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JP2022082121A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2022082121A
JP2022082121A JP2020193487A JP2020193487A JP2022082121A JP 2022082121 A JP2022082121 A JP 2022082121A JP 2020193487 A JP2020193487 A JP 2020193487A JP 2020193487 A JP2020193487 A JP 2020193487A JP 2022082121 A JP2022082121 A JP 2022082121A
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image forming
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大 塙
Masaru Hanawa
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】現像剤を十分に利用することができ、画像品位が低下することがないようにする。【解決手段】現像剤収容部と、媒体上に画像を形成する画像形成部と、現像剤収容部に収容された現像剤を画像形成部に供給するための現像剤供給路と、現像剤供給路内に配設された搬送部材と、搬送部材を動作させることによって現像剤供給路内の現像剤を搬送する駆動ユニットu2と、画像形成部内の現像剤貯蔵部に貯蔵された現像剤の残量を検出する現像剤検出部と、現像剤検出部によって検出された現像剤の残量に応じて、前記駆動ユニットの駆動パターンを変更する駆動ユニット駆動処理部とを有する。搬送部材を間欠動作させ、媒体供給路、搬送部材等に振動を発生させることができるので、現像剤を十分に利用することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置、例えば、プリンタには、画像形成ユニットが配設され、該画像形成ユニットにおいて、帯電ローラによって一様に帯電させられた感光体ドラムの表面がLEDヘッドによって露光されて静電潜像が形成され、該静電潜像が現像剤としてのトナーによって現像されてトナー像が形成され、該トナー像が転写ローラによって用紙に転写されるようになっている。そして、前記プリンタに配設された定着器において前記トナー像が用紙に定着させられることによって画像が形成され、印刷が行われる。
そのために、現像剤収容部としてのトナーカートリッジと画像形成ユニットとがトナー供給路によって連結され、トナーカートリッジ内のトナーが、トナー供給路に配設されたスパイラルを回転させることによって画像形成ユニットに供給され、画像形成ユニット内のトナー貯蔵部に貯蔵される。
ところで、画像形成ユニット内には、トナーカートリッジから供給されたトナーの残量を検出するためにトナーセンサが配設され、該トナーセンサは、トナー貯蔵部のトナーの残量が閾値より少なくなったこと、すなわち、トナーローを検出すると、スパイラルを停止させ、トナーカートリッジから画像形成ユニットへのトナーの供給を停止させる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2020-71333号公報
しかしながら、前記従来のプリンタにおいては、トナーローが検出されてトナーカートリッジから画像形成ユニットへのトナーの供給が停止されるのに伴って、トナー供給路内にトナーが残留することがあり、その場合、トナーを十分に利用することができなくなってしまう。
また、トナーローが検出された時点でトナー貯蔵部のトナーの残量が閾値より少なくなっているので、画像がかすれる等、画像品位が低下することがある。
本発明は、前記従来のプリンタの問題点を解決して、現像剤を十分に利用することができ、画像品位が低下することがない画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像形成装置においては、現像剤を収容する現像剤収容部と、該現像剤収容部から供給された現像剤によって媒体上に画像を形成する画像形成部と、前記現像剤収容部に収容された現像剤を画像形成部に供給するための現像剤供給路と、該現像剤供給路内に配設された搬送部材と、該搬送部材を動作させることによって前記現像剤供給路内の現像剤を搬送する駆動ユニットと、前記画像形成部内の現像剤貯蔵部に貯蔵された現像剤の残量を検出する現像剤検出部と、該現像剤検出部によって検出された現像剤の残量に応じて、前記駆動ユニットの駆動パターンを変更する駆動ユニット駆動処理部とを有する。
本発明によれば、画像形成装置においては、現像剤を収容する現像剤収容部と、該現像剤収容部から供給された現像剤によって媒体上に画像を形成する画像形成部と、前記現像剤収容部に収容された現像剤を画像形成部に供給するための現像剤供給路と、該現像剤供給路内に配設された搬送部材と、該搬送部材を動作させることによって前記現像剤供給路内の現像剤を搬送する駆動ユニットと、前記画像形成部内の現像剤貯蔵部に貯蔵された現像剤の残量を検出する現像剤検出部と、該現像剤検出部によって検出された現像剤の残量に応じて、前記駆動ユニットの駆動パターンを変更する駆動ユニット駆動処理部とを有する。
この場合、現像剤検出部によって、現像剤貯蔵部に貯蔵された現像剤の残量が検出され、検出された現像剤の残量に応じて、駆動ユニットの駆動パターンが変更されるので、搬送部材を間欠動作させ、現像剤供給路、搬送部材等に振動を発生させることができる。
したがって、現像剤供給路、搬送部材等に付着した現像剤を引き剥がし、画像形成部に供給することができ、現像剤を十分に利用することができる。
本発明の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。 本発明の実施の形態におけるプリンタの概念図である。 本発明の実施の形態におけるトナー供給機構の概念図である。 本発明の実施の形態におけるオン・オフテーブルの例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるクラッチの駆動信号の波形の例を示す図である。 本発明の実施の形態における制御部の動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の実施の形態における制御部の動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の実施の形態における駆動信号の波形の第1の変更例を示す図である。 本発明の実施の形態における駆動信号の波形の第2の変更例を示す図である。 本発明の実施の形態における駆動信号の波形の第3の変更例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのプリンタについて説明する。
図2は本発明の実施の形態におけるプリンタの概念図である。
図において、10はプリンタ、Csは該プリンタ10の外装である筐体、Bdはプリンタ10の本体、すなわち、装置本体である。
装置本体Bdの下部には、媒体収容部としての用紙カセット11が配設され、該用紙カセット11に媒体としての図示されない用紙がスタッカsk1に積載された状態で収容される。前記用紙カセット11の前端に、繰出部材としてのホッピングローラ13が配設され、該ホッピングローラ13を回転させることによって用紙が1〔枚〕ずつ分離させられて繰り出され、第1の搬送部材としての給紙ローラ対m1によって給紙されて媒体搬送路としての用紙搬送路Rt1に送られ、第2の搬送部材としてのレジストローラ対m2によって斜行が矯正され、レジストローラ対m2より下流側に配設された画像形成部Q1に送られる。
該画像形成部Q1は、複数の色、例えば、ブラック、イエロー、マゼンダ及びシアンの4色の画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16C、該各画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16Cの後述される像担持体としての感光体ドラム21と対向させて配設された露光装置としての図示されないLEDヘッド、転写ユニットu1等から成る。
前記画像形成部Q1の上方に、各色の現像剤としてのトナーを収容する現像剤収容部としてのトナーカートリッジCti(i=1、2、…、4)が配設され、前記画像形成部Q1は、トナーカートリッジCtiから供給されたトナーによって用紙上に画像を形成する。
そのために、各画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16Cには、前記感光体ドラム21、帯電装置としての図示されない帯電ローラ、現像剤担持体としての現像ローラ24、トナーカートリッジCtiから供給されたトナーを貯蔵する現像剤貯蔵部としてのトナー貯蔵部Tt、該トナー貯蔵部Ttに回転自在に配設され、トナー貯蔵部Tt内のトナーを攪拌する攪拌バー25、該攪拌バー25の回転に伴って、トナー貯蔵部Ttにおけるトナーの残量に比例する検出信号を発生させ、現像剤検出部としてのトナーセンサSt(図3)に送る信号発生部66等が配設される。帯電ローラによって一様に帯電させられた感光体ドラム21の表面がLEDヘッドによって露光されて潜像としての静電潜像が形成され、該静電潜像が現像ローラ24によって現像され、各感光体ドラム21の表面に、現像剤像としての各色のトナー像から成る画像が形成される。
また、前記転写ユニットu1は、第1のローラとしての駆動ローラr1、第2のローラとしての従動ローラr2、前記駆動ローラr1と従動ローラr2との間に走行自在に張設されたベルト部材としての転写ベルト26、及び該転写ベルト26を介して前記各感光体ドラム21と対向させて回転自在に配設された転写部材としての転写ローラ28を備える。
用紙が、画像形成部Q1に送られ、各画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16Cの感光体ドラム21と転写ローラ28との間の転写部を搬送される間に、各色のトナー像が転写ローラ28によって用紙に順次重ねて転写され、カラーのトナー像が形成される。
画像形成部Q1より下流側に、定着装置としての定着器31が配設される。該定着器31は、第1の定着部材としての加熱ローラ32及び第2の定着部材としての加圧ローラ33を備え、加熱ローラ32内に加熱源としての図示されないヒータが配設される。
定着器31において、用紙が加熱ローラ32と加圧ローラ33との間の定着部を搬送される間に、用紙上のカラーのトナー像が、加熱ローラ32によって加熱され、溶融させられ、加圧ローラ33によって加圧され、用紙に定着させられ、用紙上にカラー画像から成る画像が形成される。
このようにして、画像が形成された用紙は、第3、第4の搬送部材としての搬送ローラ対m3、m4によって搬送され、第5の搬送部材としての排出ローラ対m5によって装置本体Bd外に排出され、スタッカsk2に積載される。
次に、トナーカートリッジCtiから画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16Cに各色のトナーを供給する現像剤供給機構としてのトナー供給機構Mi(i=1、2、…、4)について説明する。
図3は本発明の実施の形態におけるトナー供給機構の概念図である。
図において、Miはトナー供給機構、Ctiはトナーカートリッジ、16Bk、16Y、16M、16Cは画像形成ユニット、Ei(i=1、2、…、4)は画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16Cのハウジング、Ttは各ハウジングEi内に形成されたトナー貯蔵部である。
前記トナーカートリッジCtiにおける所定の箇所に、第1の記憶部としてのRFIDタグ77がトナーカートリッジCtiに対して着脱自在に配設される。
また、トナーカートリッジCtiの下端には、トナーTi(i=1、2、…、4)をトナー供給機構Miに排出する排出口h1が、ハウジングEiの上端には、トナー供給機構Miからトナー貯蔵部TtにトナーTiを供給する供給口h2が形成される。
前記トナー供給機構Miは、前記排出口h1に隣接させて形成され、トナーカートリッジCtiから排出されたトナーTiを受ける受け部45、前記供給口h2に隣接させて形成され、トナーTiをハウジングEiに送り出す送出部46、受け部45と送出部46との間に延在させて配設され、「U」字状の形状を有する管路から成り、トナーカートリッジCti内のトナーTiを画像形成部Q1に供給するための現像剤供給路としてのトナー供給路51、該トナー供給路51内において回転自在に配設され、前記受け部45に固定端t1を、送出部46に自由端t2を有する搬送部材としてのスパイラル53、前記受け部45において、スパイラル53の固定端t1に取り付けられ、スパイラル53に回転を伝達する回転伝達部材55、前記スパイラル53を動作させ、本実施の形態においては、回転させ、トナー供給路51内のトナーTiを搬送する駆動ユニットu2等を備える。
該駆動ユニットu2は、駆動源としてのトナー供給モータ57、及び該トナー供給モータ57の出力軸58と前記回転部材55との間に係脱自在に配設され、トナー供給モータ57の回転を間欠的にスパイラル53に伝達する係脱部材としてのクラッチ61を備える。
該クラッチ61は、電磁クラッチから成り、トナー供給モータ57の出力軸58側に配設された図示されない駆動側クラッチ部材、及び回転伝達部材55側に配設された図示されない従動側クラッチ部材を備え、駆動側クラッチ部材に配設された電磁コイルが通電されると、電磁力が発生し、電磁力によって駆動側クラッチ部材に従動側クラッチ部材が吸引され、駆動側クラッチ部材と従動側クラッチ部材とが係合させられ、電磁コイルの通電が停止されると、電磁力が発生しなくなり、駆動側クラッチ部材に従動側クラッチ部材が吸引されなくなり、駆動側クラッチ部材と従動側クラッチ部材との係合が解除される。
したがって、前記トナー供給モータ57を駆動し、クラッチ61を係合すると、トナー供給モータ57の回転が回転伝達部材55を介してスパイラル53に伝達され、スパイラル53が回転させられる。これにより、トナーカートリッジCti内のトナーTiがトナー供給路51を介して画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16Cに供給される。
また、前記トナー供給モータ57を駆動し、クラッチ61の係合を解除すると、トナー供給モータ57の回転がスパイラル53に伝達されなくなり、スパイラル53は停止させられる。これにより、トナーカートリッジCti内のトナーTiは画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16Cに供給されなくなる。
そして、前記トナー供給モータ57を駆動し、クラッチ61を係脱させると、トナー供給モータ57の回転がスパイラル53に断続的に伝達され、スパイラル53は間欠的に回転させられ、間欠動作させられる。
さらに、前記トナー供給モータ57の駆動を停止させると、トナー供給モータ57の回転がスパイラル53に伝達されなくなり、スパイラル53の回転が停止させられ、トナーカートリッジCti内のトナーTiは画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16Cに供給されなくなる。
ところで、前述されたように、トナー貯蔵部Ttには攪拌バー25が回転自在に配設され、該攪拌バー25の回転に伴って、信号発生部66によってトナー貯蔵部Ttにおけるトナーの残量に比例する検出信号が発生させられ、ハウジングEiの所定の箇所に配設されたトナーセンサStに送られる。
そのために、攪拌バー25は、長手方向における両端に配設された軸部sh1、sh2、及び該軸部sh1、sh2間において、軸部sh1、sh2と偏心させて配設された攪拌部Brを備える。
そして、攪拌バー25は、画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16Cの図示されない駆動部の回転を伝達する回転体によって押されて回転させられ、回転軌跡における頂点に到達すると自重で回転体より先行して回転させられ、トナー貯蔵部Tt内のトナーTiに当たって、後行する回転体が到達するまで停止させられる。また、軸部sh2には図示されない複数の位置検出用のスリットが形成された検出プレート65が固定され、該検出プレート65の外周縁に、発光部及び受光部を備えた信号発生部66が検出プレート65を挟んで配設される。
攪拌バー25がトナーTiに当たって停止させられるのに伴って、検出プレート65が停止させられると、信号発生部66は、検出プレート65が停止させられている時間に対応し、トナー貯蔵部Tt内のトナーTiの残量に比例する検出信号を発生させ、トナーセンサStに送る。
そして、トナーセンサStは、信号発生部66から送られた検出信号に基づいて、トナー貯蔵部Ttに貯蔵されたトナーTiの残量を検出するとともに、トナー貯蔵部Tt内のトナーTtiの残量が十分にあること、すなわち、トナーフルを検出したり、トナー貯蔵部Tt内のトナーTtiの残量が閾値より少なくなったこと、すなわち、トナーローを検出したり、トナー貯蔵部Tt内のトナーTiが完全になくなったこと、すなわち、トナーエンプティを検出したりする。
次に、プリンタ10の制御装置について説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図、図4は本発明の実施の形態におけるオン・オフテーブルの例を示す図、図5は本発明の実施の形態におけるクラッチの駆動信号の波形の例を示す図である。
図において、10はプリンタ、70は制御部、71は第2の記憶部としてのROM、72は第3の記憶部としてのRAM、75は第4の記憶部としてのHDD等の記憶装置、76は通信部、77はRFIDタグ、Stはトナーセンサ、u2は駆動ユニット、57はトナー供給モータ、61はクラッチである。
前記制御部70は、それぞれ図示されないマイクロプロセッサ、入出力ポート、タイマ、ドットカウンタ等を備え、ROM71に記録されたプログラムに基づいて各種の処理を行い、プリンタ10の全体の制御を行う。
前記RAM72は、制御用のデータを一時的に記録したり、通信部76が上位装置としての図示されないホストコンピュータから受信した印刷データを一時的に記録したりする。
前記記憶装置75には、トナーセンサStがトナーローを検出したときの印刷枚数を表す検出時印刷枚数Dta、印字データから抽出された色情報、パターン情報等から成り、画像を形成するための画像形成情報Dtb、クラッチ61を係脱するためのオン・オフテーブルTb1等が記録される。
該オン・オフテーブルTb1には、印刷速度と、画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16Cにトナー貯蔵部Ttに各色のトナーTiを供給する際のクラッチ61を駆動するオン時間及びクラッチ61を解放するオフ時間とが対応させて記録される。
前記通信部76は、ホストコンピュータとの間で通信を行い、ホストコンピュータから印刷データを受信したり、プリンタ10の状態を表すステータス信号をホストコンピュータに送信したりする。
前記RFIDタグ77は、トナーカートリッジCtiの所定の箇所に着脱自在に配設され、通信部76を介して制御部70との間で近距離無線通信を行い、各種データを送受信する。RFIDタグ77には、製造年月日、製造時におけるトナーTiの充填量、新品に交換されたこと、新品に交換された年月日、トナーセンサStによって検出されたトナーTiの残量、トナーセンサStによってトナーローが検出されたこと、トナーローが検出された年月日、最終印刷日時等が記録される。
前記制御部70は、印刷処理部Pr1、現像剤状態判定処理部としてのトナー状態判定処理部Pr2、検出後印刷枚数算出部Pr3、印刷画像密度算出部Pr4、駆動ユニット駆動処理部Pr5等を有する。
前記印刷処理部Pr1は、印刷処理を行い、RAM72に記録された印刷データを読み出し、印刷データを編集し、画像データを生成してLEDヘッドに送り、各画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16Cの感光体ドラム21に各色のトナー像を形成し、用紙カセット11から供給された用紙に各トナー像を転写してカラーのトナー像を形成し、定着器31においてカラーのトナー像を用紙に定着させて印刷を行う。なお、プリンタ10の操作者は、メニュー画面等で印刷速度を設定することができ、印刷処理部Pr1は、印刷速度に対応する解像度で画像を形成する。
前記トナー状態判定処理部Pr2は、現像剤状態判定処理としてのトナー状態判定処理を行い、トナーセンサStがトナーローを検出したかどうかのトナー状態の判定を行い、トナーセンサStがトナーローを検出すると、前記RFIDタグ77に、トナーセンサStがトナーローを検出したこと、トナーローを検出した年月日等のトナー状態情報を記録するとともに、印刷処理部Pr1によって印刷が行われるたびに前記ドットカウンタによって計数されたカウント値を読み込み、カウント値に基づいて、トナーセンサStがトナーローを検出したときの印刷枚数を表す前記検出時印刷枚数Dtaを算出し、記憶装置75に記録する。
前記検出後印刷枚数算出部Pr3は、検出後印刷枚数算出処理を行い、記憶装置75から前記検出時印刷枚数Dtaを読み出し、現在のカウント値を読み込み、カウント値に基づいて現在の印刷枚数を表す現印刷枚数Npを算出し、該現印刷枚数Npから検出時印刷枚数Dtaを減算することによって、トナーセンサStがトナーローを検出した後の印刷枚数を表す検出後印刷枚数Ns
Ns=Np-Dta
を算出する。
前記印刷画像密度算出部Pr4は、印刷画像密度算出処理を行い、記憶装置75に記録された画像形成情報Dtbに基づいて、印刷処理部Pr1によって印刷が行われ、用紙に画像が形成されるときの印刷画像密度(印刷デューティ)Hdを算出する。
本実施の形態においては、所定の領域(例えば、感光体ドラム21の1周分の領域、用紙の1ページ分の領域等)の印刷可能範囲において、全面ベタで、面積率が100〔%〕の印刷が行われた場合、印刷画像密度Hdが100〔%〕とされ、面積率が1〔%〕の印刷が行われた場合、印刷画像密度Hdが1〔%〕とされる。
すなわち、感光体ドラム21をNd〔回転〕させたときに、感光体ドラム21の表面が露光され、印刷に使用されたドット数をDmとし、感光体ドラム21を1〔回転〕させたときの露光の有無に関係なく、感光体ドラム21の表面に存在する潜在的なドット数(例えば、ベタ画像(ソリッド画像)が形成されるときのドット数)をDoとしたとき、印刷画像密度Hdは、
Hd=(Dm/(Nd×Do))×100〔%〕
になる。
前記駆動ユニット駆動処理部Pr5は、駆動ユニット駆動処理を行い、トナーセンサStによって検出されたトナーの残量に応じてクラッチ61を係脱する頻度を変更することにより、前記駆動ユニットu2の駆動パターンを変更する。
ところで、トナーセンサStがトナーローを検出するのに伴って、スパイラル53を停止させると、トナー供給路51内にトナーTiが残留したままになる。
すなわち、トナーTiは、トナー供給路51内を搬送される間にトナー供給路51の内壁、スパイラル53等に付着するので、スパイラル53が停止させられると、トナー供給路51の内壁、スパイラル53等に付着したままトナー供給路51内に残留することになり、トナーTiを十分に利用することができなくなる。
そこで、本実施の形態においては、トナーセンサStによってトナーローが検出されても、スパイラル53を停止させることなく、間欠的に回転させることによって間欠動作させ、トナー供給路51、スパイラル53等に振動を発生させ、トナー供給路51の内壁、スパイラル53等に付着したトナーTiを引き剥がし、画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16Cに供給するようにしている。
そのために、前記駆動ユニット駆動処理部Pr5は、トナー状態判定処理部Pr2によって、トナーセンサStがトナーローを検出したと判断されると、検出後印刷枚数算出部Pr3によって算出された検出後印刷枚数Nsを読み出し、検出後印刷枚数Nsに応じて、所定の印刷枚数の印刷を行うごとにクラッチ61を係脱し(オン・オフさせ)、スパイラル53を間欠動作させる頻度、すなわち、間欠動作頻度を設定し、前記検出後印刷枚数Nsが少ないほど間欠動作頻度を高くし、前記検出後印刷枚数Nsが多いほど間欠動作頻度を低くする。
本実施の形態においては、検出後印刷枚数Nsが第1の印刷枚数閾値である50〔枚〕以下である場合、間欠動作頻度は10〔枚〕ごとに設定され、検出後印刷枚数Nsが50〔枚〕より多く、かつ、第2の印刷枚数閾値である110〔枚〕以下である場合、間欠動作頻度は30〔枚〕ごとに設定され、検出後印刷枚数Nsが110〔枚〕より多く、かつ、第3の印刷枚数閾値である200〔枚〕未満である場合、間欠動作頻度は30〔枚〕ごとに設定される。
本実施の形態においては、検出後印刷枚数Nsが閾値である200〔枚〕未満である場合に間欠動作頻度が設定されるが、検出後印刷枚数Nsが200〔枚〕以上である場合は、トナーTiを間欠的に供給している間に、トナーセンサStがトナーエンプティを検出することが想定され、その場合、トナーカートリッジCtiを交換するタイミングとなるので、間欠動作頻度は設定されない。
このように、トナーローが検出された直後においては、トナー供給路51内に残留しているトナーTiの量が多いので、間欠動作頻度が高くされ、また、トナーセンサStによってトナーローが検出された後、時間が経過すると、トナー供給路51内に残留しているトナーTiの量が少ないので、間欠動作頻度が低くされる。
ところで、トナーセンサStによってトナーローが検出されときに、用紙に形成される画像の印刷画像密度Hdが過剰に高い場合、その後、トナー貯蔵部Tt内のトナーTiが急激に少なくなり、画像がかすれる等、画像品位が低下してしまう。
そこで、駆動ユニット駆動処理部Pr5は、前記印刷画像密度算出部Pr4によって算出された印刷画像密度Hdを読み込み、印刷画像密度Hdに応じてスパイラル53を間欠動作させることができるように、再び間欠動作頻度を設定し、前記印刷画像密度Hdが高密度側に設定された閾値より高い場合に間欠動作頻度を高くし、前記印刷画像密度Hdが低密度側に設定された閾値より低い場合に間欠動作頻度を低くする。
例えば、本実施の形態においては、印刷画像密度Hdが高密度側の閾値であるA4_20〔%〕以上である場合、間欠動作頻度が10〔枚〕ごとに設定され、印刷画像密度Hdが低密度側の閾値であるA4_1〔%〕未満である場合、間欠動作頻度が40〔枚〕ごとに設定される。
このように、検出後印刷枚数Nsに応じて、また、印刷画像密度Hdに応じて間欠動作頻度が設定されると、駆動ユニット駆動処理部Pr5は、記憶装置75のオン・オフテーブルTb1を参照し、印刷速度に対応するオン時間及びオフ時間を読み出し、トナー供給モータ57を駆動した状態で、設定された間欠動作頻度で前記クラッチ61を係脱し、スパイラル53を間欠的に回転させる。これにより、トナーカートリッジCtiから画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16CにトナーTiが間欠的に供給される。
例えば、図4及び5に示されるように、印刷速度が35〔ppm〕である場合、ブラックのトナーTiがトナー貯蔵部Ttに供給される際のクラッチ61に供給される駆動信号の波形は、オン時間が2.78〔s〕に、オフ時間が0.39〔s〕にされる。
次に、制御部70の動作について説明する。
図6は本発明の実施の形態における制御部の動作を示す第1のフローチャート、図7は本発明の実施の形態における制御部の動作を示す第2のフローチャートである。
プリンタ10の初期状態において、前記印刷処理部Pr1は、各画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16Cにおいて形成された各色のトナー像を用紙に転写し、定着させて印刷を行う。その間、トナー供給モータ57は駆動され、クラッチ61は係合させられ、トナーカートリッジCti内のトナーTiは、それぞれトナー供給路51を介して各画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16Cのトナー貯蔵部Ttに供給される。
この状態で、トナーセンサStがトナーローを検出する(ステップS1)と、トナー状態判定処理部Pr2は、ドットカウンタのカウント値Keを読み込み、該カウント値Keを用紙1ページ分の単位カウント値δKで除算することによって算出される値εe
εe=Ke/δK
を検出時印刷枚数Dtaとして記憶装置75に記録する。また、検出後印刷枚数算出部Pr3は、現在のドットカウンタのカウント値Kpを読み込み、該カウント値Kpを単位カウント値δKで除算することによって算出される値εp
εp=Kp/δK
を現印刷枚数Npとし、検出後印刷枚数Ns
Ns=Np-Dta
を算出する(ステップS2)。
続いて、駆動ユニット駆動処理部Pr5は、検出後印刷枚数Nsが50〔枚〕以下であるかどうかを判断し(ステップS3)、検出後印刷枚数Nsが50〔枚〕以下である場合、間欠動作頻度を10〔枚〕ごとに設定する(ステップS4)。
また、検出後印刷枚数Nsが50〔枚〕より多い場合、駆動ユニット駆動処理部Pr5は、検出後印刷枚数Nsが110〔枚〕以下であるかどうかを判断し(ステップS5)、検出後印刷枚数Nsが110〔枚〕以下である場合、間欠動作頻度を30〔枚〕ごとに設定する(ステップS6)。
そして、検出後印刷枚数Nsが110〔枚〕より多い場合、駆動ユニット駆動処理部Pr5は、検出後印刷枚数Nsが200〔枚〕未満であるかどうかを判断し(ステップS7)、検出後印刷枚数Nsが200〔枚〕未満である場合、間欠動作頻度を40〔枚〕ごとに設定する(ステップS8)。また、検出後印刷枚数Nsが200〔枚〕以上である場合、駆動ユニット駆動処理部Pr5は、間欠動作頻度の設定を行わず、処理を終了する。
続いて、駆動ユニット駆動処理部Pr5は、印刷画像密度Hdを取得する(ステップS9)。
そして、駆動ユニット駆動処理部Pr5は、印刷画像密度HdがA4_20〔%〕以上であるかどうかを判断し(ステップS10)、印刷画像密度HdがA4_20〔%〕以上である場合、間欠動作頻度を10〔枚〕ごとに設定し(ステップS11)、印刷画像密度HdがA4_20〔%〕未満である場合、印刷画像密度HdがA4_1〔%〕未満であるかどうかを判断し(ステップS12)、A4_1〔%〕未満である場合、間欠動作頻度を40〔枚〕ごとに再び設定する(ステップS13)。
続いて、駆動ユニット駆動処理部Pr5は、記憶装置75のオン・オフテーブルTb1を参照し、印刷速度に対応するオン時間及びオフ時間を読み出し、トナー供給モータ57を駆動した状態で、設定された間欠動作頻度で前記クラッチ61を係脱し、スパイラル53を間欠動作させる(ステップS14)。
そして、駆動ユニット駆動処理部Pr5は、印刷処理部Pr1が印刷を終了したかどうかを判断し(ステップS15)、印刷処理部Pr1が印刷を終了していない場合、検出後印刷枚数Nsに応じた間欠動作頻度の設定を行うために、検出後印刷枚数Nsを算出する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 トナーセンサStがトナーローを検出する。
ステップS2 検出後印刷枚数算出部Pr3は検出後印刷枚数Nsを算出する。
ステップS3 駆動ユニット駆動処理部Pr5は検出後印刷枚数Nsが50〔枚〕以下であるかどうかを判断する。検出後印刷枚数Nsが50〔枚〕以下である場合はステップS4に進み、検出後印刷枚数Nsが50〔枚〕より多い場合はステップS5に進む。
ステップS4 駆動ユニット駆動処理部Pr5は間欠動作頻度を10〔枚〕ごとに設定し、ステップS9に進む。
ステップS5 駆動ユニット駆動処理部Pr5は検出後印刷枚数Nsが110〔枚〕以下であるかどうかを判断する。検出後印刷枚数Nsが110〔枚〕以下である場合はステップS6に進み、検出後印刷枚数Nsが110〔枚〕より多い場合はステップS7に進む。
ステップS6 駆動ユニット駆動処理部Pr5は間欠動作頻度を30〔枚〕ごとに設定し、ステップS9に進む。
ステップS7 駆動ユニット駆動処理部Pr5は検出後印刷枚数Nsが200〔枚〕未満であるかどうかを判断する。検出後印刷枚数Nsが200〔枚〕未満である場合はステップS8に進み、検出後印刷枚数Nsが200〔枚〕以上である場合は処理を終了する。
ステップS8 駆動ユニット駆動処理部Pr5は間欠動作頻度を40〔枚〕ごとに設定する。
ステップS9 駆動ユニット駆動処理部Pr5は印刷画像密度Hdを取得する。
ステップS10 駆動ユニット駆動処理部Pr5は印刷画像密度HdがA4_20〔%〕以上であるかどうかを判断する。印刷画像密度HdがA4_20〔%〕以上である場合はステップS11に進み、印刷画像密度HdがA4_20〔%〕未満である場合はステップS12に進む。
ステップS11 駆動ユニット駆動処理部Pr5は間欠動作頻度を10〔枚〕ごとに設定する。
ステップS12 駆動ユニット駆動処理部Pr5は印刷画像密度HdがA4_1〔%〕未満であるかどうかを判断する。印刷画像密度HdがA4_1〔%〕未満である場合はステップS13に進み、印刷画像密度HdがA4_1〔%〕以上である場合はステップS14に進む。
ステップS13 駆動ユニット駆動処理部Pr5は間欠動作頻度を40〔枚〕ごとに再び設定する。
ステップS14 駆動ユニット駆動処理部Pr5はスパイラル53を間欠動作させる。
ステップS15 駆動ユニット駆動処理部Pr5は印刷処理部Pr1が印刷を終了したかどうかを判断する。印刷処理部Pr1が印刷を終了した場合は処理を終了し、印刷処理部Pr1が印刷を終了していない場合はステップS2に戻る。
このように、本実施の形態においては、トナーセンサStによって、トナー貯蔵部Ttに貯蔵されたトナーTiの残量が検出され、検出されたトナーTiの残量に応じて、駆動ユニットu2の駆動パターンが変更されるので、スパイラル53を間欠動作させ、トナー供給路51、スパイラル53等に振動を発生させることができる。
したがって、トナー供給路51、スパイラル53等に付着したトナーTiを引き剥がし、画像形成部Q1に供給することができるので、トナーTiを十分に利用することができる。
また、トナーセンサStによってトナーローが検出された直後においては、間欠動作頻度が高くされるので、トナー供給路51の内壁、スパイラル53等に付着したトナーTiを十分に引き剥がし、画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16Cに十分に供給することができる。したがって、画像にかすれが生じる等、画像品位が低下するのを防止することができる。
一方、トナーセンサStによってトナーローが検出された後、時間が経過すると、間欠動作頻度が低くされるので、クラッチ61の係脱に伴う消費電力を少なくすることができるだけでなく、クラッチ61の係脱に伴い、稼働音が発生するのを抑制することができる。
さらに、本実施の形態においては、前記印刷画像密度Hdが高密度側に設定された閾値より高い場合に間欠動作頻度が高くされるので、トナー貯蔵部Tt内のトナーTiが急激に少なくなることがない。したがって、画像にかすれが生じる等、画像品位が低下するのを一層防止することができる。
また、印刷画像密度Hdが低密度側に設定された閾値より低い場合に間欠動作頻度が低くされるので、トナー貯蔵部Tt内のトナーTiの残量を適正な値にすることができる。
本実施の形態においては、設定された間欠動作頻度で所定の印刷枚数ごとに、クラッチ61を係脱し、スパイラル53の間欠動作させる駆動信号の波形がいずれの間欠動作頻度の場合も同じにされるが、検出後印刷枚数Ns及び印刷画像密度Hdに応じて駆動信号の波形を変更することもできる。
図8は本発明の実施の形態における駆動信号の波形の第1の変更例を示す図、図9は本発明の実施の形態における駆動信号の波形の第2の変更例を示す図、図10は本発明の実施の形態における駆動信号の波形の第3の変更例を示す図である。
この場合、駆動ユニット駆動処理部Pr5は、前記クラッチ61を係合するオン時間及び解放するオフ時間を変更することによって駆動ユニットu2の駆動パターンを変更し、間欠動作頻度が高いほどクラッチ61のオン時間を短くし、間欠動作頻度が低いほどクラッチ61のオン時間を長くする。
例えば、検出後印刷枚数Nsが50〔枚〕以下であり、間欠動作頻度が10〔枚〕ごとに設定されると、クラッチ61を係脱するための駆動信号の波形は、図8に示されるように、オン時間が2.78〔s〕に、オフ時間が0.39〔s〕にされ、検出後印刷枚数Nsが50〔枚〕より多く、110〔枚〕以下であり、間欠動作頻度が30〔枚〕ごとに設定されると、クラッチ61を係脱するための駆動信号の波形は、図9に示されるように、オン時間が4.17〔s〕に、オフ時間が0.39〔s〕にされ、検出後印刷枚数Nsが110〔枚〕より多く、200〔枚〕未満であり、間欠動作頻度が40〔枚〕ごとに設定されると、クラッチ61を係脱するための駆動信号の波形は、図10に示されるように、オン時間が5.56〔s〕に、オフ時間が0.39〔s〕にされる。
同様に、印刷画像密度HdがA4_20〔%〕以上であり、間欠動作頻度が10〔枚〕ごとに設定されると、クラッチ61を係脱するための駆動信号の波形は、図8に示されるように、オン時間が2.78〔s〕に、オフ時間が0.39〔s〕にされ、印刷画像密度HdがA4_1〔%〕未満であり、間欠動作頻度が40〔枚〕ごとに設定されると、クラッチ61を係脱するための駆動信号の波形は、図10に示されるように、オン時間が5.56〔s〕に、オフ時間が0.39〔s〕にされる。
このように、駆動信号の波形を変更し、オン時間を長くすると、スパイラル53を回転させる時間を長くすることができ、トナー供給路51内のトナーTiの搬送量を多くすることができる。
また、本実施の形態においては、トナー貯蔵部Ttに攪拌バー25が配設され、攪拌バー25の動作によってトナーセンサStがトナーTiの残量を検出するようになっているが、トナーカートリッジCtiを交換してからの、トナーカートリッジCtiから画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16CへのトナーTiの供給量、及びその間の印刷ジョブに基づいて算出した過去のトナーTiの消費量を、画像形成部Q1におけるトナー量の基準値としてドットカウンタによるカウント値で管理することによって、トナー貯蔵部Tt内のトナーTiを算出することもできる。
そして、本実施の形態においては、検出後印刷枚数Ns、印刷画像密度Hd等に基づいて間欠動作頻度が変更されるようになっているが、プリンタ10、トナーカートリッジCti、画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16C等が長期間使用されずに放置されている場合、又はプリンタ10の置かれた環境が、例えば、気温が28〔℃〕であり、湿度が80〔%〕であるようなHH(高温・高湿)環境である場合においては、トナー供給路51内のトナーTiが凝集したり、空洞化したりしやすくなるので、プリンタ10、トナーカートリッジCti、画像形成ユニット16Bk、16Y、16M、16C等の放置時間、プリンタ10の置かれた環境等に応じて、間欠動作頻度を変更したり、クラッチ61のオン時間及びオフ時間を変更したりすることができる。
本実施の形態においては、プリンタ10について説明したが、本発明を複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置に適用することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
10 プリンタ
51 トナー供給路
53 スパイラル
Cti トナーカートリッジ
Pr5 駆動ユニット駆動処理部
Q1 画像形成部
St トナーセンサ
Ti トナー
Tt トナー貯蔵部
u2 駆動ユニット

Claims (8)

  1. (a)現像剤を収容する現像剤収容部と、
    (b)該現像剤収容部から供給された現像剤によって媒体上に画像を形成する画像形成部と、
    (c)前記現像剤収容部に収容された現像剤を画像形成部に供給するための現像剤供給路と、
    (d)該現像剤供給路内に配設された搬送部材と、
    (e)該搬送部材を動作させることによって前記現像剤供給路内の現像剤を搬送する駆動ユニットと、
    (f)前記画像形成部内の現像剤貯蔵部に貯蔵された現像剤の残量を検出する現像剤検出部と、
    (g)該現像剤検出部によって検出された現像剤の残量に応じて、前記駆動ユニットの駆動パターンを変更する駆動ユニット駆動処理部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記駆動ユニット駆動処理部は、現像剤の残量が所定の閾値より少なくなったことが検出されると、搬送部材を間欠動作させる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. (a)前記現像剤の残量が所定の閾値より少なくなったことが検出された後の検出後印刷枚数を算出する検出後印刷枚数算出部を有するとともに、
    (b)前記駆動ユニット駆動処理部は、前記検出後印刷枚数に応じて前記搬送部材の間欠動作の頻度を変更する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記駆動ユニット駆動処理部は、前記検出後印刷枚数が少ないほど前記搬送部材の間欠動作の頻度を高くし、前記検出後印刷枚数が多いほど前記搬送部材の間欠動作の頻度を低くする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. (a)画像を形成するための画像形成情報に基づいて印刷画像密度を算出する印刷画像密度算出部を有するとともに、
    (b)前記駆動ユニット駆動処理部は、前記印刷画像密度に応じて前記搬送部材の間欠動作の頻度を変更する請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記駆動ユニット駆動処理部は、前記印刷画像密度が高密度側に設定された閾値より高い場合に、前記搬送部材の間欠動作の頻度を高くし、前記印刷画像密度が低密度側に設定された閾値より低い場合に、前記搬送部材の間欠動作の頻度を低くする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. (a)前記駆動ユニットは、駆動源、及び駆動源の回転を前記搬送部材に伝達する係脱部材を備え、
    (b)前記駆動ユニット駆動処理部は、前記係脱部材を係脱する頻度を変更することによって駆動ユニットの駆動パターンを変更する請求項1~6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記駆動ユニット駆動処理部は、前記係脱部材を係合するオン時間及び解除するオフ時間を変更することによって駆動ユニットの駆動パターンを変更する請求項7に記載の画像形成装置。
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