の組立及び光ケーブル200への取付けが完了する。
上記3)のバレルアセンブリ40へのエンドベル70の取付けにおいては、バレル41の後端側の円柱面41cにエンドベル70の前端側が嵌合され、Z軸方向のロックとZ軸回りの回転ロックがなされるものとなっており、Z軸方向ロック機構によるロックとZ軸回りの回転ロック機構によるロックについて、以下、図11~13を参照して説明する。なお、図11~13ではOリング46,47が取り付けられたバレル41と、ロック部材80が取り付けられたエンドベル70のみを示し、他の部品の図示は省略している。
Z軸方向ロック機構はバレル41の円柱面41cとエンドベル70の前端側の内周面の一方に設けられた第1凸部と、他方に設けられた凹部とよりなり、凹部は第1凸部を誘い込むZ軸方向の溝とZ軸方向の溝の内端から周方向に延長形成された周方向の溝とによって構成される。図11A及び図12Aでは一部隠れて見えないが、この例ではバレル41の円柱面41cの周方向、等角間隔で3箇所に第1凸部41eが設けられ、これら第1凸部41eと対応してエンドベル70の前端側の内周面の3箇所に凹部75が設けられている。75aは凹部75のZ軸方向の溝を示し、75bは凹部75の周方向の溝を示す。但し、本発明はこの例に限られず、エンドベル70の前端側の内周面に第1凸部が設けられ、バレル41の円柱面41cに凹部が設けられて同じ機能を果たす構成としてもよい。
Z軸回りの回転ロック機構は図11,12に示したようにバレル41の円柱面41cに設けられた第2凸部41fと、前述したようにエンドベル70にZ軸方向に可動に取り付けられたロック部材80とよりなる。
エンドベル70をバレル41に対し、Z軸回りの所定位置で嵌合させると、バレル41の円柱面41cに設けられている第1凸部41eはエンドベル70の内周面に設けられている凹部75のZ軸方向の溝75aに挿入される。ロック部材80は主幹部81の前端が図11B,図12Bに示したように円柱部41cに設けられている第2凸部41fに突き当たってZ軸方向後方に押し込まれた状態となる。これによりロック部材80の一対のばね片82の先端はエンドベル70の凹溝72の幅狭部分72cに位置する状態となる。
この状態からエンドベル70を図11Bに示した矢印aで示すZ軸回りの1の向きに所定角度回転させると、第1凸部41eは凹部75のZ軸方向の溝75aから移動して周方向の溝75bに位置する状態となり、これによりバレル41とエンドベル70とがZ軸方向にロックされる。図13Cはこのように第1凸部41eが周方向の溝75bに位置してバレル41とエンドベル70とがZ軸方向にロックされた状態を示している。
さらに、このようにエンドベル70を回転させることにより、ロック部材80の主幹部81の前端は第2凸部41fから外れ、第2凸部41fとの突き当たりが解除されるため、ロック部材80は一対のばね片82の弾性復元力により付勢されて図11C,図12Cに示したようにZ軸方向前方に移動する。これにより、この例では主幹部81の前端に存在する切欠き81bに第2凸部41fが位置する状態となり、矢印aで示した向きと逆向きのエンドベル70の回転は回転方向において主幹部81の前端部81aが第2凸部41fと突き当たることによって阻止され、つまり回転がロックされ、エンドベル70とバレル41との嵌合が完了した状態となる。
エンドベル70とバレル41の嵌合完了状態からエンドベル70を取外し、エンドベル70とバレル41とを分離するためには、ロック部材80の操作部86を操作して一対のばね片82の付勢力に抗してロック部材80を後方に移動させ、回転方向における主幹部81の前端部81aと第2凸部41fの突き当たりを解除しながらエンドベル70を矢印aで示した向きと逆向きに回転させ、所定位置に位置させてエンドベル70をバレル41から引き抜くことにより行うことができる。
以上説明したように、この例によればバレル41の円柱面41cにエンドベル70を嵌め込んで回転させることにより、Z軸方向のロックと回転ロックとがなされて簡易にバレル41とエンドベル70とを組み立てることができるものとなっており、ロック部材80を後方に移動操作してエンドベル70をロック時と逆向きに回転させれば簡易にバレル41からエンドベル70を取り外すことができるものとなっている。よって、バレル41に収容されている光電変換モジュール50を交換する必要がある場合に、その交換作業を容易に行うことができる。
加えて、上述したような構成を有するプラグコネクタ100によれば、以下のような効果を得ることができる。
・操作者がロック部材80を後方に移動操作しなければ、回転ロックの解除もZ軸方向のロックの解除も行うことができず、よって操作者の意図しないロック解除を防ぐことができる。
・ロック部材80はロック機能を果たす部位とロック維持のための付勢手段(ばね)を一体に具備し、一部品で構成されているため、例えばロック機能を果たす部品とばね部品とが別体で構成される場合と比べて部品点数を削減することができる。
・ロック部材80の主幹部81の前端には切欠き81bが存在し、バレル41の第2凸部41fがこの切欠き81bに合致して入り込むまでエンドベル70を回転させれば、回転ロックを行うことができる。よって、切欠き81bを設ければ、切欠き81bがない場合と比べて回転ロックを行うためのエンドベル70の回転角が小さくて済み、その分、エンドベル70の回転操作が簡易となる。
・操作者がロック部材80を後方に移動操作しなければ、回転ロックの解除もZ軸方向のロックの解除も行うことができず、よって操作者の意図しないロック解除を防ぐことができる。
・ロック部材80はロック機能を果たす部位とロック維持のための付勢手段(ばね)を一体に具備し、一部品で構成されているため、例えばロック機能を果たす部品とばね部品とが別体で構成される場合と比べて部品点数を削減することができる。
・ロック部材80の主幹部81の前端には切欠き81bが存在し、バレル41の第2凸部41fがこの切欠き81bに合致して入り込むまでエンドベル70を回転させれば、回転ロックを行うことができる。よって、切欠き81bを設ければ、切欠き81bがない場合と比べて回転ロックを行うためのエンドベル70の回転角が小さくて済み、その分、エンドベル70の回転操作が簡易となる。
なお、光ケーブル200にプラグコネクタ100が取り付けられた図10Bの状態において、ロックを解除してエンドベル70をバレル41から引き抜く場合、光ケーブル200は、エンドベル70の後端に後方から取り付けられて締結されたグランドナット90(後端部品)とエンドベル70の間に挟み込まれたリング120、ブッシング110を介してエンドベル70に固定された状態となっているため、エンドベル70の引抜きに伴い、光ケーブル200に引張力が作用し、それによって光ケーブル200に取り付けられ、かつ光電変換モジュール50に接続したままである光コネクタ60に引張力が作用し、これにより光コネクタ60や光コネクタ60と接続されている光電変換モジュール50が破損するといった状況が生じうる。また、このような破損や光コネクタ60と光電変換モジュール50の接続不良は何らかの要因でロックが解除されてバレル41からエンドベル70が抜けるといったことによっても生じうる。
このような事態の発生を防止するためには、例えばグランドナット90を外さなければロックを解除することができない構成とすればよく、以下、この構成について図14を参照して説明する。
図14Bに示したようにロック部材80が操作されて後方に移動した状態においては主幹部81の後端81cがエンドベル70から少し飛び出して雄ねじ部74と重なる位置に位置するようにし、バレル41とエンドベル70の嵌合完了状態(ロック状態)では図14Aに示したように後端81cが雄ねじ部74と重ならない位置に位置するようにする。
このような構成を採用すれば、バレル41とエンドベル70の嵌合完了状態においてグランドナット90を取り付けると、図14C及びエンドベル70の図示を一部省略した図14Dに示したように、主幹部81の後端81cがグランドナット90に突き当たることによってロック部材80の後方への移動が規制され、つまりロック部材80の後方への操作が阻止されることになり、よってグランドナット90を外さなければロックを解除することができない構成とすることができる。
10 プラグコネクタ本体 11 前部
12 後部 15 ストッパ
21 光モジュール 22 フロントホルダ
22a 雄ネジ部 23 操作部
25 光コネクタ 26 リアホルダ
27 カップリングナット 28 リアキャップ
30 光ファイバケーブル 40 バレルアセンブリ
41 バレル 41a 挿入部
41b 取付け部 41c 円柱面
41d 取付け穴 41e 第1凸部
41f 第2凸部 42 ロックリング
43 スライダ 44 板ばね
45 ねじ 46,47 Oリング
50 光電変換モジュール 60 光コネクタ
70 エンドベル 71 周壁
72 凹溝 72a,72b 側壁
72c 幅狭部分 73 係止部
74 雄ねじ部 75 凹部
75a,75b 溝 80 ロック部材
81 主幹部 81a 前端部
81b 切欠き 81c 後端
82 ばね片 83 延長片
84 爪 85 腕部
86 操作部 90 グランドナット
100 プラグコネクタ 110 ブッシング
120 リング 200 光ケーブル
12 後部 15 ストッパ
21 光モジュール 22 フロントホルダ
22a 雄ネジ部 23 操作部
25 光コネクタ 26 リアホルダ
27 カップリングナット 28 リアキャップ
30 光ファイバケーブル 40 バレルアセンブリ
41 バレル 41a 挿入部
41b 取付け部 41c 円柱面
41d 取付け穴 41e 第1凸部
41f 第2凸部 42 ロックリング
43 スライダ 44 板ばね
45 ねじ 46,47 Oリング
50 光電変換モジュール 60 光コネクタ
70 エンドベル 71 周壁
72 凹溝 72a,72b 側壁
72c 幅狭部分 73 係止部
74 雄ねじ部 75 凹部
75a,75b 溝 80 ロック部材
81 主幹部 81a 前端部
81b 切欠き 81c 後端
82 ばね片 83 延長片
84 爪 85 腕部
86 操作部 90 グランドナット
100 プラグコネクタ 110 ブッシング
120 リング 200 光ケーブル
Claims (2)
- 光ケーブルに取り付けられた光コネクタと、前記光コネクタと接続された光電変換モジュールとを内蔵するプラグコネクタであって、
前記光コネクタは筒状をなすエンドベルに収容され、前記光電変換モジュールは相手側レセプタクルコネクタに挿入されるバレルに収容され、
前記エンドベルの軸心をZ軸とするとき、前記バレルの後端側の円柱面と、前記円柱面と前端側が嵌合される前記エンドベルには、Z軸方向ロック機構とZ軸回りの回転ロック機構とが設けられており、
前記Z軸方向ロック機構は、前記円柱面と前記エンドベルの前端側の内周面の一方に設けられた第1凸部と、他方に設けられた凹部とよりなり、前記凹部は前記第1凸部を誘い込むZ軸方向の溝と前記Z軸方向の溝の内端から周方向に延長形成された周方向の溝とによって構成され、
前記回転ロック機構は、前記円柱面に設けられた第2凸部と、前記エンドベルにZ軸方向に可動に取り付けられたロック部材とよりなり、前記ロック部材はZ軸方向に伸長する主幹部と、前記主幹部の両側にZ軸方向後方に向かって互いの距離が拡大するように延長形成されてハの字状をなす一対のばね片と、前記主幹部の両側にZ軸方向前方に延長形成され、前端は前記主幹部の前端よりZ軸方向後方に位置する一対の延長片と、前記一対の延長片に互いに外向きに突設された爪とを備え、前記一対のばね片は互いの距離を縮小させる外力に対して弾性復元力を有し、
前記ロック部材は前記爪が前記エンドベルに形成された係止部に引っ掛かることによりZ軸方向前方への抜け止めがなされ、かつ前記エンドベルの周壁にZ軸方向に延長形成され、Z軸方向後端側が後方に向かって幅狭となるように形成された凹溝の両側壁に前記一対のばね片が互いの外側から挟まれて前記エンドベルに取り付けられており、
前記エンドベルを前記バレルに対し、Z軸回りの所定位置で嵌合させると、前記第1凸部は前記Z軸方向の溝に挿入され、前記ロック部材は前記主幹部の前端が前記第2凸部に突き当たってZ軸方向後方に押し込まれ、前記一対のばね片の先端が前記凹溝の幅狭部分に位置する状態となり、
前記状態から前記エンドベルをZ軸回りの1の向きに所定角度回転させると、前記第1凸部は前記周方向の溝に位置して前記バレルと前記エンドベルとのZ軸方向のロックがなされ、かつ前記主幹部の前端が前記第2凸部から外れ、前記一対のばね片の弾性復元力により付勢されて前記ロック部材がZ軸方向前方に移動することにより、前記エンドベルの前記1の向きと逆向きの回転がZ軸回りの回転方向において前記主幹部が前記第2凸部に突き当たることによって阻止されて嵌合完了状態となり、
前記嵌合完了状態において、前記ロック部材を操作して前記付勢力に抗して後方に移動させ、前記回転方向における前記主幹部と前記第2凸部の突き当たりを解除しながら前記エンドベルを前記1の向きと逆向きに回転させて前記所定位置に位置させることで、前記バレルからの前記エンドベルの取外しが可能となることを特徴とするプラグコネクタ。 - 請求項1に記載のプラグコネクタにおいて、
前記エンドベルの後方から前記エンドベルに取り付けることができる後端部品を備え、
前記嵌合完了状態において前記エンドベルに前記後端部品を取り付けると、前記主幹部の後端が前記後端部品に突き当たることによって前記ロック部材の後方への移動が規制され、前記ロック部材の後方への操作が阻止されることを特徴とするプラグコネクタ。
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