JP2022114301A - 吸収性物品の製造方法および吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
Description
本実施形態では、テープ型使い捨ておむつ(本願でいう「吸収性物品」の一例であり、以下、単に「おむつ」という)について、着用者の腹部に対向して配置される前身頃と背部に対向して配置される後身頃とを結ぶ方向を長手方向とする。これらの前身頃(長手方向の一側)と後身頃(長手方向の他側)との間(長手方向の中央)には、着用者の股下に配置(股間に対向して配置)される股下部が位置する。また、おむつが着用者に装着された状態(以下、「装着状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(装着された状態で内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(装着された状態で外側)を非肌面側とする。さらに、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向とし、長手方向と厚み方向の何れに
も直交する方向を幅方向とする。そのほか、厚み方向から視ることを平面視とする。
1Rにまで延在する。よって、バックシート5と吸収体6とトップシート7が積層されているカバーシート4で着用者の陰部を覆うと、バックシート5と吸収体6とトップシート7の各長手方向の両端部は、着用者の腹側と背側に位置する状態となる。すなわち、着用者の陰部は、着用者の腹側から背側まで吸収体6に覆われる状態となる。したがって、着用者が腹を下へ向けた姿勢と背を下へ向けた姿勢の何れの姿勢で液体を体外へ排出しても、排出された液体はトップシート7を介して吸収体6に接触することになる。
ついては後述する。
に形成された凹部21の形状を維持し易くなる。これにより、おむつ1は、尿吸収後も凹部21の形状を維持することで通気性を確保し、装着感を向上できる。
配置されている。なお、プレスローラM31およびアンビルローラM32は、鉄などの金属製である。プレス装置M2は、搬送ラインM20の上流側から流れてきた吸収体6をプレスローラM31とアンビルローラM32の間を通過させることによって、吸収体6をプレスする(図6に示すステップS103)。吸収体6をプレスすることで、圧搾部20に対応する位置の肌面側が非肌面側に凹み、凹部21が形成される。
次に、本実施形態の変形例1-1に係るおむつ1の製造方法について説明する。図9は、本変形例に係るおむつ1の製造方法の概要を示したフローチャートである。本変形例に係るおむつの製造方法では、吸収体6の肌面側にトップシート7を伸張した状態で貼着した後(ステップS104の後)に、吸収体6の非肌面側にバックシート5を貼着する(ステップS105、本願でいう「非肌面側シート貼着工程」の一例)。ステップS105では、圧搾部20の表面の少なくとも一部とバックシート5とを非接着にする。これにより、圧搾部20とバックシート5の間に隙間が形成されるので、圧搾部20を尿を拡散させる流路として機能させることができる。これにより、おむつ1は、尿を吸収体6の非肌面側において拡散させ易くし、尿を吸収体6の非肌面側でより多く吸収、保持することがで
きる。このため、おむつ1は、尿吸収後であっても吸収体6の肌面側に形成された凹部21の形状を維持でき、凹部21によって通気性を確保できる。また、吸収体6の圧搾される側である非肌面側をバックシート5で覆うことで、仮にコアラップシート6Bの非肌面側が破れてしまっても、SAPがおむつ1の外部へこぼれ出てしまうことを抑止できる。
次に、本実施形態の変形例1-2に係るおむつ1の製造方法について説明する。図11は、ホットメルト接着剤30が塗布された吸収体6を肌面側から見た平面図である。本変形例では、格子状に形成された凹部21同士が交差する格子点21Aはトップシート7と非接着にされる。
次に、実施形態2に係るおむつ1について説明する。なお、上記実施形態に係るおむつ1および製造装置Mの構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明は省略する。図12は、伸長した状態のおむつ1を肌面側から見た平面図である。図13は、図12のBB線で切断した場合のおむつ1の幅方向の断面図である。なお、図12および図13では、フロントパッチ2F,弾性部材4C,4SR,4SL,8EL,8ER,9ER,サイドシート8L,8Rの図示は省略する。
次に、その他の実施形態について説明する。上記実施形態に係るおむつ1は、テープ型のおむつであったが本発明による吸収性物品の製造方法および製造装置は、パンツ型のおむつの製造に適用可能である。また、上記実施形態では、圧搾部20および凹部21が格子状に形成されているがこれに限られず、ドット状やストライプ状に形成されていてもよい。おむつ1は、吸収体6の肌面側に凹部21を設けることによって、着用者の肌に触れる面積を小さくでき、装着感を向上できる。
1B・・股下領域
1F・・前身頃領域
1R・・後身頃領域
2F・・フロントパッチ
2L,2R・・テープ
3BL,3BR・・立体ギャザー
3R・・ウェストギャザー
4・・カバーシート
4KL,4KR・・括れ
4C,4SL,4SR,8EL,8ER,9ER・・弾性部材
5・・バックシート
6・・吸収体
6A・・吸収性コア
6B・・コアラップシート
7・・トップシート
8・・サイドシート
20・・圧搾部
21・・凹部
21A・・格子点
22・・貫通孔
30・・ホットメルト接着剤
32・・SAP粒子群
M・・製造装置
M2・・圧搾部形成装置
M3・・プレス装置
M4・・塗布装置
M5・・トップシート供給体ローラ
M6・・プレス装置
M7・・塗布装置
M8・・バックシート供給体ローラ
M10,M20,M30・・搬送ライン
M11・・SAP散布装置
Claims (7)
- 着用者が排出した液体を吸収する吸収体を備える吸収性物品の製造方法であって、
前記吸収体の非肌面側に高吸収性重合体であるSAPの粒子群を配置するSAP配置工程と、
前記吸収体を前記非肌面側から圧搾することで、圧搾部を形成する圧搾工程と、
前記吸収体をプレスすることで、前記吸収体の肌面側の前記圧搾部と対応する位置に凹部を形成する凹部形成工程と、
を含む、吸収性物品の製造方法。 - 前記圧搾工程において、前記圧搾部を溝状に形成し、
前記凹部形成工程において、前記凹部を溝状に形成する、
請求項1に記載の吸収性物品の製造方法。 - 前記吸収体の前記非肌面側に前記非肌面側シートを貼着する非肌面側シート貼着工程であって、前記圧搾部の表面の少なくとも一部と前記非肌面側シートとを非接着にする非肌面側シート貼着工程
を含む、請求項1または2に記載の吸収性物品の製造方法。 - 前記吸収体は、吸収性コアを有し、
前記吸収性コアを前記肌面側から前記非肌面側に貫通する貫通孔を形成する孔形成工程
を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の吸収性物品の製造方法。 - 前記凹部形成工程の後に、前記吸収体の前記肌面側に肌面側シートを伸張した状態で貼着する肌面側シート貼着工程
を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の吸収性物品の製造方法。 - 前記圧搾工程において、前記圧搾部を格子状に形成し、
前記凹部形成工程において、前記凹部を格子状に形成し、
前記凹部の格子点は前記肌面側シートと非接着である、
請求項5に記載の吸収性物品の製造方法。 - 着用者が排出した液体を吸収する吸収体を備える吸収性物品であって、
前記吸収体の非肌面側に配置された高吸収性重合体であるSAPの粒子群と、
前記吸収体の非肌面側に形成された圧搾部と、
前記吸収体の肌面側の前記圧搾部と対応する位置に形成された凹部と、
を備える、吸収性物品。
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