JP2020190067A - 繊維加工剤、及びこれを含有する液透過性不織布 - Google Patents
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Abstract
Description
[1]下記一般式(1):
HO−(A1O)p−H …一般式(1)
{式中、A1は、炭素数2〜4のアルキレン基であり、そしてpは、1〜3の整数である。}で表される成分(A);及び
該成分(A)とは異なる下記一般式(2):
R1−O−(A2O)l−{C(O)R2C(O)−(A3O)m}n−R3 …一般式(2)
{式中、R1とR3は、互いに独立に、水素原子、炭素数1〜24のアルキル基、炭素数2〜24のアルケニル基、炭素数2〜24のアルカノイル基、炭素数2〜24のアルケノイル基又は−C(O)−R4−COOX(ここで、R4は、炭素数1〜12のアルキレン基、炭素数2〜12のアルケニレン基又は炭素数6〜12のアリーレン基であり、そしてXは、水素原子又はアニオンである。)であり、R2は、炭素数1〜12のアルキレン基、炭素数2〜12のアルケニレン基又は炭素数6〜12のアリーレン基であり、A2とA3は、互いにに独立に、炭素数2〜4のアルキレン基であり、lは、0又は1〜1000の整数であり、mは、0又は1〜1000の整数であり、そしてnは、0又は1〜100の整数である。但し、l+nは1以上である。}で表される成分(B);
を含有する繊維加工剤。
[2]成分(C)としてポリエーテル変性シリコーンをさらに含有する、前記[1]に記載の繊維加工剤。
[3]前記[1]又は[2]に記載の繊維加工剤の純分付着量が0.1〜1.5重量%である液透過性不織布。
[4]前記液透過性不織布が、熱可塑性繊維から構成される不織布である、前記[3]に記載の液透過性不織布。
[5]前記不織布が、繊度0.45〜5.0dtexの繊維で構成されたものである、前記[3]又は[4]に記載の液透過性不織布。
[6]前記不織布繊維が、長繊維不織布である、前記[3]〜[5]のいずれかに記載の液透過性不織布。
[7]前記液透過性不織布の繰返し透水性が、4回目で70%以上である、前記[3]〜[6]のいずれかに記載の液透過性不織布。
[8]前記液透過性不織布の濡れ戻り性が、0.5g以下である、前記[3]〜[7]のいずれかに記載の液透過性不織布。
[9]前記[3]〜[8]のいずれかに記載の液透過性不織布を用いてなる衛生材料。
本実施形態の繊維加工剤は、下記一般式(1):
HO−(A1O)p−H …一般式(1)
{式中、A1は、炭素数2〜4のアルキレン基であり、そしてpは、1〜3の整数である。}で表される成分(A);及び
該成分(A)とは異なる下記一般式(2):
R1−O−(A2O)l−{C(O)R2C(O)−(A3O)m}n−R3 …一般式(2)
{式中、R1とR3は、互いに独立に、水素原子、炭素数1〜24のアルキル基、炭素数2〜24のアルケニル基、炭素数2〜24のアルカノイル基、炭素数2〜24のアルケノイル基又は−C(O)−R4−COOX(ここで、R4は、炭素数1〜12のアルキレン基、炭素数2〜12のアルケニレン基又は炭素数6〜12のアリーレン基であり、そしてXは、水素原子又はアニオンである。)であり、R2は、炭素数1〜12のアルキレン基、炭素数2〜12のアルケニレン基又は炭素数6〜12のアリーレン基であり、A2とA3は、互いにに独立に、炭素数2〜4のアルキレン基であり、lは、0又は1〜1000の整数であり、mは、0又は1〜1000の整数であり、そしてnは、0又は1〜100の整数である。但し、l+nは1以上である。}で表される成分(B);
を含有する。
一般式(1)中、A1は、炭素数2〜4のアルキレン基であり、そしてpは、1〜3の整数である。A1は、炭素数2〜4のアルキレン基であるが、濡れ戻り性と繰返し透水性の観点から、炭素数3〜4のアルキレン基が好ましく、炭素数3のアルキレン基がより好ましい。pは、(A1O)で表されるアルキレンオキシ基の重合度を示し、1〜3の整数であるが、濡れ戻り性と繰返し透水性の観点から、1〜2が好ましく、1がより好ましい。
また、同様の観点から、(A2O)l、(A3O)mで表されるポリアルキレンオキシ基は、炭素数2のアルキレンオキシ基(エチレンオキシ基)と炭素数3のアルキレンオキシ基(プロピレンオキシ基)とを併用することがより好ましい。この場合、エチレンオキシ基とプロピレンオキシ基の配合比率はモル比で、エチレンオキシ基:プロピレンオキシ基=5:95〜50:50が好ましく、5:95〜40:60がより好ましく、10:90〜30:70がさらに好ましい。
また、一般式(2)で表される成分(B)は、取り扱いの容易さの観点から、平均分子量10万以下であることが好ましい。
ポリアルキレグリコール(B1)は、例えば、2価のアルコールにアルキレンオキサイドを付加させることにより得ることができる。また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル(B2)は、例えば、1価のアルコールにアルキレンオキサイドを付加させることにより得ることができる。この場合、常法に従い、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなどの塩基触媒を使用して、80〜200℃で行えばよい。2価のアルコールとしては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール等を挙げることができる。1価のアルコールとしては、炭素数1〜24のアルコールを挙げることができる。このようなアルコールは分岐や二重結合を持っていても構わない。アルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドなどの炭素数2〜4のアルキレンオキサイドを使用することができる。2種以上のアルキレンオキサイドを使用する場合は、付加方法はブロックであってもランダムであってもよい。
前記エステル化物(B4)は、例えば、前記で得られた、ポリアルキレグリコール(B1)、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル(B2)、及び/又は2価カルボン酸のアルキレンオキシ基付加物(B3)と、1価及び/又は2価のカルボン酸を、常法に従って100〜300℃程度で反応することにより得ることができる。この反応は、無触媒でも構わないし、硫酸やパラトルエンスルホン酸等の触媒を使用してもよい。
不織布への繊維加工剤の付与方法としては、浸漬法、噴霧法、コーティング法等の既知の方法が採用でき、繊維加工剤付与後、熱風、熱ロールなどの乾燥手段を用いて乾燥してもよい。また、繊維加工剤付与前にコロナ放電処理、常圧プラズマ放電処理などの処理も必要に応じて採用してもよい。
グラビアロールの柄は、格子型やピラミッド型でもよいが、グラビアのセル底に繊維加工剤が残りにくい斜線型が好ましい。セル容積は、5cm3/m2〜40cm3/m2が好ましい。5cm3/m2未満では、塗布量が少なすぎるため、繊維加工剤の均一な塗布が困難となる。他方、40cm3/m2を超えると、塗布量が多くなりすぎるため乾燥工程での乾燥不足やマイグレーションによる繊維加工剤の付着斑が生じるなどの問題が発生する。
前記グラビアロールのセルの深さは、10μm〜80μmが好ましく、その間隔は、80メッシュ〜250メッシュの範囲内で、上記セル容積となるように設計するのが好ましい。
噴霧粒子径(μm)={100000×√(表面張力(N/m))}/(ローター直径(mm)×ローター回転数(rpm))
により算出される。
不織布のCD方向に5等分して1cm角の試験片を採取し、キーエンス社製マイクロスコープVHX−700Fで繊維の直径を各20点ずつ測定し、その平均値から単糸繊度を算出した。
JIS−L1906に準じ、MD方向20cm×CD方向5cmの試験片を不織布のCD方向に採取位置が均等になるように5枚採取して質量を測定し、その平均値を単位面積あたりの重量に換算して目付(g/m2)として求めた。
繊維加工剤水溶液付与加工1時間分の繊維加工剤水溶液の消費量から下記式:
繊維加工剤水溶液塗布量(重量%)=繊維加工剤水溶液消費量(g)/{不織布目付(g/m2)×幅(m)×加工速度(m/min)×60(min)}×100
により算出した値を繊維加工剤水溶液の塗布量(重量%)とした。
純分付着量(重量%)= 塗布量(重量%)×(繊維加工剤の水溶液濃度(重量%))÷100により算出した値を繊維加工剤(全成分)の純分付着量とした。
また、成分(A)と成分(B)の純分付着量は、塗布量(重量%)から下記式:
成分(A)と成分(B)の純分付着量(重量%)= 塗布量(重量%)×(繊維加工剤水溶液の成分(A)の成分濃度(重量%)+繊維加工剤水溶液の成分(B)の成分濃度(重量%))÷100
により算出した。
吸収体として吸収体の特性を一定化しておくため、特定濾紙(Ahlstrоm社製 GRADE:989)3枚の上に試験布を置く。さらにその上に10cm角で中央に直径25mmの穴を開けた板(約800g)を置き、中央穴の上部25mm高さより、生理食塩水(吸収体重量の4.0倍の液量)を滴下し、吸収させる。次に、試験布の上の板を取り除き、3.5kgの錘(10cm角)をしずかに載せて3分間かけ、吸収体中の液の分布を一定化する。次いで、3.5kgの錘を一旦取り除き、試験布の上に予め秤量した測定用濾紙(HOLLINGSWORTH&VOSE.CONPANY製 ERTMWWSSHEETS 12.5cm角)2枚を速やかに置き、再度3.5kgの錘を静かに載せる。2分後にその測定濾紙の重量増加を秤量する。その増加分の値(g)を濡れ戻り性とした。
吸収体としてトイレットペーパー(イトマン株式会社製ハードシングル1R55m)を10枚重ねて、その上に試験布(20cm×30cm)を置く。さらにその上に直径1.5cmの穴を等間隔に10ヶ所開けたステンレス製の板を置き、それぞれの穴に位置する布の上方10mmの高さから生理食塩水0.05gを滴下し、3分経過後、再度同様に滴下する。4回目の滴下後、10秒以内に吸収される穴の数(a)を数える。これを同じ試料の40ヶ所について試験し{((a)/(穴10ヶ所×試料40ヶ所)×100)}を4回目の繰返し透水性(%)とした。また、継続して5回目の滴下後も4回目と同様に10秒以内に吸収される穴の数(b)を数え、{((b)/(穴10ヶ所×試料40ヶ所)×100)}を5回目の繰返し透水性(%)とした。
45度に傾斜した板上に吸収体としてトイレットペーパー(イトマン株式会社製ハードシングル1R55m)を10枚重ねて、その上に試験布(20cm角)を置いてセットし、布の上方10mmの高さから0.05gの生理食塩水を滴下した。滴下位置から吸収終了までの生理食塩水が流れ落ちた距離を読み取った。この測定を試験布内で任意に20点行い、その平均値を透水45度傾斜流長(mm)とした。
メルトフローレート(MFR)が55g/10分(JIS−K7210に準じ、温度230℃、荷重2.16kgで測定)のポリプロピレン(PP)樹脂を吐出量0.88g/分・hоleとなる様にスパンボンド法で、紡糸温度220℃で押出し、このフィラメント群をエアジェットによる高速牽引装置を使用して、移動捕集面に向けて押出し、平均繊維径2.8dtexの長繊維ウェブを調製した。
次いで、得られた長繊維ウェブを上下温度135℃、圧力60kg/cmでのフラットロールとエンボスロール(パターン仕様:直径0.425mm円形、千鳥配列、横ピッチ2.1mm、縦ピッチ1.1mm、圧着面積率6.3%)の間に通して繊維同士を部分圧着して、目的とする目付が18g/m2となる様にライン速度を調整し、長繊維不織布(1)を得た。
エチレン成分含有量が4.3モル%、MFRが24のエチレン・プロピレンランダム共重合体樹脂(r−PP)を吐出量0.84g/分・hоleとなる様にスパンボンド法で、紡糸温度230℃で押出し、このフィラメント群をエアジェットによる高速牽引装置を使用して、移動捕集面に向けて押出し、平均繊維径2.3dtexの長繊維ウェブを作製した。次いで、得られた長繊維ウェブを不織布の製造(1)で使用したものと同じフラットロール/エンボスロールを用いて上下温度135℃、圧力60kg/cmの条件で、繊維同士を部分圧着して、目的とする目付が30g/m2となる様にライン速度を調整し、長繊維不織布(2)を得た。
MFRが38g/10分のポリプロピレン(PP)を、ハ型異型ノズルを配置した紡糸口金を用いて紡糸温度240℃、吐出量が0.80g/分・hоleで押出し、このフィラメント群をエアジェットによる高速気流牽引装置を使用して、移動捕集面に向けて押出し、平均繊維径2.5dtexの長繊維ウェブを得た。
次いで、得られた長繊維ウェブを温度135℃、圧力60kg/cmに設定したフラットロールとエンボスロール(パターン仕様:直径1.00mm円形、千鳥配列、横ピッチ4.4mm、縦ピッチ4.4mm、圧着面積率7.9%)の間に通して繊維同士を部分的に接着し、目付15g/m2、捲縮数28個/インチの長繊維不織布(3)を得た。
MFRが55g/10分(JIS−K7210に準じ、温度230℃、荷重2.16kgで測定)のポリプロピレン(PP)樹脂を第1成分とし、メルトインデックス(MI)が26g/10分(JIS−K7210に準じ、温度190℃、荷重2.16kgで測定)の高密度ポリエチレン(HDPE)樹脂を第2成分とし、第1成分の吐出量が0.54g/分・hоle、第2成分の吐出量が0.26g/分・hоleで全吐出量が0.8g/分・hоleであり、第1成分と第2成分の比が約2/1となる繊維をスパンボンド法により紡糸温度220℃で押出し、このフィラメント群をエアジェットによる高速気流牽引装置を使用して、移動捕集面に向けて押出し平均繊維径2.0dtexの偏芯鞘芯型複合長繊維ウェブを調製した。
次いで、得られた長繊維ウェブを不織布の製造(3)で使用したものと同じフラットロール/エンボスロールを用いて、上下温度135℃、圧力60kg/cmの条件で、繊維同士を部分圧着して、目的とする目付が15g/m2となる様にライン速度を調整して、長繊維不織布(4)を得た。
MFRが55g/10分(JIS−K7210に準じ、温度230℃、荷重2.16kgで測定)のポリプロピレン(PP)樹脂を第1成分とし、MIが26g/10分(JIS−K7210に準じ、温度190℃、荷重2.16kgで測定)の高密度ポリエチレン(HDPE)樹脂を第2成分とし、第1成分の吐出量が0.4g/分・hоle、第2成分の吐出量が0.4g/分・hоleで全吐出量が0.8g/分・hоleであり、第1成分と第2成分の比が1/1となる繊維をスパンボンド法により紡糸温度220℃で押出し、このフィラメント群をエアジェットによる高速気流牽引装置を使用して、移動捕集面に向けて押出し平均繊維径2.3dtexの偏芯鞘芯型複合長繊維ウェブを調製した。
次いで、得られた偏芯鞘芯型複合長繊維不織ウェブを100℃のフラットロールとエンボスロール(パターン仕様:直径1.00mm円形、千鳥配列、横ピッチ4.4mm、縦ピッチ4.4mm、圧着面積率7.9%)の間に通して繊維同士を仮接着し、次いで、熱風温度142℃、熱風風速0.7m/sの熱風により繊維同士を接着し、目付25g/m2、捲縮数17個/インチの複合長繊維不織布(5)を得た。
不織布の製造(5)の製造で用いたものと同じポリマーを用いて、第1成分(ポリプロピレン)の吐出量が0.40g/分・hоle、第2成分(ポリエチレン)の吐出量が0.40g/分・hоleで全吐出量が0.8g/分・hоleであり、第1成分と第2成分の比が1:1となる繊維をスパンボンド法により紡糸温度220℃で押出した。押出したフィラメントは、移動捕集面の吸引力を利用して牽引ゾーン内で延伸させた後、ディフューザーを通し移動捕集面に堆積させて、平均繊維径3.0dtexのサイドバイサイド型複合長繊維ウェブを調製した。得られたサイドバイサイド型複合長繊維ウェブを熱風温度142℃、熱風風速0.7m/sの熱風により繊維同士を接着し、目付15g/m2、捲縮数15個/インチの複合長繊維不織布(6)を得た。
MFRが36g/10分(JIS−K7210に準じ、温度230℃、荷重2.16kgで測定)のポリプロピレン(PP)樹脂を第1成分とし、MIが17g/10分(JIS−K7210に準じ、温度190℃、荷重2.16kgで測定)の直鎖上低密度直鎖ポリエチレン(LLDPE)樹脂を第2成分とし、第1成分の吐出量が0.50g/分・hоle、第2成分の吐出量が0.25g/分・hоleで全吐出量が0.75g/分・hоleであり、第1成分と第2成分の比が2/1となる繊維をスパンボンド法により紡糸温度220℃で押出し、このフィラメント群をエアジェットによる高速気流牽引装置を使用して、移動捕集面に向けて押出し平均繊維径2.8dtexの偏芯鞘芯型複合長繊維ウェブを調製した。
次いで、熱風温度120℃、熱風風速1.0m/sの熱風により繊維同士を接着し、目付20g/m2、捲縮数25個/インチの複合長繊維不織布(7)を得た。
溶液粘度ηsp/c0.75のポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂を第1成分とし、MIが26g/10分(JIS−K7210に準じ、温度190℃、荷重2.16kgで測定)の高密度ポリエチレン(HDPE)樹脂を第2成分とし、第1成分の吐出量が0.50g/分・hоle、第2成分の吐出量が0.25g/分・hоleで全吐出量が0.75g/分・hоleであり、第1成分と第2成分の比が2:1となる繊維をスパンボンド法により紡糸温度220℃で押出した。押出したフィラメントは、移動捕集面の吸引力を利用して牽引ゾーン内で延伸させた後、ディフューザーを通し移動捕集面に堆積させて、平均繊維径4.0dtexの偏芯鞘芯型複合長繊維ウェブを調製した。得られた偏芯鞘芯型複合長繊維ウェブを熱風温度130℃、熱風風速0.7m/sの熱風により繊維同士を接着し、目付30g/m2、捲縮数13個/インチの複合長繊維不織布(8)を得た。
成分A−1:株式会社ADEKA製のプロピレングリコールを用いた。
成分A−2:株式会社ADEKA製のジプロピレングリコールを用いた。
成分B−1:プロピレングリコールに、常法に従い、プロピレンオキサイド30モル、次いでエチレンオキサイド8モルを付加してポリオキシアルキレングリコールを得た。次いで、このポリオキシアルキレングリコール1モルと、ラウリン酸1.5モルとを反応させて成分B−1を得た。成分B−1は、一般式(2)において、nが0であり、R1とR3が炭素数11のアルケノイル基であり、(A2O)lがプロピレンオキサイド31モルの両末端に合計8モルのエチレンオキサイドが付加した基(lが39)である化合物と、一般式(2)において、nが0であり、R1とR3のいずれか一方が炭素数11のアルケノイル基であり、(A2O)lがプロピレンオキサイド31モルの両末端に合計8モルのエチレンオキサイドが付加した基(lが39)である化合物と、の1:1混合物である。
成分B−3は、一般式(2)において、R1とR3のいずれか一方が炭素数11のアルケノイル基であり、(A2O)lがプロピレンオキサイド31モルの両末端に合計8モルのエチレンオキサイドが付加した基(lが39)であり、R2が炭素数4のアルキレン基であり、(A3O)mがプロピレンオキサイド31モルの両末端に合計8モルのエチレンオキサイドが付加した基(mが39)であり、nが2である化合物である。
成分B−5は、一般式(2)において、nが0であり、R1とR3が炭素数12のアルキル基であり、(A2O)lがプロピレンオキサイド24モルの基(lが24)である化合物である。
ポリエーテル変性シリコーンとして、KF−6013(信越化学工業株式会社製、HLB=10、粘度は400cSt)を用いた。
水にプロピレンオキシドを付加重合して平均重合度85のポリプロピレングリコールを得た。次いで、該ポリプロピレングリコールにエチレンオキシドを平均重合度25となるように付加重合して、平均分子量約6000の(プロピレンオキシド)85・(エチレンオキシド)25のブロックポリエーテル化合物を得た。
グリセリン縮合物として、ヘキサグリセリンモノステアリン酸エステル(阪本薬品工業株式会社製、商品名:SYグリスターMS−5S)を用いた。
ポリオキシアルキレンひまし油エーテルとして、ポリオキシエチレン(20)硬化ひまし油(日光ケミカル株式会社製、商品名:NIKKOL HCO−20)を用いた。
成分(A)として成分A−1:25質量部、成分(B)として成分B−1:55質量部、成分(C):20質量部、を30℃で混合均一とし、実施例1の繊維加工剤(1)を得た。各成分の配合比率を以下の表1に示す。
成分(A)、成分(B)、成分(C)、その他の成分の配合比率を、以下の表1に示すように変更した他は実施例1と同様にして実施例2〜10の繊維加工剤(2)〜(10)、及び比較例1〜7の繊維加工剤(比較1)〜(比較7)を得た。各成分の配合比率を以下の表1に示す。
前記不織布(1)に、実施例1の繊維加工剤(1)の3重量%水溶液を、液温20℃に調整し、塗布量が10重量%となるように、ローターダンプニング方式にて上記不織布に塗布し125℃のエアスルードライヤーに通して乾燥させ巻き取った。使用したローターダンプニング装置のローターの直径は80mmであり、各ローターは、CD方向に115mm間隔、塗布する不織布とのローター中心の距離を180mmとなるように配置した。また、ローター回転数を調整し、噴霧される繊維加工剤の噴霧粒子径が35μmとなるようにした。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−1に示す。
前記不織布(1)に、実施例2の繊維加工剤(2)を、実施例11と同様にして不織布に付与した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−1に示す。
前記不織布(1)に、実施例3の繊維加工剤(3)を、実施例11と同様にして不織布に付与した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−1に示す。
前記不織布(1)に、実施例2の繊維加工剤(2)の5重量%水溶液を、液温20℃で調整し、塗布量が10重量%となるようにした他は、実施例11と同様にして不織布に付与した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−1に示す。
前記不織布(1)に、実施例4の繊維加工剤(4)の3.4重量%水溶液を、液温20℃に調整し、塗布量が30重量%となるように、斜線柄120メッシュ、セル容積22cm3/m2のグラビアロールを用いて塗布し、次いで、120℃のシリンダードライヤーに通して乾燥させ巻き取った。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−1に示す。
前記不織布(1)に、実施例5の繊維加工剤(5)の10重量%水溶液を、液温20℃で調整し、塗布量が10重量%となるようにした他は、実施例11と同様にして不織布に付与した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−1に示す。
前記不織布の製造(1)において、目付を8g/m2となるようにライン速度を調整したこと以外は同様にして不織布を得た。得られた不織布に、不織布の濡れ張力が35〜39mN/mとなる様にコロナ処理を行った後、実施例4の繊維加工剤(4)の0.34重量%水溶液を液温20℃で調製した他は、実施例15と同様にして不織布に付与した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−1に示す。
前記不織布の製造(1)において、目付を15g/m2となるようにライン速度を調整したこと以外は同様にして不織布を得た。得られた不織布に、実施例4の繊維加工剤(4)の1.67重量%水溶液を液温20℃で調整した他は、実施例15と同様にして不織布に付与した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−1に示す。
前記不織布(2)に、実施例4の繊維加工剤(4)の10重量%水溶液を、液温20℃で調整し、塗布量が10重量%となるようにした他は、実施例11と同様にして不織布に付与した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−1に示す。
前記繊維加工剤(6)を用いた他は、実施例19と同様の方法で不織布を作製した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−1に示す。
前記不織布の製造(2)において、目付を18g/m2となるようにライン速度を調整したこと以外は同様にして不織布を得た。得られた不織布に、実施例7の繊維加工剤(7)の1.0重量%水溶液を液温20℃で調整した他は、実施例15と同様にして不織布に付与した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−1に示す。
前記不織布の製造(1)において、目付を15g/m2となるようにライン速度を調整したこと以外は同様にして不織布を得た。また、繊維加工剤(8)を用いた他は、実施例21と同様の方法で不織布を作製した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−1に示す。
前記不織布(3)に、繊維加工剤(7)の0.67重量%水溶液を液温20℃で調整した他は、実施例15と同様にして不織布に付与した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−1に示す。
前記不織布(4)を用いた他は、実施例23と同様にして不織布を作製した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−1に示す。
前記不織布(5)に繊維加工剤(7)の2重量%水溶液を、液温20℃で調整し、塗布量が10重量%となるようにした他は、実施例11と同様にして不織布を作製した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−1に示す。
前記不織布(6)を用いた他は、実施例25と同様にして繊不織布を作製した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−1に示す。
前記不織布(7)に繊維加工剤(4)の10重量%水溶液を、液温20℃で調製し、塗布量が5重量%となるようにした他は、実施例11と同様にして不織布を作製した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−2に示す。
前記不織布(8)に繊維加工剤(4)の6重量%水溶液を、液温20℃で調製し、塗布量が5重量%となるようにした他は、実施例11と同様にして不織布を作製した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−2に示す。
前記不織布(5)に繊維加工剤(4)の0.67重量%水溶液を、液温20℃で調製し、塗布量が30重量%となるようにキスロール(φ400mm)を用いて塗布し、次いで、130℃のシリンダードライヤーに通して乾燥させ巻き取った。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−2に示す。
前記不織布(1)に、繊維加工剤(9)の5重量%水溶液を、液温20℃で調製し、塗布量が10重量%となるようにした他は、実施例11と同様にして不織布を作製した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−2に示す。
前記不織布(1)に、実施例10の繊維加工剤(10)の3重量%水溶液を、液温20℃で調製し、塗布量が10重量%となるようにした他は、実施例11と同様にして不織布を作製した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−2に示す。
前記不織布(1)に、比較例1の繊維加工剤(比較(1))を、実施例14と同様にして不織布に付与した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−2に示す。
比較例2の繊維加工剤(比較(2))を用いた他は、比較例11と同様にして不織布を得た。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−2に示す。
比較例3の繊維加工剤(比較(3))を用いた他は、比較例11と同様にして不織布を得た。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−2に示す。
前記不織布(1)に、比較例4の繊維加工剤(比較(4))1.67重量%水溶液を、液温20℃で調製した他は、実施例15と同様にして不織布に付与した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−2に示す。
前記不織布(1)に、比較例5の繊維加工剤(比較(5))1.0重量%水溶液を、液温20℃で調製した他は、実施例15と同様にして不織布に付与した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−2に示す。
前記不織布(1)に、比較例6の繊維加工剤(比較(6))1.67重量%水溶液を、液温20℃で調製した他は、実施例15と同様にして不織布に付与した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−2に示す。
比較例7の繊維加工剤(比較(7))を用いた他は、実施例11と同様にして不織布を作製した。得られた不織布の各種測定結果を以下の表2−2に示す。
Claims (9)
- 下記一般式(1):
HO−(A1O)p−H …一般式(1)
{式中、A1は、炭素数2〜4のアルキレン基であり、そしてpは、1〜3の整数である。}で表される成分(A);及び
該成分(A)とは異なる下記一般式(2):
R1−O−(A2O)l−{C(O)R2C(O)−(A3O)m}n−R3 …一般式(2)
{式中、R1とR3は、互いに独立に、水素原子、炭素数1〜24のアルキル基、炭素数2〜24のアルケニル基、炭素数2〜24のアルカノイル基、炭素数2〜24のアルケノイル基又は−C(O)−R4−COOX(ここで、R4は、炭素数1〜12のアルキレン基、炭素数2〜12のアルケニレン基又は炭素数6〜12のアリーレン基であり、そしてXは、水素原子又はアニオンである。)であり、R2は、炭素数1〜12のアルキレン基、炭素数2〜12のアルケニレン基又は炭素数6〜12のアリーレン基であり、A2とA3は、互いに独立に、炭素数2〜4のアルキレン基であり、lは、0又は1〜1000の整数であり、mは、0又は1〜1000の整数であり、そしてnは、0又は1〜100の整数である。但し、l+nは1以上である。}で表される成分(B);
を含有する繊維加工剤。 - 成分(C)としてポリエーテル変性シリコーンをさらに含有する、請求項1に記載の繊維加工剤。
- 請求項1又は2に記載の繊維加工剤の純分付着量が0.1〜1.5重量%である液透過性不織布。
- 前記液透過性不織布が、熱可塑性繊維から構成される不織布である、請求項3に記載の液透過性不織布。
- 前記不織布が、繊度0.45〜5.0dtexの繊維で構成されたものである、請求項3又は4に記載の液透過性不織布。
- 前記不織布が、長繊維不織布である、請求項3〜5のいずれか1項に記載の液透過性不織布。
- 前記液透過性不織布の繰返し透水性が、4回目で70%以上である、請求項3〜6のいずれか1項に記載の液透過性不織布。
- 前記液透過性不織布の濡れ戻り性が、0.5g以下である、請求項3〜7のいずれか1項に記載の液透過性不織布。
- 請求項3〜8のいずれか1項に記載の液透過性不織布を用いてなる衛生材料。
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