JP2022154829A - 防食塗料組成物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の構成例は以下の通りである。
アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)、および、アミン化合物を含有する非水性成分(C)を用いて第2剤を調製する工程2と、
前記第1剤および第2剤を混合する工程3と
を含む、不揮発分含量が70体積%以上である防食塗料組成物の製造方法。
アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)を用いて第2a剤を調製する工程2aと、
アミン化合物を含有する非水性成分(C)を用いて第2b剤を調製する工程2bと、
前記第1剤、第2a剤および第2b剤を混合する工程3'と
を含む、不揮発分含量が70体積%以上である防食塗料組成物の製造方法。
アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)、および、アミン化合物を含有する非水性成分(C)を含む第2剤と
を含有する、不揮発分含量が70体積%以上である防食塗料組成物用キット。
アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)を含む第2a剤と、
アミン化合物を含有する非水性成分(C)を含む第2b剤と
を含有する、不揮発分含量が70体積%以上である防食塗料組成物用キット。
<10> 基材と<9>に記載の防食塗膜とを含む防食塗膜付き基材。
[1]基材に、<1>~<6>のいずれかに記載の製造方法により製造した防食塗料組成物、または、<7>もしくは<8>に記載の防食塗料組成物用キットより得られた防食塗料組成物を塗装する工程
[2]基材上に塗装された防食塗料組成物を乾燥させて防食塗膜を形成する工程
特に本発明によれば、乾燥性に優れ、塗装の際にタレが生じ難く、1回の塗装で厚膜を形成することができ、自然環境や塗装作業者への悪影響が少ない防食塗料組成物でありながら、防食性に優れる防食塗膜を形成することができる防食塗料組成物を得ることができる。
本発明に係る防食塗料組成物用キット(以下「本キット」ともいう。)は、不揮発分含量が70体積%以上である防食塗料組成物(以下「本組成物」ともいう。)用のキットであり、
非水性エポキシ化合物(A)を含む第1剤と、
アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)、および、アミン化合物を含有する非水性成分(C)を含む第2剤と
を含有するキット(以下「本キット1」ともいう。)、または、
非水性エポキシ化合物(A)を含む第1剤と、
アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)を含む第2a剤と、
アミン化合物を含有する非水性成分(C)を含む第2b剤と
を含有するキット(以下「本キット2」ともいう。)である。
本キット1の場合、本組成物を得る際には、必要により、第1剤および第2剤以外の第n剤(nは3以上)を用いてもよく、本キット2の場合、本組成物を得る際には、必要により、第1剤、第2a剤および第2b剤以外の第n剤(nは3以上)を用いてもよいが、該第n剤を用いないことが好ましい。つまり、本キット1は、2成分型の本組成物用のキットであることが好ましく、本キット2は、3成分型の本組成物用のキットであることが好ましい。
前記第2剤は、好ましくは下記工程2で調製され、前記第2a剤は、好ましくは下記工程2aで調製され、前記第2b剤は、好ましくは下記工程2bで調製される。前記第2a剤と前記第2b剤とを混合したものが、前記第2剤であることが好ましい。
本発明に係る製造方法(以下「本方法」ともいう。)は、本組成物の製造方法であって、
非水性エポキシ化合物(A)を用いて第1剤を調製する工程1と、
アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)、および、アミン化合物を含有する非水性成分(C)を用いて第2剤を調製する工程2と、
前記第1剤および第2剤を混合する工程3と
を含む製造方法(以下「本方法1」ともいう。)、または、
非水性エポキシ化合物(A)を用いて第1剤を調製する工程1と、
アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)を用いて第2a剤を調製する工程2aと、
アミン化合物を含有する非水性成分(C)を用いて第2b剤を調製する工程2bと、
前記第1剤、第2a剤および第2b剤を混合する工程3'と
を含む製造方法(以下「本方法2」ともいう。)である。
前記工程1は、非水性エポキシ化合物(A)を用いて第1剤を調製する工程である。
工程1は、非水性エポキシ化合物(A)を用いれば特に制限されず、非水性エポキシ化合物(A)自体を第1剤としてもよく(この場合、工程1は、非水性エポキシ化合物(A)を用いる工程である)、非水性エポキシ化合物(A)と下記その他の成分とを混合する工程でもよいが、後者であることが好ましい。
前記混合(混練)の際には、従来公知の混合機、分散機、攪拌機等の装置を使用でき、該装置としては、例えば、ディスパー、混合・分散ミル、モルタルミキサー、ロール、ペイントシェーカー、ホモジナイザーが挙げられる。なお、前記混合(混練)の際には、季節、環境等に応じて加温、冷却等しながら行ってもよい。
第1剤が水を含む場合、該水の含有量は、第1剤が非水性エポキシ化合物(A)のエマルションとなり得る量未満の量であることが好ましく、具体的には、第1剤中の非水性エポキシ化合物(A)100質量%に対し、好ましくは35質量%以下、より好ましくは25質量%以下である。
本方法は、第1剤として、非水性エポキシ化合物(A)を用いることを1つの特徴とする。
第1剤に含まれる非水性エポキシ化合物(A)は、1種でもよく、2種以上でもよい。
具体的には、23℃において、エポキシ化合物が3質量%になるように、エポキシ化合物と水とを混合し、十分に撹拌し、23℃にて1時間静置して得られる混合液が均一な状態になく、水と混合したエポキシ化合物の90質量%以上が、分離、沈殿、浮遊している場合、該エポキシ化合物を非水性エポキシ化合物(A)とする。
前記アルキル基の好適例としては、炭素数3~15のアルキル基が挙げられ、具体的には、ネオペンチル基、2-エチルヘキシル基などのアルキル基が挙げられる。
該市販品としては、常温(例:15~25℃)で液状のものとして、例えば、「E-028」(大竹明新化学(株)製)、「jER 828」(三菱ケミカル(株)製)、「カージュラ E10P」(Hexion社製)、「アデカレジン EP-4901」((株)ADEKA製)が挙げられる。
非水性エポキシ化合物(A)の固形分の含有量は、本組成物の不揮発分100質量%に対し、好ましくは15~35質量%、より好ましくは20~30質量%である。
また、非水性エポキシ化合物(A)の固形分の含有量は、第1剤の固形分100質量%に対し、好ましくは20~40質量%、より好ましくは25~30質量%である。
非水性エポキシ化合物(A)の含有量が前記範囲にあると、防食性および基材への密着性に優れる防食塗膜を容易に形成することができる。
工程1では、所望により、本発明の効果を損なわない範囲で、シランカップリング剤、顔料、顔料分散剤、タレ止め剤(沈降防止剤、揺変剤)、フラッシュラスト抑制剤、可塑剤、消泡剤、脱水剤、造膜助剤、有機溶剤等のその他の成分を用いてもよい。
これらその他の成分は、それぞれ、1種を用いてもよく、2種以上を用いてもよい。
シランカップリング剤を用いることで、得られる防食塗膜の基材への付着性をさらに向上させることができるのみならず、得られる防食塗膜の耐水性、耐塩水性等の防食性および耐熱性をも向上させることができる。
エポキシ基含有シランカップリング剤を含有する本組成物を製造する場合、該シランカップリング剤は、第1剤に配合することが好ましい。
シランカップリング剤の含有量が前記範囲にあると、本組成物の粘度を低減できるため、塗装作業性が向上するだけでなく、得られる防食塗膜の基材に対する付着性、防食性および耐熱性が向上する。
本組成物は、顔料を含有していてもよく、顔料を含有していることが好ましい。
該顔料としては、例えば、体質顔料、着色顔料、防錆顔料が挙げられ、有機系、無機系のいずれであってもよい。
PVCが前記範囲にあると、塗装作業性に優れる防食塗料組成物を容易に得ることができ、応力緩和による基材との付着性および防食性に優れる防食塗膜を容易に形成することができる。
PVC[%]=本組成物中の全ての顔料の体積合計×100/本組成物の不揮発分の体積
前記顔料の体積は、用いた顔料の質量および真密度から算出することができる。前記顔料の質量および真密度は、測定値でも、用いる原料から算出した値でも構わない。例えば、本組成物の不揮発分より顔料と他の成分とを分離し、分離された顔料の質量および真密度を測定することで算出することができる。
前記タレ止め剤としては特に制限されないが、本組成物中の顔料等の沈降を抑制し、その貯蔵安定性を向上させることができる材料、または、塗装時や塗装後の本組成物のタレ止め性を向上させることができる材料であることが好ましい。
前記フラッシュラスト抑制剤としては特に制限されないが、本組成物を活性な鋼材表面等に塗装する際に、塗装直後から乾燥過程において、該鋼材表面等から鉄イオンが溶出することなどに起因する発錆、および、その錆などが塗膜表面に浮き出てくるフラッシュラストを抑制できる材料であることが好ましい。
本組成物は、得られる防食塗膜の柔軟性を向上させる等の点から、可塑剤を含んでいてもよい。
前記可塑剤としては、従来公知のものを広く使用でき、ナフサを熱分解して得られる低沸点留分等の液状炭化水素樹脂、常温で固形の石油樹脂、キシレン樹脂、クマロンインデン樹脂等が挙げられる。具体的には、特開2006-342360号公報に記載の液状炭化水素樹脂および可撓性付与樹脂等が挙げられる。
前記フェノール変性炭化水素樹脂としては、例えば、特開平9-268209号公報、特開平7-196793号公報等にも記載されているように、石油や石炭の分解油留分に含まれるジオレフィン、モノオレフィン類やα-メチルスチレンと、フェノール類(フェノール化合物)とを共重合した樹脂が挙げられる。
可塑剤の含有量が前記範囲にあると、耐クラック性等により優れる防食塗膜を容易に形成することができる。
本組成物は、該組成物の製造時や塗装時に泡の発生を抑えることができ、または、本組成物中に発生した泡を破泡することができ、所望の物性の防食塗膜を容易に形成することができる等の点から、消泡剤を含有することが好ましい。
消泡剤の含有量が前記範囲にあると、泡の発生を十分に抑えることができ、所望の物性の防食塗膜を容易に形成できる。
本組成物は、水を含有することに起因し、冬季に本組成物が凍結することがあるため、また、低温下における成膜性や得られる防食塗膜の仕上がり外観を向上させる等の点から、造膜助剤を含むことが好ましい。
造膜助剤の含有量が前記範囲にあると、低温下における成膜性や外観に優れる防食塗膜を容易に形成できる。
前記有機溶剤としては、常圧下での沸点が180℃未満の有機溶剤であれば特に限定されないが、例えば、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶剤、メチルエチルケトン(MEK)、メチルイソブチルケトン(MIBK)等のケトン系溶剤、ブチルセロソルブ等のエーテル系溶剤、酢酸ブチル等のエステル系溶剤、イソプロパノール、イソブチルアルコール、n-ブタノール、メトキシプロパノール等のアルコール系溶剤、n-ヘキサン、n-オクタン、2,2,2-トリメチルペンタン、イソオクタン、n-ノナン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂肪族炭化水素系溶剤が挙げられる。
有機溶剤を含有する第1剤を調製する場合、該有機溶剤の含有量が、第1剤100質量%に対し、好ましくは12質量%以下、より好ましくは10質量%以下となるように有機溶剤を用いることが好ましい。
工程2は、アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)、および、アミン化合物を含有する非水性成分(C)を用いて第2剤を調製する工程である。
工程2aは、アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)を用いて第2a剤を調製する工程である。工程2aは、アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)を用いれば特に制限されず、アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)自体を第2a剤としてもよく、この場合、工程2aは、アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)を用いる工程である。
工程2bは、アミン化合物を含有する非水性成分(C)を用いて第2b剤を調製する工程である。工程2bは、アミン化合物を含有する非水性成分(C)を用いれば特に制限されず、アミン化合物を含有する非水性成分(C)自体を第2b剤としてもよく、この場合、工程2bは、アミン化合物を含有する非水性成分(C)を用いる工程である。
工程2、工程2aおよび工程2bでは、さらに、下記その他の成分を用いてもよい。
前記混合(混練)の際には、従来公知の混合機、分散機、攪拌機等の装置を使用でき、該装置としては、例えば、ディスパー、混合・分散ミル、モルタルミキサー、ロール、ペイントシェーカー、ホモジナイザーが挙げられる。なお、前記混合(混練)の際には、季節、環境等に応じて加温、冷却等しながら行ってもよい。
なお、前記混合液において、水と混合した成分の固形分の90質量%以上が水中に安定的に存在しており、かつ、レーザ回折式粒子径分布測定装置(例:マスターサイザー3000(スペクトリス(株)製))で測定した平均粒子径が10nm未満の状態で水と混合した成分の固形分が存在している場合、本明細書では、該成分を水溶性成分とする。
また、前記水希釈性成分(B)、非水性成分(C)、および、水溶性成分以外のアミン化合物を含有する成分を、本明細書では、その他のアミン成分とする。
前記シランカップリング剤としては、反応性基としてアミノ基やエポキシ基を有するシランカップリング剤を使用することができるため、該反応性基の種類によって、該シランカップリング剤が水希釈性成分(B)または非水性成分(C)に対して反応性を有するのか、非水性エポキシ化合物(A)に対して反応性を有するのかを判断し、反応比を算出する必要がある。
水希釈性成分(B)は、前記定義を満たす成分であり、かつ、アミン化合物を含む成分であれば特に制限されない。
工程2や工程2aで用いる水希釈性成分(B)は、1種でもよく、2種以上でもよい。
水希釈性成分(B)の固形分の含有量は、本組成物の不揮発分100質量%に対し、好ましくは4~20質量%、より好ましくは5~15質量%である。
水希釈性成分(B)の固形分の含有量は、第2剤の固形分100質量%に対し、好ましくは45~85質量%、より好ましくは50~80質量%である。
また、水希釈性成分(B)の固形分の含有量は、第2a剤の固形分100質量%に対し、好ましくは85~100質量%、より好ましくは90~100質量%である。
水希釈性成分(B)の含有量が前記範囲にあると、防食性および乾燥性に優れる防食塗膜を容易に形成することができる。
この芳香族系アミン硬化剤の具体例としては、フェニレンジアミン、ナフタレンジアミン、ジアミノジフェニルメタン、2,2-ビス(4-アミノフェニル)プロパン、4,4'-ジアミノジフェニルエーテル、4,4'-ジアミノベンゾフェノン、4,4'-ジアミノジフェニルスルホン、3,3'-ジメチル-4,4'-ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジエチルフェニルメタン、2,4'-ジアミノビフェニル、2,3'-ジメチル-4,4'-ジアミノビフェニル、3,3'-ジメトキシ-4,4'-ジアミノビフェニル、ジエチルメチルベンゼンジアミンが挙げられる。
成分(B2)の固形分の含有量は、本組成物の不揮発分100質量%に対し、好ましくは2~20質量%、より好ましくは3~15質量%である。
成分(B2)の固形分の含有量は、第2剤の固形分100質量%に対し、好ましくは20~80質量%、より好ましくは30~70質量%である。
また、成分(B2)の固形分の含有量は、第2a剤の固形分100質量%に対し、好ましくは50~80質量%、より好ましくは55~75質量%である。
成分(B2)の含有量が前記範囲にあると、防食性および乾燥性に優れる防食塗膜を容易に形成することができる。
前記フェノール由来骨格を有するマンニッヒ変性アミンとしては、例えば、カルダノールなどのフェノール類と、ホルムアルデヒドなどのアルデヒド類と、前記エポキシ化合物の硬化剤として用いられるアミン化合物とのマンニッヒ縮合反応で形成されるマンニッヒ変性アミン化合物が挙げられる。
該市販品としては、例えば、「Epilink 701」(Evonik社製)、「Cardolite NX-8401」(Cardolite社製)が挙げられる。
成分(B1)の固形分の含有量は、本組成物の不揮発分100質量%に対し、好ましくは1~10質量%、より好ましくは2~5質量%である。
成分(B1)の固形分の含有量は、第2剤の固形分100質量%に対し、好ましくは10~40質量%、より好ましくは15~35質量%である。
また、成分(B1)の固形分の含有量は、第2a剤の固形分100質量%に対し、好ましくは15~45質量%、より好ましくは20~40質量%である。
成分(B1)の含有量が前記範囲にあると、防食性および乾燥性に優れる防食塗膜を容易に形成することができる。
該市販品としては、例えば、「Jointmide 3506」(Yun Teh Industral Co., Ltd.製)が挙げられる。
該水以外の常圧下での沸点180℃未満の媒体としては、例えば、アセトン、メチルアルコール、エチルアルコール、n-プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n-ブチルアルコール、イソブチルアルコール、2-メトキシエタノール、2-エトキシエタノール、2-ブトキシエタノール、1-メトキシ-2-プロパノール、1-エトキシ-2-プロパノール、ジアセトンアルコール、ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテルが挙げられる。これらは、1種または2種以上を用いることができる。
非水性成分(C)は、前記定義を満たす成分であり、かつ、アミン化合物を含む成分であれば特に制限されず、具体的には、前記エポキシ化合物の硬化剤として用いられるアミン化合物のうち、前記定義を満たすアミン化合物等が挙げられる。
工程2で用いる非水性成分(C)は、1種でもよく、2種以上でもよい。
非水性成分(C)の固形分の含有量は、本組成物の不揮発分100質量%に対し、好ましくは1~10質量%、より好ましくは2~7質量%である。
また、非水性成分(C)の固形分の含有量は、第2剤の固形分100質量%に対し、好ましくは15~55質量%、より好ましくは20~50質量%である。
また、非水性成分(C)の固形分の含有量は、第2b剤の固形分100質量%に対し、好ましくは85~100質量%、より好ましくは90~100質量%である。
非水性成分(C)の含有量が前記範囲にあると、防食性および乾燥性に優れる防食塗膜を容易に形成することができる。
該市販品としては、例えば、「Ancamine 2280」(Evonik社製)、「ETHACURE 100plus」(Albemarle社製)が挙げられる。
第2剤は、水希釈性成分(B)および非水性成分(C)を含有すれば特に制限されず、第2a剤は、水希釈性成分(B)を含有すれば特に制限されず、第2b剤は、非水性成分(C)を含有すれば特に制限されず、所望により、本発明の効果を損なわない範囲で、水(D)、アミン化合物を含有する水溶性成分、その他のアミン成分、顔料、顔料分散剤、タレ止め剤(沈降防止剤、揺変剤)、フラッシュラスト抑制剤、可塑剤、消泡剤、硬化促進剤、硬化触媒、有機溶剤等のその他の成分を含んでいてもよい。
これらその他の成分は、それぞれ、1種を用いてもよく、2種以上を用いてもよい。
前記その他の成分は、従来公知の成分を用いることができ、顔料、タレ止め剤(沈降防止剤、揺変剤)、フラッシュラスト抑制剤、可塑剤、消泡剤、有機溶剤としては、前記第1剤の欄に記載の成分と同様の成分等が挙げられる。
水希釈性成分(B)には水が含まれている場合がある。この場合には、水希釈性成分(B)に含まれている水以外の水(D)を用いてもよいが、本組成物の調製をより容易にし、貯蔵安定性および塗装作業性により優れる防食塗料組成物を容易に得ることができる等の点から、第2剤および第2a剤には、水希釈性成分(B)に含まれ得る水の他に、さらに水(D)を配合することが好ましい。
水(D)としては特に制限されず、水道水等を用いてもよいが、イオン交換水等を用いることが好ましい。
第2a剤中の水の含有量(水希釈性成分(B)等に含まれ得る水を含む)は、特に制限されないが、好ましくは25~80質量%、より好ましくは30~75質量%である。
第2b剤は、水を含んでいても、水を含んでいなくてもよいが、水を含んでいない方が好ましい。第2b剤が水を含む場合、該水の含有量は、特に制限されないが、好ましくは0~5質量%、より好ましくは0~2質量%である。
また、第2剤および第2a剤中の水の含有量は、所望の防食塗料組成物を容易に得ることができる等の点から、第2剤および第2a剤中の分散媒および溶媒の合計量100質量%に対し、好ましくは50質量%以上、より好ましくは70~100質量%、特に好ましくは80~100質量%である。
前記工程3は、工程1および2でそれぞれ調製した第1剤および第2剤を混合する工程であり、前記工程3'は、工程1、2aおよび2bでそれぞれ調製した前記第1剤、第2a剤および第2b剤を混合する工程である。
これら第1剤、第2剤および必要に応じて用いられる第n剤を混合(混練)することで、また、これら第1剤、第2a剤、第2b剤および必要に応じて用いられる第n剤を混合(混練)することで、本組成物を製造することができる。
前記混合(混練)の際には、従来公知の混合機、分散機、攪拌機等の装置を使用でき、該装置としては、例えば、ディスパー、混合・分散ミル、モルタルミキサー、ロール、ペイントシェーカー、ホモジナイザーが挙げられる。なお、前記混合(混練)の際には、季節、環境等に応じて加温、冷却等しながら行ってもよい。
本組成物の不揮発分含量は70体積%以上であり、好ましくは72体積%以上、より好ましくは74体積%以上であり、上限は特に制限されないが、例えば85体積%である。
なお、本組成物の不揮発分含量(体積%)は、ISO3233:1998に準拠し、算出することができる。
不揮発分含量が前記範囲にある組成物は、ハイソリッド組成物であるといえる。本組成物の不揮発分含量が前記範囲にあると、乾燥性に優れ、塗装の際にタレが生じ難く、1回の塗装で厚膜を形成することができ、塗装作業性に優れる防食塗料組成物を容易に得ることができる。
本方法によれば、粘度がこれらの範囲にありながら、不揮発分含量が前記範囲にある防食塗料組成物を容易に得ることができる。粘度が前記範囲にあると、取扱い性およびタレ止め性に優れ、塗装方法が制限されず、所望の様々な塗装方法で塗装できる、塗装作業性により優れる防食塗料組成物を容易に得ることができる。
なお、本組成物は、塗装方法等に応じて、溶媒や分散媒(例:水)で希釈して用いられる場合があるが、本発明によれば、溶媒や分散媒で希釈しなくても粘度が前記範囲にあるため、溶媒や分散媒で希釈しなくても塗装可能である。本明細書の各説明は、溶媒や分散媒で希釈される前についての説明である。
VOC含有量(g/L)=組成物比重×1000×(100-加熱残分率-水分率)/100 ・・・(1)
なお、第1剤や第2剤等を構成する原料となる各成分(例:非水性エポキシ化合物(A))中、第1剤、第2剤、第2a剤、第2b剤中の常圧下での沸点が180℃未満の溶媒および分散媒(例:水)以外の成分を「固形分」という。
本発明に係る防食塗膜(以下「本塗膜」ともいう。)は、本キットから形成され、具体的には、本キットより得られた本組成物や本方法により製造された本組成物から形成される。
該本塗膜は、好ましくは、基材と該本塗膜とを含む防食塗膜付き基材(以下「本塗膜付き基材」ともいう。)として使用される。該本塗膜付き基材は、本塗膜と基材とを有する積層体である。
また、前記基材として、例えば、マイルドスチール(SS400等)を用いる場合、必要により、グリットブラスト等で基材表面を研磨するなど、素地調整(例:算術平均粗さ(Ra)が30~75μm程度になるよう調整)しておくことが望ましい。
前記基材としては、さらに、基材に付着した錆、汚れ、塗料(旧塗膜)等を落とす洗浄処理やブラスト処理等の前処理を行った基材であってもよい。
具体的には、本組成物をジンクプライマーの代替として用いる場合には、本塗膜上に、中塗り塗膜や上塗り塗膜を形成してもよい。
前記下塗り塗膜としては、エポキシ樹脂系等の各種プライマー組成物より形成される塗膜等が挙げられる。前記中塗り塗膜としては、(メタ)アクリル樹脂系、エポキシ樹脂系、ウレタン樹脂系等の各種中塗り塗料組成物より形成される塗膜等が挙げられる。また、前記上塗り塗膜としては、(メタ)アクリル樹脂系、(メタ)アクリルシリコン樹脂系、ウレタン樹脂系、シリコーン樹脂系、フッ素樹脂系等の各種上塗り塗料組成物より形成される塗膜等が挙げられる。また、本組成物の組成等を変え、本組成物で下塗り塗膜、中塗り塗膜および上塗り塗膜を形成してもよい。
本発明に係る防食塗膜付き基材の製造方法は、下記工程[1]および[2]を含む。
工程[1]:本キットより得られた本組成物や本方法により製造された本組成物を基材に塗装する工程
工程[2]:基材上に塗装された本組成物を乾燥させて本塗膜を形成する工程
前記工程[1]における塗装方法としては特に制限されず、例えば、エアレススプレー塗装、エアースプレー塗装等のスプレー塗装、はけ塗り、ローラー塗りなどの従来公知の方法が挙げられる。これらの中でも、前記構造物などの大面積の基材を容易に塗装できる等の点から、スプレー塗装が好ましい。
このような塗装の際には、得られる塗膜の乾燥膜厚が前記範囲となるように塗装することが好ましい。
なお、2回塗りとは、工程[1]および[2]を行った後、工程[2]で得られた本塗膜上に工程[1]を行うことをいう。
前記工程[2]における乾燥条件としては特に制限されず、塗膜の形成方法、基材の種類、用途、塗装環境等に応じて適宜設定すればよいが、乾燥温度は、常温乾燥の場合、通常5~35℃であり、熱風乾燥機等で強制乾燥する場合、通常30℃以上100℃未満、より好ましくは40~80℃である。本組成物によれば、このような常温乾燥でも該組成物を乾燥・硬化させることができる。
乾燥時間は、塗膜の乾燥方法によって異なり、常温乾燥の場合、例えば1日~7日程度であり、強制乾燥する場合、例えば5分~60分程度である。
容器に、表1に示すように、非水性エポキシ化合物(注1)28質量部と、メトキシプロパノール4質量部と、ベンジルアルコール4質量部と、赤色酸化鉄(注4)3質量部と、カリ長石(注5)36.8質量部と、タルク(注6)10質量部と、硫酸バリウム(注7)12質量部と、シランカップリング剤(注8)1質量部と、タレ止め剤(注9)0.9質量部と、消泡剤(注10)0.3質量部とを入れ、ハイスピードディスパーを用いて室温(23℃)で均一になるまで攪拌し、次いで、55~60℃で30分間分散させた。その後、30℃以下まで冷却することで、第1剤を調製した。
表1に記載の各成分の説明を表2に示す。
表1に記載の各成分を、表1に記載の量(質量部)で用いた以外は実施例1と同様にして、防食塗料組成物を調製した。
寸法が150mm×70mm×2.3mm(厚)のSS400のサンドブラスト鋼板(算術平均粗さ(Ra):30~75μm)を用意した。この鋼板表面に、前述のようにして調製した防食塗料組成物を、エアースプレーを用いて、乾燥膜厚が70μmになるように塗装した。次いで、鋼板上に塗装された防食塗料組成物を、60℃で40分間乾燥させた後、水性アクリル樹脂系上塗り塗料(EKOMATE FINISH(中国塗料(株)製))を、エアースプレーを用いて、乾燥膜厚が40μmになるように塗装した。その後、塗装された水性アクリル樹脂系上塗り塗料を60℃で30分間乾燥させ、次いで、23℃で7日間乾燥させることで、試験板1を作製した。
JIS K 5600-7-1:1999に基づいて、塩水濃度5質量%、温度35℃、相対湿度98%の塩水噴霧条件の塩水噴霧試験機中に、前記試験板1および試験板2を400時間保持することで、塩水噴霧試験を実施し、後述の評価基準に従って、防食性を評価した。結果を表3に示す。
なお、防食性は、この塩水噴霧試験における評価が3以上であれば実用上問題ないといえる。
(評価基準)
5:サビ、フクレともに発生していない
4:フクレは発生していないが、塗膜下の基材表面のサビの発生面積が塗膜下の基材の全面に対し、0.03%未満である
3:小さなフクレが極少量発生し、塗膜下の基材表面のサビの発生面積が塗膜下の基材の全面に対し、0.03%以上0.1%未満である
2:フクレが発生し、塗膜下の基材表面のサビの発生面積が塗膜下の基材の全面に対し、0.1%以上0.3%未満である
1:フクレが発生し、塗膜下の基材表面のサビの発生面積が塗膜下の基材の全面に対し、0.3%以上である
ASTM D2803に準拠し、前記試験板1および試験板2を用いて、25サイクル試験を行った。試験後の試験板の外観を、前記塩水噴霧試験と同様の評価基準に従って評価した。結果を表3に示す。
なお、防食性は、この複合サイクル試験における評価が3以上であれば実用上問題ないといえる。
Claims (11)
- 非水性エポキシ化合物(A)を用いて第1剤を調製する工程1と、
アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)、および、アミン化合物を含有する非水性成分(C)を用いて第2剤を調製する工程2と、
前記第1剤および第2剤を混合する工程3と
を含む、不揮発分含量が70体積%以上である防食塗料組成物の製造方法。 - 非水性エポキシ化合物(A)を用いて第1剤を調製する工程1と、
アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)を用いて第2a剤を調製する工程2aと、
アミン化合物を含有する非水性成分(C)を用いて第2b剤を調製する工程2bと、
前記第1剤、第2a剤および第2b剤を混合する工程3'と
を含む、不揮発分含量が70体積%以上である防食塗料組成物の製造方法。 - 前記防食塗料組成物の23℃で測定した粘度が7,000mPa・s以下である、請求項1または2に記載の防食塗料組成物の製造方法。
- 前記防食塗料組成物がさらに顔料を含有し、該防食塗料組成物中の顔料体積濃度(PVC)が25~45%である、請求項1~3のいずれか1項に記載の防食塗料組成物の製造方法。
- 前記非水性成分(C)に含まれるアミン化合物が、分子量が3,000以下の環状構造を有するアミン化合物である、請求項1~4のいずれか1項に記載の防食塗料組成物の製造方法。
- 前記第1剤がさらにシランカップリング剤を含有する、請求項1~5のいずれか1項に記載の防食塗料組成物の製造方法。
- 非水性エポキシ化合物(A)を含む第1剤と、
アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)、および、アミン化合物を含有する非水性成分(C)を含む第2剤と
を含有する、不揮発分含量が70体積%以上である防食塗料組成物用キット。 - 非水性エポキシ化合物(A)を含む第1剤と、
アミン化合物を含有する水希釈性成分(B)を含む第2a剤と、
アミン化合物を含有する非水性成分(C)を含む第2b剤と
を含有する、不揮発分含量が70体積%以上である防食塗料組成物用キット。 - 請求項7または8に記載の防食塗料組成物用キットから形成された防食塗膜。
- 基材と請求項9に記載の防食塗膜とを含む防食塗膜付き基材。
- 下記工程[1]および[2]を含む、防食塗膜付き基材の製造方法。
[1]基材に、請求項1~6のいずれか1項に記載の製造方法により製造した防食塗料組成物、または、請求項7もしくは8に記載の防食塗料組成物用キットより得られた防食塗料組成物を塗装する工程
[2]基材上に塗装された防食塗料組成物を乾燥させて防食塗膜を形成する工程
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