本願は、2018年2月13日に中国国家知識財産権局に出願された、「通信プロセスにおけるリソース要素の数量を取得するための方法、および関連する装置」と題する中国特許出願第201810150365.0の優先権を主張する。当該出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本願は、通信分野に関し、より具体的には、通信プロセスにおけるリソース要素の数量を取得するための方法、および関連する装置に関する。
基地局は、ユーザ機器(user equipment、UE)とのデータ通信を実行する場合、UEについてデータをスケジューリングし得る。例えば、基地局は、シグナリングを介して、時間領域リソースおよび周波数領域リソースをUEに割り当て得る。時間領域リソースおよび周波数領域リソースは、時間−周波数リソースと総称され得る。
基地局は、UEについてデータをスケジューリングする場合、時間−周波数リソースの割り当てに加え、さらに、時間−周波数リソース上で送信されるデータブロックのサイズを決定する必要がある。データブロックのサイズは、トランスポートブロックのサイズ(transmission block size、TBS)とも称され得る。TBSは、基地局によりスケジューリングされる時間−周波数リソース上で保持されるビット情報のサイズを示す。
通常、TBSを決定するためには、まず、復調基準信号(demodulation reference signal、DMRS)により占有されるREの数量が決定される必要がある。従って、DMRSにより占有されるREの数量をどのように決定するかが、解決すべき技術課題となっている。
本願は、通信プロセスにおけるリソース要素の数量を取得するための方法および関連する装置を提供する。これにより、復調基準信号により占有されるREの数量が決定され得る。このことは、TBSを決定するのに役立ち、さらには、通信信頼性を保証するのに役立つ。
第1の態様によれば、本願は、通信プロセスにおけるリソース要素の数量を取得するための方法を提供する。
方法は、
第1の情報を取得する段階であって、第1の情報は、以下の情報、つまり、ダウンリンク制御情報フォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、波形、ダウンリンク制御情報の無線ネットワーク一時識別子スクランブル方式、データチャネルタイプ、データブロックにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つのタイプを含む、段階と、
第1の情報に基づいて、第1の情報に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階であって、第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する、段階と
を含む。
方法において、通信装置は、第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間の対応関係に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を直接取得し得る。このことは、TBSを決定するのに役立ち、さらには、通信信頼性を保証するのに役立つ。
可能な実装において、第1の情報は、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量と一対一の対応関係にある。
この実装において、通信装置は、第1の情報のみを取得することにより、当該対応関係に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得し得る。
可能な実装において、第1の情報がダウンリンク制御情報フォーマットを含む場合、第1の情報に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階は、
ダウンリンク制御情報フォーマットがダウンリンク制御情報フォーマット1_0であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4または6であることを実現する段階、および/または、ダウンリンク制御情報フォーマットがダウンリンク制御情報フォーマット0_0であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6または4であることを実現する段階
を含む。
可能な実装において、第1の情報が復調基準信号の構成タイプを含む場合、第1の情報に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階は、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6であることを実現する段階、および/または、復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4であることを実現する段階
を含む。
可能な実装において、第1の情報が、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とを含む場合、
第1の情報に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階は、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6であることを実現する段階、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が12であることを実現する段階、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4であることを実現する段階、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が8であることを実現する段階
を含む。
可能な実装において、第1の情報に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階は、第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間の対応関係に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階を含む。
可能な実装において、方法は、端末デバイスにより実行され、方法における対応関係が、端末デバイスにより通信プロトコルに従って構成されるか、または、端末デバイスによりアクセスネットワークデバイスから受信される。
第2の態様によれば、本願は、通信装置を提供する。通信装置は、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するように構成されたモジュールを含む。通信装置に含まれるモジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアを用いて実装され得る。
第3の態様によれば、本願は、通信デバイスを提供する。通信デバイスは、少なくとも1つのプロセッサおよび通信インタフェースを含む。通信インタフェースは、通信デバイスにより、別の通信デバイスと情報を交換するために用いられる。1または複数の命令が少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
任意選択的に、通信デバイスは、メモリをさらに含み得る。メモリは、プログラムおよびデータを記憶するように構成される。
任意選択的に、通信デバイスは、アクセスネットワークデバイス、例えば、基地局であり得るか、または端末デバイスであり得る。
第4の態様によれば、本願は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、通信デバイスにより実行されるプログラムコードを記憶する。プログラムコードは、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するために用いられる命令を含む。
例えば、コンピュータ可読記憶媒体は、アクセスネットワークデバイス(例えば、基地局または端末デバイス)により実行されるプログラムコードを記憶し得る。プログラムコードは、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するために用いられる命令を含む。
第5の態様によれば、本願は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品が通信デバイス上で動作した場合、通信デバイスは、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法のための命令を実行する。
例えば、コンピュータプログラム製品がアクセスネットワークデバイス(例えば、基地局または端末デバイス)上で動作した場合、アクセスネットワークデバイスまたは端末デバイスは、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法のための命令を実行する。
第6の態様によれば、本願は、システムチップを提供する。システムチップは、入出力インタフェースおよび少なくとも1つのプロセッサを含む。少なくとも1つのプロセッサは、メモリにおける命令を呼び出して、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法のオペレーションを実行するように構成される。
任意選択的に、システムチップは、少なくとも1つのメモリおよびバスをさらに含み得る。少なくとも1つのメモリは、プロセッサにより実行される命令を記憶するように構成される。
第7の態様によれば、本願は、通信システムを提供する。通信システムは、第3の態様における通信デバイスを含む。
本願の実施形態による通信方法が適用され得る通信システムの概略構造図である。
本願の実施形態によるDMRSパターンの概略図である。
本願の別の実施形態によるDMRSパターンの概略図である。
本願の別の実施形態によるDMRSパターンの概略図である。
本願の別の実施形態によるDMRSパターンの概略図である。
本願の実施形態による通信方法の概略フローチャートである。
本願の実施形態による通信装置の概略構造図である。
本願の実施形態による通信デバイスの概略構造図である。
本願の実施形態によるシステムチップの概略構造図である。
本願お実施形態による通信システムの概略構造図である。
添付図面を参照して、以下では、通信装置が端末デバイスおよび基地局である例を用いて、本願における技術的解決手段を説明する。
図1は、本願の実施形態による通信方法が適用され得る通信システムの概略構造図である。本願の本実施形態は、図1に示されるシステムアーキテクチャに限定されないことを理解されたい。加えて、図1における装置は、ハードウェア、機能的に分割されたソフトウェア、またはそれらの組み合わせであり得る。
本願の本実施形態における通信方法が適用され得る通信システムは、基地局110およびUE120を含み得ることが、図1から分かり得る。
基地局110の特定のタイプは、本願の本実施形態において限定されないことを理解されたい。異なる無線アクセス技術を用いるシステムでは、基地局機能を有するデバイスが、異なる名前を有し得る。説明を容易にするために、本願の全ての実施形態において、端末のために無線通信機能を提供する前述の装置は、基地局、例えば、さらなるネットワークにおける基地局デバイス、またはピコセル基地局デバイス(pico)と総称される。
基地局110は、限定されるものではないが、進化型ノードB(evolved Node B、eNB)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、ノードB(Node B、NB)基地局コントローラ(base station controller、BSC)、ベーストランシーバ基地局(base transceiver station、BTS)、ホーム基地局(例えば、ホーム進化型ノードBまたはホームノードB、HNB)、ベースバンドユニット(baseband unit、BBU)、ワイヤレスフィディリティ(wireless fidelity、Wi−Fi)システムにおけるアクセスポイント(access point、AP)、無線リレーノード、無線バックホールノード、送信ポイント(送受信ポイント、TRP、またはtransmission point、TP)等を含むか、または、NRシステムなどの第5世代システムにおけるgNBまたは送信ポイント(TRPまたはTP)、第5世代システムにおける基地局の1つのアンテナパネルまたはアンテナパネルの1つのグループ(複数のアンテナパネルを含む)であり得るか、または、ベースバンドユニット(BBU)または分散型ユニット(DU、distributed unit)などのgNBまたは送信ポイントを形成するネットワークノードであり得る。
UE120は、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)を介して、1または複数のコアネットワークと通信し得る。UEは、アクセス端末、端末デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイルコンソール、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、無線通信デバイス、ユーザエージェントまたはユーザ装置とも称され得る。UEは、携帯電話、コードレス電話、セッション初期化プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(wireless local loop、WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、無線モデムに接続された別のデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、モノのインターネットまたは車両のインターネットにおける端末デバイス、将来のネットワークにおける任意の形態の端末デバイス等であり得る。
基地局110は、UE120とのデータ通信を実行する場合、UE120についてデータをスケジューリングし得る。例えば、基地局110は、シグナリングを介して、時間領域リソースおよび周波数領域リソースをUE120に割り当て得る。時間領域リソースおよび周波数領域リソースは、時間−周波数リソースと総称され得る。
基地局110は、UE120についてデータをスケジューリングする場合、時間−周波数リソースの割り当てに加え、時間−周波数リソース上のTBSを決定する必要がある。
TBSは、データブロックを送信するために用いられる、基地局によりスケジューリングされる時間−周波数リソース上のリソース要素(resource element、RE)の数量に基づいて計算され得る。
例えば、基地局は、UEについてスケジューリングをスロット(slot)の形式で実行する場合、1つのスロットにおける1つのリソースブロック(resource block、RB)における、データブロックを送信するために用いられるREの数量に基づいて、TBSを計算し得る。別の例では、REの数量に変調スキームが乗算され、次に、取得された結果にビットレートと層の数量とが乗算されて、TBSが取得され得る。
1つのスロットにおける1つのRBにおける、データブロックを送信するために用いられるREの数量は、データを送信するためにスロットにおける1つのRBから割り当てられるREの合計数量と、これらのREにおける、復調基準信号により占有されるREの数量と、これらのREにおける、データチャネルを送信するために用いられることが不可能な他のREの数量とを用いて計算され得る。データは、データチャネルを送信するために用いられるのが不可能なREにはマッピングされ得ない。例えば、チャネル状態情報−基準信号(channel state information−reference signal、CSI−RS)により占有されるREは、データチャネルを送信するためには用いられ得ない。
言い換えれば、TBSを決定するためには、データブロックを送信するために用いられるREの数量がまず決定される必要があり、データブロックを送信するために用いられるREの数量を決定するためには、復調基準信号により占有されるREの数量がまず決定される必要がある。
本願における復調基準信号は、データ復調基準信号および/または位相トラッキング基準信号(phase tracking reference signal、PTRS)を含み得る。データ復調基準信号(Demodulation Reference Signal、DMRS)は、データ復調のために用いられる基準信号であり得るか、またはデータチャネル推定のために用いられる基準信号であり得る。PTRSは、位相トラッキングおよび/または位相推定のために用いられる基準信号であり得る。
基地局110とUE120との間でダウンリンクデータブロック送信が実行される場合、基地局側では、基地局110が、復調基準信号と、ダウンリンクデータ送信をスケジューリングするために用いられるおよびダウンリンク制御情報(down−link control information、DCI)とをUE120へ送信し、DCIによりスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号により占有されるREの数量を決定し、当該数量に基づいてTBSを計算し、TBSに基づいてデータブロックをUE120へ送信し得て、端末側では、UE120が、DCIおよび復調基準信号を受信し、DCIによりスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号により占有されるREの数量を決定し、当該数量に基づいてTBSを計算し、TBSに基づいて、基地局110により送信されるデータブロックを受信し得る。
基地局110とUE120との間でアップリンクデータブロックが送信される場合、基地局側では、基地局110が、アップリンクデータ送信をスケジューリングするために用いられるDCIをUEへ送信し得て、端末側では、UE120が、復調基準信号を基地局110へ送信し、DCIによりスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号により占有されるREの数量を決定し、当該数量に基づいてTBSを計算し、TBSに基づいてアップリンクデータブロックを基地局110へ送信し得て、基地局側では、基地局110が、復調基準信号を受信し、DCIによりスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号により占有されるREの数量を決定し、当該数量に基づいてTBSを計算し、TBSに基づいて、UE120により送信されるアップリンクデータブロックを受信する。
本願の本実施形態において、復調基準信号により占有されるREの数量は、DCIによりスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号を送信するために用いられることが可能なREの数量であり得ることを理解されたい。言い換えれば、本願の本実施形態において、復調基準信号により占有されるREの数量は、DCIによりスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号を送信するために実際に用いられるREの数量以上であり得る。
例えば、DCIによりスケジューリングされるリソースは、復調基準信号を送信するために用いられ得る12個のREを含み得る。当該リソースにおける8個のREのみが、復調基準信号を送信するために実際に用いられ得る。本願の本実施形態において、復調基準信号により占有されるREの数量は、12であり得る。
DCIは、データスケジューリングまたは信号伝送のために用いられる情報であり、略して、制御情報と称され得る。データスケジューリングは、アップリンクデータスケジューリングおよび/またはダウンリンクデータスケジューリングを含む。信号伝送は、信号送信および/または信号受信を含む。DCIは、上位層シグナリングを介して送信され得るか、または物理層シグナリングを介して送信され得る。このことは、本願において限定されない。
上位層シグナリングは、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリング、媒体アクセス制御(medium access control、MAC)シグナリングまたは他の上位層シグナリングであり得る。
本願において提案される技術的解決手段は、主に、DCIによりスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号により占有されるREの数量を決定するために基地局110およびユーザ機器120により用いられる方法を含む。
本願の本実施形態における方法において、復調基準信号により占有されるREの数量と、以下の情報、つまり、DCIフォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、復調基準信号により占有されるシンボルの位置、波形、DCIの無線ネットワーク一時識別子(radio network temporary identifier、RNTI)スクランブル方式、データチャネルタイプ、データブロックにより占有されるシンボルの数量、データブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つのタイプとの間で、対応関係が予め定義され得て、次に、当該対応関係は、基地局110およびUE120に関して構成される。このように、少なくとも1つのタイプの情報を取得した後に、基地局110およびUE120は、少なくとも1つのタイプの情報と当該対応関係とに基づいて、復調基準信号により占有されるREの数量を取得し得る。
任意選択的に、波形は、チャネル波形であり得るか、または信号波形であり得る。例えば、チャネル波形は、物理アップリンクデータチャネルの波形、物理アップリンク制御チャネルの波形、物理ダウンリンクデータチャネルの波形または物理ダウンリンク制御チャネルの波形であり得る。例えば、信号波形は、復調基準信号の波形など、基準信号の波形であり得る。
任意選択的に、波形は、シングルキャリア波形またはマルチキャリア波形であり得る。任意選択的に、波形は、変換プリコーディング(transform precoding)が有効化されているかどうか等を示すために用いられ得る。任意選択的に、波形は、サイクリックプレフィックス(cyclic prefix、CP)直交周波数分割多重化(OFDM)波形および/または離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多重化(discrete Fourier transform−spread−OFDM、DFT−s−OFDM)波形を変換含み得る。
データブロックと復調基準信号とDCIとの間の関係は、DCIは、データブロックをスケジューリングするために用いられるDCIであり、復調基準信号は、データブロックを送信するために用いられる復調基準信号、またはDCIによりスケジューリングされる時間−周波数リソース上で送信される復調基準信号である、というものである。
本願の本実施形態において、基地局110は、DMRSに対応するアンテナポートが位置する符号分割多重化グループ(code division multiplexing (ed/ing)group、CDM group)についての情報をUE120へ送信せず、UE120は、少なくとも1つのタイプの情報、および少なくとも1つのタイプの情報と復調基準信号により占有されるREの数量との間の対応関係に基づいて、復調基準信号により占有されるREの数量も決定し得る。
任意選択的に、UE120に関して構成される対応関係は、UE120により構成され得る、例えば、プロトコルに従って予め定義され得るか、または、UE120が基地局110から当該対応関係を受信した後に、UE120により構成され得る、例えば、基地局から受信されるシグナリングを介して決定され得る。
後続の説明を容易にするために、少なくとも1つのタイプの情報は、第1の情報と称される。言い換えれば、第1の情報は、以下の情報、つまり、DCIフォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、波形、DCIのRNTIスクランブル方式、データブロックにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つのタイプを含み得る。
後続の説明を容易にするために、復調基準信号により占有されるREの数量は、復調基準信号REオーバヘッドと称されるか、または、簡潔に、復調基準信号オーバヘッドと称され得る。
例えば、復調基準信号により占有されるREの数量が8である場合、これは、復調基準信号が8個のREを占有することを示し、および/または、復調基準信号REオーバヘッド値が8である場合、これは、復調基準信号が8個のREを占有することを示し、および/または、復調基準信号オーバヘッドが8である場合、これは、復調基準信号のオーバヘッドが8個のREであることを示す。
任意選択的に、本願の本実施形態において、第1の情報と復調基準信号REオーバヘッドとの間の対応関係が、予め定義される。任意選択的な方式は、第1の情報について固定の復調基準信号REオーバヘッド値を構成すること、または、第1の情報について構成される復調基準信号REオーバヘッド値を固定値に設定することを含む。
例えば、DCIフォーマットでは、復調基準信号REオーバヘッド値が、固定値4に設定され得る。具体的には、DCIフォーマットがDCIフォーマット1_0である場合、DMRS REオーバヘッド値は4であることが、予め定義され得る。これは、復調基準信号REオーバヘッド値が、DCIフォーマット1_0では4に固定されることを示し得る。
例えば、DCIフォーマットがDCIフォーマット0_0である場合、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義される。これは、復調基準信号REオーバヘッド値が、DCIフォーマット0_0では6に固定されることを示し得る。
任意選択的に、本願の本実施形態において、残余最小システム情報(remaining minimum system information、RMSI)を受信するために、UEは、無線リソース制御(radio resource control、RRC)構成情報を受信しなかった場合、DMRSを送信するために実際に用いられるREの数量に基づいて、復調基準信号REオーバヘッドを決定し得る。例えば、復調基準信号REオーバヘッド値は、固定値4に設定され得る。
任意選択的に、本願の本実施形態において、DCIフォーマットがDCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット0_0である場合にスケジューリングされるユニキャスト(unicast)データについては、通常はこの方式でスケジューリングされるデータが、1つの層におけるただ1つのアンテナポートで送信され得る。従って、RRCパラメータがUEについて構成される、例えば、当該RRCパラメータが、ダウンリンクDMRS構成タイプ(例えば、DL−DMRS−config−type)、ダウンリンクDMRS最大長さ(例えば、DL−DMRS−max−len)、アップリンクDMRS構成タイプ(例えば、UL−DMRS−config−type)および/またはアップリンクDMRS最大長さ(例えば、UL−DMRS−max−len)であり得る場合、UEは、前述の構成されたRRCパラメータのうちの少なくとも1つに基づいて、復調基準信号REオーバヘッド値を決定し得る。任意選択的に、より単純かつより均一なシステムの設計および実装を考慮して、同じDCIフォーマットでスケジューリングされるデータ送信には、同じDMRS REオーバヘッドが用いられ得る。例えば、同じDCIフォーマットは、DCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり得る。可能な方式において、DCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0でスケジューリングされるデータ送信では、各物理リソースブロック(physical resource block、PRB)上の復調基準信号のREオーバヘッド値は、固定値、例えば、4または6に設定される。
本願の本実施形態における方法において、任意選択的に、第1の情報は、復調基準信号REオーバヘッドと一対一の対応関係にあり得る。このように、基地局110およびUE120は、第1の情報を取得することのみにより、第1の情報と復調基準信号REオーバヘッド値との間の対応関係に基づいて、復調基準信号REオーバヘッド値を取得し得る。
以下では、第1の情報と復調基準信号REオーバヘッド値との間の対応関係をどのように予め定義するか、言い換えれば、第1の情報のタイプに対応する復調基準信号により占有されるREの具体的な数量をどのように予め定義するかを説明する。第1の情報と復調基準信号REオーバヘッド値との間の対応関係は、以下の方式のうちの少なくとも1つを含み得る。
可能な設計方式において、第1の情報は、DCIフォーマット(format)を含む。言い換えれば、基地局および/またはUEは、DCIフォーマットに基づいて、復調基準信号により占有されるREの、DCIフォーマットに対応する数量を取得し得る。DCIフォーマットと復調基準信号により占有されるREの数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、1または複数のDCIフォーマットとDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係が、予め定義され得る。DCIとDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、基地局上で予め構成され得て、UE上でも予め構成され得るか、または、シグナリングが基地局から受信された後に、シグナリングに基づいて構成され得る。
任意選択的に、ダウンリンク制御情報フォーマットは、ダウンリンク制御情報の異なる機能を区別するために用いられ得るか、またはダウンリンク制御情報のコンテンツおよび/またはビット数量を区別するために用いられ得る。
任意選択的に、ダウンリンク制御情報の異なる機能は、アップリンクデータをスケジューリングするために用いられる制御情報またはダウンリンクデータをスケジューリングするために用いられる制御情報、フォールバックモードにおける制御情報または通常モードにおける制御情報、短縮制御情報または通常制御情報、単一コードワードスケジューリングのために用いられる制御情報またはマルチコードワードスケジューリングのために用いられる制御情報および/または開ループデータスケジューリングのために用いられる制御情報または閉ループデータスケジューリングのために用いられる制御情報等を示し得る。
例えば、フォーマット1_0は、ダウンリンクデータをスケジューリングするために用いられる制御情報のフォーマットであり得て、フォーマット0_0は、アップリンクデータをスケジューリングするために用いられる制御情報のフォーマットであり得る。
例えば、フォーマット1_0は、ダウンリンクデータをフォールバックモードでスケジューリングするために用いられる制御情報のフォーマット、ダウンリンクデータを短縮モードでスケジューリングするために用いられる制御情報のフォーマット、および/またはダウンリンクデータをスケジューリングするために用いられる、比較的少ない数量のビットを占有する制御情報のフォーマットであり、フォーマット1_1は、ダウンリンクデータを通常モードでスケジューリングするために用いられる制御情報のフォーマット、および/またはダウンリンクデータをスケジューリングするために用いられる、比較的多い数量のビットを占有する制御情報のフォーマットである。
例えば、フォーマット0_0は、アップリンクデータをフォールバックモードでスケジューリングするために用いられる制御情報のフォーマット、アップリンクデータを短縮モードでスケジューリングするために用いられる制御情報のフォーマット、および/またはアップリンクデータをスケジューリングするために用いられる、比較的少ない数量のビットを占有する制御情報のフォーマットであり、フォーマット0_1は、アップリンクデータを通常モードでスケジューリングするために用いられる制御情報のフォーマット、および/またはアップリンクデータをスケジューリングするために用いられる、比較的多い数量のビットを占有する制御情報のフォーマットである。
例えば、DCIフォーマットがフォールバック(fallback)DCIフォーマット(format)である場合、DMRS REオーバヘッド値はXであり、Xは整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DCIフォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0である場合、DMRS REオーバヘッドはXであることが、予め定義され得る。任意選択的に、Xの値は、4、6、8、12、16、24等のいずれか1つであり得る。
任意選択的に、アップリンクデータ送信をスケジューリングするために用いられるDCIのフォーマットについて予め定義されるDMRS REオーバヘッドは、ダウンリンクデータ送信をスケジューリングするために用いられるDCIのフォーマットについて予め定義されるDMRS REオーバヘッドと同じであり得る。
例えば、DCIフォーマットがDCIフォーマット1_0である場合、DMRS REオーバヘッド値は4であり、または、DCIフォーマットがDCIフォーマット0_0である場合、DMRS REオーバヘッド値は4であることが、予め定義され得る。
例えば、DCIフォーマットがDCIフォーマット1_0である場合、DMRS REオーバヘッド値は6であり、または、DCIフォーマットがDCIフォーマット0_0である場合、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、アップリンクデータ送信をスケジューリングするために用いられるDCIのフォーマットについて予め定義されるDMRS REオーバヘッドは、ダウンリンクデータ送信をスケジューリングするために用いられるDCIのフォーマットについて予め定義されるDMRS REオーバヘッドとは異なり得る。例えば、DCIフォーマットがダウンリンクデータ送信をスケジューリングするために用いられるDCIのフォーマットである場合、DMRS REオーバヘッド値はX1であり、または、DCIフォーマットがアップリンクデータ送信をスケジューリングするために用いられるDCIのフォーマットである場合、DMRS REオーバヘッド値はX2であり、X1およびX2の両方は整数であることが、予め定義され得る。X1および/またはX2の値は、4、6、8、12、16、24等のいずれか1つであり得る。
例えば、DCIフォーマットがDCIフォーマット1_0である場合、DMRS REオーバヘッド値は4であり、または、DCIフォーマットがDCIフォーマット0_0である場合、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義され得る。任意選択的に、複数のDMRS REオーバヘッドが、代替的に、同じDCIフォーマットについて予め定義され得る。この場合、基地局110は、シグナリングを介して、複数の値のうちのどれがTBSの計算に用いられるべきかをUE120に通知し得る。
例えば、同じDCIフォーマットについて予め定義されるDMRS REオーバヘッド値は、4、6、8、12等を含む。基地局110は、上位層シグナリングまたは物理層シグナリングを介して、DMRS REオーバヘッド値6がTBSの計算に用いられることをUE120に通知する。
任意選択的に、1つのダウンリンク制御情報フォーマットとDMRS REオーバヘッドとの間の複数の対応関係が、予め定義され得る。基地局は、シグナリングを介して、どの対応関係がTBSの計算に用いられるべきかをUEに通知し得る。
例えば、フォーマット0_0とDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係x1:フォーマット0_0がDMRS REオーバヘッド値4に対応する、
対応関係x2:フォーマット0_0がDMRS REオーバヘッド値6に対応する、
対応関係x3:フォーマット0_0がDMRS REオーバヘッド値8に対応する、および、
対応関係x4:フォーマット0_0がDMRS REオーバヘッド値12に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、フォーマット0_0とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係x1を表し、「01」は対応関係x2を表し、「10」は対応関係x3を表し、「11」は対応関係x4を表す。
例えば、フォーマット1_0とDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係x1':フォーマット1_0がDMRS REオーバヘッド値4に対応する、
対応関係x2':フォーマット1_0がDMRS REオーバヘッド値6に対応する、
対応関係x3':フォーマット1_0がDMRS REオーバヘッド値8に対応する、および、
対応関係x4':フォーマット1_0がDMRS REオーバヘッド値8に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、フォーマット1_0とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちの1つがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得ることをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係x1'を表し、「01」は対応関係x2'を表し、「10」は対応関係x3'を表し、「11」は対応関係x4'を表す。
可能な設計方式において、第1の情報は、復調基準信号の構成タイプ(configuration type)を含む。具体的には、基地局およびUEは、復調基準信号の構成タイプに基づいて、復調基準信号の構成タイプに対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得し得る。復調基準信号の構成タイプと復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、復調基準信号の構成タイプは、復調基準信号のパターンタイプおよび/または復調基準信号のタイプを示すために用いられる。
任意選択的に、当該パターンタイプは、シングルキャリアパターンパターンもしくはマルチキャリアパターンであり得るか、または櫛状パターンもしくはREパターンであり得る。例えば、タイプ1は、櫛状パターンまたはシングルキャリアパターンに対応し、タイプ2は、マルチキャリアパターンに対応する。
任意選択的に、復調基準信号のタイプは、シングルキャリア復調基準信号またはマルチキャリア復調基準信号であり得る。例えば、タイプ1は、シングルキャリア復調基準信号に対応し、タイプ2は、マルチキャリア復調基準信号に対応する。
例えば、DMRS構成タイプとDMRS REオーバヘッドとの間の1または複数の対応関係が、予め定義され得る。
例えば、基地局110は、上位層シグナリングにおいて、パラメータ「DMRS−config−type」を用いて、DMRS構成タイプをUE120に通知し得る。
DL−DMRS−config−typeまたはUL−DMRS−config−typeは、DMRS構成タイプ1およびDMRS構成タイプ2を含む、DMRSのタイプを示すために用いられ得る、言い換えれば、DMRSパターンについての情報を示すために実際に用いられ得る。
任意選択的に、DMRS構成タイプ1に対応するパターンが図2に示されており、DMRS構成タイプ2に対応するパターンが図3に示され得る。図2および図3において、斜線があるグリッドは、DMRSにより占有されるREを表す。
図2では、1個のRBが12個のサブキャリアおよび7個のシンボルを含み、DMRSが、3番目のシンボルにおける1番目、3番目、5番目、7番目、9番目および11番目のREを占有する。
図3では、1個のRBが12個のサブキャリアおよび7個のシンボルを含み、DMRSが、3番目のシンボルにおける1番目、2番目、7番目および8番目のREを占有する。
任意選択的に、DMRS構成タイプは、アップリンクDMRS構成タイプおよびダウンリンクDMRS構成タイプに分類され得る。アップリンクDMRS構成タイプおよびダウンリンクDMRS構成タイプはそれぞれ、パラメータ「UL−DMRS−config−type」およびパラメータ「DL−DMRS−config−type」を用いて示され得るか、もしくは同じパラメータを用いて示され得るか、または、DMRSの構成タイプは、予め定義された方式または別の方式で決定され得る。このことは、本願において限定されない。
アップリンクDMRS構成タイプがパラメータ「UL−DMRS−config−type」を用いて示され、ダウンリンクDMRS構成タイプがパラメータ「DL−DMRS−config−type」を用いて示される例が、以下で説明のために用いられる。
例えば、UL−DMRS−config−type=1またはDL−DMRS−config−type=1である場合、DMRS REオーバヘッド値はY1であり、または、UL−DMRS−config−type=2またはDL−DMRS−config−type=2である場合、DMRS REオーバヘッド値はY2であり、Y1およびY2は整数であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、Y1および/またはY2は、4,6、8、12、16、24等のうちの任意の値であり得る。
任意選択的に基地局110および/またはUE120により送信されるDMRSは、単一アンテナポート(port)上でのみ送信され得る。この場合、DMRS構成タイプ1では、1個のアンテナポートが6個のREに対応し得て、DMRS構成タイプ2では、1個のアンテナポートが4個のREに対応し得る。従って、UL−DMRS−config−type=1またはDL−DMRS−config−type=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は6であり、または、UL−DMRS−config−type=2またはDL−DMRS−config−type=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は4であることが、予め定義され得る。
構成パラメータUL−DMRS−config−typeが1であるか、または構成パラメータDL−DMRS−config−typeが1である場合、DMRS構成タイプはDMRS構成タイプ1(DMRS configuration type 1)であり、または、構成パラメータUL−DMRS−config−typeが2であるか、または構成パラメータDL−DMRS−config−typeが2である場合、DMRS構成タイプは、DMRS構成タイプ2(DMRS configuration type 2)である。
アンテナポートは、論理アンテナであり、1個のアンテナポートが、1つの層におけるデータ送信に対応し得る。
任意選択的に、1個のアンテナポートが、1または複数の物理アンテナに対応し得る。
任意選択的に、アンテナポートは、アンテナポートでシンボルが伝達されるチャネルは、アンテナポートにおける別のシンボルが伝達されるチャネルを用いて推測され得る、と定義される。例えば、同じアンテナポートにおける異なるシンボルが伝達されるチャネルは、同じであり得るか、線形関係を有し得るか、または、異なるアルゴリズムを用いて取得され得る。具体的な推測方式は、本願において限定されない。
1個のアンテナポートが6個のREに対応することは、1個のアンテナポートの復調基準信号が6個のREを占有すること、または、1個のアンテナポートの復調基準信号が6個のRE上で送信されることであり得る。
任意選択的に、Y1および/またはY2は、複数の値を有し得る。Y1および/またはY2が複数の値を有する場合、基地局110は、シグナリングを介して、複数の値のうちのどれがDMRS REオーバヘッドであるかをUE120に通知し得る。
例えば、Y1は6、12、18、24等のうちの少なくとも1つであり得ることが、予め定義される。この場合、基地局110は、シグナリングを介して、具体的に、6、12、18および24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
例えば、Y2は4、8、12、16、20、24等のうちの少なくとも1つであり得ることが、予め定義される。この場合、基地局110は、シグナリングを介して、具体的に、4、8、12、16、20または24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
任意選択的に、1つのDMRS構成タイプとDMRS REオーバヘッドとの間の複数の対応関係が、予め定義され得る。基地局は、シグナリングを介して、どの対応関係がTBSの計算に用いられるべきかをUEに通知し得る。
例えば、DMRS構成タイプ1とDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係y1:DMRS構成タイプ1がDMRS REオーバヘッド値6に対応する、
対応関係y2:DMRS構成タイプ1がDMRS REオーバヘッド値12に対応する、
対応関係y3:DMRS構成タイプ1がDMRS REオーバヘッド値18に対応する、および、
対応関係y4:DMRS構成タイプ1がDMRS REオーバヘッド値24に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、DMRS構成タイプ1とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係y1を表し、「01」は対応関係y2を表し、「10」は対応関係y3を表し、「11」は対応関係y4を表す。
例えば、DMRS構成タイプ2とDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係y1':DMRS構成タイプ2がDMRS REオーバヘッド値4に対応する、
対応関係y2':DMRS構成タイプ2がDMRS REオーバヘッド値8に対応する、
対応関係y3':DMRS構成タイプ2がDMRS REオーバヘッド値12に対応する、および、
対応関係y4':DMRS構成タイプ2がDMRS REオーバヘッド値16に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、DMRS構成タイプ2とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係y1'を表し、「01」は対応関係y2'を表し、「10」は対応関係y3'を表し、「11」は対応関係y4'を表す。
任意選択的に、異なるUEのDMRSは、符号分割ベース(すなわち、直交シーケンス)であり得るか、または時間−周波数分割ベースであり得る(言い換えれば、異なるUEのDMRSにより占有されるREの位置は異なる)。異なるUEのDMRSが時間−周波数分割ベースである場合、UEのDMRS間の干渉を低減するために、データ信号は、UEのDMRSにより占有されるREのいずれにもマッピングされない。言い換えれば、UEのDMRSにより占有されるREは全て、データマッピングが実行される場合にバイパスされる必要がある。この場合、予め定義されたDMRS REオーバヘッド値は、全てのUEのRE DMRSオーバヘッド値の和であるべきである。
例えば、基地局110は、アンテナポート1000でDMRSをUE1へ送信し、アンテナポート1001でDMRSをUE2へ送信し、アンテナポート1002でDMRSをUE3へ送信し、アンテナポート1003でDMRSをUE4へ送信する。UE1およびUE2のDMRSは符号分割ベースであり、UE3およびUE4のDMRSは符号分割ベースである。UE1およびUE3のDMRSは時間−周波数分割ベースであり、UE2およびUE4のDMRSは時間−周波数分割ベースである。UEのDMRS間の相互干渉を回避するために、アンテナポート1000、1001、1002および1003の合計DMRS REオーバヘッドは、UEのデータに対してリソースマッピングが実行される場合にバイパスされる必要がある。
例えば、UL−DMRS−config−type=1またはDL−DMRS−config−type=1である場合、(DMRS構成タイプ1では、1個のアンテナポートが6個のREに対応し得るので)DMRS REオーバヘッド値は12であり、または、UL−DMRS−config−type=2またはDL−DMRS−config−type=2である場合、(DMRS構成タイプ2では、1個のアンテナポートが4個のREに対応し得るので)DMRS REオーバヘッド値は8であることが、予め定義され得る。
可能な設計方式において、第1の情報は、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とを含む。具体的には、復調基準信号の構成タイプに対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量と、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とは、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とに基づいて取得され得る。復調基準信号の構成タイプがある復調基準信号により占有されるリソース要素の数量と、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とには、対応関係が存在する。
任意選択的に、復調基準信号により占有されるシンボルの数量は、DMRSにより占有されるシンボルの数、DMRSが位置するリソースのシンボルの数量、またはDMRSが位置するリソースのシンボルの数であり得る。例えば、DMRSは、1個のシンボルを占有し得るか、または2個のシンボルを占有し得る。
任意選択的に、第1の情報は、DMRS構成タイプと、DMRSにより占有されるシンボルの数量とを含み得る。例えば、DMRS REオーバヘッド値と、パラメータDMRS−config−typeおよびDMRS−max−lenとの間の対応関係が、予め定義され得る。
DL−DMRS−max−lenまたはUL−DMRS−max−lenは、DMRSにより占有されるOFDMシンボルの最大数、例えば、1または2を示すために用いられ得る。任意選択的に、DL−DMRS−max−lenまたはUL−DMRS−max−lenは、フロントローディングDMRSまたは基本DMRSにより占有されるシンボルの数のみを示すために用いられ得る。
例えば、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=1であるか、または、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値はZ1であり、Z1は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=2であるか、または、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値はZ2であり、Z2は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、UL−DMRS−config−type=2、かつ、UL−DMRS−max−len=1であるか、または、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値はZ3であり、Z3は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、UL−DMRS−config−type=2、かつ、UL−DMRS−max−len=2であるか、または、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値はZ4であり、Z4は整数であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、Z1、Z2、Z3およびZ4の値は、同じであり得るか、または異なり得る。このことは、具体的には限定されない。Z1、Z2、Z3およびZ4のいずれか1つの値は、4、6、8、12、16、18、24等であり得る。
任意選択的に、UL−DMRS−config−type、DL−DMRS−config−type、UL−DMRS−max−lenおよび/またはDL−DMRS−max−lenは、基地局110により上位層シグナリングを介してUE120へ通知され得るか、またはUE120上で予め構成され得る。このことは、本明細書において限定されない。
任意選択的に、フォールバックモードでは、または、DCIフォーマット0_0および/またはDCIフォーマット1_0では、アップリンクDMRSおよび/またはダウンリンクDMRSは、単一のアンテナポートでのみ送信され得る。この場合において、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1であるとき、1個のアンテナポートが6個のREに対応し得ると共に、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=1であるとき、または、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=1であるとき、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義され得る。
この場合において、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2であるとき、1個のアンテナポートが12個のREに対応し得ると共に、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=2である場合、または、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は12であることが、予め定義され得る。
この場合において、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1であるとき、1個のアンテナポートが4個のREに対応し得ると共に、UL−DMRS−config−type=2、かつ、UL−DMRS−max−len=1である場合、または、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は4であることが、予め定義され得る。
この場合において、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2であるとき、1個のアンテナポートが8個のREに対応し得ると共に、UL−DMRS−config−type=2、かつ、UL−DMRS−max−len=2である場合、または、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は8であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、異なるUEのDMRSは、符号分割ベース(すなわち、直交シーケンス)であり得るか、または時間−周波数分割ベースであり得る(言い換えれば、異なるUEのDMRSにより占有されるREの位置は異なる)。異なるUEのDMRSに対して時間−周波数分割が実行される場合、UEのDMRS間の相互干渉を低減するために、データ信号は、UEのDMRSにより占有されるREのいずれにもマッピングされない。言い換えれば、UEのDMRSにより占有されるREは全て、データマッピングが実行される場合にバイパスされる必要がある。この場合、予め定義されたDMRS REオーバヘッド値は、全てのUEのDMRS REオーバヘッド値の和であるべきである。
例えば、基地局110は、アンテナポート1000でDMRSをUE1へ送信し、アンテナポート1001でDMRSをUE2へ送信し、アンテナポート1002でDMRSをUE3へ送信し、アンテナポート1003でDMRSをUE4へ送信する。UE1およびUE2のDMRSは符号分割ベースであり、UE3およびUE4のDMRSは符号分割ベースである。UE1およびUE3のDMRSは時間−周波数分割ベースであり、UE2およびUE4のDMRSは時間−周波数分割ベースである。UEのDMRS間の相互干渉を回避するために、アンテナポート1000、1001、1002および1003におけるDMRSにより占有される全てのREは、UEのデータに対してリソースマッピングが実行される場合にバイパスされる必要がある。
例えば、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合、1個のポートが6個のREに対応し得ると共に、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=1である場合、または、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は12ことが、予め定義され得る。
例えば、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合、1個のポートが12個のREに対応し得ると共に、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=2である場合、または、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は24であることが、予め定義され得る。
例えば、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合、1個のポートが4個のREに対応し得ると共に、UL−DMRS−config−type=2、かつ、UL−DMRS−max−len=1である場合、または、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は8であることが、予め定義され得る。
例えば、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合、1個のポートが8個のREに対応し得ると共に、UL−DMRS−config−type=12、かつ、UL−DMRS−max−len=2である場合、または、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は16であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、Z1、Z2、Z3およびZ4のうちの少なくとも1つが複数の値を有し得る。Z1、Z2、Z3およびZ4のうちの1つが複数の値を有する場合、基地局110は、シグナリングを介して、特定のDMRS REオーバヘッド値をUE120に通知し得る。
例えば、Z1および/またはZ2の複数の値/1つの値が6、12、18および24から選択され得る場合、基地局110は、シグナリングを介して、具体的に、6、12、18および24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
例えば、Z3および/またはZ4の複数の値/1つの値が4、8、12、16、20および24から選択され得る場合、基地局110は、シグナリングを介して、具体的に、4、8、12、16、20または24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
任意選択的に、1個の復調基準信号構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの1つの数量と、DMRS REオーバヘッドとの間の複数の対応関係が、予め定義され得る。基地局は、シグナリングを介して、どの対応関係がTBSの計算に用いられるべきかをUEに通知し得る。
例えば、復調基準信号構成タイプ1および復調基準信号1により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係z1:DMRS構成タイプ1およびDMRS1により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値6に対応する、
対応関係z2:DMRS構成タイプ1およびDMRS1により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値12に対応する、
対応関係z3:DMRS構成タイプ1およびDMRS1により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値18に対応する、および、
対応関係z4:DMRS構成タイプ1およびDMRS1により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値24に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、DMRS構成タイプ1およびDMRS1により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRSの数量の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係z1を表し、「01」は対応関係z2を表し、「10」は対応関係z3を表し、「11」は対応関係z4を表す。
例えば、復調基準信号構成タイプ1および復調基準信号2により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係z1':DMRS構成タイプ1およびDMRS2により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値12に対応する、
対応関係z2':DMRS構成タイプ1およびDMRS2により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値18に対応する、
対応関係z3':DMRS構成タイプ1およびDMRS2により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値24に対応する、および、
対応関係z4':DMRS構成タイプ1およびDMRS2により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値36に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、DMRS構成タイプ1およびDMRS2により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRSのREの数量の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係z1'を表し、「01」は対応関係z2'を表し、「10」は対応関係z3'を表し、「11」は対応関係z4'を表す。
例えば、復調基準信号構成タイプ2および復調基準信号1により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係z1'':DMRS構成タイプ2およびDMRS1により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値4に対応する、
対応関係z2'':DMRS構成タイプ2およびDMRS1により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値8に対応する、
対応関係z3'':DMRS構成タイプ2およびDMRS1により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値12に対応する、および、
対応関係z4'':DMRS構成タイプ2およびDMRS1により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値16に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、DMRS構成タイプ2およびDMRS1により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係z1''を表し、「01」は対応関係z2''を表し、「10」は対応関係z3''を表し、「11」は対応関係z4''を表す。
例えば、復調基準信号構成タイプ2および復調基準信号2により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係z1''':DMRS構成タイプ2およびDMRS2により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値8に対応する、
対応関係z2''':DMRS構成タイプ2およびDMRS2により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値16に対応する、
対応関係z3''':DMRS構成タイプ2およびDMRS2により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値24に対応する、および、
対応関係z4''':DMRS構成タイプ2およびDMRS2により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値32に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、DMRS構成タイプ2およびDMRS2により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係z1'''を表し、「01」は対応関係z2'''を表し、「10」は対応関係z3'''を表し、「11」は対応関係z4'''を表す。
可能な設計方式において、第1の情報は、波形を含み得る。具体的には、波形に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量は、波形に基づいて取得され得る。波形と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、波形とDMRS REオーバヘッドとの間の対応関係が、予め定義され得る。
任意選択的に、波形は、チャネル波形であり得るか、または信号波形であり得る。例えば、チャネル波形は、物理アップリンクデータチャネルの波形、物理アップリンク制御チャネルの波形、物理ダウンリンクデータチャネルの波形または物理ダウンリンク制御チャネルの波形であり得る。例えば、信号波形は、復調基準信号の波形など、基準信号の波形であり得る。
任意選択的に、波形は、シングルキャリア波形およびマルチキャリア波形に分類され得る。任意選択的に、波形は、変換プリコーディング(transform precoding)が有効化されているかどうか等を示すために用いられ得る。
例えば、波形がシングルキャリア波形である場合、すなわち、変換プリコーディングが有効化されている(transform precoding is enabled)場合、DMRS REオーバヘッド値はW1であり、W1は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がシングルキャリアであり、当該シングルキャリアの場合において構成タイプ1のDMRSのみがサポートされるとき、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリアである場合、すなわち、変換プリコーディングが有効化されていない(transform precoding is not enabled)場合、DMRS REオーバヘッド値はW2であり、W2は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリアであり、当該マルチキャリアの場合において構成タイプ2のDMRSがサポートされ得るとき、DMRS REオーバヘッド値は4であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリアであり、当該マルチキャリアの場合において構成タイプ1のDMRSがサポートされ得るとき、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、W1および/またはW2の値は、4、6、8、12、16、24等のいずれか1つであり得る。
任意選択的に、W1および/またはW2は、複数の値を有し得る。W1および/またはW2が複数の値を有する場合、基地局110は、シグナリングを介して、複数の値のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
例えば、W1は6、12、18、24等のうちの少なくとも1つであり得ることが、予め定義される。この場合、基地局110は、シグナリングを介して、具体的に、6、12、18および24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
例えば、W2は4、8、12、16、20、24等のうちの少なくとも1つであり得ることが、予め定義される。この場合、基地局110は、シグナリングを介して、具体的に、4、8、12、16、20または24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
任意選択的に、1つの波形とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係が、予め定義され得る。基地局は、シグナリングを介して、どの対応関係がTBSの計算に用いられるべきかをUEに通知し得る。
例えば、波形とDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係w1:変換プリコーディングが有効化されていない場合が、DMRS REオーバヘッド値4に対応する、
対応関係w2:変換プリコーディングが有効化されていない場合が、DMRS REオーバヘッド値8に対応する、
対応関係w3:変換プリコーディングが有効化されている場合が、DMRS REオーバヘッド値6に対応する、
対応関係w4:変換プリコーディングが有効化されている場合が、DMRS REオーバヘッド値12に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、波形とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係w1を表し、「01」は対応関係w2を表し、「10」は対応関係w3を表し、「11」は対応関係w4を表す。
可能な実装において、第1の情報は、波形と、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とを含み得る。具体的には、波形と、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とに対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量は、波形と、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とに基づいて取得され得る。波形および復調基準信号により占有されるシンボルの数量と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、波形およびDMRSにより占有されるシンボルの数量とDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、予め定義され得る。
例えば、波形がシングルキャリア波形であり、アップリンクDMRS(UL−DMRS−max−len)により占有されるシンボルの数量が1である場合、DMRS REオーバヘッド値はW3であり、W3は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がシングルキャリア波形であり、UL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がシングルキャリア波形であり、UL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値はW4であり、W4は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がシングルキャリア波形であり、UL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は12であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、ダウンリンクDMRS(DL−DMRS−max−len)により占有されるシンボルの数量が1である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値はW5であり、W5は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−max−len=1である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は4であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−max−len=2である場合、または、波形がマルチキャリア波形であるか、または、UL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値はW6であり、W6は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−max−len=2である場合、または、波形がマルチキャリア波形であるか、またはUL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は8であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、W3またはW4の値は、4、6、8、12、16、24等のいずれか1つであり得る。
任意選択的に、W3および/またはW4は、複数の値を有し得る。W3および/またはW4が複数の値を有する場合、基地局110は、シグナリングを介して、複数の値のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
例えば、W3は6、12、18、24等のうちの少なくとも1つであり得ることが、予め定義される。この場合、基地局110は、シグナリングを介して、具体的に、6、12、18および24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
例えば、W4は4、8、12、16、20、24等のうちの少なくとも1つであり得ることが、予め定義される。この場合、基地局110は、シグナリングを介して、具体的に、4、8、12、16、20または24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
任意選択的に、1つの波形およびDMRSにより占有されるシンボルの1つの数量と複数のDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係が、予め定義され得る。基地局は、シグナリングを介して、どの対応関係がTBSの計算に用いられるべきかをUEに通知し得る。
例えば、変換プリコーディングが有効化されていない波形およびDMRS1により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係w1':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合が、DMRS REオーバヘッド値4に対応する、
対応関係w2':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合が、DMRS REオーバヘッド値8に対応する、
対応関係w3:変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合が、DMRS REオーバヘッド値12に対応する、および、
対応関係w4':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合が、DMRS REオーバヘッド値16に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、波形とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係w1'を表し、「01」は対応関係w2'を表し、「10」は対応関係w3'を表し、「11」は対応関係w4'を表す。
例えば、変換プリコーディングが有効化されていない波形およびDMRS2により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係w1'':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合が、DMRS REオーバヘッド値8に対応する、
対応関係w2'':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合が、DMRS REオーバヘッド値16に対応する、
対応関係w3'':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合が、DMRS REオーバヘッド値24に対応する、および、
対応関係w4'':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合が、DMRS REオーバヘッド値36に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、波形とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係w1''を表し、「01」は対応関係w2''を表し、「10」は対応関係w3''を表し、「11」は対応関係w4''を表す。
例えば、変換プリコーディングが有効化されていない波形およびDMRS1により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係w1''':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合が、DMRS REオーバヘッド値6に対応する、
対応関係w2''':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合が、DMRS REオーバヘッド値12に対応する、
対応関係w3''':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合が、DMRS REオーバヘッド値18に対応する、および、
対応関係w4''':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合が、DMRS REオーバヘッド値24に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、波形とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係w1'''を表し、「01」は対応関係w2'''を表し、「10」は対応関係w3'''を表し、「11」は対応関係w4'''を表す。
例えば、変換プリコーディングが有効化されていない波形およびDMRS2により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係w1'''':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合が、DMRS REオーバヘッド値12に対応する、
対応関係w2'''':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合が、DMRS REオーバヘッド値24に対応する、
対応関係w3'''':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合が、DMRS REオーバヘッド値36に対応する、および、
対応関係w4'''':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合が、DMRS REオーバヘッド値48に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、波形とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係w1''''を表し、「01」は対応関係w2''''を表し、「10」は対応関係w3''''を表し、「11」は対応関係w4''''を表す。
可能な設計方式において、第1の情報は、波形と、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とを含み得る。具体的には、復調基準信号REオーバヘッドは、波形と、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とに基づいて取得され得る。復調基準信号REオーバヘッド値と、波形と、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、第1の情報は、波形と、DMRSの構成タイプと、DMRSにより占有されるシンボルの数量とを含み得て、DMRS REオーバヘッド値と、波形と、DMRSの構成タイプと、DMRSにより占有されるシンボルの数量との間の対応関係は、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値はW7であり、W7は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値はW8であり、W8は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は12であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=2、かつ、UL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値はW9であり、W9は整数であることが、予め定義され得る。この場合、W9の例は4である。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=2、かつ、UL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値はW10であり、W10は整数であることが、予め定義され得る。W10の例は8である。
任意選択的に、W1からW10のいずれか1つの値は、4、6、8、12、16、18、24、36、48等であり得る。W1からW10のうちの任意の2つの値は、同じであり得るか、または異なり得る。このことは、限定されない。
任意選択的に、異なるUEのDMRSは、符号分割ベース(すなわち、直交シーケンス)であり得るか、または時間−周波数分割ベースであり得る(言い換えれば、異なるUEのDMRSにより占有されるREの位置は異なる)。異なるUEのDMRSに対して時間−周波数分割が実行される場合、UEのDMRS間の相互干渉を低減するために、データ信号は、UEのDMRSにより占有されるREのいずれにもマッピングされない。言い換えれば、UEのDMRSにより占有されるREは全て、データマッピングが実行される場合にバイパスされる必要がある。この場合、予め定義されたDMRS REオーバヘッド値は、全てのUEのDMRS REオーバヘッド値の和であるべきである。
例えば、基地局110は、アンテナポート1000でDMRSをUE1へ送信し、アンテナポート1001でDMRSをUE2へ送信し、アンテナポート1002でDMRSをUE3へ送信し、アンテナポート1003でDMRSをUE4へ送信する。UE1およびUE2のDMRSは符号分割ベースであり、UE3およびUE4のDMRSは符号分割ベースである。UE1およびUE3のDMRSは時間−周波数分割ベースであり、UE2およびUE4のDMRSは時間−周波数分割ベースである。UEのDMRS間の相互干渉を回避するために、アンテナポート1000、1001、1002および1003におけるDMRSにより占有される全てのREは、UEのデータに対してリソースマッピングが実行される場合にバイパスされる必要がある。
例えば、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1である場合、1個のポートが6個のREに対応し得ると共に、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=1である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は12であることが、予め定義され得る。
例えば、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1である場合、1個のポートが12個のREに対応し得ると共に、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=2である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は24であることが、予め定義され得る。
例えば、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2である場合、1個のポートが4個のREに対応し得ると共に、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=2、かつ、UL−DMRS−max−len=1である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は8であることが、予め定義され得る。
例えば、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2である場合、1個のポートが8のREに対応し得ると共に、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=2かつ、UL−DMRS−max−len=2ある場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=2かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は16であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、W1からW10のいずれか1つは複数の値を有することが、予め定義され得る。W1からW10のいずれか1つが複数の値を有し、基地局は、シグナリングを介して、特定のDMRS REオーバヘッド値をUEに通知し得ることが、予め定義される場合。
例えば、W1からW8のうちの少なくとも1つが6、12、18、24等であり得、基地局は、シグナリングを介して、具体的に、6、12、18または24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUEに通知し得ることが、予め定義される場合。
例えば、W2、W4、W5、W9またはW10のいずれか1つが4、8、12、16、20、24等であり得、基地局は、シグナリングを介して、具体的に、4、8、12、16、20、24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUEに通知し得ることが、予め定義される場合。
可能な設計方式において、第1の情報は、データチャネルのタイプおよび/またはダウンリンク制御情報の無線ネットワーク一時識別子(radio network temporary identifier、RNTI)スクランブル方式を含み得る。具体的には、復調基準信号REオーバヘッド値は、データチャネルのタイプおよび/またはダウンリンク制御情報のRNTIスクランブル方式に基づいて取得され得る。データチャネルのタイプおよび/またはダウンリンク制御情報のRNTIスクランブル方式と復調基準信号REオーバヘッド値との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、データチャネルのタイプおよび/またはDCIのRNTIスクランブル方式とDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、予め定義され得る。
基地局とUEとの間には、複数のタイプのデータチャネルが存在し得る。
任意選択的に、データチャネルのタイプは、アップリンクデータ送信およびダウンリンクデータ送信のうちの少なくとも1つを含み得る。
任意選択的に、データチャネルのタイプは、システム情報、ブロードキャスト情報、ユニキャスト情報およびマルチキャスト情報のうちの少なくとも1つを含む。
例えば、いくつかの物理データ共有チャネル(physical downlink sharing channels、PDSCH)が、UEのユニキャストデータを送信するために用いられ、いくつかのPDSCHが、システム情報、ブロードキャスト情報またはマルチキャスト情報を送信するために用いられ、いくつかのPDSCHが、ページング(paging、P)情報を送信するために用いられ、いくつかのPDSCHが、ランダムアクセス応答(random access response、RAR)を送信するために用いられ得る。ユニキャストデータは、UE固有の(specific)データであり、マルチキャスト情報またはブロードキャスト情報は、複数のUEにより同時に受信され得るデータである。
例えば、いくつかのアップリンクデータ共有チャネル(physical uplink sharing channel、PUSCH)が、UEのユニキャストデータを送信するために用いられ、いくつかのPUSCHが、ランダムアクセスメッセージ3を送信するために用いられる。
例えば、通信手順は、ユーザ機器が、まず、ダウンリンク同期を実行し、ダウンリンク同期信号を受信し、RRC接続モードに入り、次に、RRCシグナリングおよび物理層シグナリングを受信し、ダウンリンクデータ送信を実行する、というものである。加えて、ユーザ機器は、RRC接続モードに入った後に、アップリンクランダムアクセスを実行し得る。基地局は、ランダムアクセス応答を送信し、ユーザ機器は、アップリンク同期を完了し、アップリンクデータ送信を実行する。
例えば、UEは、PDSCHを受信する前に、DCIを受信する必要がある。DCIの情報ビットは、巡回冗長検査(cyclic redundancy check、CRC)コードを含む。
任意選択的に、CRCは、RNTIに関連し得る。例えば、残余最小システム情報(RMSI)のDCIは、RMSI−RNTIに基づいて生成されるCRCを用いてスクランブルされ得る。ページングのDCIは、P‐RNTIに基づいて生成されるCRCを用いてスクランブルされ得る。RARのDCIは、RA−RNTIに基づいて生成されるCRCを用いてスクランブルされ得る。ユーザレベルデータチャネルのDCIは、セル(cell、C)−RNTIに基づいて生成されるCRCを用いてスクランブルされ得る。
例えば、RMSI、ページング、メッセージ3、RAR等を送信するために用いられるデータチャネル、無線リソース制御(radio reference control、RRC)接続モードに入る前にDCIによりスケジューリングされるデータチャネル、または、RMSI−RNTI、SI−RNRI、P‐RNTIまたはRA−RNTIに基づいてスクランブルされるDCIによりスケジューリングされるデータチャネルについて、DMRS REオーバヘッド値は4、6等であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、RMSI、ページング、メッセージ3、RAR等を送信するために用いられるデータチャネル、無線リソース制御(radio reference control、RRC)接続モードに入る前にDCIによりスケジューリングされるデータチャネル、または、RMSI−RNTI、SI−RNRI、P‐RNTIまたはRA−RNTIに基づいてスクランブルされるDCIによりスケジューリングされるデータチャネルについて、DMRS REオーバヘッド値は、UEに関して予め定義され得るか、または基地局により通知され得る。
任意選択的に、同じDMRS REオーバヘッド値または異なるDMRS REオーバヘッド値が、異なるデータチャネルについて予め定義され得る。
例えば、アップリンクデータスケジューリングでは、DMRS REオーバヘッド値は6であることが予め定義され得て、ダウンリンクデータスケジューリングでは、DMRS REオーバヘッド値は4であることが予め定義され得る。
任意選択的に、RRC接続モードに入った後にスケジューリングされるデータチャネルおよび/またはC−RNTIに基づいてスクランブルされるDCIによりスケジューリングされるデータチャネルについて、UEに関して構成されるDMRS REオーバヘッドが、UEに対して予め定義され得るか、または基地局により通知され得る。
任意選択的に、同じデータチャネルについて複数のDMRS REオーバヘッドが予め定義され得て、次に、基地局は、シグナリングにより、DMRS REオーバヘッドをUEに通知する。
可能な設計方式において、第1の情報は、データブロックにより占有されるシンボルの数量を含む。具体的には、データブロックにより占有されるシンボルの数量に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量は、データブロックにより占有されるシンボルの数量に基づいて取得され得る。データブロックにより占有されるシンボルの数量と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、データブロックにより占有されるシンボルの数量とDMRS REオーバヘッドとの間の対応関係が、予め定義され得る。
例えば、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値は4または6であることが、予め定義され得る。これは、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、追加のDMRSではなく、フロントローディングDMRSのみが、データブロック送信のために用いられる時間単位(例えば、シンボル14個)で送信され得ることが理由である。
例えば、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は8または12であることが、予め定義され得る。これは、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、フロントローディングDMRSのみではなく、追加のDMRSも、データブロック送信に用いられる時間単位(例えば、シンボル14個)で送信され得ることが理由である。
フロントローディングDMRSは、ある時間単位で送信されるDMRSのうち、フロントシンボルを占有するDMRSであり、追加のDMRSは、当該時間単位で送信されるDMRSのうち、リアシンボルを占有するDMRSである。
フロントローディングDMRSは、基本DMRSとも称され得て、データの開始位置または相対フロント位置に配置され得る。追加のDMRSは、追加のDMRSとも称され得る。基本DMRSおよび追加のDMRSは、同じスケジューリングユニットの異なるシンボル位置で保持され得る。同じスケジューリングユニットは、サブフレーム、スロットまたはミニスロットのうちの少なくともいずれか1つを含む。このことは、本願の本実施形態において、具体的には限定されない。
任意選択的に、追加のDMRSは、チャネル推定精度を改善するために用いられ得ると共に、高速移動シナリオに適用可能であることが指定される。異なるシンボルに関するチャネルステータスが変わった場合、追加のDMRSは、チャネル推定精度を改善するために導入される。
図4および図5は、フロントローディングDMRSおよび追加のDMRSの概略図である。図4および図5において、水平線で塗りつぶされたシンボルは、基本DMRSにより占有されるシンボル、すなわち、フロントローディングDMRSにより占有されるシンボルであり、点で塗りつぶされたシンボルは、追加のDMRSにより占有されるシンボルである。
図4において、フロントローディングDMRSはシンボル3(すなわち、4番目のシンボル)上にあり、追加のDMRSはシンボル7(すなわち、8番目のシンボル)上にある。図5において、フロントローディングDMRSは、シンボル2(すなわち、3番目のシンボル)上にあり、追加のDMRSは、シンボル7(すなわち、8番目のシンボル)上にある。
TBSの計算中により正確なTBSを取得するためには、DMRSのオーバヘッドが考慮される場合、基地局により実際に送信されるフロントローディングDMRSおよび追加のDMRSを含むDMRSのREの数量が考慮される必要がある。これは、データがDMRSのREのいずれにもマッピングされないことが理由である。
可能な設計方式において、第1の情報は、データブロックにより占有されるシンボルの位置を含む。具体的には、データブロックにより占有されるシンボルの位置に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量は、データブロックにより占有されるシンボルの位置に基づいて取得され得る。データブロックにより占有されるシンボルの位置と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、データブロックにより占有されるシンボルの位置とDMRS REオーバヘッドとの間の対応関係が、予め定義され得る。
例えば、データブロックにより占有される最後のシンボルが、データブロック送信のために用いられるある時間単位(例えば、シンボル14個)における9番目のシンボルの前である場合、DMRS REオーバヘッド値は4または6であることが、予め定義され得る。これは、データブロックにより占有されるシンボルの数量が、この場合、7未満であることが理由である。言い換えれば、追加のDMRSではなく、フロントローディングDMRSのみが、データブロック送信で用いられる時間単位で送信され得る。
データブロックにより占有される最後のシンボルが、データブロック送信のために用いられるある時間単位における9番目のシンボルの前であることは、データブロックにより占有される最後のシンボルのインデックス(index)が8未満であることと理解され得る。
例えば、データブロックにより占有される最後のシンボルが、データブロック送信のために用いられるある時間単位(例えば、シンボル14個)における9番目のシンボル上、またはその後である場合、DMRS REオーバヘッド値は8または12であることが、予め定義され得る。これは、データブロックにより占有されるシンボルの数量が、この場合、7以上であることが理由である。言い換えれば、フロントローディングDMRSのみではなく、追加のDMRSも、データブロック送信で用いられる時間単位で送信され得る。
データブロックにより占有される最後のシンボルが、データブロック送信のために用いられるある時間単位における9番目のシンボル上、またはその後であることは、データブロックにより占有される最後のシンボルのインデックス(index)が8以上であることと理解され得る。
可能な設計方式において、第1の情報は、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置および/または追加のDMRSの数量(または数)を含み得る。具体的には、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置および/または追加のDMRSの数量(または数)に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置および/または追加のDMRSの数量(または数)に基づいて取得され得る。追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置および/または追加のDMRSの数量(または数)と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、追加のDMRSの数量(または数)および/または追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係が、予め定義され得る。
DL−DMRS−add−posまたはUL−DMRS−add−posは、追加のDMRSの数量を示すために用いられ得るか、または、追加のDMRSの数を示すために用いられ得る、例えば、0、1、2および3のうちの少なくとも1つであり得る。
任意選択的に、フロントローディングDMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合において、追加のDMRSの数量が0であるとき、これは、追加のDMRSにより占有されるシンボルが0個存在することを示し、追加のDMRSの数量が1であるとき、これは、追加のDMRSにより占有されるシンボルが1個存在することを示し、追加のDMRSの数量が2であるとき、これは、追加のDMRSにより占有されるシンボルが2個存在することを示し、または、追加のDMRSの数量が3であるとき、追加のDMRSにより占有されるシンボルが3個存在することを示す。
任意選択的に、フロントローディングDMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合において、追加のDMRSの数量が0であるとき、これは、追加のDMRSにより占有されるシンボルが0個存在することを示し、追加のDMRSの数量が1であるとき、これは、追加のDMRSにより占有されるシンボルが2個存在することを示し、追加のDMRSの数量が2であるとき、これは、追加のDMRSにより占有されるシンボルが4個存在することを示し、または、追加のDMRSの数量が3であるとき、これは、追加のDMRSにより占有されるシンボルが6個存在することを示す。
DL−DMRS−add−posまたはUL−DMRS−add−posは、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置を示すためにも用いられ得る、例えば、0、1、2および3のうちの少なくとも1つであり得る。
任意選択的に、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置は、代替的に、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置は、フロントローディングDMRS位置の数量であり、例えば、0、1、2および3のうちの少なくとも1つであり得る、と理解され得る。
任意選択的に、フロントローディングDMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合において、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置が0箇所であるとき、これは、追加のDMRSがフロントローディングDMRS位置を0箇所占有する、すなわち、追加のDMRSが0個のシンボルを占有することを示し、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置が1箇所であるとき、これは、追加のDMRSがフロントローディングDMRS位置を1箇所占有する、すなわち、追加のDMRSが1個のシンボルを占有することを示し、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置が2箇所であるとき、これは、追加のDMRSがフロントローディングDMRS位置を2箇所占有する、すなわち、追加のDMRSが2個のシンボルを占有することを示し、または、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置が3箇所であるとき、これは、追加のDMRSがフロントローディングDMRS位置を3箇所占有する、すなわち、追加のDMRSが3個のシンボルを占有することを示す。
任意選択的に、フロントローディングDMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合において、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置が0箇所であるとき、これは、追加のDMRSがフロントローディングDMRS位置を0箇所占有する、すなわち、追加のDMRSが0個のシンボルを占有することを示し、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置が1箇所であるとき、これは、追加のDMRSがフロントローディングDMRS位置を1箇所占有する、すなわち、追加のDMRSが2個のシンボルを占有することを示し、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置が2箇所であるとき、これは、追加のDMRSがフロントローディングDMRS位置を2箇所占有すること、すなわち、追加のDMRSが4個のシンボルを占有することを示し、または、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置が3箇所であるとき、これは、追加のDMRSがフロントローディングDMRS位置を3箇所占有する、すなわち、追加のDMRSが6個のシンボルを占有することを示す。
任意選択的に、追加のDMRSは、アップリンク追加DMRSおよびダウンリンク追加DMRSに分類され得る。アップリンク追加DMRSにより占有されるシンボルの位置と、ダウンリンク追加DMRSにより占有されるシンボルの位置とはそれぞれ、パラメータ「UL−DMRS−add−pos」および「パラメータDL−DMRS−add−pos」により表され得る。
任意選択的に、アップリンク追加DMRSにより占有されるシンボルの位置と、ダウンリンク追加DMRSにより占有されるシンボルの位置とは、同じパラメータを用いて示され得る。詳細は、本願において限定されない。
任意選択的に、DL−DMRS−add−pos=0またはUL−DMRS−add−pos=0である場合、DMRS REオーバヘッド値はQ1であり、Q1は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−add−pos=1またはUL−DMRS−add−pos=1である場合、DMRS REオーバヘッド値はQ2であり、Q2は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−add−pos=2またはUL−DMRS−add−pos=2である場合、DMRS REオーバヘッド値はQ3であり、Q3は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−add−pos=3またはUL−DMRS−add−pos=3である場合、DMRS REオーバヘッド値はQ4であり、Q4は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−add−pos=0またはUL−DMRS−add−pos=0である場合、DMRS REオーバヘッド値は4または6であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−add−pos=1またはUL−DMRS−add−pos=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は8または12であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−add−pos=2またはUL−DMRS−add−pos=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は12または18であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−add−pos=3またはUL−DMRS−add−pos=3である場合、DMRS REオーバヘッド値は16または24であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、Q1、Q2、Q3およびQ4の値は、同じであり得るか、または異なり得る。このことは、具体的には限定されない。Q1、Q2、Q3およびQ4のいずれか1つの値は、4,6、8、12、16、18、24等であり得る。
任意選択的に、Q1、Q2、Q3およびQ4のうちの少なくとも1つは、複数の値を有し得る。Q1、Q2、Q3およびQ4のうちの1つが複数の値を有する場合、基地局110は、シグナリングを介して、特定のDMRS REオーバヘッド値をUE120に通知し得る。
可能な設計方式において、第1の情報は、DMRSの構成タイプと、DMRSにより占有されるシンボルの数量と、データブロックにより占有されるシンボルの数量とを含み得る。具体的には、DMRSの構成タイプと、DMRSにより占有されるシンボルの数量と、データブロックにより占有されるシンボルの数量とに対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が、DMRSの構成タイプと、DMRSにより占有されるシンボルの数量と、データブロックにより占有されるシンボルの数量とに基づいて取得され得る。DMRSの構成タイプと、DMRSにより占有されるシンボルの数量と、データブロックにより占有されるシンボルの数量と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、DMRS REオーバヘッド値と、DMRSの構成タイプ、DMRSにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの数量との間の対応関係が、予め定義され得る。
任意選択的に、例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値はP1であり、P1は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値はP2であり、P2は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値はP3であり、P3は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値はP4であり、P4は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値はP5であり、P5は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値はP6であり、P6は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値はP7であり、P7は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値はP8であり、P8は整数であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、P1からP8のいずれか1つの値は、4、6、8、12、16、18、20、24、28、32、36等であり得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックのシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値は12であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値は4であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値は8であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は12であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は24であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は8であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は16であることが、予め定義され得る。
可能な設計方式において、第1の情報は、DMRSの構成タイプと、DMRSにより占有されるシンボルの数量と、データブロックにより占有されるシンボルの数量と、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置とを含み得る。具体的には、DMRSの構成タイプ、DMRSにより占有されるシンボルの数量、データブロックにより占有されるシンボルの数量および追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係が、予め定義され得る。DMRSは、データブロックが受信される場合に用いられるDMRSである。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=1、DL−DMRS−add−pos=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=1、UL−DMRS−add−pos=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は18であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=2、DL−DMRS−add−pos=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=2、UL−DMRS−add−pos=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は36であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=1、DL−DMRS−add−pos=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=1、UL−DMRS−add−pos=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は12であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=2、DL−DMRS−add−pos=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=2、UL−DMRS−add−pos=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は24であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=1、DL−DMRS−add−pos=3、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=1、UL−DMRS−add−pos=3、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は24であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=2、DL−DMRS−add−pos=3、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=2、UL−DMRS−add−pos=3、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は48であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=1、DL−DMRS−add−pos=3、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=1、UL−DMRS−add−pos=3、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は16であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=2、DL−DMRS−add−pos=3、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=2、UL−DMRS−add−pos=3、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は32であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、P1からP8のうちの少なくとも1つは、複数の値を有し得る。P1からP8のうちの少なくとも1つが複数の値を有する場合、基地局110は、シグナリングを介して、複数の値のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
任意選択的に、第1の情報は、ダウンリンクPDSCHマッピングタイプA(DL−DMRS−typeA−pos)の場合におけるDMRSの位置をさらに含み得る。DL−DMRS−typeA−pos=2である場合、データブロック送信のために用いられる時間単位において、3個の追加のDMRSが存在し得る。従って、予め定義されたDMRS REオーバヘッド値は、DL−DMRS−typeA−posが2と等しくない場合に固有のDMRS REオーバヘッド値とは異なり得る。
DL−DMRS−typeA−posは、PDSCHマッピングタイプAの場合におけるDMRSの位置を示すために用いられ得る。任意選択的に、DMRSの位置(DMRSの1番目のシンボルの位置)は、3番目のシンボルまたは4番目のシンボルであり得る。例えば、インデックスが2または3であり得る。
前述の予め定義された対応関係は、例に過ぎないことを理解されたい。実際の実装では、復調基準信号REオーバヘッド値と、以下の情報、つまり、DCIフォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、波形、DCIのRNTIスクランブル方式、データブロックにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つのタイプとの間の対応関係が、予め定義され得る。具体的な予め定義する方式については、前述の方式を参照されたい。詳細は、ここでは改めて説明されない。
復調基準信号REオーバヘッド値が第1の情報について前述の方式のいずれか1つで予め定義された後に、基地局110およびUE120は、第1の情報と復調基準信号REオーバヘッド値との間の、この方式で予め定義された対応関係を構成し得る。UE120に関して構成される対応関係は、直接構成され得るか、または、UE120が基地局110から対応関係を受信した後に、UE120により構成され得る。
基地局110およびUE120は、第1の情報を取得した後に、第1の情報と復調基準信号REオーバヘッド値との間の、前述の方式のいずれか1つで予め定義された対応関係を構成する。基地局110およびUE120は、REオーバヘッド値に基づいてTBSを決定すべく、第1の情報および復調基準信号REオーバヘッド値に基づいて、当該対応関係を取得し得る。
図6は、本願の実施形態による復調基準信号REオーバヘッド値を決定するための方法の概略フローチャートである。図6は通信方法の段階またはオペレーションを示すが、これらの段階またはオペレーションは例に過ぎないことを理解されたい。本願の本実施形態において、他のオペレーションまたは図6におけるオペレーションの変形がさらに実行され得る。加えて、図6における段階は、図6に示されるものとは異なる順序で実行され得る。図6におけるオペレーションの全ての実行は、不要であり得る。
図6に示される方法は、通信プロセスにおいて通信装置により実行される。例えば、通信装置は、基地局110であり得るか、またはUE120であり得る。
S610.以下の情報、つまり、ダウンリンク制御情報フォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、波形、ダウンリンク制御情報のRNTIスクランブル方式、データチャネルのタイプ、データブロックにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つのタイプを含む第1の情報を取得する。
任意選択的に、ダウンリンク制御情報フォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、波形、ダウンリンク制御情報のRNTIスクランブル方式、データチャネルのタイプ、データブロックにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つは、通信要件に基づいて通信装置(例えば、基地局またはUE)により取得され得る、および/または、受信端として機能する通信装置により、送信端として機能する通信装置からのインジケーションに従って取得され得る。
任意選択的に、基地局は、シグナリングを介して、第1の情報を端末に通知し得る。端末は、基地局のシグナリングに基づいて、第1の情報を決定する。シグナリングは、上位層シグナリングであり得るか、または物理層シグナリングであり得る。詳細は、本願において限定されない。
任意選択的に、端末または基地局は、端末または基地局の要件または予め記憶された情報に基づいて、第1の情報を取得し得る。詳細は、本願において限定されない。
任意選択的に、本願における「取得(obtaining)」は、決定、実現(obtaining)、獲得、確認、取得(acquiring)等と称され得る。
例えば、基地局110は、上位層シグナリングを介して、復調基準信号の構成タイプをUE120に通知し得る。
例えば、UE120は、様々なRNTIを用いて、復調基準信号に対してブラインド検出を実行し得る。成功裏な復調に対応するRNTIスクランブル方式は、実現される必要があるRNTIスクランブル方式である。
例えば、基地局および/または端末は、データ送信のためのデータチャネルの特性および/またはデータ受信のためのデータチャネルの特性に基づいて、第1の情報を取得し得る。
S620.第1の情報に基づいて、第1の情報に対応する、復調基準信号により占有されるREの数量を取得する。第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、第1の情報は、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量と一対一の対応関係にある。
任意選択的に、第1の情報に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量は、第1の情報に対応するデータブロックが受信または送信される場合に実行されるチャネル推定および/または復調のために用いられる基準信号により占有されるリソース要素の数量を含み得る。
任意選択的に、本願における「取得(obtaining)」は、決定、実現(obtaining)、獲得、確認、取得(acquiring)等と称され得る。
本明細書における復調基準信号により占有されるREの数量は、DCIによりスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号を送信するために用いられることが可能なREの数量であり得ることを理解されたい。言い換えれば、本願の本実施形態において、復調基準信号により占有されるREの数量は、DCIを用いてスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号を送信するために実際に用いられるREの数量以上であり得る。
例えば、第1の情報がDCIフォーマットまたはDCIのRNTIスクランブル方式を含む場合、第1の情報に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量は、DCIによりスケジューリングされるデータブロックが受信される場合に実行されるチャネル推定および/または復調のために用いられる復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を含み得る、または、第1の情報がデータブロックにより占有されるシンボルの数量またはデータブロックにより占有されるシンボルの位置を含む場合、第1の情報に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量は、データブロックが受信されるときに実行されるチャネル推定および/または復調のために用いられる復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を含み得る。
例えば、第1の情報がダウンリンク制御情報フォーマットを含み、基地局110またはUE120がダウンリンク制御情報フォーマットとDMRS REオーバヘッドとの間の対応関係を前述の設計方式で構成する場合、基地局110またはUE120が、第1の情報に基づいて、DMRSにより占有されるREの数量を取得する段階は、ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット1_0である場合、DMRSにより占有されるREの数量が4であることを実現する段階、または、ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0である場合、DMRSにより占有されるREの数量が6であることを実現する段階を含み得る。
例えば、第1の情報がDMRSの構成タイプを含み、基地局110またはUE120が、DMRSの構成タイプとDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係を前述の設計方式で構成する場合、第1の情報に基づいて、DMRSにより占有されるREの数量を取得する段階は、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1である場合、DMRSにより占有されるREの数量が6であることを実現する段階、または、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2である場合、DMRSにより占有されるREの数量が4であることを実現する段階を含み得る。
例えば、第1の情報がDMRSの構成タイプとDMRSにより占有されるシンボルの数量を含み、基地局110またはUE120が、DMRSの構成タイプおよびDMRSにより占有されるシンボルの数量とDMRS REオーバヘッドとの間の対応関係を前述の設計方式で構成する場合、第1の情報に基づいて、DMRSにより占有されるREの数量を取得する段階は、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合、DMRSにより占有されるREの数量が6であることを実現する段階、または、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合、DMRSにより占有されるREの数量が12であることを実現する段階、または、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合、DMRSにより占有されるREの数量が4であることを実現する段階、または、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合、DMRSにより占有されるREの数量が8であることを実現する段階を含む。
基地局110およびUE120が、第1の情報とDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係を前述の方式のうちのいずれか1つで構成する場合、DMRS REオーバヘッド値を取得するために基地局110およびUE120により用いられる方法は、前述の例におけるものと同様であることを理解されたい。詳細は、ここでは改めて説明されない。
本願において提供される方法によれば、UE120は、CDM groupを示すために基地局110により送信される情報を受信することなく、DMRS REオーバヘッド値を取得し得て、さらに、REオーバヘッド値に基づいて、TBSを決定し得る。
例えば、基地局110からフォールバックDCIを受信した場合、UE120はまた、DMRS REオーバヘッド値を取得してTBSを決定することにより、送信性能を改善し得る。
本願の別の実施形態において、基地局110は、シグナリングを用いて、DMRS REオーバヘッド値をUE120に通知し得る。シグナリングは、上位層シグナリング、物理層シグナリング等であり得る。
例えば、基地局110は、シグナリングをUE120へ送信し、シグナリングは、DMRS REオーバヘッド値が4、6、8、12、24等のうちの1つであることを示すために用いられる。
本願の別の実施形態において、基地局110は、上位層シグナリングを介して、UE120について複数のDMRS REオーバヘッド値を構成し得て、次に、シグナリングを介して、複数のDMRS REオーバヘッド値のうちの特定の値をUE120に通知することにより、UE120がTBSを決定し得るようにする。
図7は、本願の実施形態による通信装置の概略構造図である。図7に示される通信装置700は、例に過ぎないことを理解されたい。本願の本実施形態における通信装置は、他のモジュールまたはユニットをさらに含み得るか、もしくは、図7におけるモジュールのものと同様の機能を有するモジュールを含み得る、または、必ずしも図7における全てのモジュールを含む必要はない。
通信装置700は、第1の処理モジュール710および第2の処理モジュール720を含み得る。通信装置700は、図6に示される方法を実行するように構成され得る。
例えば、第1の処理モジュール710は、以下の情報、つまり、ダウンリンク制御情報フォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、波形、ダウンリンク制御情報の無線ネットワーク一時識別子スクランブル方式、データチャネルのタイプ、データブロックにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つのタイプを含む第1の情報を取得するように構成される。
第2の処理モジュール720は、第1の情報に基づいて、第1の情報に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得するように構成される。第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、第1の情報は、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量と一対一の対応関係にある。
任意選択的に、第1の情報がダウンリンク制御情報フォーマットを含む場合、第2の処理モジュール720は、具体的には、
ダウンリンク制御情報フォーマットがダウンリンク制御情報フォーマット1_0であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4または6であることを実現するように構成され、および/または、
ダウンリンク制御情報フォーマットがダウンリンク制御情報フォーマット0_0であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6または4であることを実現するように構成される。
任意選択的に、第1の情報が復調基準信号の構成タイプを含む場合、第2の処理モジュール720は、具体的には、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6であることを実現するように構成され、および/または
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4であることを実現するように構成される。
任意選択的に、第1の情報が、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とを含む場合、第2の処理モジュール720は、具体的には、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6であることを実現するように構成され、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が12であることを実現するように構成され、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4であることを実現するように構成され、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が8であることを実現するように構成される。
任意選択的に、第2の処理モジュール720は、具体的には、第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間の対応関係に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得するように構成される。
図8は、本願の実施形態による通信デバイスの概略構造図である。図8に示される通信デバイス800は、例に過ぎないことを理解されたい。本願の本実施形態における通信デバイスは、他のモジュールまたはユニットをさらに含み得るか、もしくは、図8におけるモジュールのものと同様の機能を有するモジュールを含み得る、または、必ずしも図8における全てのモジュールを含む必要はない。
通信デバイス800は、少なくとも1つのプロセッサ810および通信インタフェース820を含む。通信デバイス800は、図6に示される方法を実行するように構成される。
例えば、通信インタフェースは、別の通信デバイスと情報を交換するように構成され、少なくとも1つのプロセッサ810は、1または複数の命令を実行することにより、通信デバイス800が、図6に示される方法を実行するようにする。
任意選択的に、通信デバイス800は、アクセスネットワークデバイスまたは端末デバイスであり得る。通信デバイス800が端末デバイスである場合、当該対応関係は、端末デバイスにより通信プロトコルに従って構成され得るか、または、端末デバイスによりアクセスネットワークデバイスから受信され得る。
図9は、本願の実施形態によるシステムチップの概略構造図である。図9に示されるシステムチップ900は、例に過ぎないことを理解されたい。本願の本実施形態におけるシステムチップは、他のモジュールまたはユニットをさらに含み得るか、もしくは、図9におけるモジュールのものと同様の機能を有するモジュールを含み得る、または、必ずしも図9における全てのモジュールを含む必要はない。
システムチップ900は、少なくとも1つのプロセッサ910および入出力インタフェース920を含む。システムチップ900は、図6に示される方法を実行するように構成され得る。
例えば、入出力インタフェースは、別の通信デバイスと情報を交換するように構成され、少なくとも1つのプロセッサ910は、1または複数の命令を実行することにより、システムチップ900が、図6に示される方法を実行するようにする。
図10は、本願の実施形態による通信システムの概略構造図である。図10に示される通信システム1000は、例に過ぎないことを理解されたい。本願の本実施形態における通信システムは、他のモジュールまたはユニットをさらに含み得るか、もしくは、図10におけるモジュールのものと同様の機能を有するモジュールを含み得る、または、必ずしも図10における全てのモジュールを含む必要はない。
通信システム1000は、通信デバイス1010を含む。通信デバイス1010は、図8に示される通信デバイス800であり得る。
当業者であれば、本明細書において開示される実施形態を参照して説明される例におけるユニットおよびアルゴリズム段階は、電子ハードウェアまたはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせにより実装され得ることを認識し得る。機能がハードウェアにより実行されるか、またはソフトウェアにより実行されるかは、技術的解決手段の具体的な応用および設計上の制約に依存する。当業者であれば、異なる方法を用いて、説明された機能を具体的な応用の全てについて実装し得るが、当該実装が本願の範囲を越えるとみなされるべきではない。
簡便かつ簡潔な説明を目的として、前述のシステム、装置およびユニットの具体的な動作プロセスは、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを指すことが、当業者には明確に理解され得る。詳細は、ここでは改めて説明されない。
本願はさらに、以下の実施形態を提供する。以下の実施形態には、本願における前述の実施形態に番号が付される方式とは異なる態様で番号が付されていることに留意されたい。
実施形態1:通信プロセスにおけるリソース要素の数量を取得するための方法が提供される。方法は、
第1の情報を取得する段階であって、第1の情報は、以下の情報、つまり、ダウンリンク制御情報フォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、波形、ダウンリンク制御情報の無線ネットワーク一時識別子スクランブル方式、データチャネルのタイプ、データブロックにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つのタイプを含む、段階と、
第1の情報に基づいて、第1の情報に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階であって、第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する、段階と
を含む。
実施形態2:実施形態1における方法によれば、第1の情報は、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量と一対一の対応関係にある。
実施形態3:実施形態1または2における方法によれば、第1の情報がダウンリンク制御情報フォーマットを含む場合、第1の情報に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階は、
ダウンリンク制御情報フォーマットがダウンリンク制御情報フォーマット1_0であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4または6であることを実現する段階、および/または、ダウンリンク制御情報フォーマットがダウンリンク制御情報フォーマット0_0であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6または4であることを実現する段階
を含む。
実施形態4:実施形態1または2における方法によれば、第1の情報が復調基準信号の構成タイプを含む場合、第1の情報に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階は、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6であることを実現する段階、および/または、復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4であることを実現する段階
を含む。
実施形態5:実施形態1または2における方法によれば、第1の情報が、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とを含み、
第1の情報に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階は、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6であることを実現する段階、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が12であることを実現する段階、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4であることを実現する段階、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が8であることを実現する段階
を含む。
実施形態6:実施形態1から実施形態5のいずれか1つにおける方法によれば、第1の情報に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階は、第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間の対応関係に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階を含む。
実施形態7:実施形態6における方法によれば、方法は、端末デバイスにより実行され、対応関係が、端末デバイスにより通信プロトコルに従って構成されるか、または、端末デバイスによりアクセスネットワークデバイスから受信される。
実施形態8:通信装置が提供される。通信装置は、
第1の情報を取得することであって、第1の情報は、以下の情報、つまり、ダウンリンク制御情報フォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、波形、ダウンリンク制御情報の無線ネットワーク一時識別子スクランブル方式、データチャネルのタイプ、データブロックにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つのタイプを含む、取得することを行うように構成された第1の処理モジュールと、
第1の情報に基づいて、第1の情報に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得することであって、第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する、取得することを行うように構成された第2の処理モジュールと
を含む。
実施形態9:実施形態8における通信装置によれば、第1の情報は、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量と一対一の対応関係にある。
実施形態10:実施形態8または9における通信装置によれば、第1の情報がダウンリンク制御情報フォーマットを含む場合、第2の処理モジュールは、具体的には、
ダウンリンク制御情報フォーマットがダウンリンク制御情報フォーマット1_0であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4または6であることを実現するように構成され、および/または、
ダウンリンク制御情報フォーマットがダウンリンク制御情報フォーマット0_0であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6または4であることを実現するように構成される。
実施形態11:実施形態8または9における通信装置によれば、第1の情報が復調基準信号の構成タイプを含む場合、第2の処理モジュールは、具体的には、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6であることを実現するように構成され、および/または
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4であることを実現するように構成される。
実施形態12:実施形態8または9における通信装置によれば、第1の情報が、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とを含む場合、第2の処理モジュールは、具体的には、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6であることを実現するように構成され、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が12であることを実現するように構成され、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4であることを実現するように構成され、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が8であることを実現するように構成される。
実施形態13:実施形態8から12のいずれか1つにおける通信装置によれば、第2の処理モジュールは、具体的には、第1の情報と、第1の情報および復調基準信号により占有されるリソース要素の数量の間の対応関係とに基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得するように構成される。
実施形態14:実施形態13における通信装置によれば、通信装置は、端末デバイスであり、対応関係が、端末デバイスにより通信プロトコルに従って構成されるか、または、端末デバイスによりアクセスネットワークデバイスから受信される。
実施形態15通信デバイスが提供される。通信デバイスは、少なくとも1つのプロセッサおよび通信インタフェースを含む。通信インタフェースは、別の通信デバイスと情報を交換するために、通信デバイスにより用いられる。1または複数の命令が少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合、通信デバイスは、実施形態1から7のいずれか1つにおける方法を実行する。
実施形態16:コンピュータプログラム記憶媒体が提供される。コンピュータプログラム記憶媒体は、1または複数の命令を有する。プログラム命令が直接または間接的に実行された場合、実施形態1から7のいずれか1つにおける方法における端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスのいずれかの機能が実行される。
実施形態17:チップシステムが提供される。チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサを含む。1または複数の命令が少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合、実施形態1から7のいずれか1つにおける方法における端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスのいずれかの機能が実行される。
実施形態18:実施形態15における通信デバイスを含む通信システムが提供される。
本願において提供されるいくつかの実施形態では、開示されるシステム、装置および方法は、他の方式で実装され得ることを理解されたい。例えば、説明された装置の実施形態は、例に過ぎない。例えば、ユニットの分割は、論理機能の分割に過ぎず、実際の実装中には別の分割方式が存在し得る。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントが別のシステムに組み合わされるか、統合されてよく、いくつかの機能が無視されても実行されなくてもよい。加えて、表示されるかまたは記載される相互結合もしくは直接結合または通信接続は、いくつかのインタフェースを介して実装され得る。装置間またはユニット間の間接結合または通信接続は、電気的形態、機械的形態または他の形態で実装されてよい。
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に別個であってもそうでなくてもよい。ユニットとして表示される部分は、物理ユニットであってもそうでなくてもよく、1箇所に位置していても、複数のネットワークユニットに分散されていてもよい。実施形態の解決手段の目的を達成するために、当該ユニットのいくつかまたは全てが、実際の要件に基づいて選択されてよい。
加えて、本願の実施形態における機能ユニットが1つの処理ユニットに統合されても、当該機能ユニットの各々が物理的に単独で存在しても、2つまたはそれより多くのユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
当該機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立の製品として販売または使用される場合、当該機能は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。そのような理解に基づいて、本願の技術的解決手段は本質的に、または従来技術に寄与する部分が、または技術的解決手段のいくつかが、ソフトウェア製品の形態で実装されてよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、本願の実施形態において説明される方法の段階の全てまたはいくつかを実行するようコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス等であり得る)に命令するためのいくつかの命令を含む。記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ(read−only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスクまたはコンパクトディスクなど、プログラムコードを記憶し得るあらゆる媒体を含む。
前述の説明は、本願の具体的な実装に過ぎず、本願の保護範囲を限定することは意図していない。本願において開示された技術範囲内で当業者により容易に想到するあらゆる変形または置き換えは、本願の保護範囲に含まれるものとする。従って、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲の対象になるものとする。
本願は、2018年2月13日に中国国家知識財産権局に出願された、「通信プロセスにおけるリソース要素の数量を取得するための方法、および関連する装置」と題する中国特許出願第201810150365.0の優先権を主張する。当該出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本願は、通信分野に関し、より具体的には、通信プロセスにおけるリソース要素の数量を取得するための方法、および関連する装置に関する。
基地局は、ユーザ機器(user equipment、UE)とのデータ通信を実行する場合、UEについてデータをスケジューリングし得る。例えば、基地局は、シグナリングを介して、時間領域リソースおよび周波数領域リソースをUEに割り当て得る。時間領域リソースおよび周波数領域リソースは、時間−周波数リソースと総称され得る。
基地局は、UEについてデータをスケジューリングする場合、時間−周波数リソースの割り当てに加え、さらに、時間−周波数リソース上で送信されるデータブロックのサイズを決定する必要がある。データブロックのサイズは、トランスポートブロックのサイズ(transmission block size、TBS)とも称され得る。TBSは、基地局によりスケジューリングされる時間−周波数リソース上で保持されるビット情報のサイズを示す。
通常、TBSを決定するためには、まず、復調基準信号(demodulation reference signal、DMRS)により占有されるREの数量が決定される必要がある。従って、DMRSにより占有されるREの数量をどのように決定するかが、解決すべき技術課題となっている。
本願は、通信プロセスにおけるリソース要素の数量を取得するための方法および関連する装置を提供する。これにより、復調基準信号により占有されるREの数量が決定され得る。このことは、TBSを決定するのに役立ち、さらには、通信信頼性を保証するのに役立つ。
第1の態様によれば、本願は、通信プロセスにおけるリソース要素の数量を取得するための方法を提供する。
方法は、
第1の情報を取得する段階であって、第1の情報は、以下の情報、つまり、ダウンリンク制御情報フォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、波形、ダウンリンク制御情報の無線ネットワーク一時識別子スクランブル方式、データチャネルタイプ、データブロックにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つのタイプを含む、段階と、
第1の情報に基づいて、第1の情報に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階であって、第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する、段階と
を含む。
方法において、通信装置は、第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間の対応関係に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を直接取得し得る。このことは、TBSを決定するのに役立ち、さらには、通信信頼性を保証するのに役立つ。
可能な実装において、第1の情報は、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量と一対一の対応関係にある。
この実装において、通信装置は、第1の情報のみを取得することにより、当該対応関係に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得し得る。
可能な実装において、第1の情報がダウンリンク制御情報フォーマットを含む場合、第1の情報に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階は、
ダウンリンク制御情報フォーマットがダウンリンク制御情報フォーマット1_0であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4または6であることを実現する段階、および/または、ダウンリンク制御情報フォーマットがダウンリンク制御情報フォーマット0_0であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6または4であることを実現する段階
を含む。
可能な実装において、第1の情報が復調基準信号の構成タイプを含む場合、第1の情報に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階は、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6であることを実現する段階、および/または、復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4であることを実現する段階
を含む。
可能な実装において、第1の情報が、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とを含む場合、
第1の情報に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階は、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6であることを実現する段階、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が12であることを実現する段階、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4であることを実現する段階、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が8であることを実現する段階
を含む。
可能な実装において、第1の情報に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階は、第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間の対応関係に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階を含む。
可能な実装において、方法は、端末デバイスにより実行され、方法における対応関係が、端末デバイスにより通信プロトコルに従って構成されるか、または、端末デバイスによりアクセスネットワークデバイスから受信される。
第2の態様によれば、本願は、通信装置を提供する。通信装置は、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するように構成されたモジュールを含む。通信装置に含まれるモジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアを用いて実装され得る。
第3の態様によれば、本願は、通信デバイスを提供する。通信デバイスは、少なくとも1つのプロセッサおよび通信インタフェースを含む。通信インタフェースは、通信デバイスにより、別の通信デバイスと情報を交換するために用いられる。1または複数の命令が少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
任意選択的に、通信デバイスは、メモリをさらに含み得る。メモリは、プログラムおよびデータを記憶するように構成される。
任意選択的に、通信デバイスは、アクセスネットワークデバイス、例えば、基地局であり得るか、または端末デバイスであり得る。
第4の態様によれば、本願は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、通信デバイスにより実行されるプログラムコードを記憶する。プログラムコードは、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するために用いられる命令を含む。
例えば、コンピュータ可読記憶媒体は、アクセスネットワークデバイス(例えば、基地局または端末デバイス)により実行されるプログラムコードを記憶し得る。プログラムコードは、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するために用いられる命令を含む。
第5の態様によれば、本願は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品が通信デバイス上で動作した場合、通信デバイスは、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法のための命令を実行する。
例えば、コンピュータプログラム製品がアクセスネットワークデバイス(例えば、基地局または端末デバイス)上で動作した場合、アクセスネットワークデバイスまたは端末デバイスは、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法のための命令を実行する。
第6の態様によれば、本願は、システムチップを提供する。システムチップは、入出力インタフェースおよび少なくとも1つのプロセッサを含む。少なくとも1つのプロセッサは、メモリにおける命令を呼び出して、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法のオペレーションを実行するように構成される。
任意選択的に、システムチップは、少なくとも1つのメモリおよびバスをさらに含み得る。少なくとも1つのメモリは、プロセッサにより実行される命令を記憶するように構成される。
第7の態様によれば、本願は、通信システムを提供する。通信システムは、第3の態様における通信デバイスを含む。
本願の実施形態による通信方法が適用され得る通信システムの概略構造図である。
本願の実施形態によるDMRSパターンの概略図である。
本願の別の実施形態によるDMRSパターンの概略図である。
本願の別の実施形態によるDMRSパターンの概略図である。
本願の別の実施形態によるDMRSパターンの概略図である。
本願の実施形態による通信方法の概略フローチャートである。
本願の実施形態による通信装置の概略構造図である。
本願の実施形態による通信デバイスの概略構造図である。
本願の実施形態によるシステムチップの概略構造図である。
本願お実施形態による通信システムの概略構造図である。
添付図面を参照して、以下では、通信装置が端末デバイスおよび基地局である例を用いて、本願における技術的解決手段を説明する。
図1は、本願の実施形態による通信方法が適用され得る通信システムの概略構造図である。本願の本実施形態は、図1に示されるシステムアーキテクチャに限定されないことを理解されたい。加えて、図1における装置は、ハードウェア、機能的に分割されたソフトウェア、またはそれらの組み合わせであり得る。
本願の本実施形態における通信方法が適用され得る通信システムは、基地局110およびUE120を含み得ることが、図1から分かり得る。
基地局110の特定のタイプは、本願の本実施形態において限定されないことを理解されたい。異なる無線アクセス技術を用いるシステムでは、基地局機能を有するデバイスが、異なる名前を有し得る。説明を容易にするために、本願の全ての実施形態において、端末のために無線通信機能を提供する前述の装置は、基地局、例えば、さらなるネットワークにおける基地局デバイス、またはピコセル基地局デバイス(pico)と総称される。
基地局110は、限定されるものではないが、進化型ノードB(evolved Node B、eNB)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、ノードB(Node B、NB)基地局コントローラ(base station controller、BSC)、ベーストランシーバ基地局(base transceiver station、BTS)、ホーム基地局(例えば、ホーム進化型ノードBまたはホームノードB、HNB)、ベースバンドユニット(baseband unit、BBU)、ワイヤレスフィディリティ(wireless fidelity、Wi−Fi)システムにおけるアクセスポイント(access point、AP)、無線リレーノード、無線バックホールノード、送信ポイント(送受信ポイント、TRP、またはtransmission point、TP)等を含むか、または、NRシステムなどの第5世代システムにおけるgNBまたは送信ポイント(TRPまたはTP)、第5世代システムにおける基地局の1つのアンテナパネルまたはアンテナパネルの1つのグループ(複数のアンテナパネルを含む)であり得るか、または、ベースバンドユニット(BBU)または分散型ユニット(DU、distributed unit)などのgNBまたは送信ポイントを形成するネットワークノードであり得る。
UE120は、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)を介して、1または複数のコアネットワークと通信し得る。UEは、アクセス端末、端末デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイルコンソール、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、無線通信デバイス、ユーザエージェントまたはユーザ装置とも称され得る。UEは、携帯電話、コードレス電話、セッション初期化プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(wireless local loop、WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、無線モデムに接続された別のデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、モノのインターネットまたは車両のインターネットにおける端末デバイス、将来のネットワークにおける任意の形態の端末デバイス等であり得る。
基地局110は、UE120とのデータ通信を実行する場合、UE120についてデータをスケジューリングし得る。例えば、基地局110は、シグナリングを介して、時間領域リソースおよび周波数領域リソースをUE120に割り当て得る。時間領域リソースおよび周波数領域リソースは、時間−周波数リソースと総称され得る。
基地局110は、UE120についてデータをスケジューリングする場合、時間−周波数リソースの割り当てに加え、時間−周波数リソース上のTBSを決定する必要がある。
TBSは、データブロックを送信するために用いられる、基地局によりスケジューリングされる時間−周波数リソース上のリソース要素(resource element、RE)の数量に基づいて計算され得る。
例えば、基地局は、UEについてスケジューリングをスロット(slot)の形式で実行する場合、1つのスロットにおける1つのリソースブロック(resource block、RB)における、データブロックを送信するために用いられるREの数量に基づいて、TBSを計算し得る。別の例では、REの数量に変調スキームが乗算され、次に、取得された結果にビットレートと層の数量とが乗算されて、TBSが取得され得る。
1つのスロットにおける1つのRBにおける、データブロックを送信するために用いられるREの数量は、データを送信するためにスロットにおける1つのRBから割り当てられるREの合計数量と、これらのREにおける、復調基準信号により占有されるREの数量と、これらのREにおける、データチャネルを送信するために用いられることが不可能な他のREの数量とを用いて計算され得る。データは、データチャネルを送信するために用いられるのが不可能なREにはマッピングされ得ない。例えば、チャネル状態情報−基準信号(channel state information−reference signal、CSI−RS)により占有されるREは、データチャネルを送信するためには用いられ得ない。
言い換えれば、TBSを決定するためには、データブロックを送信するために用いられるREの数量がまず決定される必要があり、データブロックを送信するために用いられるREの数量を決定するためには、復調基準信号により占有されるREの数量がまず決定される必要がある。
本願における復調基準信号は、データ復調基準信号および/または位相トラッキング基準信号(phase tracking reference signal、PTRS)を含み得る。データ復調基準信号(Demodulation Reference Signal、DMRS)は、データ復調のために用いられる基準信号であり得るか、またはデータチャネル推定のために用いられる基準信号であり得る。PTRSは、位相トラッキングおよび/または位相推定のために用いられる基準信号であり得る。
基地局110とUE120との間でダウンリンクデータブロック送信が実行される場合、基地局側では、基地局110が、復調基準信号と、ダウンリンクデータ送信をスケジューリングするために用いられるおよびダウンリンク制御情報(down−link control information、DCI)とをUE120へ送信し、DCIによりスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号により占有されるREの数量を決定し、当該数量に基づいてTBSを計算し、TBSに基づいてデータブロックをUE120へ送信し得て、端末側では、UE120が、DCIおよび復調基準信号を受信し、DCIによりスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号により占有されるREの数量を決定し、当該数量に基づいてTBSを計算し、TBSに基づいて、基地局110により送信されるデータブロックを受信し得る。
基地局110とUE120との間でアップリンクデータブロックが送信される場合、基地局側では、基地局110が、アップリンクデータ送信をスケジューリングするために用いられるDCIをUEへ送信し得て、端末側では、UE120が、復調基準信号を基地局110へ送信し、DCIによりスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号により占有されるREの数量を決定し、当該数量に基づいてTBSを計算し、TBSに基づいてアップリンクデータブロックを基地局110へ送信し得て、基地局側では、基地局110が、復調基準信号を受信し、DCIによりスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号により占有されるREの数量を決定し、当該数量に基づいてTBSを計算し、TBSに基づいて、UE120により送信されるアップリンクデータブロックを受信する。
本願の本実施形態において、復調基準信号により占有されるREの数量は、DCIによりスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号を送信するために用いられることが可能なREの数量であり得ることを理解されたい。言い換えれば、本願の本実施形態において、復調基準信号により占有されるREの数量は、DCIによりスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号を送信するために実際に用いられるREの数量以上であり得る。
例えば、DCIによりスケジューリングされるリソースは、復調基準信号を送信するために用いられ得る12個のREを含み得る。当該リソースにおける8個のREのみが、復調基準信号を送信するために実際に用いられ得る。本願の本実施形態において、復調基準信号により占有されるREの数量は、12であり得る。
DCIは、データスケジューリングまたは信号伝送のために用いられる情報であり、略して、制御情報と称され得る。データスケジューリングは、アップリンクデータスケジューリングおよび/またはダウンリンクデータスケジューリングを含む。信号伝送は、信号送信および/または信号受信を含む。DCIは、上位層シグナリングを介して送信され得るか、または物理層シグナリングを介して送信され得る。このことは、本願において限定されない。
上位層シグナリングは、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリング、媒体アクセス制御(medium access control、MAC)シグナリングまたは他の上位層シグナリングであり得る。
本願において提案される技術的解決手段は、主に、DCIによりスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号により占有されるREの数量を決定するために基地局110およびユーザ機器120により用いられる方法を含む。
本願の本実施形態における方法において、復調基準信号により占有されるREの数量と、以下の情報、つまり、DCIフォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、復調基準信号により占有されるシンボルの位置、波形、DCIの無線ネットワーク一時識別子(radio network temporary identifier、RNTI)スクランブル方式、データチャネルタイプ、データブロックにより占有されるシンボルの数量、データブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つのタイプとの間で、対応関係が予め定義され得て、次に、当該対応関係は、基地局110およびUE120に関して構成される。このように、少なくとも1つのタイプの情報を取得した後に、基地局110およびUE120は、少なくとも1つのタイプの情報と当該対応関係とに基づいて、復調基準信号により占有されるREの数量を取得し得る。
任意選択的に、波形は、チャネル波形であり得るか、または信号波形であり得る。例えば、チャネル波形は、物理アップリンクデータチャネルの波形、物理アップリンク制御チャネルの波形、物理ダウンリンクデータチャネルの波形または物理ダウンリンク制御チャネルの波形であり得る。例えば、信号波形は、復調基準信号の波形など、基準信号の波形であり得る。
任意選択的に、波形は、シングルキャリア波形またはマルチキャリア波形であり得る。任意選択的に、波形は、変換プリコーディング(transform precoding)が有効化されているかどうか等を示すために用いられ得る。任意選択的に、波形は、サイクリックプレフィックス(cyclic prefix、CP)直交周波数分割多重化(OFDM)波形および/または離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多重化(discrete Fourier transform−spread−OFDM DFT−s−OFDM)波形を変換含み得る。
データブロックと復調基準信号とDCIとの間の関係は、DCIは、データブロックをスケジューリングするために用いられるDCIであり、復調基準信号は、データブロックを送信するために用いられる復調基準信号、またはDCIによりスケジューリングされる時間−周波数リソース上で送信される復調基準信号である、というものである。
本願の本実施形態において、基地局110は、DMRSに対応するアンテナポートが位置する符号分割多重化グループ(code division multiplexing (ed/ing)group、CDM group)についての情報をUE120へ送信せず、UE120は、少なくとも1つのタイプの情報、および少なくとも1つのタイプの情報と復調基準信号により占有されるREの数量との間の対応関係に基づいて、復調基準信号により占有されるREの数量も決定し得る。
任意選択的に、UE120に関して構成される対応関係は、UE120により構成され得る、例えば、プロトコルに従って予め定義され得るか、または、UE120が基地局110から当該対応関係を受信した後に、UE120により構成され得る、例えば、基地局から受信されるシグナリングを介して決定され得る。
後続の説明を容易にするために、少なくとも1つのタイプの情報は、第1の情報と称される。言い換えれば、第1の情報は、以下の情報、つまり、DCIフォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、波形、DCIのRNTIスクランブル方式、データブロックにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つのタイプを含み得る。
後続の説明を容易にするために、復調基準信号により占有されるREの数量は、復調基準信号REオーバヘッドと称されるか、または、簡潔に、復調基準信号オーバヘッドと称され得る。
例えば、復調基準信号により占有されるREの数量が8である場合、これは、復調基準信号が8個のREを占有することを示し、および/または、復調基準信号REオーバヘッド値が8である場合、これは、復調基準信号が8個のREを占有することを示し、および/または、復調基準信号オーバヘッドが8である場合、これは、復調基準信号のオーバヘッドが8個のREであることを示す。
任意選択的に、本願の本実施形態において、第1の情報と復調基準信号REオーバヘッドとの間の対応関係が、予め定義される。任意選択的な方式は、第1の情報について固定の復調基準信号REオーバヘッド値を構成すること、または、第1の情報について構成される復調基準信号REオーバヘッド値を固定値に設定することを含む。
例えば、DCIフォーマットでは、復調基準信号REオーバヘッド値が、固定値4に設定され得る。具体的には、DCIフォーマットがDCIフォーマット1_0である場合、DMRS REオーバヘッド値は4であることが、予め定義され得る。これは、復調基準信号REオーバヘッド値が、DCIフォーマット1_0では4に固定されることを示し得る。
例えば、DCIフォーマットがDCIフォーマット0_0である場合、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義される。これは、復調基準信号REオーバヘッド値が、DCIフォーマット0_0では6に固定されることを示し得る。
任意選択的に、本願の本実施形態において、残余最小システム情報(remaining minimum system information、RMSI)を受信するために、UEは、無線リソース制御(radio resource control、RRC)構成情報を受信しなかった場合、DMRSを送信するために実際に用いられるREの数量に基づいて、復調基準信号REオーバヘッドを決定し得る。例えば、復調基準信号REオーバヘッド値は、固定値4に設定され得る。
任意選択的に、本願の本実施形態において、DCIフォーマットがDCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット0_0である場合にスケジューリングされるユニキャスト(unicast)データについては、通常はこの方式でスケジューリングされるデータが、1つの層におけるただ1つのアンテナポートで送信され得る。従って、RRCパラメータがUEについて構成される、例えば、当該RRCパラメータが、ダウンリンクDMRS構成タイプ(例えば、DL−DMRS−config−type)、ダウンリンクDMRS最大長さ(例えば、DL−DMRS−max−len)、アップリンクDMRS構成タイプ(例えば、UL−DMRS−config−type)および/またはアップリンクDMRS最大長さ(例えば、UL−DMRS−max−len)であり得る場合、UEは、前述の構成されたRRCパラメータのうちの少なくとも1つに基づいて、復調基準信号REオーバヘッド値を決定し得る。任意選択的に、より単純かつより均一なシステムの設計および実装を考慮して、同じDCIフォーマットでスケジューリングされるデータ送信には、同じDMRS REオーバヘッドが用いられ得る。例えば、同じDCIフォーマットは、DCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり得る。可能な方式において、DCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0でスケジューリングされるデータ送信では、各物理リソースブロック(physical resource block、PRB)上の復調基準信号のREオーバヘッド値は、固定値、例えば、4または6に設定される。
本願の本実施形態における方法において、任意選択的に、第1の情報は、復調基準信号REオーバヘッドと一対一の対応関係にあり得る。このように、基地局110およびUE120は、第1の情報を取得することのみにより、第1の情報と復調基準信号REオーバヘッド値との間の対応関係に基づいて、復調基準信号REオーバヘッド値を取得し得る。
以下では、第1の情報と復調基準信号REオーバヘッド値との間の対応関係をどのように予め定義するか、言い換えれば、第1の情報のタイプに対応する復調基準信号により占有されるREの具体的な数量をどのように予め定義するかを説明する。第1の情報と復調基準信号REオーバヘッド値との間の対応関係は、以下の方式のうちの少なくとも1つを含み得る。
可能な設計方式において、第1の情報は、DCIフォーマット(format)を含む。言い換えれば、基地局および/またはUEは、DCIフォーマットに基づいて、復調基準信号により占有されるREの、DCIフォーマットに対応する数量を取得し得る。DCIフォーマットと復調基準信号により占有されるREの数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、1または複数のDCIフォーマットとDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係が、予め定義され得る。DCIとDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、基地局上で予め構成され得て、UE上でも予め構成され得るか、または、シグナリングが基地局から受信された後に、シグナリングに基づいて構成され得る。
任意選択的に、ダウンリンク制御情報フォーマットは、ダウンリンク制御情報の異なる機能を区別するために用いられ得るか、またはダウンリンク制御情報のコンテンツおよび/またはビット数量を区別するために用いられ得る。
任意選択的に、ダウンリンク制御情報の異なる機能は、アップリンクデータをスケジューリングするために用いられる制御情報またはダウンリンクデータをスケジューリングするために用いられる制御情報、フォールバックモードにおける制御情報または通常モードにおける制御情報、短縮制御情報または通常制御情報、単一コードワードスケジューリングのために用いられる制御情報またはマルチコードワードスケジューリングのために用いられる制御情報および/または開ループデータスケジューリングのために用いられる制御情報または閉ループデータスケジューリングのために用いられる制御情報等を示し得る。
例えば、フォーマット1_0は、ダウンリンクデータをスケジューリングするために用いられる制御情報のフォーマットであり得て、フォーマット0_0は、アップリンクデータをスケジューリングするために用いられる制御情報のフォーマットであり得る。
例えば、フォーマット1_0は、ダウンリンクデータをフォールバックモードでスケジューリングするために用いられる制御情報のフォーマット、ダウンリンクデータを短縮モードでスケジューリングするために用いられる制御情報のフォーマット、および/またはダウンリンクデータをスケジューリングするために用いられる、比較的少ない数量のビットを占有する制御情報のフォーマットであり、フォーマット1_1は、ダウンリンクデータを通常モードでスケジューリングするために用いられる制御情報のフォーマット、および/またはダウンリンクデータをスケジューリングするために用いられる、比較的多い数量のビットを占有する制御情報のフォーマットである。
例えば、フォーマット0_0は、アップリンクデータをフォールバックモードでスケジューリングするために用いられる制御情報のフォーマット、アップリンクデータを短縮モードでスケジューリングするために用いられる制御情報のフォーマット、および/またはアップリンクデータをスケジューリングするために用いられる、比較的少ない数量のビットを占有する制御情報のフォーマットであり、フォーマット0_1は、アップリンクデータを通常モードでスケジューリングするために用いられる制御情報のフォーマット、および/またはアップリンクデータをスケジューリングするために用いられる、比較的多い数量のビットを占有する制御情報のフォーマットである。
例えば、DCIフォーマットがフォールバック(fallback)DCIフォーマット(format)である場合、DMRS REオーバヘッド値はXであり、Xは整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DCIフォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0である場合、DMRS REオーバヘッドはXであることが、予め定義され得る。任意選択的に、Xの値は、4、6、8、12、16、24等のいずれか1つであり得る。
任意選択的に、アップリンクデータ送信をスケジューリングするために用いられるDCIのフォーマットについて予め定義されるDMRS REオーバヘッドは、ダウンリンクデータ送信をスケジューリングするために用いられるDCIのフォーマットについて予め定義されるDMRS REオーバヘッドと同じであり得る。
例えば、DCIフォーマットがDCIフォーマット1_0である場合、DMRS REオーバヘッド値は4であり、または、DCIフォーマットがDCIフォーマット0_0である場合、DMRS REオーバヘッド値は4であることが、予め定義され得る。
例えば、DCIフォーマットがDCIフォーマット1_0である場合、DMRS REオーバヘッド値は6であり、または、DCIフォーマットがDCIフォーマット0_0である場合、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、アップリンクデータ送信をスケジューリングするために用いられるDCIのフォーマットについて予め定義されるDMRS REオーバヘッドは、ダウンリンクデータ送信をスケジューリングするために用いられるDCIのフォーマットについて予め定義されるDMRS REオーバヘッドとは異なり得る。例えば、DCIフォーマットがダウンリンクデータ送信をスケジューリングするために用いられるDCIのフォーマットである場合、DMRS REオーバヘッド値はX1であり、または、DCIフォーマットがアップリンクデータ送信をスケジューリングするために用いられるDCIのフォーマットである場合、DMRS REオーバヘッド値はX2であり、X1およびX2の両方は整数であることが、予め定義され得る。X1および/またはX2の値は、4、6、8、12、16、24等のいずれか1つであり得る。
例えば、DCIフォーマットがDCIフォーマット1_0である場合、DMRS REオーバヘッド値は4であり、または、DCIフォーマットがDCIフォーマット0_0である場合、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義され得る。任意選択的に、複数のDMRS REオーバヘッドが、代替的に、同じDCIフォーマットについて予め定義され得る。この場合、基地局110は、シグナリングを介して、複数の値のうちのどれがTBSの計算に用いられるべきかをUE120に通知し得る。
例えば、同じDCIフォーマットについて予め定義されるDMRS REオーバヘッド値は、4、6、8、12等を含む。基地局110は、上位層シグナリングまたは物理層シグナリングを介して、DMRS REオーバヘッド値6がTBSの計算に用いられることをUE120に通知する。
任意選択的に、1つのダウンリンク制御情報フォーマットとDMRS REオーバヘッドとの間の複数の対応関係が、予め定義され得る。基地局は、シグナリングを介して、どの対応関係がTBSの計算に用いられるべきかをUEに通知し得る。
例えば、フォーマット0_0とDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係x1:フォーマット0_0がDMRS REオーバヘッド値4に対応する、
対応関係x2:フォーマット0_0がDMRS REオーバヘッド値6に対応する、
対応関係x3:フォーマット0_0がDMRS REオーバヘッド値8に対応する、および、
対応関係x4:フォーマット0_0がDMRS REオーバヘッド値12に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、フォーマット0_0とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係x1を表し、「01」は対応関係x2を表し、「10」は対応関係x3を表し、「11」は対応関係x4を表す。
例えば、フォーマット1_0とDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係x1':フォーマット1_0がDMRS REオーバヘッド値4に対応する、
対応関係x2':フォーマット1_0がDMRS REオーバヘッド値6に対応する、
対応関係x3':フォーマット1_0がDMRS REオーバヘッド値8に対応する、および、
対応関係x4':フォーマット1_0がDMRS REオーバヘッド値8に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、フォーマット1_0とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係x1'を表し、「01」は対応関係x2'を表し、「10」は対応関係x3'を表し、「11」は対応関係x4'を表す。
可能な設計方式において、第1の情報は、復調基準信号の構成タイプ(configuration type)を含む。具体的には、基地局およびUEは、復調基準信号の構成タイプに基づいて、復調基準信号の構成タイプに対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得し得る。復調基準信号の構成タイプと復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、復調基準信号の構成タイプは、復調基準信号のパターンタイプおよび/または復調基準信号のタイプを示すために用いられる。
任意選択的に、当該パターンタイプは、シングルキャリアパターンパターンもしくはマルチキャリアパターンであり得るか、または櫛状パターンもしくはREパターンであり得る。例えば、タイプ1は、櫛状パターンまたはシングルキャリアパターンに対応し、タイプ2は、マルチキャリアパターンに対応する。
任意選択的に、復調基準信号のタイプは、シングルキャリア復調基準信号またはマルチキャリア復調基準信号であり得る。例えば、タイプ1は、シングルキャリア復調基準信号に対応し、タイプ2は、マルチキャリア復調基準信号に対応する。
例えば、DMRS構成タイプとDMRS REオーバヘッドとの間の1または複数の対応関係が、予め定義され得る。
例えば、基地局110は、上位層シグナリングにおいて、パラメータ「DMRS−config−type」を用いて、DMRS構成タイプをUE120に通知し得る。
DL−DMRS−config−typeまたはUL−DMRS−config−typeは、DMRS構成タイプ1およびDMRS構成タイプ2を含む、DMRSのタイプを示すために用いられ得る、言い換えれば、DMRSパターンについての情報を示すために実際に用いられ得る。
任意選択的に、DMRS構成タイプ1に対応するパターンが図2に示されており、DMRS構成タイプ2に対応するパターンが図3に示され得る。図2および図3において、斜線があるグリッドは、DMRSにより占有されるREを表す。
図2では、1個のRBが12個のサブキャリアおよび7個のシンボルを含み、DMRSが、3番目のシンボルにおける1番目、3番目、5番目、7番目、9番目および11番目のREを占有する。
図3では、1個のRBが12個のサブキャリアおよび7個のシンボルを含み、DMRSが、3番目のシンボルにおける1番目、2番目、7番目および8番目のREを占有する。
任意選択的に、DMRS構成タイプは、アップリンクDMRS構成タイプおよびダウンリンクDMRS構成タイプに分類され得る。アップリンクDMRS構成タイプおよびダウンリンクDMRS構成タイプはそれぞれ、パラメータ「UL−DMRS−config−type」およびパラメータ「DL−DMRS−config−type」を用いて示され得るか、もしくは同じパラメータを用いて示され得るか、または、DMRSの構成タイプは、予め定義された方式または別の方式で決定され得る。このことは、本願において限定されない。
アップリンクDMRS構成タイプがパラメータ「UL−DMRS−config−type」を用いて示され、ダウンリンクDMRS構成タイプがパラメータ「DL−DMRS−config−type」を用いて示される例が、以下で説明のために用いられる。
例えば、UL−DMRS−config−type=1またはDL−DMRS−config−type=1である場合、DMRS REオーバヘッド値はY1であり、または、UL−DMRS−config−type=2またはDL−DMRS−config−type=2である場合、DMRS REオーバヘッド値はY2であり、Y1およびY2は整数であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、Y1および/またはY2は、4,6、8、12、16、24等のうちの任意の値であり得る。
任意選択的に基地局110および/またはUE120により送信されるDMRSは、単一アンテナポート(port)上でのみ送信され得る。この場合、DMRS構成タイプ1では、1個のアンテナポートが6個のREに対応し得て、DMRS構成タイプ2では、1個のアンテナポートが4個のREに対応し得る。従って、UL−DMRS−config−type=1またはDL−DMRS−config−type=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は6であり、または、UL−DMRS−config−type=2またはDL−DMRS−config−type=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は4であることが、予め定義され得る。
構成パラメータUL−DMRS−config−typeが1であるか、または構成パラメータDL−DMRS−config−typeが1である場合、DMRS構成タイプはDMRS構成タイプ1(DMRS configuration type 1)であり、または、構成パラメータUL−DMRS−config−typeが2であるか、または構成パラメータDL−DMRS−config−typeが2である場合、DMRS構成タイプは、DMRS構成タイプ2(DMRS configuration type 2)である。
アンテナポートは、論理アンテナであり、1個のアンテナポートが、1つの層におけるデータ送信に対応し得る。
任意選択的に、1個のアンテナポートが、1または複数の物理アンテナに対応し得る。
任意選択的に、アンテナポートは、アンテナポートでシンボルが伝達されるチャネルは、アンテナポートにおける別のシンボルが伝達されるチャネルを用いて推測され得る、と定義される。例えば、同じアンテナポートにおける異なるシンボルが伝達されるチャネルは、同じであり得るか、線形関係を有し得るか、または、異なるアルゴリズムを用いて取得され得る。具体的な推測方式は、本願において限定されない。
1個のアンテナポートが6個のREに対応することは、1個のアンテナポートの復調基準信号が6個のREを占有すること、または、1個のアンテナポートの復調基準信号が6個のRE上で送信されることであり得る。
任意選択的に、Y1および/またはY2は、複数の値を有し得る。Y1および/またはY2が複数の値を有する場合、基地局110は、シグナリングを介して、複数の値のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
例えば、Y1は6、12、18、24等のうちの少なくとも1つであり得ることが、予め定義される。この場合、基地局110は、シグナリングを介して、具体的に、6、12、18および24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
例えば、Y2は4、8、12、16、20、24等のうちの少なくとも1つであり得ることが、予め定義される。この場合、基地局110は、シグナリングを介して、具体的に、4、8、12、16、20または24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
任意選択的に、1つのDMRS構成タイプとDMRS REオーバヘッドとの間の複数の対応関係が、予め定義され得る。基地局は、シグナリングを介して、どの対応関係がTBSの計算に用いられるべきかをUEに通知し得る。
例えば、DMRS構成タイプ1とDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係y1:DMRS構成タイプ1がDMRS REオーバヘッド値6に対応する、
対応関係y2:DMRS構成タイプ1がDMRS REオーバヘッド値12に対応する、
対応関係y3:DMRS構成タイプ1がDMRS REオーバヘッド値18に対応する、および、
対応関係y4:DMRS構成タイプ1がDMRS REオーバヘッド値24に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、DMRS構成タイプ1とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係y1を表し、「01」は対応関係y2を表し、「10」は対応関係y3を表し、「11」は対応関係y4を表す。
例えば、DMRS構成タイプ2とDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係y1':DMRS構成タイプ2がDMRS REオーバヘッド値4に対応する、
対応関係y2':DMRS構成タイプ2がDMRS REオーバヘッド値8に対応する、
対応関係y3':DMRS構成タイプ2がDMRS REオーバヘッド値12に対応する、および、
対応関係y4':DMRS構成タイプ2がDMRS REオーバヘッド値16に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、DMRS構成タイプ2とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係y1'を表し、「01」は対応関係y2'を表し、「10」は対応関係y3'を表し、「11」は対応関係y4'を表す。
任意選択的に、異なるUEのDMRSは、符号分割ベース(すなわち、直交シーケンス)であり得るか、または時間−周波数分割ベースであり得る(言い換えれば、異なるUEのDMRSにより占有されるREの位置は異なる)。異なるUEのDMRSが時間−周波数分割ベースである場合、UEのDMRS間の干渉を低減するために、データ信号は、UEのDMRSにより占有されるREのいずれにもマッピングされない。言い換えれば、UEのDMRSにより占有されるREは全て、データマッピングが実行される場合にバイパスされる必要がある。この場合、予め定義されたDMRS REオーバヘッド値は、全てのUEのDMRS REオーバヘッド値の和であるべきである。
例えば、基地局110は、アンテナポート1000でDMRSをUE1へ送信し、アンテナポート1001でDMRSをUE2へ送信し、アンテナポート1002でDMRSをUE3へ送信し、アンテナポート1003でDMRSをUE4へ送信する。UE1およびUE2のDMRSは符号分割ベースであり、UE3およびUE4のDMRSは符号分割ベースである。UE1およびUE3のDMRSは時間−周波数分割ベースであり、UE2およびUE4のDMRSは時間−周波数分割ベースである。UEのDMRS間の相互干渉を回避するために、アンテナポート1000、1001、1002および1003の合計DMRS REオーバヘッドは、UEのデータに対してリソースマッピングが実行される場合にバイパスされる必要がある。
例えば、UL−DMRS−config−type=1またはDL−DMRS−config−type=1である場合、(DMRS構成タイプ1では、1個のアンテナポートが6個のREに対応し得るので)DMRS REオーバヘッド値は12であり、または、UL−DMRS−config−type=2またはDL−DMRS−config−type=2である場合、(DMRS構成タイプ2では、1個のアンテナポートが4個のREに対応し得るので)DMRS REオーバヘッド値は8であることが、予め定義され得る。
可能な設計方式において、第1の情報は、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とを含む。具体的には、復調基準信号の構成タイプに対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量と、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とは、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とに基づいて取得され得る。復調基準信号の構成タイプがある復調基準信号により占有されるリソース要素の数量と、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とには、対応関係が存在する。
任意選択的に、復調基準信号により占有されるシンボルの数量は、DMRSにより占有されるシンボルの数、DMRSが位置するリソースのシンボルの数量、またはDMRSが位置するリソースのシンボルの数であり得る。例えば、DMRSは、1個のシンボルを占有し得るか、または2個のシンボルを占有し得る。
任意選択的に、第1の情報は、DMRS構成タイプと、DMRSにより占有されるシンボルの数量とを含み得る。例えば、DMRS REオーバヘッド値と、パラメータDMRS−config−typeおよびDMRS−max−lenとの間の対応関係が、予め定義され得る。
DL−DMRS−max−lenまたはUL−DMRS−max−lenは、DMRSにより占有されるOFDMシンボルの最大数、例えば、1または2を示すために用いられ得る。任意選択的に、DL−DMRS−max−lenまたはUL−DMRS−max−lenは、フロントローディングDMRSまたは基本DMRSにより占有されるシンボルの数のみを示すために用いられ得る。
例えば、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=1であるか、または、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値はZ1であり、Z1は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=2であるか、または、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値はZ2であり、Z2は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、UL−DMRS−config−type=2、かつ、UL−DMRS−max−len=1であるか、または、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値はZ3であり、Z3は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、UL−DMRS−config−type=2、かつ、UL−DMRS−max−len=2であるか、または、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値はZ4であり、Z4は整数であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、Z1、Z2、Z3およびZ4の値は、同じであり得るか、または異なり得る。このことは、具体的には限定されない。Z1、Z2、Z3およびZ4のいずれか1つの値は、4、6、8、12、16、18、24等であり得る。
任意選択的に、UL−DMRS−config−type、DL−DMRS−config−type、UL−DMRS−max−lenおよび/またはDL−DMRS−max−lenは、基地局110により上位層シグナリングを介してUE120へ通知され得るか、またはUE120上で予め構成され得る。このことは、本明細書において限定されない。
任意選択的に、フォールバックモードでは、または、DCIフォーマット0_0および/またはDCIフォーマット1_0では、アップリンクDMRSおよび/またはダウンリンクDMRSは、単一のアンテナポートでのみ送信され得る。この場合において、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1であるとき、1個のアンテナポートが6個のREに対応し得ると共に、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=1であるとき、または、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=1であるとき、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義され得る。
この場合において、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2であるとき、1個のアンテナポートが12個のREに対応し得ると共に、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=2である場合、または、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は12であることが、予め定義され得る。
この場合において、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1であるとき、1個のアンテナポートが4個のREに対応し得ると共に、UL−DMRS−config−type=2、かつ、UL−DMRS−max−len=1である場合、または、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は4であることが、予め定義され得る。
この場合において、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2であるとき、1個のアンテナポートが8個のREに対応し得ると共に、UL−DMRS−config−type=2、かつ、UL−DMRS−max−len=2である場合、または、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は8であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、異なるUEのDMRSは、符号分割ベース(すなわち、直交シーケンス)であり得るか、または時間−周波数分割ベースであり得る(言い換えれば、異なるUEのDMRSにより占有されるREの位置は異なる)。異なるUEのDMRSに対して時間−周波数分割が実行される場合、UEのDMRS間の相互干渉を低減するために、データ信号は、UEのDMRSにより占有されるREのいずれにもマッピングされない。言い換えれば、UEのDMRSにより占有されるREは全て、データマッピングが実行される場合にバイパスされる必要がある。この場合、予め定義されたDMRS REオーバヘッド値は、全てのUEのDMRS REオーバヘッド値の和であるべきである。
例えば、基地局110は、アンテナポート1000でDMRSをUE1へ送信し、アンテナポート1001でDMRSをUE2へ送信し、アンテナポート1002でDMRSをUE3へ送信し、アンテナポート1003でDMRSをUE4へ送信する。UE1およびUE2のDMRSは符号分割ベースであり、UE3およびUE4のDMRSは符号分割ベースである。UE1およびUE3のDMRSは時間−周波数分割ベースであり、UE2およびUE4のDMRSは時間−周波数分割ベースである。UEのDMRS間の相互干渉を回避するために、アンテナポート1000、1001、1002および1003におけるDMRSにより占有される全てのREは、UEのデータに対してリソースマッピングが実行される場合にバイパスされる必要がある。
例えば、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合、1個のポートが6個のREに対応し得ると共に、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=1である場合、または、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は12であることが、予め定義され得る。
例えば、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合、1個のポートが12個のREに対応し得ると共に、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=2である場合、または、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は24であることが、予め定義され得る。
例えば、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合、1個のポートが4個のREに対応し得ると共に、UL−DMRS−config−type=2、かつ、UL−DMRS−max−len=1である場合、または、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は8であることが、予め定義され得る。
例えば、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合、1個のポートが8個のREに対応し得ると共に、UL−DMRS−config−type=12、かつ、UL−DMRS−max−len=2である場合、または、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は16であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、Z1、Z2、Z3およびZ4のうちの少なくとも1つが複数の値を有し得る。Z1、Z2、Z3およびZ4のうちの1つが複数の値を有する場合、基地局110は、シグナリングを介して、特定のDMRS REオーバヘッド値をUE120に通知し得る。
例えば、Z1および/またはZ2の複数の値/1つの値が6、12、18および24から選択され得る場合、基地局110は、シグナリングを介して、具体的に、6、12、18および24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
例えば、Z3および/またはZ4の複数の値/1つの値が4、8、12、16、20および24から選択され得る場合、基地局110は、シグナリングを介して、具体的に、4、8、12、16、20または24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
任意選択的に、1個の復調基準信号構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの1つの数量と、DMRS REオーバヘッドとの間の複数の対応関係が、予め定義され得る。基地局は、シグナリングを介して、どの対応関係がTBSの計算に用いられるべきかをUEに通知し得る。
例えば、復調基準信号構成タイプ1および復調基準信号1により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係z1:DMRS構成タイプ1およびDMRS1により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値6に対応する、
対応関係z2:DMRS構成タイプ1およびDMRS1により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値12に対応する、
対応関係z3:DMRS構成タイプ1およびDMRS1により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値18に対応する、および、
対応関係z4:DMRS構成タイプ1およびDMRS1により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値24に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、DMRS構成タイプ1およびDMRS1により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRSの数量の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係z1を表し、「01」は対応関係z2を表し、「10」は対応関係z3を表し、「11」は対応関係z4を表す。
例えば、復調基準信号構成タイプ1および復調基準信号2により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係z1':DMRS構成タイプ1およびDMRS2により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値12に対応する、
対応関係z2':DMRS構成タイプ1およびDMRS2により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値18に対応する、
対応関係z3':DMRS構成タイプ1およびDMRS2により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値24に対応する、および、
対応関係z4':DMRS構成タイプ1およびDMRS2により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値36に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、DMRS構成タイプ1およびDMRS2により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRSのREの数量の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係z1'を表し、「01」は対応関係z2'を表し、「10」は対応関係z3'を表し、「11」は対応関係z4'を表す。
例えば、復調基準信号構成タイプ2および復調基準信号1により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係z1'':DMRS構成タイプ2およびDMRS1により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値4に対応する、
対応関係z2'':DMRS構成タイプ2およびDMRS1により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値8に対応する、
対応関係z3'':DMRS構成タイプ2およびDMRS1により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値12に対応する、および、
対応関係z4'':DMRS構成タイプ2およびDMRS1により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値16に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、DMRS構成タイプ2およびDMRS1により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係z1''を表し、「01」は対応関係z2''を表し、「10」は対応関係z3''を表し、「11」は対応関係z4''を表す。
例えば、復調基準信号構成タイプ2および復調基準信号2により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係z1''':DMRS構成タイプ2およびDMRS2により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値8に対応する、
対応関係z2''':DMRS構成タイプ2およびDMRS2により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値16に対応する、
対応関係z3''':DMRS構成タイプ2およびDMRS2により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値24に対応する、および、
対応関係z4''':DMRS構成タイプ2およびDMRS2により占有されるシンボルの数量がDMRS REオーバヘッド値32に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、DMRS構成タイプ2およびDMRS2により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係z1'''を表し、「01」は対応関係z2'''を表し、「10」は対応関係z3'''を表し、「11」は対応関係z4'''を表す。
可能な設計方式において、第1の情報は、波形を含み得る。具体的には、波形に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量は、波形に基づいて取得され得る。波形と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、波形とDMRS REオーバヘッドとの間の対応関係が、予め定義され得る。
任意選択的に、波形は、チャネル波形であり得るか、または信号波形であり得る。例えば、チャネル波形は、物理アップリンクデータチャネルの波形、物理アップリンク制御チャネルの波形、物理ダウンリンクデータチャネルの波形または物理ダウンリンク制御チャネルの波形であり得る。例えば、信号波形は、復調基準信号の波形など、基準信号の波形であり得る。
任意選択的に、波形は、シングルキャリア波形およびマルチキャリア波形に分類され得る。任意選択的に、波形は、変換プリコーディング(transform precoding)が有効化されているかどうか等を示すために用いられ得る。
例えば、波形がシングルキャリア波形である場合、すなわち、変換プリコーディングが有効化されている(transform precoding is enabled)場合、DMRS REオーバヘッド値はW1であり、W1は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がシングルキャリアであり、当該シングルキャリアの場合において構成タイプ1のDMRSのみがサポートされるとき、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリアである場合、すなわち、変換プリコーディングが有効化されていない(transform precoding is not enabled)場合、DMRS REオーバヘッド値はW2であり、W2は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリアであり、当該マルチキャリアの場合において構成タイプ2のDMRSがサポートされ得るとき、DMRS REオーバヘッド値は4であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリアであり、当該マルチキャリアの場合において構成タイプ1のDMRSがサポートされ得るとき、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、W1および/またはW2の値は、4、6、8、12、16、24等のいずれか1つであり得る。
任意選択的に、W1および/またはW2は、複数の値を有し得る。W1および/またはW2が複数の値を有する場合、基地局110は、シグナリングを介して、複数の値のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
例えば、W1は6、12、18、24等のうちの少なくとも1つであり得ることが、予め定義される。この場合、基地局110は、シグナリングを介して、具体的に、6、12、18および24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
例えば、W2は4、8、12、16、20、24等のうちの少なくとも1つであり得ることが、予め定義される。この場合、基地局110は、シグナリングを介して、具体的に、4、8、12、16、20または24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
任意選択的に、1つの波形とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係が、予め定義され得る。基地局は、シグナリングを介して、どの対応関係がTBSの計算に用いられるべきかをUEに通知し得る。
例えば、波形とDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係w1:変換プリコーディングが有効化されていない場合が、DMRS REオーバヘッド値4に対応する、
対応関係w2:変換プリコーディングが有効化されていない場合が、DMRS REオーバヘッド値8に対応する、
対応関係w3:変換プリコーディングが有効化されている場合が、DMRS REオーバヘッド値6に対応する、
対応関係w4:変換プリコーディングが有効化されている場合が、DMRS REオーバヘッド値12に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、波形とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係w1を表し、「01」は対応関係w2を表し、「10」は対応関係w3を表し、「11」は対応関係w4を表す。
可能な実装において、第1の情報は、波形と、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とを含み得る。具体的には、波形と、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とに対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量は、波形と、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とに基づいて取得され得る。波形および復調基準信号により占有されるシンボルの数量と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、波形およびDMRSにより占有されるシンボルの数量とDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、予め定義され得る。
例えば、波形がシングルキャリア波形であり、アップリンクDMRS(UL−DMRS−max−len)により占有されるシンボルの数量が1である場合、DMRS REオーバヘッド値はW3であり、W3は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がシングルキャリア波形であり、UL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がシングルキャリア波形であり、UL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値はW4であり、W4は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がシングルキャリア波形であり、UL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は12であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、ダウンリンクDMRS(DL−DMRS−max−len)により占有されるシンボルの数量が1である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値はW5であり、W5は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−max−len=1である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は4であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−max−len=2である場合、または、波形がマルチキャリア波形であるか、または、UL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値はW6であり、W6は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−max−len=2である場合、または、波形がマルチキャリア波形であるか、またはUL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は8であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、W3またはW4の値は、4、6、8、12、16、24等のいずれか1つであり得る。
任意選択的に、W3および/またはW4は、複数の値を有し得る。W3および/またはW4が複数の値を有する場合、基地局110は、シグナリングを介して、複数の値のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
例えば、W3は6、12、18、24等のうちの少なくとも1つであり得ることが、予め定義される。この場合、基地局110は、シグナリングを介して、具体的に、6、12、18および24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
例えば、W4は4、8、12、16、20、24等のうちの少なくとも1つであり得ることが、予め定義される。この場合、基地局110は、シグナリングを介して、具体的に、4、8、12、16、20または24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
任意選択的に、1つの波形およびDMRSにより占有されるシンボルの1つの数量と複数のDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係が、予め定義され得る。基地局は、シグナリングを介して、どの対応関係がTBSの計算に用いられるべきかをUEに通知し得る。
例えば、変換プリコーディングが有効化されていない波形およびDMRS1により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係w1':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合が、DMRS REオーバヘッド値4に対応する、
対応関係w2':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合が、DMRS REオーバヘッド値8に対応する、
対応関係w3':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合が、DMRS REオーバヘッド値12に対応する、および、
対応関係w4':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合が、DMRS REオーバヘッド値16に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、波形とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係w1'を表し、「01」は対応関係w2'を表し、「10」は対応関係w3'を表し、「11」は対応関係w4'を表す。
例えば、変換プリコーディングが有効化されていない波形およびDMRS2により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係w1'':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合が、DMRS REオーバヘッド値8に対応する、
対応関係w2'':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合が、DMRS REオーバヘッド値16に対応する、
対応関係w3'':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合が、DMRS REオーバヘッド値24に対応する、および、
対応関係w4'':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合が、DMRS REオーバヘッド値36に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、波形とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係w1''を表し、「01」は対応関係w2''を表し、「10」は対応関係w3''を表し、「11」は対応関係w4''を表す。
例えば、変換プリコーディングが有効化されていない波形およびDMRS1により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係w1''':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合が、DMRS REオーバヘッド値6に対応する、
対応関係w2''':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合が、DMRS REオーバヘッド値12に対応する、
対応関係w3''':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合が、DMRS REオーバヘッド値18に対応する、および、
対応関係w4''':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合が、DMRS REオーバヘッド値24に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、波形とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係w1'''を表し、「01」は対応関係w2'''を表し、「10」は対応関係w3'''を表し、「11」は対応関係w4'''を表す。
例えば、変換プリコーディングが有効化されていない波形およびDMRS2により占有されるシンボルの数量と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、
対応関係w1'''':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合が、DMRS REオーバヘッド値12に対応する、
対応関係w2'''':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合が、DMRS REオーバヘッド値24に対応する、
対応関係w3'''':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合が、DMRS REオーバヘッド値36に対応する、および、
対応関係w4'''':変換プリコーディングが有効化されず、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合が、DMRS REオーバヘッド値48に対応する
のうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、上位層シグナリングおよび/または物理層シグナリングを介して、波形とDMRS REオーバヘッド値との間の複数の対応関係のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値の決定に用いられ得るかをUEに通知し得る。
例えば、「00」は対応関係w1''''を表し、「01」は対応関係w2''''を表し、「10」は対応関係w3''''を表し、「11」は対応関係w4''''を表す。
可能な設計方式において、第1の情報は、波形と、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とを含み得る。具体的には、復調基準信号REオーバヘッドは、波形と、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とに基づいて取得され得る。復調基準信号REオーバヘッド値と、波形と、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、第1の情報は、波形と、DMRSの構成タイプと、DMRSにより占有されるシンボルの数量とを含み得て、DMRS REオーバヘッド値と、波形と、DMRSの構成タイプと、DMRSにより占有されるシンボルの数量との間の対応関係は、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値はW7であり、W7は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値はW8であり、W8は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は12であることが、予め定義され得る。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=2、かつ、UL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値はW9であり、W9は整数であることが、予め定義され得る。この場合、W9の例は4である。
例えば、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=2、かつ、UL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値はW10であり、W10は整数であることが、予め定義され得る。W10の例は8である。
任意選択的に、W1からW10のいずれか1つの値は、4、6、8、12、16、18、24、36、48等であり得る。W1からW10のうちの任意の2つの値は、同じであり得るか、または異なり得る。このことは、限定されない。
任意選択的に、異なるUEのDMRSは、符号分割ベース(すなわち、直交シーケンス)であり得るか、または時間−周波数分割ベースであり得る(言い換えれば、異なるUEのDMRSにより占有されるREの位置は異なる)。異なるUEのDMRSに対して時間−周波数分割が実行される場合、UEのDMRS間の相互干渉を低減するために、データ信号は、UEのDMRSにより占有されるREのいずれにもマッピングされない。言い換えれば、UEのDMRSにより占有されるREは全て、データマッピングが実行される場合にバイパスされる必要がある。この場合、予め定義されたDMRS REオーバヘッド値は、全てのUEのDMRS REオーバヘッド値の和であるべきである。
例えば、基地局110は、アンテナポート1000でDMRSをUE1へ送信し、アンテナポート1001でDMRSをUE2へ送信し、アンテナポート1002でDMRSをUE3へ送信し、アンテナポート1003でDMRSをUE4へ送信する。UE1およびUE2のDMRSは符号分割ベースであり、UE3およびUE4のDMRSは符号分割ベースである。UE1およびUE3のDMRSは時間−周波数分割ベースであり、UE2およびUE4のDMRSは時間−周波数分割ベースである。UEのDMRS間の相互干渉を回避するために、アンテナポート1000、1001、1002および1003におけるDMRSにより占有される全てのREは、UEのデータに対してリソースマッピングが実行される場合にバイパスされる必要がある。
例えば、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1である場合、1個のポートが6個のREに対応し得ると共に、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=1である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は12であることが、予め定義され得る。
例えば、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1である場合、1個のポートが12個のREに対応し得ると共に、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=1、かつ、UL−DMRS−max−len=2である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=1、かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は24であることが、予め定義され得る。
例えば、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2である場合、1個のポートが4個のREに対応し得ると共に、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=2、かつ、UL−DMRS−max−len=1である場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=2、かつ、DL−DMRS−max−len=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は8であることが、予め定義され得る。
例えば、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2である場合、1個のポートが8のREに対応し得ると共に、波形がマルチキャリア波形であり、UL−DMRS−config−type=2かつ、UL−DMRS−max−len=2ある場合、または、波形がマルチキャリア波形であり、DL−DMRS−config−type=2かつ、DL−DMRS−max−len=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は16であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、W1からW10のいずれか1つは複数の値を有することが、予め定義され得る。W1からW10のいずれか1つが複数の値を有する場合、基地局は、シグナリングを介して、特定のDMRS REオーバヘッド値をUEに通知し得ることが、予め定義される。
例えば、W1からW8のうちの少なくとも1つが6、12、18、24等であり得る場合、基地局は、シグナリングを介して、具体的に、6、12、18または24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUEに通知し得ることが、予め定義される。
例えば、W2、W4、W5、W9またはW10のいずれか1つが4、8、12、16、20、24等であり得る場合、基地局は、シグナリングを介して、具体的に、4、8、12、16、20、24のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUEに通知し得ることが、予め定義される。
可能な設計方式において、第1の情報は、データチャネルのタイプおよび/またはダウンリンク制御情報の無線ネットワーク一時識別子(radio network temporary identifier、RNTI)スクランブル方式を含み得る。具体的には、復調基準信号REオーバヘッド値は、データチャネルのタイプおよび/またはダウンリンク制御情報のRNTIスクランブル方式に基づいて取得され得る。データチャネルのタイプおよび/またはダウンリンク制御情報のRNTIスクランブル方式と復調基準信号REオーバヘッド値との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、データチャネルのタイプおよび/またはDCIのRNTIスクランブル方式とDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係は、予め定義され得る。
基地局とUEとの間には、複数のタイプのデータチャネルが存在し得る。
任意選択的に、データチャネルのタイプは、アップリンクデータ送信およびダウンリンクデータ送信のうちの少なくとも1つを含み得る。
任意選択的に、データチャネルのタイプは、システム情報、ブロードキャスト情報、ユニキャスト情報およびマルチキャスト情報のうちの少なくとも1つを含む。
例えば、いくつかの物理データ共有チャネル(physical downlink sharing channels、PDSCH)が、UEのユニキャストデータを送信するために用いられ、いくつかのPDSCHが、システム情報、ブロードキャスト情報またはマルチキャスト情報を送信するために用いられ、いくつかのPDSCHが、ページング(paging、P)情報を送信するために用いられ、いくつかのPDSCHが、ランダムアクセス応答(random access response、RAR)を送信するために用いられ得る。ユニキャストデータは、UE固有の(specific)データであり、マルチキャスト情報またはブロードキャスト情報は、複数のUEにより同時に受信され得るデータである。
例えば、いくつかのアップリンクデータ共有チャネル(physical uplink sharing channel、PUSCH)が、UEのユニキャストデータを送信するために用いられ、いくつかのPUSCHが、ランダムアクセスメッセージ3を送信するために用いられる。
例えば、通信手順は、ユーザ機器が、まず、ダウンリンク同期を実行し、ダウンリンク同期信号を受信し、RRC接続モードに入り、次に、RRCシグナリングおよび物理層シグナリングを受信し、ダウンリンクデータ送信を実行する、というものである。加えて、ユーザ機器は、RRC接続モードに入った後に、アップリンクランダムアクセスを実行し得る。基地局は、ランダムアクセス応答を送信し、ユーザ機器は、アップリンク同期を完了し、アップリンクデータ送信を実行する。
例えば、UEは、PDSCHを受信する前に、DCIを受信する必要がある。DCIの情報ビットは、巡回冗長検査(cyclic redundancy check、CRC)コードを含む。
任意選択的に、CRCは、RNTIに関連し得る。例えば、残余最小システム情報(RMSI)のDCIは、RMSI−RNTIに基づいて生成されるCRCを用いてスクランブルされ得る。ページングのDCIは、P‐RNTIに基づいて生成されるCRCを用いてスクランブルされ得る。RARのDCIは、RA−RNTIに基づいて生成されるCRCを用いてスクランブルされ得る。ユーザレベルデータチャネルのDCIは、セル(cell、C)−RNTIに基づいて生成されるCRCを用いてスクランブルされ得る。
例えば、RMSI、ページング、メッセージ3、RAR等を送信するために用いられるデータチャネル、無線リソース制御(radio reference control、RRC)接続モードに入る前にDCIによりスケジューリングされるデータチャネル、または、RMSI−RNTI、SI−RNRI、P‐RNTIまたはRA−RNTIに基づいてスクランブルされるDCIによりスケジューリングされるデータチャネルについて、DMRS REオーバヘッド値は4、6等であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、RMSI、ページング、メッセージ3、RAR等を送信するために用いられるデータチャネル、無線リソース制御(radio reference control、RRC)接続モードに入る前にDCIによりスケジューリングされるデータチャネル、または、RMSI−RNTI、SI−RNRI、P‐RNTIまたはRA−RNTIに基づいてスクランブルされるDCIによりスケジューリングされるデータチャネルについて、DMRS REオーバヘッド値は、UEに関して予め定義され得るか、または基地局により通知され得る。
任意選択的に、同じDMRS REオーバヘッド値または異なるDMRS REオーバヘッド値が、異なるデータチャネルについて予め定義され得る。
例えば、アップリンクデータスケジューリングでは、DMRS REオーバヘッド値は6であることが予め定義され得て、ダウンリンクデータスケジューリングでは、DMRS REオーバヘッド値は4であることが予め定義され得る。
任意選択的に、RRC接続モードに入った後にスケジューリングされるデータチャネルおよび/またはC−RNTIに基づいてスクランブルされるDCIによりスケジューリングされるデータチャネルについて、UEに関して構成されるDMRS REオーバヘッドが、UEに対して予め定義され得るか、または基地局により通知され得る。
任意選択的に、同じデータチャネルについて複数のDMRS REオーバヘッドが予め定義され得て、次に、基地局は、シグナリングにより、DMRS REオーバヘッドをUEに通知する。
可能な設計方式において、第1の情報は、データブロックにより占有されるシンボルの数量を含む。具体的には、データブロックにより占有されるシンボルの数量に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量は、データブロックにより占有されるシンボルの数量に基づいて取得され得る。データブロックにより占有されるシンボルの数量と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、データブロックにより占有されるシンボルの数量とDMRS REオーバヘッドとの間の対応関係が、予め定義され得る。
例えば、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値は4または6であることが、予め定義され得る。これは、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、追加のDMRSではなく、フロントローディングDMRSのみが、データブロック送信のために用いられる時間単位(例えば、シンボル14個)で送信され得ることが理由である。
例えば、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は8または12であることが、予め定義され得る。これは、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、フロントローディングDMRSのみではなく、追加のDMRSも、データブロック送信に用いられる時間単位(例えば、シンボル14個)で送信され得ることが理由である。
フロントローディングDMRSは、ある時間単位で送信されるDMRSのうち、フロントシンボルを占有するDMRSであり、追加のDMRSは、当該時間単位で送信されるDMRSのうち、リアシンボルを占有するDMRSである。
フロントローディングDMRSは、基本DMRSとも称され得て、データの開始位置または相対フロント位置に配置され得る。追加のDMRSは、追加のDMRSとも称され得る。基本DMRSおよび追加のDMRSは、同じスケジューリングユニットの異なるシンボル位置で保持され得る。同じスケジューリングユニットは、サブフレーム、スロットまたはミニスロットのうちの少なくともいずれか1つを含む。このことは、本願の本実施形態において、具体的には限定されない。
任意選択的に、追加のDMRSは、チャネル推定精度を改善するために用いられ得ると共に、高速移動シナリオに適用可能であることが指定される。異なるシンボルに関するチャネルステータスが変わった場合、追加のDMRSは、チャネル推定精度を改善するために導入される。
図4および図5は、フロントローディングDMRSおよび追加のDMRSの概略図である。図4および図5において、水平線で塗りつぶされたシンボルは、基本DMRSにより占有されるシンボル、すなわち、フロントローディングDMRSにより占有されるシンボルであり、点で塗りつぶされたシンボルは、追加のDMRSにより占有されるシンボルである。
図4において、フロントローディングDMRSはシンボル3(すなわち、4番目のシンボル)上にあり、追加のDMRSはシンボル7(すなわち、8番目のシンボル)上にある。図5において、フロントローディングDMRSは、シンボル2(すなわち、3番目のシンボル)上にあり、追加のDMRSは、シンボル7(すなわち、8番目のシンボル)上にある。
TBSの計算中により正確なTBSを取得するためには、DMRSのオーバヘッドが考慮される場合、基地局により実際に送信されるフロントローディングDMRSおよび追加のDMRSを含むDMRSのREの数量が考慮される必要がある。これは、データがDMRSのREのいずれにもマッピングされないことが理由である。
可能な設計方式において、第1の情報は、データブロックにより占有されるシンボルの位置を含む。具体的には、データブロックにより占有されるシンボルの位置に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量は、データブロックにより占有されるシンボルの位置に基づいて取得され得る。データブロックにより占有されるシンボルの位置と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、データブロックにより占有されるシンボルの位置とDMRS REオーバヘッドとの間の対応関係が、予め定義され得る。
例えば、データブロックにより占有される最後のシンボルが、データブロック送信のために用いられるある時間単位(例えば、シンボル14個)における9番目のシンボルの前である場合、DMRS REオーバヘッド値は4または6であることが、予め定義され得る。これは、データブロックにより占有されるシンボルの数量が、この場合、7未満であることが理由である。言い換えれば、追加のDMRSではなく、フロントローディングDMRSのみが、データブロック送信で用いられる時間単位で送信され得る。
データブロックにより占有される最後のシンボルが、データブロック送信のために用いられるある時間単位における9番目のシンボルの前であることは、データブロックにより占有される最後のシンボルのインデックス(index)が8未満であることと理解され得る。
例えば、データブロックにより占有される最後のシンボルが、データブロック送信のために用いられるある時間単位(例えば、シンボル14個)における9番目のシンボル上、またはその後である場合、DMRS REオーバヘッド値は8または12であることが、予め定義され得る。これは、データブロックにより占有されるシンボルの数量が、この場合、7以上であることが理由である。言い換えれば、フロントローディングDMRSのみではなく、追加のDMRSも、データブロック送信で用いられる時間単位で送信され得る。
データブロックにより占有される最後のシンボルが、データブロック送信のために用いられるある時間単位における9番目のシンボル上、またはその後であることは、データブロックにより占有される最後のシンボルのインデックス(index)が8以上であることと理解され得る。
可能な設計方式において、第1の情報は、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置および/または追加のDMRSの数量(または数)を含み得る。具体的には、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置および/または追加のDMRSの数量(または数)に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置および/または追加のDMRSの数量(または数)に基づいて取得され得る。追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置および/または追加のDMRSの数量(または数)と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、追加のDMRSの数量(または数)および/または追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係が、予め定義され得る。
DL−DMRS−add−posまたはUL−DMRS−add−posは、追加のDMRSの数量を示すために用いられ得るか、または、追加のDMRSの数を示すために用いられ得る、例えば、0、1、2および3のうちの少なくとも1つであり得る。
任意選択的に、フロントローディングDMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合において、追加のDMRSの数量が0であるとき、これは、追加のDMRSにより占有されるシンボルが0個存在することを示し、追加のDMRSの数量が1であるとき、これは、追加のDMRSにより占有されるシンボルが1個存在することを示し、追加のDMRSの数量が2であるとき、これは、追加のDMRSにより占有されるシンボルが2個存在することを示し、または、追加のDMRSの数量が3であるとき、追加のDMRSにより占有されるシンボルが3個存在することを示す。
任意選択的に、フロントローディングDMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合において、追加のDMRSの数量が0であるとき、これは、追加のDMRSにより占有されるシンボルが0個存在することを示し、追加のDMRSの数量が1であるとき、これは、追加のDMRSにより占有されるシンボルが2個存在することを示し、追加のDMRSの数量が2であるとき、これは、追加のDMRSにより占有されるシンボルが4個存在することを示し、または、追加のDMRSの数量が3であるとき、これは、追加のDMRSにより占有されるシンボルが6個存在することを示す。
DL−DMRS−add−posまたはUL−DMRS−add−posは、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置を示すためにも用いられ得る、例えば、0、1、2および3のうちの少なくとも1つであり得る。
任意選択的に、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置は、代替的に、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置は、フロントローディングDMRS位置の数量であり、例えば、0、1、2および3のうちの少なくとも1つであり得る、と理解され得る。
任意選択的に、フロントローディングDMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合において、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置が0箇所であるとき、これは、追加のDMRSがフロントローディングDMRS位置を0箇所占有する、すなわち、追加のDMRSが0個のシンボルを占有することを示し、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置が1箇所であるとき、これは、追加のDMRSがフロントローディングDMRS位置を1箇所占有する、すなわち、追加のDMRSが1個のシンボルを占有することを示し、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置が2箇所であるとき、これは、追加のDMRSがフロントローディングDMRS位置を2箇所占有する、すなわち、追加のDMRSが2個のシンボルを占有することを示し、または、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置が3箇所であるとき、これは、追加のDMRSがフロントローディングDMRS位置を3箇所占有する、すなわち、追加のDMRSが3個のシンボルを占有することを示す。
任意選択的に、フロントローディングDMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合において、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置が0箇所であるとき、これは、追加のDMRSがフロントローディングDMRS位置を0箇所占有する、すなわち、追加のDMRSが0個のシンボルを占有することを示し、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置が1箇所であるとき、これは、追加のDMRSがフロントローディングDMRS位置を1箇所占有する、すなわち、追加のDMRSが2個のシンボルを占有することを示し、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置が2箇所であるとき、これは、追加のDMRSがフロントローディングDMRS位置を2箇所占有すること、すなわち、追加のDMRSが4個のシンボルを占有することを示し、または、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置が3箇所であるとき、これは、追加のDMRSがフロントローディングDMRS位置を3箇所占有する、すなわち、追加のDMRSが6個のシンボルを占有することを示す。
任意選択的に、追加のDMRSは、アップリンク追加DMRSおよびダウンリンク追加DMRSに分類され得る。アップリンク追加DMRSにより占有されるシンボルの位置と、ダウンリンク追加DMRSにより占有されるシンボルの位置とはそれぞれ、パラメータ「UL−DMRS−add−pos」および「パラメータDL−DMRS−add−pos」により表され得る。
任意選択的に、アップリンク追加DMRSにより占有されるシンボルの位置と、ダウンリンク追加DMRSにより占有されるシンボルの位置とは、同じパラメータを用いて示され得る。詳細は、本願において限定されない。
任意選択的に、DL−DMRS−add−pos=0またはUL−DMRS−add−pos=0である場合、DMRS REオーバヘッド値はQ1であり、Q1は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−add−pos=1またはUL−DMRS−add−pos=1である場合、DMRS REオーバヘッド値はQ2であり、Q2は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−add−pos=2またはUL−DMRS−add−pos=2である場合、DMRS REオーバヘッド値はQ3であり、Q3は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−add−pos=3またはUL−DMRS−add−pos=3である場合、DMRS REオーバヘッド値はQ4であり、Q4は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−add−pos=0またはUL−DMRS−add−pos=0である場合、DMRS REオーバヘッド値は4または6であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−add−pos=1またはUL−DMRS−add−pos=1である場合、DMRS REオーバヘッド値は8または12であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−add−pos=2またはUL−DMRS−add−pos=2である場合、DMRS REオーバヘッド値は12または18であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−add−pos=3またはUL−DMRS−add−pos=3である場合、DMRS REオーバヘッド値は16または24であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、Q1、Q2、Q3およびQ4の値は、同じであり得るか、または異なり得る。このことは、具体的には限定されない。Q1、Q2、Q3およびQ4のいずれか1つの値は、4,6、8、12、16、18、24等であり得る。
任意選択的に、Q1、Q2、Q3およびQ4のうちの少なくとも1つは、複数の値を有し得る。Q1、Q2、Q3およびQ4のうちの1つが複数の値を有する場合、基地局110は、シグナリングを介して、特定のDMRS REオーバヘッド値をUE120に通知し得る。
可能な設計方式において、第1の情報は、DMRSの構成タイプと、DMRSにより占有されるシンボルの数量と、データブロックにより占有されるシンボルの数量とを含み得る。具体的には、DMRSの構成タイプと、DMRSにより占有されるシンボルの数量と、データブロックにより占有されるシンボルの数量とに対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が、DMRSの構成タイプと、DMRSにより占有されるシンボルの数量と、データブロックにより占有されるシンボルの数量とに基づいて取得され得る。DMRSの構成タイプと、DMRSにより占有されるシンボルの数量と、データブロックにより占有されるシンボルの数量と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、DMRS REオーバヘッド値と、DMRSの構成タイプ、DMRSにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの数量との間の対応関係が、予め定義され得る。
任意選択的に、例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値はP1であり、P1は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値はP2であり、P2は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値はP3であり、P3は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値はP4であり、P4は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値はP5であり、P5は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値はP6であり、P6は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値はP7であり、P7は整数であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値はP8であり、P8は整数であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、P1からP8のいずれか1つの値は、4、6、8、12、16、18、20、24、28、32、36等であり得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックのシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値は6であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値は12であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値は4であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7未満である場合、DMRS REオーバヘッド値は8であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は12であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は24であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=1、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は8であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は16であることが、予め定義され得る。
可能な設計方式において、第1の情報は、DMRSの構成タイプと、DMRSにより占有されるシンボルの数量と、データブロックにより占有されるシンボルの数量と、追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置とを含み得る。具体的には、DMRSの構成タイプ、DMRSにより占有されるシンボルの数量、データブロックにより占有されるシンボルの数量および追加のDMRSにより占有されるシンボルの位置と、DMRS REオーバヘッド値との間の対応関係が、予め定義され得る。DMRSは、データブロックが受信される場合に用いられるDMRSである。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=1、DL−DMRS−add−pos=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=1、UL−DMRS−add−pos=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は18であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=2、DL−DMRS−add−pos=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=2、UL−DMRS−add−pos=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は36であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=1、DL−DMRS−add−pos=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=1、UL−DMRS−add−pos=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は12であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=2、DL−DMRS−add−pos=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=2、UL−DMRS−add−pos=2、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は24であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=1、DL−DMRS−add−pos=3、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=1、UL−DMRS−add−pos=3、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は24であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=1、DL−DMRS−max−len=2、DL−DMRS−add−pos=3、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=1、UL−DMRS−max−len=2、UL−DMRS−add−pos=3、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は48であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=1、DL−DMRS−add−pos=3、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=1、UL−DMRS−add−pos=3、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は16であることが、予め定義され得る。
例えば、DL−DMRS−config−type=2、DL−DMRS−max−len=2、DL−DMRS−add−pos=3、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、または、UL−DMRS−config−type=2、UL−DMRS−max−len=2、UL−DMRS−add−pos=3、かつ、データブロックにより占有されるシンボルの数量が7以上である場合、DMRS REオーバヘッド値は32であることが、予め定義され得る。
任意選択的に、P1からP8のうちの少なくとも1つは、複数の値を有し得る。P1からP8のうちの少なくとも1つが複数の値を有する場合、基地局110は、シグナリングを介して、複数の値のうちのどれがDMRS REオーバヘッド値であるかをUE120に通知し得る。
任意選択的に、第1の情報は、ダウンリンクPDSCHマッピングタイプA(DL−DMRS−typeA−pos)の場合におけるDMRSの位置をさらに含み得る。DL−DMRS−typeA−pos=2である場合、データブロック送信のために用いられる時間単位において、3個の追加のDMRSが存在し得る。従って、予め定義されたDMRS REオーバヘッド値は、DL−DMRS−typeA−posが2と等しくない場合に固有のDMRS REオーバヘッド値とは異なり得る。
DL−DMRS−typeA−posは、PDSCHマッピングタイプAの場合におけるDMRSの位置を示すために用いられ得る。任意選択的に、DMRSの位置(DMRSの1番目のシンボルの位置)は、3番目のシンボルまたは4番目のシンボルであり得る。例えば、インデックスが2または3であり得る。
前述の予め定義された対応関係は、例に過ぎないことを理解されたい。実際の実装では、復調基準信号REオーバヘッド値と、以下の情報、つまり、DCIフォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、波形、DCIのRNTIスクランブル方式、データブロックにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つのタイプとの間の対応関係が、予め定義され得る。具体的な予め定義する方式については、前述の方式を参照されたい。詳細は、ここでは改めて説明されない。
復調基準信号REオーバヘッド値が第1の情報について前述の方式のいずれか1つで予め定義された後に、基地局110およびUE120は、第1の情報と復調基準信号REオーバヘッド値との間の、この方式で予め定義された対応関係を構成し得る。UE120に関して構成される対応関係は、直接構成され得るか、または、UE120が基地局110から対応関係を受信した後に、UE120により構成され得る。
基地局110およびUE120は、第1の情報を取得した後に、第1の情報と復調基準信号REオーバヘッド値との間の、前述の方式のいずれか1つで予め定義された対応関係を構成する。基地局110およびUE120は、REオーバヘッド値に基づいてTBSを決定すべく、第1の情報および復調基準信号REオーバヘッド値に基づいて、当該対応関係を取得し得る。
図6は、本願の実施形態による復調基準信号REオーバヘッド値を決定するための方法の概略フローチャートである。図6は通信方法の段階またはオペレーションを示すが、これらの段階またはオペレーションは例に過ぎないことを理解されたい。本願の本実施形態において、他のオペレーションまたは図6におけるオペレーションの変形がさらに実行され得る。加えて、図6における段階は、図6に示されるものとは異なる順序で実行され得る。図6におけるオペレーションの全ての実行は、不要であり得る。
図6に示される方法は、通信プロセスにおいて通信装置により実行される。例えば、通信装置は、基地局110であり得るか、またはUE120であり得る。
S610.以下の情報、つまり、ダウンリンク制御情報フォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、波形、ダウンリンク制御情報のRNTIスクランブル方式、データチャネルのタイプ、データブロックにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つのタイプを含む第1の情報を取得する。
任意選択的に、ダウンリンク制御情報フォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、波形、ダウンリンク制御情報のRNTIスクランブル方式、データチャネルのタイプ、データブロックにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つは、通信要件に基づいて通信装置(例えば、基地局またはUE)により取得され得る、および/または、受信端として機能する通信装置により、送信端として機能する通信装置からのインジケーションに従って取得され得る。
任意選択的に、基地局は、シグナリングを介して、第1の情報を端末に通知し得る。端末は、基地局のシグナリングに基づいて、第1の情報を決定する。シグナリングは、上位層シグナリングであり得るか、または物理層シグナリングであり得る。詳細は、本願において限定されない。
任意選択的に、端末または基地局は、端末または基地局の要件または予め記憶された情報に基づいて、第1の情報を取得し得る。詳細は、本願において限定されない。
任意選択的に、本願における「取得(obtaining)」は、決定、実現(obtaining)、獲得、確認、取得(acquiring)等と称され得る。
例えば、基地局110は、上位層シグナリングを介して、復調基準信号の構成タイプをUE120に通知し得る。
例えば、UE120は、様々なRNTIを用いて、復調基準信号に対してブラインド検出を実行し得る。成功裏な復調に対応するRNTIスクランブル方式は、実現される必要があるRNTIスクランブル方式である。
例えば、基地局および/または端末は、データ送信のためのデータチャネルの特性および/またはデータ受信のためのデータチャネルの特性に基づいて、第1の情報を取得し得る。
S620.第1の情報に基づいて、第1の情報に対応する、復調基準信号により占有されるREの数量を取得する。第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、第1の情報は、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量と一対一の対応関係にある。
任意選択的に、第1の情報に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量は、第1の情報に対応するデータブロックが受信または送信される場合に実行されるチャネル推定および/または復調のために用いられる基準信号により占有されるリソース要素の数量を含み得る。
任意選択的に、本願における「取得(obtaining)」は、決定、実現(obtaining)、獲得、確認、取得(acquiring)等と称され得る。
本明細書における復調基準信号により占有されるREの数量は、DCIによりスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号を送信するために用いられることが可能なREの数量であり得ることを理解されたい。言い換えれば、本願の本実施形態において、復調基準信号により占有されるREの数量は、DCIを用いてスケジューリングされるリソースにおける、復調基準信号を送信するために実際に用いられるREの数量以上であり得る。
例えば、第1の情報がDCIフォーマットまたはDCIのRNTIスクランブル方式を含む場合、第1の情報に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量は、DCIによりスケジューリングされるデータブロックが受信される場合に実行されるチャネル推定および/または復調のために用いられる復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を含み得る、または、第1の情報がデータブロックにより占有されるシンボルの数量またはデータブロックにより占有されるシンボルの位置を含む場合、第1の情報に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量は、データブロックが受信されるときに実行されるチャネル推定および/または復調のために用いられる復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を含み得る。
例えば、第1の情報がダウンリンク制御情報フォーマットを含み、基地局110またはUE120がダウンリンク制御情報フォーマットとDMRS REオーバヘッドとの間の対応関係を前述の設計方式で構成する場合、基地局110またはUE120が、第1の情報に基づいて、DMRSにより占有されるREの数量を取得する段階は、ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット1_0である場合、DMRSにより占有されるREの数量が4であることを実現する段階、または、ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0である場合、DMRSにより占有されるREの数量が6であることを実現する段階を含み得る。
例えば、第1の情報がDMRSの構成タイプを含み、基地局110またはUE120が、DMRSの構成タイプとDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係を前述の設計方式で構成する場合、第1の情報に基づいて、DMRSにより占有されるREの数量を取得する段階は、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1である場合、DMRSにより占有されるREの数量が6であることを実現する段階、または、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2である場合、DMRSにより占有されるREの数量が4であることを実現する段階を含み得る。
例えば、第1の情報がDMRSの構成タイプとDMRSにより占有されるシンボルの数量を含み、基地局110またはUE120が、DMRSの構成タイプおよびDMRSにより占有されるシンボルの数量とDMRS REオーバヘッドとの間の対応関係を前述の設計方式で構成する場合、第1の情報に基づいて、DMRSにより占有されるREの数量を取得する段階は、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合、DMRSにより占有されるREの数量が6であることを実現する段階、または、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合、DMRSにより占有されるREの数量が12であることを実現する段階、または、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が1である場合、DMRSにより占有されるREの数量が4であることを実現する段階、または、DMRSの構成タイプがDMRS構成タイプ2であり、DMRSにより占有されるシンボルの数量が2である場合、DMRSにより占有されるREの数量が8であることを実現する段階を含む。
基地局110およびUE120が、第1の情報とDMRS REオーバヘッド値との間の対応関係を前述の方式のうちのいずれか1つで構成する場合、DMRS REオーバヘッド値を取得するために基地局110およびUE120により用いられる方法は、前述の例におけるものと同様であることを理解されたい。詳細は、ここでは改めて説明されない。
本願において提供される方法によれば、UE120は、CDM groupを示すために基地局110により送信される情報を受信することなく、DMRS REオーバヘッド値を取得し得て、さらに、REオーバヘッド値に基づいて、TBSを決定し得る。
例えば、基地局110からフォールバックDCIを受信した場合、UE120はまた、DMRS REオーバヘッド値を取得してTBSを決定することにより、送信性能を改善し得る。
本願の別の実施形態において、基地局110は、シグナリングを用いて、DMRS REオーバヘッド値をUE120に通知し得る。シグナリングは、上位層シグナリング、物理層シグナリング等であり得る。
例えば、基地局110は、シグナリングをUE120へ送信し、シグナリングは、DMRS REオーバヘッド値が4、6、8、12、24等のうちの1つであることを示すために用いられる。
本願の別の実施形態において、基地局110は、上位層シグナリングを介して、UE120について複数のDMRS REオーバヘッド値を構成し得て、次に、シグナリングを介して、複数のDMRS REオーバヘッド値のうちの特定の値をUE120に通知することにより、UE120がTBSを決定し得るようにする。
図7は、本願の実施形態による通信装置の概略構造図である。図7に示される通信装置700は、例に過ぎないことを理解されたい。本願の本実施形態における通信装置は、他のモジュールまたはユニットをさらに含み得るか、もしくは、図7におけるモジュールのものと同様の機能を有するモジュールを含み得る、または、必ずしも図7における全てのモジュールを含む必要はない。
通信装置700は、第1の処理モジュール710および第2の処理モジュール720を含み得る。通信装置700は、図6に示される方法を実行するように構成され得る。
例えば、第1の処理モジュール710は、以下の情報、つまり、ダウンリンク制御情報フォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、波形、ダウンリンク制御情報の無線ネットワーク一時識別子スクランブル方式、データチャネルのタイプ、データブロックにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つのタイプを含む第1の情報を取得するように構成される。
第2の処理モジュール720は、第1の情報に基づいて、第1の情報に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得するように構成される。第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する。
任意選択的に、第1の情報は、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量と一対一の対応関係にある。
任意選択的に、第1の情報がダウンリンク制御情報フォーマットを含む場合、第2の処理モジュール720は、具体的には、
ダウンリンク制御情報フォーマットがダウンリンク制御情報フォーマット1_0であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4または6であることを実現するように構成され、および/または、
ダウンリンク制御情報フォーマットがダウンリンク制御情報フォーマット0_0であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6または4であることを実現するように構成される。
任意選択的に、第1の情報が復調基準信号の構成タイプを含む場合、第2の処理モジュール720は、具体的には、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6であることを実現するように構成され、および/または
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4であることを実現するように構成される。
任意選択的に、第1の情報が、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とを含む場合、第2の処理モジュール720は、具体的には、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6であることを実現するように構成され、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が12であることを実現するように構成され、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4であることを実現するように構成され、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が8であることを実現するように構成される。
任意選択的に、第2の処理モジュール720は、具体的には、第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間の対応関係に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得するように構成される。
図8は、本願の実施形態による通信デバイスの概略構造図である。図8に示される通信デバイス800は、例に過ぎないことを理解されたい。本願の本実施形態における通信デバイスは、他のモジュールまたはユニットをさらに含み得るか、もしくは、図8におけるモジュールのものと同様の機能を有するモジュールを含み得る、または、必ずしも図8における全てのモジュールを含む必要はない。
通信デバイス800は、少なくとも1つのプロセッサ810および通信インタフェース820を含む。通信デバイス800は、図6に示される方法を実行するように構成される。
例えば、通信インタフェースは、別の通信デバイスと情報を交換するように構成され、少なくとも1つのプロセッサ810は、1または複数の命令を実行することにより、通信デバイス800が、図6に示される方法を実行するようにする。
任意選択的に、通信デバイス800は、アクセスネットワークデバイスまたは端末デバイスであり得る。通信デバイス800が端末デバイスである場合、当該対応関係は、端末デバイスにより通信プロトコルに従って構成され得るか、または、端末デバイスによりアクセスネットワークデバイスから受信され得る。
図9は、本願の実施形態によるシステムチップの概略構造図である。図9に示されるシステムチップ900は、例に過ぎないことを理解されたい。本願の本実施形態におけるシステムチップは、他のモジュールまたはユニットをさらに含み得るか、もしくは、図9におけるモジュールのものと同様の機能を有するモジュールを含み得る、または、必ずしも図9における全てのモジュールを含む必要はない。
システムチップ900は、少なくとも1つのプロセッサ910および入出力インタフェース920を含む。システムチップ900は、図6に示される方法を実行するように構成され得る。
例えば、入出力インタフェースは、別の通信デバイスと情報を交換するように構成され、少なくとも1つのプロセッサ910は、1または複数の命令を実行することにより、システムチップ900が、図6に示される方法を実行するようにする。
図10は、本願の実施形態による通信システムの概略構造図である。図10に示される通信システム1000は、例に過ぎないことを理解されたい。本願の本実施形態における通信システムは、他のモジュールまたはユニットをさらに含み得るか、もしくは、図10におけるモジュールのものと同様の機能を有するモジュールを含み得る、または、必ずしも図10における全てのモジュールを含む必要はない。
通信システム1000は、通信デバイス1010を含む。通信デバイス1010は、図8に示される通信デバイス800であり得る。
当業者であれば、本明細書において開示される実施形態を参照して説明される例におけるユニットおよびアルゴリズム段階は、電子ハードウェアまたはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせにより実装され得ることを認識し得る。機能がハードウェアにより実行されるか、またはソフトウェアにより実行されるかは、技術的解決手段の具体的な応用および設計上の制約に依存する。当業者であれば、異なる方法を用いて、説明された機能を具体的な応用の全てについて実装し得るが、当該実装が本願の範囲を越えるとみなされるべきではない。
簡便かつ簡潔な説明を目的として、前述のシステム、装置およびユニットの具体的な動作プロセスは、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを指すことが、当業者には明確に理解され得る。詳細は、ここでは改めて説明されない。
本願はさらに、以下の実施形態を提供する。以下の実施形態には、本願における前述の実施形態に番号が付される方式とは異なる態様で番号が付されていることに留意されたい。
実施形態1:通信プロセスにおけるリソース要素の数量を取得するための方法が提供される。方法は、
第1の情報を取得する段階であって、第1の情報は、以下の情報、つまり、ダウンリンク制御情報フォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、波形、ダウンリンク制御情報の無線ネットワーク一時識別子スクランブル方式、データチャネルのタイプ、データブロックにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つのタイプを含む、段階と、
第1の情報に基づいて、第1の情報に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階であって、第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する、段階と
を含む。
実施形態2:実施形態1における方法によれば、第1の情報は、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量と一対一の対応関係にある。
実施形態3:実施形態1または2における方法によれば、第1の情報がダウンリンク制御情報フォーマットを含む場合、第1の情報に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階は、
ダウンリンク制御情報フォーマットがダウンリンク制御情報フォーマット1_0であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4または6であることを実現する段階、および/または、ダウンリンク制御情報フォーマットがダウンリンク制御情報フォーマット0_0であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6または4であることを実現する段階
を含む。
実施形態4:実施形態1または2における方法によれば、第1の情報が復調基準信号の構成タイプを含む場合、第1の情報に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階は、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6であることを実現する段階、および/または、復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4であることを実現する段階
を含む。
実施形態5:実施形態1または2における方法によれば、第1の情報が、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とを含む場合、
第1の情報に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階は、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6であることを実現する段階、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が12であることを実現する段階、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4であることを実現する段階、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が8であることを実現する段階
を含む。
実施形態6:実施形態1から実施形態5のいずれか1つにおける方法によれば、第1の情報に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階は、第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間の対応関係に基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得する段階を含む。
実施形態7:実施形態6における方法によれば、方法は、端末デバイスにより実行され、対応関係が、端末デバイスにより通信プロトコルに従って構成されるか、または、端末デバイスによりアクセスネットワークデバイスから受信される。
実施形態8:通信装置が提供される。通信装置は、
第1の情報を取得することであって、第1の情報は、以下の情報、つまり、ダウンリンク制御情報フォーマット、復調基準信号の構成タイプ、復調基準信号により占有されるシンボルの数量、波形、ダウンリンク制御情報の無線ネットワーク一時識別子スクランブル方式、データチャネルのタイプ、データブロックにより占有されるシンボルの数量およびデータブロックにより占有されるシンボルの位置のうちの少なくとも1つのタイプを含む、取得することを行うように構成された第1の処理モジュールと、
第1の情報に基づいて、第1の情報に対応する、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得することであって、第1の情報と、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する、取得することを行うように構成された第2の処理モジュールと
を含む。
実施形態9:実施形態8における通信装置によれば、第1の情報は、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量と一対一の対応関係にある。
実施形態10:実施形態8または9における通信装置によれば、第1の情報がダウンリンク制御情報フォーマットを含む場合、第2の処理モジュールは、具体的には、
ダウンリンク制御情報フォーマットがダウンリンク制御情報フォーマット1_0であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4または6であることを実現するように構成され、および/または、
ダウンリンク制御情報フォーマットがダウンリンク制御情報フォーマット0_0であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6または4であることを実現するように構成される。
実施形態11:実施形態8または9における通信装置によれば、第1の情報が復調基準信号の構成タイプを含む場合、第2の処理モジュールは、具体的には、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6であることを実現するように構成され、および/または
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4であることを実現するように構成される。
実施形態12:実施形態8または9における通信装置によれば、第1の情報が、復調基準信号の構成タイプと、復調基準信号により占有されるシンボルの数量とを含む場合、第2の処理モジュールは、具体的には、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が6であることを実現するように構成され、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ1であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が12であることを実現するように構成され、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が1であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が4であることを実現するように構成され、および/または、
復調基準信号の構成タイプが構成タイプ2であり、復調基準信号により占有されるシンボルの数量が2であるときは、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量が8であることを実現するように構成される。
実施形態13:実施形態8から12のいずれか1つにおける通信装置によれば、第2の処理モジュールは、具体的には、第1の情報と、第1の情報および復調基準信号により占有されるリソース要素の数量の間の対応関係とに基づいて、復調基準信号により占有されるリソース要素の数量を取得するように構成される。
実施形態14:実施形態13における通信装置によれば、通信装置は、端末デバイスであり、対応関係が、端末デバイスにより通信プロトコルに従って構成されるか、または、端末デバイスによりアクセスネットワークデバイスから受信される。
実施形態15通信デバイスが提供される。通信デバイスは、少なくとも1つのプロセッサおよび通信インタフェースを含む。通信インタフェースは、別の通信デバイスと情報を交換するために、通信デバイスにより用いられる。1または複数の命令が少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合、通信デバイスは、実施形態1から7のいずれか1つにおける方法を実行する。
実施形態16:コンピュータプログラム記憶媒体が提供される。コンピュータプログラム記憶媒体は、1または複数の命令を有する。プログラム命令が直接または間接的に実行された場合、実施形態1から7のいずれか1つにおける方法における端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスのいずれかの機能が実行される。
実施形態17:チップシステムが提供される。チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサを含む。1または複数の命令が少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合、実施形態1から7のいずれか1つにおける方法における端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスのいずれかの機能が実行される。
実施形態18:実施形態15における通信デバイスを含む通信システムが提供される。
本願において提供されるいくつかの実施形態では、開示されるシステム、装置および方法は、他の方式で実装され得ることを理解されたい。例えば、説明された装置の実施形態は、例に過ぎない。例えば、ユニットの分割は、論理機能の分割に過ぎず、実際の実装中には別の分割方式が存在し得る。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントが別のシステムに組み合わされるか、統合されてよく、いくつかの機能が無視されても実行されなくてもよい。加えて、表示されるかまたは記載される相互結合もしくは直接結合または通信接続は、いくつかのインタフェースを介して実装され得る。装置間またはユニット間の間接結合または通信接続は、電気的形態、機械的形態または他の形態で実装されてよい。
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に別個であってもそうでなくてもよい。ユニットとして表示される部分は、物理ユニットであってもそうでなくてもよく、1箇所に位置していても、複数のネットワークユニットに分散されていてもよい。実施形態の解決手段の目的を達成するために、当該ユニットのいくつかまたは全てが、実際の要件に基づいて選択されてよい。
加えて、本願の実施形態における機能ユニットが1つの処理ユニットに統合されても、当該機能ユニットの各々が物理的に単独で存在しても、2つまたはそれより多くのユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
当該機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立の製品として販売または使用される場合、当該機能は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。そのような理解に基づいて、本願の技術的解決手段は本質的に、または従来技術に寄与する部分が、または技術的解決手段のいくつかが、ソフトウェア製品の形態で実装されてよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、本願の実施形態において説明される方法の段階の全てまたはいくつかを実行するようコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス等であり得る)に命令するためのいくつかの命令を含む。記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ(read−only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスクまたはコンパクトディスクなど、プログラムコードを記憶し得るあらゆる媒体を含む。
前述の説明は、本願の具体的な実装に過ぎず、本願の保護範囲を限定することは意図していない。本願において開示された技術範囲内で当業者により容易に想到するあらゆる変形または置き換えは、本願の保護範囲に含まれるものとする。従って、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲の対象になるものとする。
[項目1]
通信方法であって、
ダウンリンク制御情報フォーマットを決定する段階と、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットに基づいて、復調基準信号(DMRS)により占有されるリソース要素の数量を取得する段階と、
上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量に基づいて、トランスポートブロックのサイズ(TBS)を決定する段階と
を備える方法。
[項目2]
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量が6、12または24である場合における、
項目1に記載の方法。
[項目3]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量とを取得する段階
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、6、12または24である、
項目1に記載の方法。
[項目4]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの数量とを取得する段階
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量が7以上である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、12、24または36であり、または、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量が7未満である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、6、12または24である、
項目1に記載の方法。
[項目5]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの位置とを取得する段階
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量が7以上である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、12、24または36であり、または、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量が7未満である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、6、12または24である、
項目1に記載の方法。
[項目6]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの数量と、追加のDMRSの数量とを取得する段階と、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットと、上記DMRSの上記構成タイプと、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量と、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量と、上記追加のDMRSの数量とに基づいて、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量を取得する段階と
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットは、DCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプは、DMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量は、1であり、上記追加のDMRSの数量は、0、1または2である、
項目1に記載の方法。
[項目7]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの位置と、追加のDMRSの数量とを取得する段階と、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットと、上記DMRSの上記構成タイプと、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量と、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量と、上記データブロックにより占有される上記シンボルの上記位置と、上記追加のDMRSの数量とに基づいて、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量を取得する段階と
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットは、DCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプは、DMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量は、1であり、上記追加のDMRSの数量は、0、1または2である、
項目1に記載の方法。
[項目8]
上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、上記ダウンリンク制御情報フォーマットとの対応関係を有する、
項目1に記載の方法。
[項目9]
上記ダウンリンク制御情報フォーマットに基づいて、DMRSにより占有される上記リソース要素の数量を取得する上記段階は、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットと、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量との間の上記対応関係に基づいて、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量を取得する段階
を有する、
項目1または8に記載の方法。
[項目10]
無線移動通信システムにおける端末デバイスにより実行されるか、または上記端末デバイスにおけるチップにより実行される、
項目1から9のいずれか一項に記載の方法。
[項目11]
通信方法であって、
ダウンリンク制御情報フォーマットを取得する段階であって、上記ダウンリンク制御情報フォーマットと、復調基準信号(DMRS)により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する、段階と、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットに基づいて、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量を取得する段階と、
上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量に基づいて、トランスポートブロック(TBS)のサイズを決定する段階と
を備える方法。
[項目12]
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、6、12または24である、
項目11に記載の方法。
[項目13]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量とを取得する段階
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、6、12または24である、
項目11に記載の方法。
[項目14]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの数量とを取得する段階
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量が7以上である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、12、24または36であり、または、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量が7未満である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、6、12または24である、
項目11に記載の方法。
[項目15]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの位置とを取得する段階
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量が7以上である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、12、24または36であり、または、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量が7未満である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、6、12または24である、
項目11に記載の方法。
[項目16]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの数量と、追加のDMRSの数量とを取得する段階と、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットと、上記DMRSの上記構成タイプと、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量と、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量と、上記追加のDMRSの数量とに基づいて、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量を取得する段階と
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記追加のDMRSの数量が0、1または2である場合における、
項目11に記載の方法。
[項目17]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの位置と、追加のDMRSの数量とを取得する段階と、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットと、上記DMRSの上記構成タイプと、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量と、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量と、上記データブロックにより占有される上記シンボルの上記位置と、上記追加のDMRSの数量とに基づいて、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量を取得する段階と
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記追加のDMRSの数量が0、1または2である場合における、
項目11に記載の方法。
[項目18]
上記ダウンリンク制御情報フォーマットに基づいて、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量を取得する上記段階は、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットと、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量との間の上記対応関係に基づいて、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量を取得する段階
を有する、
項目11から17のいずれか一項に記載の方法。
[項目19]
無線移動通信システムにおける基地局により実行されるか、または上記基地局におけるチップにより実行される、
項目11から18のいずれか一項に記載の方法。
[項目20]
ダウンリンク制御情報フォーマットを決定するように構成された第1のモジュールと、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットに基づいて、復調基準信号(DMRS)により占有されるリソース要素の数量を取得するように構成された第2のモジュールと、
上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量に基づいて、トランスポートブロックのサイズ(TBS)を決定するように構成された第3のモジュールと
を備える通信装置。
[項目21]
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量が6、12または24である場合における、
項目20に記載の通信装置。
[項目22]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量とを取得するように構成された第4のモジュール
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、6、12または24である、
項目20に記載の通信装置。
[項目23]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの数量とを取得するように構成された第5のモジュール
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量が7以上である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、12、24または36であり、または、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1として取得され、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量が7未満である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、6、12または24である、
項目20に記載の通信装置。
[項目24]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの位置とを取得するように構成された第6のモジュール
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量が7以上である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、12、24または36であり、または、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量が7未満である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、6、12または24である、
項目20に記載の通信装置。
[項目25]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの数量と、追加のDMRSの数量とを取得するように構成された第7のモジュールと、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットと、上記DMRSの上記構成タイプと、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量と、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量と、上記追加のDMRSの数量とに基づいて、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量を取得するように構成された第8のモジュールと
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットは、DCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプは、DMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量は、1であり、上記追加のDMRSの数量は、0、1または2である、
項目20に記載の通信装置。
[項目26]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの位置と、追加のDMRSの数量とを取得するように構成された第9のモジュールと、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットと、上記DMRSの上記構成タイプと、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量と、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量と、上記データブロックにより占有される上記シンボルの上記位置と、上記追加のDMRSの数量とに基づいて、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量を取得するように構成された第10のモジュールと
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットは、DCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプは、DMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量は、1であり、上記追加のDMRSの数量は、0、1または2である、
項目1に記載の通信装置。
[項目27]
上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、上記ダウンリンク制御情報フォーマットとの対応関係を有する、
項目20に記載の通信装置。
[項目28]
上記ダウンリンク制御情報フォーマットと、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量との間の上記対応関係に基づいて、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量を取得するように構成された第11のモジュール
をさらに備える、項目20または27に記載の通信装置。
[項目29]
無線移動通信システムにおける端末デバイスであるか、または上記端末デバイスにおけるチップである、
項目20から28のいずれか一項に記載の通信装置。
[項目30]
ダウンリンク制御情報フォーマットを取得するように構成された第1のモジュールであって、上記ダウンリンク制御情報フォーマットと、復調基準信号(DMRS)により占有されるリソース要素の数量との間には、対応関係が存在する、第1のモジュールと、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットに基づいて、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量を取得するように構成された第2のモジュールと、
上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量に基づいて、トランスポートブロックのサイズ(TBS)を決定するように構成された第3のモジュールと
を備える通信装置。
[項目31]
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量が6、12または24である場合における、
項目30に記載の通信装置。
[項目32]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量とを取得するように構成された第4のモジュール
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量が6、12または24である場合における、
項目30に記載の通信装置。
[項目33]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの数量とを取得するように構成された第5のモジュール
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量が7以上である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、12、24または36であり、または、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量が7未満である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、6、12または24である、
項目30に記載の通信装置。
[項目34]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの位置とを取得するように構成された第6のモジュール
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量が7以上である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、12、24または36であり、または、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量が7未満である場合、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量は、6、12または24である、
項目30に記載の通信装置。
[項目35]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの数量と、追加のDMRSの数量とを取得するように構成された第7のモジュールと、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットと、上記DMRSの上記構成タイプと、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量と、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量と、上記追加のDMRSの数量とに基づいて、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量を取得するように構成された第8のモジュールと
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1であり、上記追加のDMRSの数量が0、1または2である場合における、
項目30に記載の通信装置。
[項目36]
上記DMRSの構成タイプと、上記DMRSにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの数量と、上記データブロックにより占有されるシンボルの位置と、追加のDMRSの数量とを取得するように構成された第9のモジュールと、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットと、上記DMRSの上記構成タイプと、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量と、上記データブロックにより占有される上記シンボルの数量と、上記データブロックにより占有される上記シンボルの上記位置と、上記追加のDMRSの数量とに基づいて、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量を取得するように構成された第10のモジュールと
をさらに備え、
上記ダウンリンク制御情報フォーマットがDCIフォーマット0_0またはDCIフォーマット1_0であり、上記DMRSの上記構成タイプがDMRS構成タイプ1であり、上記DMRSにより占有される上記シンボルの数量が1である場合、上記追加のDMRSの数量は、0、1または2である場合における、
項目30に記載の通信装置。
[項目37]
上記ダウンリンク制御情報フォーマットと、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量との間の上記対応関係に基づいて、上記DMRSにより占有される上記リソース要素の数量を取得するように構成された第11のモジュール
をさらに備える、項目30から36のいずれか一項に記載の通信装置。
[項目38]
無線移動通信システムにおける基地局であるか、または上記基地局におけるチップである、
項目30から37のいずれか一項に記載の通信装置。
[項目39]
項目1から19のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された通信装置。
[項目40]
通信装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、通信インタフェースとを備え、上記通信インタフェースは、上記通信装置により、別の通信デバイスと情報を交換するために用いられ、1または複数の命令が上記少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合、項目1から19のいずれか一項に記載の方法が実行される、
通信装置。
[項目41]
プログラムを含み、
上記プログラムが直接または間接的に実行された場合、項目1から19のいずれか一項に記載の方法のオペレーションが実行される、
コンピュータプログラム記憶媒体。
[項目42]
1または複数の命令を含み、
上記1または複数の命令が直接または間接的に実行された場合、項目1から19のいずれか一項に記載の方法のオペレーションが実行される、
コンピュータプログラム。
[項目43]
少なくとも1つのプロセッサを備え、1または複数の命令が上記少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合、項目1から19のいずれか一項に記載の方法のオペレーションが実行される、
チップシステム。
[項目44]
項目20から40のいずれか一項に記載の通信装置、
項目41に記載のコンピュータプログラム記憶媒体、
項目42に記載のコンピュータプログラム、または、
項目43に記載のチップシステム
のうちの1または複数を備える無線移動通信システム。