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JP2022134367A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】相手方コネクタの組み付けによる負荷を抑制しつつ、配線部を背面側から導出しやすいコネクタを提供すること。【解決手段】コネクタ1は、相手方コネクタAが組み付けられる方向である第1の方向D1の一方側である正面2aと、正面2aと反対面である背面2bとを有し、相手方コネクタAの相手方端子T2と正面2a側で電気的に接続される端子T1を備えるコネクタ本体2と、コネクタ本体2を、第1の方向D1と、第1の方向D1と交差する第2の方向D2と、第1の方向D1および第2の方向D2と交差する第3の方向D3の少なくとも一方向に移動可能に保持するガイド部材3とを備えている。端子T1は、配線部W1と電気的に接続される接続部T12を有し、ガイド部材3は、配線部W1を接続部T12から背面2b側に導出可能である位置に設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタに関する。
一対のコネクタ(以下、一対のコネクタを「コネクタ」と「相手方コネクタ」と呼ぶ)によって電気的に接続されるコネクタ構造では、概して、コネクタおよび相手方コネクタが嵌合方向で嵌合し合うことで互いに組み付けられて、コネクタの端子および相手方コネクタの相手方端子が電気的に接続される。相手方コネクタをコネクタに無理に嵌合しようとすると、コネクタが正規の嵌合位置から移動してコネクタ構造内に内部歪みを生じることがある。また、相手方コネクタをコネクタに無理に嵌合しようとすると、コネクタが正規の嵌合位置から移動しなくても、コネクタの接続部分に内部応力が加わった状態で、相手方コネクタがコネクタに嵌合されることがある。たとえば、相手方コネクタと嵌合する側と反対側において、コネクタの端子が半田によって基板に接続される場合には、このような歪みや応力によって半田にクラックが発生することがあり、この場合、コネクタ構造の接続信頼性が低下する。
特許文献1は、相手方コネクタがコネクタと嵌合する際に、コネクタが正規の嵌合位置から嵌合方向と垂直な方向で移動可能なコネクタ構造を開示している。特許文献1では、コネクタは、相手方コネクタと電気的に接続されるコネクタ部と、コネクタ部を支持する支持部を備えている。支持部は、嵌合方向において、コネクタ部の背面側に配置されており、背面側に向かって、コネクタ部と連結されるホルダと、係合によってホルダを支持するベース部材をこの順に有している。ホルダとベース部材との間には、嵌合方向で弾性変形するバネが設けられている。特許文献1において、相手方コネクタがコネクタと嵌合して電気的に接続する際には、バネが嵌合方向で弾性変形することで、ホルダとベース部材との間の係合が解除される。これにより、嵌合方向と垂直な方向で、ホルダがベース部材に対して移動可能となり、ホルダと連結されるコネクタ部もホルダと連動して移動可能となる。特許文献1のコネクタによれば、コネクタが正規の嵌合位置から嵌合方向と垂直な方向に移動することで、コネクタ構造内で内部応力や内部歪みが生じることが抑制される。
特開2017-63104号公報
相手方コネクタと嵌合する側と反対側において、コネクタの端子と結線される配線部(たとえば、電線やプリント基板の配線)は、コネクタ構造内の伝送路に対する電気特性やコネクタ構造に対する狭幅化への要求の観点などから、概して、コネクタの背面側から導出される。しかし、特許文献1のコネクタ構造では、コネクタ部の背面側が支持部のベース部材によって塞がれているため、コネクタの背面側から配線を導出しにくくなる。そのため、特許文献1のコネクタ構造では、これらのコネクタに対する要求を満たしにくくなる。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑みて、相手方コネクタの組み付けによる負荷を抑制しつつ、配線部を背面側から導出しやすいコネクタを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係るコネクタは、相手方コネクタが第1の方向で組み付けられるコネクタであって、前記コネクタは、前記第1の方向の一方側である正面と、前記正面と反対面である背面とを有し、前記相手方コネクタの相手方端子と前記正面側で電気的に接続される端子を備えるコネクタ本体と、前記コネクタ本体を前記第1の方向と、前記第1の方向と交差する第2の方向と、前記第1の方向および前記第2の方向と交差する第3の方向の少なくとも一方向に移動可能に保持するガイド部材とを備え、前記端子は、配線部と電気的に接続される接続部を有し、前記ガイド部材は、前記配線部を前記接続部から前記背面側に導出可能である位置に設けられる。
前記ガイド部材は、前記コネクタ本体が前記ガイド部材から離脱することを防止する離脱防止部を備え、前記離脱防止部は、ガイド部を有し、前記コネクタ本体は、前記ガイド部にガイドされる被ガイド部を有していてもよい。
前記コネクタは、付勢部材をさらに備え、前記コネクタ本体は、前記付勢部材の一部を収容する本体側収容部を有し、前記ガイド部材は、前記本体側収容部と対向するように設けられ、前記付勢部材の一部を収容するガイド部材側収容部を有し、前記付勢部材は、前記本体側収容部および前記ガイド部材側収容部に跨るように配置され、前記コネクタ本体が前記ガイド部材に対して所定の位置から移動すると、前記コネクタ本体が前記所定の位置に戻るように、前記付勢部材が、前記コネクタ本体が移動した方向と反対方向に前記コネクタ本体を付勢してもよい。
前記付勢部材は、弾性変形可能な単一のバネによって構成され、前記本体側収容部および前記ガイド部材側収容部は、前記バネの端部と対向する対向壁をそれぞれ有し、前記本体側収容部および前記ガイド部材側収容部の少なくとも一方は、前記対向壁から突出し、前記バネと係合する抜け防止部を有していてもよい。
本発明の一実施形態に係るコネクタによれば、相手方コネクタの組み付けによる負荷を抑制しつつ、配線部を背面側から導出しやすくなる。
本発明の一実施形態に係るコネクタと、相手方コネクタとを含むコネクタ構造の、組み付ける前の状態(組み付け解除状態)を示す斜視図である。 図1のコネクタ構造の組み付け状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るコネクタを示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るコネクタを示す上面図である。 図3におけるIVA-IVA線の断面図であり、コネクタがガイド部材に対して所定の位置に位置しているときのIVA-IVA線の断面図である。 図4Aに示される状態からコネクタがガイド部材に対して所定の位置から第2の方向のうちの一方向に沿って移動したときの断面図である。 図4Aに示される状態からコネクタがガイド部材に対して所定の位置から第2の方向のうちの他方向に沿って移動したときの断面図である。 図3におけるVA-VA線の断面図であり、コネクタがガイド部材に対して所定の位置に位置しているときのVA-VA線の断面図である。 図5Aに示される状態からコネクタがガイド部材に対して所定の位置から第2の方向のうちの一方向に沿って移動したときの断面図である。 図5Aに示される状態からコネクタがガイド部材に対して所定の位置から第2の方向のうちの他方向に沿って移動したときの断面図である。 本発明の一実施形態において、正規の組み付け方向から第2の方向に外れて、相手方コネクタがコネクタに組み付けられようとする様子を示す、模式的な上面図である。 図6Aの状態から、相手方コネクタがコネクタに組み付けられた様子を示す、模式的な上面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係るコネクタを説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまで一例であり、本発明のコネクタは、以下の実施形態に限定されない。なお、本明細書において、「Aに垂直」およびこれに類する表現は、Aに対して完全に垂直な方向のみを指すのではなく、Aに対して略垂直であることを含んで指すものとする。また、本明細書において、「Bに平行」およびこれに類する表現は、Bに対して完全に平行な方向のみを指すのではなく、Bに対して略平行であることを含んで指すものとする。また、本明細書において、「C形状」およびこれに類する表現は、完全なC形状のみを指すのではなく、C形状の角部が面取りされた形状など、見た目にC形状を連想させる形状(略C形状)を含んで指すものとする。
[本実施形態に係るコネクタ構造]
図1Aおよび図1Bは、本実施形態に係るコネクタ1と、相手方コネクタAとを含むコネクタ構造Cを示している。本実施形態において、コネクタ構造Cは、一対のコネクタ1、Aを備えるコネクタ構造である。コネクタ構造Cは、一対のコネクタ1、Aとして、一対のコネクタ1、Aの一方であるコネクタ1と、一対のコネクタ1、Aの他方である相手方コネクタAとを備えている。
なお、本明細書において、相手方コネクタAがコネクタ1に組み付けられる方向を第1の方向D1と呼ぶ。ここで、本明細書において、「組み付け」およびこれに類する表現は、たとえば嵌合などによって、コネクタ1と相手方コネクタAとが電気的に接続されている使用状態を指し、第1の方向D1は、この使用状態において、コネクタ1に対して相手方コネクタAが向き合う方向をいう。したがって、例えば、相手方コネクタAがコネクタ1に対して接続される際に、相手方コネクタAが最終的な使用状態のときの姿勢に対して傾斜した姿勢でコネクタ1に挿入され、その後相手方コネクタAがコネクタ1に対して姿勢を変化させた後、コネクタ1に向かってX方向に移動して最終的な使用状態となる場合など、嵌合過程で相手方コネクタAとコネクタ1との間の姿勢が変化する場合、X方向が第1の方向D1となる。なお、「組み付け」は、嵌合による組み付けに限定されず、たとえば、螺合による組み付けなど、その他の組み付けであってもよい。なお、本実施形態では、第1の方向D1は、コネクタ1の端子T1の延在方向と同方向である。本明細書では、第1の方向D1のうち、相手方コネクタAがコネクタ1に組み付けられる方向を組み付け方向D11と呼び、コネクタ1に組み付けられた相手方コネクタAがコネクタ1から取り外される方向を離脱方向D12と呼ぶ。また、本明細書において、第1の方向D1と交差する方向のうちの一方向を第2の方向D2と呼ぶ。本実施形態では、第2の方向D2は、第1の方向D1に垂直な方向のうちの一方向である。なお、本実施形態では、第2の方向D2は、コネクタ1の複数の端子T1が配列されている方向と同方向である。さらに、本明細書において、第1の方向D1および第2の方向D2と交差する方向を第3の方向D3と呼ぶ。本実施形態では、第3の方向D3は、後述するように、コネクタ本体2に対してガイド部材3が設けられる方向であり、より具体的には、第1の方向D1および第2の方向D2に垂直な方向である。
図1Aおよび図1Bに示されるコネクタ構造Cでは、相手方コネクタAがコネクタ1に組み付け方向D11から嵌合することで、相手方コネクタAがコネクタ1と電気的に接続され、コネクタ1と嵌合した相手方コネクタAがコネクタ1から離脱方向D12に離脱することで、相手方コネクタAがコネクタ1との電気的接続を解除される。ここで、本明細書において、「組み付け方向D11」は、コネクタ1と相手方コネクタAとが電気的に接続される際に相対的に近づく方向を指し、「離脱方向D12」は、コネクタ1と相手方コネクタAとが電気的に接続される際に相対的に遠ざかる方向を指す。つまり、本明細書において、「相手方コネクタAがコネクタ1に組み付け方向D11から組み付けられる」およびこれに類する表現は、コネクタ1の位置が固定され、相手方コネクタAがコネクタ1に近づくように移動する場合と、相手方コネクタAの位置が固定され、コネクタ1が相手方コネクタAに近づくように移動する場合と、コネクタ1および相手方コネクタAの両方が互いに近づく方向に移動する場合とを含む概念である。同様に、本明細書において、「相手方コネクタAがコネクタ1から離脱方向D12に離脱する」およびこれに類する表現は、コネクタ1の位置が固定され、相手方コネクタAがコネクタ1から遠ざかるように移動する場合と、相手方コネクタAの位置が固定され、コネクタ1が相手方コネクタAから遠ざかるように移動する場合と、コネクタ1および相手方コネクタAの両方が互いに遠ざかる方向に移動する場合とを含む概念である。換言すれば、「相手方コネクタAがコネクタ1に第1の方向D1で組み付けられる」およびこれに類する表現は、相手方コネクタAが第1の方向D1(具体的には、組み付け方向D11)に移動する場合と、コネクタ1が第1の方向D1(具体的には、組み付け方向D11)に移動する場合と、コネクタ1および相手方コネクタAの両方が第1の方向D1(具体的には、組み付け方向D11)に移動する場合を含む概念である。なお、添付図面では、コネクタ1の位置が固定され、相手方コネクタAがコネクタ1に近づく場合を想定しており、組み付け方向D11は、相手方コネクタAをコネクタ1に対して組み付ける方向として示され、離脱方向D12は、コネクタ1に組み付けられた相手方コネクタAをコネクタ1から取り外す方向として示されている。
コネクタ構造Cの用途は、特に限定されない。本実施形態では、コネクタ構造Cは、ノート型パーソナルコンピュータなどの持ち運び可能な情報処理端末の端末本体と、端末本体に接続される充電用バッテリーパックなどの電池アセンブリとの間を電気的に接続するために用いられる。具体的には、コネクタ1は、端末本体の筐体などの第1の筐体H1に取り付けられ、相手方コネクタAは、第1の筐体H1と接続される、電池アセンブリの筐体などの第2の筐体H2に取り付けられている。しかし、コネクタ構造Cは、その他の電気機器間を接続するために用いられてもよい。
コネクタ構造Cの態様は、特に限定されないが、本実施形態では、コネクタ1が雄型コネクタであり、相手方コネクタAが雌型コネクタである。しかし、コネクタ1および相手方コネクタAの雌雄は特に限定されず、コネクタ1が雌型コネクタであり、相手方コネクタAが雄型コネクタであってもよい。本実施形態では、コネクタ1の端子T1は、配線部W1と電気的に接続され、相手方コネクタAの相手方端子T2は、相手方配線部W2と電気的に接続されている。
配線部W1は、コネクタ1側の接続対象とコネクタ1とを電気的に接続する。相手方配線部W2は、相手方コネクタA側の接続対象と相手方コネクタとを電気的に接続する。図1Aおよび図1Bでは、配線部W1は、可撓性を有する電線(ケーブル)であり相手方配線部W2は、基板Bの表面の接続パッド(プリント回路)W2である、電線対基板コネクタ構造である。しかし、コネクタ構造Cは、配線部W1および相手方配線部W2の両方が基板の接続パッド(プリント回路)である、基板対基板コネクタ構造であってもよく、配線部W1および相手方配線部W2の両方が可撓性を有する電線である、電線対電線コネクタ構造であってもよい。なお、コネクタ構造Cは、相手方端子T2および相手方配線部W2が一体化し、相手方コネクタAが基板の端部として設けられる、基板エッジ型コネクタ構造であってもよい。本実施形態では、コネクタ構造Cは、コネクタ1と相手方コネクタAとが、基板Bに対して平行な方向で嵌合する、いわゆる水平嵌合式コネクタ構造である。しかし、コネクタ1と相手方コネクタAとが、基板Bに対して垂直な方向から嵌合する、いわゆる垂直嵌合式コネクタ構造であってもよい。
[本実施形態に係るコネクタ]
コネクタ1は、図1Aおよび図1Bに示されるように、相手方コネクタAが第1の方向D1(具体的には、組み付け方向D11)で組み付けられることで、電気的に接続され、相手方コネクタAが第1の方向D1(具体的には、離脱方向D12)で取り外されることで、電気的な接続が解除される。コネクタ1は、相手方コネクタAと電気的に接続されるコネクタ本体2と、コネクタ本体2を移動可能に保持するガイド部材3とを備えている。コネクタ1の配置は、特に限定されないが、本実施形態では、コネクタ1は、第1の筐体H1に設けられている。本実施形態では、図2に示されるように、コネクタ1はさらに、付勢部材4を備えている。
コネクタ本体2は、図1Aおよび図2に示されるように、第1の方向D1の一方(組み付け方向D11)側である正面(相手方コネクタAとの組み付け面)2aと、正面2aと反対面である背面2bとを有している。コネクタ本体2は、相手方コネクタAの相手方端子T2(図1Aおよび図1B参照)と正面2a側で電気的に接続される端子T1を備える。コネクタ本体2は、ガイド部材3に対して移動可能である。本実施形態では、コネクタ本体2は、付勢部材4(図2参照)の付勢力によって、所定の位置でガイド部材3に保持されている。コネクタ本体2の形状は、相手方コネクタAが第1の方向D1で組み付けおよび組み付けの解除をすることができれば、特に限定されない。本実施形態では、コネクタ本体2は、複数の端子T1を第2の方向D2で所定の間隔で互いに離間して配置できるように、第2の方向D2に延びる長尺な形状を有している。本実施形態において、コネクタ本体2は、ガイド部材3にガイドされる被ガイド部211を有している。本実施形態では、コネクタ本体2はさらに、ガイド部材3と係合する被係合部212を有している。また、本実施形態において、コネクタ本体2は、付勢部材4の一部を収容する本体側収容部22を有している。コネクタ本体2は、コネクタ1と相手方コネクタAとの組み付けをガイドする組み付けガイド部23とを有していてもよい。
端子T1は、図1Aおよび図1Bに示されるように、相手方コネクタAと配線部W1とを電気的に接続する。図1Aでは、端子T1は、コネクタ本体2の正面2aから突出している。より具体的には、端子T1は、第1の方向D1に沿って、コネクタ本体2の正面2aから突出している。本実施形態では、図2に示されるように、端子T1は、相手方コネクタAと電気的に接続される接触部T11を有している。また、本実施形態では、端子T1は、配線部W1と電気的に接続される接続部T12を有している。具体的には、接触部T11は、相手方端子T2がコネクタ本体2の正面2a側から電気的に接続されるように、コネクタ本体2の正面2a側(図2では、離脱方向D12側)に設けられ、接続部T12は、配線部W1がコネクタ本体2の背面2b側から導出されるように、コネクタ本体2の背面2b側(図2では、組み付け方向D11側)に設けられている。図2では、端子T1は、第1の方向D1に延びる直線状の形状を有している。しかし、端子T1は、正面2a側から背面2b側に屈曲しながら延びる形状など、その他の形状を有していてもよい。端子T1と相手方端子T2との電気的接続、および端子T1と配線部W1との電気的接続の形態は、特に限定されない。本実施形態では、接触部T11は、相手方端子T2を外挿して相手方端子T2と接触することで、相手方端子T2と電気的に接続され、接続部T12は、配線部W1を圧着することで、配線部W1と電気的に接続されている。しかし、端子T1と相手方端子T2との電気的接続、および端子T1と配線部W1との電気的接続は、その他の形態であってもよい。端子T1の数および配置は、特に限定されない。本実施形態では、複数種の端子T1が、第2の方向D2で所定の間隔で互いに離間して、それぞれ複数(図2では、紙面奥から、サイズの大きい端子、サイズの小さい端子、サイズが中程度の端子がそれぞれ、2つ、5つ、2つ)配置されている。しかし、端子T1の数および配置は、接続相手である相手方端子T2(図1Aおよび図1B参照)の数および配置に応じて適宜変更され得る。
被ガイド部211は、図2に示される斜視図、および図5Aに示される断面図(図3のVA-VA線断面図)のように、ガイド部材3(具体的には、後述するガイド部311)によって、第1の方向D1、第2の方向D2、および第3の方向D3の少なくとも一方向にガイドされる。本実施形態では、被ガイド部211は、ガイド部311によって、少なくとも第2の方向D2にガイドされる。被ガイド部211の形状および配置は、ガイド部311によって所定の方向にガイドされれば、特に限定されない。本実施形態では、図2に示されるように、被ガイド部211は、ガイド部311と並行して第2の方向D2に沿って延びる被ガイド面(第2の方向D2および第3の方向D3を含む面)によって構成されている。また、本実施形態では、コネクタ本体2の第2の方向D2の両端に設けられている。この場合、被ガイド部211がコネクタ本体2の内部の端子T1の配置の妨げとならないので、端子T1の配置の自由度が増す。また、本実施形態では、被ガイド部211は、側面2e(より具体的には、両側面2e)から第2の方向D2の外側に突出する突出部21に設けられている。具体的には、被ガイド部211は、突出部21の第1の方向D1を向く側面によって構成されている。被係合部212を突出部21に設けることで、簡単な構造で被ガイド部211を得ることができる。図2では、被ガイド部211は、第1の方向D1(組み付け方向D11側および離脱方向D12側)で離間する一対の突出部21の、互いに対向する内側面によって構成されている。この場合、第2の方向D2でガイド部311を挟むように、被ガイド部211を配置すれば、被ガイド部211は、第1の方向D1の移動が規制されてより安定してガイド部311によって第2の方向D2にガイドされる。しかし、被ガイド部211の形状および配置は、被ガイド部211がガイドされるガイド部311の形状および配置によって、適宜変更され得る。被ガイド部211とガイド部311とによるガイドについては、後述される。
被係合部212は、図4Aに示されるように、コネクタ本体2がガイド部材3から離脱しないように、ガイド部材3(具体的には、後述する離脱防止部31の係合部312)と係合する。本実施形態では、被係合部212は、コネクタ本体2がガイド部材3から第3の方向D3に離脱しないように、ガイド部材3と第3の方向D3で係合する。被係合部212の形状および配置は、係合部312と係合することができれば、特に限定されない。本実施形態では、図2に示されるように、被係合部212は、コネクタ本体2の第2の方向D2の両端に設けられている。この場合、被係合部212はがコネクタ本体2の内部の端子T1の配置の妨げとならないので、端子T1の配置の自由度が増す。また、本実施形態では、被係合部212は、被ガイド部211と同様に、突出部21に設けられている。具体的には、被係合部212は、突出部21の第3の方向D3を向く側面によって構成されている。被係合部212を突出部21に設けることで、簡単な構造で、被ガイド部211とともに、被係合部212を得ることができる。図2では、被ガイド部211は、上述の一対の突出部21の、第3の方向D3の一方向を向く側面(ガイド部材3と反対側を向く側面)によって構成されている。この場合、互いに離間した複数箇所での係合により、被係合部212の係合部312への係合がより強固となる。しかし、被係合部212の形状および配置は、被係合部212が係合される係合部312の形状および配置によって、適宜変更され得る。また、被ガイド部211および被係合部212はそれぞれ、突出部21の一部として一体的に設けられなくてもよく、別体として設けられてもよい。被係合部212と係合部312との係合については、後述される。
本体側収容部22は、図2に示される斜視図、および図5Aに示される断面図(図3のVA-VA線断面図)のように、後述するガイド部材側収容部32とともに、付勢部材4を収容する。具体的には、本体側収容部22は、付勢部材4の一部を収容し、より具体的には、付勢部材4の約半分を収容する。本実施形態では、本体側収容部22は、コネクタ本体2のガイド部材3との対向面2cにおいて、凹部として設けられている。具体的には、本体側収容部22は、第3の方向D3において、対向面2cから半円筒形状に窪むように設けられている。また、本実施形態では、本体側収容部22は、付勢部材4を構成するバネの端部と対向する対向壁22a、22bを有している。具体的には、対向壁22a、22bは、バネ(付勢部材)4の伸縮方向である第2の方向D2で、バネ(付勢部材)4の端部4a、4bと対向する。本実施形態では、本体側収容部22は、コネクタ本体2の第2の方向D2での中央領域(より具体的には、中央領域において、第2の方向D2の一方側寄りの位置)に設けられている。本体側収容部22は、第2の方向D2において、端子T1が設けられない組み付けガイド部23と一致する位置に設けることができる。この場合、コネクタ本体2の限られた大きさの中で、端子T1の配置の妨げとならないように、本体側収容部22を設けることができる。
本体側収容部22は、本実施形態では、図5Aに示されるように、対向壁22a、22bから第2の方向D2に突出し、バネ(付勢部材)4と係合する抜け防止部Gを有し、バネ(付勢部材)4と抜け防止部Gとが係合することで、コネクタ本体2からのバネ(付勢部材)4の離脱を防止している。具体的には、抜け防止部Gは、対向壁22a、22bから第2の方向D2に突出する凸部によって構成され、コイルバネから構成される付勢部材4の内面と係合する。しかし、後述するガイド部材側収容部32が抜け防止部Gを有する場合には、本体側収容部22は、必ずしも抜け防止部Gを有さなくてもよい。
組み付けガイド部23は、図1Aおよび図1Bに示されるように、相手方コネクタAがコネクタ1に組み付けられるように、相手方コネクタAを第1の方向D1にガイドする。本実施形態では、組み付けガイド部23は、コネクタ本体2の正面2a(図1Aおよび図1Bでは、正面2aにおいて、第2の方向D2の中央領域(より具体的には、中央領域において、第2の方向D2の一方側寄りの位置))から第1の方向D1に突出する凸部として設けられている。また、本実施形態では、相手方コネクタAは、相手方組み付け面A1(コネクタ1の正面2aと対向する面)から第1の方向D1に窪む、組み付けガイド部23の形状に対応する凹部として設けられる相手方組み付けガイド部A2を有している。このようにすれば、相手方コネクタAがコネクタ1に組み付けられるときに、相手方組み付けガイド部A2が組み付けガイド部23に嵌合することで、第2の方向D2への移動を拘束しながら、相手方コネクタAを第1の方向D1にガイドすることができる。
組み付けガイド部23は、本実施形態では、第1の方向D1において、正面2aからの突出量が端子T1よりも大きい。この場合、相手方コネクタAがコネクタ1に組み付けられるときに、組み付けガイド部23が相手方組み付けガイド部A2と当接してから、端子T1が相手方端子T2と当接する。そのため、組み付けガイド部23と相手方組み付けガイド部A2との当接により、これより後の端子T1と相手方端子T2との当接の際の衝撃が緩和され、端子T1および相手方端子T2の当接による損傷が抑制される。
ガイド部材3は、図1Aおよび図1Bに示されるように、コネクタ本体2を第1の方向D1、第2の方向D2、および第3の方向D3の少なくとも一方向に移動可能に保持する。本実施形態では、ガイド部材3は、コネクタ本体2を少なくとも第2の方向D2で移動可能に保持しており、より具体的には、コネクタ本体2を、第1の方向D1および第3の方向D3で拘束しつつ、第2の方向D2で移動可能に保持している。しかし、ガイド部材3は、コネクタ本体2を、第1の方向D1および第2の方向D2で拘束しつつ、第3の方向D3で移動可能に保持してもよく、コネクタ本体2を、第2の方向D2および第3の方向D3で拘束しつつ、第1の方向D1で移動可能に保持してもよい。また、ガイド部材3は、コネクタ本体2を、第1の方向D1で拘束しつつ、第2の方向D2および第3の方向D3で移動可能に保持してもよく、コネクタ本体2を、第2の方向D2で拘束しつつ、第1の方向D1および第3の方向D3で移動可能に保持してもよく、コネクタ本体2を、第3の方向D3で拘束しつつ、第1の方向D1および第1の方向D1で移動可能に保持してもよい。ガイド部材3がコネクタ本体2を第1の方向D1に移動可能に保持する場合、コネクタ1と相手方コネクタAとの組み付けの際の衝撃を緩和することができる。ガイド部材3がコネクタ本体2を第2の方向D2および/または第3の方向D3に移動可能に保持する場合、相手方コネクタAをコネクタ1に無理に嵌合しようとする際に生じるコネクタ構造C内に内部歪みや内部応力が抑制される。
ガイド部材3は、図1Aおよび図1Bに示されるように、配線部W1を接続部T12(図2参照)からコネクタ本体2の背面2b側に導出可能である位置に設けられている。配線部W1がコネクタ本体2の背面2b側から導出される場合、端子T1や配線W1を直線状とすることができ、端子T1や配線W1が直線状でないとしても、たとえば、配線W1がコネクタ本体2の第2の方向D2を向く側面2e側から導出される場合と比べて、端子T1や配線W1の屈曲を少なくすることができる。そのため、端子T1や配線W1の屈曲による、コネクタ構造C内の伝送路の電気特性の劣化や、コネクタ構造Cの大型化が抑制される。本実施形態では、図2に示されるように、ガイド部材3は、コネクタ本体2の正面2aおよび背面2bを塞がないように、第2の方向D2および第3の方向D3を向くコネクタ本体2の側面2c、2d、2eの少なくとも一側面と対向するように設けられている。具体的には、ガイド部材3は、第3の方向D3(具体的には、第3の方向D3の一方)において、コネクタ本体2と対向するように設けられ、配線部W1は、接続部T12から、ガイド部材3に塞がれていないコネクタ本体2の背面2b側に導出されている。図1Aおよび図1Bでは、ガイド部材3は、コネクタ本体2に対して第3の方向D3の一方側に、第1の筐体H1と別体として設けられている。また、図1Aおよび図1Bでは、ガイド部材3は、ネジなどの公知の固定具Fによって、コネクタ本体2との対向面3c(図1A参照)と反対面(搭載面)3dで、コネクタ本体2と第1の筐体H1に固定されている。しかし、ガイド部材3は、第1の筐体H1の一部として、第1の筐体H1と一体的に設けられてもよい。また、ガイド部材3の配置は、配線部W1を接続部T12からコネクタ本体2の背面2b側に導出可能であれば、特に限定されず、ガイド部材3は、コネクタ本体2に対して第3の方向D3の両方(コネクタ本体2の第3方向D3を向く両方の面2c、2d)に設けられるなど、その他の位置に配置されてもよい。
ガイド部材3は、本実施形態では、図2に示されるように、コネクタ本体2を保持したときに、コネクタ本体2の正面2aおよび背面2bを塞がないように、第1の方向D1から見て、第3の方向D3の一方に開口するC字形状を有している。具体的には、ガイド部材3は、第2の方向D2に延びる板状のベース部33と、ベース部の第2の方向D2の両端から第3の方向D3に立設する立設部34とを備えている。ガイド部材3は、図1Aに示されるように、固定具Fが第3の方向D3で立設部34を貫通するように挿通されることで、第1の筐体H1に固定されている。しかし、ガイド部材3は、たとえば、第2の方向D2の両端に別々設けられる2つの部材から構成されるなど、その他の形状を有していてもよい。
ガイド部材3は、本実施形態では、図2に示されるように、コネクタ本体2がガイド部材3から離脱することを防止する離脱防止部31を有している。また、ガイド部材3は、本実施形態では、本体側収容部22と対向するように設けられ、付勢部材4の一部を収容するガイド部材側収容部32を有している。
離脱防止部31は、コネクタ本体2がガイド部材3から離脱することを防止するように、コネクタ本体2を保持する。離脱防止部31は、本実施形態では、図2に示されるように、コネクタ本体2と係合する係合部312を有している。具体的には、係合部312は、コネクタ本体2の被係合部212と第3の方向D3において係合することで、コネクタ本体2が第3の方向D3に離脱することを防止する。係合部312は、たとえば、図2に示されるように、コネクタ本体2のガイド部材3からの離脱を防止する方向で、被係合部212と対向する対向面によって構成することができる。本実施形態では、係合部312は、被係合部212と第3の方向D3で対向する対向面によって構成されている。
離脱防止部31は、本実施形態では、コネクタ本体2のガイド部材3からの離脱を防止するだけでなく、コネクタ本体2が所定の方向でガイド部材3に対して移動可能であるように、コネクタ本体2を保持する。このような機能を発揮するために、本実施形態では、図2に示されるように、離脱防止部31は、コネクタ本体2をガイドするガイド部311を有している。具体的には、ガイド部311は、コネクタ本体2の被ガイド部211と第1の方向D1で接触することで、コネクタ本体2を第1の方向D1で拘束しつつ、被ガイド部211と第2の方向D2で摺動可能とすることで、コネクタ本体2を第2の方向D2にガイドする。ガイド部311は、たとえば、図2に示されるように、被ガイド部211をガイドするように、第2の方向D2に延びる被ガイド部211との対向面によって構成することができる。本実施形態では、ガイド部311は、被ガイド部211と第1の方向D1で対向する対向面によって構成されている。
離脱防止部31の形状および配置は、コネクタ本体2のガイド部材3からの離脱を防止することができれば、特に限定されない。本実施形態では、離脱防止部31は、立設部34の内側面(より具体的には、内側面の両方)から第2の方向D2の内側に突出する突出部として設けられている。具体的には、図2に示されるように、離脱防止部31は、第2の方向D2から見て、T字形状を有する突出部として設けられている。より具体的には、離脱防止部31は、第2の方向D2の両端部で、ガイド部材3のコネクタ本体2との対向面3cから第3の方向D3に延びる第2方向延伸部31aと、第2方向延伸部31aの先端から分岐し、第1の方向D1の両方向に延びる第1方向延伸部31bとを備えている。図2では、ガイド部311は、第1の方向D1において第2方向延伸部31aの外側を向く、第2方向延伸部31aの両側面によって構成され、突出部21の内側面によって構成される被ガイド部211と第1の方向D1で接触して、コネクタ本体2を第2の方向D2にガイドする。また、図2では、係合部312は、第3の方向D3においてガイド部材3の対向面3cを向く、第1方向延伸部31bの側面によって構成され、突出部21の側面によって構成される被係合部212と第3の方向D3で係合して、コネクタ本体2を第3の方向D3で拘束する。しかし、離脱防止部31の形状および配置は、コネクタ本体2の被ガイド部211などの形状および配置に応じて、適宜変更され得る。
ガイド部材側収容部32は、図2に示されるように、本体側収容部22とともに、付勢部材4を収容する。具体的には、ガイド部材側収容部32は、付勢部材4の一部を収容し、より具体的には、付勢部材4の約半分を収容する。本実施形態では、ガイド部材側収容部32は、ガイド部材3のコネクタ本体2との対向面3cにおいて、凹部として設けられている。具体的には、ガイド部材側収容部32は、第3の方向D3において、対向面3cから半円筒形状に窪むように設けられている。また、本実施形態では、ガイド部材側収容部32は、付勢部材4(本実施形態では、バネ)の端部と対向する対向壁32a、32bを有している。具体的には、対向壁32a、32bは、バネ(付勢部材)4の伸縮方向である第2の方向D2で、バネ(付勢部材)4の端部4a、4bと対向する。本実施形態では、ガイド部材側収容部32は、ガイド部材3の第2の方向D2での中央領域(より具体的には、中央領域において、第2の方向D2の一方側寄りの位置)に設けられている。ガイド部材側収容部32は、コネクタ本体2が所定の位置に位置するときに、第3の方向D3において、本体側収容部22と対向する位置に設けることができる。
ガイド部材側収容部32の対向壁32a、32bは、本実施形態では、図5Aに示されるように、コネクタ本体2が所定の位置に位置するときに、本体側収容部22の対向壁22a、22bと面一となるように設定されている。この場合、バネ(付勢部材)4が、本体側収容部22に収容される部分とガイド部材側収容部32に収容される部分とで、不均一に変形しにくくなるので、バネ(付勢部材)4の端部4a、4bが当接するガイド部材側収容部32の対向壁32a、32bおよび本体側収容部22の対向壁22a、22bの両方に、コネクタ本体2を所定の位置に戻そうとするバネ(付勢部材)4の復元力が働きやすくなる。しかし、ガイド部材側収容部32の対向壁32a、32bは、コネクタ本体2が所定の位置に位置するときに、本体側収容部22の対向壁22a、22bと必ずしも面一でなくてもよい。
ガイド部材側収容部32は、本実施形態では、図5Aに示されるように、第3の方向D3の寸法(凹部の深さ)が、本体側収容部22よりも小さい。本実施形態において、コネクタ本体2は、端子T1(図1Aおよび図2参照)を収容可能な寸法を有するので、第3の方向D3の寸法がガイド部材3より大きい。このような場合に、第3の方向D3の寸法がガイド部材側収容部32より大きい本体側収容部22をコネクタ本体2側に設けることで、限られたコネクタ1の大きさを有効に利用することができ、ひいては、コネクタ1全体として薄型化を図ることができる。また、本実施形態では、上述のように、抜け防止部Gがコネクタ本体2に設けられており、コネクタ本体2、ガイド部材3、および付勢部材4からコネクタ1を作製する際に、バネ(付勢部材)4を抜け防止部Gと係合させてから、コネクタ本体2をガイド部材3に組み付ける。このような場合に、本体側収容部22がガイド部材側収容部32より第3の方向D3の寸法が大きいと、バネ(付勢部材)4の大半が本体側収容部22に収容された状態で、コネクタ本体2をガイド部材3に組み付けることができる。そのようにすると、コネクタ本体2とガイド部材3との組み付けの際に、バネ(付勢部材)4が、本体側収容部22に収容される側で、本体側収容部22の対向壁22a、22bとの当接により収縮している一方で、本体側収容部22に収容されていない側(ガイド部材側収容部32に収容されようとする側)で、膨張して拡がった状態となって、ガイド部材側収容部32に収容しにくくなるといった事態が抑制される。しかし、ガイド部材側収容部32は、第3の方向D3の寸法(凹部の深さ)が、本体側収容部22と等しくてもよい。この場合、第3の方向D3において、バネ(付勢部材)4が本体側収容部22とガイド部材側収容部32とに均等に収容され、バネ(付勢部材)4の弾性力が本体側収容部22とガイド部材側収容部32とに均一に加わりやすくなるので、コネクタ本体2を所定の位置に戻そうとするバネ(付勢部材)4の復元力が働きやすくなる。また、ガイド部材側収容部32は、第3の方向D3の寸法(凹部の深さ)が、本体側収容部22より大きくてもよい。
付勢部材4は、本実施形態では、図5A~図5Cに示されるように、コネクタ本体2がガイド部材3に対して所定の位置(図5A)から移動すると(図5Bまたは図5C)、コネクタ本体2が所定の位置(図5A)に戻るように、コネクタ本体2の移動方向と反対方向にコネクタ本体2を付勢する。本実施形態では、コネクタ本体2の「所定の位置」は、たとえば、相手方コネクタAがコネクタ1に設計通りに無理なく組み付けられるときに、コネクタ本体2がガイド部材3に対して位置する位置(初期位置)である。具体的には、「所定の位置」は、第2の方向D2における、ガイド部材3の二等分線とコネクタ本体2の二等分線とが重なる位置であり、より具体的には、ガイド部材3に対するコネクタ本体2の可動域(より具体的には、第2の方向D2の可動域)の中心位置である。しかし、「所定の位置」は、コネクタ1と相手方コネクタAとの組み付けに支障がなければ、特に限定されない。
付勢部材4の態様は、特に限定されないが、本実施形態では、図2に示されるように、付勢部材4は、弾性変形可能な単一のバネによって構成されている。より具体的には、付勢部材4は、第2の方向D2に弾性変形可能な単一のコイルバネによって構成されている。しかし、付勢部材4は、伸縮可能なゴムや板バネなど、その他の部材から構成されてもよく、複数の部材(たとえば、複数のバネ)によって構成されてもよい。本実施形態では、図5A~図5Cに示されるように、コネクタ本体2がガイド部材3に対して所定の位置から第2の方向D2に沿って移動すると、バネ(付勢部材)4が、ガイド部材側収容部32の対向壁32a、32bへの当接により弾性変形して弾性力(弾性変形の復元力)を生じ、コネクタ本体2が所定の位置に戻るように、コネクタ本体2の移動方向と反対方向にコネクタ本体2を付勢する。
付勢部材4は、本実施形態では、図5Aに示されるように、本体側収容部22およびガイド部材側収容部32に跨るように配置されている。図5Aでは、バネ(付勢部材)4は、コネクタ本体2が所定の位置に位置するときでも、本体側収容部22の対向壁22a、22bおよびガイド部材側収容部32の対向壁32a、32bへの当接により弾性変形している状態(収縮している状態)で、本体側収容部22およびガイド部材側収容部32に収容されている。この場合、常時バネ(付勢部材)4に弾性力(復元力)が働いている状態となるので、コネクタ本体2を所定の位置に戻しやすくなる。しかし、バネ(付勢部材)4は、弾性変形していない状態(収縮していない状態)で収容されていてもよい。換言すれば、バネ(付勢部材)4は、コネクタ本体2が所定の位置に位置するときに、本体側収容部22の対向壁22a、22bおよびガイド部材側収容部32の対向壁32a、32bの少なくとも一方と当接していない状態で、本体側収容部22およびガイド部材側収容部32に収容されていてもよい。
付勢部材4は、上述のように、本体側収容部22に設けられる抜け防止部Gと係合することで、コネクタ1を作製する際のコネクタ本体2からの離脱が防止される。しかし、本体側収容部22およびガイド部材側収容部32の少なくとも一方が、対向壁22a、22b、32a、32bから突出する抜け防止部Gを有し、バネ(付勢部材)4は、本体側収容部22およびガイド部材側収容部32の少なくとも一方に設けられる抜け防止部Gと係合していてもよい。たとえば、抜け防止部Gがガイド部材側収容部32に設けられる場合、バネ(付勢部材)4をガイド部材側収容部32の抜け防止部Gと係合させてから、ガイド部材3をコネクタ本体2に組み付けることで、コネクタ1を作製することができる。
[本実施形態に係るコネクタの挙動]
次に、上述のコネクタ1の挙動を、図1A、図1B、および図3~図6Bを参照しながら、以下で説明する。なお、以下の説明は、あくまで一例であり、本発明のコネクタの挙動は、以下の説明に限定されるものではない。
図4Aは、図3に示されるコネクタ1の上面図におけるIVA-IVA線の断面図であり、図5Aは、図3のVA-VA線の断面図である。図4Aおよび図5Aは、たとえば、コネクタ本体2がガイド部材3に対して所定の位置に位置するときの断面図を示している。本実施形態では、相手方コネクタAがコネクタ1に正規の組み付け方向D11から組み付けられると(図1Aおよび図1B参照)、図4Aおよび図5Aに示されるように、コネクタ1は、相手方コネクタAに対して相対移動せずに、所定の位置に位置している。
本実施形態において、図6Aに示されるように、相手方コネクタAがコネクタ1に正規の組み付け方向D11から第2の方向D2の一方D21(以下、便宜的に、「左方向D21」と呼ぶ)に外れて組み付けようとすると(図6Aでは、正規の組み付け方向D11から左方向D21にズレ量Sで外れている)、第2の方向D2において、組み付けガイド部23および相手方組み付けガイド部A2の側面同士が当接し、ならびに/または、コネクタ1の端子T1および相手方コネクタAの相手方端子T2の側面同士が当接する。その際に、図4Bに示されるように、被係合部212と係合部312との第3の方向D3での係合により、コネクタ本体2のガイド部材3からの離脱を防止しつつ、被ガイド部211(図5B参照)がガイド部311に第2の方向D2でガイドされることで、図6Bに示されるように、コネクタ本体2がガイド部材3に対して所定の位置(図6Bのコネクタ本体2の破線参照)から左方向D21に相対移動する(図6Bのコネクタ本体2の実線参照)。このコネクタ本体2のガイド部材3に対する相対移動により、コネクタ1と相手方コネクタAとを無理に組み付けようとする力を第2の方向D2に逃がすことができるので、コネクタ構造C内での内部応力や内部歪みの発生が抑制される。また、コネクタ1と相手方コネクタAとが組み付けられた後においても、コネクタ構造Cに衝撃が加わったときに、コネクタ本体2のガイド部材3に対する相対移動により、その衝撃力を第2の方向D2に逃がすことができるので、コネクタ構造Cの耐衝撃性が増す。
この左方向D21への相対移動の際に、本実施形態では、図5Bに示されるように、バネ(付勢部材)4が、本体側収容部22の第2の方向D2の他方向D22(以下、便宜的に、「右方向D22」と呼ぶ)側の対向壁22bと、ガイド部材側収容部32の左方向D21側の対向壁32aとの間で挟まれることで、第2の方向D2で収縮するように弾性変形する。これにより、コネクタ本体2をガイド部材3に対して右方向D22に付勢するバネ(付勢部材)4の復元力(弾性力)が生じるので、少なくとも相手方コネクタAをコネクタ1から取り外したときに、コネクタ本体2がガイド部材3に対して所定の位置に戻る(図4Aおよび図5A参照)。このように、コネクタ本体2が、左方向D21に相対移動しても、バネ(付勢部材)4によって所定の位置に戻るので、相手方コネクタAとの組み付けおよび組み付けの解除を繰り返す際に、コネクタ1が所定の位置から外れた位置に留まることがない。そのため、コネクタ1が所定の位置から外れた位置に位置することで、コネクタ1と相手方コネクタAとを組み付けにくくなることが抑制される。なお、コネクタ本体2は、相手方コネクタAをコネクタ1に組み付けているとき、または相手方コネクタAをコネクタ1に組み付けたときに、所定の位置に戻ってもよい。この場合、コネクタ1と相手方コネクタAとの組み付け中または組み付け後におけるコネクタ構造C内の内部応力や内部歪みがさらに抑制される。
同様に、本実施形態において、特には図示していないが、相手方コネクタAがコネクタ1に正規の組み付け方向D11から右方向D22に外れて組み付けようとすると、第2の方向D2において、組み付けガイド部23および相手方組み付けガイド部A2の側面同士が当接し、ならびに/または、コネクタ1の端子T1および相手方コネクタAの相手方端子T2の側面同士が当接する。その際に、図4Cに示されるように、被係合部212と係合部312との第3の方向D3での係合により、コネクタ本体2のガイド部材3からの離脱を防止しつつ、被ガイド部211(図5B参照)が第2の方向D2でガイド部311にガイドされることで、コネクタ本体2がガイド部材3に対して所定の位置から右方向D22に相対移動する。この右方向D22への相対移動の際に、図5Bに示されるように、バネ(付勢部材)4が、本体側収容部22の左方向D21側の対向壁22aと、ガイド部材側収容部32の右方向D22側の対向壁32bとの間で挟まれることで、第2の方向D2で収縮するように弾性変形する。これにより、コネクタ本体2をガイド部材3に対して左方向D21に付勢するバネ(付勢部材)4の復元力(弾性力)が生じるので、少なくとも相手方コネクタAをコネクタ1から取り外したときに、コネクタ本体2がガイド部材3に対して所定の位置に戻る(図4Aおよび図5A参照)。
なお、本実施形態では、コネクタ1と電気的に接続される配線部W1は、基板の接続パッド(プリント回路)ではなく、可撓性を有する電線によって構成されている。この場合、上述のように、コネクタ本体2がガイド部材3に対して所定の位置から移動したときに生じるコネクタ1側での内部応力や内部歪みが、電線(配線部)W1が撓むことで吸収されるため、コネクタ構造C内の内部応力や内部歪みがさらに抑制される。
以上のように構成される本実施形態に係るコネクタ1によれば、相手方コネクタAと組み付けられるコネクタ本体2と、コネクタ本体2を第1の方向D1、第2の方向D2、および第3の方向D3の少なくとも一方向に移動可能に保持するガイド部材3を備えている。そのため、相手方コネクタAを正規の組み付け方向D11(第1の方向D1)から外れて組み付けようとした場合に、コネクタ本体2がガイド部材3に対して第1の方向D1と交差する第2の方向D2および/または第3の方向D3に移動するか、または第1の方向D1に移動する。これにより、正規の組み付け方向D11(第1の方向D1)から外れてコネクタ1と相手方コネクタAとを無理に組み付けようとする力が、第1の方向D1、第2の方向D2、および第3の方向D3の少なくとも一方向に逃がすことができるので、コネクタ構造C内で内部応力や内部歪みが生じることが抑制される。
また、本実施形態に係るコネクタ1によれば、ガイド部材3は、配線部W1を端子T1との接続部T12からコネクタ本体2の背面2b側に導出可能である位置に設けられている。そのため、配線部W1をコネクタ本体2の背面2b側から導出することで、コネクタ構造Cの狭幅化を図りつつ、コネクタ構造C内の伝送路において、良好な電気特性が得られやすくなる。
本実施形態では、ガイド部材3は、コネクタ本体2がガイド部材3から離脱することを防止する離脱防止部31を備え、離脱防止部31は、ガイド部311を有しており、コネクタ本体2は、ガイド部311にガイドされる被ガイド部211を有している。この場合、コネクタ本体2がガイド部材3から離脱することを防止しつつ、コネクタ本体2をガイド部材3に対して所望の移動方向に移動させることができる。
本実施形態では、コネクタ1は、本体側収容部22およびガイド部材側収容部32に跨るように配置される付勢部材4を備え、コネクタ本体2がガイド部材3に対して所定の位置から移動すると、コネクタ本体2が所定の位置に戻るように、付勢部材4が、コネクタ本体2が移動した方向と反対方向にコネクタ本体2を付勢する。この場合、相手方コネクタAとの組み付けおよび組み付けの解除を繰り返す際に、コネクタ1が所定の位置から外れた位置に留まることがない。そのため、コネクタ1が所定の位置から外れた位置に位置することで、コネクタ1と相手方コネクタAとを組み付けにくくなることが抑制される。
本実施形態では、本体側収容部22およびガイド部材側収容部32は、バネ(付勢部材)4の端部4a、4bと対向する対向壁22a、22b、32a、32bをそれぞれ有し、本体側収容部22およびガイド部材側収容部32の少なくとも一方は、対向壁22a、22b、32a、32bから突出し、バネ(付勢部材)4と係合する抜け防止部Gを有している。この場合、コネクタ1を組み立てる際に、バネ(付勢部材)4がコネクタ本体2および/またはガイド部材3から離脱することが防止されるので、コネクタ1の組み立てが容易になる。
1 コネクタ
2 コネクタ本体
2a 正面
2b 背面
2c 対向面
2d (対向面の反対)面
2e 第2の方向を向く面
21 突出部
211 被ガイド部
212 被係合部
22 本体側収容部
22a、22b 対向壁
23 組み付けガイド部
3 ガイド部材
3c 対向面
3d 搭載面
31 離脱防止部
31a 第2方向延伸部
31b 第1方向延伸部
311 ガイド部
312 係合部
32 ガイド部材側収容部
32a、32b 対向壁
33 ベース部
34 立設部
4 付勢部材(バネ)
4a、4b 端部
A 相手方コネクタ
A1 相手方組み付け面
A2 相手方組み付けガイド部
B 基板
C コネクタ構造
D1 第1の方向
D11 組み付け方向
D12 離脱方向
D2 第2の方向
D21 左方向
D22 右方向
D3 第3の方向
F 固定具
G 抜け防止部
H1 第1の筐体
H2 第2の筐体
S (正規の組み付け方向からの)ズレ量
T1 端子
T11 接触部
T12 接続部
T2 相手方端子
W1 配線部
W2 相手方配線部

Claims (4)

  1. 相手方コネクタが第1の方向で組み付けられるコネクタであって、
    前記コネクタは、
    前記第1の方向の一方側である正面と、前記正面と反対面である背面とを有し、前記相手方コネクタの相手方端子と前記正面側で電気的に接続される端子を備えるコネクタ本体と、
    前記コネクタ本体を前記第1の方向と、前記第1の方向と交差する第2の方向と、前記第1の方向および前記第2の方向と交差する第3の方向の少なくとも一方向に移動可能に保持するガイド部材と
    を備え、
    前記端子は、配線部と電気的に接続される接続部を有し、
    前記ガイド部材は、前記配線部を前記接続部から前記背面側に導出可能である位置に設けられる、コネクタ。
  2. 前記ガイド部材は、前記コネクタ本体が前記ガイド部材から離脱することを防止する離脱防止部を備え、
    前記離脱防止部は、ガイド部を有し、
    前記コネクタ本体は、前記ガイド部にガイドされる被ガイド部を有する、
    請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記コネクタは、付勢部材をさらに備え、
    前記コネクタ本体は、前記付勢部材の一部を収容する本体側収容部を有し、
    前記ガイド部材は、前記本体側収容部と対向するように設けられ、前記付勢部材の一部を収容するガイド部材側収容部を有し、
    前記付勢部材は、前記本体側収容部および前記ガイド部材側収容部に跨るように配置され、
    前記コネクタ本体が前記ガイド部材に対して所定の位置から移動すると、前記コネクタ本体が前記所定の位置に戻るように、前記付勢部材が、前記コネクタ本体が移動した方向と反対方向に前記コネクタ本体を付勢する、
    請求項1記載のコネクタ。
  4. 前記付勢部材は、弾性変形可能な単一のバネによって構成され、
    前記本体側収容部および前記ガイド部材側収容部は、前記バネの端部と対向する対向壁をそれぞれ有し、
    前記本体側収容部および前記ガイド部材側収容部の少なくとも一方は、前記対向壁から突出し、前記バネと係合する抜け防止部を有している、
    請求項3記載のコネクタ。
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