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JP2023092576A - 被印刷媒体 - Google Patents

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JP2023092576A
JP2023092576A JP2021207686A JP2021207686A JP2023092576A JP 2023092576 A JP2023092576 A JP 2023092576A JP 2021207686 A JP2021207686 A JP 2021207686A JP 2021207686 A JP2021207686 A JP 2021207686A JP 2023092576 A JP2023092576 A JP 2023092576A
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哲 木村
Satoshi Kimura
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

Figure 2023092576000001
【課題】終端付近での印刷を未然に回避可能な被印刷媒体を提供する。
【解決手段】巻き回された状態で印刷装置に収容される被印刷媒体であるテープは、テープの第1の面と第2の面の少なくとも一方に、印刷装置のセンサによって検出可能な複数のマークM1が付されており、テープの第1の面と第2の面の少なくとも一方に、複数の第2のマークM2が付されている。複数の第2のマークM2の少なくとも一つは、搬送方向において、センサ8が第1のマークM1を検出したときの、テープにおける第1のマークM1が検出された位置及びテープが印刷装置のプラテンローラ7aとサーマルヘッド7bによって挟持された位置の間に付されている。
【選択図】図9

Description

本明細書の開示は、被印刷媒体に関する。
細長い帯状の被印刷媒体であるテープに文字、画像等を印刷し、印刷済みのテープをフルカッターで切断してテープ片を排出する印刷装置が知られている。一般に、テープは一端がテープコアに貼り付けられてロール状に巻き回された状態で印刷装置内に収容されている。
この種の印刷装置では、テープコアに貼り付けられたテープの終端付近で印刷処理を継続すると、様々な不都合が生じ得る。このような課題に関連する技術は、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の技術によれば、テープの送り量を検出するためのセンサマークが周期的に印字されたテープの端部を折り返してセンサマークを覆い隠すだけで、テープの終端を検出することができる。
特開2005-289572号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、テープの送り量を検出するために設けられた周期的なセンサマークが印字されたテープにしか適用できない。
以上のような実情を踏まえ、本発明の一側面に係る目的は、終端付近での印刷を未然に回避可能な被印刷媒体を提供することである。
本発明の一態様に係る被印刷媒体は、巻き回された状態で印刷装置に収容される被印刷媒体であって、前記被印刷媒体の第1の面と第2の面の少なくとも一方に、印刷装置のセンサによって検出可能な複数の第1のマークが付されており、前記被印刷媒体の前記第1の面と前記第2の面の少なくとも一方に、複数の第2のマークが付されており、前記複数の第2のマークの少なくとも一つは、前記被印刷媒体が搬送される方向において、前記センサが前記第1のマークを検出したときの、前記被印刷媒体における前記第1のマークが検出された位置及び前記被印刷媒体が前記印刷装置のプラテンローラと印刷ヘッドによって挟持された位置の間に付されている。
上記の態様によれば、終端付近での印刷を未然に回避することができる。
一実施形態に係る印刷装置の蓋を閉じた状態における平面図である。 一実施形態に係る印刷装置の蓋を開けた状態における平面図である。 一実施形態に係る印刷装置におけるテープの搬送経路の一例を説明する図である。 一実施形態に係る印刷装置のハードウェア構成を説明するブロック図である。 一実施形態に係る媒体アダプタの斜視図である。 一実施形態に係るテープロールの斜視図である。 一実施形態に係るテープロールの構成を説明するための図である。 一実施形態に係るテープの層構造を説明するための図である。 一実施形態に係るテープの構成を説明するための図である。 一実施形態に係るテープのテープコアへの取り付け方法を説明するための図である。 一実施形態に係る印刷装置が行う処理のフローチャートの一例である。 従来のテープを用いた場合におけるテープ終端付近での印刷装置の動作について説明するための図である。 一実施形態に係るテープを用いた場合におけるテープ終端付近での印刷装置の動作について説明するための図である。 別の実施形態に係るテープの構成を説明するための図である。 更に別の実施形態に係るテープの構成を説明するための図である。 更に別の実施形態に係るテープの構成を説明するための図である。
図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下では、被印刷媒体の一例であるテープに文字、画像等を印刷し、印刷されたテープをカットして装置の外部に排出することが可能な印刷装置を例にして、本発明の実施形態について説明する。
本明細書において、テープとは、プラスチック、紙、その他の任意の材料からなる細長い帯状の被印刷媒体である。テープは、例えば、粘着面を保護するセパレーターと被印刷面を有する基材とを有し、セパレーターを剥離することで基材の粘着面が露出するように構成されている。また、ラベルとは、テープを被印刷媒体として利用して、テープ上に何らかの情報を印刷したもののことである。
図1及び図2は、一実施形態に係る印刷装置の平面図である。図1は、蓋を閉じた状態を、図2は蓋を開けた状態を示している。図3は、一実施形態に係る印刷装置におけるテープの搬送経路の一例を説明する図である。図3は、印刷装置におけるテープの搬送経路を直線状の経路として模式的に示している。以下、図1から図3を参照しながら、一実施形態に係る印刷装置である印刷装置1の構成について説明する。
印刷装置1は、被印刷媒体の一例であるテープ42に印刷を行うラベルプリンタである。テープ42は、テープコア41(図7参照)に巻き回された状態で印刷装置1内に収容されている。より詳細には、テープコア41にテープ42を巻き回してロール状にしたもの(テープロール40と記す。)が印刷装置1内に収容されている。
以降では、テープ42として感熱テープを使用する感熱方式のラベルプリンタを例にして説明するが、テープ42は感熱テープに限定されない。印刷装置1は、インクリボンを使用する熱転写方式のラベルプリンタであってもよい。印刷装置1は、プラテンローラを備えたサーマルプリンタであればよい。また、テープ42は、予め印刷装置の機種又は仕様に合わせて設計された被印刷媒体であり、例えば、印刷装置1専用の被印刷媒体であってもよい。
印刷装置1は、図1に示すように、装置筐体2と、キーボード3と、開閉自在な蓋4と、窓5と、ディスプレイ6と、を備えている。また、図示しないが、装置筐体2には、電源コード接続端子、外部機器接続端子、記憶媒体挿入口等が設けられている。
キーボード3は、装置筐体2の上面に設けられている。キーボード3は、入力キー、十字キー、変換キー、決定キーなどの種々のキーを備える。蓋4は、装置筐体2上に配置されている。利用者は、ボタン4aを押下してロック機構を解除することで、図2に示すように、蓋4を開けることができる。蓋4には、蓋4が閉じた状態でも印刷装置1にテープロール40が収容されているか否かを目視で確認可能とするために、窓5が形成されている。また、蓋4は、ディスプレイ6を有している。
ディスプレイ6は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(electro-luminescence)ディスプレイなどである。ディスプレイ6は、キーボード3からの入力に対応する文字等、各種設定のための選択メニュー、各種処理に関するメッセージ等、を表示する。ディスプレイ6はタッチパネル付きのディスプレイであってもよい。
装置筐体2は、図2に示すように、蓋4の下方に、媒体アダプタ収容部2aと、プラテンローラ7aと、サーマルヘッド7bと、センサ8と、切断ユニット9を備えている。媒体アダプタ収容部2aには、テープロール40を収容した媒体アダプタ10が収容される。なお、媒体アダプタ10及びテープロール40の詳細については、後述する。
プラテンローラ7aは、テープ42を搬送する。プラテンローラ7aは、図示しない搬送用モータの回転により回転する。搬送用モータは、例えば、ステッピングモータ、直流(DC)モータなどである。
サーマルヘッド7bは、テープ42に印刷を行う。サーマルヘッド7bは、テープ42の搬送方向に直交する主走査方向に配列された複数の発熱素子を有し、発熱素子でテープ42を加熱することにより一ラインずつ印刷を行う。
センサ8は、プラテンローラ7aと切断ユニット9の間に設けられている。センサ8は、例えば、テープ42に設けられた印刷に関する基準位置を示すマークを検出する光学センサである。ただし、センサ8はテープ42に設けられたマークを検出することができれば、どのようなセンサであってもよく、検出方法も特に限定しない。
切断ユニット9は、図3に示すように、フルカッター9aとハーフカッター9bを含んでいる。フルカッター9aは、フルカット位置にあるテープ42のカットラインでテープ42全体をカットし2つに分離する。例えば、テープ42が基材とセパレーターとを含む被印刷媒体である場合であれば、フルカッター9aは、基材とセパレーターの両方を切断して、基材とセパレーターのそれぞれを2つに分離する。ハーフカッター9bは、ハーフカット位置にあるテープ42のカットラインでテープ42をカットしたときに、そのカットラインを境界とする両側がカットされなかった部分により一体の状態を維持するようにテープ42をカットする。例えば、テープ42が基材とセパレーターとを含む被印刷媒体の場合であれば、ハーフカッター9bは、基材のみをカットし、セパレーターをカットしない。なお、ハーフカッター9bは、テープ42にミシン目が入るようにテープ42をカットするカッターであってもよい。
印刷装置1では、テープロール40からほどかれて媒体アダプタ10から繰り出されたテープ42は、図3に示すように、プラテンローラ7aとサーマルヘッド7bとの間を通り、装置筐体2の排出口2bに通じる搬送経路に沿って搬送される。テープ42は、例えば、蓋4が閉位置に移動することによりプラテンローラ7aの周面とサーマルヘッド7bとで挟持され、プラテンローラ7aが回転することにより搬送経路に沿って搬送される。
印刷装置1は、プラテンローラ7aを、搬送用モータの動力により、テープ42を排出口2bに向けて送り出す第1の回転方向に回転させることと、第1の回転方向とは逆の第2の回転方向に回転させることができる。以下の説明では、プラテンローラ7aの第1の回転方向の回転を正転といい、プラテンローラ7aを正転させたときのテープ42の搬送方向を順方向という。また、以下の説明では、プラテンローラ7aの第2の回転方向の回転を逆転といい、プラテンローラ7aを逆転させたときのテープ42の搬送方向を逆方向という。
印刷装置1は、順方向に搬送されるテープ42に対しサーマルヘッド7bから熱を印加することによりテープ42への印刷を行う。以下の説明では、搬送経路におけるテープ42とサーマルヘッド7bとが接触する位置を、印刷位置という。
更に、以下の説明では、搬送経路上のある位置との搬送方向における相対的な位置関係、及びテープ42上のある位置との搬送方向における相対的な位置関係を言及する場合に、図3に示したような「上流」及び「下流」という用語を使用する場合がある。ある位置から見て逆方向となる方向又はその方向にある位置を上流といい、ある位置から見て順方向となる方向又はその方向にある位置を下流という。例えば、ハーフカット位置は、印刷位置の下流にあり、かつフルカット位置の上流にある。
図4は、一実施形態に係る印刷装置のハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。印刷装置1は、図4に示すように、制御部100、記憶部120、入力部130、表示部140、搬送部150、印刷部160、切断部170、センサ部180、及び通信部190を含む。
入力部130は、印刷装置1に各種情報を入力する入力装置であり、例えば、上述したキーボード3を含む。表示部140は、印刷装置1の利用者に対し各種情報を表示する表示装置であり、例えば、上述したディスプレイ6を含む。
搬送部150は、制御部100による制御のもとテープ42を搬送する。搬送部150は、例えば、プラテンローラ7a、プラテンローラ7aに連結されたモータ、モータを駆動する駆動回路、及びプラテンローラ7aの回転数(回転角)を検出するエンコーダを含む。
印刷部160は、制御部100による制御のもとテープ42に印刷を行う。印刷部160は、例えば、サーマルヘッド7b、サーマルヘッド7bの発熱素子を駆動する駆動回路、及びサーマルヘッド7bの温度を検出するサーミスタを含む。
切断部170は、制御部100による制御のもとテープ42を切断する。切断部170は、上述した切断ユニット9を含み、例えば、フルカッター9a、ハーフカッター9b、各カッターに連結されたモータ、モータを駆動する駆動回路、及び一対の排出ローラを含む。
制御部100は、搬送部150、印刷部160、及び切断部170を制御する。制御部100は、搬送部150、印刷部160、及び切断部170のうちの1つ以上の動作を制御することで、印刷装置1における搬送処理、印刷処理、切断処理の実行を制御する。また、制御部100は、印刷装置1の各部の動作制御に加えて、各種の判定処理を行い、印刷装置1の各部で行う動作を決定する。制御部100が行う制御の詳細については、後述する。
制御部100による制御は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが記憶部120に記憶させたプログラムを実行することにより行われる。制御部100は、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等でもよい。
記憶部120は、制御部100としてのプロセッサが実行する各種プログラム、プログラムを実行する際に利用する各種データ等を記憶する。記憶部120は、RAM(Random Access Memory)121、及びROM(Read Only Memory)122を含む。
センサ部180は、例えば、上述したセンサ8を含む。また、例えば、媒体アダプタ10が装着されているか否かを検出し、また、装着されている媒体アダプタ10から供給されるテープの幅を検出してもよい。
通信部190は、例えば、スマートフォンやタブレット型コンピュータ等の外部装置との通信を行う通信インタフェースである。通信部190は、既知の近距離無線通信規格に従った無線通信、及び伝送ケーブルを利用した有線通信の少なくとも一方を行うことができる。
図5は、一実施形態に係る媒体アダプタの斜視図である。図6は、一実施形態に係るテープロールの斜視図である。図7は、一実施形態に係るテープロールの構成を説明するための図である。図8は、一実施形態に係るテープの層構造を説明するための図である。以下、図5から図8を参照しながら、一実施形態に係る媒体アダプタ、テープロール、及び、テープである媒体アダプタ10、テープロール40、テープ42の構成について説明する。
媒体アダプタ10は、テープロール40を収容するための媒体アダプタである。媒体アダプタ10は、利用者が媒体アダプタ10に対してテープロール40を出し入れすることを前提に設計されている。
媒体アダプタ10は、図5に示すように、アダプタ本体20と、アダプタ蓋30と、を備えている。テープロール40は、アダプタ本体20とアダプタ蓋30とで区画された媒体アダプタ10の内部空間内に収容される。アダプタ本体20には、ガイド21と突出部22が設けられている。ガイド21は、媒体アダプタ10から繰り出されたテープ42の搬送方向を規制する規制部材である。突出部22は、媒体アダプタ10内におけるテープロール40の位置を規制する位置決め部材である。アダプタ蓋30は、アダプタ本体20に対して開閉自在に取り付けられている。
また、媒体アダプタ10は、テープロール40が有するテープ42のテープ幅に合わせて設計されていてもよい。その場合、媒体アダプタ10が収容すべきテープ42のテープ幅が、媒体アダプタ10に表示されていることが望ましい。
印刷装置1では、テープロール40を収容した媒体アダプタ10が印刷装置1に収容されることで、テープロール40が印刷装置1に収容される。
テープロール40は、図6及び図7に示すように、テープコア41と、テープ42と、バラけ防止シート43と、アテンションシート44を備えている。
テープコア41は、テープ42が巻きつけられた筒部材であり、中空部分41aを有している。テープコア41は、少なくとも円柱形状の中空部分を有することが望ましく、図7に示すような円筒部材であれば更に望ましい。テープロール40が媒体アダプタ10に収容された状態では、テープコア41の中空部分41aに、アダプタ本体20の突出部22が挿通される。テープコア41は、テープ42がプラテンローラ7aにより搬送されているときに、テープ42を傷めることなく、テープロール40を媒体アダプタ10の内部でスムーズに回転させるのに有用である。
テープ42は、テープコア41の周囲に巻かれることで中空部分42aを有している。また、テープ42の一端はテープコア41に貼り付けられている。テープ42は、例えば、図8に示すような5層構造を有してもよく、セパレーター層L1と、粘着層L2と、基材層L3と、発色層L4と、保護層L5とがこの順に積層されていてもよい。テープ42は、例えば、セパレーター層L1と粘着層L2との間で分離可能である。その場合、粘着層L2から保護層L5までの塊を基材と見做し、セパレーター層L1を基材に貼り付けれたセパレーターと見做すことができる。
セパレーター層L1は粘着層L2を覆うように剥離可能に基材層L3に貼り付けられている。セパレーター層L1の材料は、例えば、紙であるが、PET(ポリエチレンテレフタレート)であってもよい。粘着層L2は、基材層L3に塗布された粘着材である。基材層L3の材料は、例えば、有色のPETである。発色層L4は、熱エネルギーの加熱により発色する感熱発色層である。保護層L5の材料は、例えば、透明なPETである。
なお、テープ42は、図6に示すように、基材側の表面である被印刷面51を内側に向けて、セパレーター側の表面である裏面52を外側に向けて巻かれている。
バラけ防止シート43は、テープ42の環形状の側面の一方(側面42c)に貼り付けられた粘着シートである。バラけ防止シート43は、開口部43aと粘着面43bを有している。テープロール40では、開口部43aと中空部分41aの中心がおよそ一致するように粘着面43bが側面42cに貼り付けられている。バラけ防止シート43は、テープ42の形状を維持するために用いられる。バラけ防止シート43を用いることで湿度変化によりテープ42が膨張してもテープ42がバラけしてしまうことを抑制することができる。また、テープロール40の落下等により衝撃が加わった場合にも、テープロール40の形状変化を抑制することができる。
アテンションシート44は、テープ42の環形状の側面の他方(側面42b)に貼り付けられた粘着シートである。アテンションシート44は、開口部44aと、粘着面44bと、を有している。テープロール40では、開口部44aと中空部分41aの中心がおよそ一致するように粘着面44bが側面42b貼り付けられている。アテンションシート44は、テープ幅などのテープロール40に関する情報をユーザに提供するために用いられる。アテンションシート44をテープ42の側面42bに貼り付けることで、利用者はテープロール40の種類を容易に特定することが可能となる。
図9は、一実施形態に係るテープの構成を説明するための図である。図10は、一実施形態に係るテープのテープコアへの取り付け方法を説明するための図である。以下、図9及び図10を参照しながら、一実施形態に係るテープであるテープ42が型抜きラベル用のテープである場合を例にして、テープ42を用いてテープロール40を作成する手順について説明する。
図9に示すように、テープ42の被印刷面51には、複数の型抜き領域Rが形成されている。また、テープ42の裏面52には、図9に示すように、複数のマークM1と複数のマークM2が形成されている。図9では、被印刷面51と裏面52は、テープ42の長手方向の位置について揃えて記載されている。線Aはある時点における被印刷面51と裏面52のそれぞれにおける印刷位置を示す。線Bはある時点における裏面52におけるセンサ8による検出位置と検出位置に対応する被印刷面51における位置を示す。線Cはある時点における被印刷面51と裏面52のそれぞれにおける切断位置を示す。マークM1は、テープ42の第1のマークの一例であり、マークM2は、テープ42の第2のマークの一例である。
複数の型抜き領域Rの各々は、その輪郭に沿って基材のみが切断された領域であり、セパレーターを剥がしたときに周囲の領域から切り離されている領域である。複数の型抜き領域Rの各々は、例えば、他の型抜き領域Rから一定の間隔をおいて形成されている。
複数のマークM1の各々は、センサ8によって検出される、印刷に関する基準位置を示すマークである。マークM1は、例えば、型抜き領域Rに対して一定の相対位置に形成されている。そのため、複数のマークM1の各々は、複数の型抜き領域Rと同じ間隔を他のマークM1からおいて形成されている。
マークM1は、例えば、裏面52に予め印刷されたマークであるが、センサ8で検出可能なものであればよく、例えば、抜きによって形成された貫通穴や切り欠きなどであってもよい。マークM1は、テープ42を使用する印刷装置1内におけるセンサ8の位置に応じたセンサ8で検出可能な位置に形成されている。この例では、テープ42の幅方向の中心付近に形成されている。
複数のマークM2の各々は、終端候補位置を示すマークである。マークM2は、1つ分のテープロール40を作成するための長さにテープ42を切断する際に、作業者が切断位置を決定するために参考するマークである。作業者は、必要なテープ長を確保可能な複数のマークM2の何れかに沿ってテープ42を切断する。その後、図10に示すように、切断により形成されたテープ42の端部を両面テープ60でテープコア41に貼り付けてテープコア41周りに巻き取ることで、テープロール40が作成される。
マークM2は、センサ8によるマークM1の検出における誤動作を回避するため、センサ8によって検出されない位置に形成されている。この例では、テープ42の幅方向の両端付近に形成されている。マークM2は、少なくとも人間が認識できるものであればよい。マークM2は、マークM1と同様に、印刷されたものであってもよく、抜きによって形成されたものであってもよい。
なお、マークM1とマークM2は、センサ8の誤検知を回避するため、テープ42の幅方向に異なる位置に設けられていることが望ましく、図9に示すようにマークが形成されている幅方向の範囲が互いに重ならないように形成されていることがさらに望ましい。
テープ42終端付近での印刷を回避するため、複数のマークM2の各々は、印刷装置1に設けられたセンサ8とプラテンローラとの間の距離D1よりも短い距離D2だけ複数のマークM1の何れかから離れた位置に設けられている。この関係は別の言い方をすると、複数のマークM2の各々は、テープ42が搬送される方向(搬送方向)において、センサ8がマークM1を検出したときの、テープ42におけるマークM1が検出された位置及びテープ42が印刷装置1のプラテンローラ7aとサーマルヘッド7b(印刷ヘッド)によって挟持された位置の間に付されている。これにより、テープ42が全て繰り出されてテープ42の終端(マークM2)がプラテンローラ7a上に達したときに、終端に最も近いマークM1がセンサ8よりも上流に位置することになる。従って、終端に最も近いマークM1がセンサ8によって検出されることがないため、終端に最も近いマークM1をトリガーとした印刷処理の開始を防止することができる。なお、必ずしも全てのマークM2が上記のような位置に形成される必要はなく、複数のマークM2の少なくとも一つが、搬送方向において、センサ8がマークM1を検出したときの、テープ42におけるマークM1が検出された位置及びテープ42がプラテンローラ7aとサーマルヘッド7bによって挟持された位置の間に付されていればよい。
上述したように複数のマークM2は、複数のマークM1の何れかから距離D1よりも近い位置に形成されていればよいため、必ずしも一定の間隔で形成される必要はない。しかしながら、テープ42の製造上の容易さといった点を考慮すると、複数のマークM1と複数のマークM2は、それぞれ、一定の間隔で形成されていることが望ましく、図9に示すように、複数のマークM1が形成される間隔と複数のマークM2が形成される間隔は同じであることがさらに望ましい。このマークM1、マークM2、型抜き領域Rが形成される上述した間隔は、第1の間隔の一例である。第1の間隔は、例えば、型抜きテープの印刷1回分で作成されるテープ片の長さと同じである。
図11は、一実施形態に係る印刷装置が行う処理のフローチャートの一例である。図12は、従来のテープを用いた場合におけるテープ終端付近での印刷装置の動作について説明するための図である。図13は、一実施形態に係るテープを用いた場合におけるテープ終端付近での印刷装置の動作について説明するための図である。以下、図11から図13を参照しながら、テープ42を用いた場合と従来のテープを用いた場合とでの印刷装置1の動作の違いについて説明する。
まず、図11と図12を参照しながら、従来のテープTを用いた場合の印刷装置1の動作について説明する。なお、従来のテープTは、少なくとも終端候補位置を示すマークM2を有しないという点でテープ42とは異なっている。そのため、テープTは、任意の位置で切断されてテープコア41に貼り付けられる。このため、テープ42とは異なり、マークM1から距離D1よりも長い距離だけ離れた位置でテープTが切断される可能性がある。図12では、マークM1から距離D1よりも長い距離だけ離れた位置で切断されたテープTが用いられた場合を例に説明する。
印刷装置1に印刷指示が入力されると、印刷装置1は、テープTの順方向への搬送を開始し(ステップS1)、マークM1が検出されるか否かを判定する(ステップS2)。マークM1がセンサ8上の位置にまで搬送されてセンサ8によってマークM1が検出されると(ステップS2YES)、印刷装置1は、型抜き領域Rの先頭部分が印刷位置に達するまでテープTを逆方向へ搬送する(ステップS3)。その後、印刷装置1は、印刷位置から順方向への搬送を行いながらテープT(型抜き領域R)へ印刷を行う(ステップS4)。さらに、印刷終了後、印刷装置1は、フルカット位置までテープ42を搬送して(ステップS5)、テープ42を切断し(ステップS6)、印刷された型抜き領域Rを含むテープ片TPを作成する。切断後、印刷装置1は、印刷を終了すべきか否かを判定する(ステップS7)。ここでは、例えば、指示された回数の印刷が実行されたか否かによって印刷を終了すべきか否かを判定する。印刷装置1は、印刷を終了すべきと判定するまで、以上の処理を繰り返す。
図12(a)は、テープTの終端から2番目のマークM1の検出を契機とした印刷が終了し、フルカット位置までテープTが搬送された状態を示している。図12(b)は、さらにテープTが切断され、テープ片TP1が作成された状態を示している。なお、矢印F、矢印S、矢印Pは、それぞれフルカッター9aの位置(フルカット位置)、センサ8の位置、プラテンローラ7aの位置(印刷位置)を示している。
テープTの終端がマークM1から距離D1(矢印Sと矢印Pの間の距離)より離れた位置に形成されているテープTでは、図12(b)に示すフルカット後の状態からステップS1の順搬送が行われると、テープTが終端まで搬送される前に、図12(c)に示すようにマークM1がセンサ8によって検出されてしまう。そのため、図12(d)に示すように、ステップS3の逆搬送処理が開始され、その後、ステップS4の印刷処理が開始されるが、図12(e)に示すように、印刷処理の途中でテープTが終端に達してしまう。
印刷装置1では、テープTが終端に達してもテープTが終端に達したことは検出されないため、印刷処理及びその後の切断処理が実行されることになる。終端がプラテンローラ7aに達すると、テープTはそれ以上搬送されないため、切断処理は、終端が印刷位置にある図12(e)に示す状態で行われる。これにより、図12(f)に示すような不完全なテープ片TP2が作成されることになる。また、テープ片TP2の長さが短く排出ローラにまで届かない場合には、テープ片TP2が印刷装置1から排出されず、内部に残ってしまう。
このように、従来のテープTを用いた印刷では、テープTの終端付近での印刷において不完全なテープ片が作成されてしまい、さらに、そのようなテープ片が印刷装置に残留してしまうといった課題がある。
次に、図11と図13を参照しながら、テープ42を用いた場合の印刷装置1の動作について説明する。なお、基本的な処理の流れは、テープTを用いた場合と同様である。
図13(a)は、テープ42の終端から2番目のマークM1の検出を契機とした印刷が終了し、フルカット位置までテープTが搬送された状態を示している。また、図13(b)は、さらにテープ42が切断され、テープ片42Pが作成された状態を示している。なお、図13(a)、図13(b)に示す状態は、それぞれ図12(a)、図12(b)に示す状態に対応する。
テープ42の終端がマークM1から距離D1(矢印Sと矢印Pの間の距離)よりも短い距離だけ離れた位置に形成されているテープ42では、図13(b)に示すフルカット後の状態からステップS1の順搬送が行われると、マークM1がセンサ8によって検出される前に、図13(c)に示すようにテープ42が終端まで搬送されることになる。そのため、マークM1の検出を契機に行われる後続の処理が開始されることがない。
従って、マークM2が形成されたテープ42を用いることで、テープ42の終端付近での不完全な印刷処理の実行を回避することができる。また、印刷処理後に行われる切断処理も実行されないため、印刷装置1から排出することができないテープ片が印刷装置1内に残留してしまうという不都合も生じない。このように、テープ42を用いることで、印刷装置1は、テープの終端を検出することなく終端付近での印刷を未然に回避することができる。
また、マークM2がマークM1とともに被印刷面51とは反対の裏面52に形成されているため、印刷装置1で作成される印刷物(テープ片)の仕上がりに影響を及ぼすことがない。
上述した実施形態は、発明の理解を容易にするために具体例を示したものであり、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、上述の実施形態の各種変形形態および代替形態を包含するものとして理解されるべきである。例えば、実施形態は、その趣旨および範囲を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できることが理解されよう。また、上述した実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の実施形態が実施され得ることが理解されよう。更には、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除して、または実施形態に示される構成要素にいくつかの構成要素を追加して種々の実施形態が実施され得ることが当業者には理解されよう。即ち、被印刷媒体は、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。
上述した実施形態では、型抜き領域Rが周期的に形成された型抜き用のテープを例に説明したが、上述したテープの用途は型抜き用のテープに限らない。型抜き用のテープは、型抜き領域Rに対して印刷開始位置を正確に位置決めする必要があり、そのためにマークM1が必要となるという点で、上述したテープの用途として好適である。しかしながら、印刷開始位置を位置決めするためのマークM1を有するテープであれば、型抜き用のテープ以外のテープにマークM2を設けて付終端付近での印刷を回避してもよい。
例えば、上述した実施形態に係る被印刷媒体であるテープ42は、マークM1がセンサ8に検出されたときに、型抜き領域Rの先頭が印刷位置よりも下流側に位置する例を示したが、マークM1と型抜き領域Rの位置関係はこの例に限らない。例えば、図14に示すテープ70のように、センサ8が裏面72に形成されたマークM1を検出したときに、被印刷面71に形成されている型抜き領域Rの先頭部分がプラテンローラ7a上(印刷位置)に位置してもよい。この場合、マークM1検出後の逆搬送処理(図11のステップS3)を省略することが可能となる。
なお、図14でも、図9と同様に、被印刷面71と裏面72は、テープ70の長手方向の位置について揃えて記載されている。線Aはある時点における被印刷面71と裏面72のそれぞれにおける印刷位置を示す。線Bはある時点における裏面72におけるセンサ8による検出位置と検出位置に対応する被印刷面71における位置を示す。線Cはある時点における被印刷面71と裏面72のそれぞれにおける切断位置を示す。
マークM1と型抜き領域Rの位置関係に注目したが、マークM2と型抜き領域Rの位置関係についても配慮されていることが望ましい。具体的には、印刷済みの型抜き領域Rを印刷後に切断位置よりも下流まで搬送可能とするために、マークM2は型抜き領域Rの上流側の端部から第2の間隔をおいて付されることが望ましい。なお、第2の間隔は、搬送方向において、印刷装置1の切断部(フルカッター9a)がテープを切断したときの、テープが切断部に切断された位置(フルカット位置)から、テープがプラテンローラ7aとサーマルヘッド7bによって挟持された位置(印刷位置)までの間の距離よりも大きい間隔であればよい。これにより、テープが終端に達したときに(つまり、テープの終端部が印刷位置に達したとき)、印刷済みの型抜き領域Rが切断位置よりも下流まで搬送された状態となっているため、搬送量不足で型抜き領域Rが意図せず切断されてしまうといった事態を防止することできる。
即ち、印刷装置1では、複数のマークM2の少なくとも一つは、複数の型抜き領域Rの少なくとも一つの、搬送方向における上流側の端部から第2の間隔をおいて付されており、第2の間隔は、テープが搬送される方向において、印刷装置の切断部がテープを切断したときの、テープが切断部に切断された位置から、テープがプラテンローラとサーマルヘッドによって挟持された位置までの間の距離よりも大きいことが望ましい。特に、複数のマークM2の少なくとも一つは、そのマークM2よりも下流側にある最も近い型抜き領域Rの上流側の端部から第2の間隔をおいて付されており、第2の間隔は、テープが搬送される方向において、印刷装置の切断部がテープを切断したときの、テープが切断部に切断された位置から、テープがプラテンローラとサーマルヘッドによって挟持された位置までの間の距離よりも大きいことが望ましい。
例えば、上述した実施形態に係る被印刷媒体であるテープ42は、マークM1とマークM2が裏面に形成される例を示したが、マークM1とマークM2は必ずしも裏面に形成される必要はない。つまり、被印刷媒体の第1の面と第2の面の少なくとも一方に、印刷装置のセンサによって検出可能な複数の第1のマークが付されており、その被印刷媒体の第1の面と前記第2の面の少なくとも一方に、複数の第2のマークが付されていればよい。例えば、図15に示すテープ80のように、印刷面81に複数の型抜き領域Rと複数のマークM2が形成され、裏面82に複数のマークM1が形成されてもよい。この場合、マークM2は、型抜き領域Rと重ならない限り幅方向の全域に形成されてもよい。また、例えば、図16に示すテープ90のように、印刷面91に複数の型抜き領域Rと複数のマークM1と複数のマークM2が形成され、裏面92にマークM1とマークM2のどちらも形成されなくてもよい。この場合、センサ8は、上述した実施形態の場合とは搬送路を挟んで反対側に配置される必要がある。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
巻き回された状態で印刷装置に収容される被印刷媒体であって、
前記被印刷媒体の第1の面と第2の面の少なくとも一方に、印刷装置のセンサによって検出可能な複数の第1のマークが付されており、
前記被印刷媒体の前記第1の面と前記第2の面の少なくとも一方に、複数の第2のマークが付されており、
前記複数の第2のマークの少なくとも一つは、前記被印刷媒体が搬送される方向において、前記センサが前記第1のマークを検出したときの、前記被印刷媒体における前記第1のマークが検出された位置及び前記被印刷媒体が前記印刷装置のプラテンローラと印刷ヘッドによって挟持された位置の間に付されている
ことを特徴とする被印刷媒体。
[付記2]
付記1に記載の被印刷媒体において、
前記複数の第1のマークは、前記被印刷媒体の幅方向に前記複数の第2のマークとは異なる位置に設けられている
ことを特徴とする被印刷媒体。
[付記3]
付記1又は付記2に記載の被印刷媒体において、
前記第1の面は印刷が施される被印刷面であり、
前記第2の面は印刷が行われない前記第1の面とは反対の面であり、
前記複数の第1のマークと前記複数の第2のマークは、前記第2の面に設けられている
ことを特徴とする被印刷媒体。
[付記4]
付記1乃至付記3のいずれか1つに記載の被印刷媒体において、
前記複数の第1のマークの各々は、前記被印刷媒体に第1の間隔をおいて付されており、
前記複数の第2のマークの各々は、前記被印刷媒体に前記複数の第1のマークと同じ間隔をおいて形成される
ことを特徴とする被印刷媒体。
[付記5]
付記1乃至付記4のいずれか1つに記載の被印刷媒体において、
前記被印刷媒体は、
被印刷面と粘着面とを有する基材と、
前記基材の前記粘着面に重ねられたセパレーターと、を備え、
前記基材は、前記複数の第1のマークと前記複数の第2のマークと同じ間隔をおいて形成された、周囲の領域から切り離された複数の型抜き領域を、備える
ことを特徴とする被印刷媒体。
[付記6]
付記5に記載の被印刷媒体において、
前記複数の第2のマークの少なくとも一つは、搬送方向における下流方向で最も近い前記複数の型抜き領域のうちの一つの搬送方向における上流側の端部から、第2の間隔をおいて付されており、
前記第2の間隔は、前記被印刷媒体が搬送される方向において、前記印刷装置の切断部が前記被印刷媒体を切断したときの、前記被印刷媒体が前記切断部に切断された位置から、前記被印刷媒体が前記プラテンローラと前記印刷ヘッドによって挟持された位置までの間の距離よりも大きい
ことを特徴とする被印刷媒体。
1 印刷装置
7a プラテンローラ
7b サーマルヘッド
8 センサ
9 切断ユニット
9a フルカッター
9b ハーフカッター
40 テープロール
41 テープコア
42、70、80、90、T テープ
42P、TP、TP1、TP2 テープ片
51、71、81、92 印刷面
52、72、82、92 裏面
60 両面テープ
M1、M2 マーク
R 型抜き領域

Claims (6)

  1. 巻き回された状態で印刷装置に収容される被印刷媒体であって、
    前記被印刷媒体の第1の面と第2の面の少なくとも一方に、印刷装置のセンサによって検出可能な複数の第1のマークが付されており、
    前記被印刷媒体の前記第1の面と前記第2の面の少なくとも一方に、複数の第2のマークが付されており、
    前記複数の第2のマークの少なくとも一つは、前記被印刷媒体が搬送される方向において、前記センサが前記第1のマークを検出したときの、前記被印刷媒体における前記第1のマークが検出された位置及び前記被印刷媒体が前記印刷装置のプラテンローラと印刷ヘッドによって挟持された位置の間に付されている
    ことを特徴とする被印刷媒体。
  2. 請求項1に記載の被印刷媒体において、
    前記複数の第1のマークは、前記被印刷媒体の幅方向に前記複数の第2のマークとは異なる位置に設けられている
    ことを特徴とする被印刷媒体。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の被印刷媒体において、
    前記第1の面は印刷が施される被印刷面であり、
    前記第2の面は印刷が行われない前記第1の面とは反対の面であり、
    前記複数の第1のマークと前記複数の第2のマークは、前記第2の面に設けられている
    ことを特徴とする被印刷媒体。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の被印刷媒体において、
    前記複数の第1のマークの各々は、前記被印刷媒体に第1の間隔をおいて付されており、
    前記複数の第2のマークの各々は、前記被印刷媒体に前記複数の第1のマークと同じ間隔をおいて形成される
    ことを特徴とする被印刷媒体。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の被印刷媒体において、
    前記被印刷媒体は、
    被印刷面と粘着面とを有する基材と、
    前記基材の前記粘着面に重ねられたセパレーターと、を備え、
    前記基材は、前記複数の第1のマークと前記複数の第2のマークと同じ間隔をおいて形成された、周囲の領域から切り離された複数の型抜き領域を、備えることを特徴とする被印刷媒体。
  6. 請求項5に記載の被印刷媒体において、
    前記複数の第2のマークの少なくとも一つは、搬送方向における下流方向で最も近い前記複数の型抜き領域のうちの一つの搬送方向における上流側の端部から、第2の間隔をおいて付されており、
    前記第2の間隔は、前記被印刷媒体が搬送される方向において、前記印刷装置の切断部が前記被印刷媒体を切断したときの、前記被印刷媒体が前記切断部に切断された位置から、前記被印刷媒体が前記プラテンローラと前記印刷ヘッドによって挟持された位置までの間の距離よりも大きい
    ことを特徴とする被印刷媒体。

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