JP2020164243A - 包装材及び包装容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材110の一方の面の少なくとも一部に、気相金属蒸着膜122を有し、前記気相金属蒸着膜122は、金属からなる複数の島部と、該島部の間に位置する海部とを有し、前記島部1個当たりの面積が4,400nm2以上94,000nm2以下である包装材100。
【選択図】図1
Description
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、金属光沢による優れた美観及び電子レンジ耐性を有するとともに、電子レンジでの加熱によって外観不良等が発生しない包装材、及び、該包装材を用いた包装容器を提供することを目的とする。
[1]基材の一方の面の少なくとも一部に、気相金属蒸着膜を有し、前記気相金属蒸着膜は、金属からなる複数の島部と、該島部の間に位置する海部とを有し、前記島部1個当たりの面積が4,400nm2以上94,000nm2以下である包装材。
[2]前記気相金属蒸着膜が、インジウム蒸着膜またはスズ蒸着膜である[1]に記載の包装材。
[3]前記基材の前記一方の面側に光輝性印刷層を有し、前記光輝性印刷層がパール顔料及び金属鱗片の少なくとも一方を含む[1]または[2]に記載の包装材。
[4]前記基材が紙基材である[1]〜[3]のいずれかに記載の包装材。
[5]前記基材と前記気相金属蒸着膜の間に接着剤層を有する[4]に記載の包装材。
[6][1]〜[5]のいずれかに記載の包装材から形成されてなる、包装容器。
[7][4]または[5]に記載の包装材で形成された箱である、包装容器。
[8]パウチの外装箱である[7]に記載の包装容器。
[9]前記基材がプラスチックフィルムである[1]〜[3]のいずれかに記載の包装材。
[10][9]に記載の包装材から形成されてなる、包装容器。
[11][9]に記載の包装材で形成されたパウチである、包装容器。
[12]収容部を有する容器本体と、前記収容部を封止するように前記容器本体に接合された蓋体とを備えた蓋付容器であり、前記蓋体が[9]に記載の包装材で形成されている、包装容器。
本発明の包装材は、基材の一方の面の少なくとも一部に、気相金属蒸着膜を有し、前記気相金属蒸着膜は、金属からなる複数の島部と、該島部の間に位置する海部とを有し、前記島部1個当たりの面積が4,400nm2以上94,000nm2以下である。
図1〜図3は、本発明の包装材の一実施形態を示す概略断面図である。図1〜図3の包装材は、基材として紙基材を用いた場合の例である。紙基材を用いた包装材を包装容器とする場合、紙基材は内層側に位置する。
図1に示すように、絵柄印刷層130上に、更にトップコート層132が形成されていても良い。この場合、金属装飾部120はトップコート層132上に設けられる。
図4の包装材400は、プラスチックフィルム410の一方の面の一部に金属装飾部420を有する。図4の金属装飾部420は、気相金属蒸着膜422と、気相金属蒸着膜422のプラスチックフィルム410とは反対側(気相金属蒸着膜422の外層側)に設けられる着色層424で構成されている。なお、本発明において、着色層を設けない構成とすることもできる。プラスチックフィルム410及び金属装飾部420上にオーバーコート層が設けられていても良い。
特に後述のように転写により金属装飾部を形成する場合において、基板面内で気相金属蒸着膜と光輝性印刷層とが隣接していると、金属装飾部の立体感が強調される。
<紙基材>
以下、紙基材を用いた包装材について、各層の構成を説明する。
紙基材は、包装目的に応じた賦形性、耐屈曲性、強度等を有するものであれば特に限定されない。例えば、主強度材であり、強サイズ性の晒又は未晒の紙、あるいは、純白ロール紙、クラフト紙、板紙、加工紙、ミルク原紙等の各種の紙を使用することができる。包装材が電子レンジ用途である場合、加工性及び電子レンジでの使用等の観点から、通常、板紙が用いられる。板紙の種類としては、例えば、白板紙、黄板紙、チップボール、色板紙等の紙器用板紙として通常用いられるものが挙げられる。これらの中でも、マニラボール紙やコートボール紙等の白板紙が多用される。
なお、本明細書における紙基材厚みは、基材を紙面に対して垂直方向に切断した断面の写真を撮像し、この断面写真に基づいて測定した20箇所の厚みの平均値として求められた値である。
気相金属蒸着膜を構成する金属としては、インジウム、スズ、アルミニウム、ニッケル、銅、銀、金、白金、真鍮、クロム及び亜鉛等の金属、並びにこれらの合金等が挙げられる。中でも、インジウム、スズ、アルミニウム、亜鉛及びこれらの合金から選ばれる1種以上を用いることが好ましい。特に、インジウムまたはスズを用いた気相金属蒸着膜は、金属光沢に優れ、耐候性が良好である。更に、インジウムやスズは融点が低いため、蒸着膜としたときに島状構造を形成しやすい傾向がある。
島部1個当たりの面積が4,400nm2未満の場合、金属光沢が不足し、包装材として意匠性に劣るものとなる。
この理由として、以下のことが考えられる。
電子レンジ加熱により紙基材から水分が蒸発して、紙基材が熱収縮する。この収縮により、紙基材上の気相金属蒸着膜の島部の配列が乱れる。島部の配列が乱れると、隣接する島部同士が接触しやすくなる。特に紙基材は含水量が多いため、水分の蒸発による収縮が大きく、島部の配列が乱れ、島部同士が接触しやすい。隣接する島部が接触した場合、当該箇所の島部の面積が増加したとみなすことができる。隣接する島部が接触して形成されてなる新たな島部(接触島部)の面積は、初期の島部の面積が大きいほど大きくなる。このように面積が大きい島部が存在すると、電子レンジでの加熱時に発熱量が大きくなる。このため、包装材の変形や焦げ、気相金属蒸着膜の剥離、孔などの損傷につながると考えられる。
金属光沢性を考慮すると、島部1個当たりの面積は、24,000nm2以上であることが好ましく、30,000nm2以上であることがより好ましい。また、電子レンジ耐性を考慮すると、島部1個当たりの面積は、76,000nm2以下であることが好ましく、69,000nm2以下であることがより好ましい。
まず、走査型電子顕微鏡(SEM)により、金属装飾部の気相金属蒸着膜の表面写真を撮影する。撮影倍率は5,000〜20,000倍が好ましい。
次いで、撮影した写真上に、島部が50個以上100個以下入る正方形の枠を重ねる。該枠の一辺の長さをL[nm]とする。「L」はサンプル上の実サイズを表し、例えば、SEM写真のピクセルサイズ又はスケールバーを基準として算出することができる。
次いで、該枠内に全体が含まれる島部の数(n1)、該枠内にその島部の面積の1/2以上1未満が存在すると認められる島部の数(n2)、該枠内にその島部の面積の1/2未満が存在すると認められる島部の数(n3)をカウントする。カウントしたn1、n2及びn3に基づいて下記式(i)で示される「n」を、該枠内に存在する島部の個数と擬制する。
n=n1+(3n2+n3)/4 (i)
そして、該枠の一辺の長さL[nm]及び式(i)で算出した該枠内の島部の数(n)に基づいて下記式(ii)で示される「a」を、該枠内における島部1個あたりの面積[nm2]と擬制する。なお、このようにして算出した島部1個あたりの面積a[nm2]には、僅かではあるが海部の面積が含まれている。しかし、図8から明らかなように、海部は、面内に占める面積が僅かであり、島部1個あたりの面積a[nm2]及び金属光沢に与える影響は無視できる程度に小さいため、本明細書では海部の影響を無視するものとする。
a=L2/n (ii)
上記作業を20箇所で行い、20箇所の「a」の平均値を、本明細書における島部1個あたりの面積A[nm2]とする。
紙基材と気相金属蒸着膜との間は、両者の接着性を向上させる観点から、接着剤層を介して紙基材と気相金属蒸着膜とが貼着されていてもよい。後述する転写箔により気相蒸着膜を形成する場合、転写箔の接着剤層を、紙基材と気相金属蒸着膜との間の接着剤層とすることができる。
接着剤層は、例えば、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ゴム系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合系樹脂、塩化ビニル酢酸共重合樹脂等の接着剤から構成される。接着剤層は、感圧接着剤層(いわゆる粘着剤層)であってもよいし、感熱接着剤層(ヒートシール層)であってもよい。感熱接着剤層(ヒートシール層)は、感圧接着剤層(粘着剤層)に比べて転写時の圧力により形状が変化しにくいことから、気相金属蒸着膜の平面性を維持しやすく、転写後の金属光沢を良好にしやすい点で好ましい。
接着剤層の厚みは、紙基材と気相金属蒸着膜とが十分な接着性を有していればよく、通常、0.2〜10.0μmであり、好ましくは0.5〜8.0μm、より好ましくは0.7〜5.0μmである。
包装材は、装飾性及び気相金属蒸着膜の保護の観点から着色層を有することが好ましい。着色層は、文字(商品名、製品表示、品質表示等)、図形、写真、記号、模様、パターン、ベタ印刷等を構成し、絵柄印刷層とともに包装材の絵柄を構成する。着色層は、包装容器とした場合に、気相金属蒸着膜よりも外層側に位置する。具体的に、紙基材を用いる場合は、気相金属蒸着膜の基材と反対側の表面に形成される。着色層は、気相金属蒸着膜の外層側の一部に有していてもよいが、気相金属蒸着膜の外層側の全部に有することが好ましい。
バインダー樹脂としては、気相金属蒸着膜表面に対して良好な接着性を有するものであることが好ましく、例えば、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、塩素化ポリオレフィン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、アルキド系樹脂、石油系樹脂、ケトン樹脂、エポキシ系樹脂、メラミン系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、繊維素誘導体、ゴム系樹脂等が挙げられる。これらは、1種単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
また、着色層には、気相金属蒸着膜と着色層との接着性を妨げない範囲内において、酸化防止剤、紫外線吸収剤等のその他の添加剤が含まれていてもよい。
絵柄印刷層は、包装材の意匠性を高めることを目的として基材上に形成される。絵柄印刷層とは、例えば、文字(商品名、製品表示、品質表示等)、図形、写真、記号、模様、パターン、ベタ印刷等を含む広い概念である。絵柄印刷層は、1層で構成されていても、2層以上の多層で構成されていてもよい。また、絵柄印刷層は、基材に対して全面印刷であっても、部分印刷であってもよい。包装容器を形成したときに絵柄印刷層が気相金属蒸着膜の内層側に位置するように、絵柄印刷層と気相金属蒸着膜とが重ねて形成されていても良い。また、包装容器を形成したときに絵柄印刷層が気相金属蒸着膜の外側に位置するように、重ねて形成されていても良い。また、絵柄印刷層は、金属装飾部と同じ面内に並列するように形成されていても良い。
絵柄印刷層は、例えば、プロセスカラーによる単色又は多色印刷により形成することができ、また、それ以外の特色印刷等によって形成することもできる。
本発明の包装材は、紙基材と反対側の最表面に、トップコート層が形成されていても良い。トップコート層は、紙基材に対して全面に形成されていても、一部に形成されていてもよい。トップコート層は、光透過性を有するものである。
本発明では、光輝性印刷層を形成することができる。気相金属蒸着膜と光輝性印刷層とは、光の拡散の大きさが異なるので正反射強度が異なる。このため、光輝性印刷層は気相金属蒸着膜とは光沢感が異なり、併用することによって包装材の意匠性を高めることができる。
光輝性印刷層は、金属装飾部と離間して設けられていても良く、隣接して設けられていても良い。光輝性印刷層と気相金属蒸着膜とが隣接する場合は、両者が一体となり1つの絵柄を構成することができる。
なお、光輝性印刷層は、紙基材に対する密着性を向上させる観点から、紙基材上に、アンカーコート層を形成し、該アンカーコート層に接して形成してもよい。アンカーコート層は、公知の構成とすることができ、構成材料としては、例えば、ポリエチレンイミン、2液硬化型ポリウレタン等が挙げられる。
光輝性印刷層中のパール顔料及び金属鱗片の合計含有量は、該光輝性印刷層が均一な金属光沢性を有し、かつ、パール顔料及び金属鱗片の紙基材に対する密着性の観点から、光輝性印刷層中の20〜50質量%であることが好ましく、より好ましくは25〜48質量%、さらに好ましくは30〜45質量%である。
より高い金属光沢性の観点からは、前記パール顔料の含有量は、80質量部以下であることが好ましい。また、電子レンジでの使用時に、包装材の光輝性印刷層が形成されている領域の発熱がより抑制されて十分な安全性を確保する観点から、65質量部以上であることが好ましい。
このように、パール顔料は、金属そのものではなく、主に金属酸化物により構成されてなるものであるが、金属光沢感を生じさせることができる着色剤である。
パール顔料としては、例えば、白色パール顔料、干渉パール顔料、着色パール顔料等が挙げられる。
白色パール顔料は、雲母等の母体を覆う被覆層が二酸化チタン等の無色高屈折率材料であり、かつ被覆層の厚みが0.1〜0.15μm程度と比較的小さいものであり、光のほぼすべての波長を反射するため、白色もしくは銀色に見える。
干渉パール顔料は、雲母等の母体を覆う被覆層が二酸化チタン等の無色高屈折率材料であり、かつ被覆層の厚みが白色パール顔料よりも大きく、0.15μm超のものである。この厚みによって、反射光及び透過光が変化し、種々の干渉色を生じる。虹彩色パール顔料や偏光パール顔料と呼ばれる場合もある。
着色パール顔料は、有彩色であり、雲母等の母体を覆う被覆層を酸化第二鉄等の有色高屈折率材料としたもの、白色パール顔料の周囲をさらに酸化第二鉄等の有色高屈折率材料もしくはその他の有色顔料で被覆したもの、又は、雲母等の母体を覆う被覆層中に顔料やその他の着色剤を添加したもの等がある。
金属鱗片は、例えば、前記金属又は合金をプラスチックフィルム上に真空蒸着してなる金属薄膜をプラスチックフィルムから剥離し、剥離した金属薄膜を粉砕、撹拌した得られたものや、前記金属又は合金の粉末と溶剤とを混合し、媒体撹拌ミル、ボールミル、アトライター等で、該粉末を展延及び/又は粉砕して得られたもの、さらに、これらの表面が樹脂コートされたもの等を用いることができる。
バインダー樹脂の光輝性印刷層中の含有量は、パール顔料及び金属鱗片以外の他の固形分含有量にもよるが、パール顔料及び金属鱗片の基材に対する密着性及び印刷効率等の観点から、20〜50質量%であることが好ましく、より好ましくは25〜48質量%、さらに好ましくは30〜45質量%であることが好ましく、パール顔料及び金属鱗片の合計含有量と同等程度であることが好ましい。
基材として紙基材を用いた包装材の場合、気相金属蒸着膜は転写により形成されることが好ましい。
転写用の箔(転写箔)は、例えば、ベースフィルム上に、離型層、着色層、気相金属蒸着膜及び接着剤層を有する構成からなる。
離型層は、主として樹脂から構成することが好ましい。離型層の樹脂は、着色層との接着力が低い材料であれば特に限定されず、汎用の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂組成物の硬化物、電離放射線硬化性樹脂組成物の硬化物等が挙げられる。具体的には、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、セルロース系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体樹脂、硝化綿等が挙げられる。離型層は、離型性を向上させるために、合成ワックスや天然ワッス等のワックス類を含有していても良い。合成ワックスとしては、ポリエチレンワックスやポリプピレンワックス等のポリオレフィンワックスが好ましい。
これらの中でも、熱硬化性樹脂組成物の硬化物が好ましく、アクリルポリオール及びイソシアネートを含む熱硬化性樹脂組成物がより好ましい。離型層の厚みは特に限定されないが、通常0.1〜1.0μm程度である。
離型層の形成方法としては、例えば、グラビア印刷、オフセット印刷、凸版印刷、シルクスクリーン印刷等公知の方法が適用できる。特に、グラビア印刷が好ましい。
着色層は、主として樹脂及び着色剤から構成される。着色剤として染料または顔料が使用され、所望の色に調色される。樹脂としては、転写後の気相金属蒸着膜の諸物性(耐熱性、耐光性、耐摩耗性等)を考慮して選択される。
着色層は、例えば、単色印刷又は多色印刷により形成することができる。印刷方式としては、例えば、グラビア印刷、オフセット印刷、凸版印刷、シルクスクリーン印刷等が挙げられる。これらのうち、グラビア印刷が好ましい。
なお、着色層が必要ない場合は、上記工程を省略することができる。
ここで形成される気相金属蒸着膜は、上述した島状構造を有し、島部1個当たりの面積が4,400nm2以上94,000nm2以下を満たす。上記構造を有するように、気相金属蒸着膜の各種形成条件を適宜設定する。
接着剤層は、所定の厚みとなるように、公知の方法で形成される。接着剤層の形成方法は、例えば、グラビア印刷、オフセット印刷、凸版印刷、シルクスクリーン印刷等が挙げられる。
以下、プラスチックフィルムを用いた包装材について、各層の構成を説明する。
<プラスチックフィルム>
プラスチックフィルムは、包装目的に応じた加工性、強度、耐熱性等を有するものであれば特に限定されない。包装材が電子レンジ用途である場合には、プラスチックフィルムを構成する樹脂には優れた耐熱性が要求される。耐熱性に優れるプラスチックフィルムを構成する樹脂としては、ポリエステル系樹脂及びポリアミド系樹脂等が挙げられる。具体的には、ポリエステルフィルムの単体、ナイロン等のポリアミドフィルムの単体、ポリエステルフィルム及びポリアミドフィルムの一種以上を含む複合フィルムが挙げられる。前記複合フィルムの例としては、PET/Ny/PET、包装容器としたときの外層側からPET/Nyの構成からなる共押出し延伸フィルムが挙げられる。また、前記複合フィルムとしては、ポリエステルフィルム及びポリアミドフィルムの一種以上と、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィルム及びポリ塩化ビニリデンフィルムの一種以上とを組み合わせることも好ましい。
本包装材においても、紙基材と同様の気相金属蒸着膜が形成される。なお、島部1個当たりの面積の算出方法に関して、「金属蒸着フィルム」とは、気相金属蒸着膜が形成されたプラスチックフィルムのことを指す。
プラスチックフィルムを基材に用いた場合でも、金属光沢性と電子レンジ耐性とを考慮すると、島部1個当たりの面積は、24,000nm2以上であることが好ましく、30,000nm2以上であることがより好ましい。また、加熱による包装材の収縮を考慮すると、島部1個当たりの面積は、76,000nm2以下であることが好ましく、69,000nm2以下であることがより好ましい。
本包装材においても、装飾性及び気相金属蒸着膜の保護の観点から着色層が設けられることが好ましい。この場合、紙基材を用いた包装材と同様の着色層を設けることができる。
着色層は、包装容器とした場合に、気相金属蒸着膜よりも外層側に位置する。具体的に、プラスチックフィルムを用いる場合は、金属蒸着層と基材との間に形成される。
本包装材においても、意匠性を高めることを目的として、紙基材を用いた場合と同様の絵柄印刷層が形成される。
絵柄印刷層は、基材に対して全面印刷であっても、部分印刷であってもよい。
シーラント層は、包装袋を形成したときに最内層に位置し、包装袋の内層側の面が被包装物と接触し、被包装物を保護するものである。被包装物が液状の場合には、シーラント層は液状物に対する耐浸透性を有していることが好ましい。
また、シーラント層は、包装材を包装袋の形態にしやすくするために、内層側がヒートシール性を有していることが好ましい。
また、後述するように包装材が蓋付容器の蓋体に用いられる場合は、イージーピール性を更に有していることが好ましい。イージーピール性とは、例えば、蓋付容器を開封する際、蓋体を容器本体から剥離しやすいという特性を言う。
イージーピール性を有するシーラント層は、2種以上の樹脂を用いて、一の樹脂(容器本体との密着性が良好な樹脂)と他の樹脂(容器本体との密着性が良好ではなく、前記一の樹脂と非相溶な樹脂)とを混合することにより形成することができる。このような樹脂は容器の素材によって異なるため一概には言えないが、容器本体がポリプロピレンから形成されている場合、一の樹脂(容器本体との密着性が良好な樹脂)であるポリプロピレンと、他の樹脂(容器本体との密着性が良好ではなく、前記一の樹脂と非相溶な樹脂)であるポリエチレン、ポリブテン及びポリスチレンから選ばれる一種以上とを混合した樹脂からシーラント層を形成することにより、ポリプロピレン製の容器に対してイージーピール性を付与できる。
なお、シーラント層を多層構成として、シーラント層の容器本体と接合される側のみにイージーピール性を付与してもよい。
本包装材においても、意匠性を高めることを目的として、紙基材を用いた場合と同様の光輝性印刷層が形成されても良い。
光輝性印刷層は、基材に対して全面印刷であっても、部分印刷であってもよい。光輝性印刷層は、金属装飾部と離間して設けられていても良く、隣接して設けられていても良い。光輝性印刷層と気相金属蒸着膜とが隣接する場合は、両者が一体となり1つの絵柄を構成することができる。また、金属装飾部の周縁の一部に絵柄印刷部が形成された絵柄として、他の部分に光輝性印刷部が形成されるように配置されていても良い。
基材としてプラスチックフィルムを用いた包装材の場合、プラスチックフィルム上に着色層及び気相金属蒸着膜を直接形成しても良い。この場合、パスター加工を用いて、所望の領域に金属装飾部を形成することができる。パスター加工を用いた包装材の製造方法を以下に例示する。
その後、絵柄印刷層及び着色層(及び光輝性印刷層)上に、パスター加工用インキ(例えば、ポリビニルアルコールを含むインキ)を、所望の形状の金属装飾部が形成されるようにパターニングして塗布し、乾燥させる。塗布方式としては、例えば、グラビア印刷、オフセット印刷、凸版印刷、シルクスクリーン印刷等が挙げられる。これらのうち、グラビア印刷が好ましい。
パスター加工用インキが塗布された基材に対し、上記と同様の方法で気相金属蒸着膜が形成される。ここで形成される気相金属蒸着膜は、上述した島状構造を有し、島部1個当たりの面積が4,400nm2以上94,000nm2以下を満たす。上記構造を有するように、気相金属蒸着膜の各種形成条件を適宜設定する。
気相金属蒸着膜を形成した後に、パスター加工用インキが溶解可能な溶剤(例えば水)中に基材を浸漬する。この工程により、パスター加工用インキが塗布された領域で気相金属蒸着膜が除去され、所望の形状の気相金属蒸着膜のパターンが形成される。
上記のように気相金属蒸着膜をパターニングしたのちに、基材上にシーラント層を形成する。
本発明の包装容器は、上述した本発明の包装材から形成されてなるものである。
包装容器の種類及び用途は、特に限定されるものではないが、該包装容器に収容される内容物を販売するのに際し、購買者に内容物の高級感を印象づけることができるものである。特に本発明の包装材を用いた包装容器は、内容物を電子レンジで加熱する食品用の包装容器に好適に用いることができる。
基材として紙基材を用いる場合、本発明の包装容器の一例は、被包装物を直接収容する容器(一次容器)である。一次容器としては、トレー、カートン、液体カートン、カップ、嵌合箱などが挙げられる。該容器は、電子レンジ加熱調理する種々の食品を直接収容した状態で、容器ごと電子レンジ加熱される。
基材として紙基材を用いる場合、本発明の包装容器の一例は包装箱である。
包装箱の形状は特に限定されるものではなく、例えば、直方体状、筒体状、錐体状等が挙げられる。
該包装箱は、具体的には、電子レンジ加熱調理する種々の食品(例えば、レトルト食品や冷凍食品等)が充填されたパウチを収容したままの状態で、外装箱ごと電子レンジ加熱する場合に好適に用いることができる。この場合、該パウチとしては、電子レンジ加熱によって上昇した内部蒸気圧により開口する自動蒸通機構を備えたものであることが好ましく、包装箱には、自動蒸通機構を内容物より高い位置に保持する開封状態に変形するための開封切れ目線及び折り目線が形成されていることが好ましい。例えば、図10に示すような態様で開封された状態で電子レンジ内に載置できるように構成されていることが好ましい。このような態様で構成されていることにより、電子レンジ加熱後に外装箱の形状を保持し、かつ、パウチ内の蒸気による加圧に伴う充填物の漏れやパウチの破裂等が防止されるため、パウチ内に充填された食品の電子レンジ加熱調理等を安全に行うことができる。
包装箱700の形状は特に限定されるものではなく、また、開封切れ目線720及び折り目線722の形態及び位置は、図10に示す態様に限定されるものではない。例えば、特開2006−44695号公報、特開2012−201375号公報、特開2012−201376号公報等に記載されているような形態とすることもできる。
パウチの具体的形状は、例えば、電子レンジ用のパウチの形状が挙げられる。なお、パウチは、レトルト容器(高温、高圧での殺菌処理された容器)であってもよく、さらには、電子レンジ用の包装容器やレトルト容器以外の容器であってもよい。
そして、一対の主面シート806及び底面シート808によって囲まれる領域内に、内容物を収容する収容空間816形成される。底面シート808は、収容空間816側に向かって凸状に曲げられ、その周縁近傍を、重なり合う主面シート806の下部とともにヒートシールされている。すなわち、ヒートシール部820aにより収容空間816が形成されるとともに、底面シート808が一対の主面シート806の下端の形状を保持することにより、パウチ800に自立性が付与され、スタンディング形式のパウチとすることができる。
本発明の包装容器の一例としての蓋付容器は、具体的に、収容部を有する容器本体と、収容部を封止するように容器本体に接合された蓋体とを備えた構成を有し、蓋体が本発明の包装材で形成されたものが挙げられる。この場合、蓋体の全体が本発明の包装材で形成されていることが好ましい。なお、容器本体は特に限定されず、容器の一部に本発明の包装材を含むものであってもよい。また、容器本体は、中間基材層として含むように形成されたものであってもよい。
本発明の包装材を蓋体に用いる場合、シーラント層が容器本体に向くように配置される。蓋体において、金属装飾部は、所望の装飾効果に応じて適宜定められ、特に限定されるものではない。
また、蓋体には、公知の自動蒸通機構が設けられていても良い。例えば、特開2017−124860、特開2018−193119などに記載されている自動蒸通機構を適用することができる。本発明の包装材を用いる場合は、自動蒸通機構及び自動蒸通機構の近傍に金属装飾部が設けられていても、電子レンジ加熱後に自動蒸通機構近傍での変形や孔などの損傷が抑制されたものとなる。
金属調加飾用部材について以下の評価、測定を行った。結果を表1に示す。
明細書本文に記載した手順に従い、走査型電子顕微鏡(SEM)により、各試験片の気相金属蒸着膜の表面写真を撮影し、気相金属蒸着膜の島部1個あたりの面積[nm2]を算出した。走査型電子顕微鏡(SEM)は、株式会社日立ハイテクノロジーズ社製の型番S−4800を用い、加速電圧は5kV、ピクセルサイズは9.9nm、working distance(WD)は15.0mmとした。なお、転写箔の場合、着色層及び気相金属蒸着膜を形成した後であって接着剤層を形成する前段階の状態から試験片を採取し、表面写真を撮影した。プラスチックフィルムを基材とする包装材の場合、基材に着色層及び気相金属蒸着膜を形成した後であってシーラント層を形成する前段階の状態から試験片を採取し、表面写真を撮影した。
各包装材から採取した試験片について、気相金属蒸着膜の金属光沢を目視で評価した。金属光沢が良好なものを2点、どちらとも言えないものを1点、金属光沢が不十分なものを0点として、20人が評価し、平均点を算出した。そして、平均点ごとに下記の基準でランク分けした。
A:平均点が1.5点以上
B:平均点が1.0点以上1.5未満点
C:平均点が1.0未満
1−2の評価を実施した後の各試験片を、出力600Wの電子レンジのフラットテーブル上に載置し、電子レンジを20秒間作動させた。その後、試料片を取り出し、外観を観察した。判定基準は以下の通りとした。
A:注意深く観察しても、加熱前後での変化が確認できないもの。
B:注意深く観察すれば、わずかな変色又は変形が確認できるが、実用上問題のないもの。
C:局所的な焦げ及び孔、大きな変形、気相金属蒸着膜の剥がれなどの損傷が確認されたもの。
2−1.転写箔の作製
厚み12μmのプラスチックフィルム(PETフィルム)の一方の表面に、シリコーン系離型層用塗布液を全面に塗布、乾燥して離型層を形成した。離型層の厚みは1μmであった。
離型層上に、黄色系顔料を含む着色層用塗布液を全面に塗布、乾燥して、着色層を形成した。着色層の厚みは1μmであった。
次いで、着色層上に真空蒸着により、インジウム蒸着膜(気相金属蒸着膜)を形成した。インジウム蒸着膜の島部1個当たりの面積(nm2)が表1の値となるように、蒸着時間を調整した。
次いで、インジウム蒸着膜上に、ウレタン樹脂系の接着剤を含む感熱接着剤層用塗布液を塗布、乾燥して感熱接着剤層を形成した。感熱接着剤層の厚みは1μmであった。
[実施例1〜6、比較例1〜2]
紙基材(厚み200μmのコート紙)の表面に、下記組成の絵柄印刷層用インキを用いて、グラビア印刷により、厚み1.6μmの絵柄印刷層を形成した。
その後、2−1で形成した転写箔を熱転写により転写した。転写後の箔部分の大きさは直径5cmの円形とした。転写後にベースフィルムを剥離した。
次いで、絵柄印刷層及び着色層の表面に下記組成のOPニスを用いて、グラビア印刷により、厚み1.6μmのトップコート層を形成し、実施例1〜6、比較例1〜2の包装材を得た。
実施例1〜6、比較例1〜2の包装材から、上記箔部分が略中心に位置するように、10cm×10cmの試験片を切り出した。
<絵柄印刷層用インキ>
・有機系顔料(赤) 10質量部
・バインダー樹脂(主成分:ニトロセルロース) 10質量部
・溶剤(酢酸エチル、メチルエチルケトン、酢酸ノルマルプロピル、イソプロパノール、メタノール、及びプロピレングリコールモノメチルエーテルの混合溶剤) 70質量部
<OPニス>
アクリル系熱硬化性樹脂組成物を水系溶媒(水及びイソプロパノールの質量比3:7の混合溶媒)に分散してなるインキ組成物
プラスチックフィルム(厚み12μmのPETフィルム)の一方の表面に、上記の絵柄印刷層用インキ及び着色層用塗布液を塗布し、乾燥させて絵柄印刷層及び着色層を形成した。
その後、絵柄印刷層及び着色層上にパスター加工用インキ(ポリビニルアルコール)を塗布し、乾燥させた。なお、着色層用塗布液及びパスター加工用インキは、金属装飾部が後述する形状となるように、パターニングして塗布した。
その後、真空蒸着により、インジウム蒸着膜(気相金属蒸着膜)を形成した。インジウム蒸着膜の島部1個当たりの面積(nm2)が表2の値となるように、蒸着時間を調整した。
次いで、インジウム蒸着膜後の基材を水に浸漬した。これにより、直径5cmの円形絵柄の金属装飾部を形成した。その後、シーラント層としてCPP(エチレン−プロピレンブロック共重合体の単層フィルム、厚み70μm)をドライラミネート法により貼り合わせ、実施例7〜10、比較例3〜4の包装材を得た。
実施例7〜10、比較例3〜4の包装材から、上記インジウム長尺膜部分が略中心に位置するように、10cm×10cmの試験片を切り出した。
これに対し、比較例1,3は、初期光沢は良好であるものの、電子レンジ加熱後に包装材が大きく湾曲し、部分的に金属蒸着部の剥がれが確認できた。比較例2,4は、初期光沢が不十分であった。
110:紙基材
120,420:金属装飾部
122,422:気相金属蒸着膜
124,424:着色層
126:接着剤層
130,430:絵柄印刷層
132:トップコート層
134,434:光輝性印刷層
600:容器
602:底板
604:側周部
606:開口
410:プラスチックフィルム
432:シーラント層
700:包装箱
702:正面パネル
704:側面パネル
706:背面パネル
708:天面パネル
710:箱の上部
712:底面パネル
720:開封切れ目線
722:折り目線
730,800:パウチ
732,830:自動蒸通機構
802:胴部
804:底部
806:主面シート
806a:表主面シート
806b:裏主面シート
808:底面シート
810:側縁
812:下縁
814:上縁
816:収容空間
818:開口
820a,820b:ヒートシール部
822:ノッチ
Claims (12)
- 基材の一方の面の少なくとも一部に、気相金属蒸着膜を有し、
前記気相金属蒸着膜は、金属からなる複数の島部と、該島部の間に位置する海部とを有し、前記島部1個当たりの面積が4,400nm2以上94,000nm2以下である包装材。 - 前記気相金属蒸着膜が、インジウム蒸着膜またはスズ蒸着膜である請求項1に記載の包装材。
- 前記基材の前記一方の面側に光輝性印刷層を有し、
前記光輝性印刷層がパール顔料及び金属鱗片の少なくとも一方を含む請求項1または請求項2に記載の包装材。 - 前記基材が紙基材である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の包装材。
- 前記基材と前記気相金属蒸着膜の間に接着剤層を有する請求項4に記載の包装材。
- 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の包装材から形成されてなる、包装容器。
- 請求項4または請求項5に記載の包装材で形成された箱である、包装容器。
- パウチの外装箱である請求項7に記載の包装容器。
- 前記基材がプラスチックフィルムである請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の包装材。
- 請求項9に記載の包装材から形成されてなる、包装容器。
- 請求項9に記載の包装材で形成されたパウチである、包装容器。
- 収容部を有する容器本体と、前記収容部を封止するように前記容器本体に接合された蓋体とを備えた蓋付容器であり、前記蓋体が請求項9に記載の包装材で形成されている、包装容器。
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