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JPH0632693U - モータの取付構造 - Google Patents

モータの取付構造

Info

Publication number
JPH0632693U
JPH0632693U JP7489792U JP7489792U JPH0632693U JP H0632693 U JPH0632693 U JP H0632693U JP 7489792 U JP7489792 U JP 7489792U JP 7489792 U JP7489792 U JP 7489792U JP H0632693 U JPH0632693 U JP H0632693U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
elastic body
peripheral ring
metal
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7489792U
Other languages
English (en)
Inventor
廣造 長峯
秀樹 柏木
典美 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitashiba Electric Co Ltd
Original Assignee
Kitashiba Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kitashiba Electric Co Ltd filed Critical Kitashiba Electric Co Ltd
Priority to JP7489792U priority Critical patent/JPH0632693U/ja
Publication of JPH0632693U publication Critical patent/JPH0632693U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの振動や騒音を金属ケースから遮断し
て騒音を小さくしたモータの取付構造を提供するもので
ある。 【構成】 金属製の外周リング11の内側に、弾性体12を
介して金属製の内周リング13を一体に形成し、且つ前記
外周リング11又は内周リング13と弾性体12の接触面に凹
凸部14を形成して嵌合構造とした取付金具10を、内側に
モータ3を装着した金属ケース4の端部側に挿着して、
金属ケース4と前記外周リング11を止めねじ5で固定
し、ハウジング15から突出したモータ3の軸受部16を囲
むエンドブラケット17を前記内周リング13に挿着して固
定し、モータ3から発生する振動や騒音を弾性体12で吸
収させるようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はパイプなどのケースの内側にモータを固定するモータの取付構造に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に電動ブラインドなどを駆動させるモータは、ブラインド巻取軸の内側に パイプ状のケースを同軸に設け、このケースの内側にモータを取付て、モータの 回転により前記ブラインド巻取軸を回転させてブラインドの開閉を自動的に行な う構造になっている。
【0003】 このようにパイプ状のケースにモータを取付けた従来の構造は、例えば図7に 示すように、モータ部1とギア部2が一体に組込まれたギアードモータ3を、パ イプ状の金属ケース4内に挿入し、ケース4の端部側外周から止めねじ5でギア 部2を外周側から固定した構造になっている。またギアードモータ3のギア部2 から突出したシャフト6の先端には図示しない歯車が取付けられ、また反対側の シャフト6の端部には、マグネットとホール素子を組合わせて回転数を検出する エンコーダー8が取付けられている。
【0004】 しかしながら従来の取付け構造は、ギアードモータ3がパイプ状の金属ケース 4に止めねじ5で直接固定した構造であるので、モータ3の振動や騒音が金属ケ ース4に伝達され、これが共振して騒音が大きくなる問題があった。
【0005】 またギアードモータ3とエンコーダー8は一体に接合され、これらはギア部2 の端部で金属ケース4に連結され、エンコーダー8側はフリーで片持支持構造と なっているため、エンコーダー8側が不安定となり、振動や騒音が更に大きくな る原因となっていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記欠点を除去し、モータの振動や騒音を金属ケースから遮断して騒 音を小さくしたモータの取付構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1記載の考案は、金属製の外周リングの内側に、弾性体を介し て金属製の内周リングを一体に形成し、且つ前記外周リング又は内周リングと弾 性体の接触面に凹凸部を形成して嵌合構造とした取付金具を、内側にモータを装 着した金属ケースの端部側に挿着してケースと前記外周リングを固定し、ハウジ ングから突出したモータの軸受部を囲むエンドブラケットを前記内周リングに挿 着して固定したことを特徴とするものである。
【0008】 更に請求項2記載の考案は、金属製の外周リングの内側に、これより軸方向が 長く形成されていると共に、軸方向に沿ってボルト挿通孔を開孔した弾性体を介 して金属製の内周リングを一体に形成し、且つ前記外周リング又は内周リングと 弾性体の接触面に凹凸部を形成して嵌合構造とした取付金具を、内側にモータを 装着した金属ケースの端部側に前記弾性体の端面をモータに接触させて挿着して 、ケースと前記取付金具の外周リングを固定すると共に、前記弾性体に開孔した ボルト挿通孔にボルトを挿着してモータと弾性体を固定し、且つモータのシャフ トを前記内周リングに貫通させたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
本考案の請求項1記載のモータの取付構造は、モータの突出したエンドブラケ ットが取付金具の内周リングに挿着されて固定され、更に外周リングが弾性体を 介して止めねじで金属ケースに固定されているので、モータが金属ケースの内側 に確実に取付けられる。更にエンコーダー側は弾性体で金属ケースの内面に支持 されて両端支持構造となって安定し、振動や騒音の発生が少なくなる。またモー タから発生する振動や騒音は取付金具の内周リングと外周リングとの間に一体に 介在させた弾性体で吸収され、金属ケース側への伝達が阻止されるので全体とし て振動や騒音の発生を少なくすることができる。更にモータのトルクにより、エ ンドブラケットを嵌合した内周リングと弾性体との間に捩れ力が発生するが、こ の間には凹凸部が形成されて嵌合構造となっているので弾性体の剥離を防止する ことができる。
【0010】 更に請求項2記載のモータの取付構造は、モータが取付金具の弾性体にボルト で連結され、この外側の外周リングが止めねじで金属ケースに固定されているの で、モータが金属ケースの内側に確実に取付けられる。このためモータから発生 する振動や騒音は弾性体で吸収され、金属ケース側への伝達が阻止されるので全 体として振動や騒音の発生を少なくすることができる。またボルトで弾性体とモ ータを固定するときに、弾性体は締め上げられて径方向の中心に向かって収縮し ようとするが内側に金属製の内周リングが取付けられているので収縮せずシャフ トとの間隔が確保されるようになっている。更にモータのトルクがボルトで連結 した弾性体に加わり、これと外周リングとの間に捩れ力が発生するが、この間に は凹凸部が形成されて嵌合構造となっているので弾性体の剥離を防止することが できる。
【0011】
【実施例】
以下本考案を図1乃至図3を参照して詳細に説明する。図1及び図2は取付金 具10を示すもので、金属製の外周リング11の内側に、ゴム等の弾性体12を介して 金属製の内周リング13が一体に形成され、この内周リング13の外周と弾性体12の 内周の接触面に凹凸部14を形成して嵌合構造としたものである。
【0012】 パイプで形成された金属ケース4の内側には図3に示すように、モータ部1と ギア部2が一体に組込まれたギアードモータ3が挿入され、金属ケース4の端部 側から取付金具10を挿入し、ギアードモータ3のハウジング15から突出した軸受 部16を囲むエンドブラケット17を取付金具10の内周リング13に挿着して嵌合する と共に、取付金具10の外周リング11を止めねじ5で金属ケース4に固定されてい る。
【0013】 またギアードモータ3の金属ケース4から突出したシャフト6の先端には図示 しない歯車が取付けられ、また反対側のシャフト6の端部には、マグネットとホ ール素子を組合わせて回転数を検出するエンコーダー8が取付けられている。こ のエンコーダーカバー18の先端に、ねじ溝を内周に形成したボス19が接合され、 ここにタイヤ状の弾性体20を取付けて、座金板21を通したボルト22を弾性体20に 通してボス19に螺合させ、弾性体20を締め上げて弾性体20を固定すると共に、弾 性体20を金属ケース4の内面に圧着させてエンコーダー8側を固定している。
【0014】 上記取付構造ではギアードモータ3の突出したエンドブラケット17が取付金具 10の内周リング13に挿着されて固定され、更に外周リング11が弾性体12を介して 止めねじ5で金属ケース4に固定されているので、ギアードモータ3が金属ケー ス4の内側に確実に取付けられる。更にエンコーダー8側はタイヤ状の弾性体20 で金属ケース4の内面に支持されているので、両端支持構造となって安定し、振 動や騒音の発生が少なくなる。またギアードモータ3から発生する振動や騒音は 取付金具10の内周リング13と外周リング11との間に一体に介在させた弾性体12で 吸収され、金属ケース4側への伝達が阻止されるので全体として振動や騒音の発 生を少なくすることができる。
【0015】 更にギアードモータ3のトルクにより、エンドブラケット17を嵌合した内周リ ング13と弾性体12との間に捩れ力が発生するが、この間には凹凸部14が形成され て嵌合構造となっているので弾性体12の剥離を防止することができる。
【0016】 図4乃至図6は本考案の他の実施例を示すもので取付金具10は、図4に示すよ うに、金属製の外周リング11の内側に、ゴム等の弾性体12を介して金属製の内周 リング13が一体に形成され、前記外周リング11の内周と弾性体12の外周との接触 面に凹凸部14が形成されて嵌合構造となっている。更に前記弾性体12は図5に示 すように外周リング11より軸方向が長く形成され、軸方向に沿って3本のボルト 挿通孔24…が開孔されていると共に、背面側に円形状の凹溝25が3個形成されて いる。
【0017】 パイプで形成された金属ケース4の内側には図6に示すように、モータ部1と ギア部2が一体に組込まれたギアードモータ3が挿入され、金属ケース4の端部 側から取付金具10を挿入し、シャフト6を取付金具10の内周リング13に貫通させ ると共に、弾性体12の端面をギアードモータ3に接触させ、弾性体12に開孔した ボルト挿通孔24…にボルト22を挿着してギアードモータ3と弾性体12を一体に連 結するボルト22弾性体を固定する。
【0018】 この時、ボルト22で弾性体12を締め上げると弾性体12は径方向に膨らんで金属 ケース4の内側に密着する。次に取付金具10の外周リング11を止めねじ5で金属 ケース4に固定して、ギアードモータ3を支持する。なおエンコーダー8側は上 記実施例と同様に、タイヤ状の弾性体20を取付け、ボルト22を螺合させて弾性体 20を締め上げて弾性体20を固定すると共に、弾性体20を金属ケース4の内面に圧 着させてエンコーダー8側を固定している。
【0019】 上記取付構造ではギアードモータ3が取付金具10の弾性体12にボルト22で連結 され、この外側の外周リング11が止めねじ5で金属ケース4に固定されているの で、ギアードモータ3が金属ケース4の内側に確実に取付けられる。このため、 ギアードモータ3から発生する振動や騒音は弾性体12で吸収され、金属ケース4 側への伝達が阻止されるので全体として振動や騒音の発生を少なくすることがで きる。なおボルト22で弾性体12とギアードモータ3を固定するときに、弾性体12 は締め上げられて径方向の中心に向かって収縮しようとするが内側に金属製の内 周リング13が取付けられているので収縮せずシャフト6との間隔が確保されるよ うになっている。
【0020】 更にギアードモータ3のトルクがボルト22で連結した弾性体12に加わり、これ と外周リング11との間に捩れ力が発生するが、この間には凹凸部14が形成されて 嵌合構造となっているので弾性体12の剥離を防止することができる。
【0021】 なお上記実施例では、内周リング13の外周と弾性体12の内周との接触面に凹凸 部14を形成した場合と、外周リング11の内側と弾性体12の外周との接触面に凹凸 部14を形成した場合について示したが、外周リング11と内周リング13に接触する 弾性体12の内周と外周の両側に凹凸部14、14を形成した構造でも良い。また 上記実施例ではモータ部1とギア部2を一体に構成したギアードモータ3につい て説明したが、通常のモータを取付ける場合にも適用することができる。また外 周リング11は円形に限らず楕円形や多角形状でも良い。
【0022】
【考案の効果】
以上説明した如く本考案によれば、金属製の外周リングの内側に弾性体を介し て金属製の内周リングを一体に形成した取付金具でモータを金属ケース内に取付 けてあるので、モータの振動や騒音が弾性体で吸収されて金属ケースへの伝達を 遮断して騒音を小さくしたモータの取付構造を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による取付金具を示す斜視図
である。
【図2】図1の取付金具を示す縦断面図である。
【図3】図1の取付金具を用いてギアードモータを金属
ケースに取付けた構造を示す縦断面図である。
【図4】本考案の他の実施例による取付金具を示す正面
図である。
【図5】図4の取付金具を示す縦断面図である。
【図6】図4の取付金具を用いてギアードモータを金属
ケースに取付けた構造を示す断面図である。
【図7】従来のギアードモータを金属ケースに取付けた
構造を示す断面図である。
【符合の説明】
1 モータ部 2 ギア部 3 ギアードモータ 4 金属ケース 5 止めねじ 6 シャフト 8 エンコーダー 10 取付金具 11 外周リング 12 弾性体 13 内周リング 14 凹凸部 15 ハウジング 16 軸受部 17 エンドブラケット 18 エンコーダーカバー 19 ボス 20 タイヤ状の弾性体 22 ボルト 24 ボルト挿通孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の外周リングの内側に、弾性体を
    介して金属製の内周リングを一体に形成し、且つ前記外
    周リング又は内周リングと弾性体の接触面に凹凸部を形
    成して嵌合構造とした取付金具を、内側にモータを装着
    した金属ケースの端部側に挿着してケースと前記外周リ
    ングを固定し、ハウジングから突出したモータの軸受部
    を囲むエンドブラケットを前記内周リングに挿着して固
    定したことを特徴とするモータの取付構造。
  2. 【請求項2】 金属製の外周リングの内側に、これより
    軸方向が長く形成されていると共に、軸方向に沿ってボ
    ルト挿通孔を開孔した弾性体を介して金属製の内周リン
    グを一体に形成し、且つ前記外周リング又は内周リング
    と弾性体の接触面に凹凸部を形成して嵌合構造とした取
    付金具を、内側にモータを装着した金属ケースの端部側
    に前記弾性体の端面をモータに接触させて挿着して、ケ
    ースと前記取付金具の外周リングを固定すると共に、前
    記弾性体に開孔したボルト挿通孔にボルトを挿着してモ
    ータと弾性体を固定し、且つモータのシャフトを前記内
    周リングに貫通させたことを特徴とするモータの取付構
    造。
JP7489792U 1992-10-02 1992-10-02 モータの取付構造 Pending JPH0632693U (ja)

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JP7489792U JPH0632693U (ja) 1992-10-02 1992-10-02 モータの取付構造

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JP7489792U Pending JPH0632693U (ja) 1992-10-02 1992-10-02 モータの取付構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007529981A (ja) * 2004-03-16 2007-10-25 ソムフィ ソシエテ パ アクシオンス シンプリフィエ 可動式窓おおい用の電動式駆動装置
WO2012155324A1 (zh) * 2011-05-13 2012-11-22 深圳市奥科伟业科技发展有限公司 一种电能驱动装置
JP2021047266A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 株式会社オーエスエム 巻取繰出装置

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WO2012155324A1 (zh) * 2011-05-13 2012-11-22 深圳市奥科伟业科技发展有限公司 一种电能驱动装置
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