JP2021526130A - インスリンまたはインスリン類似体と組み合わせたグルコキナーゼ活性化薬の治療的使用 - Google Patents
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Abstract
Description
第1の観点において、本開示は、1型糖尿病の処置方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法を提供する。そのいくつかの態様において、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬は、{2−[3−シクロヘキシル−3−(トランス−4−プロポキシ−シクロヘキシル)−ウレイド]−チアゾール−5−イルスルファニル}−酢酸または医薬的に許容しうるその塩である。
他の観点において、本開示は、1型糖尿病を処置するための、インスリンまたはその類似体と組み合わせた肝選択性グルコキナーゼ活性化薬の使用を提供する。そのいくつかの態様において、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬は、{2−[3−シクロヘキシル−3−(トランス−4−プロポキシ−シクロヘキシル)−ウレイド]−チアゾール−5−イルスルファニル}−酢酸または医薬的に許容しうるその塩である。
他の観点において、本開示は、1型糖尿病を処置するための、インスリンまたはその類似体と組み合わせて使用するための医薬の製造における、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬の使用を提供する。そのいくつかの態様において、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬は、{2−[3−シクロヘキシル−3−(トランス−4−プロポキシ−シクロヘキシル)−ウレイド]−チアゾール−5−イルスルファニル}−酢酸または医薬的に許容しうるその塩である。
以下の用語および語句は、本明細書で特に断らない限り、以下に示す意味を有する。本開示は、本明細書で明確に定義されていない他の用語および語句を使用することができる。かかる他の用語および語句は、当業者に対する本開示の文脈においてそれらが有するであろう意味を有するものとする。いくつかの例では、用語または語句が単数形または複数形で定義され得る。そのような場合、単数形の任意の用語は、反対のことが明示的に示されない限り、その複数の対応物を包含することができ、その逆もまた同様であることが理解される。
上記観点の1以上において、本開示は、GK活性化薬(または、いくつかの態様において、肝選択性GK活性化薬)を、それを必要とする被験体に投与する方法を提供する。一般に、このような方法は、それを必要とする被験体に、インスリンまたはその類似体と組み合わせてGK活性化薬を投与することを包含する。
インスリンまたはその類似体は、任意の適した手段、例えば、限定されるものではないが、経口投与(腸または肺を介する)、皮下投与(連続皮下インスリン注入など)、注射による投与で、投与することができる。他のいくつかの態様において、インスリンまたはその類似体は、皮下投与または注射による投与によって投与される。他の態様において、インスリンまたはその類似体は、2つの異なる経路によって投与される。
開示された方法は、ヒト、ウマ、ウシ、ヒツジ、ブタ、マウス、ラット、イヌ、ネコ、ならびにチンパンジー、ゴリラ、およびアカゲザルなどの霊長類を含む任意の適した被験体で実施することができる。いくつかの態様において、被験体はヒトである。
肝選択性GK活性化薬の任意の適した用量および投与スケジュールを使用することができる。いくつかの態様において、本明細書に開示される方法は、1日1〜30mg/kgの肝選択性GK活性化薬を投与することを含む。これらの量は、1日を通して任意の適切なレジメンで投与することができる。いくつかの態様において、投与は、肝選択性GK活性化薬を、1日1回、1日2回、1日3回などのように、1日に1回以上投与することを含む。他のいくつかのそのような態様において、投与は、肝選択性GK活性化薬を1日2回投与することを含む。投与は、食物の有無にかかわらず行うことができる。投与が、肝選択性GK活性化薬を1日に1回以上投与することを含むいくつかの態様において、1回以上のうちの少なくとも1回は食物を伴う。いくつかのそのような態様において、投与は、肝選択性GK活性化薬を食物と一緒に1日2回投与することを含む。いくつかの態様において、2回以上の1日用量は、等量の肝選択性GK活性化薬を含有する。他の態様において、該方法は、1〜30mg/kgの肝選択性GK活性化薬を1日おきに、または3日ごとに、または4日ごとに、または5日ごとに、6日ごとに、投与することを包含する。単回投与剤形は、1〜75mg、75〜100mg、75〜150mg、100〜150mg、125〜175mg、150〜200mg、175〜225mg、200〜250mg、225〜275mg、250〜300mg、275〜325mg、300〜350mg、325〜375mg、350〜400mg、375〜425mg、400〜450mg、425〜475mg、450〜500mg、475〜525mg、500〜550mg、525〜575mg、550〜600mg、575〜625mg、600〜650mg、625〜675mg、675〜725mg、700〜750mg、725〜800mg、または775〜825mgの肝選択性GK活性化薬を含むことができる。他の態様において、肝選択性は、被験体に、100mg/日〜2000mg/日、または200mg/日〜1500mg/日、または400mg/日〜1200mg/日、または500mg/日〜1200mg/日、または800mg/日〜1200mg/日の範囲の量で、1回以上の用量で投与される。
上記観点および態様のいずれかのいくつかの態様において、肝選択性GK活性化薬およびインスリンまたはその類似体は、1以上の他の抗糖尿病薬と同時投与することもできる。この文脈において、「同時投与」という用語は、必ずしも、抗糖尿病薬を肝選択性GK活性化薬またはインスリンもしくはその類似体と同じスケジュールで投与することを意味していない。結局、場合によっては、これらの投薬は、1日1回または週1回の投薬であることができる。したがって、この文脈において、「同時投与」という用語は、肝選択性GK活性化薬の投与時に、1以上の他の抗糖尿病薬が被験体の血液中にゼロでない濃度を有するような方法で、薬剤を投与することをさす。いくつかの態様において、肝選択性GK活性化薬および1以上の抗糖尿病薬は、経口投与のための錠剤またはカプセル剤などの同一剤形に製剤化される。他の態様では、それらは別々に製剤化され、それぞれの剤形に適した手段で投与される。
上記方法は、一般的な方法として記載されている。上記観点および態様のいずれかのいくつかの態様において、該方法は、被験体における糖化ヘモグロビンレベルを低下させる方法である。他のいくつかのそのような態様において、糖化ヘモグロビンレベルを低下させることは、被験体におけるHbA1cレベルを低下させることを含む。例えば、いくつかの態様において、糖化ヘモグロビンレベルを低下させることは、被験体におけるHbA1cレベルを、少なくとも0.1%の絶対量、少なくとも0.3%の絶対量、または少なくとも0.5%の絶対量、または少なくとも0.7%の絶対量、または少なくとも0.9%の絶対量、または少なくとも1.0%の絶対量だけ低下させることを含み、ここで、HbA1cレベルは、National Glycohemoglobin Standardization Program(NGSP)プロトコルに従ってパーセンテージとして測定される。
上記方法は、一般的な方法として記載されている。上記観点および態様のいずれかのいくつかの態様において、該方法は、1型糖尿病の処置方法である。上記観点および態様のいずれかの他の態様において、該方法は、被験体における2型糖尿病の処置方法であって、他の抗糖尿病薬の有無にかかわらずインスリンを用いて血中グルコースレベルを調節する方法である。
上記方法は、一般的な方法として記載されている。上記観点および態様のいずれかのいくつかの態様において、該方法は、体重を減少させる方法である。他のいくつかのそのような態様において、該方法は、上昇したボディ・マス指数(BMI)レベルを有する被験体のBMIを、少なくとも0.5、または少なくとも1.0、または少なくとも1.5、または少なくとも2.0の絶対量だけ低下させることを含む。他の態様では、被験体の体重を、少なくとも0.1、または0.2、または0.3、または0.4、または0.5、または0.6、または0.7、または0.8、または0.9、または1.0、または1.5、または2.0kg減少させることができる。他の態様において、被験体のBMIまたは体重は、1、2、3、4、5、6、7、または8週間(1以上)、または3、4、5、または6カ月の期間にわたって減少する。
上記方法は、一般的な方法として記載されている。上記観点および態様のいずれかのいくつかの態様において、該方法は、血糖コントロールを改善する方法である。
上記方法は、一般的な方法として記載されている。上記観点および態様のいずれかのいくつかの態様において、該方法は、被験体に対するインスリン(またはその類似体)用量を、例えば、用量ごと、日ごと、または週ごと、または他の期間ベースで、減少させる方法である。他のいくつかのそのような態様において、該方法は、インスリン(またはその類似体)用量を、ベースラインインスリン(またはその類似体)用量(インスリンまたはその類似体のみでの処置など)に基づき、少なくとも1%、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、もしくは少なくとも25%、または、少なくとも1単位、2単位、3単位、4単位、5単位、6単位、7単位、8単位、9単位、もしくは10単位の絶対量だけ減少させることを含む。
いくつかの態様において、該方法は、全1日ボーラスインスリン用量を減少させる方法である。いくつかのそのような態様において、該方法は、全1日ボーラスインスリン(またはその類似体)用量を、ベースライン全1日ボーラスインスリン(またはその類似体)用量(インスリンまたはその類似体のみでの処置など)に基づき、少なくとも1%、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、もしくは少なくとも25%、または、少なくとも1単位、2単位、3単位、4単位、5単位、6単位、7単位、8単位、9単位、もしくは10単位の絶対量だけ減少させることを含む。
いくつかの態様において、該方法は、全1日基礎インスリン用量を減少させる方法である。いくつかのそのような態様において、該方法は、全1日基礎インスリン(またはその類似体)用量を、ベースライン全1日基礎インスリン(またはその類似体)用量(インスリンまたはその類似体のみでの処置など)に基づき、少なくとも1%、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、もしくは少なくとも25%、または、少なくとも1単位、2単位、3単位、4単位、5単位、6単位、7単位、8単位、9単位、もしくは10単位の絶対量だけ減少させることを含む。
いくつかの態様において、該方法は、全1日インスリン用量を減少させる方法である。いくつかのそのような態様において、該方法は、全1日インスリン(またはその類似体)用量を、ベースライン全1日インスリン(またはその類似体)用量(インスリンまたはその類似体のみでの処置など)に基づき、少なくとも1%、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、もしくは少なくとも25%、または、少なくとも1単位、2単位、3単位、4単位、5単位、6単位、7単位、8単位、9単位、もしくは10単位の絶対量だけ減少させることを含む。
いくつかの態様において、該方法は、ある期間にわたるインスリン注射回数を減少させる方法であり、その期間は、1日、1週間または1カ月であることができる。いくつかの態様では、全インスリン注射回数を、1回、2回、3回またはそれより多く減少させることができる。他の態様において、該方法は、1日基礎インスリン注射回数を減少させる方法であり、注射回数を、1回、2回、3回またはそれより多く減少させることができる。他の態様において、該方法は、1日ボーラスインスリン注射回数を減少させる方法であり、注射回数を、1回、2回、3回またはそれより多く減少させることができる。他の態様において、1日あたりのインスリン注射回数は、1回または2回または3回以下である。
上記方法は一般的方法として記載されている。上記観点および態様のいずれかのいくつかの態様において、該方法は、平均1日血中グルコースレベルを低下させる方法である。他のいくつかのそのような態様において、該方法は、平均1日血中グルコースレベルを、ベースライン処置(インスリンまたはその類似体のみ使用など)に対し、少なくとも5mg/dL、または少なくとも7mg/dL、または少なくとも10mg/dL、または少なくとも15mg/dL、または少なくとも20mg/dL、または少なくとも25mg/dL、または少なくとも30mg/dL、または少なくとも35mg/dL低下させることを含む。
グルカゴンは、膵臓のアルファ細胞によって産生されるポリペプチドホルモンである。これは、肝グリコーゲン分解(特にグリコーゲンのグルコースへの分解)を活性化することによりグルコースを動員する高血糖薬である。しかしながら、過剰レベルのグルカゴンは血圧の一時的な変化、心拍数の増加、悪心、嘔吐、および/または高血糖を引き起こすことがあり、SGLT2阻害薬など特定の抗糖尿病薬は、グルカゴン過剰分泌の引き金となることがある。
上記方法は、一般的方法として記載されている。上記観点および態様のいずれかのいくつかの態様において、該方法は、糖尿病性ケトアシドーシスの発生率、持続期間、または可能性を低下させる方法である。一態様において、糖尿病性ケトアシドーシスは、血清または尿中ケトンなど1以上の代謝性ケトンのレベルが上昇し(正常範囲の上限を上回る)、7.3以下の血液pHおよび18mmol/L以下の血清重炭酸塩レベルを有する被験体として定義される。他の態様において、糖尿病性ケトアシドーシスは、上昇した血漿、血清または尿中ケトン(正常範囲の上限を上回る)を有するか、あるいは、7.3未満の血液pH、または18mmol/L以下、もしくは15mmol/L以下、もしくはmEq/Lでの同等の尺度の血清重炭酸塩レベル、または250mg/dLを超える血中グルコースレベル、または上記尺度のいずれかの組み合わせを有する被験体として定義される。一態様において、代謝性ケトンは、アセト酢酸(AcAc)、ベータ−ヒドロキシ酪酸(BHB)、およびアセトンからなる群より選択される。他の態様において、AcAcのレベルは、被験体の血清中で測定される。他の態様において、BHBのレベルは、被験体の尿中で測定される。他の態様において、BHBのレベルは、被験体の血液中で測定される。他の態様において、1以上の代謝性ケトンのレベルは、0.3〜0.5mM、または0.5mM超、または0.5〜1.0mM、または1.0〜3.0mM、または3.0mM超、または4.0mM超、または5.0mM超、10mM超、または15mM超、または20mM超である。他のいくつかのそのような態様において、該方法は、糖尿病性ケトアシドーシスの発生率を、1週間、1カ月、2カ月、3カ月などの関連期間にわたって、ベースライン処置(インスリンまたはその類似体のみを使用するなど)に対し、少なくとも5%、または少なくとも10%、または少なくとも15%低下させることを含む。
上記方法は、一般的方法として記載されている。上記観点および態様のいずれかのいくつかの態様において、該方法は、糖尿病性ケトーシスの発生率、持続期間、または可能性を低下させる方法である。一態様において、糖尿病性ケトーシスは、血清または尿中ケトンなどの代謝性ケトンが増大しているが(正常範囲の上限を上回る)、血糖およびまたは血液pHは正常範囲にある被験体として定義される。例えば、糖尿病性ケトーシスは、被験体の血液pHがpH7.3以上であり、および/または血清重炭酸塩レベルが15mmol/L、18mmol/L、もしくは20mmol/Lを超えるときに生じる可能性がある。他の態様において、被験体の血中グルコースレベルは、250mg/dL未満、または200mg/dL未満、または180mg/dL未満である。一態様において、糖尿病性ケトーシスの発生を示す代謝性ケトンは、アセト酢酸(AcAc)、ベータ−ヒドロキシ酪酸(BHB)、およびアセトンからなる群より選択される。他の態様において、AcAcのレベルは、被験体の血液または尿中で測定される。他の態様において、BHBのレベルは、被験体の血液または尿から取った試料中で測定される。他の態様において、アセトンのレベルは、被験体の呼気中で測定される。他の態様において、糖尿病性ケトーシスを示す1以上の代謝性ケトンのレベルは、0.3〜0.5mM、または0.5mM超、または0.5〜1.0mM、または1.0〜3.0mM、または3.0mM〜6.0mM、または6.0〜10mM、または5mMもしくは10mMもしくは15mMもしくは20mMもしくは25mMを超える。他のいくつかのそのような態様において、該方法は、糖尿病性ケトーシスの発生率を、1週間、1カ月、2カ月、3カ月などの関連期間にわたって、ベースライン処置(インスリンまたはその類似体のみを使用するなど)に対し、少なくとも5%、または少なくとも10%、または少なくとも15%低下させることを含む。上記観点および態様のいずれかの他のいくつかの態様において、本開示は、上記態様のいずれかに従って、糖尿病性ケトーシスの発生率、持続期間、または可能性の低減における、インスリンまたはその類似体と組み合わせた肝選択性GK活性化薬の使用を提供する。上記観点および態様のいずれかの他のいくつかの態様において、本開示は、糖尿病性ケトアシドーシスの発生率、持続期間、または可能性を低下させるための、インスリンまたはその類似体と組み合わせて使用するための医薬の製造における、肝選択性GK活性化薬の使用を提供し、これに関し、該医薬は、上記方法のいずれかに従って被験体に投与されるように調製される。
上記方法は、一般的方法として記載されている。上記観点および態様のいずれかのいくつかの態様において、該方法は、被験体における代謝性ケトンレベルを低下させる方法である。一態様において、減少させる代謝性ケトンは、アセト酢酸(AcAc)、ベータ−ヒドロキシ酪酸(BHB)、およびアセトンからなる群より選択される。他の態様では、AcAcのレベルを低下させる。他の態様では、BHBのレベルを低下させる。他の態様では、1以上の代謝ケトン(1以上)のレベルを、少なくとも0.1mM、0.2mM、0.3mM、0.4mM、0.5mM、0.6mM、0.7mM、0.8mM、もしくは0.9mM低下させるか、または、処置前などのベースライン測定に対し、少なくとも1%、2%、3%、4%、5%、10%、15%、20%、30%、35%、40%、45%、もしくは50%低下させる。他の態様では、BHBのレベルを、少なくとも0.1mM、0.2mM、0.3mM、0.4mM、0.5mM、0.6mM、0.7mM、0.8mM、もしくは0.9mM低下させるか、または、処置前などのベースライン測定に対し、少なくとも1%、2%、3%、4%、5%、10%、15%、20%、30%、35%、40%、45%、もしくは50%低下させる。他の態様では、AcAcのレベルを、少なくとも0.1mM、0.2mM、0.3mM、0.4mM、0.5mM、0.6mM、0.7mM、0.8mM、もしくは0.9mM低下させるか、または、処置前などのベースライン測定に対し、少なくとも1%、2%、3%、4%、5%、10%、15%、20%、30%、35%、40%、45%、もしくは50%低下させる。他の態様では、アセトンのレベルを、少なくとも0.1mM、0.2mM、0.3mM、0.4mM、0.5mM、0.6mM、0.7mM、0.8mM、もしくは0.9mM低下させるか、または、処置前などのベースライン測定に対し、少なくとも1%、2%、3%、4%、5%、10%、15%、20%、30%、35%、40%、45%、または50%低下させる。他のいくつかの態様において、該方法は、1以上の代謝性ケトンのレベルを、1週間、1カ月、2カ月、3カ月などの関連期間にわたって、ベースライン処置(インスリンまたはその類似体のみを使用するなど)に対し低下させることを含む。
上記方法は、一般的方法として記載されている。上記観点および態様のいずれかのいくつかの態様において、該方法は、糖尿病性乳酸アシドーシスの発生率、持続期間、または可能性を低下させる方法である。一態様において、糖尿病性乳酸アシドーシスは、1.0mM、1.5mM、2.0mM、2.5mM、3.0mM、3.5mM、4.0mM、4.5mM、5.0mM、10mM、または15mMを超えるような乳酸レベルの上昇を有する被験体として定義される。他の態様において、糖尿病性乳酸アシドーシスは、上昇した動脈血乳酸濃度(例えば、14.4mg/dLまたは1.6mMを超える)または静脈血乳酸濃度(例えば、19.8mg/dLまたは2.2mMを超える)、または毛細管血中の乳酸濃度と同等の濃度を有する被験体として定義される。他のいくつかのそのような態様において、該方法は、糖尿病性乳酸アシドーシスの発生率を、1週間、1カ月、2カ月、3カ月などの関連期間にわたって、ベースライン処置(インスリンまたはその類似体のみを使用するなど)に対し、少なくとも5%、または少なくとも10%、または少なくとも15%低下させることを含む。
上記方法は、一般的方法として記載されている。上記観点および態様のいずれかのいくつかの態様において、該方法は、被験体における乳酸塩のレベルを低下させる方法である。一態様では、乳酸塩のレベルを、少なくとも0.1mM、0.2mM、0.3mM、0.4mM、0.5mM、0.6mM、0.7mM、0.8mM、0.9mM、1.0mM、1.5mM、2.0mM低下させるか、または、少なくとも1mg/dL、もしくは2mg/dL、もしくは3mg/dL、もしくは4mg/dLもしくは5mg/dLもしくは10mg/dL低下させるか、または、3.0mM未満に低下させるか、2.5mM未満に低下させるか、2.0mM未満に低下させるか、1.5mM未満に低下させるか、1.0mM未満に低下させるか、または、処置前などのベースライン測定に対し、少なくとも1%、2%、3%、4%、5%、10%、15%、20%、30%、35%、40%、45%、または50%低下させる。他の態様では、乳酸塩のレベルを動脈血中で測定する。他の態様では、乳酸のレベルを静脈血中で測定する。他のいくつかのそのような態様において、該方法は、1週間、1カ月、2カ月、3カ月などの関連期間にわたって、ベースライン処置(インスリンまたはその類似体のみを使用するなど)に対し乳酸塩のレベルを低下させることを含む。
本明細書中に開示される処置方法は、処置の特定期間の前、該期間中、および/または該期間の後に、1以上のバイオマーカーを測定する工程を包含することができる。一態様において、該方法はさらに、ある期間にわたり被験体から1または複数の生体試料を取得または取得し終え、該生体試料に対して体液試験を実施または実施し終えることを含むことができる。体液検査は、標的血中グルコース範囲にある時間のパーセンテージ、糖化ヘモグロビンのレベル、低血糖範囲にある時間のパーセンテージ、高血糖範囲にある時間のパーセンテージ、糖尿病性ケトアシドーシスの発生率または発生数、糖尿病性ケトーシスの発生率または発生数、ある期間にわたる低血糖または重度低血糖事象の数、ある期間にわたる高血糖または重度低血糖事象の数を決定するために、用いることができる。
肝選択性GK活性化薬は、任意の適切な医薬組成物に製剤化することができる。本明細書で使用される場合、「医薬組成物」という用語は、医薬活性成分(例えば、肝選択性GK活性化薬)および医薬的に許容しうるキャリヤーを含有する組成物(例えば、顆粒化粉末または液体)をさす。本明細書で使用される場合、「医薬的に許容しうる」という用語は、投与量において一般に生物学的に望ましくないのではない物質をさす。
最大3回の用量漸増を伴う非盲検、週1回の用量漸増試験を行った。持続グルコースモニタリング(CGM)装置と、持続皮下インスリン注入(CSII)により送達されたインスリンを使用している5人の成人1型糖尿病(T1DM)患者に、1日1回、400、800または1200mgの用量の{2−[3−シクロヘキシル−3−(トランス−4−プロポキシ−シクロヘキシル)−ウレイド]−チアゾール−5−イルスルファニル}−酢酸(UT−1)を、各用量レベルで7日間投与した。
試験期間中、肝機能または血漿脂質に対する有害な影響は見られなかった。以下のデータおよび関連図に示すように、インスリン投与量を減らしつつ血糖コントロールを改善する傾向も見られた。血糖コントロールの改善に向けたさらなる傾向は、ベースラインから400mg用量、および400mg用量から800mg用量で、1日あたりの平均ボーラスインスリン用量に対する1日あたりの平均炭水化物摂取量の比の増加に見られた。薬物動態データは、1200mg群のUT−1の濃度が、800mg群と比較した場合、5例中3例で低かったことを示した。
図2を作成するために使用したデータを表2に提供する。
図3を作成するために使用したデータを表3に提供する。
図4において、血中グルコースレベルが180mg/dLを超えていた(高血糖)時間のパーセンテージの中央値は、ベースライン(37%)から400mg用量(30.92%)、および400mg用量(30.92%)から800mg用量(20.46%)で低下した。図4を作成するために使用したデータを表4に提供する。
図5において、1日あたりのボーラスインスリン用量の平均値(平均U/日)は、ベースライン(27.1平均U/日)から400mg(25平均U/日)、および400mgから800mg用量(20平均U/日)で低下した。
図6を作成するために使用したデータを表6に提供する。
T1DMに対するインスリン療法の潜在的補助療法としてUT−1を評価するために、2週間の単盲検プラセボ導入期を設けた多施設二重盲検プラセボ対照試験を実施した。本試験では、持続グルコースモニタリング(CGM)装置と、持続皮下インスリン注入(CSII)により送達されたインスリンを使用している20人の成人T1DM患者に、1日1回、プラセボまたは800mgのUT−1のいずれかを最長12週間投与して、応答を調べた。1日1回の処置は、朝食と一緒に投与した。安全性および評価ラボは、プラセボ導入期に先立ち、盲検下の治験薬投与前の1日目、2週目、4週目、6週目、8週目、12週目、および約13週目に収集した。インスリンポンプデータおよびCGMデータは、単盲検プラセボ導入期から投与終了時まで収集した。QOLおよび治療満足度アンケートも使用した。インスリンは、血糖コントロールを維持するために必要に応じて患者によって調整された。
UT−1処置群およびプラセボ処置群のベースラインの平均HbA1cは、それぞれ7.3%および7.4%であった。UT−1で処置した患者(n=8)では、12週間後のHbA1cが0.6%という統計学的に有意な平均低下を示したが(12週後のHbA1cが6.7〜6.8%で終わる)、プラセボ処置群(n=11)では、HbA1cが0.1%という平均上昇を示し(12週間後のHbA1cが7.5%で終わる)、プラセボ群に対してUT−1群の平均差は0.7%となった(p=0.03)。同時に、UT−1処置群ではインスリン使用量の減少傾向が認められた。
Claims (65)
- 1型糖尿病の処置方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において標的血中グルコース範囲にある時間のパーセンテージを増加させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 標的血中グルコース範囲が70mg/dL〜180mg/dLである、請求項2に記載の方法。
- 該方法が、標的血中グルコース範囲にある時間のパーセンテージを、ベースラインに対する、ある期間にわたり標的血中グルコース範囲にある時間のパーセンテージの絶対差に基づき、少なくとも1%、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも6%、または少なくとも8%、または少なくとも10%、または少なくとも12%、または少なくとも14%の絶対パーセンテージだけ増加させることを含む、請求項2または3に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において全1日ボーラスインスリン用量を減少させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 全1日ボーラスインスリン用量を、ベースライン全1日ボーラスインスリン(またはその類似体)用量に対し、少なくとも1%、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、もしくは少なくとも25%、または、少なくとも1単位、2単位、3単位、4単位、5単位、6単位、7単位、8単位、9単位、もしくは10単位の絶対量だけ減少させる、請求項5に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において平均1日血中グルコースを低下させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 該方法が、被験体における平均1日血中グルコースを、ベースラインに対し、平均1日血中グルコースに基づき、少なくとも5mg/dL、または少なくとも10mg/dL、または少なくとも15mg/dL低下させることを含む、請求項7に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において糖化ヘモグロビンレベルを低下させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 糖化ヘモグロビンがHbA1cであり、該方法が、被験体におけるHbA1cレベルを、少なくとも0.1%、少なくとも0.3%、少なくとも0.5%、少なくとも0.7%、少なくとも0.9%、または少なくとも1.0%の絶対量だけ低下させることを含み、HbA1cレベルが、National Glycohemoglobin Standardization Program(NGSP)プロトコルに従ってパーセンテージとして測定される、請求項9に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において低血糖範囲にある時間のパーセンテージを低下させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 低血糖範囲にある時間の量を、ベースラインに対する、ある期間にわたり標的血中グルコース範囲にある時間のパーセンテージの絶対差に基づき、少なくとも1%、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも6%、または少なくとも8%、または少なくとも10%、または少なくとも12%、または少なくとも14%の絶対パーセンテージだけ減少させる、請求項11に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において高血糖範囲にある時間のパーセンテージを低下させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 高血糖範囲にある時間の量を、ベースラインに対する、ある期間にわたり標的血中グルコース範囲にある時間のパーセンテージの絶対差に基づき、少なくとも1%、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも6%、または少なくとも8%、または少なくとも10%、または少なくとも12%、または少なくとも14%の絶対パーセンテージだけ減少させる、請求項13に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において糖尿病性ケトアシドーシスの発生率を低下させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 該方法が、糖尿病性ケトアシドーシスの発生率を、ベースラインに対し、少なくとも5%、または少なくとも10%、または少なくとも15%低下させることを含む、請求項15に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において体重を減少させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 該方法が、上昇したボディ・マス指数(BMI)を有する被験体のBMIを、少なくとも0.5、または少なくとも1.0、または少なくとも1.5、または少なくとも2.0低下させることを含む、請求項17に記載の方法。
- 該方法が、被験体の重量を、少なくとも0.1、または0.2、または0.3、または0.4、または0.5、または0.6、または0.7、または0.8、または0.9、または1.0、または1.5、または2.0kg減少させることを含む、請求項17に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において全1日基礎インスリン用量を減少させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 全1日基礎インスリン用量を、ベースライン全1日基礎インスリン(またはその類似体)用量に対し、少なくとも1%、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、もしくは少なくとも25%、または、少なくとも1単位、2単位、3単位、4単位、5単位、6単位、7単位、8単位、9単位、もしくは10単位の絶対量だけ減少させる、請求項20に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において全1日インスリン用量を減少させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 全1日インスリン用量を、ベースライン全1日インスリン(またはその類似体)用量に対し、少なくとも1%、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、もしくは少なくとも25%、または、少なくとも1単位、2単位、3単位、4単位、5単位、6単位、7単位、8単位、9単位、もしくは10単位の絶対量だけ減少させる、請求項22に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において1日の全インスリン注射回数を減少させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 1日あたりの基礎インスリン注射回数を減少させる、請求項24に記載の方法。
- ボーラスインスリン注射回数を減少させる、請求項24に記載の方法。
- ボーラスおよび基礎インスリン注射回数を減少させる、請求項24に記載の方法。
- 注射回数を、ベースラインに対し1回、2回または3回減少させる、請求項24〜27のいずれか一項に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において1食あたりの1日ボーラスインスリン用量を減少させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 1食あたりの1日ボーラスインスリン用量を、ベースラインの1食あたりの全1日ボーラスインスリン(またはその類似体)用量に対し、少なくとも1%、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、もしくは少なくとも25%、または、少なくとも1単位、2単位、3単位、4単位、5単位、6単位、7単位、8単位、9単位、もしくは10単位の絶対量だけ減少させる、請求項29に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において、ある期間にわたり低血糖事象または重度低血糖事象の数を減少させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 被験体が持続グルコースモニターを使用しており、ある期間にわたる低血糖事象または重度低血糖事象の数がベースラインに対し減少している、請求項31に記載の方法。
- ある期間にわたる低血糖事象または重度低血糖事象の数が、少なくとも1事象または2事象の絶対量だけ減少している、請求項32に記載の方法。
- 被験体が自己測定した血中グルコースを使用しており、ある期間にわたる低血糖事象または重度低血糖事象の数がベースラインに対し減少している、請求項31に記載の方法。
- ある期間にわたる低血糖事象または重度低血糖事象の数が、少なくとも1事象、2事象、10事象、20事象、30事象、50事象、または70事象の絶対量だけ減少している、請求項34に記載の方法。
- 期間が、1日、または2日、3日、4日、5日、6日、または7日である、請求項31〜35のいずれか一項に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において血漿グルカゴンレベルを低下させる、または上昇させない方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- グルカゴンレベルを少なくとも5pg/mL低下させるか、または200pg/mL未満に低下させる、請求 項37に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において糖尿病性ケトーシスの発生率、持続期間または可能性を低下させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 該方法が、糖尿病性ケトーシスの発生率を、ベースラインに対し、少なくとも5%、または少なくとも10%、または少なくとも15%低下させることを含む、請求項39に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において1以上の代謝性ケトンを減少させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 1以上の代謝ケトンのレベルを、少なくとも0.1mM、0.2mM、0.3mM、0.4mM、0.5mM、0.6mM、0.7mM、0.8mM、もしくは0.9mM低下させるか、または、ベースライン測定に対し、少なくとも1%、2%、3%、4%、5%、10%、15%、20%、30%、35%、40%、45%、もしくは50%低下させる、請求項41に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において糖尿病性乳酸アシドーシスの発生率、持続期間または可能性を低下させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 該方法が、糖尿病性乳酸アシドーシスの発生率を、ベースラインに対し、少なくとも5%、または少なくとも10%、または少なくとも15%低下させることを含む、請求項43に記載の方法。
- 1型糖尿病を有する被験体において乳酸塩のレベルを低下させる方法であって、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬をインスリンまたはその類似体と組み合わせて投与することを含む方法。
- 乳酸レベルを、少なくとも0.1mM、0.2mM、0.3mM、0.4mM、0.5mM、0.6mM、0.7mM、0.8mM、0.9mM、1.0mM、1.5mM、もしくは2.0mM低下させるか、または、少なくとも1mg/dL、もしくは2mg/dL、もしくは3mg/dL、もしくは4mg/dLもしくは5mg/dLもしくは10mg/dL低下させるか、または、3.0mM未満に低下させるか、2.5mM未満に低下させるか、2.0mM未満に低下させるか、1.5mM未満に低下させるか、1.0mM未満に低下させるか、または、ベースライン測定に対し、少なくとも1%、2%、3%、4%、5%、10%、15%、20%、30%、35%、40%、45%、または50%低下させる、請求項45に記載の方法。
- 肝選択性グルコキナーゼ活性化薬が、{2−[3−シクロヘキシル−3−(トランス−4−プロポキシ−シクロヘキシル)−ウレイド]−チアゾール−5−イルスルファニル}−酢酸または医薬的に許容しうるその塩である、請求項1〜46のいずれか一項に記載の方法。
- 肝選択性グルコキナーゼ活性化薬が{2−[3−シクロヘキシル−3−(トランス−4−プロポキシ−シクロヘキシル)−ウレイド]−チアゾール−5−イルスルファニル}−酢酸である、請求項47に記載の方法。
- 肝選択性グルコキナーゼ活性化薬が{2−[3−シクロヘキシル−3−(トランス−4−プロポキシ−シクロヘキシル)−ウレイド]−チアゾール−5−イルスルファニル}−酢酸の医薬的に許容しうる塩である、請求項47に記載の方法。
- 投与が、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬を経口的に投与することを含む、請求項1〜49のいずれか一項に記載の方法。
- 投与が、インスリンまたはその類似体を、経口投与、皮下投与、または注射により投与することを含む、請求項1〜50のいずれか一項に記載の方法。
- 投与が、インスリンまたはその類似体を、皮下投与または注射により投与することを含む、請求項1〜50のいずれか一項に記載の方法。
- 被験体がヒトである、請求項1〜52のいずれか一項に記載の方法。
- 投与が、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬を、1日1回、1日2回、1日3回などのように、1日に1回以上投与することを含む、請求項1〜53のいずれか一項に記載の方法。
- 1回以上のうちの少なくとも1回が食物を伴う、請求項54に記載の方法。
- 投与が、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬を1日2回投与することを含む、請求項54に記載の方法。
- 投与が、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬を食物と一緒に1日2回投与することを含む、請求項54に記載の方法。
- 投与が、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬を、1週間以上、または2週間以上、または3週間以上、または6週間以上、または9週間以上、または12週間以上の期間にわたり投与することを含む、請求項1〜57のいずれか一項に記載の方法。
- インスリンまたはその類似体が、インスリン、インスリンリスプロ、インスリンアスパルト、インスリングルリジン、イソフェンインスリン、インスリン亜鉛、インスリングラルギン、インスリンデテミル、またはそれらの任意の組み合わせを含む、請求項1〜58のいずれか一項に記載の方法。
- インスリンが、超速効型インスリン、速効型インスリン、中間型インスリン、持効型インスリン、またはその任意の2、3もしくは4つのタイプのインスリンの組合せである、請求項1〜59のいずれか一項に記載の方法。
- 投与が、それを必要とする被験体に、肝選択性グルコキナーゼ活性化薬を、インスリンリスプロ、インスリンアスパルト、インスリングルリジン、イソフェンインスリン、インスリン亜鉛、インスリングラルギン、インスリンデテミル、またはそれらの任意の組み合わせと組み合わせて投与することを含む、請求項1〜60のいずれか一項に記載の方法。
- 投与がさらに、それを必要としている被験体に、他の抗糖尿病薬を肝選択性GK活性化薬およびインスリンまたはその類似体と組み合わせて同時投与することを含む、請求項1〜61のいずれか一項に記載の方法。
- 該方法がさらに、処置のために被験体を選択する工程を含む、請求項1〜62のいずれかに記載の方法。
- 処置のために被験体を選択する工程が、被験体から生体試料を取得または取得し終え、被験体が、代謝性ケトンレベルの治療的低減、乳酸塩レベルの治療的低減、グルカゴンレベルの治療的低減、血糖値の治療的低減、HbA1cレベルの治療的低減、または血漿pHレベルの治療的上昇の必要性と関連するバイオマーカーレベルを有するかどうか決定するために、該生体試料に対して体液試験を実施する、または実施し終えた工程を含む、請求項63に記載の方法。
- 該方法がさらに、
ある期間にわたって被験体から生体試料を取得する、または取得し終えた工程、および
1以上の生化学的マーカーのレベルが上昇しているか低下しているかを決定するために、該生体試料に対して体液試験を実施する、または実施し終えた工程、および
1以上の生化学的マーカーのレベルが望ましい方向に傾いていない場合、より多い用量の肝選択性グルコキナーゼ活性化薬または医薬的に許容しうるその塩を投与する工程、
を含む、請求項1〜64のいずれかに記載の方法。
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