JP2021170069A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】現像剤を適切な攪拌時間で攪拌することができるようにする。【解決手段】現像剤を収容する現像剤収容部と、現像剤室内の現像剤を攪拌する攪拌部材と、前記現像剤収容部の製造時からの保存期間が長いほど攪拌時間T1を長く設定する攪拌時間設定処理部Pr4と、設定された攪拌時間T1の間、攪拌部材による攪拌を行う攪拌処理部Pr5とを有する。現像剤を適切な攪拌時間T1で攪拌することができる。攪拌時間T1が不足して現像剤を十分に攪拌することができず、画像品位が低下したり、攪拌時間T1が必要以上に長くなり、現像剤収容部が交換された後、印刷が開始されるまでの待機時間が長くなったりすることがない。【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置、例えば、電子写真式のプリンタは、画像形成ユニット、LEDヘッド、転写ユニット、定着器等を備え、前記画像形成ユニットに、感光体ドラム、帯電ローラ、現像ローラ、トナーカートリッジ等が配設される。
そして、画像形成ユニットにおいて、帯電ローラによって一様に帯電させられた感光体ドラムの表面がLEDヘッドによって露光されて静電潜像が形成され、トナーカートリッジから画像形成ユニットの本体、すなわち、ユニット本体部内に供給された現像剤としてのトナーが、現像ローラによって前記静電潜像に付着させられてトナー像が形成され、該トナー像が、転写ユニットによって用紙に転写され、定着器において用紙に定着させられて画像が形成され、印刷が行われる。
ところで、トナーカートリッジがユニット本体部に対して装脱自在に配設されるようにしたプリンタにおいては、トナーカートリッジが交換されると、ユニット本体部に配設された攪拌バーが回転させられ、トナーカートリッジ内において凝集し、固形化したトナーがほぐされ、粉状化されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、前記従来のプリンタにおいては、トナーカートリッジの保存期間にかかわらず、トナーが一定の攪拌時間でほぐされるようになっているので、トナーを攪拌してほぐす時間、すなわち、攪拌時間が不足してトナーを十分にほぐすことができず、画像品位が低下したり、攪拌時間が必要以上に長くなり、トナーカートリッジが交換された後、印刷が開始されるまでの待機時間が長くなったりしてしまう。
本発明は、前記従来のプリンタの問題点を解決して、現像剤を適切な攪拌時間で攪拌することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像形成装置においては、現像剤を収容する現像剤収容部と、現像剤室内の現像剤を攪拌する攪拌部材と、前記現像剤収容部の製造時からの保存期間が長いほど攪拌時間を長く設定する攪拌時間設定処理部と、設定された攪拌時間の間、攪拌部材による攪拌を行う攪拌処理部とを有する。
本発明によれば、画像形成装置においては、現像剤を収容する現像剤収容部と、現像剤室内の現像剤を攪拌する攪拌部材と、前記現像剤収容部の製造時からの保存期間が長いほど攪拌時間を長く設定する攪拌時間設定処理部と、設定された攪拌時間の間、攪拌部材による攪拌を行う攪拌処理部とを有する。
この場合、現像剤収容部の製造時からの保存期間が長いほど攪拌時間が長く設定され、設定された攪拌時間の間、攪拌部材による攪拌が行われるので、現像剤を適切な攪拌時間で攪拌することができる。
したがって、攪拌時間が不足して現像剤を十分に攪拌することができず、画像品位が低下したり、攪拌時間が必要以上に長く、現像剤収容部が交換された後、印刷が開始されるまでの待機時間が長くなったりすることがない。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのカラーのプリンタについて説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概念図、図3は本発明の第1の実施の形態における画像形成ユニットの概念図である。なお、各画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yの構造は同じであるので、図3に基づいて画像形成ユニット11Bkについて詳細に説明をし、画像形成ユニット11C、11M、11Yについての詳細な説明を省略する。また、図においては、露光装置としてのLEDヘッド14が、便宜上、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Y内に配設されているように示されているが、実際は、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Y外において、像担持体としての各感光体ドラム13と対向させて配設される。
図において、10はプリンタ、Csは該プリンタ10の筐体、Bdはプリンタ10の本体、すなわち、装置本体、Q1は印刷部である。
該印刷部Q1は、カラーの画像を形成することができるように装置本体Bd内に配設された、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの4色の画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Y、該各画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yの下方において画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yに沿って配設された転写ユニットu1、前記各画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yに配設された感光体ドラム13と対向させて配設されたLEDヘッド14、前記転写ユニットu1の下方に配設され、媒体としての用紙Pを収容する媒体収容部としての用紙カセット15、定着装置としての定着器17等を備える。
前記用紙カセット15は、用紙Pが載置される第1のスタッカsk1、該第1のスタッカsk1上の用紙Pを繰り出す繰出部材としてのホッピングローラ16、繰り出された用紙Pを1枚ずつ分離させる図示されない分離装置、繰り出され、分離させられた用紙Pを媒体搬送路としての用紙搬送路Rt1に給紙する給紙ローラ対m1等を備える。
該給紙ローラ対m1によって給紙された用紙Pは、用紙搬送路Rt1を搬送ローラ対m2によって搬送されて、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yと転写ユニットu1との間に送られ、更に定着器17に送られた後、搬送ローラ対m3、m4によって搬送され、排出ローラ対m5によって装置本体Bd外に排出され、第2のスタッカsk2に積載される。
前記画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yは、前記用紙搬送路Rt1の上流側から下流側にかけて装置本体Bdに対して着脱自在に配設され、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各色の現像剤像としてのトナー像を形成する。
そのために、各画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yは、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yの本体であるユニット本体部21、及び該ユニット本体部21に対して装脱自在に、かつ、交換自在に配設され、トナーを収容する現像剤収容部としてのトナーカートリッジ22を備える。該トナーカートリッジ22内に第1の現像剤室としてのトナー室Rm1が形成され、該トナー室Rm1にトナーが貯溜される。
前記ユニット本体部21は、回転自在に配設され、矢印A方向に回転させられる前記感光体ドラム13、該感光体ドラム13に当接させて回転自在に配設され、感光体ドラム13の表面を一様に帯電させる帯電装置としての帯電ローラ24、感光体ドラム13と対向させて回転自在に配設され、感光体ドラム13の表面にトナー像を形成する現像剤担持体としての現像ローラ25、該現像ローラ25に当接させて回転自在に配設された現像剤供給部材としての供給ローラ27、トナーカートリッジ22から供給されたトナーを受け、貯蔵する現像剤貯蔵部としてのトナータンク31等を備える。なお、前記現像ローラ25、供給ローラ27等によって現像器が構成される。
前記トナータンク31内に、トナーを貯溜する第2の現像剤室としてのトナー室Rm2が形成され、該トナー室Rm2内に、トナーを攪拌する攪拌部材としての攪拌バー36が矢印B方向に回転自在に配設され、攪拌バー36の近傍に、トナータンク31内のトナーがなくなったこと、すなわち、トナーエンプティを検出する現像剤無し検出部としてのトナーセンサs1が配設される。また、トナー室Rm2の下端に、トナー室Rm2内のトナーを現像器に供給するための現像剤供給部としてのトナー供給部h1が形成される。
前記LEDヘッド14が感光体ドラム13を露光すると、感光体ドラム13の表面に潜像としての静電潜像が形成され、現像ローラ25が静電潜像を現像することによって、感光体ドラム13の表面にトナー像が形成される。
また、前記トナーカートリッジ22は、トナーカートリッジ22の情報、すなわち、カートリッジ情報を記録する消耗品用の記憶部としてのRFIDタグ35を備える。
前記攪拌バー36は、画像形成用の駆動部としての後述される駆動モータM1(図1)にクラッチ65を介して接続され、クラッチ65が係合させられている間、駆動モータM1の回転を受けて回転させられ、トナータンク31内のトナーを攪拌する。
前記転写ユニットu1は、第1のローラとしての駆動ローラr1、第2のローラとしての従動ローラr2、前記駆動ローラr1及び従動ローラr2によって矢印C方向に走行自在に張設され、走行に伴って用紙Pを搬送する無端状の転写ベルト19、該転写ベルト19を介して各感光体ドラム13と対向させて配設された転写部材としての転写ローラ20等を備え、前記画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yの各感光体ドラム13と各転写ローラ20との間に転写部が形成される。
前記定着器17は、第1の定着部材としての加熱ローラ41、及び第2の定着部材としての加圧ローラ43を備え、用紙Pに転写されたカラーのトナー像を加熱し、加圧することによって用紙Pに定着させ、カラーの画像を形成する。
次に、前記構成のプリンタ10の動作について説明する。
まず、後述される制御部60(図1)において印刷データを受信すると、前記駆動モータM1が駆動され、前記感光体ドラム13、帯電ローラ24、現像ローラ25、供給ローラ27等が回転させられる。そして、帯電ローラ24に電圧が印加され、感光体ドラム13の表面が一様に帯電させられる。感光体ドラム13の回転に伴い、感光体ドラム13における帯電させられた部分がLEDヘッド14と対向する位置に到達すると、LEDヘッド14によって感光体ドラム13が露光され、感光体ドラム13の表面に静電潜像が形成される。続いて、感光体ドラム13における静電潜像が形成された部分が現像ローラ25と対向する位置に到達すると、現像ローラ25によって静電潜像にトナーが付着させられ、静電潜像が現像されてトナー像が形成される。
一方、給紙用の駆動部としての後述される搬送モータM2が駆動されると、第1のスタッカsk1に載置された用紙Pが、ホッピングローラ16によって繰り出され、給紙ローラ対m1によって用紙搬送路Rt1に給紙され、搬送ローラ対m2によって搬送されて、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yと転写ユニットu1との間に送られる。
そして、転写用の駆動部としての後述される転写モータM3が駆動され、前記転写ベルト19が走行させられるのに伴って、用紙Pが前記各転写部に送られ、各感光体ドラム13におけるトナー像が形成された部分が転写部に到達すると、各転写ローラ20に電圧が印加され、各転写ローラ20によって、各色のトナー像が順次用紙Pに転写され、カラーのトナー像が形成される。
続いて、用紙Pが転写ベルト19の走行に伴って定着器17に送られ、該定着器17において、カラーのトナー像が、加熱され、加圧されて用紙Pに定着させられ、これにより、カラーの画像が形成される。
カラーの画像が形成された用紙Pは、搬送ローラ対m3、m4によって搬送され、排出ローラ対m5によって装置本体Bd外に排出され、第2のスタッカsk2に積載される。
次に、前記プリンタ10の制御装置について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。
図において、60はプリンタ10の全体の制御を行う制御部、35は各トナーカートリッジ22(図3)に配設されたRFIDタグ、61は不揮発性メモリから成るプリンタ10側の第1の記憶装置としてのROM、62は揮発性メモリから成るプリンタ10側の第2の記憶装置としてのRAM、63は読書き自在の不揮発性メモリから成るプリンタ10側の第3の記憶装置としてのEEPROM、M1は駆動モータ、M2は搬送モータ、M3は転写モータ、65は回転伝達部材としての、かつ、係脱部材としてのクラッチ、66は計時部材としてのタイマである。
前記制御部60は、図示されない演算装置としてのCPU、入出力ポート等を備え、ROM61に記録されたプログラムに基づいて各種の処理を行う。
前記ROM61には、前記プログラムのほかに、制御部60が前記各種の処理を行うのに必要な設定値が記録される。
前記RAM62には、前記印刷データに基づいて生成され、通常の印刷を行うための画像データのほかに、各種の制御用のデータが一時的に記録される。なお、前記RAM62は、前記CPUが演算を行う際にワークエリアとして機能する。
前記各RFIDタグ35には、トナーカートリッジ22の製造時、すなわち、トナーカートリッジ22が製造された年月日を表す製造日時情報de1、トナーカートリッジ22の最終使用時、すなわち、最後に印刷が行われ、トナーカートリッジ22が最後に使用された年月日を表す最終印刷日時情報de2等が記録される。
また、前記EEPROM63には、現在の年月日を表す現在日時情報De1、工場でトナーカートリッジ22が製造されてからトナーカートリッジ22がユニット本体部21に取り付けられるまでの期間、すなわち、保存期間Pd1、攪拌バー36を回転させる時間を表す攪拌時間T1等が記録される。
そして、前記RFIDタグ35と制御部60とは、トナーカートリッジ22のケースの所定の箇所に形成された図示されないRFIDタグ35側の端子、及び装置本体Bdの所定の箇所に形成された図示されない制御部60側の端子を介して断続自在に接続され、トナーカートリッジ22がユニット本体部21に装着されると、電気的に接続され、トナーカートリッジ22がユニット本体部21から離脱させられると、電気的に遮断される。
前記制御部60は、印刷処理部Pr1、現像剤収容部状態判定部としてのカートリッジ状態判定部Pr2、保存期間算出部Pr3、攪拌時間設定処理部Pr4、攪拌処理部Pr5、計時処理部Pr6等を有する。
前記印刷処理部Pr1は、印刷処理を行い、印刷を行う。そのために、印刷処理部Pr1は、上位装置としての図示されないホストコンピュータから受信した印刷データを編集してイメージデータを生成し、該イメージデータをLEDヘッド14に送り、印刷部Q1において用紙Pに画像を形成する。
前記カートリッジ状態判定部Pr2は、カートリッジ状態判定処理を行い、RFIDタグ35と制御部60とが電気的に接続されているかどうかによって、トナーカートリッジ22のユニット本体部21に対する装脱状態を判断する。すなわち、カートリッジ状態判定部Pr2は、RFIDタグ35と制御部60とが電気的に接続されている場合、トナーカートリッジ22がユニット本体部21に装着されていると判断し、RFIDタグ35と制御部60とが電気的に接続されていない、すなわち、遮断されている場合、トナーカートリッジ22がユニット本体部21から離脱させられていると判断する。
また、前記カートリッジ状態判定部Pr2は、トナーカートリッジ22が新品であるかどうかを判断する。
前記保存期間算出部Pr3は、保存期間算出処理を行い、前記保存期間Pd1を算出する。
前記攪拌時間設定処理部Pr4は、攪拌時間設定処理を行い、前記保存期間算出部Pr3によって算出された保存期間Pd1に基づいて攪拌時間T1を設定する。すなわち、攪拌時間設定処理部Pr4は、保存期間Pd1が長いほど攪拌時間T1を長く、保存期間Pd1が短いほど攪拌時間T1を短く設定する。また、攪拌時間設定処理部Pr4は、保存期間が長いほど、また、トナーカートリッジ22内の現在のトナーの量を表す現像剤残量としてのトナー残量At1が多いほど攪拌時間T1を長く設定し、保存期間が短いほど、また、トナー残量At1が少ないほど攪拌時間T1を短く設定する。
前記攪拌処理部Pr5は、攪拌処理を行い、攪拌時間T1の間、クラッチ65を係合させ、駆動モータM1の回転を攪拌バー36に伝達し、攪拌バー36を回転させてトナータンク31内のトナーを攪拌する。
前記計時処理部Pr6は、計時処理を行い、タイマ66による計時を行う。
ところで、前記各トナーカートリッジ22は、ユニット本体部21に対して装脱自在に配設され、画像の形成を繰り返すことによってトナーが消費され、トナーカートリッジ22内のトナーがなくなると、新品(未使用)のものと交換される。
このとき、トナーカートリッジ22内においてトナーが凝集し、固形化していると、トナーを安定させてユニット本体部21に供給することができない。
そこで、ユニット本体部21に供給される前のトナーを攪拌バー36によって攪拌してほぐし、粉状化することが考えられるが、保存期間Pd1の長短にかかわらずトナーを一定の攪拌時間で攪拌してほぐすと、攪拌時間が不足してトナーを十分にほぐすことができず、画像品位が低下したり、攪拌時間が必要以上に長くなり、トナーカートリッジ22が交換された後、印刷が開始されるまでの待機時間が長くなったりしてしまう。
そこで、本実施の形態においては、トナーカートリッジ22の保存期間Pd1に応じて攪拌時間T1を設定するようにしている。
次に、攪拌時間T1を設定するときのプリンタ10の動作について説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態における攪拌時間を設定するときのプリンタの動作を示すフローチャートである。
まず、カートリッジ状態判定部Pr2は、トナーカートリッジ22が交換されるのを待機する(ステップS1)。そのために、カートリッジ状態判定部Pr2は、トナーカートリッジ22が、ユニット本体部21から離脱させられ、その後、ユニット本体部21に装着されたかどうかを判断することによって、トナーカートリッジ22が交換されたかどうかを判断する。
続いて、カートリッジ状態判定部Pr2は、RFIDタグ35にアクセスし(ステップS2)、トナーカートリッジ22が新品であるかどうかを判断する(ステップS3)。そのために、カートリッジ状態判定部Pr2は、RFIDタグ35に最終印刷日時情報de2(図1)が記録されているかどうかを判断し、最終印刷日時情報de2が記録されていない場合、トナーカートリッジ22が新品であると判断する。
トナーカートリッジ22が新品である場合、前記保存期間算出部Pr3は、RFIDタグ35から製造日時情報de1を読み出すことによって取得し(ステップS4)、EEPROM63から現在日時情報De1を読み出すことによって取得し(ステップS5)、製造日時情報de1及び現在日時情報De1に基づいて保存期間Pd1を算出し(ステップS6)、EEPROM63に記録する。また、トナーカートリッジ22が新品でない場合、前記保存期間算出部Pr3は処理を終了する。
そして、前記攪拌時間設定処理部Pr4は、保存期間Pd1が設定期間Pdth、本実施の形態においては、21〔日〕以上であるかどうかを判断し(ステップS7)、保存期間Pd1が21〔日〕以上である場合、トナーカートリッジ22からトナータンク31に供給されたトナーが凝集し、固形化していると判断し、攪拌時間T1を長い、第1の値τ1
τ1=100〔s〕
に設定し(ステップS8)、保存期間Pd1が21〔日〕未満である場合、トナータンク31に供給されたトナーがそれほどは凝集していないと判断し、攪拌時間T1を前記第1の値τ1より短い第2の値τ2
τ2=20〔s〕
に設定する(ステップS9)。
τ1=100〔s〕
に設定し(ステップS8)、保存期間Pd1が21〔日〕未満である場合、トナータンク31に供給されたトナーがそれほどは凝集していないと判断し、攪拌時間T1を前記第1の値τ1より短い第2の値τ2
τ2=20〔s〕
に設定する(ステップS9)。
続いて、攪拌処理部Pr5は、攪拌処理を行い(ステップS10)、設定された攪拌時間T1の間、クラッチ65を係合させ、攪拌バー36を回転させてトナータンク31内のトナーを攪拌して粉状化する。
そして、計時処理部Pr6は、クラッチ65が係合させられると、タイマ66による計時を開始し、計時を開始してからの経過時間が攪拌時間T1と等しくなると、攪拌処理部Pr5にトナーの攪拌を停止するように指示する。
このように、本実施の形態においては、トナーカートリッジ22の製造時からの保存期間Pd1が長いほど攪拌時間T1が長く設定され、設定された攪拌時間T1の間、攪拌バー36による攪拌が行われるので、トナーを適切な攪拌時間T1でほぐすことができる。
したがって、攪拌時間T1が不足してトナーを十分に攪拌してほぐすことができず、画像品位が低下したり、攪拌時間T1が必要以上に長くなり、トナーカートリッジ22が交換された後、印刷が開始されるまでの待機時間が長くなったりすることがない。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 カートリッジ状態判定部Pr2はトナーカートリッジ22が交換されるのを待機する。トナーカートリッジ22が交換された場合はステップS2に進む。
ステップS2 カートリッジ状態判定部Pr2はRFIDタグ35にアクセスする。
ステップS3 カートリッジ状態判定部Pr2はトナーカートリッジ22が新品であるかどうかを判断する。トナーカートリッジ22が新品である場合はステップS4に進み、トナーカートリッジ22が新品でない場合は処理を終了する。
ステップS4 保存期間算出部Pr3はRFIDタグ35から製造日時情報de1を取得する。
ステップS5 保存期間算出部Pr3はEEPROM63から現在日時情報De1を取得する。
ステップS6 保存期間算出部Pr3は保存期間Pd1を算出する。
ステップS7 攪拌時間設定処理部Pr4は保存期間Pd1が21〔日〕以上であるかどうかを判断する。保存期間Pd1が21〔日〕以上である場合はステップS8に進み、保存期間Pd1が21〔日〕未満である場合はステップS9に進む。
ステップS8 攪拌時間設定処理部Pr4は攪拌時間T1を100〔s〕に設定する。
ステップS9 攪拌時間設定処理部Pr4は攪拌時間T1を20〔s〕に設定する。
ステップS10 攪拌処理部Pr5は攪拌処理を行い、処理を終了する。
ステップS1 カートリッジ状態判定部Pr2はトナーカートリッジ22が交換されるのを待機する。トナーカートリッジ22が交換された場合はステップS2に進む。
ステップS2 カートリッジ状態判定部Pr2はRFIDタグ35にアクセスする。
ステップS3 カートリッジ状態判定部Pr2はトナーカートリッジ22が新品であるかどうかを判断する。トナーカートリッジ22が新品である場合はステップS4に進み、トナーカートリッジ22が新品でない場合は処理を終了する。
ステップS4 保存期間算出部Pr3はRFIDタグ35から製造日時情報de1を取得する。
ステップS5 保存期間算出部Pr3はEEPROM63から現在日時情報De1を取得する。
ステップS6 保存期間算出部Pr3は保存期間Pd1を算出する。
ステップS7 攪拌時間設定処理部Pr4は保存期間Pd1が21〔日〕以上であるかどうかを判断する。保存期間Pd1が21〔日〕以上である場合はステップS8に進み、保存期間Pd1が21〔日〕未満である場合はステップS9に進む。
ステップS8 攪拌時間設定処理部Pr4は攪拌時間T1を100〔s〕に設定する。
ステップS9 攪拌時間設定処理部Pr4は攪拌時間T1を20〔s〕に設定する。
ステップS10 攪拌処理部Pr5は攪拌処理を行い、処理を終了する。
ところで、前記トナーセンサs1(図3)によってトナーエンプティが検出された場合に、新品のトナーカートリッジ22を入手するまでの間、他のプリンタで使用されているトナーカートリッジ(中古品)をプリンタ10に使用することがある。
その場合、中古品のトナーカートリッジにおいては、トナーカートリッジ内のトナーが凝集し、固形化していることが想定され、保存期間にかかわらずトナーを一定の攪拌時間でほぐすと、攪拌時間が不足してトナーを十分に攪拌してほぐすことができず、画像品位が低下したり、攪拌時間が必要以上に長くなり、トナーカートリッジが交換された後、印刷が開始されるまでの待機時間が長くなったりしてしまう。
さらに、中古品のトナーカートリッジ内のトナー残量がわずかである場合には、トナーが凝集し、固形化する可能性は低いが、保存期間に基づいて攪拌時間を設定すると、攪拌時間が必要以上に長くなり、トナーカートリッジが交換された後、印刷が開始されるまでの待機時間が長くなってしまう。
そこで、トナーカートリッジ22の保存期間及びトナー残量に基づいて攪拌時間を設定するようにした本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図5は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。
図において、60は制御部、35は現像剤収容部としてのトナーカートリッジ22内の第1の現像剤室としてのトナー室Rm1に配設された消耗品用の記憶部としてのRFIDタグ、61は画像形成装置としてのプリンタ10側の第1の記憶装置としてのROM、62はプリンタ10側の第2の記憶装置としてのRAM、63はプリンタ10側の第3の記憶装置としてのEEPROM、M1は画像形成用の駆動部としての駆動モータ、M2は搬送用の駆動部としての搬送モータ、M3は転写用の駆動部としての転写モータ、65は回転伝達部材としての、かつ、係脱部材としてのクラッチ、66は計時部材としてのタイマ、67は計数部材としてのカウンタである。
前記各RFIDタグ35には、製造日時情報de1、最終印刷日時情報de2、新品のトナーカートリッジ22の現像剤としてのトナーの充填量を表す現像剤充填量としてのカートリッジ容量cv1、トナーを使用した量の累積値を表す現像剤消費量としてのトナー消費量Σtq等が記録される。
また、前記EEPROM63には、現在日時情報De1、保存期間Pd1、現像剤残量としてのトナー残量At1、攪拌時間T1等が記録される。
前記制御部60は、印刷処理部Pr1、現像剤収容部状態判定部としてのカートリッジ状態判定部Pr2、保存期間算出部Pr3、攪拌時間設定処理部Pr4、攪拌処理部Pr5、計時処理部Pr6、トナー残量算出部Pr7等を有する。
前記印刷処理部Pr1は、印刷処理を行い、印刷を行う。そのために、印刷処理部Pr1は、上位装置としてのホストコンピュータから受信した印刷データを編集してイメージデータを生成し、該イメージデータを露光装置としてのLEDヘッド14(図2)に送り、印刷部Q1において媒体としての用紙Pに画像を形成する。
また、印刷処理部Pr1は、印刷を行うたびに、イメージデータに基づいて、用紙Pに形成された画像のドット数をカウンタ67によって計数し、計数したカウント値及びドットごとに消費されるトナーの単位使用量に基づいてトナー消費量tqを算出して、RFIDタグ35に累積値であるトナー消費量Σtqを記録する。
前記カートリッジ状態判定部Pr2は、カートリッジ状態判定処理を行い、トナーカートリッジ22のユニット本体部21に対する装脱状態を判断するとともに、トナーカートリッジ22が新品であるかどうかを判断する。
前記保存期間算出部Pr3は、保存期間算出処理を行い、前記保存期間Pd1を算出する。
前記攪拌時間設定処理部Pr4は、攪拌時間設定処理を行い、保存期間Pd1及びトナー残量At1に基づいて攪拌時間T1を設定する。
前記攪拌処理部Pr5は、攪拌処理を行い、攪拌時間T1の間、クラッチ65を係合させ、攪拌部材としての攪拌バー36を回転させて、現像剤貯蔵部としてのトナータンク31内に形成された第2の現像剤室としてのトナー室Rm2内のトナーを攪拌する。
前記計時処理部Pr6は、計時処理を行い、タイマ66による計時を行う。
前記トナー残量算出部Pr7は、トナー残量算出処理を行い、中古品のトナーカートリッジ22がユニット本体部21に装着されると、トナーカートリッジ22内のトナー残量At1を算出する。
次に、攪拌時間T1を設定するときのプリンタ10の動作について説明する。
図6は本発明の第2の実施の形態における攪拌時間を設定するときのプリンタの動作を示す第1のフローチャート、図7は本発明の第2の実施の形態における攪拌時間を設定するときのプリンタの動作を示す第2のフローチャートである。
まず、カートリッジ状態判定部Pr2は、トナーカートリッジ22が交換されるのを待機する(ステップS21)。
続いて、カートリッジ状態判定部Pr2は、RFIDタグ35にアクセスし(ステップS22)、トナーカートリッジ22が新品であるかどうかを判断する(ステップS23)。
トナーカートリッジ22が新品である場合、保存期間算出部Pr3は、RFIDタグ35から製造日時情報de1を読み出すことによって取得し(ステップS24)、EEPROM63から現在日時情報De1を読み出すことによって取得し(ステップS25)、製造日時情報de1及び現在日時情報De1に基づいて保存期間Pd1を算出し(ステップS26)、EEPROM63に記録する。
そして、前記攪拌時間設定処理部Pr4は、保存期間Pd1が設定時間Pdth、本実施の形態においては、21〔日〕以上であるかどうかを判断し(ステップS27)、保存期間Pd1が21〔日〕以上である場合、トナーカートリッジ22からトナータンク31に供給されたトナーが凝集し、固形化していると判断し、攪拌時間T1を長く、第1の値τ1
τ1=100〔s〕
に設定し(ステップS28)、保存期間Pd1が21〔日〕未満である場合、トナータンク31に供給されたトナーがそれほどは凝集していないと判断し、攪拌時間T1を第1の値τ1より短い第2の値τ2
τ2=20〔s〕
に設定する(ステップS29)。
τ1=100〔s〕
に設定し(ステップS28)、保存期間Pd1が21〔日〕未満である場合、トナータンク31に供給されたトナーがそれほどは凝集していないと判断し、攪拌時間T1を第1の値τ1より短い第2の値τ2
τ2=20〔s〕
に設定する(ステップS29)。
続いて、攪拌処理部Pr5は、攪拌処理を行い(ステップS30)、設定された攪拌時間T1の間、クラッチ65を係合させ、攪拌バー36を回転させてトナータンク31内のトナーを攪拌して粉状化する。
そして、計時処理部Pr6は、クラッチ65が係合させられると、タイマ66による計時を開始し、計時を開始してからの経過時間が攪拌時間T1と等しくなると、攪拌処理部Pr5にトナーの攪拌を停止するように指示する。
一方、トナーカートリッジ22が中古品である場合、前記保存期間算出部Pr3はRFIDタグ35から最終印刷日時情報de2を読み出すことによって取得し(ステップS31)、EEPROM63から現在日時情報De1を読み出すことによって取得し(ステップS32)、最終印刷日時情報de2及び現在日時情報De1に基づいて保存期間Pd1を算出し(ステップS33)、EEPROM63に記録する。
続いて、トナー残量算出部Pr7は、RFIDタグ35からカートリッジ容量cv1及びトナー消費量Σtqを読み出すことによって取得し(ステップS34、S35)、トナー残量At1
At1=cv1−Σtq
を算出し(ステップS36)、EEPROM63に記録する。
At1=cv1−Σtq
を算出し(ステップS36)、EEPROM63に記録する。
次に、前記攪拌時間設定処理部Pr4は、保存期間Pd1が設定期間Pdth、本実施の形態においては、21〔日〕以上であるかどうかを判断し(ステップS37)、保存期間Pd1が21〔日〕以上である場合、トナーカートリッジ22からトナータンク31に供給されたトナーが凝集し、固形化していると判断し、EEPROM63から前記トナー残量At1を読み出し、トナー残量At1が少なく、設定残量Ath、本実施の形態においては、50〔%〕以下であるかどうかを判断する(ステップS38)。
そして、攪拌時間設定処理部Pr4は、トナー残量At1が50〔%〕以下である場合、攪拌時間T1をやや長く、前記第1の値τ1より短く、かつ、第2の値τ2より長い第3の値τ3
τ3=60〔s〕
に設定し(ステップS39)、トナー残量At1が50〔%〕より多い場合、攪拌時間T1を長く、第1の値τ1
τ1=100〔s〕
に設定する(ステップS40)。
τ3=60〔s〕
に設定し(ステップS39)、トナー残量At1が50〔%〕より多い場合、攪拌時間T1を長く、第1の値τ1
τ1=100〔s〕
に設定する(ステップS40)。
一方、保存期間Pd1が21〔日〕未満である場合、攪拌時間設定処理部Pr4は、トナータンク31に供給されたトナーがそれほどは凝集していないと判断し、トナー残量At1が少なく、設定残量Ath、本実施の形態においては、50〔%〕以下であるかどうかを判断する(ステップS41)。
そして、攪拌時間設定処理部Pr4は、トナー残量At1が50〔%〕以下である場合、攪拌時間T1を十分に短く、前記第2の値τ2より短い第4の値τ4
τ4=1.5〔s〕
に設定し(ステップS42)、トナー残量At1が50〔%〕より多い場合、攪拌時間T1を短く、前記第2の値τ2
τ2=20〔s〕
に設定する(ステップS43)。
τ4=1.5〔s〕
に設定し(ステップS42)、トナー残量At1が50〔%〕より多い場合、攪拌時間T1を短く、前記第2の値τ2
τ2=20〔s〕
に設定する(ステップS43)。
このようにして、攪拌時間T1が設定されると、攪拌処理部Pr5は、設定された攪拌時間T1の間、クラッチ65を係合させ、攪拌バー36を回転させてトナータンク31内のトナーを攪拌して粉状化する。
そして、計時処理部Pr6は、クラッチ65が係合させられると、タイマ66による計時を開始し、計時を開始してからの経過時間が攪拌時間T1と等しくなると、攪拌処理部Pr5にトナーの攪拌を停止するように指示する。
このように、本実施の形態においては、トナーカートリッジ22が新品である場合、トナーカートリッジ22の製造時からの保存期間Pd1が長いほど攪拌時間T1が長く設定され、設定された攪拌時間T1の間、攪拌バー36による攪拌が行われるので、トナーを適切な攪拌時間T1で攪拌してほぐすことができる。
また、トナーカートリッジ22が中古品である場合、トナーカートリッジ22の最終使用時からの保存期間Pd1が長いほど、また、トナーカートリッジ22内のトナー残量At1が多いほど攪拌時間T1が長く設定されるので、トナーを一層適切な攪拌時間T1でほぐすことができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS21 カートリッジ状態判定部Pr2はトナーカートリッジ22が交換されるのを待機する。トナーカートリッジ22が交換された場合はステップS22に進む。
ステップS22 カートリッジ状態判定部Pr2はRFIDタグ35にアクセスする。
ステップS23 カートリッジ状態判定部Pr2はトナーカートリッジ22が新品であるかどうかを判断する。トナーカートリッジ22が新品である場合はステップS24に進み、トナーカートリッジ22が新品でない場合はステップS31に進む。
ステップS24 保存期間算出部Pr3はRFIDタグ35から製造日時情報de1を取得する。
ステップS25 保存期間算出部Pr3はEEPROM63から現在日時情報De1を取得する。
ステップS26 保存期間算出部Pr3は保存期間Pd1を算出する。
ステップS27 攪拌時間設定処理部Pr4は保存期間Pd1が21〔日〕以上であるかどうかを判断する。保存期間Pd1が21〔日〕以上である場合はステップS28に進み、保存期間Pd1が21〔日〕未満である場合はステップS29に進む。
ステップS28 攪拌時間設定処理部Pr4は攪拌時間T1を100〔s〕に設定する。
ステップS29 攪拌時間設定処理部Pr4は攪拌時間T1を20〔s〕に設定する。
ステップS30 攪拌処理部Pr5は攪拌処理を行い、処理を終了する。
ステップS31 保存期間算出部Pr3はRFIDタグ35から最終印刷日時情報de2を取得する。
ステップS32 保存期間算出部Pr3はEEPROM63から現在日時情報De1を取得する。
ステップS33 保存期間算出部Pr3は保存期間Pd1を算出する。
ステップS34 トナー残量算出部Pr7はRFIDタグ35からカートリッジ容量cv1を取得する。
ステップS35 トナー残量算出部Pr7はRFIDタグ35からトナー消費量Σtqを取得する。
ステップS36 トナー残量算出部Pr7はトナー残量At1を算出する。
ステップS37 攪拌時間設定処理部Pr4は保存期間Pd1が21〔日〕以上であるかどうかを判断する。保存期間Pd1が21〔日〕以上である場合はステップS38に進み、保存期間Pd1が21〔日〕未満である場合はステップS41に進む。
ステップS38 攪拌時間設定処理部Pr4はトナー残量At1が50〔%〕以下であるかどうかを判断する。トナー残量At1が50〔%〕以下である場合はステップS39に進み、トナー残量At1が50〔%〕より多い場合はステップS40に進む。
ステップS39 攪拌時間設定処理部Pr4は攪拌時間T1を60〔s〕に設定し、ステップS30に進む。
ステップS40 攪拌時間設定処理部Pr4は攪拌時間T1を100〔s〕に設定し、ステップS30に進む。
ステップS41 攪拌時間設定処理部Pr4はトナー残量At1が50〔%〕以下であるかどうかを判断する。トナー残量At1が50〔%〕以下である場合はステップS42に進み、トナー残量At1が50〔%〕より多い場合はステップS43に進む。
ステップS42 攪拌時間設定処理部Pr4は攪拌時間T1を1.5〔s〕に設定し、ステップS30に進む。
ステップS43 攪拌時間設定処理部Pr4は攪拌時間T1を20〔s〕に設定し、ステップS30に進む。
ステップS21 カートリッジ状態判定部Pr2はトナーカートリッジ22が交換されるのを待機する。トナーカートリッジ22が交換された場合はステップS22に進む。
ステップS22 カートリッジ状態判定部Pr2はRFIDタグ35にアクセスする。
ステップS23 カートリッジ状態判定部Pr2はトナーカートリッジ22が新品であるかどうかを判断する。トナーカートリッジ22が新品である場合はステップS24に進み、トナーカートリッジ22が新品でない場合はステップS31に進む。
ステップS24 保存期間算出部Pr3はRFIDタグ35から製造日時情報de1を取得する。
ステップS25 保存期間算出部Pr3はEEPROM63から現在日時情報De1を取得する。
ステップS26 保存期間算出部Pr3は保存期間Pd1を算出する。
ステップS27 攪拌時間設定処理部Pr4は保存期間Pd1が21〔日〕以上であるかどうかを判断する。保存期間Pd1が21〔日〕以上である場合はステップS28に進み、保存期間Pd1が21〔日〕未満である場合はステップS29に進む。
ステップS28 攪拌時間設定処理部Pr4は攪拌時間T1を100〔s〕に設定する。
ステップS29 攪拌時間設定処理部Pr4は攪拌時間T1を20〔s〕に設定する。
ステップS30 攪拌処理部Pr5は攪拌処理を行い、処理を終了する。
ステップS31 保存期間算出部Pr3はRFIDタグ35から最終印刷日時情報de2を取得する。
ステップS32 保存期間算出部Pr3はEEPROM63から現在日時情報De1を取得する。
ステップS33 保存期間算出部Pr3は保存期間Pd1を算出する。
ステップS34 トナー残量算出部Pr7はRFIDタグ35からカートリッジ容量cv1を取得する。
ステップS35 トナー残量算出部Pr7はRFIDタグ35からトナー消費量Σtqを取得する。
ステップS36 トナー残量算出部Pr7はトナー残量At1を算出する。
ステップS37 攪拌時間設定処理部Pr4は保存期間Pd1が21〔日〕以上であるかどうかを判断する。保存期間Pd1が21〔日〕以上である場合はステップS38に進み、保存期間Pd1が21〔日〕未満である場合はステップS41に進む。
ステップS38 攪拌時間設定処理部Pr4はトナー残量At1が50〔%〕以下であるかどうかを判断する。トナー残量At1が50〔%〕以下である場合はステップS39に進み、トナー残量At1が50〔%〕より多い場合はステップS40に進む。
ステップS39 攪拌時間設定処理部Pr4は攪拌時間T1を60〔s〕に設定し、ステップS30に進む。
ステップS40 攪拌時間設定処理部Pr4は攪拌時間T1を100〔s〕に設定し、ステップS30に進む。
ステップS41 攪拌時間設定処理部Pr4はトナー残量At1が50〔%〕以下であるかどうかを判断する。トナー残量At1が50〔%〕以下である場合はステップS42に進み、トナー残量At1が50〔%〕より多い場合はステップS43に進む。
ステップS42 攪拌時間設定処理部Pr4は攪拌時間T1を1.5〔s〕に設定し、ステップS30に進む。
ステップS43 攪拌時間設定処理部Pr4は攪拌時間T1を20〔s〕に設定し、ステップS30に進む。
本実施の形態においては、中古品のトナーカートリッジ22を装着した場合に、保存期間Pd1が設定期間Pdth以上であるかどうか、及びトナー残量At1が設定残量Ath以下であるかどうかが判断され、トナーがトナーカートリッジ22の壁面に固着している可能性が低いと判断された場合に、攪拌時間T1が短く設定される。したがって、トナーカートリッジ22が交換された後、印刷が開始されるまでの待機時間を短くすることができる。
前記各実施の形態においては、攪拌バー36がトナータンク31内のトナー室Rm2に配設されるようになっているが、攪拌バー36をトナーカートリッジ22内のトナー室Rm1内に配設することもできる。
また、前記各実施の形態においては、RFIDタグ35と制御部60とが、トナーカートリッジ22のケースの所定の箇所に形成されたRFIDタグ35側の端子、及び装置本体Bdの所定の箇所に形成された制御部60側の端子を介して断続自在に接続されるようになっているが、無線で断続自在に接続することもできる。
さらに、前記各実施の形態においては、トナーカートリッジ22が交換されたときにトナーをほぐす動作が行われるようになっているが、例えば、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yが交換されたときにトナーをほぐす動作が行われるようにすることもできる。
前記各実施の形態においては、プリンタ10について説明したが、本発明を複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置に適用することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
10 プリンタ
22 トナーカートリッジ
36 攪拌バー
Pd1 保存期間
Pr4 攪拌時間設定処理部
Pr5 攪拌処理部
Rm1、Rm2 トナー室
T1 攪拌時間
22 トナーカートリッジ
36 攪拌バー
Pd1 保存期間
Pr4 攪拌時間設定処理部
Pr5 攪拌処理部
Rm1、Rm2 トナー室
T1 攪拌時間
Claims (7)
- (a)現像剤を収容する現像剤収容部と、
(b)現像剤室内の現像剤を攪拌する攪拌部材と、
(c)前記現像剤収容部の製造時からの保存期間が長いほど攪拌時間を長く設定する攪拌時間設定処理部と、
(d)設定された攪拌時間の間、攪拌部材による攪拌を行う攪拌処理部とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記攪拌時間設定処理部は、前記保存期間が設定期間以上である場合に、前記攪拌時間を第1の値に設定し、前記保存期間が設定期間未満である場合に、攪拌時間を第1の値より短い第2の値に設定する請求項1に記載の画像形成装置。
- (a)現像剤を収容する現像剤収容部と、
(b)現像剤室内の現像剤を攪拌する攪拌部材と、
(c)前記現像剤収容部の最終使用時からの保存期間が長いほど、また、前記現像剤収容部内の現像剤残量が多いほど攪拌時間を長く設定する攪拌時間設定処理部と、
(d)設定された攪拌時間の間、攪拌部材による攪拌を行う攪拌処理部とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記攪拌時間設定処理部は、前記保存期間が設定期間以上であり、かつ、現像剤残量が設定残量より多い場合に、前記攪拌時間を第1の値に設定し、前記保存期間が設定期間未満であり、かつ、現像剤残量が設定残量より多い場合に、攪拌時間を第1の値より短い第2の値に設定し、保存期間が設定期間以上であり、かつ、現像剤残量が設定残量以下である場合に、攪拌時間を第1の値より短く、かつ、第2の値より長い第3の値に設定し、前記保存期間が設定期間未満であり、かつ、現像剤残量が設定残量以下である場合に、攪拌時間を第2の値より短い第4の値に設定する請求項3に記載の画像形成装置。
- (a)現像剤を収容する現像剤収容部と、
(b)現像剤室内の現像剤を攪拌する攪拌部材と、
(c)前記現像剤収容部が新品である場合に、前記現像剤収容部の製造時からの保存期間が長いほど攪拌時間を長く設定し、前記現像剤収容部が中古品である場合に、前記現像剤収容部の最終使用時からの保存期間が長いほど、また、前記現像剤収容部内の現像剤残量が多いほど攪拌時間を長く設定する攪拌時間設定処理部と、
(d)設定された攪拌時間の間、攪拌部材による攪拌を行う攪拌処理部とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記現像剤室は現像剤収容部内に形成される請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記現像剤室は画像形成ユニットの本体であるユニット本体部に形成される請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020072986A JP2021170069A (ja) | 2020-04-15 | 2020-04-15 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020072986A JP2021170069A (ja) | 2020-04-15 | 2020-04-15 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021170069A true JP2021170069A (ja) | 2021-10-28 |
Family
ID=78150039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020072986A Pending JP2021170069A (ja) | 2020-04-15 | 2020-04-15 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021170069A (ja) |
-
2020
- 2020-04-15 JP JP2020072986A patent/JP2021170069A/ja active Pending
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