JP2022125615A - 複数の棒状部材群を枕本体の内部に配置した枕 - Google Patents
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Abstract
Description
従って、枕の沈み込み量や反発力を使用者の好みに合わせることにより寝心地が向上し、睡眠の質を高めることができる。
特許文献1に記載された枕では硬さが異なる複数種類のプラグが予め用意されており、使用者がプラグを選択して交換することによって枕の硬さを調整できる。
プラグの硬度を高くすると、枕の上面に頭部を載せたときに、プラグの硬さによって後頭部や側頭部に対する押圧感(違和感)が強まるために寝心地が損なわれてしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、寝心地を向上させることにある。
図1は第1実施形態に係る枕1Aの外観を示す斜視図、図2は第1実施形態に係る枕1Aの内部構造を示す透視図、図3は第1の棒状部材21A、及び第2の棒状部材31Aの種類を示す斜視図、図4は各棒状部材群22,32に作用する荷重を模式的に示す図である。
図1、及び図2に示す枕1Aは、例えば、発泡樹脂製の弾性体によって形成された枕本体11と、枕本体11の内部における上側部分11U(第1の高さ範囲)内に並列配置された複数の第1の棒状部材21Aからなる第1の棒状部材群22と、枕本体11の内部における下側部分11L(第1の高さ範囲とは異なる第2の高さ範囲)内に並列配置された複数の第2の棒状部材31Aからなる第2の棒状部材群32と、を備えている。第1の棒状部材群22と第2の棒状部材群32は、上下方向に多少の間隔(例えば1cm乃至3cm程度の間隔)を隔てて配置されている。言い換えれば、第1の棒状部材群22と第2の棒状部材群32との間には枕本体11の一部分が介在している。
後述するように、各第1の棒状部材21A(21a乃至21c、図3(a)を参照)、及び各第2の棒状部材31A(31a乃至31c、図3(b)を参照)は、例えば、木材、樹脂、及び金属といった枕本体11よりも硬質な材料で作製されている。
円の直径から理解できるように、枕1Aに加わる下向きの荷重は頭部HDに近い部位ほど大きい。このため、複数の第1の棒状部材21Aは下向きの荷重によって頭部HDに対向する部分を中心に下方向に撓む。
荷重が分散されることにより、頭部HDに与えられる押圧感が低減されるため、寝心地を向上させることができる。
以下、第1実施形態に係る枕1Aの詳細について説明する。図1に示す枕1Aは、枕本体11と、硬質シート41と、第1の棒状部材群22と、第2の棒状部材群32とを備えている。
枕本体11は、例えば発泡ウレタン製の弾性体によって作製されており、枕本体11の底面11bの形状は、例えば横方向の幅が63cm、縦方向の長さが43cmである横長四角形状であるが、これらの寸法に限定されない。
枕本体11において、凹部11cの最薄部の厚さは5cmであり、首元側突部11dの最厚部の厚さは6cmであり、頭頂側突部11eの最厚部の厚さは10cmであるが、各部の厚さはこれらの寸法に限定されない。さらに、首元側突部11dの最厚部の厚さが、頭頂側突部11eの最厚部の厚さよりも大きくなっていてもよい。この点は、後述する他の枕1B乃至1Fにおいても同様である。
各第1の貫通孔12Aは、枕本体11を縦方向に沿って貫く円形断面の孔であり、孔の直径は例えば1.1cm乃至1.2cmである。各第1の貫通孔12Aは、例えば枕本体11の底面11bから円形断面の中心までの高さが4cmとなる位置に、横方向に沿って9cmの間隔を隔てて合計6個設けられている。なお、各第1の貫通孔12Aは、枕本体11の底面11bに対して平行に設けられている。
ここで、各第1の貫通孔12Aの本数、直径、及び高さは一例であり、上述した各数値に限定されない。例えば、各第1の貫通孔12Aの直径を1.6cm乃至1.7cmとしてもよい。この点は、後述する他の枕1B乃至1Hにおいても同様である。
なお、各第1の貫通孔12Aに関し、線状の切断刃を枕本体11の底面11b側から挿入して設けてもよいし、枕本体11の側面から筒状の切断刃を挿入して設けてもよい。この点は、後述する他の枕1B乃至1Hにおいても同様である。
各第2の貫通孔14Aは、枕本体11を横方向に沿って貫く円形断面の孔であり、孔の直径は例えば1.1cm乃至1.2cmである。各第2の貫通孔14Aは、例えば枕本体11の底面11bから円形断面の中心までの高さが2cmとなる位置に、縦方向に沿って7cmの間隔を隔てて合計5個設けられている。なお、各第2の貫通孔14Aは、枕本体11の底面11bに対して平行に設けられている。
ここで、各第2の貫通孔14Aの本数、直径、及び高さは一例であり、上述した各数値に限定されない。例えば、各第2の貫通孔14Aの直径を1.6cm乃至1.7cmとしてもよい。この点は、後述する他の枕1B乃至1Hにおいても同様である。
後述する硬質シート41が枕本体11の底面11bに対して接着されているときには、各第2の棒状部材31Aは対応する第2の貫通孔14Aに対し、第2の貫通孔14Aの両端開口を通じて着脱自在に取り付けられる。一方、硬質シート41が枕本体11の底面11bに対して着脱自在に取り付けられているときには、各第2の棒状部材31Aは、硬質シート41を取り外した枕本体11の底部11b側から、各第2のスリット15Aを通じて対応する第2の貫通孔14Aに対して着脱自在に装着される。
なお、各第2の貫通孔14Aに関し、線状の切断刃を枕本体11の上面11a側から挿入して設けてもよいし、枕本体11の側面から筒状の切断刃を挿入して設けてもよい。この点は、後述する他の枕1B乃至1Hにおいても同様である。
硬質シート41は、枕本体11よりも硬質なシート材によって作製されており、枕本体11の底面11bの下方に配置される。硬質シート41は、例えば枕本体11の底面11bに対して接着剤によって固定されるが、スナップボタンや面ファスナー等を用いて底面11bに対して着脱自在に取り付けてもよい。
本実施形態の硬質シート41は、硬質のウレタン製シート材が用いられており、横方向の幅が63cm、縦方向の長さが43cm、厚さが1cmの横長四角形状をしているが、これらの寸法に限定されない。
硬質シート41を枕本体11の底面11bに配置することにより、枕1Aの底部を枕本体11よりも硬くできるため、柔軟な敷き布団やマットレスの上に枕1Aを載せた状態であっても、頭部HD(図4を参照)の重さによる下向きの荷重に対して反力が得られ、頭部HDを安定的に支持できる。
図1、及び図2に示すように、第1の棒状部材21Aは、第1の貫通孔12Aとほぼ同じ形状とされた棒状の部材によって作製されている。本実施形態における第1の棒状部材21Aは、直径が1cm、長さが42cmの丸棒である。なお、第1の貫通孔12Aの直径が1.6cm乃至1.7cmとされた場合には、第1の棒状部材21Aの直径は1.5cmとされる。
図3(a)は、第1の棒状部材21Aの種類を示している。これらの第1の棒状部材21a乃至21cは何れも枕本体11よりも硬質な材料で作製されている。例えば、第1の棒状部材21aはEVA(エチレン酢酸ビニル)製の丸棒によって作製され、第1の棒状部材21bは第1の棒状部材21aよりも硬質な木製の丸棒によって作製され、第1の棒状部材21cは第1の棒状部材21bよりも硬質な金属製の丸パイプによって作製されている。なお、第1の棒状部材21Aは、これらの棒状部材21a乃至21cに限定されない。例えば、第1の棒状部材21Aは、枕本体11よりも硬質の合成樹脂で作製された丸パイプであってもよい。
また、図3(a)には、第1の棒状部材21Aを抜き取った後の第1の貫通孔12Aに挿入される第1の閉塞部材23も示されている。第1の閉塞部材23は枕本体11と同じ材質とされた棒状の部材であり、例えば枕本体11に対して第1の貫通孔12Aを作製したときに、第1の貫通孔12Aから抜き取った棒状の部材によって作製される。
図3(b)は、第2の棒状部材31Aの種類を示している。第1の棒状部材21Aと同様に、第2の棒状部材31aはEVA製の丸棒によって作製され、第2の棒状部材31bは木製の丸棒によって作製され、第2の棒状部材31cは金属製の丸パイプによって作製されている。なお、第2の棒状部材31Aもまた、これらの棒状部材31a乃至31cに限定されない。例えば、第2の棒状部材31Aは、枕本体11よりも硬質の合成樹脂で作製された丸パイプであってもよい。
また、図3(b)には、第2の棒状部材31Aを抜き取った後の第2の貫通孔14Aに挿入される第2の閉塞部材33も示されている。第2の閉塞部材33も第1の閉塞部材23と同様に、枕本体11と同じ材質とされた棒状の部材であり、例えば第2の貫通孔14Aから抜き取った棒状の部材によって作製される。
図4に示すように、使用者の後頭部HDが枕1Aの上面に載せられると、枕1には頭部HDの重さによって下向きの荷重が加わる。この枕1Aによれば、枕本体11の内部に並列配置された各第1の棒状部材21Aと各第2の棒状部材31Aとが荷重の伝搬部材として機能し、頭部HDの重さに起因する荷重を分散して支持する。各第1の棒状部材21Aと各第2の棒状部材31Aとによって、後頭部HDに対する圧力の集中を和らげることができるので、後頭部や側頭部に対する違和感を低減することができ、寝心地を向上させることができる。
さらに、この枕1Aでは、複数の第1の棒状部材21Aが枕1の縦方向に沿って配置され、且つ複数の第2の棒状部材31Aが枕1の横方向に沿って配置されているので、格子状に配置された各第1の棒状部材21A、及び各第2の棒状部材31Aによって頭部HDの重さによる下向きの荷重を効率よく分散させることができる。
この構成を有することにより、例えば図5に示すように、この枕1Aでは、特定の第1の棒状部材21Aに替えて、第1の閉塞部材23を第1の貫通孔12A(図1を参照)に挿入し、且つ特定の第2の棒状部材31Aに替えて、第2の閉塞部材33を第2の貫通孔14A(図1を参照)に挿入することにより、枕1Aの硬さを使用者の好みに応じて調整することができる。
また、この枕1Aでは、枕1Aの右側部分を左側部分よりも硬くしたり、枕1Aの首元側部分を頭頂側部分よりも硬くする等、枕1Aにおける硬い部分の場所と柔らかい部分の場所に変化を与えることもできる。
さらに、この枕1Aでは、一部の第1の棒状部材21A、及び一部の第2の棒状部材31Aを抜き取り、空洞にした第1の貫通孔12A、及び第2の貫通孔14Aを通気用の孔として用いてもよい。このように構成することにより、枕1Aでは、枕1Aの内部に籠もった熱や湿気を外部に放出しやすくなる。また、各棒状部材21A、31Aとして金属製の丸パイプで作製された棒状部材21c、31cを使用することにより、枕1Aの内部に籠もった熱を外部に放出しやすくなる。これらの点は、後述する他の枕1B乃至1Hにおいても同様である。
次に、第1実施形態の変形例に係る枕1Bについて説明する。図6は、第1実施形態の変形例に係る枕1Bの外観を示す斜視図、図7は第1実施形態の変形例に係る枕1Bの内部構造を示す透視図である。なお、変形例に係る枕1Bにおいて、第1実施形態に係る枕1Aと同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。
図6と図1とを比較し、且つ図7と図2を比較すると明らかなように、変形例に係る枕1Bにおいて、枕本体11の外形輪郭は第1実施形態と同じであるが、各第1の棒状部材21Bの向き、及び各第2の棒状部材31Bの向きが第1実施形態に係る枕1A(各第1の棒状部材21A、各第2の棒状部材31A)と相違している。これに伴い、各第1の貫通孔12Bの向き、及び各第2の貫通孔14Bの向きも、各第1の貫通孔12A、及び各第2の貫通孔14Aとは相違している。
各第1の貫通孔12Bは円形断面の孔であり、孔の直径は例えば1.1cm乃至1.2cmである。そして、各第1の貫通孔12Bは、例えば枕本体11の底面11bから円形断面の中心までの高さが4cmとなる位置に、縦方向に沿って7cmの間隔を隔てて合計5個設けられている。なお、各第1の貫通孔12Bは、枕本体11の底面11bに対して平行に設けられている。
各第1の貫通孔12Bは、線状の切断刃を枕本体11の上面側から挿入し、当該切断刃を各第1の貫通孔12Bの輪郭に沿って移動させることにより設けられる。従って、各第1のスリット13Bは枕本体11の横方向に沿って設けられる。変形例の枕1Bにおいて、各第1の棒状部材21Bは、対応する第1の貫通孔12Bに対して着脱自在に取り付けられる。
各第2の貫通孔14Bは円形断面の孔であり、孔の直径は例えば1.1cm乃至1.2cmである。そして、各第2の貫通孔14Bは、例えば枕本体11の底面11bから円形断面の中心までの高さが2cmとなる位置に、横方向に沿って9cmの間隔を隔てて合計6個設けられている。なお、各第2の貫通孔14Bは、枕本体11の底面11bに対して平行に設けられている。
各第2の貫通孔14Bは、線状の切断刃を枕本体11の底面11b側から挿入し、当該切断刃を各第2の貫通孔14Bの輪郭に沿って移動させることにより設けられる。従って、各第2のスリット15Bは枕本体11の縦方向に沿って設けられる。変形例の枕1Bにおいて、各第2の棒状部材31Bは、対応する第2の貫通孔14Bに対して着脱自在に取り付けられる。
次に、第2実施形態に係る枕1Cについて説明する。図8は第2実施形態に係る枕1Cの内部構造を示す透視図、図9は第2実施形態に係る枕1CのA-A断面図、図10は第2実施形態に係る枕1Cの作用を示す図である。なお、第2実施形態に係る枕1Cにおいて、第1実施形態に係る枕1Aと同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。
枕本体11において、凹部11cの最薄部の厚さは8cmであり、首元側突部11dの最厚部の厚さは10cmであり、頭頂側突部11eの最厚部の厚さは12cmであるが、各部の厚さはこれらの寸法に限定されない。
これに伴い、第1の貫通孔12C(図9を参照)は枕本体11の横方向に沿って枕本体11を貫通し、且つ枕本体11の縦方向に沿って間隔を隔てて平行に設けられている。例えば、各第1の貫通孔12Cは円形断面の孔であり、孔の直径は1.1cm乃至1.2cmである。そして、各第1の貫通孔12Cは、枕本体11の底面11bから円形断面の中心までの高さが4cmとなる位置に、縦方向に沿って7cmの間隔を隔てて合計5個設けられている。
各第1の貫通孔12Cは、線状の切断刃を枕本体11の上面側から挿入し、当該切断刃を各第1の貫通孔12Cの輪郭に沿って移動させることにより設けられる。これに伴い、各第1の貫通孔12Cと枕本体11の上面11aとの間には、第1のスリット13C(図9を参照)が設けられる。
これに伴い、第2の貫通孔14C(図9を参照)は枕本体11の縦方向に沿って枕本体11を貫通し、且つ枕本体11の横方向に沿って間隔を隔てて平行に設けられている。例えば、2つの第2の貫通孔14Cは、枕本体11を縦方向に沿って貫く円形断面の孔であり、孔の直径は1.1cm乃至1.2cmである。そして、各第2の貫通孔14Cは、枕本体11の底面11bから円形断面の中心までの高さが2cmとなる高さに設けられる。さらに、正面から見て左側に位置する第2の貫通孔14Cは、例えば枕本体11の左側面から円形断面の中心までの距離が27cmとなる位置に設けられており、正面から見て右側に位置する第2の貫通孔14Cは、左隣の第2の貫通孔14Cから右側に9cmの間隔を隔てた位置に設けられている。
各第2の貫通孔14Cは、線状の切断刃を枕本体11の底面11b側から挿入し、当該切断刃を各第2の貫通孔14Cの輪郭に沿って移動させることにより設けられる。これに伴い、各第2の貫通孔14Cと枕本体11の底面11bとの間には、第2のスリット15C(図9を参照)が設けられる。
さらに、枕本体11の左側部分に位置する2つの第3の貫通孔16Cは、例えば枕本体11の左側面から円形断面の中心までの距離が9cm、及び18cmとなる位置にそれぞれ設けられている。一方、枕本体11の右側部分に位置する2つの第3の貫通孔16Cは、例えば枕本体11の右側面から円形断面の中心までの距離が9cm、及び18cmとなる位置にそれぞれ設けられている。
なお、各第3の貫通孔16Cの本数、直径、及び高さは一例であり、上述した各数値に限定されない。例えば、各第3の貫通孔16Cの直径を1.6cm乃至1.7cmとしてもよい。この点は、後述する他の枕1D及び1Eにおいても同様である。
なお、各第3の貫通孔16Cに関し、線状の切断刃を枕本体11の底面11b側から挿入して設けてもよいし、枕本体11の側面から筒状の切断刃を挿入して設けてもよい。この点は、後述する他の枕1D及び1Eにおいても同様である。
第2実施形態に係る枕1Cによれば、枕本体11の内部において、複数の第1の棒状部材21Cよりも上方に、平面視において各第1の棒状部材21Cと交差した複数の第3の棒状部材51Cを並列配置しているので、各第3の棒状部材16Cによっても頭部HDの重さによる下向きの荷重を効率よく分散させることができる。
さらに、当該枕1Cによれば、複数の第3の棒状部材51Cは、平面視において複数の第2の棒状部材31Cが並列配置された範囲とは重ならない範囲内に並列配置されているので、枕1Cには、各第3の棒状部材51Cと各第1の棒状部材21Cとが交差する部分と、各第1の棒状部材21Cと各第2の棒状部材31Cとが交差する部分とが設けられ、各部分によって頭部HDを支持する高さを異ならせることができる。
使用者が仰向けの仰臥姿勢で寝ているとき、使用者の後頭部HDの下方には各第1の棒状部材21Cが位置し、各第1の棒状部材21Cの下方に各第2の棒状部材31Cが位置する。使用者が横向きの横臥姿勢で寝ているとき、使用者の側頭部HDの下方には各第3の棒状部材51Cが位置し、各第3の棒状部材51Cの下方に各第1の棒状部材21Cが位置する。
横臥姿勢で寝ているときの頸部は、仰臥姿勢で寝ているときの頸部よりも高い位置になる。
第2実施形態に係る枕1Cでは、各第3の棒状部材51Cが各第1の棒状部材21Cよりも上方に位置しているので、横臥姿勢で寝ているときの頭部HDを、仰臥姿勢で寝ているときの頭部HDよりも高い位置で支持できる。横臥姿勢における頭部HDを仰臥姿勢の頭部HDよりも高い位置で支持することにより、頸部にかかる負担を軽減できる。
次に、第2実施形態の変形例に係る枕1Dの変形例について説明する。図11は第2実施形態の変形例に係る枕1Dの内部構造を示す透視図、図12は第2実施形態の変形例に係る枕1DのB-B断面図である。なお、変形例に係る枕1Dにおいて、第2実施形態に係る枕1Cと同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。
図11、及び図12に示すように、変形例に係る枕1Dは、第2実施形態に係る枕1Cと同様に、枕本体11の内部における上側部分11U(第3の高さ範囲)内に並列配置された複数の第3の棒状部材51からなる第3の棒状部材群52を備えている。但し、変形例に係る枕1Dは、各第1の棒状部材21Dが枕本体11の縦方向に沿って並列配置され、各第2の棒状部材31D、及び各第3の棒状部材51Dが枕本体11の横方向に沿って並列配置されている点が第2実施形態に係る枕1Cと相違している。
これに伴い、第1の貫通孔12D(図12を参照)は枕本体11の縦方向に沿って枕本体11を貫通し、且つ枕本体11の横方向に沿って間隔を隔てて平行に設けられている。例えば、各第1の貫通孔12Dは円形断面の孔であり、孔の直径は1.1cm乃至1.2cmである。そして、各第1の貫通孔12Dは、枕本体11の底面11bから円形断面の中心までの高さが4cmとなる位置に、横方向に沿って9cmの間隔を隔てて合計6個設けられている。
各第1の貫通孔12Dは、線状の切断刃を枕本体11の上面11a側から挿入し、当該切断刃を各第1の貫通孔12Dの輪郭に沿って移動させることにより設けられる。これに伴い、各第1の貫通孔12Dと枕本体11の上面11aとの間には、第1のスリット13D(図12を参照)が設けられる。
これに伴い、第2の貫通孔14Dは枕本体11の横方向に沿って枕本体11を貫通し、且つ枕本体11の縦方向に沿って間隔を隔てて平行に設けられている。例えば、各第2の貫通孔14Dは円形断面の孔であり、孔の直径は1.1cm乃至1.2cmである。そして、各第2の貫通孔14Dは、枕本体11の底面11bから円形断面の中心までの高さが2cmとなる位置に3個平行に設けられている。例えば、最も首元側に位置する第2の貫通孔14Dは、枕本体11の首元側の端から縦方向に沿って円形断面の中心までの距離が6cmとなる位置に設けられる。また、首元側から2つ目の第2の貫通孔14Dは、例えば最も首元側の第2の貫通孔14Dから縦方向に沿って14cm離れた位置に設けられている。同様に、首元側から3つ目の第2の貫通孔14Dは、例えば2つ目の第2の貫通孔14Dから縦方向に沿って7cm離れた位置に設けられている。
各第2の貫通孔14Dは、線状の切断刃を枕本体11の底面11b側から挿入し、当該切断刃を各第2の貫通孔14Dの輪郭に沿って移動させることにより設けられる。これに伴い、各第2の貫通孔14Dと枕本体11の底面11bとの間には、第2のスリット15D(図12を参照)が設けられる。
これに伴い、第3の貫通孔16Dは枕本体11の横方向に沿って枕本体11を貫通し、且つ枕本体11の縦方向に沿って間隔を隔てて平行に設けられている。例えば、各第3の貫通孔16Dは、枕本体11を横方向に沿って貫く円形断面の孔であり、孔の直径は1.1cm乃至1.2cmである。
そして、首元側に位置する第3の貫通孔16Dは、例えば枕本体11の底面11bから円形断面の中心までの高さが6cm、且つ枕本体11の首元側の端から縦方向に沿って円形断面の中心までの距離が13cmとなる位置に設けられる。また、頭頂側に位置する第3の貫通孔16Dは、例えば枕本体11の底面11bから円形断面の中心までの高さが8cm、且つ首元側に位置する第3の貫通孔16Dから縦方向に沿って21cm離れた位置に設けられている。
各第3の貫通孔16Dは、線状の切断刃を枕本体11の上面11a側から挿入し、当該切断刃を各第3の貫通孔16Dの輪郭に沿って移動させることにより設けられる。これに伴い、各第3の貫通孔16Dと枕本体11の上面11aとの間には、第3のスリット17D(図12を参照)が設けられる。
次に、第3実施形態に係る枕1Eについて説明する。図13は第3実施形態に係る枕1Eを示す断面図である。なお、第3実施形態に係る枕1Eにおいて、前述の各実施形態に係る枕1A乃至枕1Dと同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。
第3実施形態に係る枕1Eにおいて、第1の棒状部材群22を構成する複数の第1の棒状部材21Eは、枕本体11の縦方向に沿って配置され、且つ枕本体11の横方向に沿って間隔を隔てて配置されている。さらに、各第1の棒状部材21Eは、枕本体11の底面11bに対して傾斜して配置されている。図13の例において、各第1の棒状部材21Eは、首元側の端部が頭頂側の端部よりも低い位置(枕本体11の底面11bに近い位置)となるように傾斜して配置されている。
各第2の棒状部材31Eは、各第2の貫通孔14Eに対して着脱自在に装着される。各第2の貫通孔14Eは、線状の切断刃を枕本体11の底面11b側から挿入し、当該切断刃を各第2の貫通孔14Eの輪郭に沿って移動させることにより設けられる。従って、枕本体11の底面11bと各第2の貫通孔14Eとの間には第2のスリット15Eが形成される。
各第3の棒状部材51Eは、各第3の貫通孔16Eに対して着脱自在に装着される。各第3の貫通孔16Eは、線状の切断刃を枕本体11の上面11a側から挿入し、当該切断刃を各第3の貫通孔16Eの輪郭に沿って移動させることにより設けられる。
従って、枕本体11の上面11aと各第3の貫通孔16Eとの間には第3のスリット17Eが形成される。
その結果、この枕1では、使用者の頭部HDが受ける押圧感を細かく調整することができる。
次に、第4実施形態に係る枕1Fについて説明する。図14は、第4実施形態に係る枕1Fを示す断面図である。なお、第4実施形態に係る枕1Fにおいて、前述の各実施形態に係る枕1A乃至1Eと同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。
第4実施形態に係る枕1Fは、第1実施形態の枕1Aと同様に、複数の第1の棒状部材21Fからなる第1の棒状部材群22と、複数の第2の棒状部材31Fからなる第2の棒状部材群32と、を備えている。各第1の棒状部材21Fは、第1のスリット13Fを通じて各第1の貫通孔12Fに対して着脱自在である。各第2の棒状部材31Fは、第1のスリット15Fを通じて各第2の貫通孔14Fに対して着脱自在である。
第4実施形態に係る枕1Fは、デザインカットによって表面に複数の突起を形成した弾性シート42を枕本体11の上面11aに貼設した点が特徴になっている。弾性シート42は、例えば厚さが2cm乃至5cmのウレタンシートを用いることができる。
第4実施形態に係る枕1は、複数の突起を形成した弾性シート42を枕本体11の上面11aに貼設しているため、使用者の頭部HDを点で支えることができ、クッション性や通気性を高めることができる。
次に、第5実施形態に係る枕1Gについて説明する。図15は、第5実施形態に係る枕1Gを示す透視図である。
第1実施形態乃至第4実施形態に係る枕1A乃至1Fにおいて、各棒状部材21A乃至21F、31A乃至31Gは、枕本体11の横方向、又は縦方向に沿って配置されていたが、本発明に係る枕はこれらの構成に限定されない。
第5実施形態に係る枕1Gは、扁平且つ横長な直方体形状の枕本体11’と、枕本体11’の内部の上側部分11U(第1の高さ範囲)内に並列配置され、且つ複数の第1の棒状部材21Gからなる第1の棒状部材群22と、枕本体11’の内部の下側部分11L(第2の高さ範囲)内に並列配置され、且つ複数の第2の棒状部材31Gからなる第2の棒状部材群32と、を備えている。
この枕1Gにおいても、複数の第1の棒状部材21Gが撓むことにより、複数の第1の棒状部材21Gの下方に位置する複数の第2の棒状部材31Gが荷重を受ける。すなわち、頭部HDの重さによる下向きの荷重は、複数の第1の棒状部材21Gと複数の第2の棒状部材31Gとによって分散される。
その結果、頭部HDに与えられる押圧感が低減され、寝心地を向上させることができる。
次に、第6実施形態に係る枕1Hについて説明する。図16は、第6実施形態に係る枕1Hを示す透視図である。
第1実施形態乃至第5実施形態に係る枕1A乃至1Gにおいて、同じ棒状部材群22、32に属する各棒状部材21A乃至21G、31A乃至31Gは互いに平行に配置されていたが、本発明に係る枕はこれらの構成に限定されない。
第6実施形態に係る枕1Hは、扁平且つ横長な直方体形状の枕本体11’と、枕本体11’の内部の上側部分11U(第1の高さ範囲)内に並列配置され、且つ複数の第1の棒状部材21Hからなる第1の棒状部材群22と、枕本体11’の内部の下側部分11L(第2の高さ範囲)内に並列配置され、且つ複数の第2の棒状部材31Hからなる第2の棒状部材群32と、を備えている。
この枕1Hにおいても、複数の第1の棒状部材21Hが撓むことにより、複数の第1の棒状部材21Hの下方に位置する複数の第2の棒状部材31Hが荷重を受ける。すなわち、頭部HDの重さによる下向きの荷重は、複数の第1の棒状部材21Hと複数の第2の棒状部材31Hとによって分散される。
その結果、頭部HDに与えられる押圧感が低減され、寝心地を向上させることができる。
前述の各実施形態において、各第1の棒状部材21A乃至21H、及び各第2の棒状部材31A乃至31Hは中実の丸棒形状、又は円筒棒形状であったが、この構成に限定されない。例えば、図17に示すように、各第1の棒状部材21A乃至21H、及び各第2の棒状部材31A乃至31Hは、枕本体11よりも硬質の材料で作製されていれば、断面が三角形形状の棒状部材21d、31dであってもよいし、断面が四角形形状の棒状部材21e、31eであってもよいし、断面が五角形形状の棒状部材21f、31fであってもよい。また、第3の棒状部材51C乃至51Eについても同様である。
また、各第1の棒状部材21A乃至21H、及び各第2の棒状部材31A乃至31Hの少なくとも一部を枕本体11、11’から着脱不能に構成してもよい。
前述の各実施形態において、枕本体11、11’は発泡ウレタン製の弾性体によって作製されていたが、他の種類の発泡樹脂製の弾性体によって作製されていてもよい。また、枕本体11、11’は、発泡樹脂以外の弾性体で作製されていてもよい。
また、上述した枕1C、1D、及び1Eにおいて、第3の棒状部材群52は第1の棒状部材群22よりも上側に設けられ、第2の棒状部材群32は第1の棒状部材群22よりも下側に設けられていたが、この構成に限定されない。例えば、第3の棒状部材群52を第1の棒状部材群22よりも下側に設け、第2の棒状部材群32を第1の棒状部材群22よりも上側に設けてもよい。同様に、枕1F、1G、及び1Hにおいて、第2の棒状部材群32を第1の棒状部材群22よりも上側に設けてもよい。
<第一の実施態様>
本態様に係る枕1(1A乃至1H)は、弾性体によって形成された枕本体11と、枕本体11の内部の第1の高さ範囲内に並列配置された複数の第1の棒状部材21(21A乃至21H)からなる第1の棒状部材群22と、枕本体11の内部の前記第1の高さ範囲とは異なる第2の高さ範囲内に並列配置された複数の第2の棒状部材31(31A乃至31H)からなる第2の棒状部材群32と、を備え、複数の第1の棒状部材21、及び複数の第2の棒状部材31は、枕本体11よりも硬質な材料で作製され、複数の第2の棒状部材31は、平面視において複数の第1の棒状部材21と交差して配置されていることを特徴とする。
本態様に係る枕1によれば、使用者の頭部HDが枕1の上面11aに載せられると、枕1には頭部HDの重さによって下向きの荷重が加わり、複数の第1の棒状部材21は下方向に撓み、複数の第2の棒状部材31も荷重を受ける。このように、頭部HDの重さによる下向きの荷重は、荷重伝達部材としての複数の第1の棒状部材21と複数の第2の棒状部材31とによって分散されるため、頭部HDに与えられる押圧感が低減され、寝心地を向上させることができる。
本態様に係る枕1において、複数の第1の棒状部材21は、第1の方向に沿って延び、且つ平面視において互いに平行に配置され、複数の第2の棒状部材31は、第1の方向とは異なる第2の方向に沿って延び、且つ平面視において互いに平行に配置されていることを特徴とする。
本態様に係る枕1によれば、複数の第1の棒状部材21が互いに平行に配置され、且つ複数の第2の棒状部材31が互いに平行に配置されているので、頭部HDの重さによる下向きの荷重を効率よく分散させることができる。
本態様に係る枕1において、第1の方向は枕1の縦方向であり、且つ第2の方向は枕1の横方向である、ことを特徴とする。
本態様に係る枕1によれば、格子状に配置された各第1の棒状部材21、及び各第2の棒状部材31によって頭部HDの重さによる下向きの荷重を効率よく分散させることができる。
本態様に係る枕1において、複数の第1の棒状部材21、及び複数の第2の棒状部材31の少なくとも一部分は、枕本体11に対して着脱自在な構成を有する、ことを特徴とする。
本態様に係る枕1によれば、枕1の硬さを使用者の好みに応じて調整することができる。
本態様に係る枕1において、枕本体11の内部の前記第1の高さ範囲を間に挟んで第2の高さ範囲とは高さ方向の反対側に位置する第3の高さ範囲内に並列配置された複数の第3の棒状部材51(51C乃至51E)からなる第3の棒状部材群52を、さらに備え、複数の第3の棒状部材51は、平面視において複数の第1の棒状部材21と交差していることを特徴とする。
本態様に係る枕1によれば、複数の第3の棒状部材51によっても頭部HDの重さによる下向きの荷重を効率よく分散させることができる。
本態様に係る枕1において、複数の第3の棒状部材51は、平面視において複数の第2の棒状部材31が並列配置された範囲とは重ならない範囲内に並列配置されている、ことを特徴とする。
本態様に係る枕1によれば、各第1の棒状部材21と各第3の棒状部材51とによって下向きの荷重を受ける部分と、各第1の棒状部材21と各第2の棒状部材31とによって下向きの荷重を受ける部分との間で、頭部HDを支持する高さに変化を与えることができる。
本態様に係る枕1において、複数の第3の棒状部材51は、平面視において複数の第2の棒状部材31が並列配置された範囲と重なった範囲内に並列配置されており、複数の第3の棒状部材51、及び複数の第3の棒状部材51の配置範囲と重なった範囲内に配置された第2の棒状部材31は、枕本体11に対して着脱自在な構成を有する、ことを特徴とする。
本態様に係る枕1によれば、枕本体11に対して、各第2の棒状部材31と各第3の棒状部材51とを選択的に装着することができるため、頭部HDが受ける押圧感を細かく調整することができる。
図4に示すように、使用者の後頭部HDが枕1A(枕本体11)の上面に載せられると、枕1Aには頭部HDの重さによって下向きの荷重が加わる。この枕1Aによれば、枕本体11の内部に並列配置された各第1の棒状部材21Aと各第2の棒状部材31Aとが荷重の伝搬部材として機能し、頭部HDの重さに起因する荷重を分散して支持する。各第1の棒状部材21Aと各第2の棒状部材31Aとによって、後頭部HDに対する圧力の集中を和らげることができるので、後頭部や側頭部に対する違和感を低減することができ、寝心地を向上させることができる。
Claims (7)
- 弾性体によって形成された枕本体と、
前記枕本体の内部の第1の高さ範囲内に並列配置された複数の第1の棒状部材からなる第1の棒状部材群と、
前記枕本体の内部の前記第1の高さ範囲とは異なる第2の高さ範囲内に並列配置された複数の第2の棒状部材からなる第2の棒状部材群と、
を備え、
前記複数の第1の棒状部材、及び前記複数の第2の棒状部材は、前記枕本体よりも硬質な材料で作製され、
前記複数の第2の棒状部材は、平面視において前記複数の第1の棒状部材と交差して配置されていることを特徴とする枕。 - 前記複数の第1の棒状部材は、第1の方向に沿って延び、且つ平面視において互いに平行に配置され、
前記複数の第2の棒状部材は、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿って延び、且つ平面視において互いに平行に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の枕。 - 前記第1の方向は枕の縦方向であり、且つ前記第2の方向は枕の横方向であることを特徴とする請求項2に記載の枕。
- 前記複数の第1の棒状部材、及び前記複数の第2の棒状部材の少なくとも一部分は、前記枕本体に対して着脱自在な構成を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の枕。
- 前記枕本体の内部の前記第1の高さ範囲を間に挟んで前記第2の高さ範囲とは高さ方向の反対側に位置する第3の高さ範囲内に並列配置された複数の第3の棒状部材からなる第3の棒状部材群を、さらに備え、
前記複数の第3の棒状部材は、平面視において前記複数の第1の棒状部材と交差していることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の枕。 - 前記複数の第3の棒状部材は、平面視において前記複数の第2の棒状部材が並列配置された範囲とは重ならない範囲内に並列配置されていることを特徴とする請求項5に記載の枕。
- 前記複数の第3の棒状部材は、平面視において前記複数の第2の棒状部材が並列配置された範囲と重なった範囲内に並列配置されており、
前記複数の第3の棒状部材、及び前記複数の第3の棒状部材の配置範囲と重なった範囲内に配置された前記第2の棒状部材は、前記枕本体に対して着脱自在な構成を有することを特徴とする請求項5に記載の枕。
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