JP2021047266A - 巻取繰出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】作動時における静粛性を向上できるとともに、巻取開始時及び巻取完了時などにおける衝撃音の発生を防止でき、しかもスクリーン装置に適用したときに、展開したスクリーン生地にV字状のシワが発生することを防止し得る巻取繰出装置を提供する。【解決手段】巻取ローラと、巻取ローラの両端部に設けられた1対の支持突部と、本体部と出力部とを有し、本体部に支持突部が連設され、出力部が動力伝達可能に巻取ローラに連結された、巻取ローラを回転駆動するためのチューブラモータと、支持突部を支持する支持金具40Lと、支持金具に設けられ、支持金具に支持される支持突部を両側から挟んで位置変位可能に弾性保持する1対の保持体54を有する保持ユニット50とを備える。【選択図】図6
Description
本発明は、スクリーン生地を巻き取ったり繰り出したりするスクリーン装置、または照明装置などを支持するためのバトンの昇降装置として好適に利用可能な巻取繰出装置に関する。
電動式のスクリーン装置として、スクリーン生地を巻き取ったり繰り出したりするための巻取ローラと、巻取ローラに内装した電動モータと、巻取ローラの両端部に突出状に設けた支軸と、巻取ローラが内装される収納ケースと、収納ケースに相互に間隔をあけて設けた、支軸を相対回転不能に支持する1対の保持金具とを備え、電動モータの出力軸を巻取ローラに連結し、電動モータにより巻取ローラをスクリーン生地の巻取り方向と繰出し方向とに回転可能に構成したものが広く実施されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、電動式のスクリーン装置として、スクリーン生地を巻き取ったり繰り出したりするための巻取ローラと、巻取ローラを回転操作する電動モータと、電動モータの本体部に突出状に設けた支軸を、該電動モータの回転軸芯方向と直交する方向から挟み込んで挟持するように、回動自在に設けた一対の挟持部材と、両挟持部材を挟持方向に付勢する単一の付勢手段とを備え、巻取ローラに過剰な負荷が作用して、挟持部材が付勢手段の付勢力に抗して離間したときに、これを検出手段により検出して、電動モータを停止させるように構成した電動式のスクリーン装置も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
前記特許文献1、2記載のスクリーン装置では、巻取ロールの両端部に突出状に設けた支軸を、収納ケースに設けた金属製の軸受部材で受け止めて、巻取ロールを架設状に支持している関係上、巻取ロールに内装した電動モータからの振動が、軸受部材を介して収納ケースに伝達されて、スクリーン装置の作動音が大きくなること、スクリーン生地の巻取開始時及び巻取完了時にカツンという衝撃音が発生すること、などの問題がある。また、コンストンバネ、内蔵バネ、滑車、手巻きワイヤなどを用いた手動式の駆動部を備えた巻取繰出装置においても、巻取繰出時に比較的大きな作動音が発生するという問題がある。
また、通常、電動式のスクリーン装置は、相互に間隔をあけて収納ケースに設けた左右1対の固定具を用いて、建築物の天井面、内壁面の上部などの取付面に水平に固定設置されている。しかし、人手によるスクリーン装置の設置誤差、スクリーン装置の製作誤差、スクリーン装置を設置するための建築物の取付面の施工誤差、スクリーン装置の自重などにより、設置された収納ケースには、微妙な変形が生じており、この微妙な変形により、展開したスクリーン生地に、図2に仮想線で示すようなV字状のシワが発生することがあるという問題があった。
本発明の目的は、作動時における静粛性を向上できるとともに、巻取開始時及び巻取完了時などにおける衝撃音の発生を防止でき、しかもスクリーン装置に適用したときに、展開したスクリーン生地にV字状のシワが発生することを防止し得る巻取繰出装置を提供することである。
本発明は、以下の発明を包含する。
(1)被巻取部材を巻き取ったり繰り出したりするための筒状の回転体と、前記回転体の両端部に設けられた1対の支持突部と、前記回転体に内装された駆動部であって、本体部と出力部とを有し、前記本体部に前記支持突部の一方が連設され、前記出力部が動力伝達可能に前記回転体に連結された、前記回転体を回転駆動するための駆動部と、前記1対の支持突部をそれぞれ支持する1対の支持部材と、前記1対の支持部材の少なくとも一方の支持部材に設けられ、該支持部材に支持される前記支持突部を両側から挟んで位置変位可能に保持する1対の保持体を有する保持ユニットと、を備えたことを特徴とする巻取繰出装置。
(1)被巻取部材を巻き取ったり繰り出したりするための筒状の回転体と、前記回転体の両端部に設けられた1対の支持突部と、前記回転体に内装された駆動部であって、本体部と出力部とを有し、前記本体部に前記支持突部の一方が連設され、前記出力部が動力伝達可能に前記回転体に連結された、前記回転体を回転駆動するための駆動部と、前記1対の支持突部をそれぞれ支持する1対の支持部材と、前記1対の支持部材の少なくとも一方の支持部材に設けられ、該支持部材に支持される前記支持突部を両側から挟んで位置変位可能に保持する1対の保持体を有する保持ユニットと、を備えたことを特徴とする巻取繰出装置。
(2)前記保持ユニットにより保持される前記支持突部の横断面が偶数角形に構成され、前記支持突部の平行な2つの面が、前記1対の保持体により保持される前記(1)記載の巻取繰出装置。
(3)前記保持ユニットが設けられた前記支持部材に、前記支持突部が遊嵌状に挿通して、前記支持部材と前記支持突部との相対回転可能な角度範囲を規制する規制孔が設けられている前記(1)又は(2)記載の巻取繰出装置。
(4)前記保持体が弾性体を備えてなる前記(1)〜(3)のいずれかに記載の巻取繰出装置。
(5)前記弾性体が、前記支持突部に圧接される略V字状の圧接部を有する板バネからなる前記(4)記載の巻取繰出装置。
(6)前記駆動部が電動モータを備えた前記(1)〜(5)のいずれかに記載の巻取繰出装置。
(7)前記回転体が内装される収納ケースが設けられ、前記1対の支持部材が相互に間隔をあけて前記収納ケースに取付けられている前記(1)〜(6)のいずれかに記載の巻取繰出装置。
本発明に係る巻取繰出装置によれば、作動時における静粛性を向上できるとともに、巻取開始時及び巻取完了時などにおける衝撃音の発生を防止でき、しかもスクリーン装置に適用したときに、展開したスクリーン生地にV字状のシワが発生することを防止できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態は、本発明の巻取繰出装置をスクリーン装置に適用した場合のものである。また、本実施の形態では、図1を基準に前後方向、左右方向、上下方向を定義して説明する。
図1〜図4に示すように、スクリーン装置1は、電動式のスクリーン装置であり、建築物の天井面、内壁面の上部などの取付面に固定される収納ケース2と、収納ケース2に収納した巻取ローラ3(これが回転体に相当する。)と、巻取ローラ3に巻き付けられたスクリーン生地5(これが被巻取部材に相当する。)と、巻取ローラ3の両端部を支持する左右1対の支持構造6L、6Rと、巻取ローラ3に対してスクリーン生地5を巻取ったり繰出したりして、スクリーン生地5を昇降するチューブラモータ7(これが駆動部に相当する。)とを備えている。なお、符号8は、スクリーン生地5の弛みを取るための錘を兼ねる下部パイプである。
収納ケース2は、ステンレス等の金属製または合成樹脂製の板状部材を用いて構成され、図3、図4に示すように、上面板10aと後面板10bとを有する倒立略L字状のフレーム部材10と、フレーム部材10の上面板10aの前端部に着脱可能に支持されて収納ケース2の前面を覆う前面パネル11と、前面パネル11に着脱可能に取付けられて収納ケース2の下面を閉鎖する略L字状の下面板12と、フレーム部材10の左右端部に固定した側面板13L、13Rとより、巻取ローラ3を収容可能な細長い箱状に構成されている。前面パネル11は、図4に実線で図示の閉鎖位置と、上端部を中心に前方へ略水平に回動させた図4に仮想線で図示の開放位置とにわたって回動自在に支持され、前面パネル11を開放位置に保持した状態で、巻取ローラ3を着脱できるように構成されている。ただし、収納ケース2としては、巻取ローラ3を収納可能なものであれば、図1〜図4に示す以外の任意の構成のものを採用することができる。
図1に示すように、建築物の取付面には左右1対の設置金具15が、スクリーン装置1の設置位置に対応させて相互に間隔をあけてビス等で固定され、スクリーン装置1は、図4に示すように、左右1対の設置金具15に収納ケース2の後部を引っ掛けることによって、建築物の取付面に略水平に取り付けられる。ただし、設置金具15を省略して、収納ケース2を建築物の取付面にビス等で直接的に固定することも可能である。
巻取ローラ3は、図3〜図5に示すように、アルミニウム合金などの軽金属製又は合成樹脂製の円筒状の押出成形品で構成され、巻取ローラ3内には巻取ローラ3を正方向と逆方向とに切換え可能に回転させるチューブラモータ7が内装されている。チューブラモータ7は、電動モータ、減速機、ブレーキ装置などを筒状の外装ケースに一体的に内装した本体部20と、本体部20から右方へ突出する出力軸21(これが出力部)とを備えた周知の構成のものである。
巻取ローラ3の左端部には固定リング22が内嵌固定され、チューブラモータ7の左端近傍部には回転リング23が軸方向に移動不能で且つ回転自在に外嵌され、固定リング22は相対回転不能に回転リング23に外嵌固定され、巻取ローラ3の左端部は回転リング23を介して本体部20に回転自在に支持されている。巻取ローラ3の右端部には軸受部材24が相対回転不能に内嵌固定され、軸受部材24には左方へ突出する支軸25が回転自在に取付けられ、巻取ローラ3は、チューブラモータ7の本体部20と支軸25とに回転自在に支持されている。
本体部20の左端部には左方へ突出する支持突部20aが設けられ、支軸25の右端部には支持突部25aが設けられ、両支持突部20a、25aは横断面四角形状に形成され、巻取ローラ3は、左右の支持突部20aが支持構造6L、6Rに回転拘束された状態に保持されて、収納ケース2内に架設状に支持されている。
巻取ローラ3の長さ方向の途中部には円柱状の連結部材26が相対回転不能に内嵌され、チューブラモータ7の出力軸21は連結部材26にスプライン嵌合され、出力軸21の回転力が連結部材26を介して巻取ローラ3に伝達されて、チューブラモータ7により巻取ローラ3が正方向と逆方向とに切り替え可能に回転駆動されるように構成されている。なお、符号9は、巻取ローラ3の回転角度を検出するロータリエンコーダやポテンショメータなどからなるセンサユニットである。
左側の支持構造6Lについて説明すると、図3、図6〜図8に示すように、収納ケース2の左端部の側面板13Lの右側には受け金具30Lが固定され、収納ケース2の左端部には側面板13Lと受け金具30Lとで箱状の受け部31Lが形成されている。受け金具30Lの縦壁部32Lの高さ方向の途中部には、前端部を開口させた前後方向に長さを有する切欠孔からなる案内部33Lが縦壁部32Lの中央部付近まで形成されている。案内部33Lの後部には凹部34Lが段落ち状に形成され、凹部34Lの前端部には左側の支持突部20aの前側への移動を規制する規制部35Lが形成され、受け金具30Lの前壁部36Lの高さ方向の途中部には開口部37Lが案内部33Lに連なって形成されている。
巻取ローラ3の左側の支持突部20aには支持金具40L(これが支持部材に相当する。)が着脱可能に取付けられている。支持金具40Lは、取付部42Lと、取付部42Lから後方へ延びる平板状の支持片43Lとを有し、平面視略L字状の金属板で構成されている。支持片43Lの後部の高さ方向の中央部には支持突部20aが遊嵌状に挿通する角孔からなる規制孔44Lが形成され、支持片43Lには後述する保持ユニット50が設けられている。支持金具40Lは、規制孔44Lに支持突部20aを挿通させて、支持突部20aの先端部に割りピン45を取り付けることで、支持突部20aに脱落不能に組み付けられている。
支持突部20aは、支持金具40Lを組付けた状態で、収納ケース2の前側から開口部37L及び案内部33Lを通って凹部34Lに装填され、前方への移動を規制部35Lにより規制して、凹部34L内に仮置きした状態で、支持金具40Lを受け金具30Lに固定具41Lで固定することで、下面が規制孔44Lの下面に載置されるとともに、保持ユニット50により弾性保持された状態に、左側の支持構造6Lに組み付けられる。
右側の支持構造6Rについて説明すると、図3、図9、図10に示すように、収納ケース2の右端部の側面板13Rの左側には受け金具30Rが固定され、収納ケース2の右端部には側面板13Rと受け金具30Rとで箱状の受け部31Rが形成されている。受け金具30Rの縦壁部32Rの高さ方向の途中部には、前端部を開口させた前後方向に長さを有する切欠孔からなる案内部33Rが縦壁部32Rの中央部付近まで形成されている。案内部33Rの後部には凹部34Rが段落ち状に形成され、凹部34Rの前端部には支持突部25aの前側への移動を規制する規制部35Rが形成され、受け金具30Rの前壁部36Rの高さ方向の途中部には開口部37Rが案内部33Rに連なって形成されている。
巻取ローラ3の支持突部25aには支持金具40R(これが支持部材に相当する。)が着脱可能に取付けられている。支持金具40Rは、取付部42Rと、取付部42Rから後方へ延びる平板状の支持片43Rとを有し、平面視略L字状の金属板で構成されている。支持片43Rの後部の高さ方向の中央部には支持突部25aが遊嵌状に挿通する角孔からなる規制孔44Rが形成され、支持片43Rには後述する保持ユニット50が設けられている。支持金具40Rは、規制孔44Rに支持突部25aを挿通させて、支持突部25aの先端部に割りピン(図示略)を取り付けることで、支持突部25aに脱落不能に組み付けられている。
支持突部25aは、支持金具40Rを組付けた状態で、収納ケース2の前側から開口部37R及び案内部33Rを通って凹部34Rに装填され、前方への移動を規制部35Rにより規制して、凹部34R内に仮置きした状態で、支持金具40Rを受け金具30Rに固定具41Rで固定することで、下面が規制孔44Rの下面に載置されるとともに、保持ユニット50により弾性保持された状態に、右側の支持構造6Rに組み付けられる。
このように、巻取ローラ3は、左右両端部の支持突部20a、25aが支持構造6L、6Rで支持されることで、収納ケース2内に略水平に架設支持されている。
なお、左右の受け金具30L、30Rとしては、左右の支持金具40L、40Rを組付可能なものであれば、任意の構成のものを採用することができる。また、受け金具30L、30Rを省略して、支持金具40L、40Rを直接的に収納ケース2または建築物の取付面にビス等で固定することもできる。更に、支持金具40L、40Rとしては、保持ユニット50を介して支持突部20a、25aを弾性保持可能なものであれば、任意の構成のものを採用できる。
次に、支持片43L、43Rに設けられる保持ユニット50について説明する。
保持ユニット50は、支持突部20a、25aを前後両側からそれぞれ挟んで、支持突部20a、25aを前後方向に位置変位可能に、且つ支持突部20a、25aの突出方向の中心線を中心とした回転方向に位置変位可能に弾性保持する、1対の保持体54を備えている。
保持ユニット50は、支持突部20a、25aを前後両側からそれぞれ挟んで、支持突部20a、25aを前後方向に位置変位可能に、且つ支持突部20a、25aの突出方向の中心線を中心とした回転方向に位置変位可能に弾性保持する、1対の保持体54を備えている。
保持体54は、図6、図9、図11、図12に示すように、高さ方向の途中部に支持突部20a、25a側へ向けて突出するV字状の圧接部51aと、上下1対の取付部51bとを有する板バネ51と、板バネ51を支持片43L、43Rに固定するためのスリーブ52及びネジ部材53を備えている。なお、支持金具40Rに対する保持ユニット50の組付構造は、支持金具40Lに対する保持ユニット50の組付構造と同様に構成されているので、図11、図12に対応する支持金具40Rに対する保持ユニット50の組付構造の詳細な図面は省略する。
前後1対の板バネ51は、圧接部51aの先端部が支持突部20a、25aの前面及び後面の高さ方向の略中央部に圧接されるように支持片43L、43Rに固定され、支持突部20a、25aは、規制孔44L、44Rの下面に載置されて、板バネ51により規制孔44L、44Rの前後方向の略中央部に弾性保持されるように構成されている。
支持突部20a、25aの前後面の間隔は、規制孔44L、44Rの前後の対向辺の間隔よりも短く設定され、支持突部20a、25aの上下面の間隔は、規制孔44L、44Rの上下の対向辺の間隔よりも短く設定され、支持突部20a、25aは規制孔44L,44Rに、前後方向及び上下方向に微小移動可能に遊嵌状に装着されている。このため、支持突部20a、25aは、規制孔44L、44Rの口縁の前縁又は後縁に当接するまでの範囲内において、保持ユニット50により、前後方向に位置変位可能に弾性保持されるとともに、規制孔44L、44Rの口縁の上縁又は下縁に当接するまでの範囲内で上下移動可能に保持されている。
また、支持突部20a、25aの対角線の長さL1は、規制孔44L、44Rの前後の対向辺の間隔L2よりも長く設定され、支持金具40L、40Rの規制孔44L、44Rに挿通された支持突部20a、25aは、保持ユニット50により、支持突部20a、25aの角部が規制孔44L、44Rの内壁に当接するまでの一定角度の範囲内において、支持突部20a、25aの突出方向の中心線を中心とした回転方向に位置変位可能に弾性保持されている。また、支持突部20a、25aの角部が規制孔44L、44Rの内壁に当接することで、過剰な力が作用したときには、支持突部20a、25aと支持金具40L、40Rとの相対回転が規制されるように構成されている。
なお、支持突部20a、25aの横断面形状は、支持突部20a、25aを支持金具40L、40Rに対して相対回転を規制した状態に支持するため、図11に示すように、正方形又は長方形に形成することが好ましいが、正六角形、正八角形などの多角形に形成することもできるし、楕円形に形成することも可能である。特に、偶数角形に形成すると、平行な2つの面を保持ユニット50の1対の板バネ51の圧接部51aで安定性良く挟持できるので好ましい。
このスクリーン装置1では、巻取ローラ3の左右の支持突部20a、25aが、左右の保持ユニット50の前後の板バネ51により、前後方向及び回転方向に位置変位可能(微小移動可能)に弾性保持されて、巻取ローラ3に内装したチューブラモータ7の作動時における振動が保持ユニット50により吸収される。このため、チューブラモータ7の作動時における振動が、収納ケース2へ伝達されることを抑制乃至防止して、スクリーン装置1の作動時における静粛性を大幅に向上できる。また、左右の支持突部20a、25aに作用する回転方向への衝撃力が、保持ユニット50の板バネ51の変形により吸収されるので、スクリーン生地の巻取開始時及び巻取完了時にカツンという衝撃音が発生することを防止できる。更に、収納ケース2の設置誤差、建築物の施工誤差、スクリーン装置1の製作誤差、スクリーン装置1の自重による撓みなどにより、収納ケース2の長さ方向の中央部が側方へ突出するように湾曲したり、長さ方向の両端部が上下方向または前後方向に位置ズレしたり、長さ方向を中心にして捩じれたりするなどの微妙な変形が、収納ケース2に生じた場合でも、該変形は、保持ユニット50の板バネ51の弾性変形により吸収されて、巻取ローラ3に作用することが防止されるので、スクリーン生地5を展開した状態における、図2に仮想線で示すようなV字状のシワの発生を防止できる。
また、保持ユニット50として、1対の板バネ51を備えたものを用いているので、簡単な構成で支持突部20a、25aを弾性保持することができ、保持ユニット50を設けることによる、スクリーン装置1の製作コストの上昇を抑制できる。しかも、板バネ51からなる弾性体を用いているので、保持ユニット50の耐久性を十分に確保できる。
」
次に、保持ユニット50の構成を部分的に変更した他の実施の形態について説明する。なお、前記実施の形態と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
次に、保持ユニット50の構成を部分的に変更した他の実施の形態について説明する。なお、前記実施の形態と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
(1)図13に示す保持ユニット50Aのように、板バネ51に代えて、圧接部51aの両端部に支持突部20a、25aとは反対側へ突出する突部55を備えた板バネ51Aを用いることもできる。このように構成すると、突部55が弾性変形することで、圧接部51aの変形を促進できるので好ましい。
(2)図14に示す保持ユニット50Bのように、板バネ51に代えて、先端部に平坦部51Bcを有する等脚台形状の圧接部51Baを備え、支持突部20a、25aに対して平坦部51Bcを面積接触可能となした板バネ51Bを用いることもできる。また、図15に示す保持ユニット50Cのように、板バネ51に代えて、先端部に上下1対の突部51Ccを有する圧接部51Caを備え、上下1対の突部51Ccを支持突部20a、25aに対して2点で線接触可能となした板バネ51Cを用いることもできる。このように構成した保持ユニット50B、50Cでは、支持突部20a、25aの回転方向に対する、板バネ51B、51Cによる弾性保持力を高めることができる。
(3)図16に示すように、1つの支持片43L、43Rに対して前後方向及び上下方向に対して位置変位可能に弾性保持する2組の保持ユニット50を設けることもできる。このように構成すると、上下方向に対する振動及び衝撃も吸収することができる。
なお、前記(1)〜(3)の構成は、任意に組み合わせて用いることができる。
(4)板バネ51に代えて、コイルバネなどのバネ部材を備えてなる保持体を設けることもできる。例えば、図17に示す保持ユニット60のように、ケーシング61に出没可能に設けた圧接部材62と、圧接部材62を突出方向へ常時付勢するコイルバネ63とを有する保持体64を、支持突部20a、25aを挟んでその両側に配置することもできる。また、保持体64は、支持突部20a、25aの前後両側だけでなく、支持突部20a、25aの上下両側に設けることもできる。
(5)板バネ51、コイルバネ63などのバネ部材からなる弾性体に代えて、衝撃吸収作用及び/又は振動吸収作用に優れた、ゴム、スポンジ、熱可塑性エラストマー樹脂などの弾性体、またはゲル体などの衝撃吸収材を用いることもできる。例えば、ゴム、スポンジ、熱可塑性エラストマー樹脂などの弾性体を用いる場合には、図18に示す保持ユニット50Dのように、支持金具40L、40Rの支持片43L、43Rに固定される平面視略L字状の受け金具56と、受け金具56の支持突部20a、25a側の面に固定した弾性体57とを備えた1対の保持体58を、支持突部20a、25aの前後両側に配置して、支持突部20a、25aを弾性保持することになる。ただし、保持体58は、支持突部20a、25aの前後両側だけでなく、支持突部20a、25aの上下両側に設けることもできる。このように構成すると、上下方向に対する振動及び衝撃も吸収することができる。
なお、前記実施の形態の保持ユニット50は、巻取ローラ3の両側に設けることが好ましいが、巻取ローラ3の片側にのみ設けることも可能である。特に、チューブラモータ7側にのみ保持ユニット50を設けると、巻取り完了時などにおける、カタッという衝撃音の発生を効果的に低減できるので好ましい。なお、チューブラモータ7側にのみ保持ユニット50を設ける場合には、右側の支持突部25aを円柱状に構成して、右側の受け金具30Rに回転自在に支持させることも可能である。
また、本実施の形態では、電動式のスクリーン装置1に本発明を適用したが、手動式のスクリーン装置に対しても本発明を適用できる。例えば、チューブラモータ7に代えて、特開2012−98563号公報に記載のような、コイルバネを内蔵した手動式のスクリーン装置においても、巻取ローラの両端部に突出する支持突部を保持ユニット50により弾性保持するように構成することができる。
更に、本発明の巻取繰出装置は、照明装置などを昇降するためのバトンの昇降装置に適用することも可能である。例えば、図19に示す昇降装置65のように、前記スクリーン装置1のスクリーン生地5に代えて左右1対のワイヤ66(これが被巻取部材に相当する。)を巻取ローラ3に巻き取ったり繰り出したり可能に構成し、左右のワイヤ66の下端部にバトン67を略水平に架設状に支持するように構成できる。
更にまた、本発明の巻取繰出装置は、コンストンバネ、内蔵バネ、滑車、手巻きワイヤなどを用いた手動式の駆動部を備えた各種巻取繰出装置に対しても適用できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲においてその構成を変更し得ることは勿論である。
1 スクリーン装置
2 収納ケース
3 巻取ローラ
5 スクリーン生地
6L 支持構造
6R 支持構造
7 チューブラモータ
8 下部パイプ
9 センサユニット
10 フレーム部材
10a 上面板
10b 後面板
11 前面パネル
12 下面板
13L 側面板
13R 側面板
15 設置金具
20 本体部
20a 支持突部
21 出力軸
22 固定リング
23 回転リング
24 軸受部材
25 支軸
25a 支持突部
26 連結部材
30L 受け金具
31L 受け部
32L 縦壁部
33L 案内部
34L 凹部
35L 規制部
36L 前壁部
37L 開口部
40L 支持金具
41L 固定具
42L 取付部
43L 支持片
44L 規制孔
30R 受け金具
31R 受け部
32R 縦壁部
33R 案内部
34R 凹部
35R 規制部
36R 前壁部
37R 開口部
40R 支持金具
41R 固定具
42R 取付部
43R 支持片
44R 規制孔
45 割りピン
50 保持ユニット
51 板バネ
51a 圧接部
51b 取付部
52 スリーブ
53 ネジ部材
54 保持体
50A 保持ユニット
51A 板バネ
55 突部
50B 保持ユニット
51B 板バネ
51Ba 圧接部
51Bc 平坦部
50C 保持ユニット
51C 板バネ
51Ca 圧接部
51Cc 突部
50D 保持ユニット
56 受け金具
57 弾性体
58 保持体
60 保持ユニット
61 ケーシング
62 圧接部材
63 コイルバネ
64 付勢ユニット
65 昇降装置
66 ワイヤ
67 バトン
2 収納ケース
3 巻取ローラ
5 スクリーン生地
6L 支持構造
6R 支持構造
7 チューブラモータ
8 下部パイプ
9 センサユニット
10 フレーム部材
10a 上面板
10b 後面板
11 前面パネル
12 下面板
13L 側面板
13R 側面板
15 設置金具
20 本体部
20a 支持突部
21 出力軸
22 固定リング
23 回転リング
24 軸受部材
25 支軸
25a 支持突部
26 連結部材
30L 受け金具
31L 受け部
32L 縦壁部
33L 案内部
34L 凹部
35L 規制部
36L 前壁部
37L 開口部
40L 支持金具
41L 固定具
42L 取付部
43L 支持片
44L 規制孔
30R 受け金具
31R 受け部
32R 縦壁部
33R 案内部
34R 凹部
35R 規制部
36R 前壁部
37R 開口部
40R 支持金具
41R 固定具
42R 取付部
43R 支持片
44R 規制孔
45 割りピン
50 保持ユニット
51 板バネ
51a 圧接部
51b 取付部
52 スリーブ
53 ネジ部材
54 保持体
50A 保持ユニット
51A 板バネ
55 突部
50B 保持ユニット
51B 板バネ
51Ba 圧接部
51Bc 平坦部
50C 保持ユニット
51C 板バネ
51Ca 圧接部
51Cc 突部
50D 保持ユニット
56 受け金具
57 弾性体
58 保持体
60 保持ユニット
61 ケーシング
62 圧接部材
63 コイルバネ
64 付勢ユニット
65 昇降装置
66 ワイヤ
67 バトン
Claims (7)
- 被巻取部材を巻き取ったり繰り出したりするための筒状の回転体と、
前記回転体の両端部に設けられた1対の支持突部と、
前記回転体に内装された駆動部であって、本体部と出力部とを有し、前記本体部に前記支持突部の一方が連設され、前記出力部が動力伝達可能に前記回転体に連結された、前記回転体を回転駆動するための駆動部と、
前記1対の支持突部をそれぞれ支持する1対の支持部材と、
前記1対の支持部材の少なくとも一方の支持部材に設けられ、該支持部材に支持される前記支持突部を両側から挟んで位置変位可能に保持する1対の保持体を有する保持ユニットと、
を備えたことを特徴とする巻取繰出装置。 - 前記保持ユニットにより保持される前記支持突部の横断面が偶数角形に構成され、前記支持突部の平行な2つの面が、前記1対の保持体により保持される請求項1記載の巻取繰出装置。
- 前記保持ユニットが設けられた前記支持部材に、前記支持突部が遊嵌状に挿通して、前記支持部材と前記支持突部との相対回転可能な角度範囲を規制する規制孔が設けられている請求項1又は2記載の巻取繰出装置。
- 前記保持体が弾性体を備えてなる請求項1〜3のいずれか1項記載の巻取繰出装置。
- 前記弾性体が、前記支持突部に圧接される略V字状の圧接部を有する板バネからなる請求項4記載の巻取繰出装置。
- 前記駆動部が電動モータを備えた請求項1〜5のいずれか1項記載の巻取繰出装置。
- 前記回転体が内装される収納ケースが設けられ、前記1対の支持部材が相互に間隔をあけて前記収納ケースに取付けられている請求項1〜6のいずれか1項記載の巻取繰出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019168942A JP2021047266A (ja) | 2019-09-18 | 2019-09-18 | 巻取繰出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019168942A JP2021047266A (ja) | 2019-09-18 | 2019-09-18 | 巻取繰出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021047266A true JP2021047266A (ja) | 2021-03-25 |
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ID=74878347
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2019168942A Pending JP2021047266A (ja) | 2019-09-18 | 2019-09-18 | 巻取繰出装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2021047266A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2019
- 2019-09-18 JP JP2019168942A patent/JP2021047266A/ja active Pending
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