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JP2020029732A - ソーラーパネル押え金具 - Google Patents

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JP2020029732A JP2018156528A JP2018156528A JP2020029732A JP 2020029732 A JP2020029732 A JP 2020029732A JP 2018156528 A JP2018156528 A JP 2018156528A JP 2018156528 A JP2018156528 A JP 2018156528A JP 2020029732 A JP2020029732 A JP 2020029732A
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Abstract

【課題】高耐久性を発揮できる比較的安価な構成であって、ソーラーパネル押え金具やソーラーパネル取付金具から発生する錆が原因の屋根のもらい錆も抑制できるソーラーパネル押え金具を提供すること。【解決手段】ソーラーパネル取付金具Aの固定ボルト5に貫通装着されるボルト孔21を有する基体22に、ソーラーパネル取付金具Aの載置板部4に載置したソーラーパネル3の外縁部を上方から押え込み可能なパネル押え込み部23が設けられ、基体22とパネル押え込み部23とは、アルミニウム製若しくはアルミニウム合金製に構成されていると共に、屋根1勾配方向と直交する左右幅が載置板部4の左右幅より幅狭な形状に形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、屋根上にソーラーパネルを取り付けるために使用するソーラーパネル押え金具に関するものである。
従来のソーラーパネルの取付構造としては、例えば特許文献1に示されているような、屋根上に固定したソーラーパネル取付金具の上部の載置板部にソーラーパネルを載置し、この載置板部上に載置したソーラーパネルを、上方から押え金具で押え込み固定する構造が知られている。
また、この種のソーラーパネル取付金具や押え金具は、鉄製であって、表面に錆びにくい金属による鍍金処理が施されたものとなっている。
特許第5715682号公報
降雨時には、ソーラーパネル取付金具や押え金具の表面を雨水が伝って流れ落ちるが、雨水が金具表面の同じ箇所を伝い落ち続けると、その箇所の鍍金がやがて溶け出し、この箇所から赤錆が発生して屋根に錆が移ってしまう(もらい錆が発生する)ことがあった。
そこで出願人は、ソーラーパネル取付金具や押え金具を、劣悪な気象条件のもとでも長期間腐食しにくいアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製とすれば良いのではないかと着眼した。
しかしながら、アルミニウムは高価な素材で、従来品に比べてかなり高額な製品となってしまうために実用化が難しい。
本発明は、このような問題点に注目し、これを解決しようとするもので、屋根のもらい錆の発生を抑制でき、且つ従来品に比して大幅に高額化することもないソーラーパネル押え金具を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
屋根1上に固定可能な金具本体2の上部に、ソーラーパネル3の外縁部を載置可能な載置板部4が設けられていると共に、この載置板部4に載置したソーラーパネル3を固定するための固定ボルト5が立設状態に設けられているソーラーパネル取付金具Aの前記固定ボルト5に装着して使用されるものであって、前記固定ボルト5に貫通装着されるボルト孔21を有する基体22に、前記載置板部4に載置したソーラーパネル3の外縁部を上方から押え込み可能なパネル押え込み部23が設けられ、前記ボルト孔21を介して前記固定ボルト5に基体22を装着し、固定ボルト5に螺着した固定ナット24で締付けることにより前記パネル押え込み部23で載置板部4に載置したソーラーパネル3の外縁部を押え込み固定し得るように構成されているソーラーパネル押え金具Pにおいて、前記基体22は、この基体22に設けられている前記パネル押え込み部23も含めてアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製に構成されていると共に、屋根1勾配方向と直交する左右幅が前記載置板部4の左右幅より幅狭な形状に形成されていることを特徴とするソーラーパネル押え金具に係るものである。
また、前記基体22に前記パネル押え込み部23が一体連設状態に設けられたアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製の押出成形品で構成されていることを特徴とする請求項1記載のソーラーパネル押え金具に係るものである。
また、前記パネル押え込み部23は、前記基体22の端部から立設状態に設けられて前記載置板部4に載置したソーラーパネル3の外縁部の側面に係合させる側面係合部25と、この側面係合部25の上部から横方向に突出状態に設けられて前記載置板部4に載置したソーラーパネル3の外縁部の上面に係合させる上面係合部26とから構成されており、このパネル押え込み部23の側面係合部25と前記基体22との間に補強壁部28が斜設状態に架設されていることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のソーラーパネル押え金具に係るものである。
また、前記側面係合部25と前記基体22との間に空洞部27が設けられ、この空洞部27の周壁の、側面係合部25と基体22との間に架設された壁部が前記補強壁部28として構成されていることを特徴とする請求項3記載のソーラーパネル押え金具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、アルミニウム製若しくはアルミニウム合金製であるため、鉄製の従来品と比べて著しく腐食しにくく高い耐候性・耐久性を発揮でき、しかも本発明は、屋根勾配方向と直交する左右幅がソーラーパネル取付金具の載置板部の左右幅より幅狭な形状に形成されているので、降雨時に本発明品の表面を伝い落ちる雨水は、確実に載置板部上へと落下して屋根上へと流れ落ちることとなり、これによりソーラーパネル取付金具の金具本体表面を雨水が伝い落ちることを防止でき、金具本体から生じる錆が原因で屋根にもらい錆が発生することがなく、また、アルミニウム若しくはアルミニウム合金は鉄に比べると高価な素材であるが、左右幅が載置板部の左右幅より幅狭となった小型の本発明品は材料コストを低く抑えることができ、さほど高額化することなく購入し易い価格の製品を提供可能となるなど、極めて実用性に優れたソーラーパネル押え金具となる。
また、請求項2記載の発明においては、前記作用・効果を確実に発揮するアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製のソーラーパネル押え金具を、簡易構成にして容易に設計実現可能となる一層実用性に優れた構成のソーラーパネル押え金具となる。
また、請求項3記載の発明においては、載置板部に載置したソーラーパネルの外縁部を確実に押え込み固定できるパネル押え込み部を簡易構成にして容易に設計実現可能となり、しかも、載置板部の左右幅より幅狭な左右幅を有する構成でありながら、パネル押え込み部の側面係合部と基体との間に架設されている補強壁部により十分な金具強度を確保可能となる一層実用性に優れた構成のソーラーパネル押え金具となる。
また、請求項4記載の発明においては、前記作用・効果を確実に発揮する補強壁部を、簡易構成にして容易に設計実現可能となる一層実用性に優れた構成のソーラーパネル押え金具となる。
本実施例が装着されたソーラーパネル取付金具を示す斜視図である。 本実施例を示す斜視図である。 本実施例を、載置板部とともに金具本体から分解した状態を示す斜視図である。 本実施例の使用状態を示す、載置板部を切り欠いた説明側面図である。 本実施例の使用状態を示す、本実施例と載置板部とを切り欠いた説明正面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
ソーラーパネル取付金具Aの金具本体2を屋根1上に固定し、この金具本体2の上部に設けられている載置板部4にソーラーパネル3の外縁部を載置すると共に、金具本体2の上部に立設状態に設けられている固定ボルト5に、ボルト孔21を介して本発明のソーラーパネル押え金具Pを装着し、固定ボルト5に螺着した固定ナット24で締付けることによりソーラーパネル押え金具Pのパネル押え込み部23で載置板部4に載置したソーラーパネル3の外縁部を押え込み固定する。
降雨時には、ソーラーパネル押え金具Pの表面を雨水が伝い落ちるが、アルミニウム製若しくはアルミニウム合金製の本ソーラーパネル押え金具Pは、腐食しにくく高い耐候性・耐久性を発揮する。
また、本発明のソーラーパネル押え金具Pは、屋根1勾配方向と直交する左右幅が前記載置板部4の左右幅より幅狭な形状に形成されているので、このソーラーパネル押え金具Pの表面を伝い落ちる雨水は、確実に載置板部4上へと落下して屋根1上へと流れ落ちることとなる。
即ち、載置板部4が傘代わりとなって、ソーラーパネル取付金具Aの金具本体2の表面を雨水が伝い落ちることを防止できるので、金具本体2表面の鍍金の溶け出しが防止されて、屋根1にもらい錆が発生することがない。尚、後述する実施例のように、ソーラーパネル取付金具Aの載置板部4もアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製とすると、一層効果的な錆の発生防止効果が得られる。
また、アルミニウム若しくはアルミニウム合金は、鉄に比べると高価な素材であるが、左右幅が載置板部4の左右幅より幅狭な形状に形成されている本発明のソーラーパネル押え金具Pは、アルミニウム若しくはアルミニウム合金の使用量(材料コスト)を低くでき、これによりさほど高額化することなく、購入し易い価格の製品を提供可能である。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、屋根1上に固定可能な金具本体2の上部に、ソーラーパネル3の外縁部を載置可能な載置板部4が設けられていると共に、この載置板部4に載置したソーラーパネル3を固定するための固定ボルト5が立設状態に設けられているソーラーパネル取付金具Aの前記固定ボルト5に装着して使用されるソーラーパネル押え金具Pに係るものである。
先ず、図示したソーラーパネル取付金具Aについて説明すると、立平葺き屋根1用であって、図1,図3に示すように、屋根1上に固定可能な金具本体2の上部に、ソーラーパネル3の外縁部を載置可能な載置板部4が設けられていると共に、この載置板部4に載置したソーラーパネル3を固定するための固定ボルト5が立設状態に設けられている。
また、金具本体2は、図3に示すように、上部に前記固定ボルト5と載置天面部10を備えた連結部材11と、この連結部材11に左右対向状態で接離自在に連結されて立平葺き屋根1のハゼ部12を左右から挟持する左右一対の挟持部材13とから成る三パーツ構造体に構成されていると共に、この三パーツは、いずれも鉄製であって表面に鍍金処理が施されている。尚、金具本体2は、立平葺き屋根1用の本実施例に限らず、折板屋根1やその他の屋根1に固定可能な構成に適宜設計変更可能である。
具体的には、連結部材11は、詳しく図示していないが、略立方体形状に構成されて、上面部が前記載置天面部10として構成されている。
また、この連結部材11は、図3に示すようにその載置天面部10に屋根1勾配方向と直交する方向に溝長を有するボルト取付溝14が設けられ、このボルト取付溝14に六角ボルトを採用した前記固定ボルト5のボルト頭部がスライド移動自在に嵌着されることにより、このボルト取付溝14から連結部材11の載置天面部10上方へ前記固定ボルト5のボルト杆部が立設状態に突設されている。
挟持部材13は、金属製板材が折曲加工された一対の板材折曲体13で構成され、この挟持部材13同士が前記連結部材11をその屋根1勾配方向と直交する方向から挟むようにして左右に対向配設され、この左右の挟持部材13間に、各挟持部材13と連結部材11とを連通するように設けられたボルト通し穴(図示省略)を介して締付ボルト15が水平貫通状態で回り止め状態に配設され、この締付ボルト15のボルト先端に六角ナットが採用された締付ナット16が螺着されていることにより、一対の挟持部材13と連結部材11がバラけないように組付けられている。
そして、この締付ナット16を締付け回動することで各挟持部材13の下部に形成されている挟持対向部17同志を接近移動させて前記ハゼ部12を締め付け挟持でき、この挟持作用により金具本体2を屋根1上に固定できるように構成されている(図5参照)。尚、締付ボルト15を締付け回動することで、前記挟持対向部17の挟持作用を発揮できる構成が採用されていても良い。
載置板部4は、屋根1勾配方向に沿って前後方向に並設された二枚のソーラーパネル3の外縁部同士を隣接状態で載置可能な前後方向(屋根1勾配方向)に長さを有する板形状に形成されている。
更に詳しくは、載置板部4は、前記金具本体2の前後幅より前後方向に長く、挟持部材13上部の前後長幅寸法に対して1.5〜2倍程度の前後板幅を有する長方形板状に形成されている(図1,図3参照)。即ち、本実施例の載置板部4は、図4に示すように屋根1の勾配方向(ハゼ部12の長さ方向)に対して、前記固定ボルト5を挟んで前後に並設した二枚のソーラーパネル3の外縁部同士を隣接状態で載置可能に構成されている。
また、この載置板部4は、前記締付ボルト15・締付ナット16を除いた前記金具本体2の左右幅より左右方向にやや幅広な左右板幅を有する形状に形成されている。
即ち、載置板部4は、前記金具本体2を上方から完全に覆い隠して金具本体2の雨傘としても機能する形状に構成されており、雨水が載置板部4上から屋根1上へと流れ落ちて前記金具本体2を伝うことがないように設計されている。
また、図3に示すように、この載置板部4の中心部には、ボルト取付孔18が貫通形成され、このボルト取付孔18に、前記固定ボルト5のボルト先端が挿通され、ボルト取付孔18を介して載置板部4の上方へ突出するこの固定ボルト5のボルト先端に螺着した取付ナット19で締付けることにより、載置板部4が前記載置天面部10に載置された状態で前記金具本体2の上部に固定されていると共に、載置板部4上に前記固定ボルト5が立設状態に配設されている。
また、この載置板部4は、上面に、屋根1勾配方向に沿った前後方向に溝長を有する導水溝6が設けられており、この導水溝6を流れて屋根1勾配下方側前端部から排水される載置板部4上の雨水が、前記金具本体2を伝うことなく屋根1上へ流れ落ちるように構成されている(図4参照)。
具体的には、載置板部4は、耐候性・耐久性の高いアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製の押出成形品であって、この載置板部4上面の屋根1勾配方向に沿った前後方向の幅いっぱいに前記導水溝6を有する形状に一体成形されている。
また、この導水溝6について更に具体的に説明すると、前記載置板部4の左右側縁部に沿ってこの載置板部4上面の左右部に設けられ、載置板部4の左側縁部に沿設する左側導水溝6Aの左端に立上がり縁部7が形成されていると共に、載置板部4の右側縁部に沿設する右側導水溝6Bの右端に立上がり縁部7が形成されていて、この導水溝6(6A・6B)から載置板部4の左右側縁部を越えようとする(溢れようとする)雨水が、立上がり縁部7によって遮られて、金具本体2表面を伝うことがないように構成されている。
また、載置板部4の上面には、前記ボルト取付孔18の左右位置に、前後方向(屋根1勾配方向)に沿った溝長を有する嵌め込み溝9が設けられ(一体成形され)ていて、この嵌め込み溝9に、前後方向に長さを有し左右の長手方向縁に垂下片20を具備する帯状金属板で成るアース板8のこの左右の垂下片20を嵌め込むことで、載置板部4上に前後方向に長さを有するアース板8が装着可能に構成されている。即ち、載置板部4上にセットしたアース板8により載置板部4上に前後並設状態に載置されたソーラーパネル3同志がアース接続可能となるように構成されている。図中符号29はソーラーパネル3外縁部の金属フレーム部に喰い込んで電気的に接続する接続突起、30はアース板8を載置板部4に装着する際に固定ボルト5を貫通させるボルト通し孔である。
次に、本実施例のソーラーパネル押え金具Pについて具体的に説明すると、前記固定ボルト5に貫通装着されるボルト孔21を有する基体22の端部に、前記載置板部4に載置したソーラーパネル3の外縁部を上方から押え込み可能なパネル押え込み部23が設けられ、前記ボルト孔21を介して載置板部4より上方へ突出している前記固定ボルト5に基体22を装着し、固定ボルト5に螺着した固定ナット24で締付けることにより前記パネル押え込み部23で載置板部4上に載置したソーラーパネル3の外縁部を押え込み固定し得るように構成されている。
また、基体22は、前記パネル押え込み部23も含めて耐候性・耐久性の高いアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製に構成されていると共に、このソーラーパネル押え金具Pは、屋根1勾配方向と直交する左右幅寸法が前記載置板部4の左右幅寸法より幅狭な形状に形成されていて、このソーラーパネル押え金具Pを固定ボルト5に装着して載置板部4上に配設すると、ソーラーパネル押え金具P下部の左右両端部の下方に載置板部4の上面左右部の前記導水溝6が配設して、このソーラーパネル押え金具Pの表面を伝って下部左右両端部から流れ落ちる雨水が、導水溝6へと落下して流れるように構成されている(図5参照)。
従って、アルミニウムは高価な素材であるが、ソーラーパネル押え金具Pの左右幅寸法を幅狭く設計することにより材料使用量を削減してコストを抑えている。
また、パネル押え込み部23について詳しく説明すると、前記基体22の端部から立設(縦設)状態に設けられて前記載置板部4に載置したソーラーパネル3の外縁部の側面に係合させる側面係合部25と、この側面係合部25の上部から水平横方向に突出状態に設けられて載置板部4に載置したソーラーパネル3の外縁部の上面に係合させる上面係合部26とから構成されており、本実施例のソーラーパネル押え金具Pは、前記基体22に、前記パネル押え込み部23が一体連設状態に設けられたアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製の押出成形品で構成されている。
また、このパネル押え込み部23は、屋根1勾配方向と直交する左右方向に長さを有する平面視横長方形板状の前記基体22の前端部と後端部の双方に設けられており、基体22の前端部には、この基体22の板面方向と直交する縦方向に板面を有する方形板状の前記側面係合部25が設けられ、この側面係合部25の上端部に、この側面係合部25の板面方向と直交する横方向に(前記基体22の板面方向と平行な)板面を有する細帯板状の前記上面係合部26が前方へ向けて突設されて、この前端部のパネル押え込み部23で載置板部4の前側に載置したソーラーパネル3の外縁部を側方と上方から押え込み固定でき、同様にして基体22の後端部には、この基体22の板面方向と直交する縦方向に板面を有する方形板状の前記側面係合部25が設けられ、この側面係合部25の上端部に、この側面係合部25の板面方向と直交する横方向に(前記基体22の板面方向と平行な)板面を有する細帯板状の前記上面係合部26が後方へ向けて突設されて、この後端部のパネル押え込み部23で載置板部4の後側に載置したソーラーパネル3の外縁部を側方と上方から押え込み固定できるように構成されている。
また、基体22前後の側面係合部25は、いずれも基体22より下方へも垂下突設する形状に形成(成形)されていて、この前後の側面係合部25の下端が載置板部4の上面に載置するための脚部として機能するように構成され、この脚部により基体22の下方の載置板部4上に前記取付ナット19を逃げる空間が形成されるように構成されている。
即ち、本実施例のソーラーパネル押え金具Pは、図1〜図4に示すように、側面視で略H字状を成す形態に形成されている。
尚、屋根1勾配方向の最も下側や、最も上側に設置するソーラーパネル3の固定には、パネル押え込み部23が基体22の前後いずれか片側端部にだけ設けられている形状のソーラーパネル押え金具Pを使用することもできる。
また、本実施例のソーラーパネル押え金具Pは、このパネル押え込み部23の側面係合部25と前記基体22との間に補強壁部28が斜設状態に架設されている。
具体的には、前記側面係合部25と前記基体22との間に空洞部27が設けられ、この空洞部27の周壁の、側面係合部25と基体22との間に架設された壁部が前記補強壁部28として機能するように構成されて、この補強壁部28により金具強度が確保されている。
即ち、本実施例のソーラーパネル押え金具Pは、コスト削減の目的で前記載置板部4の左右幅より幅狭に形成されているために、載置板部4の左右幅より幅広に形成されている従来品に比して強度低下を招いてしまうが、この強度低下が補強壁部28によって補われて十分な金具強度が得られるように構成されている。
また、補強壁部28は、基体22の前端部から前斜め上方と前斜め下方へ延びて前側の前記側面係合部25の上部寄りと下部寄りへと至る傾斜壁となる形状に前側の前記空洞部27が成形されていると共に、基体22の後端部から後斜め上方と後斜め下方へ延びて後側の前記側面係合部25の上部寄りと下部寄りへと至る傾斜壁となる形状に後側の前記空洞部27が成形されている。
このような空洞部27・補強壁部28を有する形態のソーラーパネル押え金具Pは、押出成形によって簡易に設計実現可能である。
従って、本実施例は、載置板部4とソーラーパネル押え金具Pとが高価なアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製であるが、金具本体2は安価な従来品であると共に、ソーラーパネル押え金具Pも幅狭な小型形状であるので、従来品に比してさほどコストアップせず、ユーザーが購入し易い価格の製品を提供可能となる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 屋根
2 金具本体
3 ソーラーパネル
4 載置板部
5 固定ボルト
21 ボルト孔
22 基体
23 パネル押え込み部
24 固定ナット
25 側面係合部
26 上面係合部
27 空洞部
28 補強壁部
A ソーラーパネル取付金具
P ソーラーパネル押え金具

Claims (4)

  1. 屋根上に固定可能な金具本体の上部に、ソーラーパネルの外縁部を載置可能な載置板部が設けられていると共に、この載置板部に載置したソーラーパネルを固定するための固定ボルトが立設状態に設けられているソーラーパネル取付金具の前記固定ボルトに装着して使用されるものであって、前記固定ボルトに貫通装着されるボルト孔を有する基体に、前記載置板部に載置したソーラーパネルの外縁部を上方から押え込み可能なパネル押え込み部が設けられ、前記ボルト孔を介して前記固定ボルトに基体を装着し、固定ボルトに螺着した固定ナットで締付けることにより前記パネル押え込み部で載置板部に載置したソーラーパネルの外縁部を押え込み固定し得るように構成されているソーラーパネル押え金具において、前記基体は、この基体に設けられている前記パネル押え込み部も含めてアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製に構成されていると共に、屋根勾配方向と直交する左右幅が前記載置板部の左右幅より幅狭な形状に形成されていることを特徴とするソーラーパネル押え金具。
  2. 前記基体に前記パネル押え込み部が一体連設状態に設けられたアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製の押出成形品で構成されていることを特徴とする請求項1記載のソーラーパネル押え金具。
  3. 前記パネル押え込み部は、前記基体の端部から立設状態に設けられて前記載置板部に載置したソーラーパネルの外縁部の側面に係合させる側面係合部と、この側面係合部の上部から横方向に突出状態に設けられて前記載置板部に載置したソーラーパネルの外縁部の上面に係合させる上面係合部とから構成されており、このパネル押え込み部の側面係合部と前記基体との間に補強壁部が斜設状態に架設されていることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のソーラーパネル押え金具。
  4. 前記側面係合部と前記基体との間に空洞部が設けられ、この空洞部の周壁の、側面係合部と基体との間に架設された壁部が前記補強壁部として構成されていることを特徴とする請求項3記載のソーラーパネル押え金具。
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