JP2020084476A - 自己穿孔型拡張式アンカー及びこれに使用するドライバビット - Google Patents
自己穿孔型拡張式アンカー及びこれに使用するドライバビット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020084476A JP2020084476A JP2018217117A JP2018217117A JP2020084476A JP 2020084476 A JP2020084476 A JP 2020084476A JP 2018217117 A JP2018217117 A JP 2018217117A JP 2018217117 A JP2018217117 A JP 2018217117A JP 2020084476 A JP2020084476 A JP 2020084476A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor
- anchor body
- driver bit
- self
- piercing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Dowels (AREA)
Abstract
Description
「軸心と直交した方向に広がり変形する拡張部を有する筒状のアンカー本体と、前記アンカー本体の内部に配置された拡張部材と、前記拡張部材を軸方向に押圧するために前記アンカー本体の内部に隠れた状態にねじ込まれて配置された押圧用ボルトとを備えており、
前記押圧用ボルトのねじ込みによる前記拡張部材の押圧作用により、前記拡張部が軸心と直交した方向に押し広げられるようになっている」
という構成である。
「前記アンカー本体の先端に、当該アンカー本体の回転によって施工部に下穴を空けるドリル部が設けられている一方、
前記アンカー本体の後端部には、前記押圧用ボルトが内部に配置された状態のままでドライバビットを着脱できる係合部が形成されている」
という構成になっている。
「前記アンカー本体の外周面に、穿孔により発生した切り粉を排除する溝が形成されている」
という構成になっている。
「前記アンカー本体の係合部は、ドライバビットを軸方向の移動によって自在に嵌脱できる形態である」
という構成になっている。
「前記アンカー本体の内部には、前記押圧用ボルト及び部材締結用ボルトがねじ込まれる雌ねじが、当該アンカー本体の後端まで形成されている一方、
前記係合部は、前記アンカーの後端面に切り開かれた係合溝であり、前記係合溝は、前記雌ねじを分断した状態に形成されている」
という構成になっている。
「請求項4に記載した自己穿孔型拡張式アンカーに使用するドライバビットであって、
前記アンカー本体の後端部にガタ付きが殆どない状態に差し込まれる位置決めボス部に、前記アンカー本体の係合溝に嵌入するリブが形成されている」
という構成になっている。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1〜3に示す第1実施形態を説明する。本実施形態では、方向を特定するために先・後の文言を使用するが、施工部に打ち込むに際して先に施工部に入る部分を前としている。正面視は後ろから見た状態であり、側面視は、長手方向と直交した方向から見た状態としている。
ドリル部4は板状に形成されており、山形の形態を成すように傾斜した一対の切り刃11を有している。従って、ドリル部4は、野球のホームベースに似た形態になっている。図1(C)に明示するように、切り刃11は、軸心と直交した方向から見て鋭角になっている。また、2つの切り刃11の先端は、チゼルエッジ12を介して繋がっている。なお、切り刃11のみを超硬部材で構成して、これをろう付けすることも可能である。
図2(B)に示すように、ドライバビット21をアンカー本体1に係合させて、施工部27に押し当てながら回転させることにより、施工部27に下穴17が空けられる。そして、図2(B)のように下穴17が所定深さに空けられたら、ドライバビット21を抜き外してから、図3(A)に示すように、動力工具にレンチ9を付け替えて押圧用ボルト3を回転操作して、拡張部6を拡開する。これにより、拡張部6が下穴17に強く突っ張って、アンカー本体1は抜け不能に保持される。
次に、図4以下に示す他の実施形態を説明する。図4に示す第2実施形態では、切り粉排出溝18をアンカー本体1の軸線と平行に形成している。この例から理解できるように、切り粉排出溝18の姿勢や条数、深さなどは任意に設定することができる。溝幅が異なる切り粉排出溝18を形成することも可能である。なお、切り粉排出溝18を転造で形成する場合は、第1実施形態のように螺旋状に形成するのが好ましい。
2 拡張部材の一例としてのボール
3 押圧用ボルト
4 ドリル部
5 スリット
6 拡張部
8 雌ねじ
9 押圧用ボルト用のレンチ
11 切り刃
17 下穴
18 切り粉排出溝
21 ドライバビット
22 ビット本体
23 フランジ部
24 位置決めボス部
25 リブ
26 係合溝
27 施工部
28 締結される部材
Claims (5)
- 軸心と直交した方向に広がり変形する拡張部を有する筒状のアンカー本体と、前記アンカー本体の内部に配置された拡張部材と、前記拡張部材を軸方向に押圧するために前記アンカー本体の内部に隠れた状態にねじ込まれて配置された押圧用ボルトとを備えており、
前記押圧用ボルトのねじ込みによる前記拡張部材の押圧作用により、前記拡張部が軸心と直交した方向に押し広げられるようになっている構成であって、
前記アンカー本体の先端に、当該アンカー本体の回転によって施工部に下穴を空けるドリル部が設けられている一方、
前記アンカー本体の後端部には、前記押圧用ボルトが内部に配置された状態のままでドライバビットを着脱できる係合部が形成されている、
自己穿孔型拡張式アンカー。 - 前記アンカー本体の外周面に、穿孔により発生した切り粉を排除する溝が形成されている、
請求項1に記載した自己穿孔型拡張式アンカー。 - 前記アンカー本体の係合部は、ドライバビットを軸方向の移動によって自在に嵌脱できる形態である、
請求項1又は2に記載した自己穿孔型拡張式アンカー。 - 前記アンカー本体の内部には、前記押圧用ボルト及び部材締結用ボルトがねじ込まれる雌ねじが、当該アンカー本体の後端まで形成されている一方、
前記係合部は、前記アンカーの後端面に切り開かれた係合溝であり、前記係合溝は、前記雌ねじを分断した状態に形成されている、
請求項3に記載した自己穿孔型拡張式アンカー。 - 請求項4に記載した自己穿孔型拡張式アンカーに使用するドライバビットであって、
前記アンカー本体の後端部にガタ付きが殆どない状態に差し込まれる位置決めボス部に、前記アンカー本体の係合溝に嵌入するリブが形成されている、
自己穿孔型拡張式アンカー用のドライバビット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018217117A JP2020084476A (ja) | 2018-11-20 | 2018-11-20 | 自己穿孔型拡張式アンカー及びこれに使用するドライバビット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018217117A JP2020084476A (ja) | 2018-11-20 | 2018-11-20 | 自己穿孔型拡張式アンカー及びこれに使用するドライバビット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020084476A true JP2020084476A (ja) | 2020-06-04 |
Family
ID=70906881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018217117A Pending JP2020084476A (ja) | 2018-11-20 | 2018-11-20 | 自己穿孔型拡張式アンカー及びこれに使用するドライバビット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020084476A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58116810U (ja) * | 1982-02-02 | 1983-08-09 | 宮本 正人 | 締着用部材 |
JPH109233A (ja) * | 1996-06-19 | 1998-01-13 | Yamahiro:Kk | セルフドリリングアンカー |
JP2000230520A (ja) * | 1999-02-12 | 2000-08-22 | Yamahiro:Kk | アンカーボルト及びその施工工具 |
WO2016121993A1 (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-04 | 敏次 濱田 | 拡張式アンカー |
-
2018
- 2018-11-20 JP JP2018217117A patent/JP2020084476A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58116810U (ja) * | 1982-02-02 | 1983-08-09 | 宮本 正人 | 締着用部材 |
JPH109233A (ja) * | 1996-06-19 | 1998-01-13 | Yamahiro:Kk | セルフドリリングアンカー |
JP2000230520A (ja) * | 1999-02-12 | 2000-08-22 | Yamahiro:Kk | アンカーボルト及びその施工工具 |
WO2016121993A1 (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-04 | 敏次 濱田 | 拡張式アンカー |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3405932B2 (ja) | アンカーボルト及びその施工工具並びにその施工工具を用いたアンカーボルトの取付け施工方法 | |
KR101946896B1 (ko) | 후시공 앵커, 후시공 앵커의 시공 방법, 후시공 앵커 시스템 및 회전 방지 지그 | |
US20100247267A1 (en) | Method for anchoring a fastening element in a mineral component, and fastening element for mineral components | |
JP5946202B1 (ja) | あと施工アンカー | |
EP3737869B1 (en) | Self-drilling anchor assembly | |
JP3291202B2 (ja) | セルフドリリングアンカー | |
US20110027045A1 (en) | Self drilling bolt with anchor | |
JPH06503154A (ja) | リベットコネクタ | |
US20040096291A1 (en) | Self-tapping bush-shaped screwed insert | |
US20060127199A1 (en) | Screwed insert | |
JP2020084476A (ja) | 自己穿孔型拡張式アンカー及びこれに使用するドライバビット | |
JP4844279B2 (ja) | 掘削工具 | |
US20220090616A1 (en) | Wall anchor with deformable expandable part | |
WO2010058474A1 (ja) | 拡開式締結具 | |
JP2005280244A (ja) | ドリル工具 | |
US20240271650A1 (en) | Wall anchor with deformable expandable part | |
EP3857076B1 (en) | Post-to-beam fastener | |
JP3849793B2 (ja) | ドリル及びセルフドリルネジ | |
JP2007239788A (ja) | ドリル機能付き軸装置及びこれを構成する軸並びにドリル体 | |
JP2021071147A (ja) | 拡開式アンカー | |
TWI704274B (zh) | 將牙條組裝在模板的方法及自攻牙條裝置 | |
JP2007177886A (ja) | 拡開式締結具 | |
JP2009050969A (ja) | 動力工具用ドライバビット構造 | |
JP6703221B2 (ja) | ボードアンカーの施工用工具 | |
JPS6128885Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181212 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210927 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220728 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220803 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20230301 |