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JP2020093579A - 乗物用内装材 - Google Patents

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JP2020093579A
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Japan
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interior material
vehicle
vehicle interior
rigidity
ribs
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JP2018230858A
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玉樹 幸祐
Kosuke Tamaki
幸祐 玉樹
将智 石塚
Masatomo Ishizuka
将智 石塚
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Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
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Abstract

【課題】剛性の高い部分を有する乗物用内装材において製造時のサイクルタイムの増加を抑える。【解決手段】一般部とその一般部より剛性の高い高剛性部とを含んで構成され、高剛性部が、乗物室に開口する空洞の室内側を形成する部分であり、(a) 乗物室に面する本体部と、(b)本体部の室外側に設けられた複数のリブと、(c)本体部の外縁の一部とインテグラルヒンジを介して連結されてインテグラルヒンジにおいて本体部の室外側に折り返された状態で複数のリブを覆うカバー部と、を備えた構成とする。補強用の複数のリブによって剛性を確保しつつ、それら複数のリブによる凹凸を隠すことができる構成を、1回の成形工程で成形することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、乗物室内に配される乗物用内装材に関する。
下記特許文献1には、乗物用内装材として、車両用のサイドドアのドアトリムが記載されており、そのドアトリムは、ドアポケットを有するものとなっている。そして、そのドアトリムは、ポケットの車室外側を形成する部分(ポケットバックカバー)を、ヒンジを介して一体化し、そのヒンジにおいて折り曲げて、ドアトリムに対して、それの背面に形成された係止爪を利用して固定する構成となっている。下記特許文献1には、内装トリムにおけるポケット部の構造,組み付けを簡単かつ廉価に行うことができると記載されている。
特開平11−240388号公報
上記特許文献1に記載された内装トリムが、上記のようなポケットを有する場合、そのポケットの室内側を形成する部分は、乗員が内部に手を差し入れたり、内部に入れたものを取り出したりする際に、室内側に引っ張る力が加わる場合がある。このように、乗物用内装材において、室内に開口する空洞を有するような場合には、その空洞の室内側を形成する部分の剛性を高めておくことが望ましい。例えば、剛性の高い部分(高剛性部)を形成するために、厚みを大きくすると、成形工程後の冷却時間が長くなり、乗物用内装材の製造時のサイクルタイムが長くなるという問題ある。また、高剛性部を形成するために、空洞の内面にリブを設けた場合には、乗員の手が触れる箇所や乗員の視野に入るような箇所では、そのリブを隠すことが望まれる。つまり、リブを設けた場合には、そのリブを隠すために別部材等が必要となってしまい、乗物用内装材の製造時のサイクルタイムが長くなってしまう。
本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、剛性の高い部分を有する乗物用内装材において製造時のサイクルタイムの増加を抑えることを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の乗物用内装材は、
乗物室内に配され、一般部と前記一般部より剛性の高い高剛性部とを含んで構成される乗物用内装材であって、
前記高剛性部が、乗物室に開口する空洞の室内側を形成する部分であり、(a) 乗物室に面する本体部と、(b)前記本体部の室外側に設けられた複数のリブと、(c)前記本体部の外縁の一部とインテグラルヒンジを介して連結され、前記インテグラルヒンジにおいて前記本体部の室外側に折り返された状態で前記複数のリブを覆うカバー部と、を備えたことを特徴とする。
この構成の乗物用内装材は、本体部とその本体部の背面側に形成された補強用のリブを隠すためのカバー部とが、インテグラルヒンジを介して一体的に形成されたものである。つまり、この構成の乗物用内装材は、補強用である複数のリブによって剛性を確保しつつ、それら複数のリブによる凹凸を隠すことができる構成を、1回の成形工程で成形することができる。つまり、この構成の乗物用内装材によれば、上記のような構成にも関わらず、製造時のサイクルタイムの増加を抑えることができる。なお、この構成の乗物用内装材は、リブによる凹凸を隠すことができるため、乗員が手で触れるような箇所や乗員の視野に入るような箇所に採用されることが望ましい。詳しく言えば、この構成の乗物用内装材は、乗員が空洞に手を差し込んだりした際に開口に引っ掛かり、力が加わってしまうような箇所を有するもの、例えば、ポケットのような収納を有するものに好適である。そのような収納の内側を、このような構成とすれば、乗員が手を差し入れた場合において、乗員の手が凹凸に接触して違和感を与えるようなことを回避できる。
上記構成において、前記乗物用内装材は、発泡性樹脂によって成形されたものである構成とすることができる。
一般的に、乗物用内装材において部分的に剛性を高めるためには、その部分の厚みを大きくすることが行われる。しかしながら、乗物用内装材が発泡性樹脂によって成形される場合、厚みが大きいほど、成形時の冷却時間が長くなる。例えば、乗物用内装材の高剛性部の厚みを大きくすると、冷却時間をその高剛性部に合わせなければならない。つまり、発泡性樹脂からなる乗物用内装材において、部分的に厚みを大きくすることで高剛性部を成形する場合には、成形時の冷却時間が長くなり、ひいては、乗物用内装材の製造(成形)にかかるサイクルタイムが長くなるという問題が生じる。それに対して、この構成の乗物用内装材においては、高剛性部の厚みを抑えつつ剛性を確保することができる構成であるため、高剛性部の厚みを一般部の厚みより大きくした構成の乗物用内装材に比較して、サイクルタイムを低減することができる。したがって、発泡性樹脂によって成形された乗物用内装材には、上記構成の乗物用内装材が、特に有効である。
また、上記構成において、前記本体部は、前記一般部の厚みと同じ厚みとされ、前記カバー部は、前記一般部の厚み以下の厚みとされた構成とすることができる。
この構成の乗物用内装材は、最も厚みが大きい箇所が一般部とされているため、発泡成形における冷却時間を、一般部に合わせることができる。つまり、この構成の乗物用内装材によれば、高剛性部を有する乗物用内装材を、サイクルタイムを長くすることなく成形することができる。また、この構成の乗物用内装材は、カバー部の厚みが一般部の厚み以下とされることで、空洞内の容積の減少を抑えることができる。
また、上記構成において、前記複数のリブは、前記空洞の開口縁に沿って延びる形状とされた構成とすることができる。
この構成の乗物用内装材は、リブの形状に限定が加えられている。この構成の乗物用内装材によれば、高剛性部の剛性をより高めることができる。
また、上記構成において、前記乗物用内装材は、車両のサイドドアのドアトリムの少なくとも一部であり、前記空洞としてのドアポケットを有し、前記高剛性部は、前記ドアポケットの室内側を形成する部分とされた構成とすることができる。
車両サイドドアのドアトリムに設けられたドアポケットは、乗員が手を差し入れた際や内部に入れたものを取り出す際など、車室内側に引っ張る力が加わりやすい。したがって、このようなドアポケットを有するドアトリムには、上記構成の乗物用内装材が、特に有効である。
本発明によれば、剛性の高い部分を有する乗物用内装材において製造時のサイクルタイムの増加を抑えることができる。
本発明の実施例の乗物用内装材を含んで構成されるドアトリムを車室内側からの視点において示す図である。 本発明の実施例の乗物用内装材であるロアボードを車両後方側からの視点において示す断面図(図1におけるII−II断面)である。 図2に示したロアボードの高剛性部を展開した状態を、車両後方側からの視点において示す断面図である。 図2に示したロアボードを車室外側からの視点において示す図である。 図3に示したロアボードの高剛性部を展開した状態を、車室外側からの視点において示す図である。 他の実施形態である乗物用内装材を車室外側からの視点において示す図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。なお、本発明は、下記の実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。
本発明の実施例の乗物用内装材は、図1に示すように、車両用のドアトリム10に採用されている。ドアトリム10は、車両用のサイドドアの車室内側部分を構成するものであり、図示は省略するが、ドアインナパネルに対して車室内側から取り付けられるものである。ドアトリム10は、概して矩形状をなすトリムボード11を主体として構成され、そのトリムボード11に加えて、トリムボード11上に設けられたインサイドハンドル12、ドアグリップ13、スイッチベース14,アームレスト15、ドアポケット16、スピーカーグリル17等の各種機能部品を含んで構成される。
トリムボード11は、複数のボード部材が互いに組み付けられたものであり、主として、アッパボード20、ロアボード21、アームレストボード22、および、ドアポケットボード23(図2参照)によって構成される。なお、上記のインサイドハンドル12は、アッパボード20に設けられている。アームレスト15は、アームレストボード22がロアボード21の上方側(トリムボード11のほぼ中央)に締結されることによって形成され、ドアグリップ13は、そのアームレスト15の前方側に、スイッチベース14は、さらにその前方側に、それぞれ設けられている。また、ドアポケット16およびスピーカーグリル17は、ロアボード21の下方側に設けられている。
ドアポケット16は、図2に示すように、ロアボード21に形成された開口部21aと、その開口部21aの下方側の部分を覆うようにして、ロアボード21の車室外側にドアポケットボード23が取り付けられることで形成されている。なお、その開口部21aは、図1および図2に示すように、上方側に開口し、車両前後方向に延びる形状のものとされている。そして、そのロアボード21が、本実施例の乗物用内装材となっている。以下に、本実施例の乗物用内装材としてのロアボード21について、図2から図5を参照しつつ詳しく説明する。
ロアボード21は、発泡性樹脂からなり、発泡成形によって成形されたものである。発泡性樹脂としては、例えば、ウレタン系発泡性樹脂、エポキシ系発泡性樹脂、オレフィン系発泡性樹脂等のうちの1種又は2種以上の組み合わせが挙げられる。発泡性樹脂からなるロアボード21は、軽量で剛性も高く、車両の燃費の向上を図るとともに耐衝撃性能に優れたものとなっている。そして、ロアボード21においては、ドアポケット16の開口に、乗員の手や物が引っ掛かって、引っ張る力が作用する場合があるため、ドアポケット16の車室内側を形成する部分は、周囲より剛性を高めておく必要がある。そこで、ロアボード21は、一般部30と、その一般部30より剛性の高い高剛性部31と、を含んで構成されたものとなっている。高剛性部31は、図1に示した破線の内側部分で、車室(乗物室)に開口する空洞としてのドアポケット16の車室内側を形成する部分であり、その高剛性部31の周囲が一般部30である。
高剛性部31は、図2および図4に示すように、ドアポケット16の車室内側部分を形成して車室に面する本体部40と、その本体部40の車室外側を覆うカバー部41と、を有している。詳しく言えば、本体部40とカバー部41とは、図3および図5に示すように、本体部40の下縁とカバー部41の上縁とがインテグラルヒンジ42を介して連結されて一体的に形成されている。そして、高剛性部31は、そのインテグラルヒンジ42においてカバー部41が本体部40の車室外側に折り返された構成となっている。なお、本実施例においては、それら本体部40とカバー部41とは、同じ厚みとされるとともに、一般部30とも同じ厚みとされている。
また、本体部40の車室外側面には、車両前後方向(開口部21aの開口縁に沿った方向)に延びる複数のリブ43が、上下方向に所定の間隔をおいて形成されている。それら複数のリブ43は、相対的に上方側に位置する第1リブ43aと、下方側に位置する第2リブ43bとに分けられる。そして、第1リブ43aは、開口部21aに近い位置であるため、第2リブ43bに比較して大きくされており、高剛性部31の上方側部分の剛性を下方側部分より高めるものとなっている。そして、第2リブ43bが、カバー部41によって覆われており、ドアポケット16の内面には、露出していない状態となっている。また、開口部21aは、本体部40の上端に車室外側に向かって突出するフランジ50が設けられることで形成されており、第1リブ43aは、そのフランジ50とカバー部41の上端との間に配されている。換言すれば、第1リブ43aは、フランジ50の直下に配されている。
第2リブ43bのうちの最も上方に位置するものには、車両前方および後方の両者に係止爪51が一体的に形成されるとともに、カバー部41には、それら2つの係止爪51の各々に対応してそれらを挿通させる挿通孔52が形成されている。つまり、各係止爪51は、各挿通孔52の孔縁部(上方側の部分)に掛かり止まることで、本体部40に対してカバー部41を係止するものとなっており、カバー部41は、本体部40の背面側に固定されるようになっている。
以上のように、ロアボード21(ドアトリム11の少なくとも一部)は、車室(乗物室)内に配されて一般部30とその一般部30より剛性の高い高剛性部31とを含んで構成され、その高剛性部31が、車室に開口する空洞16の室内側を形成する部分であり、(a) 車室に面する本体部40と、(b)その本体部40の室外側に設けられた複数のリブ43bと、(c)本体部40の外縁の一部とインテグラルヒンジ42を介して連結されてそのインテグラルヒンジ42において本体部40の室外側に折り返された状態で複数のリブ43bを覆うカバー部41と、を備えたことを特徴としている。
このような構成により、本体部40とその本体部40の背面側に形成された補強用のリブ43bを隠すためのカバー部41とが、インテグラルヒンジ42を介して一体的に形成されていることで、補強用のリブ43bによって剛性を確保しつつ、そのリブ43bによる凹凸を隠すことができる構成のロアボード21を、1回の成形工程で成形することができる。つまり、本実施例の乗物用内装材であるロアボード21は、上記のような構成にも関わらず、製造時のサイクルタイムの増加を抑えることができる。
また、本実施例のロアボード21は、第2リブ43bがカバー部41で覆われているため、乗員がドアポケット16に手を入れても、第2リブ43bに接触することがない。また、第1リブ43aは、ドアポケット16内部に露出しているものの、フランジ50の直下に配されているため、乗員がドアポケット16に手を入れても、ほぼ接触することはない。本発明の乗物用内装材においては、すべてのリブがカバー部によって覆われている構成とすることも可能であるが、本実施例のような構成とすることで、カバー部41で覆われていない第1リブ43aを大きくして開口部21aに近い部分の剛性を高めつつ、乗員の手がリブ43に接触することを回避することができる。
また、本実施例の乗物用内装材であるロアボード21は、発泡性樹脂からなり、発泡成形によって成形されている。例えば、ボード部材の一部の剛性を高めるために、その部分の厚みを大きくすることが行われる。しかしながら、ボード部材が発泡性樹脂によって成形される場合、厚みが大きいほど、成形時の冷却時間が長くなってしまう。つまり、乗物用内装材の高剛性部の厚みを大きくすると、冷却時間をその高剛性部に合わせなければならないのである。したがって、発泡性樹脂からなる乗物用内装材において、部分的に厚みを大きくすることで高剛性部を成形する場合には、成形時の冷却時間が長くなり、ひいては、乗物用内装材の製造(成形)にかかるサイクルタイムが長くなるという問題が生じてしまうのである。
それに対して、本実施例のロアボード21は、高剛性部31を、上記の本体部40、複数のリブ43bおよびカバー部41を備えた構成とすることで、高剛性部31の厚みを一般部30の厚みより厚くすることなく剛性を確保することができる構成となっている。つまり、高剛性部の厚みを一般部の厚みより大きくした構成の乗物用内装材に比較して、サイクルタイムを低減することができる。さらに言えば、高剛性部31を構成する本体部40とカバー部41との厚みは一般部30の厚みと同じ厚みとされているため、一般部30の発泡成形に必要な時間と同じ時間で、ロアボード21を発泡成形によって成形することができる。つまり、高剛性部31を有するロアボード21を、サイクルタイムを長くすることなく成形することができるのである。なお、カバー部41の厚みは、一般部30と同じ厚みである必要はなく、一般部30より薄くすることができ、カバー部41の厚みを薄くするほど、ドアポケット16の内容積を確保することができる。
<他の実施形態>
上記実施例の乗物用内装材であるロアボード21は、複数のリブ43が、空洞であるドアポケット16の開口縁に沿って延びる形状(車両前後方向に延びる形状)の複数の凸条とされていたが、それに限定されない。例えば、図6に示したロアボード60のように、複数の突起61であってもよい。ロアボード60について詳しく説明すれば、高剛性部62を構成する本体部63の車室外側面に、概して楕円形状とされた複数の突起61が千鳥状に配されており、それら複数の突起61がインテグラルヒンジ64において折り返されたカバー部65によって覆われた構成のものとなっている。
また、上記実施例の乗物用内装材は、発泡性樹脂からなるものとされていたが、それに限定されず、ポリプロピレン等の合成樹脂材料などによって形成されたものに採用することもできる。
また、上記実施例の乗物用内装材であるロアボード21は、車両用のドアトリムの一部とされていたが、それに限定されず、インストゥルメントパネルや車両後方側のバックドアやトランクルームの内装材などに採用することもできる。なお、上記実施例の乗物用内装材においては、空洞としてのドアポケット16の車両内側を形成する部分が高剛性部31とされていたが、高剛性部31を採用する箇所は、それに限定されず、空洞の内部を乗員が手で触れるような他の箇所や、乗員の視野に入ってしまうような箇所に採用することができる。特に、空洞の開口に乗員の手が引っ掛かって、力が加わってしまうような箇所を有するものに対して、本発明の乗物用内装材は好適である。
さらに、上記実施例の乗物用内装材は、車両用の内装材とされていたが、それに限定されず、本発明の乗物用内装材は、種々の乗物において採用可能であり、例えば、列車や遊戯用車両、飛行機やヘリコプター、船舶や潜水艇などの乗物の乗物用内装材に適用することができる。
10…ドアトリム、16…ドアポケット〔空洞〕、21…ロアボード〔乗物用内装材〕、 21a…開口部、23…ドアポケットボード、30…一般部、31…高剛性部、40…本体部、41…カバー部、42…インテグラルヒンジ、43…複数のリブ、43a…第1リブ、43b…第2リブ、60…ロアボード〔乗物用内装材〕、61…複数の突起〔複数のリブ〕、62…高剛性部、63…本体部、64…インテグラルヒンジ、65…カバー部

Claims (5)

  1. 乗物室内に配され、一般部と前記一般部より剛性の高い高剛性部とを含んで構成される乗物用内装材であって、
    前記高剛性部が、乗物室に開口する空洞の室内側を形成する部分であり、(a) 乗物室に面する本体部と、(b)前記本体部の室外側に設けられた複数のリブと、(c)前記本体部の外縁の一部とインテグラルヒンジを介して連結され、前記インテグラルヒンジにおいて前記本体部の室外側に折り返された状態で前記複数のリブを覆うカバー部と、を備えたことを特徴とする乗物用内装材。
  2. 前記乗物用内装材は、発泡性樹脂によって成形されたものである請求項1に記載の乗物用内装材。
  3. 前記本体部は、前記一般部の厚みと同じ厚みとされ、
    前記カバー部は、前記一般部の厚み以下の厚みとされた請求項2に記載の乗物用内装材。
  4. 前記複数のリブは、前記空洞の開口縁に沿って延びる形状とされた請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の乗物用内装材。
  5. 前記乗物用内装材は、車両のサイドドアのドアトリムの少なくとも一部であり、前記空洞としてのドアポケットを有し、
    前記高剛性部は、前記ドアポケットの室内側を形成する部分とされた請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の乗物用内装材。
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