JP2020145557A - プログラム、情報処理装置、および制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の通信方式による複数の接続を確立させるための設定処理のユーザの利便性を向上させる。【解決手段】第1通信方式及び第2通信方式によって通信可能な情報処理装置に発見された通信装置のうちいずれかを、接続設定対象として選択する選択操作を受け付ける受け付けステップと、第1通信方式により発見された通信装置が選択された場合、第1通信方式による接続を確立させるための第1設定情報を、第1通信方式によって接続設定対象の通信装置に送信し、第1設定情報が送信されたことに基づいて、接続設定対象の通信装置に第2通信方式による接続を確立させるための第2設定情報を送信し、第2通信方式により発見された通信装置から選択された場合、第2設定情報を、第2通信方式によって接続設定対象の通信装置に送信し、第2設定情報が送信されたことに基づいて、第1設定情報を接続設定対象の通信装置に送信する送信ステップを実行させる。【選択図】図3
Description
本発明は、プログラム、情報処理装置、および制御方法に関する。
スマートフォン等の情報処理装置がネットワーク対応のプリンタ等の通信装置とWi−Fi等の通信方式によって接続する方法として、無線LANルーター等の、通信装置外のアクセスポイントを経由して接続する方法がある。この接続方法をインフラストラクチャ接続と呼ぶ。情報処理装置と通信装置は、アクセスポイントを介してインフラストラクチャ接続を確立することにより、情報処理装置が通信装置の接続設定処理を行うために双方向通信を実行したり、インターネットに接続してWebサービスを利用することが可能になる。
また、情報処理装置が、Bluetooth Low Energy(BLE)などの通信方式を利用して、通信装置と接続し、通信装置の接続設定処理を行うために双方向通信を行う方法もある。特許文献1に、接続設定処理を行う対象として選択された通信装置が、どの通信方式で検出されたかに応じて接続設定処理を実行する通信方式を切り替える装置が記載されている。
ところで、Wi−FiとBLE等の複数の通信方式によって通信可能な通信装置が普及するにあたり、複数の通信方式による複数の接続を通信装置に確立させるための設定処理におけるユーザの利便性を向上させることが要望されている。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、複数の通信方式による複数の接続を通信装置に確立させるための設定処理におけるユーザの利便性を向上させることを目的とする。
そこで、上記目的を達成するために本発明のプログラムは、第1通信方式及び前記第1通信方式より通信可能な距離が短い第2通信方式によって通信可能な通情報処理装置のコンピュータに、前記第1通信方式によって、前記第1通信方式による通信を実行可能な少なくとも1つの通信装置を検索する第1検索ステップと、前記第2通信方式によって、前記第2通信方式による通信を実行可能な少なくとも1つの前記通信装置を検索する第2検索ステップと、前記第1通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置及び前記第2通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置のうちいずれかを、接続設定対象の前記通信装置として選択する選択操作を受け付ける受け付けステップと、前記第1通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置から、前記接続設定対象の前記通信装置が前記選択操作により選択された場合、前記接続設定対象の前記通信装置に前記第1通信方式による接続を確立させるための第1設定情報を、前記第1通信方式によって前記接続設定対象の前記通信装置に送信し、前記第1設定情報が送信されたことに基づいて、前記接続設定対象の前記通信装置に前記第2通信方式による接続を確立させるための第2設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信し、前記第2通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置から、前記接続設定対象の前記通信装置が前記選択操作により選択された場合、前記第2設定情報を、前記第2通信方式によって前記接続設定対象の前記通信装置に送信し、前記第2設定情報が送信されたことに基づいて、前記第1設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信する送信ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、複数の通信方式による複数の接続を通信装置に確立させるための設定処理におけるユーザの利便性を向上させることが出来る。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1実施形態>
図1を参照して、本実施形態に係る情報処理装置と、情報処理装置と通信可能な通信装置について説明する。本実施形態ではスマートフォンを例として情報処理装置を説明するが、これに限定されず、情報処理装置は、携帯端末、ノートPC、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラなどを含む。また、通信装置として、本実施形態ではプリンタを例として通信装置を説明するが、これに限定されず、通信装置は情報処理装置と無線通信を行うことが可能な任意の装置を含む。例えば、プリンタであれば、インクジェットプリンタ、フルカラーレーザービームプリンタ、モノクロプリンタ等に適用することができる。また、プリンタのみならず複写機やファクシミリ装置、携帯端末、スマートフォン、ノートPC、タブレット端末、PDA、デジタルカメラ、音楽再生デバイス、テレビ、スマートスピーカ等にも適用可能である。その他、複写機能、FAX機能、印刷機能等の複数の機能を備える複合機にも適用可能である。また、本実施形態では情報処理装置の構成の一例として図1を参照した説明を行うが、本実施形態は通信装置と通信可能な装置に適用可能なものであり、機能または構成を限定するものではなく、機能または構成が追加または変更されてもよい。
図1を参照して、本実施形態に係る情報処理装置と、情報処理装置と通信可能な通信装置について説明する。本実施形態ではスマートフォンを例として情報処理装置を説明するが、これに限定されず、情報処理装置は、携帯端末、ノートPC、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラなどを含む。また、通信装置として、本実施形態ではプリンタを例として通信装置を説明するが、これに限定されず、通信装置は情報処理装置と無線通信を行うことが可能な任意の装置を含む。例えば、プリンタであれば、インクジェットプリンタ、フルカラーレーザービームプリンタ、モノクロプリンタ等に適用することができる。また、プリンタのみならず複写機やファクシミリ装置、携帯端末、スマートフォン、ノートPC、タブレット端末、PDA、デジタルカメラ、音楽再生デバイス、テレビ、スマートスピーカ等にも適用可能である。その他、複写機能、FAX機能、印刷機能等の複数の機能を備える複合機にも適用可能である。また、本実施形態では情報処理装置の構成の一例として図1を参照した説明を行うが、本実施形態は通信装置と通信可能な装置に適用可能なものであり、機能または構成を限定するものではなく、機能または構成が追加または変更されてもよい。
情報処理装置101は、本実施形態に係る情報処理装置である。情報処理装置101は、入力インタフェース(I/F)102、CPU103、ROM104、RAM105、外部記憶装置106、出力I/F107、表示部108、通信部111、および近距離無線通信部112を有する。CPU103、ROM104、RAM105等によって、情報処理装置101のコンピュータが形成される。
入力インタフェース102は、これに接続されたマウス110やキーボード109を介して、ユーザからのデータ入力や操作を受け付けるためのインタフェースである。
CPU103は、システム制御部であり、情報処理装置101の全体を制御する。ROM104は、CPU103が実行する制御プログラムやデータテーブル、組み込みオペレーティングシステム(以下、OSと呼ぶ)、またはプログラムなどのデータを格納する。ROM104に格納されている各制御プログラムは、ROM104に格納され、CPU103によって実行されることによって、組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理等のソフトウェア実行制御を行うことができる。
RAM105は、バックアップ電源を必要とするSRAM(Static Random Access Memory)などで構成される。なお、RAM105は、図示しないデータバックアップ用の1次電池によってデータが保持されているため、プログラム制御変数等の重要なデータを揮発させずに格納することができる。また、情報処理装置101の設定情報や情報処理装置101の管理データ等を格納するメモリエリアもRAM105に設けられている。また、RAM105は、CPU103の主メモリとワークメモリとしても用いられる。
外部記憶装置106は、印刷実行機能を提供するアプリケーション、通信装置151が解釈可能な印刷情報を生成する印刷情報生成プログラム等を保存している。また、外部記憶装置106は、通信部111を介して接続している通信装置151との間で送受信する情報送受信制御プログラム等の各種プログラムや、これらのプログラムが使用する各種情報を保存する。
出力I/F107は、表示部108がデータの表示や情報処理装置101の状態の通知を行うための制御を行うインタフェースである。
表示部108は、LED(発光ダイオード)やLCD(液晶ディスプレイ)などから構成され、データの表示や情報処理装置101の状態の通知を行う。なお、表示部108上に、ソフトウェアまたはハードウェアとして、数値入力キー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー、電源キー等の操作部を設置することで、表示部108を介したユーザからの入力を受け付けても良い。
通信部111は、通信装置151やアクセスポイント131等の装置と接続して、データ通信を実行するための構成である。例えば、通信部111は、通信装置151内のアクセスポイント(不図示)に接続可能である。通信部111と通信装置151内のアクセスポイントが接続することで、情報処理装置101と通信装置151は相互に通信可能となる。なお、通信部111は無線通信で通信装置151とダイレクトに通信しても良いし、情報処理装置101や通信装置151の外部に存在する外部装置を介して通信しても良い。なお、外部装置とは、情報処理装置101の外部及び通信装置151の外部に存在する外部アクセスポイント(アクセスポイント131等)や、アクセスポイント以外で通信を中継可能な装置を含む。無線通信方式としては、例えば、Wi−Fi(WirelessFidelity)(登録商標)やBluetooth(登録商標)等が挙げられる。また、アクセスポイント131としては、例えば、無線LANルーターなどの機器などが挙げられる。なお、本実施形態において、情報処理装置101と通信装置151とが外部アクセスポイントを介さずにダイレクトに接続する方式をダイレクト接続方式という。なお、ダイレクト接続方式において、情報処理装置101は、Wi−Fi Directによって通信装置151と接続しても良い。この場合例えば、通信装置151が、Wi−Fi Direct 規格におけるGroup Ownerとして動作する。また、情報処理装置101と通信装置151とが外部アクセスポイントを介して接続する方式をインフラストラクチャ接続方式という。
近距離無線通信部112は、通信装置151等の装置と近距離で無線接続して、データ通信を実行するためのモジュールであり、通信部111とは異なる通信方式によって通信を行う。近距離無線通信部112は、例えば、通信装置151内の近距離無線通信部157と接続可能である。通信方式としては、例えば、Bluetooth Classic(登録商標)、Bluetooth Low Energy(登録商標)(以下、BLE)、WiFi Aware等が挙げられる。情報処理装置101は、近距離無線通信部112を複数有していてもよい。
通信装置151は、ROM152、RAM153、CPU154、プリントエンジン155、通信部156、および近距離無線通信部157を有する。
通信部156は、通信装置151内部のアクセスポイントとして、情報処理装置101等の装置と接続するためのアクセスポイントを有している。なお、該アクセスポイントは、情報処理装置101の通信部111に接続可能である。なお、通信部156は無線通信で情報処理装置101とダイレクトに通信しても良いし、アクセスポイント131を介して通信しても良い。通信方式としては、例えば、Wi−Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等が挙げられる。また、通信部156は、アクセスポイントとして機能するハードウェアを備えていてもよいし、アクセスポイントとして機能させるためのソフトウェアにより、アクセスポイントとして動作してもよい。また、Wi−Fi Directの規格においては、Group Ownerとして動作しても良い。
近距離無線通信部157は、情報処理装置101等の装置と近距離で無線接続するための構成であり、例えば、情報処理装置101内の近距離無線通信部112と接続可能である。通信方式としては、例えば、Bluetooth Classic、BLE、WiFi Aware等が挙げられる。通信装置151は近距離無線通信部157を複数有していてもよい。
なお、本実施形態において、通信部156は、近距離無線通信部157よりも高速且つ長距離の通信を行うことができるものとする。また、近距離無線通信部157は、通信部156によって通信を行うための通信情報を、情報処理装置101などの装置とやり取りするために用いられるものとする。
RAM153は、バックアップ電源を必要とするSRAM等で構成される。なお、RAM153は、図示しないデータバックアップ用の1次電池によってデータが保持されているため、プログラム制御変数等の重要なデータを揮発させずに格納することができる。また、通信装置151の設定情報や通信装置151の管理データ等を格納するメモリエリアもRAM153に設けられている。また、RAM153は、CPU154の主メモリとワークメモリや、情報処理装置101等から受信した印刷情報を一旦保存するための受信バッファとしても用いられ、各種の情報を保存することができる。
ROM152は、CPU154が実行する制御プログラムやデータテーブル、OSプログラム等の固定データを格納する。本実施形態では、ROM152に格納されている各制御プログラムは、ROM152に格納され、CPU154によって実行されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理等のソフトウェア実行制御を行う。
CPU154は、システム制御部であり、通信装置151の全体の動作を制御する。
プリントエンジン155は、RAM153に保存された情報や情報処理装置101等から受信した印刷ジョブに基づき、インク等の記録剤を紙等の記録媒体上に付加することで記録媒体上に画像を形成し、印刷結果を出力する。なお、通信装置が、情報処理装置101から印刷ジョブを受信する場合、送信データ量が大きく、高速な通信が求められるため、近距離無線通信部157よりも高速な通信が可能な通信部156を介して受信してもよい。
なお、通信装置151には、外付けHDDやSDカード等のメモリがオプション機器として装着されてもよく、通信装置151に保存される情報は、当該メモリに保存されても良い。
また、本実施形態の通信装置は、後述の接続設定処理により接続モードが設定され、設定された接続モードに基づいた接続形態により、情報処理装置と通信を行う。本実施形態の通信装置は、インフラストラクチャ接続により通信を行う場合は、接続モードとしてインフラストラクチャ接続モードが設定され、ダイレクト接続により通信を行う場合は、接続モードとしてダイレクト接続モードが設定される。ここでは、例として情報処理装置101と通信装置151との処理分担を上記のように示したが、特にこの分担形態に限らず他の形態であってもよい。
本実施形態では、情報処理装置101と通信装置151とがインフラストラクチャ接続で通信を確立する際に、情報処理装置101が、インフラストラクチャ接続に利用するアクセスポイントを通信装置151に登録する処理(接続設定処理)について説明する。本実施形態では、情報処理装置101がアクセスポイント131に接続しており、インフラストラクチャ接続に利用するアクセスポイントとしてアクセスポイント131を通信装置151に登録するものとして説明する。また、本実施形態では、近距離無線通信部112および近距離無線通信部157はBLEによって通信を行うものとして説明する。なお、本実施形態では、近距離無線通信部157が、ダイレクト接続のためのアドバタイズ情報をブロードキャストするアドバタイザ(又はスレーブ)として機能する。また、近距離無線通信部112が、ダイレクト接続モードのためのアドバタイズ情報を受信するスキャナ(又はマスタ)として機能する。また、通信部111および通信部156は無線LAN(Wi−Fi)によって通信を行うものとして説明する。また、情報処理装置101があらかじめアクセスポイント131に接続されており、通信装置151がアクセスポイント131に接続していない状態で接続設定処理が開始されるものとして説明する。
本実施形態では、情報処理装置101と通信装置151との間で認証を行い、装置間でGATT通信によりデータの読み書きを実行するためのペアリング処理(認証処理)を実施する場合の処理について説明する。なお、GATT(Generic Attribute Profile)とは、BLE規格において情報の読み書き(送受信)を司るプロファイルである。GATT通信とは、情報処理装置101がGATTクライアント、通信装置151がGATTサーバの役割を担い、GATTベースのプロファイルにより、情報処理装置101から通信装置151に対し情報の読み書きが行われる通信である。情報処理装置101と通信装置151との間でのペアリングが実行されていない状態では、通信装置151はGATT通信による所定の情報の読み書きを許可しない構成とする。このようにすることで、ペアリングを行っていない情報処理装置101と通信装置151が通信を行ってしまい、通信装置151が保持する重要な情報が意図せず取得されてしまうことを抑制することができる。
通信装置151の接続先のアクセスポイントを登録する処理(接続設定処理)について説明する。情報処理装置101は、ROM104や外部記憶装置106等に格納されている所定のアプリケーションが起動されているときに、接続設定処理を行う。所定のアプリケーションとは、通信装置151の接続先のアクセスポイントの設定を行ったり、通信装置151に情報処理装置101内の画像データや文書データ等を印刷させるためのアプリケーションであり、以後印刷用アプリという。なお、印刷用アプリは、通信装置151の接続先のアクセスポイントを設定する機能や印刷機能以外に、他の機能を備えていても良い。例えば、印刷用アプリは、通信装置151がスキャン機能を備えている場合に、通信装置151にセットされた原稿をスキャンさせる機能や、通信装置151の他の設定を行う機能、通信装置151の状態を確認する機能等を備えていてもよい。
図2は、印刷用アプリの起動時に表示部108に表示される画面の一例である。起動画面200を介して、ユーザは、所望の画像の印刷や通信装置の設定等、通信装置の備える機能を利用することができる。情報処理装置101は、プリントボタン201の押下を検知すると、通信装置151に印刷を実行させる印刷処理を開始する。また、情報処理装置101は、スキャンボタン202の押下を検知すると、通信装置151にスキャンを実行させるスキャン処理を開始する。また、情報処理装置101は、プリンタセットアップボタン203の押下を検知すると、通信装置の検索を開始する。なお、本実施形態では、通信装置151に対して接続設定処理を行うためには、通信装置151を接続設定モードに移行させる必要があるものとする。
接続設定モードとは、通信装置151に対して接続モードを設定する場合に通信装置151に設定されるモードである。通信装置151が備える入力インターフェース(不図示)に対してユーザから所定の入力が行われた場合や、通信装置151の初期設定時などに、通信装置151は接続設定モードに遷移する。通信装置151は、接続設定モードである場合、近距離無線通信部157を介してアドバタイズ情報の送信を開始する。また、通信装置151は、接続設定モードである場合、通信部156によって、接続設定モード用の内部アクセスポイントを有効化し、情報処理装置101とWi−Fiによってダイレクト接続可能な状態に移行する。なお、通信装置151がアドバタイズ情報の送信を開始するタイミングは、接続設定モードになったタイミングに限定されない。例えば、通信装置151の電源がONになったタイミングや、BLE機能を有効にするための所定の操作が行われたタイミング等であっても良い。この場合は、通信装置151に対して接続設定処理を行うために、通信装置151に接続設定モードが設定される必要はない。また、通信装置151は初めて起動した際に自動的に接続設定モードとなっても良いし、その際に利用可能な複数の無線通信方式のうち特定の無線通信方式のみを有効にしても良い。また、接続設定モードにおいて、BLEとWi−Fiの両方が有効になるのではなく、いずれかのみ有効になる形態であっても良い。
本実施形態では、通信装置151が接続設定モードで動作する状態において、印刷用アプリを用い、情報処理装置101が、接続設定処理を実行する。本実施形態における接続設定処理には、Wi−Fi接続の設定処理(以下、Wi−Fi設定処理)と、BLE接続の設定処理(以下、BLE設定処理)とが含まれる。すなわち本実施形態では、ユーザ操作に基づく接続設定処理の指示に応じて、1つの通信方式による接続を通信装置に確立させるのではなく、2つの通信方式による2つの接続を通信装置に確立させる。これにより、ユーザは、それぞれの通信方式毎に、設定処理を実行させる必要がなくなり、ユーザの利便性が向上される。
なお本実施形態では、情報処理装置101は、接続設定処理によって確立可能となるWi−Fi接続を介して、通信装置151に印刷ジョブやスキャンジョブ等を送信する。また、情報処理装置101は、接続設定処理によって確立可能となるBLE接続を介して、通信装置151の状態情報を取得したり、情報処理装置101と通信装置151との間のWi−Fi接続を確立するための通信等を実行する。
図3は、情報処理装置101が行う接続設定処理の流れを示すフローチャートである。図3に示すフローチャートは、例えば、CPU103がROM104や外部記憶装置106等に格納されたプログラムをRAM105に読み出して実行することにより実現される。また、図3のフローチャートが示す処理は、情報処理装置101のプリンタセットアップボタン203が押下された場合に開始されるものとする。
まず、S301にて、CPU103は、ユーザから接続設定処理の実行が指示されたことを検知し、アドバタイズ情報を受信可能なスキャン状態に遷移し、通信装置151の検索を開始する。
続いてCPU103は処理をS302に進め、情報処理装置101の周囲に存在する、Wi−Fi通信を有効化している通信装置151を検索する。具体的にはCPU103は、情報処理装置101がWi−Fi接続している外部アクセスポイントが形成するネットワークに属している通信装置151を検索する。より具体的には、CPU103は、外部アクセスポイントが形成するネットワーク上に、印刷用アプリに対応する通信装置151から応答を得るための情報をブロードキャストする。そしてCPU103は、当該情報に対する応答を受信することで、受信された応答の送信元の装置を発見する。以下、Wi−Fiによるこの検索方法を、インフラストラクチャ検索という。またCPU103は、Wi−Fiを用いた公知のディスカバリプロセスを実行することで、アクセスポイントとして動作している通信装置151を検索する。より具体的には、CPU103は、アクセスポイントとして動作している通信装置151がWi−Fi規格に基づいてブロードキャストしているビーコンを受信することで、受信されたビーコンの送信元の装置を発見する。なお、受信されたビーコンの送信元の装置のうち、印刷用アプリに対応する装置のみを発見しても良い。印刷用アプリに対応する装置とは例えば、接続設定モードの通信装置151である。接続設定モードの通信装置151は、ユーザが任意に変更できない固定のSSIDを有するものとする。そのため、CPU103は、受信したビーコンのうち、固定のSSIDを有しているビーコンを特定し、特定したビーコンを発している内部アクセスポイントを備える通信装置151のみを発見する。以下、Wi−Fiによる上述の検索方法を、ダイレクト検索という。なおダイレクト検索として例えば、Wi−Fi Directを有効化している通信装置151が検索されても良い。すなわち、S302では、情報処理装置101は通信部156を介して、通信装置151を検索する。これらの検索により発見された通信装置151の識別情報(例えばSSID)は、情報処理装置101が保持する発見済み装置リストに追加される。
続いて、CPU103はS303に処理を進め、情報処理装置101の周囲に存在する、BLE通信を有効化している通信装置151を検索する。具体的にはCPU103は、アドバタイズ情報の受信を開始する。通信装置151の近距離無線通信部157から送信されるアドバタイズ情報を、近距離無線通信部112が受信した場合に、通信装置151を発見したと判定する。具体的には、CPU103は、アドバタイズ情報を近距離無線通信部112が受信したかどうかと、受信したアドバタイズ情報に通信装置151を示す識別情報が含まれるか否かを判定する。すなわち、本処理では、BLEを介した接続設定処理(BLE設定処理)を実行可能な通信装置を検索する。本実施形態では、情報処理装置101は、印刷アプリに対応している機種やベンダーの通信装置と通信するものとする。そのため、CPU103は、受信したアドバタイズ情報に、印刷サービスを提供可能なことを示す情報や、印刷アプリに対応する機種やベンダーに関する情報が含まれている場合に、通信装置151を示す識別情報が含まれると判定する。この検索により発見された通信装置151の識別情報は、情報処理装置101が保持する発見済み装置リストに追加される。
すなわち、本実施形態では、情報処理装置101とBLE通信を実行可能な通信装置151の識別情報と、情報処理装置101とWi−Fi通信を実行可能な通信装置151の識別情報とを、並列して発見済み装置リストに表示する。情報処理装置101とBLE通信を実行可能な通信装置151の識別情報と、情報処理装置101とWi−Fi通信を実行可能な通信装置151の識別情報とを、並列させずに発見済み装置リストに表示しても良い。すなわち、それぞれの識別情報を別の画面で表示しても良い。
なお、発見済み装置リストに追加される通信装置151はこの形態に限定されず、例えば、接続設定モードとなって特定のアドバタイズ情報を送信している通信装置151がリストに追加されても良い。また、情報処理装置101とBLE通信を実行可能な通信装置151と、情報処理装置101とWi−Fi通信を実行可能な通信装置151が同一であると判断される場合がある。この場合には、BLEによる検索で得られた識別情報と、Wi−Fiによる検索で得られた識別情報のうちどちらか一方の識別情報のみが発見済み装置リストに追加されても良い。一例では、いずれかの通信方式で通信装置151を発見した場合には、その後に他の通信方式で同一の通信装置151を発見しても、リストに追加しなくてもよい。
また本実施形態では、情報処理装置101はWi−Fiを用いた通信装置151の検索を先に行い、そのあとにBLEを用いた通信装置151の検索を行っている。しかしながら、先にBLEを用いた通信装置151の検索を行ってもよいし、2つの検索処理を並列で実行してもよい。また、CPU103は、例えば通信装置のディスカバリを一定時間行った結果、1つの通信装置151しか発見済み装置リストに追加されなかった場合、発見済み装置リストを表示せずS306に進み、当該1つの通信装置151を対象装置として特定しても良い。また、CPU103は、例えば、通信装置151のディスカバリを一定時間行った結果、通信装置151が1つも発見済み装置リストに追加されなかった場合、エラー画面を表示部108に表示して接続設定処理を終了しても良い。
続いて、CPU103は処理をS304に進め、S302とS303のうち少なくとも一方で通信装置151を発見したか否かを判定する。通信装置151を発見したと判定すると(S304でYes)、CPU103は処理をS305に進め、通信装置151を発見しなかったと判定すると(S304でNo)、処理をS317に進める。
CPU103は、S302とS303のうち少なくとも一方で通信装置151を1台以上発見した場合、S305の処理を行う。一方、CPU103は、S302とS303のうち少なくとも一方で通信装置151を発見していないと判定した場合、S317の処理を行い、通信装置151の検索を開始してから所定の時間が経過した(タイムアウトした)か否かを判定する。CPU103は、タイムアウトしていないと判定した場合、S302およびS303の処理を再び行う。一方、CPU103は、タイムアウトしたと判定した場合、処理を終了する。なお、このとき、CPU103は、タイムアウトした旨をユーザに通知するための画面を表示部108に表示しても良い。
S305では、CPU103は、発見済み装置リストを、表示部108に表示し、発見済み装置リストのなかから何れかの通信装置151の選択を、ユーザから受け付ける。このとき選択された通信装置151が、接続設定対象の通信装置151として特定される。
図4は、発見済み装置リストが表示されているリスト画面の一例である。Wi−Fiによって発見された通信装置151のうち、インフラストラクチャ検索によって発見された通信装置151の識別情報は、領域401のように通信装置151のIPアドレスが付加されて表示される。そして、ダイレクト検索によって発見された通信装置151は、領域402のように、通信装置151のIPアドレスが付加されずに表示される。また、BLEによって発見された通信装置151の識別情報は、領域403のように、BLEによって発見された旨を示すマークが付加されて表示される。すなわち本実施形態では、検索の方法に応じて通信装置151を区別可能なように、各通信装置151が表示されている。ここでは例として表示形式を上記のように示したが、検索の方法に応じて通信装置151が区別可能に表示されていれば、特にこの形態に限らず他の形態であっても良い。あるいは、表示形式を分けなくても良い。なお、通信装置151の識別情報は、通信装置151の名前や型番、MACアドレス、IPアドレスであっても良いし、通信装置151が備える内部アクセスポイントのSSIDであっても良い。
図3の説明に戻る。CPU103は、S305でユーザから接続設定対象の通信装置151を選択するためのユーザ操作(ユーザ入力)を受け付けると、処理をS306に進め、接続設定処理を開始する。
続いて、CPU103は処理をS307に進め、S305においてユーザが選択した通信装置151(接続設定対象の通信装置151)が、Wi−Fiによる検索で発見された通信装置151か、BLEによる検索で発見された通信装置151かを判定する。接続設定対象の通信装置151が、Wi−Fiによる検索で発見されたと判定された場合(S307でWi−Fi)は、CPU103はS308に処理を進める。一方、接続設定対象の通信装置151が、BLEによる検索で発見されたと判定された場合(S307でBLE)は、CPU103はS314に処理を進める。
S308では、CPU103はユーザがS305で選択した接続設定対象の通信装置151が、接続設定モードであるかどうかを判定する。具体的にはCPU103は、接続設定対象の通信装置151がダイレクト検索によって発見された装置である場合、接続設定対象の通信装置151が接続設定モードであると判定する。また、CPU103は、接続設定対象の通信装置151がインフラストラクチャ検索によって発見された装置である場合、接続設定対象の通信装置151が接続設定モードでないと判定する。インフラストラクチャ検索によって発見された通信装置151は、すでに情報処理装置101と同じWi−Fiネットワークに属しており、Wi−Fi通信が実行可能な装置である。上述のような判定を行うのは、情報処理装置101は、インフラストラクチャ検索によって発見された通信装置151に対して、S800の処理を行う必要はないためである。接続設定対象の通信装置が接続設定モードであると判定された場合(S308でYes)、CPU103はS500に処理を進め、Wi−Fi設定処理を行う。接続設定対象の通信装置が接続設定モードではないと判定された場合(S308でNo)、CPU103はS800に処理を進める。S800では、CPU103は、Wi−Fi設定処理によって通信装置151をアクセスポイントに接続させることで、情報処理装置101とインフラストラクチャ接続によって通信するための準備を整える。
続いて、S800にて、CPU103は、印刷用アプリによる通信装置151との通信を今後行うために、通信装置151に関する情報を印刷用アプリに登録するための登録処理を行う。登録処理によって、以後、印刷用アプリは例えば、通信装置151に対する印刷ジョブの送信処理等を含むジョブ送信処理を実行することができる。登録処理の詳細については後述する。
次に、CPU103はS309の処理において、接続設定対象の通信装置151と情報処理装置101がペアリング済かどうかを判定する。なお、本判定は例えば、S800における登録処理において取得された通信装置151に関する情報に基づいて行われる。CPU103が、通信装置151とペアリング済ではないと判定した場合(S309でNo)、CPU103はS310に処理を進め、ペアリング処理を実行するか否かの確認を行う。CPU103が、通信装置151とペアリング済みであると判定した場合(S309でYes)は、処理をS313に進める。なお、ペアリング処理の対象となる通信装置151として、S305で選択された通信装置が自動で特定されるため、ペアリング処理の対象となる通信装置151再度ユーザが選択する必要はない。またCPU103は、接続設定対象の通信装置151と情報処理装置101がペアリング済でないという条件以外の特定の条件にさらに合致する場合にペアリング処理を実行するか否かの確認を行ってもよい。特定の条件とは、特定のペアリング方式に対応しているかどうか、既にペアリング処理を実行するか否かの確認を行っているかどうか、などである。
S310では、CPU103は、ペアリング処理を行うかどうかをユーザに確認する画面を表示部108に表示し、ペアリング処理を行うか否かのユーザ選択を受け付ける。続いて、CPU103はS311にて、ペアリング処理を行うことを示すユーザ入力を受け付けたか否かを判定する。CPU103は、ペアリング処理を行うことを示すユーザ入力を受け付けたと判定した場合(S311でYes)、処理をS312に進めてペアリング処理を行う。CPU103は、ペアリング処理を行わないことを示すユーザ入力を受け付けたと判定した場合(S311でNo)は処理をS313に進める。
S312では、CPU103は、BLE設定処理として、接続設定対象の通信装置151と情報処理装置101との間のBLE接続の確立及びペアリング処理を実行する。一例では、CPU103は、S308〜S800の何れかの時点で、接続設定対象の通信装置151とWi−Fi通信を行うことで、BLE通信において接続設定対象の通信装置151を特定するための情報、例えばBLEアドレスを取得する。すなわち、情報処理装置101は、Wi−Fi通信を介して、ユーザ操作なしで、BLE通信において接続設定対象の通信装置151を特定するための情報を取得する。BLE通信において接続設定対象の通信装置151を特定するための情報は、BLEアドレスでなく、例えばシリアルナンバーやMACアドレスなどでもよい。なおこのときCPU103は、通信装置151のBLE通信機能が有効化されていない場合は、通信装置151のBLE通信機能を有効化するための指示を、Wi−Fi接続等を介して通信装置151に送信してから、本処理を実行しても良い。
S312のペアリング処理の詳細について説明する。まず、情報処理装置101は、特定の装置情報を有するアドバタイズ情報のサーチを開始する。なお、特定の装置情報とは、例えば、印刷アプリに対応する装置(プリンタ等)のUUIDやMACアドレス等である。そして、情報処理装置101は、特定の装置情報を有するアドバタイズ情報を受信すると、当該アドバタイズ情報を送信した装置(ここでは、通信装置151)に、BLE接続要求(CONNECT_REQ)を送信し、装置間でBLE接続を確立する。そして、情報処理装置101は、通信装置151とのペアリングを完了していない場合は、ユーザにペアリングを促すための画面を表示部108に表示する。そして、情報処理装置101は、ペアリングの実行をユーザに指示された場合、BLE規格のSMP(Security Manager Protocol)による通信により、通信装置151に、ペアリング要求を送信する。なお、ペアリングが終了するまで、装置間の通信は、SMPによって行われるものとする。
通信装置151は、ペアリング要求を受信すると、通信装置151が有する表示部(不図示)に、図9(a)に示すようなPINコード表示画面900を表示する。PINコード表示画面900には、PINコード901と、ペアリング処理をキャンセルするためのCancelボタン902が表示される。そして、情報処理装置101は、ペアリング要求を送信すると、表示部108に、図9(b)に示すようなPINコード入力画面910を表示する。PINコード入力画面910には、PINコード入力領域911と、OKボタン913と、Cancelボタン912が表示される。PINコード入力領域911は、ユーザによるPINコード901の入力を受け付けるための領域である。OKボタン913は、入力されたPINコード901を通信装置151に送信するためボタンである。Cancelボタン912は、ペアリング処理をキャンセルするためボタンである。PINコード入力領域911にPINコード901が入力された状態で、OKボタン913が押下されると、情報処理装置101は、入力されたPINコード901を含む情報を通信装置151に送信する。通信装置151は、受信した情報に含まれるPINコード901が、PINコード表示画面900に表示したPINコード901と一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合は、情報処理装置101にペアリングを許可する。具体的には、通信装置151は、PINコード901をもとに所定の方法で作成されたリンクキーを、SMPを利用して情報処理装置101に送信する。このようにして、リンクキーは、情報処理装置101の持つ記憶領域(ROM104等)と通信装置151の持つ記憶領域(ROM152等)にそれぞれ保存される。これによりペアリングが完了し、以降、装置間でBLE通信を実行することが許可される。なお、情報処理装置101は、ペアリングが完了すると、PINコード表示画面900を非表示とし、元の画面を再度表示する。上述では、PINコード入力方式によってペアリングを実現する形態について説明したが、この形態に限定されない。例えば、Just Works方式やNumeric Comparison方式等、PINコード入力を伴わずにペアリングを実現する形態であっても良い。また、上述では、BLEの規格に基づくペアリング処理によって、ペアリングを実現する形態について説明したが、この形態に限定されない。例えば、通信装置151や印刷アプリのベンダー独自の規格に基づくペアリング処理が実行されても良い。
ペアリング完了後は、情報処理装置101は、通信装置151に対してGATT通信要求を送信する際には、ペアリング処理時に記憶領域に保存したリンクキーを通信装置151に通知する。通信装置151は、GATT通信要求を受信した場合、ペアリング処理時に記憶領域に保存したリンクキーと通知されたリンクキーを比較して、GATT通信要求を発信している装置が、ペアリング済みの装置であるかを確認する。そして、通信装置151は、ペアリング済みの装置であると確認できた場合は、情報処理装置101とのGATT通信による情報の読み書きを開始する。これにより、情報処理装置101は、一旦通信装置151とのペアリング処理を完了しておけば、以降はユーザによるPINコードの入力なしに通信装置151とのGATT通信を実行することができる。なお、上述では、PINコード入力領域911に、PINコード表示画面900に表示されているPINコード901をユーザに入力させる形態を説明したが、この形態に限定されない。例えば、PINコード901を固定の(ユーザが任意に変更できない)情報とし、後述の印刷アプリのインストールと共に情報処理装置101に格納される形態としても良い。このようにすることで、ユーザの入力なしにPINコード901が通信装置151に通知される形態とすることができる。また、PINコードや固定の情報をユーザが入力することなく、物理キーの押下を検知後一定期間の間固定の情報をGATT通信により通信装置151から取得することができ、情報処理装置101に格納される形態としてもよい。
次に、S313では、CPU103は、接続設定処理を終了する。
次に、S307において、接続設定対象の通信装置151が、BLEによる検索で発見されたと判定された場合(S307でBLE)に実行されるS314以降の処理について説明する。
S314では、接続設定対象の通信装置151と情報処理装置101がペアリング済か否かを判定する。なお、本判定は、BLEによる検索において取得された通信装置151に関する情報に基づいて行われる。CPU103が、接続設定対象の通信装置151と情報処理装置101がペアリング済ではないと判定した場合(S314でNo)、CPU103はS315に処理を進め、上述のS312と同様のペアリング処理を行う。その後、CPU103は、処理をS316に進める。一方CPU103が、接続設定対象の通信装置151と情報処理装置101がペアリング済みであると判定した場合(S314でYes)には処理をS316に進める。すなわち、BLE設定処理を実行した後に、自動的にWi−Fi設定処理の実行を開始する。
次に、S316において、CPU103はユーザがS305で選択した接続設定対象の通信装置151が、接続設定モードであるかどうかを判定する。本判定は、BLEによる通信によって取得された通信装置151に関する情報に基づいて行われる。CPU103が、接続設定対象の通信装置151が接続設定モードでないと判定した場合(S316でNo)は処理をS317に進める。CPU103が、接続設定対象の通信装置151が接続設定モードであると判定した場合(S316でYes)には処理をS500に進める。
S317では、CPU103は、情報処理装置101がWi−Fi接続している外部アクセスポイントが形成するネットワークに、接続設定対象の通信装置151が属しているか否かを判定する。具体的には、CPU103は、外部アクセスポイントが形成するネットワーク上に、接続設定対象の通信装置151から応答を得るための情報(例えば、接続設定対象の通信装置151の識別情報)をブロードキャストする。そして、CPU103は、応答が得られた場合、該ネットワークに接続設定対象の通信装置151が属していると判定し、応答が得られなかった場合、該ネットワークに、接続設定対象の通信装置151が属していないと判定する。CPU103が、該ネットワークに接続設定対象の通信装置151が属していると判定した場合(S317でYes)は処理をS800に進める。CPU103が、該ネットワークに接続設定対象の通信装置151が属していないと判定した場合(S317でNo)には処理をS318に進める。
S318では、CPU103は、接続設定対象の通信装置151を接続設定モードに移行させるための指示情報を、BLE接続を介して、通信装置151に送信する。これにより、通信装置151は、接続設定モードに移行する。
その後、CPU103はS500にて上述と同様のWi−Fi設定処理を行い、S800にて上述と同様の登録処理を行い、S319にて接続設定処理を終了する。
このように、本実施形態の情報処理装置は、ユーザが選択した通信装置を検出した通信方式に応じ、Wi−Fi設定処理とBLE設定処理を連続して適切な順番で実施し、ユーザが選択していない通信方式も含む複数の接続設定を実行することが出来る。言い換えれば情報処理装置は、Wi−Fi設定処理の実行後、BLE設定処理の対象となる装置(BLE設定処理のための情報の送信先の装置)の選択操作をユーザから受付ることなく、Wi−Fi設定処理の対象になった装置に対してBLE設定処理を行う。また情報処理装置は、BLE設定処理を実行した後、Wi−Fi設定処理の対象となる装置(Wi−Fi設定処理のための情報の送信先の装置)の選択操作をユーザから受け付けることなく、BLE設定処理の対象となった装置に対しWi−Fi設定処理を行う。このような形態とすることで、設定処理を実行する毎に、ユーザが設定処理の対象となる装置を選択する必要がなくなり、ユーザの利便性が向上する。なお本実施形態では、Wi−Fi及びBLEの2種類の通信方式を有する通信装置について説明を行ったが、他の近距離無線通信方式を有する通信装置の構成としてもよいし、3種類以上の通信方式を有する通信装置の構成としてもよい。
次に、上述のS500のWi−Fi設定処理を、図5を用いて説明する。
まずS600で、CPU103は、まず、通信装置151と情報処理装置101との間のWi−Fi接続を確立する。具体的にはCPU103は、接続設定モードとなっている通信装置151は、所定の内部アクセスポイントを有効化しているため、所定の内部アクセスポイントと情報処理装置101との間のWi−Fi接続を確立する。その後、CPU103は、通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントの一覧を、通信装置151に対して要求する。通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントとは、通信装置151の周囲に存在し、通信装置151が対応している周波数帯によってWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントである。このとき要求される一覧は、通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントを識別するための情報の一覧であり、外部アクセスポイントを識別するための情報は、例えば、SSID(Service Set Indentifier)などである。通信装置151は、当該一覧を更新するために、一旦通信装置151と情報処理装置101との間のWi−Fi接続を解除する。なおS600の処理の詳細は後述する。またS600では、後述する通り、アクセスポイント一覧の更新が成功したか否かを示す判定情報を、RAM105に格納する。
次に、CPU103は処理をS501に進め、通信部156が接続可能な外部アクセスポイントの一覧の要求が成功したか否かを判定する。このとき、CPU103は、S600にてRAM105に保持した判定情報を読み出して判定を行う。CPU103は、更新が成功したと判定した場合(S501でYes)は、S502に処理を進め、通信装置151との通信を開始する。なおこのとき、通信装置151と情報処理装置101との間のWi−Fi接続が解除されているので、CPU103は、S502にて、Wi−Fi接続を再度確立することとなる。一方、CPU103は、更新が失敗したと判断した場合(S501でNo)は、処理を終了する。一例では、更新が失敗したと判断した場合には、エラー表示を行って図3の処理を終了する。
S503では、CPU103は、S502にて開始した通信によって、Wi−Fi設定処理の開始指示を通信装置151に送信する。
続いてS504に処理を進め、CPU103は、S502で確立した通信によって、ネットワーク情報を接続設定対象の通信装置151から取得する。ここで、ネットワーク情報には、通信装置151を、アクセスポイント131を介して検出するための識別情報(通信装置151のMACアドレス等)が格納されている。なお、ここではS504で取得されるネットワーク情報に識別情報が格納されている構成としたが、S302およびS303で取得される情報に、識別情報が格納されている構成としてもよい。また、S502において送信される通信の開始要求に対して通信装置151が送信するレスポンスデータ等に、識別情報が格納されている構成としてもよい。
続いて、CPU103はS505に処理を進め、情報処理装置101が接続設定処理の開始指示時にWi−Fi接続していたアクセスポイント131の識別情報(ここではSSID)を取得する。一例では、CPU103は情報処理装置101にインストールされているオペレーティングシステム(OS)から、当該識別情報を取得する。なお、情報処理装置101が接続設定処理の開始指示時にWi−Fi接続していたアクセスポイント131の情報は、S600において情報処理装置101と通信装置151が接続する前に、アクセスポイント131からOSによって取得されている。そのため、情報処理装置101が接続設定処理の開始指示時にWi−Fi接続していたアクセスポイント131とは、言い換えれば、情報処理装置101が通信装置151と接続する前に接続していたアクセスポイント131である。また、情報処理装置101が接続設定処理の開始指示時にWi−Fi接続していたアクセスポイント131の情報は、例えば、アクセスポイント131が発するWi−Fi規格のビーコンから取得しても良い。また、当該ビーコンを取得してWi−Fi接続を確立した後に、アクセスポイント131に問い合わせて取得しても良い。なお、情報処理装置101が接続設定処理の開始指示時にWi−Fi接続していたアクセスポイント131の情報は、OSから取得される形態に限定されず、例えば、CPU103がアクセスポイント131に問い合わせることで取得しても良い。
続いて、CPU103は処理をS506に進め、S502で開始した通信を介して、通信装置151から、通信部156が接続可能なアクセスポイントの一覧を取得する。
続いて、CPU103は処理をS507に進め、通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントの一覧のなかに、情報処理装置101が接続設定処理の開始指示時にWi−Fi接続していたアクセスポイント131があるか否かを判定する。本判定は、S600で取得された通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントの一覧の情報と、S506で取得されたアクセスポイント131の識別情報に基づいて行われる。CPU103は、一覧のなかにアクセスポイント131があると判定した場合(S507でYes)、S508に処理を進める。一方、CPU103は、一覧のなかにアクセスポイント131がないと判定した場合(S507でNo)、S514に処理を進める。なお、一覧のなかにアクセスポイント131がない場合とは例えば、通信装置151が利用可能な周波数帯と、アクセスポイント131が利用している周波数帯が異なる場合である。
S508では、CPU103は、S505にて取得したSSIDを表示し、当該SSIDに対応するアクセスポイント(ここでは、アクセスポイント131)と接続するためのパスワードの入力画面を表示部108に表示する。このとき、パスワードの入力画面として、例えば図7に示す画面700が表示される。続いて、CPU103は処理をS509に進め、アクセスポイント131と接続するためのパスワードの入力をユーザから受け付ける。このとき、CPU103は、入力部701にユーザによって入力されたパスワード情報を取得する。
続いて、S510に処理を進め、CPU103は、情報処理装置101が接続設定処理の開始指示時にWi−Fi接続していたアクセスポイント131と通信装置151とを接続させるための接続設定情報を、通信装置151に送信する。ここで、接続設定情報には、アクセスポイント131のSSIDや、アクセスポイント131と接続するためのパスワード、通信装置151の接続モードを設定するためのコマンド等が格納されている。なお、本実施形態では、通信装置151の接続モードを設定するためのコマンドは、通信装置151にインフラストラクチャ接続モードを設定するためのコマンドである。通信装置151は、接続設定情報を受信すると、アクセスポイント131と接続する。なお、このとき、通信装置151は、通信装置151が既にアクセスポイント131と接続している場合は、改めてアクセスポイント131と接続する処理を実行しなくても良い。すなわち、通信装置151は、通信装置151がいずれのアクセスポイントとも接続していない場合や、通信装置151がアクセスポイント131以外のアクセスポイントと接続している場合に、アクセスポイント131と接続するための処理を実行しても良い。
続いて、CPU103はS511に処理を進め、送信した接続設定情報により、通信装置151とアクセスポイント131との間の接続が成功したか否かを判定する。具体的には、S511で、CPU103は通信装置151から通信装置151とアクセスポイント131との間の接続の成否に関する通知を受け付けるのを待つ。そして、CPU103は、当該通知を受け取った場合、当該通知の内容を解析し、通信装置151とアクセスポイント131との間の接続が成功したか否かを判定する。なお当該通知は、情報処理装置101と通信装置151との間のWi−Fi接続を介して受信されても良いし、既に情報処理装置101と通信装置151との間のBLE接続が確立されているのであれば、当該BLE接続を介して受信されても良い。
CPU103は、通信装置151とアクセスポイント131との間の接続が失敗したと判定した場合(S511でNo)、S512に処理を進める。そしてCPU103は、通信装置151とアクセスポイント131との間の接続が成功したと判定した場合(S511でYes)、アクセスポイント131と情報処理装置101との接続を再確立させ、S500のWi−Fi設定処理を終了する。
S512ではCPU103は、通信装置151とアクセスポイント131との間の接続の確立をリトライさせるか否かをユーザに確認するための画面を、表示部108に表示する。
そして、CPU103は、S513に処理を進め、当該画面に対するユーザの入力に基づいて、通信装置151とアクセスポイント131との間の接続の確立をリトライするか否かを判定する。CPU103は、通信装置151とアクセスポイント131との間の接続の確立をリトライする場合(S513でYes)、S508に処理を戻し、新たにパスワードの入力を受け付ける。これは、入力されたパスワードが間違っていたことにより、通信装置151とアクセスポイント131との間の接続が失敗した可能性があるためである。通信装置151とアクセスポイント131との間の接続の確立をリトライしない場合(S513でNo)は、CPU103は処理を終了する。一例では、通信装置151とアクセスポイント131との間の接続の確立をリトライしない場合(S513でNo)、CPU103はエラー表示を行ってもよい。
一覧のなかにアクセスポイント131がないと判定された場合(S507でNo)の処理であるS514の処理について説明する。S514では、CPU103は、S506にて通信装置151から取得した、通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントの一覧を表示部108に表示し、一覧の中のいずれかのアクセスポイントの選択をユーザから受け付ける。
続いて、CPU103はS515に処理を進め、S514で選択されたアクセスポイントのSSIDを表示し、当該SSIDに対応するアクセスポイントを利用するためのパスワードの入力画面を表示部108に表示する。このときS508の処理と同様に、パスワードの入力画面として、例えば図7に示す画面700が表示される。
S516〜S520までの処理は、通信装置151と接続させるアクセスポイントが、アクセスポイント131ではなく、S514で選択されたアクセスポイントである点以外は、上述したS509〜S513までの処理と同様のため、説明を省略する。
このように通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントのなかにアクセスポイント131がある場合、情報処理装置101は、複数のアクセスポイントから通信装置151と接続させるアクセスポイントを選択する操作を受け付けなくても良い。これにより、ユーザは簡便に接続設定処理を実行することができる。
なお上述では、S507等で利用されていたアクセスポイントの一覧が、通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントの一覧である形態を説明したが、この形態に限定されない。例えば、情報処理装置101がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントの一覧であっても良い。その場合CPU103は、通信装置151から一覧を取得する必要はない。
次に、図6を参照してS600のアクセスポイント一覧の更新処理の内容を説明する。
図6は、S600の処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すフローチャートは、例えば、CPU103がROM104や外部記憶装置106等に格納されたプログラムをRAM105に読み出して実行することにより実現される。
まず、S601では、CPU103は、通信の開始要求を通信装置151に送信する。通信の開始要求が通信装置151に受け付けられることで、通信装置151と情報処理装置101で通信が開始される。
続いて、CPU103はS602に処理を進め、通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントの一覧の更新指示を、Wi−Fi接続を介して、通信装置151に対して送信する。なおこのとき、通信装置151と情報処理装置101との間のBLE接続が既に確立されているのであれば、更新指示がBLE接続を介して送信されても良い。続いて、S603に処理を進め、CPU103は、通信装置151と情報処理装置101との間のWi−Fi接続を解除し、通信を終了させる。更新指示を受信した通信装置151は、通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントの検索を行い、一覧の情報の生成を行う。具体的には通信装置151は、通信装置151の周囲に存在する、通信装置151が利用可能な周波数帯を利用している外部アクセスポイントが発しているビーコンの受信を開始する。こうして取得されたビーコンの発信元の装置の一覧が、通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントの一覧として特定される。
続いて、CPU103は処理をS604に進め、通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントの一覧の更新が成功したか否かを示す更新情報を受信したか否かを判定する。CPU103は、更新情報を例えば、通信装置151が送信するBLEのアドバタイズ情報によって受信しても良いし、再度通信装置151と情報処理装置101との間のWi−Fi接続を確立して、Wi−Fi接続によって受信しても良い。更新情報を受信したと判定した場合(S604でYes)、CPU103は処理をS605に進め、更新情報を受信しなかったと判定すると(S604でNo)、CPU103は処理をS607に進める。
S605では、CPU103は、通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントの一覧の更新が成功したか否かを、更新情報に基づいて判定する。CPU103は、通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントの一覧の更新が成功したと判定した場合(S605でYes)、S606の処理を行う。一方、CPU103は、通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントの一覧の更新が成功していないと判定した場合(S605でNo)、S608の処理を行う。
S606では、CPU103は、通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントの一覧の更新が成功したことを示す判定情報を、RAM105に格納する。
S604で更新情報を受信しなかったと判定された場合の処理であるS607について説明する。CPU103は、S607では、アクセスポイントの一覧の更新指示を送信してから所定の時間が経過した(タイムアウトした)か否かを判定する。CPU103は、タイムアウトしていないと判定した場合(S607でNo)、CPU103は処理をS604に戻す。一方、CPU103は、タイムアウトしたと判定した場合(S607でYes)、CPU103はS608に処理を進める。
S608では、CPU103は、通信装置151がWi−Fi接続可能な外部アクセスポイントの一覧の更新が失敗したことを示す判定情報を、RAM105に格納する。なお、S607で、CPU103は、タイムアウトした旨をユーザに通知するための画面を表示部108に表示しても良い。これらの判定情報は、前述の判定処理において利用される。
このように、接続設定処理S500において、まず初めに通信装置151が接続可能なアクセスポイント一覧の更新処理を行うことで、より確実にアクセスポイントに通信装置151を接続することが出来る。
最後に、図8を用いて、S800の登録処理の流れを説明する。図8に示すフローチャートは、例えば、CPU103がROM104や外部記憶装置106等に格納されたプログラムをRAM105に読み出して実行することにより実現される。
まず、S801の処理において、情報処理装置101が接続しているアクセスポイント131と、S510で通信装置151に送信された接続設定情報に含まれる情報に対応するアクセスポイントが一致するか否かを判定する。一致しないと判定した場合(S801でNo)、CPU103は処理をS802に進め、一致すると判定した場合(S801でYes)、CPU103は処理をS803に進める。
S802では、CPU103は、通信部111の接続先を、S510で通信装置151に送信された接続設定情報に含まれる情報に対応するアクセスポイントに切り替える。これにより、情報処理装置101と通信装置151とが同じアクセスポイントに接続することになるため、情報処理装置101と通信装置151とがインフラストラクチャ接続可能な状態となる。
S803では、CPU103は、情報処理装置101がWi−Fi接続している外部アクセスポイントが形成するネットワークに属している接続設定対象の通信装置151を検索する。具体的には、CPU103は、外部アクセスポイントが形成するネットワーク上に、接続設定対象の通信装置151から応答を得るための情報(例えば、接続設定対象の通信装置151の識別情報)をブロードキャストする。CPU103は、応答を受信することで、接続設定対象の通信装置151を発見する。
S804では、CPU103は、通信対象の装置として、印刷用アプリに通信装置151を登録する。具体的にはCPU103は、通信装置151から、通信装置151のケーパビリティの情報を取得する。通信装置151のケーパビリティの情報とは例えば、通信装置151が利用可能な記録剤に関する情報や、通信装置151が利用可能な記録媒体に関する情報、通信装置151の識別情報等である。CPU103は、これらの情報を印刷用アプリ用に保持することで、通信装置151を印刷用アプリに登録し、以後、印刷用アプリを用いて、通信装置151に印刷指示等の指示を送信可能となる。
なお、本実施形態ではS803の処理において、ユーザ操作なく登録の対象となった通信装置151を特定し、特定された通信装置151の登録を行うが、この形態に限定されない。情報処理装置101がWi−Fi接続している外部アクセスポイントが形成するネットワークに属している複数の通信装置151のリストを含むリスト画面を表示部108に表示し、そのリストからの選択操作をユーザから受け付けることで登録対象の通信装置を特定してもよい。
このようにして、情報処理装置101に接続設定の対象となった通信装置151を登録することで、情報処理装置101はインフラストラクチャ接続した通信装置151と無線LANによる高速通信が可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数の接続方法で通信可能な通信装置に認証処理を行う際のユーザの利便性を向上することが出来る。
<その他の実施形態>
第1の実施形態では、複数の通信方式で通信装置を検出し、検出後に見つかった通信装置のうちのいずれに接続設定処理を実行するかをユーザ選択に基づいて判定する。一例では、情報処理装置は、通信装置が見つかり次第、接続設定処理を実行してもよい。このような実施形態は、例えば情報処理装置がNFCを用いて通信装置を検出する場合など、1つの通信装置が見つかると考えられる場合に、接続設定処理を実行するまでの時間を短縮することができる。この場合、情報処理装置101は、1つの無線通信方式で通信装置を検出し、見つかれば接続設定処理を開始し、見つからない場合には別の無線通信方式で通信装置を検出してもよい。
第1の実施形態では、複数の通信方式で通信装置を検出し、検出後に見つかった通信装置のうちのいずれに接続設定処理を実行するかをユーザ選択に基づいて判定する。一例では、情報処理装置は、通信装置が見つかり次第、接続設定処理を実行してもよい。このような実施形態は、例えば情報処理装置がNFCを用いて通信装置を検出する場合など、1つの通信装置が見つかると考えられる場合に、接続設定処理を実行するまでの時間を短縮することができる。この場合、情報処理装置101は、1つの無線通信方式で通信装置を検出し、見つかれば接続設定処理を開始し、見つからない場合には別の無線通信方式で通信装置を検出してもよい。
第1の実施形態では、S500の処理を実行する際に、外部アクセスポイントの一覧の更新を通信装置151に対して指示するものとした。しかしながら、通信装置151がすでに外部アクセスポイントの一覧を有していると考えられる場合、例えば通信装置151を外部アクセスポイントを介して検出した場合には、アクセスポイント一覧の更新を指示しなくてもよい。すなわち、図5のS600の処理は省略してもよい。
第1の実施形態では、情報処理装置101は、接続設定情報や更新指示を、Wi−Fi接続を介して通信装置151に送信していた。しかしながらこの形態に限定されず、例えば、BLE接続が既に確立している状態(例えば、S312の後の状態)であれば、接続設定情報や更新指示を、BLE接続を介して通信装置151に送信しても良い。この場合、接続設定情報には例えば、情報処理装置101が接続設定処理の開始指示時にWi−Fi接続していたアクセスポイント131の識別情報ではない識別情報が含まれていても良い。具体的には、接続設定情報の送信時に情報処理装置101がWi−Fi接続しているアクセスポイント131の識別情報が含まれても良い。これは、BLE接続によって接続設定情報が送信される形態では、情報処理装置101は、接続設定情報の送信時にアクセスポイント131とWi−Fi接続していることが可能であるためである。
第1の実施形態では、情報処理装置101は、Wi−Fi設定処理として、通信装置151と外部アクセスポイントとをWi−Fi接続させていたが、この形態に限定されない。例えば、情報処理装置101は、Wi−Fi設定処理として、情報処理装置101と通信装置151とを、外部アクセスポイントを介さず直接的に、Wi−Fi接続させても良い。具体的には例えば、Wi−Fi設定処理時に、情報処理装置101がいずれの外部アクセスポイントとも接続していない場合は、情報処理装置101と通信装置151とを、外部アクセスポイントを介さず直接的に、Wi−Fi接続させても良い。この場合、接続設定情報には、外部アクセスポイントに関する情報は含まれず、通信装置151をダイレクト接続可能な状態に移行させるための指示情報等が含まれる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
上述の各実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:情報処理装置、151:通信装置、131:アクセスポイント、111:通信部、112:近距離無線通信部、156:通信部、157:近距離無線通信部
Claims (22)
- 第1通信方式及び前記第1通信方式より通信可能な距離が短い第2通信方式によって通信可能な情報処理装置のコンピュータに、
前記第1通信方式によって、前記第1通信方式による通信を実行可能な少なくとも1つの通信装置を検索する第1検索ステップと、
前記第2通信方式によって、前記第2通信方式による通信を実行可能な少なくとも1つの前記通信装置を検索する第2検索ステップと、
前記第1通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置及び前記第2通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置のうちいずれかを、接続設定対象の前記通信装置として選択する選択操作を受け付ける受け付けステップと、
前記第1通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置から、前記接続設定対象の前記通信装置が前記選択操作により選択された場合、前記接続設定対象の前記通信装置に前記第1通信方式による接続を確立させるための第1設定情報を、前記第1通信方式によって前記接続設定対象の前記通信装置に送信し、前記第1設定情報が送信されたことに基づいて、前記接続設定対象の前記通信装置に前記第2通信方式による接続を確立させるための第2設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信し、
前記第2通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置から、前記接続設定対象の前記通信装置が前記選択操作により選択された場合、前記第2設定情報を、前記第2通信方式によって前記接続設定対象の前記通信装置に送信し、前記第2設定情報が送信されたことに基づいて、前記第1設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信する送信ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記第1設定情報は、前記接続設定対象の前記通信装置に、前記情報処理装置の外部且つ前記通信装置の外部の外部装置との前記第1通信方式による接続を確立させるための情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
- 前記第1設定情報は、前記接続設定対象の前記通信装置に、前記選択操作が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続していた前記外部装置との前記第1通信方式による接続を確立させるための情報を含むことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
- 前記選択操作が受け付けられた時に前記情報処理装置が前記外部装置と接続していた場合、前記第1設定情報は、前記接続設定対象の前記通信装置に、前記選択操作が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続していた前記外部装置との前記第1通信方式による接続を確立させるための情報を含み、
前記選択操作が受け付けられた時に前記情報処理装置が前記外部装置と接続していなかった場合、前記第1設定情報は、前記接続設定対象の前記通信装置に、前記情報処理装置との前記外部装置を介さない前記第1通信方式による接続を確立させるための情報を含むこと特徴とする請求項2又は3に記載のプログラム。 - 前記通信装置が接続可能な少なくとも1つの前記外部装置のリストを取得する取得ステップをさらに実行させ、
前記リストに、前記選択操作が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続していた前記外部装置が含まれる場合、前記第1設定情報は、前記選択操作が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続していた前記外部装置との前記第1通信方式による接続を確立させるための情報を含み、
前記リストに、前記選択操作が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続していた前記外部装置が含まれない場合、前記第1設定情報は、前記リストから選択されたいずれかの前記外部装置との前記第1通信方式による接続を確立させるための情報を含むことを特徴とすることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記第1設定情報は、前記外部装置の識別情報及び前記外部装置と接続するためのパスワードのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載のプログラム。
- 前記第1通信方式による少なくとも1つの前記通信装置の検索は、前記第1通信方式によって前記情報処理装置が接続している前記外部装置が形成するネットワークに属する少なくとも1つの前記通信装置の検索である第1検索と、前記第1通信方式によって前記外部装置を介さない接続を実行可能な状態の少なくとも1つの前記通信装置の検索である第2検索を含み、
前記第1検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置から、前記接続設定対象の前記通信装置が前記選択操作により選択された場合、前記第1設定情報を、前記第1通信方式によって前記接続設定対象の前記通信装置に送信せず、前記第2設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信し、
前記第2検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置から、前記接続設定対象の前記通信装置が前記選択操作により選択された場合、前記第1設定情報を、前記第1通信方式によって前記接続設定対象の前記通信装置に送信し、前記第1設定情報が送信されたことに基づいて、前記第2設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記第2設定情報は、前記接続設定対象の前記通信装置に、前記情報処理装置との前記第2通信方式による接続を確立させるための情報を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のプログラム。
- 前記第2設定情報は、前記接続設定対象の前記通信装置と前記情報処理装置との間の前記第2通信方式に基づくペアリング処理を実行させるための情報を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のプログラム。
- 前記第1通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置から、前記接続設定対象の前記通信装置が前記選択操作により選択された場合、前記第1設定情報が送信されたことに基づいて、前記第2設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信するか否かに関する入力をユーザから受け付ける入力受け付けステップをさらに実行させ、
前記第2設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信することを示す入力が受け付けられた場合、前記第2設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信し、
前記第2設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信することを示す入力が受け付けらなかった場合、前記第2設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信しないことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記第1通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置及び前記第2通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置を並列して含むリスト画面により、前記選択操作を受け付けることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のプログラム。
- 前記リスト画面において、前記第1通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置と、前記第2通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置とが区別可能なように、前記第1通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置及び前記第2通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置が表示されることを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
- 前記第1通信方式による少なくとも1つの前記通信装置の検索は、前記第1通信方式によって前記情報処理装置が接続している、前記情報処理装置の外部且つ前記通信装置の外部の外部装置が形成するネットワークに属する少なくとも1つの前記通信装置の検索である第1検索と、前記第1通信方式によって前記外部装置を介さない接続を実行可能な状態の少なくとも1つの前記通信装置の検索である第2検索を含み、
前記第1検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置と、前記第2検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置とが区別可能なように、前記第1通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置が表示されることを特徴とする請求項11又は12に記載のプログラム。 - 前記第1通信方式は、Wi−Fi(登録商標)であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載のプログラム。
- 前記第2通信方式は、Bluetooth(登録商標)であることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載のプログラム。
- 前記第2通信方式は、Bluetooth Low Energy(登録商標)であることを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
- 前記第1設定情報及び前記第2設定情報が送信された後、印刷を実行させるための印刷ジョブを、前記接続設定対象の前記通信装置に、前記第1通信方式により送信するジョブ送信ステップをさらに実行させることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載のプログラム。
- 前記第1設定情報及び前記第2設定情報が送信された後、前記接続設定対象の前記通信装置と前記情報処理装置との間の前記第1通信方式による接続を確立するための情報を、前記接続設定対象の前記通信装置と、前記第2通信方式により通信する通信ステップをさらに実行させることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載のプログラム。
- 前記第1通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置から、前記接続設定対象の前記通信装置が前記選択操作により選択された場合、前記第1設定情報が送信された後に前記第2設定情報の送信先を選択するための操作をユーザから受け付けることなく、前記第2設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信することを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載のプログラム。
- 前記第2通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置から、前記接続設定対象の前記通信装置が前記選択操作により選択された場合、前記第2設定情報が送信された後に前記第1設定情報の送信先を選択するための操作をユーザから受け付けることなく、前記第1設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信することを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項に記載のプログラム。
- 第1通信方式及び前記第1通信方式より通信可能な距離が短い第2通信方式によって通信可能な情報処理装置であって、
前記第1通信方式によって、前記第1通信方式による通信を実行可能な少なくとも1つの通信装置を検索する第1検索手段と、
前記第2通信方式によって、前記第2通信方式による通信を実行可能な少なくとも1つの前記通信装置を検索する第2検索手段と、
前記第1通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置及び前記第2通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置のうちいずれかを、接続設定対象の前記通信装置として選択する選択操作を受け付ける受け付け手段と、
前記第1通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置から、前記接続設定対象の前記通信装置が前記選択操作により選択された場合、前記接続設定対象の前記通信装置に前記第1通信方式による接続を確立させるための第1設定情報を、前記第1通信方式によって前記接続設定対象の前記通信装置に送信し、前記第1設定情報が送信されたことに基づいて、前記接続設定対象の前記通信装置に前記第2通信方式による接続を確立させるための第2設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信し、
前記第2通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置から、前記接続設定対象の前記通信装置が前記選択操作により選択された場合、前記第2設定情報を、前記第2通信方式によって前記接続設定対象の前記通信装置に送信し、前記第2設定情報が送信されたことに基づいて、前記第1設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信する送信手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 第1通信方式及び前記第1通信方式より通信可能な距離が短い第2通信方式によって通信可能な情報処理装置の制御方法であって、
前記第1通信方式によって、前記第1通信方式による通信を実行可能な少なくとも1つの通信装置を検索する第1検索ステップと、
前記第2通信方式によって、前記第2通信方式による通信を実行可能な少なくとも1つの前記通信装置を検索する第2検索ステップと、
前記第1通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置及び前記第2通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置のうちいずれかを、接続設定対象の前記通信装置として選択する選択操作を受け付ける受け付けステップと、
前記第1通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置から、前記接続設定対象の前記通信装置が前記選択操作により選択された場合、前記接続設定対象の前記通信装置に前記第1通信方式による接続を確立させるための第1設定情報を、前記第1通信方式によって前記接続設定対象の前記通信装置に送信し、前記第1設定情報が送信されたことに基づいて、前記接続設定対象の前記通信装置に前記第2通信方式による接続を確立させるための第2設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信し、
前記第2通信方式による検索により発見された少なくとも1つの前記通信装置から、前記接続設定対象の前記通信装置が前記選択操作により選択された場合、前記第2設定情報を、前記第2通信方式によって前記接続設定対象の前記通信装置に送信し、前記第2設定情報が送信されたことに基づいて、前記第1設定情報を前記接続設定対象の前記通信装置に送信する送信ステップと、
を有することを特徴とする制御方法。
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