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JP2022086037A - 換気制御システム - Google Patents

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JP2022086037A
JP2022086037A JP2020197831A JP2020197831A JP2022086037A JP 2022086037 A JP2022086037 A JP 2022086037A JP 2020197831 A JP2020197831 A JP 2020197831A JP 2020197831 A JP2020197831 A JP 2020197831A JP 2022086037 A JP2022086037 A JP 2022086037A
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air volume
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JP2020197831A
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康浩 鈴木
Yasuhiro Suzuki
剛 木下
Takeshi Kinoshita
崇 藤園
Takashi Fujizono
純 稲垣
Jun Inagaki
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Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
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Abstract

Figure 2022086037000001
【課題】効率的に換気回数を確保する技術を提供する。
【解決手段】換気装置20は、互いに異なった第1領域10aと第2領域10bに対する換気を実行する。制御装置40は、換気装置20における換気を制御する。制御装置40は、主として換気すべき対象を第1領域10aと第2領域10bとで切りかえて換気装置20に換気させる。換気装置20は、第1領域10aと第2領域10bとに対して、所定期間において換気回数の基準値を満足するように換気装置20に換気させる。
【選択図】図1

Description

本開示は、換気制御技術に関し、特に施設の換気を制御する換気制御システムに関する。
複数個の居室を備えた高断熱・高気密家屋における空調システムでは、独立して設けられた少なくとも1つの空調室内の空調が制御され、空調された空気が空調室から各居室に搬送される(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第19/107163号
感染症の防止対策が急務である。感染症の防止対策として、1時間当たり換気回数2回との指針が出されている。ここで、換気回数とは、領域(部屋)の空気がすべて外気と入れ替わる回数である。換気扇だけで換気回数2回を実現する場合、風量が過大となり、空調負荷が増大するので、実現が困難になる。
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、効率的に換気回数を確保する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示のある態様の換気制御システムは、互いに異なった第1領域と第2領域に対する換気を実行する換気装置と、換気装置における換気を制御する制御装置とを備える。制御装置は、主として換気すべき対象を第1領域と第2領域とで切りかえて換気装置に換気させ、制御装置は、第1領域と第2領域とに対して、所定期間において換気回数の基準値を満足するように換気装置に換気させる。
本開示の別の態様もまた、換気制御システムである。この換気制御システムは、互いに異なった第1領域と第2領域に対する換気を実行する換気装置と、換気装置における換気を制御する制御装置とを備える。制御装置は、第1領域に対する換気風量と第2領域に対する換気風量とを異なった値に設定し、制御装置は、第1領域と第2領域とに対して、所定期間において換気回数の基準値を満足するように換気装置に換気させる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、効率的に換気回数を確保できる。
実施例1に係る住宅の構成を示す図である。 図1の制御装置の動作概要を示す図である。 図1の制御装置による風量の決定手順を示すフローチャートである。 実施例2に係る住宅の構成を示す図である。 図1の制御装置の別の構成を示す図である。 図5の記憶部に記憶されるテーブルのデータ構造を示す図である。
(実施例1)
本開示の実施例を具体的に説明する前に、実施例の概要を説明する。本実施例は、住宅等の施設に設けられ、施設に対する全館空調を実行する空調システムに関する。前述のごとく、感染症の防止対策として、施設内の空気を外気と入れかえる換気回数が、1時間当たり2回とされている。換気装置だけで、換気回数2回を実現する場合、風量が過大となり、空調負荷が増大するので、実現が困難になる。特に、施設内に複数の部屋が含まれる場合に、複数の部屋をまとめて換気しようとすると、換気装置の瞬時の負荷が増大する。
本実施例に係る空調システムは、HEPAフィルタにより浄化させた空気を施設内で循環させており、換気すべき空気の風量の一部を、循環させる空気の風量に置き換える。つまり、循環させる空気の風量と、換気させる空気の風量との合計値が、1時間当たり2回の換気回数以上となるように換気がなされる。また、主として換気の対象とする部屋を順に切りかえる。以下の説明において、風量とは、単位時間、例えば1時間あたりの風量を示す。
以下に説明する実施例は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示す。よって、以下の実施例で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。したがって、以下の実施例における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
図1は、住宅100の構成を示す。住宅100には、換気装置20、空気調和装置30、制御装置40を含む空調システムが配置される。空調システムは換気制御システム、換気システム、全館空調システムとも呼ばれる。住宅100は、領域10と総称される第1領域10a、第2領域10bを含む。領域10は、例えば、部屋、リビングルーム、ダイニングルーム、キッチンである。住宅100に含まれる領域10の数は「2」に限定されず、住宅100は非住宅を含む施設であってもよい。
住宅100の外壁には外気導入口(図示せず)が設置される。外気導入口から住宅100の内部に向かって外気風路50が延びる。外気風路50は外気導入ダクトとも呼ばれる。外気風路50は、換気装置20に接続される。換気装置20には、外気導入ファン(図示せず)が設置され、外気導入ファンの回転により、外気導入口から外気60が取り込まれ、外気60が外気風路50を通って換気装置20に流入される。外気風路50は、換気装置20からさらに延びて、第1循環風路54aに接続され、換気装置20からの外気60を第1循環風路54aに流入させる。
換気装置20には、排気風路52も接続される。排気風路52は排気ダクトとも呼ばれる。排気風路52は、各領域10から換気装置20を経由して住宅100の外壁に向かって延びる。住宅100の外壁には排気口(図示せず)が設置され、排気口には排気風路52が接続される。換気装置20は、排気ファン(図示せず)の回転により、排気風路52を通って排気口から排気62を排出する。このように排気風路52は、第1領域10aと第2領域10bからの排気62を集合させ、1つの排気口から屋外へ排気62を排出する。その結果、換気装置20により、互いに異なった第1領域10aと第2領域10bに対する換気がなされ、領域10の内外の空気が入れかえられる。換気装置20において熱交換がなされてもよい。
住宅100の内部には、各領域10から空気調和装置30に延びる第1循環風路54aと、空気調和装置30から各領域10に延びる第2循環風路54bとが設置される。第1循環風路54aは還気ダクトとも呼ばれ、第2循環風路54bは給気ダクトとも呼ばれる。第1循環風路54aと第2循環風路54bとを接続した風路は環状に構成される。第1循環風路54a、第2循環風路54bは循環風路54と総称される。第1循環風路54aには、各領域10からの還気64が流入される。前述のごとく、第1循環風路54aは外気風路50に接続されるので、還気64には外気60が混合される。
空気調和装置30には、還気64と外気60の混合空気が第1循環風路54aから流入される。空気調和装置30のエアコンディショナ32は、還気64と外気60の混合空気に対して、空調を制御する。エアコンディショナ32は、空気の温度が設定された目標温度となるように、還気64と外気60の混合空気を冷却または加熱する。目標温度は、制御装置40により設定される。エアコンディショナ32は、加湿および除湿機能を有してもよい。
エアコンディショナ32からの空気はHEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air)34に流入される。HEPAフィルタ34は、エアフィルタであり、エアコンディショナ32において空調がなされた空気中からゴミ、塵埃などを取り除き、清浄された空気を出力する。HEPAフィルタ34を通過した空気は、空気調和装置30からの空気として、空気調和装置30に含まれる送風機(図示せず)により出力される。送風機の風量は後述の制御装置40により制御可能である。
空気調和装置30が第1領域10aと第2領域10bにおける温度を制御するために、空気調和装置30には、第2循環風路54bが接続される。第2循環風路54bは第1領域10aと第2領域10bまで延びる。第1領域10aと第2領域10bのそれぞれには吹出口(図示せず)が設けられ、各吹出口は第2循環風路54bに接続される。空気調和装置30から出力される給気66は、第2循環風路54bを通って、吹出口から領域10に吹き出す。第1領域10aの吹出口には第1ダンパ12aが設置され、第2領域10bの吹出口には第2ダンパ12bが設置される。第1ダンパ12a、第2ダンパ12bはダンパ12と総称され、ダンパ12は開度を調節することによって、吹出口から領域10に吹き出される給気66の風量を調節する。第1ダンパ12aと第2ダンパ12bの開度の調節は制御装置40により制御される。
第1領域10aと第2領域10bのそれぞれには吸込口(図示せず)が設けられ、各吸込口は第1循環風路54aに接続される。空気調和装置30の動作により、各領域10からの還気64は、吸込口から第1循環風路54aに流入する。これに続いて、還気64は、前述のごとく、第1循環風路54aを通って空気調和装置30に吸い込まれる。つまり、循環風路54は、空気調和装置30が領域10内の空気を吸い込んでHEPAフィルタ34によって浄化した後、領域10内に吹き出して循環させる。
第1領域10aには第1温度センサ74aが設置される。第1温度センサ74aは、第1領域10aの温度を検出するためのセンサである。第1温度センサ74aは、無線通信等の通信機能を有し、検出した温度(以下、「第1温度計測値」という)を制御装置40に送信する。第2領域10bには第2温度センサ74bが設置される。第2温度センサ74bは、第2領域10bの温度を検出するためのセンサである。第2温度センサ74bは、無線通信等の通信機能を有し、検出した温度(以下、「第2温度計測値」という)を制御装置40に送信する。第1温度センサ74a、第2温度センサ74bは、温度センサ74と総称され、第1温度計測値、第2温度計測値は温度計測値と総称される。
制御装置40は、空調システム全体を制御するシステムコントローラである。制御装置40は、IF部42、制御部44、記憶部46を含む。IF部42は、ダンパ12、換気装置20、空気調和装置30、温度センサ74と、無線通信により通信可能に接続される。無線通信で接続されることにより、複雑な配線工事が不要になる。しかしながら、これらのうちの少なくとも一部が有線通信により通信可能に接続されてもよい。IF部42は、第1温度センサ74aから第1温度計測値を受信し、第2温度センサ74bから第2温度計測値を受信する。
記憶部46には所定の情報が記憶される。例えば、第1領域10aに対する設定温度(以下、「第1設定温度」という)と、第2領域10bに対する設定温度(以下、「第2設定温度」という)とが記憶部46に記憶される。第1設定温度と第2設定温度は、操作部(図示せず)を介してユーザにより設定される。第1設定温度、第2設定温度は、設定温度と総称される。
制御部44は、第1温度計測値、第2温度計測値をもとに換気装置20、空気調和装置30、ダンパ12に対する制御の内容を決定する。制御部44の処理を説明するために、ここでは図2も使用する。図2は、制御装置40の動作概要であり、第1領域10aと第2領域10bに対する制御内容を示す。横軸は時間を示す。温調時間帯は、空気調和装置30による温度制御を優先する時間帯であり、換気時間帯は、換気装置20による換気を優先する時間帯である。
図示のごとく、空調過渡期(立ち上げ時)の時刻T1において、制御部44は、第1領域10aと第2領域10bとに対して温調時間帯を設定する。これに続く時刻T2において、制御部44は、第2領域10bに対して温調時間帯を維持したまま、第1領域10aに対して温調時間帯を換気時間帯に切りかえる。時刻T3において、制御部44は、第1領域10aを温調時間帯に戻す。時刻T4において、制御部44は、第1領域10aに対して温調時間帯を維持したまま、第2領域10bに対して温調時間帯を換気時間帯に切りかえる。時刻T5において、制御部44は、第2領域10bを温調時間帯に戻す。つまり、制御装置40は、第1領域10aと第2領域10bのそれぞれに対して、温調時間帯と換気時間帯とを切りかえることによって、主として換気すべき対象を第1領域10aと第2領域10bとで順に切りかえて換気装置20に換気させる。領域10が3つ以上存在する場合、制御装置40は、1つの領域10に対して換気時間帯を設定し、かつ残りの領域10に対して温調時間帯を設定しており、換気時間帯を設定すべき領域10を順番に切りかえる。
制御部44は、温調時間帯の領域10における温度計測値と設定温度との差異が小さくなるように、温調時間帯の領域10に設けられたダンパ12の開度を決定する。例えば、第1領域10aに対して温調時間帯が設定されており、冷房時に温度計測値が設定温度よりも高い場合、制御部44は、第1ダンパ12aの開度を現在よりも開くように設定する。また、第1領域10aに対して温調時間帯が設定されており、冷房時に温度計測値が設定温度よりも低い場合、制御部44は、第1ダンパ12aの開度を現在よりも閉めるように設定する。複数の領域10に対して温調時間帯が設定されている場合、制御部44は、各領域10に対するダンパ12の開度を個別に設定する。記憶部46は、ダンパ12の開度と給気66の風量との対応関係が示されたテーブルを予め記憶しており、制御部44は、テーブルを参照して、設定した開度から給気66の風量を取得する。
制御部44は、換気時間帯の領域10に設けられたダンパ12の開度を規定値で固定する。制御部44は、前述のテーブルを参照して、固定した開度から給気66の風量を取得する。また、制御部44は、換気時間帯の領域10に対する給気66の風量と、温調時間帯の領域10に対する給気66の風量との積算値を導出する。ここで、複数の領域10に対して温調時間帯が設定されている場合、制御部44は、複数の領域10に対する給気66の風量を積算する。
記憶部46は、規定値、例えば1時間当たり2回の換気回数を満たすための合計風量設定値を記憶する。制御部44は、記憶部46に記憶した合計風量設定値から、積算値を減算することによって排気62の風量を決定する。排気62の風量は、合計風量設定値から積算値を減算した値より大きくてもよい。排気62の風量は、外気60の風量と同等である。制御部44は、排気62の風量あるいは外気60の風量を実現するための換気装置20の風量を決定する。
制御部44は、1つの領域10(例えば、第1領域10a)を温調時間帯から換気時間帯に切りかえる場合に、切替のタイミングを次のように決定してもよい。制御部44は、第1領域10aに対する第1設定温度と第1温度計測値との差異を算出する。制御部44は、差異が一定範囲以内であり、かつ、第1領域10aに流入する給気66の風量が一定値以下の場合に、第1領域10aに対して換気時間帯を設定する。このような処理は、他の領域10に対してなされてもよい。
制御部44は、各ダンパ12の開度を指示するための制御信号(以下、「第1制御信号」という)をIF部42に出力する。制御部44は、換気装置20の風量を指示するための制御信号(以下、「第2制御信号」という)をIF部42に出力する。制御部44は、空気調和装置30の風量を指示するための制御信号(以下、「第3制御信号」という)をIF部42に出力してもよい。IF部42は、第1制御信号を各ダンパ12に送信し、第2制御信号を換気装置20に送信し、第3制御信号を空気調和装置30に送信する。これは、第1領域10aと第2領域10bとに対して、所定期間において換気回数の基準値を満足するように換気装置20に換気させるように、換気装置20の運転を制御することに相当する。
以上の構成に加えて、排気風路52の排気口近傍にCOセンサ(図示せず)が設置されており、COセンサは、排気口近傍のCO濃度を検出し、検出したCO濃度を制御装置40に送信してもよい。制御装置40の制御部44は、IF部42において受信したCO濃度に応じて換気装置20の風量を調節する。例えば、CO濃度が高くなるほど、換気装置20の風量を増加させる。また、各領域10にCOセンサが設置されてもよい。制御装置40の制御部44は、CO濃度の最大値に応じて換気装置20の風量を調節する。例えば、CO濃度の最大値が高くなるほど、換気装置20の風量を増加させる。
本開示における装置、システム、または方法の主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、または方法の主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムにしたがって動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、またはLSI(Large Scale Integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
以上の構成による空調システムの動作を説明する。図3は、制御装置40による風量の決定手順を示すフローチャートである。制御部44は、温度計測値が設定温度に近づくように、温調時間帯の領域10に対するダンパ12の開度、つまり給気66の風量Qnを決定する(S10)。制御部44は、合計風量設定値Qaから、換気時間帯の領域10に対する給気66の風量Qfと温調時間帯の領域10に対する給気66の風量Qnを減算することによって、換気装置20の風量である換気風量Qsを決定する(S12)。
本実施例によれば、主として換気すべき対象を第1領域10aと第2領域10bとで切りかえて換気装置20に換気させるので、換気による瞬時の負荷の増加を抑制できる。また、換気による瞬時の負荷の増加が抑制されるので、効率的に換気回数を確保できる。また、第1領域10aと第2領域10bとに対して、所定期間において換気回数の基準値を満足するように換気装置20に換気させるので、必要な換気を確保できる。また、第1領域10aと第2領域10bのそれぞれに対して、温調時間帯と換気時間帯とを切りかえるので、空調と換気を両立できる。また、設定温度と温度計測値との差が一定範囲以内であり、かつ、流入する風量が一定値以下の場合に、換気時間帯を設定するので、温調時間帯から換気時間帯への切替をスムーズに実行できる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の換気制御システムは、互いに異なった第1領域(10a)と第2領域(10b)に対する換気を実行する換気装置(20)と、換気装置(20)における換気を制御する制御装置(40)とを備える。制御装置(40)は、主として換気すべき対象を第1領域(10a)と第2領域(10b)とで切りかえて換気装置(20)に換気させ、制御装置(40)は、第1領域(10a)と第2領域(10b)とに対して、所定期間において換気回数の基準値を満足するように換気装置(20)に換気させる。
第1領域(10a)と第2領域(10b)における温度を制御する空気調和装置(30)をさらに備えてもよい。制御装置(40)は、第1領域(10a)と第2領域(10b)のそれぞれに対して、空気調和装置(30)による温度制御を優先する温調時間帯と、換気装置(20)による換気を優先する換気時間帯とを切りかえてもよい。
制御装置(40)は、第1領域(10a)の温度を制御する際の設定温度と、第1領域(10a)の温度との差が一定範囲以内であり、かつ、第1領域(10a)に流入する風量が一定値以下の場合に、第1領域(10a)に対して換気時間帯を設定してもよい。
(実施例2)
次に実施例2を説明する。実施例2は、実施例1と同様に、施設に対する全館空調を実行する空調システムに関する。実施例1では、換気時間帯を設定すべき領域10を順に切りかえている。実施例2は、複数の領域10に対する換気を同時に実行する。その際、領域10に応じて換気の必要性が異なるので、それを考慮する。以下では、実施例1との差異を中心に説明する。
図4は、住宅100の構成を示す。図4は、図1と同様に示される。第1領域10aには第1COセンサ72aが配置され、第2領域10bには第2COセンサ72bが配置される。第1COセンサ72aと第2COセンサ72bはCOセンサ72と総称される。各COセンサ72は、領域10内のCO濃度を検出するためのセンサであり、COセンサ72には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。各COセンサ72は、無線通信等の通信機能を有し、検出したCO濃度を制御装置40に送信する。
制御装置40のIF部42は、複数のCOセンサ72のそれぞれにおいて検出されたCO濃度を受信し、制御部44は、複数のCOセンサ72のそれぞれにおいて検出されたCO濃度をIF部42から受けつける。制御部44は、各CO濃度をもとに、各領域10に対する排気62の風量を算出する。例えば、第1COセンサ72aによるCO濃度と、第2COセンサ72bによるCO濃度とが「4:1」である場合、第1領域10aに対する排気62の風量と、第2領域10bに対する排気62の風量とを「4:1」にする。これは、第1領域10aに対する排気62の風量が「80%」であり、第2領域10bに対する排気62の風量が「20%」であることに相当する。つまり、CO濃度の高い領域10ほど排気62の風量が大きくされる。記憶部46は、排気62の風量とダンパ12の開度との対応関係が示されたテーブルを予め記憶しており、制御部44は、テーブルを参照して、排気62の風量からダンパ12の開度を特定する。テーブルにおいて排気62の風量は、例えば、「%」を単位として示される。また、排気62の風量が大きいほど、ダンパ12の開度も大きくされる。
このような処理によって、ダンパ12の開度が大きい領域10ほど当該領域10への給気66が大きくなる。領域10内の空気は、換気装置20の動作により排気62として排出されるので、ダンパ12の開度が大きい領域10ほど当該領域10からの排気62も大きくなる。つまり、制御部44は、第1COセンサ72が出力するCO濃度に応じて第1領域10aに対する換気風量を設定し、第2COセンサ72が出力するCO濃度に応じて第2領域10bに対する換気風量を設定するといえる。換気風量とは、排気62の風量である。ここで、各領域10からの排気62の風量の合計値は、第1領域10aと第2領域10bとに対して、所定期間において換気回数の基準値を満足するように設定される。このように、制御部44は、第1領域10aに対する換気風量と第2領域10bに対する換気風量とを異なった値に設定しながら、第1領域10aと第2領域10bに対する換気を実行する。制御部44は、各ダンパ12の開度を指示するための第1制御信号をIF部42に出力する。IF部42は、第1制御信号を各ダンパ12に送信する。
実施例1と同様に、排気風路52の排気口近傍にCOセンサ72(図示せず)が設置されており、COセンサ72は、排気口近傍のCO濃度を検出し、検出したCO濃度を制御装置40に送信してもよい。制御装置40の制御部44は、IF部42において受信したCO濃度に応じて換気装置20の風量を調節する。例えば、CO濃度が高くなるほど、換気装置20の風量を増加させる。これは、換気回数の基準値を設定することに相当する。
これまでのCO濃度の代わりに在室人数が使用されてもよい。図5は、制御装置40の別の構成を示す。制御装置40は、IF部42、制御部44、記憶部46を含み、制御部44は、在室人数推定部210を含む。制御装置40のIF部42は、複数のCOセンサ72のそれぞれにおいて検出されたCO濃度を受信し、制御部44は、複数のCOセンサ72のそれぞれにおいて検出されたCO濃度をIF部42から受けつける。
制御部44は、記憶部46に記憶したテーブルを参照することによって、受けつけたCO濃度をもとに領域10内の在室人数、例えば第1領域10aの在室人数と第2領域10bの在室人数とを推定する。図6は、記憶部46に記憶されるテーブルのデータ構造を示す。図示のごとく、CO濃度と在室人数が対応づけられる。ここでは、CO濃度が大きくなるほど、在室人数が多くされる。制御部44は、第1領域10aの在室人数に応じて第1領域10aに対する換気風量を設定し、第2領域10bの在室人数に応じて第2領域10bに対する換気風量を設定する。換気風量の設定には、これまでの説明におけるCO濃度の代わりに在室人数を使用する処理がなされればよい。
本実施例によれば、第1領域10aに対する換気風量と第2領域10bに対する換気風量とを異なった値に設定するので、換気による瞬時の負荷の増加を抑制できる。また、換気による瞬時の負荷の増加が抑制されるので、効率的に換気回数を確保できる。また、第1領域10aと第2領域10bとに対して、所定期間において換気回数の基準値を満足するように換気装置20に換気させるので、必要な換気を確保できる。
また、CO濃度に応じて換気風量を決定するので、CO濃度を低減させるための換気風量を確保できる。また、複数のCOセンサ72のそれぞれにおいて検出されたCO濃度をもとに、各領域10に対する換気風量を決定するので、各領域10のCO濃度を低減できる。また、在室人数に応じて外気風量を決定するので、CO濃度を低減させるための外気風量を確保できる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示の別の態様もまた、換気制御システムである。この換気制御システムは、互いに異なった第1領域(10a)と第2領域(10b)に対する換気を実行する換気装置(20)と、換気装置(20)における換気を制御する制御装置(40)とを備える。制御装置(40)は、第1領域(10a)に対する換気風量と第2領域(10b)に対する換気風量とを異なった値に設定し、制御装置(40)は、第1領域(10a)と第2領域(10b)とに対して、所定期間において換気回数の基準値を満足するように換気装置(20)に換気させる。
第1領域(10a)と第2領域(10b)からの排気空気を集合し、1つの排気口から屋外へ排出する排気風路(52)と、排気風路(52)におけるCO濃度を測定するCOセンサ(72)をさらに設け、制御装置(40)は、COセンサ(72)が出力するCO濃度に応じて換気回数の基準値を設定してもよい。
第1領域(10a)のCO濃度を測定する第1COセンサ(72a)と、第2領域(10b)のCO濃度を測定する第2COセンサ(72b)と、制御装置(40)は、第1COセンサ(72a)が出力するCO濃度に応じて第1領域(10a)に対する換気風量を設定し、第2COセンサ(72b)が出力するCO濃度に応じて第2領域(10b)に対する換気風量を設定してもよい。
制御装置(40)は、第1領域(10a)の在室人数と第2領域(10b)の在室人数とを推定する在室人数推定部(210)を備えてもよい。制御装置(40)は、第1領域(10a)の在室人数に応じて第1領域(10a)に対する換気風量を設定し、第2領域(10b)の在室人数に応じて第2領域(10b)に対する換気風量を設定してもよい。
以上、本開示を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施例1、2における記憶部46は制御装置40に含まれる。しかしながらこれに限らず例えば、記憶部46は記憶装置として制御装置40に接続されてもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
10 領域、 12 ダンパ、 20 換気装置、 30 空気調和装置、 32 エアコンディショナ、 34 HEPAフィルタ、 40 制御装置、 42 IF部、 44 制御部、 46 記憶部、 50 外気風路、 52 排気風路、 54 循環風路、 60 外気、 62 排気、 64 還気、 66 給気、 72 CO2センサ、 74 温度センサ、 100 住宅。

Claims (7)

  1. 互いに異なった第1領域と第2領域に対する換気を実行する換気装置と、
    前記換気装置における換気を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、主として換気すべき対象を前記第1領域と前記第2領域とで切りかえて前記換気装置に換気させ、
    前記制御装置は、前記第1領域と前記第2領域とに対して、所定期間において換気回数の基準値を満足するように前記換気装置に換気させる換気制御システム。
  2. 前記第1領域と前記第2領域における温度を制御する空気調和装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記第1領域と前記第2領域のそれぞれに対して、前記空気調和装置による温度制御を優先する温調時間帯と、前記換気装置による換気を優先する換気時間帯とを切りかえる請求項1に記載の換気制御システム。
  3. 前記制御装置は、前記第1領域の温度を制御する際の設定温度と、前記第1領域の温度との差が一定範囲以内であり、かつ、前記第1領域に流入する風量が一定値以下の場合に、前記第1領域に対して前記換気時間帯を設定する請求項2に記載の換気制御システム。
  4. 互いに異なった第1領域と第2領域に対する換気を実行する換気装置と、
    前記換気装置における換気を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記第1領域に対する換気風量と前記第2領域に対する換気風量とを異なった値に設定し、
    前記制御装置は、前記第1領域と前記第2領域とに対して、所定期間において換気回数の基準値を満足するように前記換気装置に換気させる換気制御システム。
  5. 前記第1領域と前記第2領域からの排気空気を集合し、1つの排気口から屋外へ排出する排気風路と、
    前記排気風路におけるCO濃度を測定するCOセンサをさらに設け、
    前記制御装置は、前記COセンサが出力するCO濃度に応じて前記換気回数の基準値を設定する請求項4に記載の換気制御システム。
  6. 前記第1領域のCO濃度を測定する第1COセンサと、
    前記第2領域のCO濃度を測定する第2COセンサと、
    前記制御装置は、前記第1COセンサが出力するCO濃度に応じて前記第1領域に対する換気風量を設定し、前記第2COセンサが出力するCO濃度に応じて前記第2領域に対する換気風量を設定する請求項4に記載の換気制御システム。
  7. 前記制御装置は、前記第1領域の在室人数と前記第2領域の在室人数とを推定する在室人数推定部を備え、
    前記制御装置は、前記第1領域の在室人数に応じて前記第1領域に対する換気風量を設定し、前記第2領域の在室人数に応じて前記第2領域に対する換気風量を設定する請求項4に記載の換気制御システム。
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