JP2021046215A - ブリスターパック - Google Patents
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Description
フランジ部と収容部を備えた容器本体と、前記収容部の開口を覆って前記フランジ部と接合された保護シートと、を有するブリスターパックであって、
前記フランジ部と前記保護シートの間には、接合軽減層が形成されていることを特徴とするブリスターパックを提供する。
フランジ部と収容部を備えた容器本体と、前記収容部の開口を覆って前記フランジ部と接合された保護シートと、を有するブリスターパックの製造方法であって、
前記フランジ部、前記保護シートの互いに対向する面には、それぞれシーラント層が形成されており、前記保護シートの前記フランジ部と対向する所定の位置に、前記保護シートの前記シーラント層に重ねて接合軽減層を形成するステップと、
前記フランジ部、前記保護シートの前記シーラント層を互いに対向させて接合するステップと、
を有することを特徴とするブリスターパックの製造方法を提供する。
<<ブリスターパックの構成>>
図1は本発明の一実施形態に係るブリスターパックの正面図である。図2は本発明の一実施形態に係るブリスターパックの背面図である。図3は図1におけるA−A線断面図である。図1〜図3に示すように本実施形態のブリスターパックは、内容物を収納するための胴部11と周縁にフランジ部12を備えた容器本体10と、容器本体10の胴部11の開口を被覆しフランジ部12で接合される保護シート20とからなる。胴部11が凹状に形成されていることにより、収容部11aを形成している。実際には、容器本体10の収容部11aには、内容物が収容されるが、説明の便宜上、図1〜図3では、内容物を収容しておらず、空のブリスターパックそのものを示している。容器本体10は吊り下げ孔25を上方に向けた際に略左右中央に内容物が収容される胴部11が形成され、周縁は平坦なフランジ部12と上部に吊り下げ孔25が形成された構成であり、保護シート20の一方の面である内面20aと容器本体10の胴部11の開口部側を対向させ、保護シート20の一方の面である内面20aと容器本体10のフランジ部12をヒートシールにより接合している。胴部11は、図1の正面図側から見ると凸状、空洞である収容部11a側から見ると凹状になっている。
本実施形態に係るブリスターパックの製造方法について説明する。最初に、ブリスターパック用の保護シート20の製造から説明する。本実施形態では、保護シート20を、基材層とシーラント層の間に中間層を設けた構成としている。まず、中間層の外面に対して、グラビア印刷、オフセット印刷等により広告・商品説明等の印刷を行う。これにより、中間層の外面に印刷層が形成される。続いて、印刷層の外面に、基材層がドライラミネート(DL)にて接合される。次に、中間層の内面、すなわち印刷層が形成されていない側の面に、シーラント層がドライラミネートにて接合される。さらに、最内面であるシーラント層に重ねて剥離インキを塗布する。
保護シート20として、基材層、中間層、シーラント層を含む積層シートを用いた。基材層として厚み30μmの二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルム、中間層として厚み12μmの透明蒸着ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、シーラント層として厚み30μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)を用いた。保護シート20の作成として、まず、中間層となる厚みが12μmの透明蒸着PETフィルムの外面側にグラビア印刷にて印刷層を形成した。続いて、印刷層の外面において、接着剤を用いたドライラミネートにより、基材層となる厚み30μmのOPPフィルムを貼り合わせた。さらに、中間層の内面において、接着剤を用いたドライラミネートにより、シーラント層となる厚み30μmのLLDPEフィルムを貼り合わせた。そして、最内面であるシーラント層に重ねて剥離部材として剥離ニス(剥離インキ)を塗布した。剥離ニスとしては、DIC社製「EOPニス」を用いた。
容器本体10を形成する積層シートとして、基材層、シーラント層を含む積層シートを用いた。基材層として厚み30μmの二軸延伸ナイロンフィルム、シーラント層として厚み40μmの無延伸ナイロンフィルムフィルムを用いた。このような積層シートを、容器本体10を形成する積層シートとして用いた以外は、実施例1と同様にして、容器本体10を生成し、ブリスターパックを得た。
11・・・胴部
11a・・・収容部
12・・・フランジ部
20・・・保護シート
20a・・・保護シートの内面
20b・・・保護シートの外面
23・・・接合軽減層
25・・・吊り下げ孔
26・・・接合軽減部
26a・・・接合軽減部の一端
27・・・非接合部
Claims (6)
- フランジ部と収容部を備えた容器本体と、前記収容部の開口を覆って前記フランジ部と接合された保護シートと、を有するブリスターパックであって、
前記フランジ部と前記保護シートの間には、接合軽減層が形成されていることを特徴とするブリスターパック。 - 前記接合軽減層は、剥離ニスが塗布されることにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載のブリスターパック。
- 前記接合軽減層は、所定のパターンが繰り返される態様で形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブリスターパック。
- 前記所定のパターンは、当該パターンの一方の端部に向かって先窄まり形状であって、当該パターンの一方の端部が、前記保護シートの1つの隅に向かう方向に配置されてなることを特徴とする請求項3に記載のブリスターパック。
- 前記保護シートの1つの隅から所定の範囲には、前記フランジ部と接合されていない非接合部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のブリスターパック。
- フランジ部と収容部を備えた容器本体と、前記収容部の開口を覆って前記フランジ部と接合された保護シートと、を有するブリスターパックの製造方法であって、
前記フランジ部、前記保護シートの互いに対向する面には、それぞれシーラント層が形成されており、前記保護シートの前記フランジ部と対向する所定の位置に、前記保護シートの前記シーラント層に重ねて接合軽減層を形成するステップと、
前記フランジ部、前記保護シートの前記シーラント層を互いに対向させて接合するステップと、
を有することを特徴とするブリスターパックの製造方法。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2022264652A1 (ja) * | 2021-06-15 | 2022-12-22 |
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JP2004083083A (ja) * | 2002-08-28 | 2004-03-18 | Umeda Shinku Hoso Kk | 包装容器とその接着方法 |
KR200419375Y1 (ko) * | 2006-04-04 | 2006-06-20 | 주식회사 태평양 | 덮개의 박리가 용이한 블리스터 패키지 |
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- 2019-09-18 JP JP2019168910A patent/JP7451909B2/ja active Active
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JP7359494B2 (ja) | 2021-06-15 | 2023-10-11 | トタニ技研工業株式会社 | 製袋機、製袋方法、および、袋 |
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JP7451909B2 (ja) | 2024-03-19 |
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