JP2022069229A - オーステナイト系ステンレス鋼およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明のポイントとしては、以下に示す(i)および(ii)が挙げられる。
本発明の一実施形態に係るオーステナイト系ステンレス鋼は、図1に示すように、製鋼、粗熱延、仕上熱延および冷却の各工程を実施することで製造することができる。より具体的には、まず、一般的な製鋼方法を用いて溶鋼を得て、鋳造によりスラブを製造する(製鋼工程)。鋳造によって製造したスラブは、後述する〔オーステナイト系ステンレス鋼の化学組成〕にて示す化学組成を有する。当該スラブについて、表面研削することなく、1000℃以上1300℃以下に加熱した後、粗熱延を施し、例えば厚さ35mmの粗バー(鋼帯)とする(粗熱延工程)。粗熱延工程では、粗熱延の1パス目の圧延率を30%以下とする。
C(炭素)およびN(窒素)は、オーステナイト相の固溶強化および加工硬化に有効に作用するため、一定量必要である。種々検討の結果、安定して250HV以上の硬さを得るためには、C+N量を0.08%以上に調整する。C+N量は、CとNとを合わせた含有量のことである。また、C+N量には、Cが0%またはNが0%の場合が含まれていてよい。
オーステナイト系ステンレス鋼を特徴付ける上で、一般的に比透磁率μは1.1以下が好ましく、1.05以下がより好ましい。
オーステナイト系ステンレス鋼において、厚さ方向に平行な断面の硬さの平均は、250HV以上(SUS304CSP-1/2H規格)を目指した。また、厚さは、例えば特殊金属エクセルのSUS301CSPの厚さの範囲が2.5mm以下程度であるため、3mm以上を目指した。また、熱延時の粒界割れに起因するヘゲ疵の発生低減を目指した。
鋳造によって製造したスラブは表面研削することなく、鋳造ままとする。粗熱延の際、熱延材の表層部では再結晶によって結晶粒が微細化する。鋳造によって製造したスラブの表層部は、表層から5mm程度の範囲がチル晶と呼ばれる1mm以下の結晶粒で構成される。チル晶直下の部位は、柱状晶と呼ばれる短径1mm以上、長径5mm以上の略円柱状の巨大結晶粒で構成される。結晶粒が大きいほど粒界強度が脆弱であり、熱延時に微小な粒界割れを生じて熱延起因の表面欠陥であるヘゲ疵が発生するため、ヘゲ疵の発生低減には極表層部の結晶粒が小さいことが好ましい。
熱延中は、高温下で熱延材にひずみが加わることで再結晶が起こる。再結晶後の結晶粒径は熱延前の結晶粒径が細かいほど、さらに細かくなる傾向にある。つまり、前記スラブの中で比較的微細なチル晶を表層に含む状態で熱延を実施することが、結晶粒微細化の観点から好ましい。すなわち、粗熱延の1パス目にスラブ表層部が再結晶により微細化することで、熱延に起因する粒界割れによるヘゲ疵の発生を効果的に低減できる。
仕上熱延の総圧延率は60%以上とすることが好ましい。仕上熱延の総圧延率が60%を下回った場合、圧延ひずみが十分に付与されず目標とする硬さが得られない。なお、仕上熱延工程前の鋼帯の厚さをh1、仕上熱延工程後の鋼帯の厚さをh2とするとき、総圧延率=(h1-h2)/h1の関係式が成立する。
仕上熱延の温度は、600℃以上1100℃以下とすることが好ましい。また、仕上熱延の最終パス温度(最終パス圧延温度)は950℃以下とすることが好ましい。仕上熱延の温度および最終パス圧延温度が600℃を下回った場合、鋼帯の表層に付与される圧延ひずみ量が、厚さ方向の中心部分と比較して大きくなり、部分的に十分に高強度化されない可能性がある。一方、仕上熱延の温度が1100℃を上回った場合、圧延ひずみが再結晶駆動力となってしまい、圧延直後に再結晶が生じ所望の硬さが得られないとともに、温度が高すぎて最終パス圧延温度を950℃以下に調整することが困難となる。また、最終パス圧延温度が950℃を超えた場合、圧延ひずみが再結晶駆動力となってしまい、圧延直後に再結晶が生じ所望の硬さが得られない。
前記の仕上熱延工程の後、仕上熱延を施された鋼帯について、仕上熱延の最終パス温度が750℃以上の場合は、750℃以下まで冷却速度5℃/s以上で冷却する冷却工程を含むことが好ましい。仕上熱延によって熱延材に蓄積される圧延ひずみは、高温のまま保持されると仕上熱延直後から減少していく。高強度化に好ましい程度の圧延ひずみを残存させるためには、著しい圧延ひずみの減少が起こらない温度域まで、仕上熱延後の鋼帯を速やかに冷却することが好ましい。
本発明の一実施形態に係るオーステナイト系ステンレス鋼の化学組成は、質量%で、C:0.003%以上0.120%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.04%以下、S:0.03%以下、Ni:6.0%以上15.0%以下、Cr:16.0%以上22.0%以下、N:0.005%以上0.200%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることが好ましい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
Claims (8)
- CとNとを合わせた含有量が、質量%で0.08%以上であり、
厚さ方向に平行な断面の硬さの平均が250HV以上であり、
厚さが3mm以上であり、
熱延時の粒界割れに起因するヘゲ疵の深さの平均が10μm以下である、オーステナイト系ステンレス鋼。 - 質量%で、C:0.003%以上0.120%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.04%以下、S:0.03%以下、Ni:6.0%以上15.0%以下、Cr:16.0%以上22.0%以下、N:0.005%以上0.200%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる、請求項1に記載のオーステナイト系ステンレス鋼。
- 質量%で、Mo:0.01%以上3.00%以下、Cu:0.01%以上3.50%以下、Al:0.008%以下、O:0.001%以上0.010%以下、V:0.01%以上0.50%以下、B:0.0003%以上0.0100%以下、Ti:0.01%以上0.50%以下の1種または2種以上をさらに含有する、請求項2に記載のオーステナイト系ステンレス鋼。
- 質量%で、Co:0.01%以上0.50%以下、Zr:0.01%以上0.10%以下、Nb:0.01%以上0.10%以下、Mg:0.0005%以上0.0030%以下、Ca:0.0003%以上0.0030%以下、Y:0.01%以上0.20%以下、REM(希土類金属):0.01%以上0.10%以下、Sn:0.001%以上0.500%以下、Sb:0.001%以上0.500%以下、Pb:0.01%以上0.10%以下、W:0.01%以上0.50%以下の1種または2種以上をさらに含有する、請求項2または3に記載のオーステナイト系ステンレス鋼。
- 比透磁率μが1.1以下である、請求項1から4の何れか1項に記載のオーステナイト系ステンレス鋼。
- 質量%で、C:0.003%以上0.120%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.04%以下、S:0.03%以下、Ni:6.0%以上15.0%以下、Cr:16.0%以上22.0%以下、N:0.005%以上0.200%以下を含有し、かつCとNとを合わせた含有量が質量%で0.08%以上であり、残部がFeおよび不可避的不純物で構成された化学組成からなり、鋳造によって製造したスラブを、1000℃以上1300℃以下の温度に加熱した後、粗熱延を施す粗熱延工程と、
前記粗熱延工程により得られた鋼帯に対して仕上熱延を施す仕上熱延工程と、
前記仕上熱延工程後の前記鋼帯を冷却する冷却工程とを含み、
前記粗熱延工程では、
前記スラブを表面研削することなく、
前記粗熱延の1パス目の圧延率が30%以下であり、
前記仕上熱延工程では、
前記仕上熱延の総圧延率が60%以上であり、
前記仕上熱延の温度が600℃以上1100℃以下であり、
前記仕上熱延の最終パス温度が950℃以下であり、
前記冷却工程では、
前記鋼帯を、前記仕上熱延の前記最終パス温度が750℃以上の場合は、750℃以下まで、冷却速度5℃/s以上で冷却する、オーステナイト系ステンレス鋼の製造方法。 - 前記スラブは、質量%で、Mo:0.01%以上3.00%以下、Cu:0.01%以上3.50%以下、Al:0.008%以下、O:0.001%以上0.010%以下、V:0.01%以上0.50%以下、B:0.0003%以上0.0100%以下、Ti:0.01%以上0.50%以下の1種または2種以上をさらに含有する、請求項6に記載のオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法。
- 前記スラブは、質量%で、Co:0.01%以上0.50%以下、Zr:0.01%以上0.10%以下、Nb:0.01%以上0.10%以下、Mg:0.0005%以上0.0030%以下、Ca:0.0003%以上0.0030%以下、Y:0.01%以上0.20%以下、REM(希土類金属):0.01%以上0.10%以下、Sn:0.001%以上0.500%以下、Sb:0.001%以上0.500%以下、Pb:0.01%以上0.10%以下、W:0.01%以上0.50%以下の1種または2種以上をさらに含有する、請求項6または7に記載のオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法。
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