JP2024099777A - 乳化化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用環境下で加わる熱によって紫外線防御効果が低下せず逆に効果が向上するという、従来にない革新的な特性を有する乳化化粧料を提供する。
【解決手段】本発明は、(A)紫外線防御剤と、(B)IOB値が5.0以下の多価アルコールと、(C)IOB値が0.3以上のエステル油とを含有してなる乳化化粧料を提供する。
【選択図】なし
【解決手段】本発明は、(A)紫外線防御剤と、(B)IOB値が5.0以下の多価アルコールと、(C)IOB値が0.3以上のエステル油とを含有してなる乳化化粧料を提供する。
【選択図】なし
Description
本発明は、日焼け止め効果を有する乳化化粧料に関する。さらに詳しくは、加熱により塗布直後よりも紫外線防御効果が向上するという従来にない特性を有する乳化化粧料に関する。
日焼け止め効果を有する化粧料は、化粧料に配合された紫外線吸収剤や紫外線散乱剤の作用によって、当該化粧料を塗布した皮膚に到達する紫外線量を低下させることにより、皮膚への悪影響を抑制する効果がある。
化粧料の紫外線防御効果の指標としては、サンプロテクション・ファクター(Sun Protection Factor:SPF)が最も広く知られており、紫外線防御効果がSPF値(例えば、「SPF30」等)として表示される。我が国においては、UVA領域の紫外線に関してPFA(Protection Factor of UVA)又はUVAPF(UVA Protection factor of product)が用いられ、製品のUVA防御効果の程度が、PFA又はUVAPFの値に基づくPA(Protection grade of UVA)分類(「PA++」等)で表示されている。米国では、UVAとUVBの防御効果のバランスを示す臨界波長(Critical Wavelength:CW)が用いられている。
近年、紫外線による皮膚への悪影響を抑制するため、UVAからUVBに渡る広い波長領域で高い紫外線防御効果を発揮する化粧料が求められるようになっており、例えば、SPF50以上(50+)及びPA++++を訴求した日焼け止め製品が上市されるに至っている。
日焼け止め製品による紫外線防御効果は、配合されている紫外線防御剤、すなわち紫外線吸収剤や紫外線散乱剤によって発揮されるが、紫外線吸収剤の中には光照射によって紫外線吸収能が低下(光劣化)するものがあり、また、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤は水分と接触した際に皮膚表面から流出してしまうこともある。
紫外線防御効果の光劣化を抑制するための工夫は多数提案されており(特許文献1)、また、耐水性に関しては、水分に接触しても紫外線防御効果が低下せず、逆に防御効果が向上するという革新的な性能を有する化粧料が開発されている(特許文献2)。
一方、光や水分と同様に、熱による紫外線防御効果の低下も無視できない。一般に、皮膚に塗布された化粧料に熱が加わると、化粧料に含まれる紫外線吸収剤やその他の成分が劣化し、紫外線防御効果が低下してしまう。しかしながら、熱に関しては、例えば、化粧料を含む乳化化粧料の乳化安定性に対する熱の影響を検討した例は存在するが(特許文献3)、熱による紫外線防御効果の変化については今日まで検討対象とされることはなく、熱による紫外線防御効果の低下抑制を目的とする化粧料はこれまでに提案されていない。
本発明は、紫外線防御効果を持つ化粧料を開発する研究過程において、使用環境下で加わる熱によって紫外線防御効果が低下せずに逆に向上するという現象を見出したことに基づき、熱によって紫外線防御効果が向上する従来にない革新的な特性を有する乳化化粧料を提供することを目的とする。
本発明者等は、前記の課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、紫外線防御剤と特定の多価アルコールと特定のエステル油とを配合することにより、前記目的とする新規な特性を有する乳化化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(A)紫外線防御剤と、
(B)IOB値が5.0以下の多価アルコールと、
(C)IOB値が0.3以上のエステル油と
を含有してなる乳化化粧料を提供する。
(A)紫外線防御剤と、
(B)IOB値が5.0以下の多価アルコールと、
(C)IOB値が0.3以上のエステル油と
を含有してなる乳化化粧料を提供する。
本発明の乳化化粧料は、上記構成とすることにより、実際の使用において熱が付加した際に紫外線防御効果が劣化するどころか、化粧料を肌に塗布した直後よりも紫外線防御効果を顕著に向上させることができる。すなわち、本発明に係る乳化化粧料は、従来の化粧料において効果劣化の原因とされていた熱により紫外線防御効果が却って向上するという、従来の常識とは逆の特性を有する革新的な化粧料である。
本発明の乳化化粧料は、(A)紫外線防御剤、(B)IOB値が5.0以下の多価アルコール、および(C)IOB値が0.3以上のエステル油を含有することを特徴とする。以下、本発明の乳化化粧料を構成する各成分について詳述する。
<(A)紫外線防御剤(紫外線吸収剤および/又は紫外線散乱剤)>
本発明の乳化化粧料に配合される(A)紫外線防御剤(以下、単に「(A)成分」と称する場合がある)は、紫外線吸収剤および/又は紫外線散乱剤を意味し、化粧料に通常配合されるものを使用することができる。
本発明の乳化化粧料に配合される(A)紫外線防御剤(以下、単に「(A)成分」と称する場合がある)は、紫外線吸収剤および/又は紫外線散乱剤を意味し、化粧料に通常配合されるものを使用することができる。
本発明で使用できる紫外線吸収剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、安息香酸誘導体、サリチル酸誘導体、ケイヒ酸誘導体、ジベンゾイルメタン誘導体、β,β-ジフェニルアクリラート誘導体、ベンゾフェノン誘導体、ベンジリデンカンファー誘導体、フェニルベンゾイミダゾール誘導体、トリアジン誘導体、フェニルベンゾトリアゾール誘導体、アントラニル誘導体、イミダゾリン誘導体、ベンザルマロナート誘導体、4,4-ジアリールブタジエン誘導体等が例示される。以下に具体例および商品名などを列挙するが、これらに限定されるものではない。
安息香酸誘導体としては、パラ-アミノ安息香酸(PABA)エチル、エチル-ジヒドロキシプロピルPABA、エチルヘキシル-ジメチルPABA(例えば「エスカロール507」;ISP社)、グリセリルPABA、PEG-25-PABA(例えば「ユビナールP25」;BASF社)、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(例えば「ユビナールAプラス」)などが例示される。
サリチル酸誘導体としては、ホモサレート(「ユーソレックス(Eusolex)HMS」;ロナ/EMインダストリーズ社)、エチルヘキシルサリチレート又はサリチル酸オクチル(例えば「ネオ・ヘリオパン(NeoHeliopan)OS」;ハーマン・アンド・レイマー社)、ジプロピレングリコールサリチレート(例えば「ディピサル(Dipsal)」;スケル社)、TEAサリチラート(例えば「ネオ・ヘリオパンTS」;ハーマン・アンド・レイマー社)などが例示される。
ケイヒ酸誘導体としては、オクチルメトキシシンナメート又はメトキシケイヒ酸エチルヘキシル(例えば「パルソールMCX」;DSM株式会社)、メトキシケイヒ酸イソプロピル、メトキシケイヒ酸イソアミル(例えば「ネオ・ヘリオパンE1000」;ハーマン・アンド・レイマー社)、シンノキセート、DEAメトキシシンナメート、メチルケイヒ酸ジイソプロピル、グリセリル-エチルヘキサノエート-ジメトキシシンナメート、ジ-(2-エチルヘキシル)-4’-メトキシベンザルマロネートなどが例示される。
ジベンゾイルメタン誘導体としては、4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタン(例えば「パルソール1789」;DSM株式会社)などが例示される。
β,β-ジフェニルアクリレート誘導体としては、オクトクリレン(例えば「ユビナールN539T」;BASF社)などが例示される。
ベンゾフェノン誘導体としては、ベンゾフェノン-1(例えば「ユビナール400」;BASF社)、ベンゾフェノン-2(例えば「ユビナールD50」;BASF社)、ベンゾフェノン-3又はオキシベンゾン(例えば「ユビナールM40」;BASF社)、ベンゾフェノン-4(例えば「ユビナールMS40」;BASF社)、ベンゾフェノン-5、ベンゾフェノン-6(例えば「ヘリソーブ(Helisorb)11」;ノルクアイ社)、ベンゾフェノン-8(例えば「スペクトラ-ソーブ(Spectra-Sorb)UV-24」;アメリカン・シアナミド社)、ベンゾフェノン-9(例えば「ユビナールDS-49」;BASF社)、ベンゾフェノン-12などが例示される。
ベンジリデンカンファー誘導体としては、3-ベンジリデンカンファー(例えば「メギゾリル(Mexoryl)SD」;シメックス社)、4-メチルベンジリデンカンファー、ベンジリデンカンファースルホン酸(例えば「メギゾリルSL」;シメックス社)、メト硫酸カンファーベンザルコニウム(例えば「メギゾリルSO」;シメックス社)、テレフタリリデンジカンファースルホン酸(例えば「メギゾリルSX」;シメックス社)、ポリアクリルアミドメチルベンジリデンカンファー(例えば「メギゾリルSW」;シメックス社)などが例示される。
フェニルベンゾイミダゾール誘導体としては、フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸(例えば「ユーソレックス232」;メルク社)、フェニルジベンゾイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム(例えば「ネオ・ヘリオパンAP」;ハーマン・アンド・レイマー社)などが例示される。
トリアジン誘導体としては、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン(例えば「チノソーブ(Tinosorb)S」;チバ・スペシャリティー・ケミカルズ社)、エチルヘキシルトリアゾン(例えば「ユビナールT150」;BASF社)、ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン(例えば「ユバソーブ(Uvasorb)HEB」;シグマ3 V社)、2,4,6-トリス(ジイソブチル-4’-アミノベンザルマロナート)-s-トリアジン、2,4,6-トリス[4-(2-エチルヘキシルオキシカルボニル)アニリノ]-1,3,5-トリアジンなどが例示される。
フェニルベンゾトリアゾール誘導体としては、ドロメトリゾールトリシロキサン(例えば「シラトリゾール(Silatrizole)」;ローディア・シミー社)、メチレンビス(ベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール)(例えば「チノソーブM」(チバ・スペシャリティー・ケミカルズ社))などが例示される。
アントラニル誘導体としては、アントラニル酸メンチル(例えば「ネオ・ヘリオパンMA」;ハーマン・アンド・レイマー社)などが例示される。
イミダゾリン誘導体としては、エチルヘキシルジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリンプロピオナートなどが例示される。
ベンザルマロナート誘導体としては、ベンザルマロナート官能基を有するポリオルガノシロキサン(例えば、ポリシリコーン-15;「パルソールSLX」;DSMニュートリション ジャパン社)などが例示される。
4,4-ジアリールブタジエン誘導体としては、1,1-ジカルボキシ(2,2’-ジメチルプロピル)-4,4-ジフェニルブタジエンなどが例示される。
特に好ましい紫外線吸収剤の例としては、限定されないが、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、オクトクリレン、ジメチコジエチルベンザルマロネート、ポリシリコン-15、4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタン(t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン)、エチルヘキシルトリアゾン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、オキシベンゾン、メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、3-(4‘-メチルベンジリデン)-d,l-カンファー、3-ベンジリデン-d,l-カンファー、ホモサレート、サリチル酸エチルへキシルを挙げることができる。なかでも、(A)成分として少なくともオクトクリレンを含む場合に良好な紫外線防御向上効果を得ることができる。
ただし、4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタンを配合する場合には、その配合量を(A)成分の全量に対して10質量%以下とすることが好ましい。4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタンは、(B)多価アルコール及び(C)エステル油を配合したときの加熱による紫外線防御効果の向上を妨げる傾向があるため、熱による紫外線防御効果の増強を実感しにくいからである。
本発明で用いられる紫外線散乱剤は、特に限定されるものではないが、具体例としては、微粒子状の金属酸化物、例えば、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化鉄、酸化セリウム、酸化タングステン等を挙げることができる。
紫外線散乱剤は、表面処理していないものでも各種疎水化表面処理したものでもよいが、疎水化表面処理をしたものが好ましく用いられる。表面処理剤としては、化粧料分野で汎用されているもの、例えば、ジメチコン、アルキル変性シリコーン等のシリコーン、オクチルトリエトキシシランなどのアルコキシシラン、パルミチン酸デキストリンなどのデキストリン脂肪酸エステル、ステアリン酸などの脂肪酸を用いることができる。
本発明における(A)紫外線防御剤は、紫外線吸収剤のみからなる態様、紫外線散乱剤のみからなる態様、および紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の両方を含む態様を包含する。
(A)紫外線防御剤の配合量は特に限定されないが、通常は乳化化粧料全量に対して5質量%以上、例えば5~40質量%、好ましくは6~40質量%、より好ましくは7~35質量%である。(A)紫外線防御剤の配合量が5質量%未満では十分な紫外線防御効果が得られにくく、40質量%を超えて配合しても配合量に見合った紫外線防御効果の増加を期待できず、安定性が悪くなるなどの点から好ましくない。
<(B)IOB値が5.0以下の多価アルコール>
本発明の乳化化粧料に配合される(B)多価アルコール(以下、単に「(B)成分」と称する場合がある)は、通常の化粧料では保湿剤として配合されることが多い。本発明では、特定の多価アルコールを配合することにより、化粧料を肌に塗布した直後よりも、熱が加わった後の紫外線防御効果を顕著に向上させることができる。
本発明の乳化化粧料に配合される(B)多価アルコール(以下、単に「(B)成分」と称する場合がある)は、通常の化粧料では保湿剤として配合されることが多い。本発明では、特定の多価アルコールを配合することにより、化粧料を肌に塗布した直後よりも、熱が加わった後の紫外線防御効果を顕著に向上させることができる。
(B)多価アルコールは、IOBが5.0以下、より好ましくは3.0以下、さらに好ましくは2.5以下のものである。IOB値が高すぎると、熱による紫外線防御能向上の効果が十分に得られない場合がある。一方、IOB値の下限は特に限定されるものではないが、0.5以上が好ましく、さらに好ましくは0.8以上である。
ここでIOBとは、Inorganic/Organic Balance(無機性/有機性比)の略であって、無機性値の有機性値に対する比率を表す値であり、有機化合物の極性の度合いを示す指標となるものである。IOB値は、具体的には、IOB値=無機性値/有機性値として表される。「無機性値」、「有機性値」のそれぞれについては、例えば、分子中の炭素原子1個について「有機性値」が20、水酸基1個について「無機性値」が100といったように、各種原子又は官能基に応じた「無機性値」、「有機性値」が設定されており、有機化合物中の全ての原子及び官能基の「無機性値」、「有機性値」を積算することによって、当該有機化合物のIOB値を算出することができる(例えば、甲田善生著、「有機概念図-基礎と応用-」p11~17、三共出版、1984年発行参照)。
さらに、(B)多価アルコールは、エーテル結合を有するものが好ましい。エーテル結合を有することにより、エーテル結合を有しないものと比べて水に溶解しやすく、油にも溶解し得ると考えられる。
本発明に使用できる(B)多価アルコールとしては、後述する式(I)のポリアルキレングリコール、及び、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、プロパンジオール、エリスリトール、キシリトール、メチルグルセス-10、ソルビトール等を挙げることができる。
ここで、ポリアルキレングリコールは、下記式(I):
HO(RO)pH (I)
(式中、ROは炭素原子数2~4のオキシアルキレン基を示し、pは3~500である)
で表されるものである。
具体的には、ポリエチレングリコール(「PEG」とも表記する)、ポリプロピレングリコール(「PPG」とも表記する)およびポリブチレングリコール(「PBG」とも表記する)等、化粧料に広く使用されているものから選択される。
HO(RO)pH (I)
(式中、ROは炭素原子数2~4のオキシアルキレン基を示し、pは3~500である)
で表されるものである。
具体的には、ポリエチレングリコール(「PEG」とも表記する)、ポリプロピレングリコール(「PPG」とも表記する)およびポリブチレングリコール(「PBG」とも表記する)等、化粧料に広く使用されているものから選択される。
なかでも、上記式(I)において、ROがオキシエチレン基であり、pが3~500、より好ましくは3~60の範囲であるポリエチレングリコールが好ましい。好ましいポリエチレングリコールの平均分子量は150~23000、さらに好ましくは150~3000の範囲である。具体的には、ポリエチレングリコール300、ポリエチレングリコール400、ポリエチレングリコール1500、ポリエチレングリコール20000等を挙げることができる。
ポリアルキレングリコールは、分子量が比較的小さいものほど熱による紫外線防御能向上効果に優れる傾向がある。したがって、上に列挙したポリエチレングリコールの中ではポリエチレングリコール300又はポリエチレングリコール400を用いると特に高い効果が得られる。
(B)成分の配合量は、乳化化粧料全量に対して少なくとも1.0質量%以上、より好ましくは2.5質量%以上であり、30質量%以下、より好ましくは25質量%以下である。配合量が1.0質量%未満であると、熱による紫外線防御能向上の効果が十分に得られない場合がある。特に2.5質量%以上であれば、当該効果をより確実に達成することができる。また、30質量%を超えると安定性や使用性に影響を及ぼす場合がある。
<(C)IOB値が0.3以上のエステル油>
本発明の乳化化粧料に配合される(C)エステル油(以下、単に「(C)成分」と称する場合がある)は、化粧料に一般に使用されるエステル油であって、かつ、IOB値が0.3以上であるもの、好ましくは0.38以上のものである。IOB値が低すぎると、熱による紫外線防御能向上の効果が十分に得られない場合がある。
本発明の乳化化粧料に配合される(C)エステル油(以下、単に「(C)成分」と称する場合がある)は、化粧料に一般に使用されるエステル油であって、かつ、IOB値が0.3以上であるもの、好ましくは0.38以上のものである。IOB値が低すぎると、熱による紫外線防御能向上の効果が十分に得られない場合がある。
本発明で用いられる(C)エステル油は、特に限定されるものではないが、具体例としては、ジカプリル酸プロピレングリコール(IOB=0.32)、コハク酸ジ2-エチルヘキシル(IOB=0.32)、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリット(IOB=0.35)、トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリル(IOB=0.36)、テトラオクタン酸ペンタエリスリット(IOB=0.35)、セバシン酸ジイソプロピル(IOB=0.40)、ジネオペンタン酸トリプロピレングリコール(IOB=0.52)等を挙げることができる。
(C)エステル油の配合量は、乳化化粧料全量に対して1.0質量%以上であり、例えば1.0~60質量%、好ましくは3.0~50質量%である。配合量が1.0質量%未満であると、熱による紫外線防御能向上の効果が十分に得られない場合があり、60質量%を超えて配合すると安定性や使用性に影響を及ぼす場合がある。
<任意配合成分>
本発明の乳化化粧料には、上記(A)~(C)成分に加えて、本発明の効果を妨げない範囲で、化粧料に通常用いられる成分を配合することができる。例えば、アルキレンオキシド誘導体、低級アルコール、油相増粘剤、界面活性剤、(C)以外の油分、粉末成分等が挙げられる。
本発明の乳化化粧料には、上記(A)~(C)成分に加えて、本発明の効果を妨げない範囲で、化粧料に通常用いられる成分を配合することができる。例えば、アルキレンオキシド誘導体、低級アルコール、油相増粘剤、界面活性剤、(C)以外の油分、粉末成分等が挙げられる。
アルキレンオキシド誘導体は、上記(B)成分と同様に通常の化粧料では保湿剤として配合されることが多い。
本発明の乳化化粧料においては、なかでも、下記式(II)で表されるポリオキシアルキレン・ポリオキシエチレン共重合体ジアルキルエーテルが好ましい。
R1O-[(AO)m(EO)n]-R2 (II)
上記式中、AOは炭素原子数3~4のオキシアルキレン基を示す。具体的にはオキシプロピレン基、オキシブチレン基、オキシイソブチレン基、オキシトリメチレン基、オキシテトラメチレン基等が挙げられる。好ましくはオキシプロピレン基、オキシブチレン基が挙げられる。EOはオキシエチレン基を示す。
本発明の乳化化粧料においては、なかでも、下記式(II)で表されるポリオキシアルキレン・ポリオキシエチレン共重合体ジアルキルエーテルが好ましい。
R1O-[(AO)m(EO)n]-R2 (II)
上記式中、AOは炭素原子数3~4のオキシアルキレン基を示す。具体的にはオキシプロピレン基、オキシブチレン基、オキシイソブチレン基、オキシトリメチレン基、オキシテトラメチレン基等が挙げられる。好ましくはオキシプロピレン基、オキシブチレン基が挙げられる。EOはオキシエチレン基を示す。
R1及びR2は、それぞれ独立に、炭素原子数1~4の炭化水素基又は水素原子を示す。炭化水素基としては、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基などが挙げられる。好ましくはメチル基、エチル基である。
一分子中のR1及びR2は、それぞれ同一の1種の炭化水素基であってもよく、炭化水素基と水素原子とが混在してもよく、炭素原子数が異なる複数の炭化水素基が混在していてもよい。ただし、R1及びR2の各々について、炭化水素基と水素原子との存在割合は、炭化水素基の数(X)に対する水素原子の数(Y)の割合(Y/X)が0.15以下であるのが好ましく、より好ましくは0.06以下である。
一分子中のR1及びR2は、それぞれ同一の1種の炭化水素基であってもよく、炭化水素基と水素原子とが混在してもよく、炭素原子数が異なる複数の炭化水素基が混在していてもよい。ただし、R1及びR2の各々について、炭化水素基と水素原子との存在割合は、炭化水素基の数(X)に対する水素原子の数(Y)の割合(Y/X)が0.15以下であるのが好ましく、より好ましくは0.06以下である。
mはAOの平均付加モル数であり、1≦m≦70、好ましくは2≦m≦20、さらに好ましくは2≦m≦10である。nはEOの平均付加モル数であり、1≦n≦70、好ましくは2≦n≦20、さらに好ましくは2≦n≦10である。また、m+nは、40以下、好ましくは25以下、さらに好ましくは20以下である。
AOおよびEOの付加する順序は特に限定されるものではない。AOとEOはブロック状に付加したブロック共重合体でもよく、あるいはランダムに付加したランダム共重合体でもよい。ブロック共重合体は、2段ブロックのみならず、3段以上のブロックを含む共重合体が含まれる。好ましくはランダム共重合体が用いられる。
前記式(II)で表されるポリオキシアルキレン・ポリオキシエチレン共重合体ジアルキルエーテルの分子量は、100~10000、好ましくは150~5000、さらに好ましくは200~3000、より好ましくは300~2000である。一分子中のAOとEOの合計に対するEOの割合[EO/(AO+EO)]は、20~80質量%であることが好ましい。
前記式(II)で表されるポリオキシアルキレン・ポリオキシエチレン共重合体ジアルキルエーテルの分子量は、100~10000、好ましくは150~5000、さらに好ましくは200~3000、より好ましくは300~2000である。一分子中のAOとEOの合計に対するEOの割合[EO/(AO+EO)]は、20~80質量%であることが好ましい。
本発明で好ましく用いられるポリオキシアルキレン・ポリオキシエチレン共重合体ジアルキルエーテルの具体例としては、以下のポリオキシプロピレン・ポリオキシエチレン共重合体ジメチルエーテルが含まれるが、これらに限定されない。
PEG/PPG-9/2ジメチルエーテル
PEG/PPG-17/4ジメチルエーテル
PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル
PEG/PPG-11/9ジメチルエーテル
PEG/PPG-55/28ジメチルエーテル
PEG/PPG-36/41ジメチルエーテル
PEG/PPG-6/3ジメチルエーテル
PEG/PPG-8/4ジメチルエーテル
PEG/PPG-6/11ジメチルエーテル
PEG/PPG-14/27ジメチルエーテル
PEG/PPG-9/2ジメチルエーテル
PEG/PPG-17/4ジメチルエーテル
PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル
PEG/PPG-11/9ジメチルエーテル
PEG/PPG-55/28ジメチルエーテル
PEG/PPG-36/41ジメチルエーテル
PEG/PPG-6/3ジメチルエーテル
PEG/PPG-8/4ジメチルエーテル
PEG/PPG-6/11ジメチルエーテル
PEG/PPG-14/27ジメチルエーテル
ポリオキシアルキレン・ポリオキシエチレン共重合体ジアルキルエーテルは、分子量が比較的小さいものほど熱による紫外線防御能向上効果に優れる傾向がある。したがって、上に列挙したポリオキシプロピレン・ポリオキシエチレン共重合体ジメチルエーテルの中でも、PEG/PPG-9/2ジメチルエーテルなどが最も高い効果を示す。
低級アルコールとしては、エタノール、イソプロパノールなどの炭素数1~5のアルコールが挙げられる。低級アルコールを配合することにより、乳化化粧料を塗布する際の伸びを改善することができる。低級アルコールを配合する場合の配合量としては、例えば、乳化化粧料全量に対して5~30質量%とすることができる。
油相増粘剤としては、乳化化粧料等において油分に溶解又は油分で膨潤することにより油相を増粘する効果を発揮する成分として使用されている物質が好ましい。例えば、パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン等のデキストリン脂肪酸エステル、ショ糖カプリル酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル、ワセリン、水添パーム油、水添ヒマシ油等の固形又は半固形の炭化水素油、ジステアルジモニウムヘクトライト、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト等の有機変性粘土鉱物、あるいは、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等の常温で個体の炭素数8~22の高級脂肪酸又はその塩等が挙げられる。
界面活性剤としては、油中水型乳化化粧料の場合は、シリコーン骨格(ポリシロキサン構造)を有し、HLBが8未満の界面活性剤が好ましい。例えば、ポリエーテル変性シリコーン、ポリエーテル・アルキル共変性シリコーン、ポリグリセリン変性シリコーン、および/又はポリグリセリン・アルキル共変性シリコーンの使用が好ましく、なかでも、ポリエーテル変性シリコーン、ポリエーテル・アルキル変性シリコーンがより好ましい。
一方、水中油型乳化化粧料の場合は、従来から水中油型乳化化粧料に使用されている非イオン性界面活性剤から選択される1種又は2種以上であってよく、中でも、HLBが6以上のものが好ましく用いられる。特に、製剤の安定性及び水分との接触による吸光度向上効果という点で、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含むのが特に好ましい。ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の具体例としては、PEG-10水添ヒマシ油、PEG-20水添ヒマシ油、PEG-25水添ヒマシ油、PEG-30水添ヒマシ油、PEG-40水添ヒマシ油、PEG-50水添ヒマシ油、PEG-60水添ヒマシ油、PEG-80水添ヒマシ油、PEG-100水添ヒマシ油等が挙げられる。一方、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含めない場合には、HLBが8以上、好ましくは10以上、より好ましくは12以上の非イオン性界面活性剤を用いるのが好ましい。
また、本発明の乳化化粧料には、前記(C)エステル油以外に、化粧料に通常用いられる揮発性油分や非揮発性油分がさらに配合されてよい。
揮発性油分としては、揮発性炭化水素油及び揮発性シリコーン油が含まれる。
揮発性炭化水素油分は、従来から化粧料等に使用されている常温(25℃)で揮発性を有する炭化水素油であれば特に限定されない。具体例としては、例えば、イソドデカン、イソヘキサデカン、水添ポリイソブテン等を挙げることができる。
揮発性シリコーン油は、従来から化粧料等に使用されている常温(25℃)で揮発性を有するシリコーン油であって、ケイ素原子数4~6の環状ジメチルポリシロキサン、ケイ素原子数2~5の鎖状ジメチルポリシロキサンが含まれる。具体例としては、ヘキサメチルシクロトリシロキサン(D3)、オクタメチルテトラシクロシロキサン(D4)、デカメチルシクロペンタシロキサン(D5)、及びドデカメチルシクロヘキサシロキサン(D6)等の環状シリコーン油、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、揮発性ジメチコン(市販品としては、KF-96L-1.5cs、KF-96L-2cs;信越化学工業社製)などを挙げることができる。
揮発性油分としては、揮発性炭化水素油及び揮発性シリコーン油が含まれる。
揮発性炭化水素油分は、従来から化粧料等に使用されている常温(25℃)で揮発性を有する炭化水素油であれば特に限定されない。具体例としては、例えば、イソドデカン、イソヘキサデカン、水添ポリイソブテン等を挙げることができる。
揮発性シリコーン油は、従来から化粧料等に使用されている常温(25℃)で揮発性を有するシリコーン油であって、ケイ素原子数4~6の環状ジメチルポリシロキサン、ケイ素原子数2~5の鎖状ジメチルポリシロキサンが含まれる。具体例としては、ヘキサメチルシクロトリシロキサン(D3)、オクタメチルテトラシクロシロキサン(D4)、デカメチルシクロペンタシロキサン(D5)、及びドデカメチルシクロヘキサシロキサン(D6)等の環状シリコーン油、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、揮発性ジメチコン(市販品としては、KF-96L-1.5cs、KF-96L-2cs;信越化学工業社製)などを挙げることができる。
非揮発性油分としては、例えば、炭化水素油、植物油、エステル油、高分子量のポリオキシアルキレングリコール、シリコーン油が含まれる。
具体例としては、パーム油、アマニ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、オリーブ油、アボカド油、サザンカ油、ヒマシ油、サフラワー油、キョウニン油、シナモン油、ホホバ油、ブドウ油、アルモンド油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマワリ油、小麦胚芽油、米胚芽油、米ヌカ油、綿実油、大豆油、落花生油、茶実油、月見草油、卵黄油、肝油、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、イソステアリン酸等の液状油脂;水添ポリイソブテン、流動パラフィン、スクワラン、水添ポリデセン等の炭化水素油;ポリオキシブチレンポリオキシプロピレングリコール、非揮発性ジメチコン(市販品としては、KF-96A-6cs;信越化学工業社製)等のシリコーン油が挙げられる。
なお、本発明の効果を阻害しない範囲であれば、エチルヘキサン酸セチル等のIOB値が0.3未満のエステル油も配合可能である。
具体例としては、パーム油、アマニ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、オリーブ油、アボカド油、サザンカ油、ヒマシ油、サフラワー油、キョウニン油、シナモン油、ホホバ油、ブドウ油、アルモンド油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマワリ油、小麦胚芽油、米胚芽油、米ヌカ油、綿実油、大豆油、落花生油、茶実油、月見草油、卵黄油、肝油、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、イソステアリン酸等の液状油脂;水添ポリイソブテン、流動パラフィン、スクワラン、水添ポリデセン等の炭化水素油;ポリオキシブチレンポリオキシプロピレングリコール、非揮発性ジメチコン(市販品としては、KF-96A-6cs;信越化学工業社製)等のシリコーン油が挙げられる。
なお、本発明の効果を阻害しない範囲であれば、エチルヘキサン酸セチル等のIOB値が0.3未満のエステル油も配合可能である。
また、球状粉末をさらに含むことが好ましい。球状粉末を配合することにより、べたつきが抑えられ、使用感が改善されてさらさらとした良好な感触を得ることができる。球状粉末としては、一般に化粧品等において用いられるものであれば特に制限されることなく任意に使用し得る。例えば、(メタ)アクリル酸エステル樹脂粉末、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、スチレンと(メタ)アクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末、及びトリメチルシルセスキオキサン粉末等、並びにオルガノポリシロキサンエラストマー球状粉末またはこれを母粉末とする複合球状粉末を挙げることができる。球状粉末の平均粒子径は3~20μmが好ましい。3μmより小さいとべたつきを抑制する効果が見られず、20μmより大きいと却ってざらつきを生じる場合がある。球状粉末の配合量は特に限定されないが、好ましくは3~30質量%、さらに好ましくは7~20質量%である。
市販の球状有機樹脂粉末としては、例えば、ガンツパール(アイカ工業社)が挙げられ、市販の球状シリコーン樹脂粉末としては、例えば、トレフィルE-505C、トレフィルE-506C、トレフィルE-506S、トレフィルHP40T(以上、東レ・ダウコーニング・シリコーン社)、トスパール2000B(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社)、シリコーンパウダーKSP-100、KSP-300(信越化学工業社)等が挙げられる。
また、本発明の乳化化粧料には、上記以外に、調製する剤形に応じて、本発明の効果を妨げない範囲で、化粧料に通常用いられる成分を配合することができる。例えば、pH調整剤、キレート剤、防腐剤、酸化防止剤、薬剤、アルコール類、色剤、色素等を適宜配合することができる。薬剤としては例えば、アスコルビン酸(ビタミンC)、トラネキサム酸、コウジ酸、エラグ酸、アルブチン、アルコキシサリチル酸、ニコチン酸アミド、グリチルリチン酸、トコフェロール、レチノール及びこれらの塩又は誘導体(例えば、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸エステルマグネシウム塩、L-アスコルビン酸グルコシド、2-O-エチル-L-アスコルビン酸、3-O-エチル-L-アスコルビン酸、4-メトキシサリチル酸ナトリウム塩、4-メトキシサリチル酸カリウム塩、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸ステアリル、酢酸トコフェノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール等)を例示することができる。
本発明の乳化化粧料は、水中油型乳化化粧料又は油中水型乳化化粧料の形態で提供することが可能である。一般に、油中水型乳化化粧料の方が、水中油型乳化化粧料に比べて、熱による紫外線防御効果の向上に優れる傾向がある。
本発明の乳化化粧料の具体的な剤型は、乳液やクリームであり、各剤型に適した常法を用いて製造することができる。
本発明の乳化化粧料は、日焼け止め化粧料のみならず、日焼け止め効果を付与したファンデーション等のメーキャップ化粧料や化粧下地、毛髪化粧料(紫外線から毛髪や頭皮を保護するためのヘアスプレーやヘアトリートメント等の各種ヘア製品を含む)、噴霧型化粧料にも適用可能である。
本発明の乳化化粧料の具体的な剤型は、乳液やクリームであり、各剤型に適した常法を用いて製造することができる。
本発明の乳化化粧料は、日焼け止め化粧料のみならず、日焼け止め効果を付与したファンデーション等のメーキャップ化粧料や化粧下地、毛髪化粧料(紫外線から毛髪や頭皮を保護するためのヘアスプレーやヘアトリートメント等の各種ヘア製品を含む)、噴霧型化粧料にも適用可能である。
本発明の乳化化粧料は、塗膜の紫外線防御効果が熱により向上するという新規な特性を有する。ここで、「紫外線防御効果が熱により向上する」とは、熱処理前の塗膜(非加熱サンプル)について280~400nmにわたって分光光度計等で測定した吸光度積算値と、熱処理後の塗膜(加熱サンプル)について同様に測定した吸光度積算値から、以下の式で求めた熱反応率が100%を超えた場合をいう。
熱反応率(%)=(熱処理後の吸光度積算値)/(熱処理前の吸光度積算値)×100
本発明の乳化化粧料では、熱反応率が少なくとも100%を超えており、好ましくは103%以上、より好ましくは105%以上、更に好ましくは110%以上、特に好ましくは115%以上を示す。
熱反応率(%)=(熱処理後の吸光度積算値)/(熱処理前の吸光度積算値)×100
本発明の乳化化粧料では、熱反応率が少なくとも100%を超えており、好ましくは103%以上、より好ましくは105%以上、更に好ましくは110%以上、特に好ましくは115%以上を示す。
熱による紫外線防御効果の向上を調べる場合には、加熱温度は30℃~70℃の範囲とするのが好ましく、例えば32℃以上、35℃以上、37℃以上、あるいは40℃以上とすることができ、65℃以下、60℃以下、55℃以下、あるいは50℃以下の温度とすることができる。加熱温度が70℃を超えると樹脂製の測定プレートが溶解する等の問題を生じることがある。
加熱時間は、熱による影響を的確に評価するために、1分以上とするのが好ましく、より好ましくは10分以上である。加熱時間の上限としては、特に限定されないが、通常は60分以下、好ましくは30分以下である。
加熱時間は、熱による影響を的確に評価するために、1分以上とするのが好ましく、より好ましくは10分以上である。加熱時間の上限としては、特に限定されないが、通常は60分以下、好ましくは30分以下である。
以下に具体例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。また、以下の実施例における配合量は特に断らない限り質量%を示す。各実施例について具体的に説明する前に、採用した評価方法について説明する。
<熱照射後の吸光度積算値の変化(熱反応率)>
調製した乳化化粧料を、疑似皮膚PMMAプレート(SPFMASTER-PA01)に2mg/cm2の量で滴下し、60秒間指で塗布し、15分間乾燥させて塗膜を形成した。未塗布のプレートをコントロールとして、前記塗膜の吸光度(280~400nm)を日立製作所製U-3500型自記録分光光度計にて測定し、得られた測定データから熱処理前の吸光度積算値を求めた。
次いで、前記塗膜を有するプレートを恒温槽に置き、37℃、30分の加熱処理を行い、上記と同様に吸光度積算値を求めた。
以下の式から熱照射前後の吸光度積算値の変化(熱反応率)を算出した。
熱反応率(%)=(熱処理後の吸光度積算値)/(熱処理前の吸光度積算値)×100
調製した乳化化粧料を、疑似皮膚PMMAプレート(SPFMASTER-PA01)に2mg/cm2の量で滴下し、60秒間指で塗布し、15分間乾燥させて塗膜を形成した。未塗布のプレートをコントロールとして、前記塗膜の吸光度(280~400nm)を日立製作所製U-3500型自記録分光光度計にて測定し、得られた測定データから熱処理前の吸光度積算値を求めた。
次いで、前記塗膜を有するプレートを恒温槽に置き、37℃、30分の加熱処理を行い、上記と同様に吸光度積算値を求めた。
以下の式から熱照射前後の吸光度積算値の変化(熱反応率)を算出した。
熱反応率(%)=(熱処理後の吸光度積算値)/(熱処理前の吸光度積算値)×100
(1)油中水型乳化化粧料
下記表1に示す油中水型乳化化粧料の組成物を調製した。具体的には、ホモミキサーを用いて混合した油性成分に粉末を分散させた後、よく混合した水性成分を添加して組成物を得た。
下記表1に示す油中水型乳化化粧料の組成物を調製した。具体的には、ホモミキサーを用いて混合した油性成分に粉末を分散させた後、よく混合した水性成分を添加して組成物を得た。
表1に示されるように、IOB値が5.0以下の多価アルコールを配合することにより、熱による紫外線防御効果の向上が確認されたが(試験例1~4)、IOBが高すぎるグリセリン(IOB値=6.0)を用いた場合には当該効果を確認できなかった(試験例5)。また、ポリエチレングリコールは、分子量が低いものほど熱により紫外線防御効果が大きく向上する傾向が見られた。
(2)油中水型乳化化粧料
下記表2に示す油中水型乳化化粧料の組成物を調製した。
下記表2に示す油中水型乳化化粧料の組成物を調製した。
表2に示されるように、IOB値が0.3以上のエステル油を配合することにより、熱による紫外線防御効果の向上が確認された(試験例6~8)。特に、IOBが0.38以上のエステル油を用いた場合に紫外線防御効果が大きく向上した。一方、IOBが低すぎるエチルヘキサン酸セチルを用いた場合には当該効果を確認できなかった(試験例9)。
(3)油中水型乳化化粧料
下記表3に示す油中水型乳化化粧料の組成物を調製した。
下記表3に示す油中水型乳化化粧料の組成物を調製した。
表3に示されるように、(A)紫外線防御剤としてt-ブチルメトキシジベンゾイルメタン(4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタン)を配合する場合、その配合量を(A)紫外線防御剤の全量に対して10質量%以下とすることにより高い熱反応率が得られた。
(4)油中水型乳化化粧料
下記表4に示す油中水型乳化化粧料の試料を調製した。
下記表4に示す油中水型乳化化粧料の試料を調製した。
表4に示されるように、IOB値が5.0以下の多価アルコール(ポリエチレングリコール)の他に、アルキレンオキシド誘導体(PEG/PPG-9/2ジメチルエーテル)をさらに配合することにより、熱による紫外線防御効果の向上がより顕著となった。
(5)油中水型乳化化粧料
下記表5に示す油中水型乳化化粧料の試料を調製した。
下記表5に示す油中水型乳化化粧料の試料を調製した。
表5に示されるように、多価アルコールの配合量を増やすと紫外線防御効果が高くなる傾向があることが確認された。特に、多価アルコールの配合量を1質量%以上とすることにより、紫外線防御効果の向上をより確実なものとすることができた。
(6)油中水型乳化化粧料
下記表6に示す油中水型乳化化粧料の試料を調製した。
下記表6に示す油中水型乳化化粧料の試料を調製した。
(7)油中水型乳化化粧料及び水中油型乳化化粧料
下記表7に示すように、組成の近似する油中水(W/O)型乳化化粧料及び水中油(O/W)型乳化化粧料の試料を調製した。
下記表7に示すように、組成の近似する油中水(W/O)型乳化化粧料及び水中油(O/W)型乳化化粧料の試料を調製した。
表7に示されるように、油中水型及び水中油型のいずれの化粧料についても加熱による紫外線防御効果の向上が確認された。
(8)水中油型乳化化粧料
下記表8に示す水中油型乳化化粧料の組成物を調製した。
下記表8に示す水中油型乳化化粧料の組成物を調製した。
表8に示されるように、(A)紫外線防御剤としてt-ブチルメトキシジベンゾイルメタン(4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタン)を配合する場合、その配合量を(A)紫外線防御剤の全量に対して10質量%以下とすることにより高い熱反応率が得られた。
以下に、本発明の化粧料の処方を例示する。本発明はこれらの処方例によって何ら限定されるものではなく、特許請求の範囲によって特定されるものであることはいうまでもない。なお、配合量は全て化粧料全量に対する質量%で表す。
処方例1:油中水型日焼け止め
(成分名) 配合量(質量%)
水 残余
エタノール 10
ポリエチレングリコール400 10
ジステアルジモニウムヘクトライト 0.5
PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 2
セバシン酸ジイソプロピル 10
ジメチコン 20
オクトクリレン 5
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
1
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 1
エチルヘキシルトリアゾン 1
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 5
疎水化処理微粒子酸化チタン 2
疎水化処理微粒子酸化亜鉛 10
疎水化処理タルク 2
球状シリカ 2
球状シリコーンゴムパウダー 2
球状架橋型PMMA粉末 2
キレート剤 適量
(成分名) 配合量(質量%)
水 残余
エタノール 10
ポリエチレングリコール400 10
ジステアルジモニウムヘクトライト 0.5
PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 2
セバシン酸ジイソプロピル 10
ジメチコン 20
オクトクリレン 5
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
1
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 1
エチルヘキシルトリアゾン 1
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 5
疎水化処理微粒子酸化チタン 2
疎水化処理微粒子酸化亜鉛 10
疎水化処理タルク 2
球状シリカ 2
球状シリコーンゴムパウダー 2
球状架橋型PMMA粉末 2
キレート剤 適量
処方例2:2層式の化粧下地
(成分名) 配合量(質量%)
精製水 残余
エタノール 5
ポリエチレングリコール300 5
グリセリン 1
キシリトール 1
トルメンチラエキス 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
2-O-エチル-L-アスコルビン酸 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
イソドデカン 3
セバシン酸ジイソプロピル 10
PBG/PPG-9/1コポリマー 1
ジメチコン 13
カプリリルメチコン 3
高重合アミノプロピルジメチコン20%のジメチコン 1
トリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸50%ジメチコン溶液
3
パルミチン酸デキストリン 0.5
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 7
オクトクリレン 5
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 1
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
0.5
疎水化微粒子酸化チタン 2
疎水化処理微粒子酸化亜鉛 5
疎水化処理顔料級酸化チタン 1
疎水化処理酸化鉄 0.07
メタクリル酸メチルクロスポリマー 2
(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー
2
疎水化処理タルク 2
PEG-9ポリジメチルポリシロキシエチルジメチコン 1.5
PEG/PPG-19/19ジメチコン 0.3
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 0.4
イソステアリン酸 0.3
EDTA・3Na 適量
食塩 適量
ピロ亜硫酸ナトリウム 適量
トコフェロール 適量
香料 適量
(成分名) 配合量(質量%)
精製水 残余
エタノール 5
ポリエチレングリコール300 5
グリセリン 1
キシリトール 1
トルメンチラエキス 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
2-O-エチル-L-アスコルビン酸 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
イソドデカン 3
セバシン酸ジイソプロピル 10
PBG/PPG-9/1コポリマー 1
ジメチコン 13
カプリリルメチコン 3
高重合アミノプロピルジメチコン20%のジメチコン 1
トリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸50%ジメチコン溶液
3
パルミチン酸デキストリン 0.5
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 7
オクトクリレン 5
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 1
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
0.5
疎水化微粒子酸化チタン 2
疎水化処理微粒子酸化亜鉛 5
疎水化処理顔料級酸化チタン 1
疎水化処理酸化鉄 0.07
メタクリル酸メチルクロスポリマー 2
(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー
2
疎水化処理タルク 2
PEG-9ポリジメチルポリシロキシエチルジメチコン 1.5
PEG/PPG-19/19ジメチコン 0.3
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 0.4
イソステアリン酸 0.3
EDTA・3Na 適量
食塩 適量
ピロ亜硫酸ナトリウム 適量
トコフェロール 適量
香料 適量
処方例3:クリーム状のファンデーション
(成分名) 配合量(質量%)
精製水 残余
エタノール 5
フェノキシエタノール 1
ポリエチレングリコール300 5
グリセリン 3
エリスリトール 1
キシリトール 1
トルメンチラエキス 1
グリシルグリシン 0.1
トラネキサム酸 1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
ピバリン酸トリプロピレングリコール 2
セバシン酸ジイソプロピル 5
ジメチコン 10
シクロメチコン 5
トリシロキシケイ酸50%のシクロペンタシロキサン溶液
2
パルミチン酸デキストリン 1
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 7
疎水化微粒子酸化チタン 3
疎水化微粒子酸化亜鉛 3
疎水化処理顔料級酸化チタン 6
疎水化処理酸化鉄 3.2
疎水化処理硫酸バリウム被覆雲母チタン 0.01
疎水化処理雲母チタン 0.01
ジメチコンクロスポリマー13%のシクロペンタシロキサン混合物
2
ポリメチルシルセスキオキサン 2
メタクリル酸メチルクロスポリマー 2
疎水化微粒子シリカ 0.5
ラウリルPEG-9ポリジメチルポリシロキシエチルジメチコン
2
(ジメチコン/(PEG-10/15))クロスポリマー
1
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 1
イソステアリン酸 0.2
トコフェロール 適量
EDTA・3Na 適量
食塩 適量
ピロ亜硫酸ナトリウム 適量
香料 適量
(成分名) 配合量(質量%)
精製水 残余
エタノール 5
フェノキシエタノール 1
ポリエチレングリコール300 5
グリセリン 3
エリスリトール 1
キシリトール 1
トルメンチラエキス 1
グリシルグリシン 0.1
トラネキサム酸 1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
ピバリン酸トリプロピレングリコール 2
セバシン酸ジイソプロピル 5
ジメチコン 10
シクロメチコン 5
トリシロキシケイ酸50%のシクロペンタシロキサン溶液
2
パルミチン酸デキストリン 1
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 7
疎水化微粒子酸化チタン 3
疎水化微粒子酸化亜鉛 3
疎水化処理顔料級酸化チタン 6
疎水化処理酸化鉄 3.2
疎水化処理硫酸バリウム被覆雲母チタン 0.01
疎水化処理雲母チタン 0.01
ジメチコンクロスポリマー13%のシクロペンタシロキサン混合物
2
ポリメチルシルセスキオキサン 2
メタクリル酸メチルクロスポリマー 2
疎水化微粒子シリカ 0.5
ラウリルPEG-9ポリジメチルポリシロキシエチルジメチコン
2
(ジメチコン/(PEG-10/15))クロスポリマー
1
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 1
イソステアリン酸 0.2
トコフェロール 適量
EDTA・3Na 適量
食塩 適量
ピロ亜硫酸ナトリウム 適量
香料 適量
処方例4:エアゾールスプレー状の日焼け止め
(成分名) 配合量(質量%)
精製水 残余
エタノール 5
ポリエチレングリコール300 7
シリカ 0.5
グリセリン 1
PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル 1
酢酸DL-α-トコフェロール 0.5
D-グルタミン酸 0.1
グリチルリチン酸ステアリル 0.1
イソドデカン 10
トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル 5
ミルスチン酸イソプロピル 3
セバシン酸ジイソプロピル 5
PBG/PPG-9/1コポリマー 1
ジメチコン 13
トリシロキシケイ酸50%のシクロペンタシロキサン溶液
0.5
トリ酢酸テトラステアリン酸スクロース 0.5
パルミチン酸デキストリン 1
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 5
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 2
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
1
ポリシリコーン-15 2
オクトクリレン 5
メタクリル酸メチルクロスポリマー 5
(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー
3
疎水化処理タルク 1
セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン 1
ラウリルPEG-9ポリジメチルポリシロキシエチルジメチコン
1
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 0.5
イソステアリン酸 0.3
セスキイソステアリン酸ソルビタン 0.3
EDTA・3Na 適量
トコフェロール 適量
香料 適量
上記成分を混合して原液とし、原液とLPGとを50:50となるようにスプレー缶に充填して、エアゾールスプレータイプの日焼け止めを得た。
(成分名) 配合量(質量%)
精製水 残余
エタノール 5
ポリエチレングリコール300 7
シリカ 0.5
グリセリン 1
PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル 1
酢酸DL-α-トコフェロール 0.5
D-グルタミン酸 0.1
グリチルリチン酸ステアリル 0.1
イソドデカン 10
トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル 5
ミルスチン酸イソプロピル 3
セバシン酸ジイソプロピル 5
PBG/PPG-9/1コポリマー 1
ジメチコン 13
トリシロキシケイ酸50%のシクロペンタシロキサン溶液
0.5
トリ酢酸テトラステアリン酸スクロース 0.5
パルミチン酸デキストリン 1
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 5
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 2
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
1
ポリシリコーン-15 2
オクトクリレン 5
メタクリル酸メチルクロスポリマー 5
(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー
3
疎水化処理タルク 1
セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン 1
ラウリルPEG-9ポリジメチルポリシロキシエチルジメチコン
1
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 0.5
イソステアリン酸 0.3
セスキイソステアリン酸ソルビタン 0.3
EDTA・3Na 適量
トコフェロール 適量
香料 適量
上記成分を混合して原液とし、原液とLPGとを50:50となるようにスプレー缶に充填して、エアゾールスプレータイプの日焼け止めを得た。
本発明は以下の態様を含む。
[第1項]
(A)紫外線防御剤と、
(B)IOB値が5.0以下の多価アルコールと、
(C)IOB値が0.3以上のエステル油と
を含有してなる乳化化粧料。
[第2項]
(A)紫外線防御剤が4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタンを含む場合に、その配合量が(A)紫外線防御剤全量に対して10質量%以下である、第1項に記載の乳化化粧料。
[第3項]
(B)多価アルコールが、ポリアルキレングリコール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、プロパンジオール、エリスリトール、キシリトール、メチルグルセス-10、ソルビトールから成る群から選択される1種以上であり、
前記ポリアルキレングリコールは下記式(I):
HO(RO)pH (I)
(式中、ROは炭素原子数2~4のオキシアルキレン基を示し、pは3~500である)を満たす、第1項又は第2項に記載の乳化化粧料。
[第4項]
(B)多価アルコールが平均分子量150~23000のポリエチレングリコールである、第3項に記載の乳化化粧料。
[第5項]
(C)エステル油のIOB値が0.38以上である、第1項から第4項のいずれか一項に記載の乳化化粧料。
[第6項]
(A)紫外線防御剤が少なくともオクトクリレンを含む、第1項から第5項のいずれか一項に記載の乳化化粧料。
[第7項]
下記式(II):
R1O-[(AO)m(EO)n]-R2 (II)
(式中、R1及びR2は、それぞれ独立に、炭素原子数1~4の炭化水素基又は水素原子を示し、AOは炭素原子数3~4のオキシアルキレン基、EOはオキシエチレン基を示し、1≦m≦70、1≦n≦70、かつ、m+n≦40である)
で表されるポリオキシアルキレン・ポリオキシエチレン共重合体ジアルキルエーテルをさらに含む、第1項から第6項のいずれか一項に記載の乳化化粧料。
[第8項]
油中水型乳化化粧料である、第1項から第7項のいずれか一項に記載の乳化化粧料。
[第1項]
(A)紫外線防御剤と、
(B)IOB値が5.0以下の多価アルコールと、
(C)IOB値が0.3以上のエステル油と
を含有してなる乳化化粧料。
[第2項]
(A)紫外線防御剤が4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタンを含む場合に、その配合量が(A)紫外線防御剤全量に対して10質量%以下である、第1項に記載の乳化化粧料。
[第3項]
(B)多価アルコールが、ポリアルキレングリコール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、プロパンジオール、エリスリトール、キシリトール、メチルグルセス-10、ソルビトールから成る群から選択される1種以上であり、
前記ポリアルキレングリコールは下記式(I):
HO(RO)pH (I)
(式中、ROは炭素原子数2~4のオキシアルキレン基を示し、pは3~500である)を満たす、第1項又は第2項に記載の乳化化粧料。
[第4項]
(B)多価アルコールが平均分子量150~23000のポリエチレングリコールである、第3項に記載の乳化化粧料。
[第5項]
(C)エステル油のIOB値が0.38以上である、第1項から第4項のいずれか一項に記載の乳化化粧料。
[第6項]
(A)紫外線防御剤が少なくともオクトクリレンを含む、第1項から第5項のいずれか一項に記載の乳化化粧料。
[第7項]
下記式(II):
R1O-[(AO)m(EO)n]-R2 (II)
(式中、R1及びR2は、それぞれ独立に、炭素原子数1~4の炭化水素基又は水素原子を示し、AOは炭素原子数3~4のオキシアルキレン基、EOはオキシエチレン基を示し、1≦m≦70、1≦n≦70、かつ、m+n≦40である)
で表されるポリオキシアルキレン・ポリオキシエチレン共重合体ジアルキルエーテルをさらに含む、第1項から第6項のいずれか一項に記載の乳化化粧料。
[第8項]
油中水型乳化化粧料である、第1項から第7項のいずれか一項に記載の乳化化粧料。
Claims (1)
- (A)紫外線防御剤と、
(B)IOB値が5.0以下の多価アルコールと、
(C)IOB値が0.3以上のエステル油と
を含有してなる乳化化粧料。
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