JP2021054469A - カートン - Google Patents
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Abstract
Description
また、第1線部が当該切目よりもタブ側に位置する切目の延長線と交わるので、切目から次の切目に繋げることができ、開封面部を引裂線に沿って切断することができる。
なお、以下の記載において方向を表す場合、カートン1を図1に示すように置いた状態を基準とする。また、幅方向とは、カートン1の各側面部における胴部2の軸方向に直交する方向をいう。
図1は、本実施形態に係るカートン1を示す斜視図である。図2は、カートン1の展開図(カートン形成用パネル(カートンブランクとも称する)1Aの平面図)である。
図1において、カートン1は、いわゆるトップオープン型の箱体であり、内部にチーズ、バター等の食品が収容される。カートン1は、図2に示すように、板紙素材で形成されたカートン形成用パネル1Aから組み立てられる。
内側第1側面部21は、開封面部5の後述するタブ51が差し込まれる差込部21A(図2参照)を備えている。差込部21Aは、天面部4に向かって上に凸となる曲線状に切断された第1切断線21Bと、第1切断線21Bの頂点から天面部4に向かう直線状に切断された第2切断線21Cとを備えている。
外側第1側面部22は、内側第1側面部21の外側に配置され、引裂線6よりも底面部3側の領域が内側第1側面部21に貼付される。外側第1側面部22は、フラップ22A(図2参照)および切欠部22Bを備えている。
フラップ22Aは、外側第1側面部22の幅方向の両端部に設けられ、当該幅方向に延設されている。
切欠部22Bは、外側第1側面部22におけるタブ51の幅方向の両側に設けられ、外側第1側面部22の底面部3側の端縁が切り欠かれている。
内側第3側面部24は、底面部3とは反対側の位置に設けられたフラップ24A(図2参照)を備えている。
外側第3側面部25は、内側第3側面部24の外側に配置され、内側第3側面部24に貼付される。
横折れ線31は、複数の切目が列をなすいわゆるミシン目とされている。
横折れ線41は、複数の切目が列をなすいわゆるミシン目とされている。
タブ51は、開封面部5における外側第1側面部22の先端部に設けられている。
拡開部52は、外側第1側面部22の一部で構成され、タブ51に連接している。拡開部52は、タブ51から第1開封方向D1に向かって次第に拡開するように、つまり第1開封方向D1に向かって幅方向の寸法が次第に大きくなるように形成されている。
開口形成部53は、天面部4で構成され、横折れ線41を介して拡開部52に連接されるとともに、横折れ線42を介して第2側面部23に連接されている。
導入部61Aは、タブ51の幅方向の側縁51Aを延長した延長線ETよりもタブ51側の位置から、天面部4側に向かって第1傾斜方向D3に向けて折り返されるように延設されている。
第1傾斜部61Bは、導入部61Aから第1傾斜方向D3に延設された直線となっている。延長線ET(第1開封方向D1)に対する第1傾斜部61Bの傾斜角度は、70度以上80度以下の範囲が好ましい。
第2傾斜部61Cは、第1傾斜部61Bから第1開封方向D1の下流側に折り返されている。
幅方向部62Aは、第1開封方向D1にみて第1切目61と重なる位置に設けられ、第1切目61を延長した延長線E1との交点を通り、外側第1側面部22の幅方向に延設されている。
第1傾斜部62Bは、幅方向部62Aから第1傾斜方向D3に延設された直線となっている。
第2傾斜部62Cは、第1傾斜部62Bから第1開封方向D1の下流側に折り返されている。
導入線部631は、第1開封方向D1にみて第2切目62またはタブ51側の第3切目63と重なる位置に設けられ、第1傾斜方向D3に延設された直線となっている。
折返線部632は、導入線部631から第1開封方向D1の上流側に折り返され、第2線部63Bに接続された直線となっている。
幅方向部64Aは、第1開封方向D1にみて第3切目63と重なる位置に設けられ、第3切目63を延長した延長線E4との交点を通り、外側第1側面部22の幅方向に延設されている。
傾斜部64Bは、幅方向部64Aから第5切目65に向かって延設されている。
傾斜部65Aは、外側第1側面部22における横折れ線41側の角部に設けられ、第4切目64に向かって傾斜した直線となっている。
直線部65Bは、傾斜部65Aから外側第3側面部25と天面部4との境界線上に延設された直線となっている。
傾斜部67Aは、第7切目67における外側第1側面部22側の位置に設けられ、天面部4の内側に向かって傾斜した直線となっている。
直線部67Bは、傾斜部67Aから外側第3側面部25と天面部4との境界線上に延設された直線となっている。
図1において、カートン1を開封する際は、タブ51を把持して引き上げつつ、当該タブ51を第1開封方向D1に引っ張る。これにより、開封面部5の拡開部52がタブ51によって第1開封方向D1に引っ張られ、拡開部52が第1切目列6Aに沿って切断される。ここで、図3に示すように、第3切目63の折返線部632が、第2切目62の延長線E2またはタブ51側の第3切目63の延長線E3との交点よりも第1開封方向D1の上流側に折り返されて延設されているため、第3切目63から次の第3切目63に移る度に、引裂線6が第1開封方向D1の上流側に戻されることになる。このため、外側第1側面部22の第1開封方向D1の長さが短い場合でも、開封面部5の拡開部52の幅を広くすることができる。
また、第1線部63Aが第2切目62の延長線E2、または当該第3切目63よりもタブ51側に位置する第3切目63の延長線E3と交わるので、第2切目62または第3切目63切目から次の第3切目63に繋げることができ、開封面部5を引裂線6に沿って切断することができる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、カートン1は、食品用として好適であるが、これに限定されるものではない。
差込部21Aの第1切断線21Bは、天面部4に向かって上に凸となる三角形、矩形、多角形等の折曲線状に切断されてもよい。
差込部21Aの第2切断線21Cは、第1切断線21B上の頂点以外の位置から延設されてもよいし、第1切断線21B上の頂点またはそれ以外の1点から複数延設されてもよいし、第1切断線21B上の異なる複数の位置から複数延設されてもよい。
タブ51の先端縁は、実施形態のものに限定されず、例えば、U字状、V字状、円弧状、多角形状等の曲線形状とされてもよい。
開口形成部53の形状は、実施形態のものに限定されず、例えば、平面視略三角形であってもよいし、正方形、平行四辺形等の四角形であってもよいし、円弧で形成されて(円形の一部が直線で切断された形状であって)もよい。
第1切目列6Aは、第2切目62を備えていなくてもよい。この場合、第1切目61の次に第3切目63を並設すればよい。
第1切目列6Aは、第4切目64に代えて第3切目63を設けてもよい。
導入部61Aは、延長線ETよりもタブ51側の位置から延設されていなくてもよく、例えば、延長線ET上の位置から延設されていてもよい。
第2切目62は、第1傾斜部62Bが第2傾斜方向D4に延設されてもよいし、第2傾斜部62Cを備えていなくてもよい。
第3切目63は、第2線部63Bが第2傾斜方向D4に延設されてもよいし、第3線部63Cを備えていなくてもよい。
第3切目63は、図5に示すように、導入線部631および第3線部63Cを備えていなくてもよいし、導入線部631と第3線部63Cとのいずれか一方を備えていなくてもよい。
導入線部631は、曲線形状とされてもよいし、第2傾斜方向D4に延設されてもよい。
折返線部632は、曲線形状とされてもよい。
第4切目64は、第3切目63と同様の形状とされてもよく、この場合、第3線部63Cを備えていなくてもよい。
第6切目66は、第5切目65の直線部65Bを延長して第5切目65と一体に形成されてもよいし、なくてもよい。
第1傾斜方向D3は、第2傾斜方向D4と同じ方向とされてもよい。
Claims (4)
- 筒状の胴部と、
前記胴部の軸方向の一端部を塞ぐ底面部と、
開封用の引裂線と、
前記引裂線によって開封方向に開封可能に設けられ、前記胴部の軸方向の他端部に開口を形成する開封面部とを備え、
前記開封面部は、端部に設けられたタブを備え、
前記引裂線は、前記タブから前記開封方向に対して次第に離間する傾斜方向に複数の切目が列をなす切目列を備え、
前記切目は、
当該切目よりも前記タブ側に位置する切目を延長した延長線との交点を通り、当該交点よりも前記開封方向の上流側に延設された第1線部と、
前記第1線部から前記傾斜方向に延設された第2線部とを備えていることを特徴とするカートン。 - 前記第1線部は、
前記開封方向にみて前記タブ側の切目と重なる位置に設けられ、前記傾斜方向に延設された導入線部と、
前記導入線部から前記開封方向の上流側に折り返され、前記第2線部に接続された折返線部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のカートン。 - 前記切目は、前記開封方向にみて前記タブとは反対側の切目と重なる位置に設けられ、前記第2線部から前記開封方向の下流側に折り返された第3線部を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカートン。
- 食品用であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のカートン。
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