[go: up one dir, main page]

JP2021160219A - 加飾フィルム及びその製造方法 - Google Patents

加飾フィルム及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021160219A
JP2021160219A JP2020063895A JP2020063895A JP2021160219A JP 2021160219 A JP2021160219 A JP 2021160219A JP 2020063895 A JP2020063895 A JP 2020063895A JP 2020063895 A JP2020063895 A JP 2020063895A JP 2021160219 A JP2021160219 A JP 2021160219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflective layer
paint
decorative film
base material
reflectance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020063895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7532854B2 (ja
Inventor
直樹 氏平
Naoki Ujihira
克典 高橋
Katsunori Takahashi
幹文 森脇
Mikifumi Moriwaki
紘次朗 山口
Kojiro Yamaguchi
正規 中井
Masanori Nakai
浩一郎 市原
Koichiro Ichihara
博紀 佐藤
Hiroki Sato
高廣 田中
Takahiro Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2020063895A priority Critical patent/JP7532854B2/ja
Publication of JP2021160219A publication Critical patent/JP2021160219A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7532854B2 publication Critical patent/JP7532854B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】色むらの無い反射面を形成する加飾フィルム及びその製造方法の提供。
【解決手段】基材12の表面に光輝顔料20a,20bを含む反射層14を備え、反射層14が、基材12に近い第1の反射層14aと第1の反射層14aよりも基材12から離れた第2の反射層14bを有し、第1の反射層14aの反射率が第2の反射層14bの反射率よりも大きい加飾フィルム1。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車のボディ等に貼り付けられる加飾フィルム及びその製造方法に関する。
金属または樹脂の表面にフィルムを貼り付けて複合材料を製造する方法が特許文献1に記載されている。
特開2016−87960号
工業製品、特に自動車において、魅力的なボディカラーを車体に与えるため、光を反射する顔料を塗料と混ぜて、その塗料を用いて車体を塗装することがある。フィルムを貼り付けることにより車体にボディカラーを与える場合も、同様に、アクリルなどのフィルムの材料に顔料を混ぜて、光沢のある加飾フィルムが形成される。一方、車体などの基材にフィルムを貼り付けるとき、フィルムは、表面に生じ得る皺を押さえるために固定される。このとき、固定されているフィルムの近傍において、フィルムは引き伸ばされるように力を与えられるため、フィルムに含まれる顔料の隙間が広がり、透過する光が増え、光が反射され難くなることがある。したがって、光の反射率がフィルムの場所に応じて変化するようになるため、フィルムに色むらや装飾むらが生じ得る。このフィルムを車体に貼り付ける場合、所望のボディカラーが得られない虞がある。
そこで、本願発明は、曲面の多い自動車のボディ等に貼り付けた場合でも、光の反射率が常にほぼ一様になる加飾フィルム及びその製造方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の実施形態に係る加飾フィルムは、基材の表面に光輝顔料を含む反射層を備えた加飾フィルムであって、
前記反射層が、前記基材に近い第1の反射層と前記第1の反射層よりも前記基材から離れた第2の反射層を有し、
前記第1の反射層の反射率が前記第2の反射層の反射率よりも大きい、ことを特徴とする。
本発明の別の実施形態に係る加飾フィルムは、透明又は半透明な基材の裏面に光輝顔料を含む反射層を備えた加飾フィルムであって、
前記反射層は、前記基材から離れた第1の反射層と前記第1の反射層よりも前記基材に近い第2の反射層を有し、
前記第1の反射層の反射率が前記第2の反射層の反射率よりも大きい、ことを特徴とする。
また、本発明の実施形態に係る加飾フィルムの製造方法は、
フィルム基材の表面に、光輝顔料を含む反射塗料を塗布して反射層を形成する工程と、
前記フィルム基材から離れた前記反射層の表面に、着色剤を含む着色塗料を塗布して着色層を形成する工程を含み、
前記反射層を形成する工程は、前記フィルム基材の表面に第1の塗料を塗布する工程と、前記第1の塗料の上に第2の塗料を塗布する工程とを含み、
前記第1の塗料の反射率が前記第2の塗料の反射率よりも大きい、ことを特徴とする。
本発明の別の実施形態に係る加飾フィルムの製造方法は、
透明又は半透明なフィルム基材の裏面に、着色剤を含む着色塗料を塗布して着色層を形成する工程と、
前記フィルム基材から離れた前記着色層の裏面に、光輝顔料を含む反射塗料を塗布して反射層を形成する工程とを含み、
前記反射層を形成する工程は、前記着色層の裏面に第2の塗料を塗布する工程と、前記第2の塗料の上に第1の塗料を塗布する工程とを含み、
前記第1の塗料の反射率が前記第2の塗料の反射率よりも大きい、ことを特徴とする。
これらの実施形態によれば、基材に近い第1の反射層の反射率が第2の反射層の反射率よりも大きいことにより、加飾フィルムが覆う面の形状に関わらず(つまり、加飾フィルムが覆う面が曲面又は屈曲面であっても)、被覆面は一様な反射率を発揮する。したがって、加飾フィルムを例えば曲面の多い自動車のボディ等に貼り付けた場合、色むらや装飾むらの無い面が得られる。
実施形態に係る加飾フィルム製造装置の概略構成を示す概略図。 実施形態に係る加飾フィルムの断面図。 他の実施形態に係る加飾フィルムの断面図。 他の実施形態に係る加飾フィルムの断面図。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態に係る加飾フィルムの製造方法と、その方法で製造される加飾フィルムの実施形態を説明する。なお、以下の図面を参照した説明では、図面の左右方向をx方向、x方向に直交する図面の表裏方向をy方向、x方向とy方向に直交する図面の上下方向をz方向という。また、図示する装置の大きさやそれを構成する各部分の大きさと形状は誇張して示されており、実際のものとは異なる。
図1は、加飾フィルム1を製造する加飾フィルム製造装置(以下、「フィルム製造装置」という。)100の概略構成を示す。以下に説明する実施形態において、加飾フィルム1は、図2に示すように、薄いシート状の基材12、該基材12の一方の表面(上面)に配置される反射層14、該反射層14の表面(上面)に配置される着色層16、及び該着色層16の表面(上面)に配置されるコーティング層18を含む。
反射層14は複数の層で構成される。実施形態では、反射層14は、反射層14の下に位置する基材12に接する下部反射層(第1の反射層)14aと、反射層14の上に位置する着色層16に接する上部反射層(第2の反射層)14bを有する。
図1に戻り、フィルム製造装置(塗布装置)100は、製造される加飾フィルム1を支持する下部構造102と、製造される加飾フィルム1の基材12の表面に反射層14、着色層16、及びコーティング層18を積層(塗布)する上部構造104を有する。実施形態において、フィルム製造装置100はオフセット式塗布装置である。ただし、塗布装置は、これに限らず、グラビア印刷装置やスクリーン印刷装置等の各種印刷装置と同様の構成を有する各種塗布装置が利用可能である。
下部構造102は、y方向に伸びる中心軸を中心に回転可能な略円柱形状の第1〜第4のバックアップローラ110A,110B,110C,110Dを有する。第1〜第4のバックアップローラ110A,110B,110C,110Dは、図の左側から右側に順番に配置されている。第1〜第4のバックアップローラ110A,110B,110C,110Dは図面上近接して配置されているが、それらの間隔は任意に決めることができる。
上部構造104は、y方向に伸びる中心軸を中心に回転可能な略円柱形状の第1〜第4の塗布ローラ112A,112B,112C,112Dを有する。第1〜第4の塗布ローラ112A,112B,112C,112Dは、それぞれ第1〜第4のバックアップローラ110A,110B,110C,110Dの上に平行に配置されている。図示しないが、第1〜第4の塗布ローラ112A,112B,112C,112Dの近傍にはそれぞれ、第1〜第4の塗料供給ローラが配置されている。第1〜第4のバックアップローラ110A,110B,110C,110D、第1〜第4の塗布ローラ112A,112B,112C,112D、及び第1〜第4の塗料供給ローラは、モータを含む駆動系120に駆動連結されており、予め決められた速度で図示する方向(バックアップローラと塗料供給ローラは時計周り方向、塗布ローラは反時計周り方向)に回転するように構成されている。
これら第1〜第4のバックアップローラ110A,110B,110C,110Dはそれぞれ、対応する第1〜第4の塗布ローラ112A,112B,112C,112Dと第1〜第4の塗料供給ローラと組み合わされて、下部反射層14a,上部反射層14b,着色層16、及びコーティング層18を印刷する第1〜第4の塗装工程114A,114B,114C,114Dを構成している。
図2に示すように、一般的に、下部反射層14a,上部反射層14b,着色層16、及びコーティング層18の厚さは異なる。そのため、第1〜第4の塗布ローラ112A,112B,112C,112Dとこれらに対応する第1〜第4の塗料供給ローラとの接触圧又は間隔(ギャップ)、及び、第1〜第4の塗布ローラ112A,112B,112C,112Dとこれらに対応する第1〜第4のバックアップローラ110A,110B,110C,110Dとの間隔(ギャップ)は、印刷される層の厚さや印刷する材料の性質(例えば、粘度)に応じて適宜決められる。
基材12、及びそれに印刷される下部反射層14a、上部反射層14b、着色層16、コーティング層18の材料について説明する。
基材12は、図示するように、x方向とy方向に所定の長さを有する平坦なフィルムである。基材12は、金属(例えば、アルミニウム、銅、ステンレス、ニッケル、チタン、白金)からなるフィルムであってもよいし、プラスチック[例えば、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリウレタン(PU)、ポリアセタール(POM)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ガラス繊維強化ポリエチレンフタレート(GF−PET)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)]、又はその他のエンジニアリングプラスチック[超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、熱可塑性ポリエステルエラストマ(TPEE)]からなるフィルムであってもよいし、金属とプラスチックを積層した複合フィルムであってもよい。
反射層14を構成する塗料は、アクリル樹脂又はウレタン樹脂からなる塗料基材に光輝顔料を混合した反射塗料である。実施形態では、この反射層14の内、下部反射層14aを構成する塗料(以下、適宜「第1の塗料」という。)に含まれる光輝顔料20aは、限定的ではないが、例えば、酸化アルミニウムフレークを基材とし、フレーク表面にシリカ層を被覆し、さらに金属粒子をメッキしたメタリック顔料が使われる。この光輝顔料20aの屈折率は約1.76である。一方、上部反射層14bを構成する塗料(以下、適宜「第2の塗料」という。)に含まれる光輝顔料20bは、同様に限定的ではないが、例えば、アルミニウムフレークを基材とし、フレーク表面にシリカ層を被覆し、さらに金属粒子をメッキしたメタリック顔料が使われる。この光輝顔料20bの屈折率は約1.48である。また、下部反射層14aの塗料に含まれる光輝顔料20aと、上部反射層14bの塗料に含まれる光輝顔料20bは、それぞれ、約10〜20マイクロメートルの平均粒径を有する。なお、光輝顔料は薄い板状フレームを基材としており、顔料の平均粒径はフレークの長手方向のサイズである。
下部反射層14aの反射率と上部反射層14bの反射率について説明する。それぞれの反射層の反射率は以下の数式1から求まる。この数式1から求まる値Rは、それぞれの反射層の反射率を示す。また、変数nは、第1の塗料及び第2の塗料の屈折率であり、実施形態における塗料基材がアクリル樹脂又はウレタンであるため、約1.49である。一方、変数nは、光輝顔料20a,20bの上述の屈折率である。
Figure 2021160219
この数式1から、下部反射層14aの反射率は約6.90×10−3と求まる。一方、上部反射層14bの反射率は約1.13×10−5と求まる。したがって、下部反射層14aの反射率は上部反射層14bの反射率よりも大きい。
このように構成された実施形態の加飾フィルム1によれば、外部から加飾フィルム1に照らされる光は、主にコーティング層18から入射する。この光は、上部反射層14bの塗料を透過することで減衰した後、下部反射層14aの光輝顔料20aで反射される。結果として、下部反射層14aの光輝顔料20aで反射される光は、上部反射層14bの光輝顔料20bで反射される光に比べて減衰する。しかし、実施形態の加飾フィルム1では、下部反射層14aの反射率が上部反射層14bの反射率よりも大きく設定されている。したがって、上部反射層14bを透過した光は上部反射層14bよりも反射率が大きい下部反射層14aで反射されるため、上部反射層14bで反射される光の輝度(明るさ)と下部反射層14aで反射される光の輝度が同じ又はほぼ同じになり、全体として色むらの無い発色を実現できる。
着色層16は、所望の色の着色剤を含む塗料(以下、適宜「第3の塗料」という。)である。例えば、加飾フィルムが自動車のボディ表面の外装材として使用される場合、塗料にはウレタン塗料、アクリル塗料が利用される。
コーティング層18は、例えばガラスを材料とする透明又は半透明の塗料(以下、適宜「第4の塗料」という。)である。
上述のフィルム製造装置を用いた加飾フィルムの製造を説明する。
図1に示す状態で、駆動系120の駆動に基づいて、バックアップローラ110A,110B,110C,110D、塗布ローラ112A,112B,112C,112D、及び塗料供給ローラがそれぞれ所定の方向に回転する。これにより、第1〜第4の塗布ローラ112A,112B,112C,112Dの外周面にはそれぞれ、隣接する第1〜第4の塗料供給ローラから第1〜第4の塗料が供給され、所望の厚さの塗膜が形成される。また、第1〜第4の塗布ローラ112A,112B,112C,112Dの塗膜は、バックアップローラ110A,110B,110C,110Dと塗布ローラ112A,112B,112C,112Dとの間を図の左側から右側に向かって搬送される基材12に順次転写され、これにより、基材12の表面には所定の厚さの下部反射層14a、上部反射層14b、着色層16、及びコーティング層18が順次積層され、図2に示す層構造を有する加飾フィルム1が製造される。
このように製造された加飾フィルム1を、例えば凸状曲面又は凸状屈曲面を有する車体表面上に、その面方向に力を加えながら貼り付けた場合、凸状曲面又は凸状屈曲面を覆うフィルム部分では、上部反射層14bが下部反射層14aよりも大きく伸びる。したがって、凸状曲面又は凸状屈曲面を覆うフィルム部分では、特に上部反射層14bにおける光輝顔料20bの間隔が広がるため、コーティング層18から入射する光が、その光輝顔料20bの間を通過し易い。一方、上述のように、加飾フィルム1は、下部反射層14aの反射率が上部反射層14bの反射率よりも大きくなるように設定されているため、下部反射層14aで反射される光の輝度と上部反射層14bで反射される光の輝度はほぼ同等になる。結果として、凸状曲面又は凸状屈曲面を覆うフィルム部分は、その他の平坦な面を覆うフィルム部分と同等の反射率を発揮し、色むらの無い反射面が得られる。
上述の実施形態では、反射層14を2つの層、すなわち、下部反射層14aと上部反射層14bで構成したが、反射層14を構成する層の数は限定的ではない。例えば、図3は、反射層214を3つの層214a、214b、214cで構成した実施形態を示しており、そこでは、下部反射層214aの反射率が中間反射層214bと上部反射層214cの反射率よりも大きい。したがって、上部反射層214cと中間反射層214bを透過することで減衰した光が下部反射層214aで反射されるため、凸状曲面又は凸状屈曲面を覆うフィルム部分がその他の平坦な面を覆うフィルム部分と同等の反射率を発揮し、色むらの無いきれいな塗装面が得られる。
上述の実施形態では、基材12の表面に所定の厚さの下部反射層14a、上部反射層14b、着色層16、及びコーティング層18が順次積層されて、加飾フィルム1が製造されるが、透明又は半透明な基材318の裏面に所定の厚さの着色層316、上部反射層314b、及び下部反射層314aが順次積層されて、加飾フィルムが製造されてもよい(図4参照)。
上述の実施形態では、塗装装置としてオフセット式の塗布装置を採用したが、それ以外の塗布装置、例えば、ダイコータを使った塗布装置を使用してもよい。
上述の実施形態では、第1〜第4の塗装工程を一定の間隔に配置しているが、隣接する塗装工程の間隔は適宜決定すればよいし、隣接する塗装工程の間に適宜乾燥工程を設けてもよい。また、上述の実施形態では、バックアップローラの上に塗布ローラを配置したが、逆に、塗布ローラの上にバックアップローラを配置し、基材の下面に塗料を塗布してもよい。
上述の実施形態では、基材と着色層を単一の層で形成しているが、それらは複数の層で形成されてもよい。
1:加飾フィルム、12:基材、14:反射層、14a:第1の反射層(下部反射層)、
14b:第2の反射層(上部反射層)、20a,20b:光輝顔料。

Claims (7)

  1. 基材の表面に光輝顔料を含む反射層を備えた加飾フィルムであって、
    前記反射層は、前記基材に近い第1の反射層と前記第1の反射層よりも前記基材から離れた第2の反射層を有し、
    前記第1の反射層の反射率が前記第2の反射層の反射率よりも大きい、ことを特徴とする加飾フィルム。
  2. 前記第1の反射層は第1の塗料基材と第1の光輝顔料とを含み、
    前記第2の反射層は第2の塗料基材と第2の光輝顔料とを含み、
    前記第1の光輝顔料の屈折率は前記第2の光輝顔料の屈折率よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の加飾フィルム。
  3. 前記反射層の前記基材から離れた表面に着色剤を含む着色層が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の加飾フィルム。
  4. 透明又は半透明な基材の裏面に光輝顔料を含む反射層を備えた加飾フィルムであって、
    前記反射層は、前記基材から離れた第1の反射層と前記第1の反射層よりも前記基材に近い第2の反射層を有し、
    前記第1の反射層の反射率が前記第2の反射層の反射率よりも大きい、ことを特徴とする加飾フィルム。
  5. フィルム基材の表面に、光輝顔料を含む反射塗料を塗布して反射層を形成する工程と、
    前記フィルム基材から離れた前記反射層の表面に、着色剤を含む着色塗料を塗布して着色層を形成する工程を含み、
    前記反射層を形成する工程は、前記フィルム基材の表面に第1の塗料を塗布する工程と、前記第1の塗料の上に第2の塗料を塗布する工程とを含み、
    前記第1の塗料の反射率が前記第2の塗料の反射率よりも大きい、ことを特徴とする加飾フィルムの製造方法。
  6. 前記第1の塗料は第1の塗料基材と第1の光輝顔料とを含み、
    前記第2の塗料は第2の塗料基材と第2の光輝顔料とを含み、
    前記第1の光輝顔料の屈折率は前記第2の光輝顔料の屈折率よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の加飾フィルムの製造方法。
  7. 透明又は半透明なフィルム基材の裏面に、着色剤を含む着色塗料を塗布して着色層を形成する工程と、
    前記フィルム基材から離れた前記着色層の裏面に、光輝顔料を含む反射塗料を塗布して反射層を形成する工程とを含み、
    前記反射層を形成する工程は、前記着色層の裏面に第2の塗料を塗布する工程と、前記第2の塗料の上に第1の塗料を塗布する工程とを含み、
    前記第1の塗料の反射率が前記第2の塗料の反射率よりも大きい、ことを特徴とする加飾フィルムの製造方法。
JP2020063895A 2020-03-31 2020-03-31 加飾フィルム及びその製造方法 Active JP7532854B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020063895A JP7532854B2 (ja) 2020-03-31 2020-03-31 加飾フィルム及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020063895A JP7532854B2 (ja) 2020-03-31 2020-03-31 加飾フィルム及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021160219A true JP2021160219A (ja) 2021-10-11
JP7532854B2 JP7532854B2 (ja) 2024-08-14

Family

ID=78002134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020063895A Active JP7532854B2 (ja) 2020-03-31 2020-03-31 加飾フィルム及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7532854B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12264799B2 (en) 2023-07-21 2025-04-01 Toyoda Gosei Co., Ltd. Display device

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0576833A (ja) * 1991-09-19 1993-03-30 Mazda Motor Corp 塗膜構造
JP2012000905A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 F Consultant:Kk 化粧構造体
WO2017094680A1 (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 マツダ株式会社 積層塗膜及び塗装物
JP2020049722A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 大日本印刷株式会社 転写シート、転写シートの製造方法及び化粧材

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0576833A (ja) * 1991-09-19 1993-03-30 Mazda Motor Corp 塗膜構造
JP2012000905A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 F Consultant:Kk 化粧構造体
WO2017094680A1 (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 マツダ株式会社 積層塗膜及び塗装物
JP2020049722A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 大日本印刷株式会社 転写シート、転写シートの製造方法及び化粧材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12264799B2 (en) 2023-07-21 2025-04-01 Toyoda Gosei Co., Ltd. Display device

Also Published As

Publication number Publication date
JP7532854B2 (ja) 2024-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101506691B (zh) 光学层积体的制造方法、制造装置、光学层积体、偏振片及图像显示装置
JP5170635B2 (ja) 光学積層体の製造方法および製造装置
KR101117366B1 (ko) 대전 방지 방현 필름
US11116098B2 (en) Dynamically bendable automotive interior display systems
TWI343873B (ja)
KR101198387B1 (ko) 눈부심 방지성 광학 적층체
CN101506692B (zh) 光学层积体、偏振片和图像显示装置
US20100165460A1 (en) Optical layered body, polarizer, and image display device
JP2011042064A (ja) 透明導電性フィルム
JP2019073408A (ja) 車両用合わせガラス、映像表示システム及びウィンドシールド
KR20170021832A (ko) 광학 필름
CN107710035A (zh) 光学膜及含有其的光学叠层体
JP2021016950A (ja) 加飾フィルム及びその製造方法
JP2021160219A (ja) 加飾フィルム及びその製造方法
DE10223165A1 (de) Optische Anzeigevorrichtung
JP2015164798A (ja) 加飾用金属光沢調フィルム
JP2021160220A (ja) 加飾フィルム
JP2021160221A (ja) 加飾フィルム及びその製造方法
JP2021160222A (ja) 加飾フィルム
CN214311279U (zh) 一种高清晰透明投影膜及应用其的投影系统
US20230043205A1 (en) Dynamically bendable automotive interior display systems
KR102730704B1 (ko) 얼비침 방지 기능을 가지는 자동차 내장재 부착용 필름 및 그 제조방법
JP2019155684A (ja) 積層フィルム
EP4052921A1 (en) Uneven structural body and layered body
JP6679855B2 (ja) ディスプレイ用ハーフミラーフィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240321

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7532854

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150