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JP2014156764A - 屋根上搭載機器の固定金具 - Google Patents

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JP2014156764A JP2013166320A JP2013166320A JP2014156764A JP 2014156764 A JP2014156764 A JP 2014156764A JP 2013166320 A JP2013166320 A JP 2013166320A JP 2013166320 A JP2013166320 A JP 2013166320A JP 2014156764 A JP2014156764 A JP 2014156764A
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roof
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Masaki Kayano
雅樹 萱野
Don Hai Voo
ドン ハイ ヴォー
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Wakai and Co Ltd
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    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]

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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

【課題】部品点数を極力少なくすると共に、金具に要求される各方向からの荷重に対する強度に優れ、重量のある屋根上搭載機器の支持に適している屋根上搭載機器の固定金具を提供する。
【解決手段】一対の金具2と2を横締めボルト3で締結して折板屋根aのハゼ部bを挟持することにより、折板屋根aに屋根上搭載機器を設置するための固定金具1であって、前記金具2は、ボルト挿通孔6を有する垂直の前板7と、この前板7の上部に設けた水平の天板11と、前記前板7の両側に設けた側板10、10とからなり、前記前板7と両側板10、10の下部がハゼ部挟持面15と18に形成され、前記天板11と両側板10、10の前面縁が、一対の金具2と2でハゼ部bを挟持したとき相手金具2の同一部分と互いに当接する当接面26、26aになっている。
【選択図】図6

Description

この発明は、建物の屋根上に固定した有頭状部材や、金属折板屋根におけるハゼ部を利用して固定し、前記屋根上に太陽電池モジュールのような各種屋根上搭載機器を取付けるために使用する固定金具に関する。
例えば、金属板で葺きあげた折板屋根の上に、ハゼ部を利用して太陽電池モジュールのような屋根上搭載機器を搭載する場合、雪止めアングルに屋根上搭載機器を固定する既存の固定金物を転用することが考えられるが、ハゼ部を利用して屋根上に重量のある太陽電池モジュールを固定する場合、金物に圧縮や引っ張り、滑り、横荷重に対する強度が要求され、前記既存の固定金物ではこのような要求を満たすことが困難であるため、近年、太陽電池モジュール専用の固定金具が提案されている。
折板屋根のハゼ部に固定する上記固定金具の構造には、大きく分けて、上部からのボルト締付け作業だけで固定が行える上部締め付け方式と、横方向からのボルト締付け作業によって固定が行える横締め方式とがある。
先ず、前者の上部締め付け方式の固定金具は、少なくとも、上部が湾曲した挟持板、上部当て板、下部当て板、ボルト・ナットで構成されており、予め湾曲させた挟持板を、上部当て板と下部当て板で挟み込むことで湾曲を平板化させるというメカニズムで成り立つ構造になっている(例えば特許文献1参照)。
また、別の上部締め付け方式の固定金具は、基端板部と段差部と先端板部とで構成され、前記段差部の中央部に先端板部と基端板部とにそれぞれ延びる長孔と、この長孔から段差部に沿って一方の側面縁に至る切り溝が形成された緩い前方傾斜状の上板部と、上下方向に延びる補助用のリブが形成された急傾斜状の背板部と、先端両側に起立状の押さえ片が形成された幅狭な底板部とが一体構成されている金属製の挟持金具を2つ用いて、前記上板部を交差状に相対向させて、相手の切り溝内に一方の切り溝を差し込み、互いの先端板部が相手の基端板部の下側に配して長孔をそれぞれ一致させ、この一致させた長孔に下方からボルトを通し、これにボルト止めを介装させて座金付きナットを螺合し、2つの挟持金具を一体構成した構造になっている(例えば特許文献2参照)。
上記のような上部締め付け方式の固定金具は、何れの構造のものでも部品点数が増えるだけでなく構造が複雑化し、作業性が悪いと共に製品コストが高くつくという問題があり、また、特許文献2の固定金具においては、2つの挟持金具の上板部を交差状に重なるように相対向させ、この重なり部分をボルト、ナットで結合した組み立て状態で、両挟持金具の開閉動の範囲を大きく確保するような構造になっているため、金属屋根のハゼ部に対して上から被せたときに両挟持金具は開いたままの姿勢となり、このため、ハゼ部に対する仮止めが行えず、ガタツキが生じて配置位置が定まらないので、ボルト、ナットの締め付けによる固定作業が行いにくいという問題がある。
次に後者の横締め方式の固定金具は、天板の両側下部に一対となる挟持板を対向状に設け、両挟持板の下端にハゼ部を挟持するための挟持片を設けた金具本体と、前記挟持板を水平方向に貫通する横締めボルト及びこれに螺合したナットと、前記天板の上面に起立配置する機器取付けボルトと、前記天板の下部で横締めボルトの軸部が貫通するよう両挟持板間に配置され、前記機器取付けボルトの頭部を回り止め状に保持する回り止め金具の組み合わせで形成され、横締めボルトとナットで両挟持板を締付けることにより、両挟持片でハゼ部の根本部分を両側から挟んで固定するようになっている(例えば特許文献3参照)。
また、横締め方式の別の固定金具としては、左右一対となる挟持金具が、垂直板の両側に後方へ折れ曲がる一対の挟持片を設け、前記垂直板の上部に天板を設けた左右一対となる挟持金具と、両挟持金具の垂直板を水平方向に貫通する横締めボルト及びこれに螺合したナットと、両挟持金具の天板間で上面に起立配置する機器取付けボルトの組み合わせで形成され、両挟持金具を垂直板の上部両側で枢止結合することで、両挟持金具における挟持片間の下部が開閉自在となるように組み合わせ、横締めボルトとナットで両垂直板を締付けることにより、両者の挟持片でハゼ部の根本部分を両側から挟んで固定するようになっている(例えば特許文献4参照)。
実用新案登録第3149726号公報 特開2000−120235号公報 特許第4796680号公報 実用新案登録第3164020号公報
ところで、上記した何れの横締め方式の固定金具も、上部締め付け方式の固定金具と同様、構成部品点数が多く構造が複雑化し、組み立てや締め付けのための作業性が悪いと共に製品コストが高くつくという問題だけでなく、特許文献3の固定金具は、天板の両側下部に一対となる挟持板を一枚の金属板から折り曲げ連成した構造になっているので、両挟持板の締め付け時に天板と挟持板の折り曲げ部分に曲げ力が集中し、このため、架台支持面となる天板の上面が上方に撓んで変形し、架台支持の安定性が低下することになり、天板の撓み発生を防ぐために天板と両挟持板の折り曲げ部分を曲がりやすい構造とすると、固定金具に要求される各方向からの荷重に対する強度が低下し、長期の使用に対する耐久性に不安が生じる。
また、特許文献4の固定金具は、一対の挟持金具を開閉自在に枢止した構造を有しているので、結合状態で金具全体の剛性強度を確保するのが困難となり、このため、両挟持金具の架台支持面である天板の水平出しや高さ合わせが困難であり、架台支持の安定性に欠けると共に、一対の挟持金具は垂直板の前面が重なる状態で結合するが、この垂直板の前面は横締めボルトの周囲に狭い面積で位置するため、両挟持金具の横締めボルトを中心とする回転方向の外力に対して結合強度が弱く、固定金具に要求される各方向からの荷重に対する剛性が低く、重量のある屋根上搭載機器の支持に適さないという問題がある。
そこで、この発明の課題は、横締め方式の固定金具において、部品点数を極力少なくすることで製造コストの低減と、組み立てや締め付け時における作業性の向上を図ることができ、結合による組み立て状態での剛性を高めることで、固定金具に要求される各方向からの荷重に対する強度に優れ、重量のある屋根上搭載機器の支持に適していると共に、長期にわたる高い信頼性を確保することができる屋根上搭載機器の固定金具を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、一対の金具をボルトで締結して折板屋根のハゼ部を挟持することにより折板屋根に固定し、前記折板屋根に屋根上搭載機器を設置するために用いる固定金具において、前記金具は、両金具を組み合わせたときに対面し、両金具を締結する横締めボルトの挿通孔が設けられた垂直の前板と、この前板の上部に後方へ延びるよう設けた水平の天板と、前記前板の両側にこの前板に対して前後方向に向く配置で設けた側板とからなり、前記前板と両側板にハゼ部の頭部を逃がす切り欠きを設けることにより、前板の前面と両側板の前面縁で切り欠きより下部の位置がハゼ部挟持面に形成され、前記天板の前面縁が、一対の金具でハゼ部を挟持した状態で相手金具の同一部分と互いに当接するための当接面になっているようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記両側板の前面縁は、上端部と切り欠きの間の途中から切り欠きまでが凹入縁に形成され、この凹入縁から上部が一対の金具でハゼ部を挟持した状態で相手金具の同一部分と互いに当接するための当接面になっているようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、上記前板と側板は、前板の両端部から後方に向かう内側側板と、この内側側板と側板の後部をつなぐ背板を介して連なり、前記天板の前面縁で形成された当接面が前板の前面に対して前方に位置し、前記前板のハゼ部を逃がす切り欠きが両内側側板に連続して設けられ、前記前板の前面と両側板の前面縁で切り欠きより下部がそれぞれハゼ部挟持面に形成されているようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明において、上記両側板の下端部に、この側板から後方に向けて延びる脚部を設けたものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の発明において、上記前板の前面下部に位置するハゼ部挟持面に、一対の金具でハゼ部を挟持した状態でハゼ部に対して食い込むように作用する突部を設けたものである。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の発明において、上記前板の前面で挿通孔の上部位置に、天板の上面に対して起立配置する機器固定ボルトの支持片を前方に向けて突設したものである。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の発明において、上記前板の背面側でボルト挿通孔の周囲に、両金具を締結する横締めボルトの頭部が収まる回り止め用の凹部を、この前板の前面側に凸部が生じるように形成したものである。
請求項8の発明は、請求項7に記載の発明において、上記前板に設けた回り止め用の凹部によってこの前板の前面側に形成された凸部の前面が、一対の金具でハゼ部を挟持した状態で相手金具の同一部分と互いに当接するストッパー面になっているようにしたものである。
請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れかに記載の発明において、上記前板の上部で前後方向の中心線を挟む片側の位置に、天板の前端縁から前方に突出し、一対の金具でハゼ部を挟持した状態で相手金具の天板下部に侵入する差し込み板を設けたものである。
請求項10の発明は、請求項1乃至9の何れかに記載の発明において、上記金具が、一枚の金属板から折り曲げ形成されているようにしたものである。
ここで、上記した金具における前板とその両側に位置する側板は、矩形状となる前板の両側から後方に折れ曲がる内側側板と、この内側側板の後端と側板の後端をつなぐ背板を介して連なり、前記前板と両側に位置する内側側板、背板、側板の折れ曲がった断面形状によって、金具の上下方向の荷重に対する座屈強度と、前後や横方向の強度を向上させている。
上記前板の上部に位置する天板は、両側板の上端に連ねて設けた矩形板によって形成され、これを前板と内側側板及び背板の上に位置するよう内側へ水平に折り曲げることにより、両側に二分された状態で設けられ、前記天板と両側板の前面縁による当接面は前板の前面よりも少し前方に位置し、前板の前面側に突出するストッパー面と側面視同一面もしくは、ストッパー面よりも少し前方に位置するようになっている。
また、前板の上部に位置する天板は、側板の後縁よりも後方へ突出させることにより、機器の架台支持面積を広く確保していると共に、側板の下端部に設けた脚部は、耐折れ曲がり強度に優れた断面L字形に形成され、側板の外面から外方に張り出した状態で後方へ所定の長さだけ延び、屋根上に設置した固定金具の安定性を向上させるようになっている。
この発明によると、一対の金具を横締めボルトで締結して折板屋根のハゼ部を挟持する横締め方式の固定金具において、天板の前面縁もしくは天板と両側板の前面縁を、一対の金具でハゼ部を挟持した状態で相手金具の同一部分と互いに当接する当接面にしたので、両金具の結合時に両者の天板もしくは天板と両側板が結合一体化し、これにより両金具がブロック状態になることで固定金具の剛性が向上し、固定金具に要求される各方向からの荷重に対する強度に優れ、重量のある屋根上搭載機器の支持に適していると共に、長期にわたる高い信頼性を確保することができ、しかも、天板の傾斜や撓みの発生を防いで水平状態を確保できるので、架台支持の安定性が得られることになる。
また、金具を一枚の金属板から折り曲げ形成し、同一構造の金具を横締めボルトで締結して固定金具とすることにより、構成部品数を極力少なくして製品コストの低減を図ることができるだけでなく、同じ構造の金具を対向状に結合するだけであるので、仮組み立てや結合の作業と操作が簡単になる。
更に、前板の下部と両側板の下部前縁面にハゼ部挟持面を形成したので、ハゼ部に対する挟持範囲をハゼ部の長さ方向に沿って広く確保することができ、ハゼ部への固定強度が向上することで、重量のある機器の取付けにも対応することができる。
第1の実施形態の固定金具を構成する金具の前面側から見た斜視図 第1の実施形態の固定金具を示す組み立て状態の斜視図 第1の実施形態の固定金具を示す組み立て状態の正面図 第1の実施形態の固定金具を示す組み立て状態の側面図 第1の実施形態の固定金具を示す組み立て状態の平面図 第1の実施形態の固定金具を金属屋根のハゼ部に対して固定した使用状態の縦断側面図 金属屋根のハゼ部に対する挟持部分を示す図6の矢印a−a部分での横断平面図 第2の実施形態の固定金具を構成する金具の前面側から見た斜視図 第2の実施形態の固定金具を示す組み立て状態の斜視図 第2の実施形態の固定金具を示す組み立て状態の側面図 第2の実施形態の固定金具を金属屋根のハゼ部に対して固定した使用状態の縦断側面図
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1乃至図7は、第1の実施形態の固定金具を示している。
図2のように、この固定金具1は、金属屋根aのハゼ部bに対して両側から挟持固定する左右一対の金具2、2と、前記両金具2と2を結合して組み立てる横締めボルト3及びナット4と、両金具2と2間の上部に起立状となるよう配置する機器取付けボルト5によって構成され、前記固定金具1は、同一構造となる一対の金具2と2を対面状に組み合わせて使用することにより、構成部品数と種類を少なくして製造コストの低減を図ることができるようにしている。
上記した金具2は、図1乃至図7に示すように、幅方向の中央で少し上寄りの位置に横締めボルト3の挿通孔6が設けられた縦長で矩形状となる垂直の前板7と、この前板7の両側に後方へ略直角の角度で折れ曲がるように連ねて設けた内側側板8、8と、各内側側板8、8の後端から相反する外方へ略直角の角度で折れ曲がるように連ねて設けた背板9、9と、前記背板9、9の外端から前方へ略直角の角度で折れ曲がるように連ねて設けられ、前後方向に沿って両側で平行状態の配置となる側板10、10と、前記前板7の上部に設けた水平の天板11と、各側板10、10の下端外側に設けた脚部12、12と、前記天板11の前面縁下部で幅方向の片側の位置から前方に突出する差し込み板13とで構成されている。
上記の金具2は、所定の強度が確保できる厚みを有する一枚の金属板を用いて折り曲げ加工することにより、材料ロスとコストの低減を図っており、前板7、内側側板8、8、背板9、9、側板10、10は上下高さ寸法が同じようになるよう設定され、前板7と両側の側板10、10は平面的に直角の配置関係になるよう折り曲げ加工される。
上記前板7と両内側側板8、8には、挿通孔6よりも下側の上下途中の位置に、ハゼ部bの頭部cを逃がす横長の切り欠き部14が連続するように設けられ、前記前板7の前面で切り欠き部14より下部が垂直で横長のハゼ部挟持面15になっていると共に、この前板7の下端には後方へ直角に折れ曲がる接地底板16が連ねて設けられている。
また、上記した両側の側板10、10は、前後方向に向く配置で前板7を挟む両側に位置して平行し、この側板10、10の前面縁側で下部寄りの位置にも、上記と同様、ハゼ部bの頭部cを逃がす切り欠き部17が設けられ、両側に位置する側板10、10の前面縁で切り欠き部17より下の部分が垂直のハゼ部挟持面18になっている。
上記前板7の前面下部に位置するハゼ部挟持面15で一方の内側側板8に片寄った位置に、一対の金具2と2でハゼ部bを挟持した状態でハゼ部bの首部dに対して食い込むように作用する先の尖った突部19が、ハゼ部挟持面15を形成する部分の金属板の一部を前面側に突出させる等の方法によって設けられ、この突部19が前記首部dに対して食い込むように作用することにより、ハゼ部bの長さ方向や上方向に対する固定金具1の保持力を向上させるようになっている。
上記前板7の背面側でボルト挿通孔6の周囲に、両金具2と2を締結する横締めボルト3の頭部3aが収まる回り止め用の六角のような凹部20を、この前板7の前面側に同形の凸部21が生じるように打ち出し形成し、前記凸部21の前面が、両金具2と2のハゼ部挟持時において相手金具2の同一部分と互いに当接することのできるストッパー面22になっている。
上記前板7の幅方向の中央部でボルト挿通孔6の直上部の位置に凹欠部23が設けられ、この前板7の前面には、ボルト挿通孔6の上部で上下方向の中心線に対して幅方向の一方に片寄った位置に、天板11の上面に対して起立配置する機器取付けボルト5の頭部5aを落下しないように受ける帯板状の支持片24が、前記凹欠部23の底縁から前方に向けて水平に突出するように設けられている。
上記前板7の上部に位置する天板11は、両側板10、10の上端に連ねた矩形板11a、11aを互いに内側へ水平に折り曲げ、前板7、内側側板8、背板9の上部に位置させることにより、両側に二分された状態で設けられ、両矩形板11a、11aの突き合わせ部分の前端部には、機器取付けボルト5の軸部5bを逃がすための半円状切り欠き25が設けられ、この天板11は、前板7の前面から側板10、10の後縁よりも後方へ突出するような平面的な大きさとし、機器の架台支持面積を広く確保している。
また、上記差し込み板13は、前板7の上下中心線を挟んで幅方向の片側位置に、この前板7の上端から前方に向けて水平に折り曲げ連成され、一方矩形板11aの下面から前方へ突出することにより、一対の金具2と2を結合したとき、この差し込み板13は相手金具2における天板11における他方矩形板11aの下面側に進入し、両金具2と2を幅方向と上下方向に位置合わせする役目をする。
上記天板11の水平となる前面縁もしくは天板11の前面縁と両側板10、10の垂直となる前面縁は、一対の金具2と2でハゼ部bを挟持した状態で相手金具2の同一部分と互いに当接する当接面26、26aになっており、この当接面26、26aは、図1で示した場合、天板11の当接面26と両側板10、10の当接面26aが連続した状態となり、しかも前記当接面26、26aは、金具2の前後方向において、前板7の前面よりも少し前方で前板7の前面側に突出するストッパー面22と平面視同一面もしくは、ストッパー面22より1mm程度の範囲で少し前方に位置するように前後の位置が設定されている。
図4に示すように、両側板10、10における垂直の当接面26aは、側板10の上端から切り欠き部17に達する範囲に設けられ、この当接面26aに対してハゼ部挟持面15と18は、ハゼ部bにおける首部dの厚みを考慮して少し後方に位置しているので、図4のように、両金具2と2を単に組み合わせて両者の当接面26、26aを互いに当接させたとき、両者のハゼ部挟持面15、18間にはハゼ部bにおける首部dの厚み分に対応する隙間が生じるようになっている。
なお、上記のように、当接面26、26aを前板7のストッパー面22より少し前方に位置するように設定すると、横締めボルト3の締め付けによる金具2と2の結合時において、両者の当接面26、26aが互いに当接した状態で、ストッパー面22と22間に締め代用の隙間が確保でき、これにより、両金具2と2の前板7、7に対して前記隙間分だけ増締めを加えることができ、このような前板7、7の増締めにより生じる金属板の反発弾性で、ハゼ部bに対する固定強度が向上すると同時に、横締めボルト3の緩み止め効果が得られることになる。
上記側板10、10の下端部に設けた脚部12、12は、側板10、10の外面から外方に張り出した状態で後方へ所定の長さだけ延び、耐折れ曲がり強度を向上させた縦断面L字形に折り曲げ形成され、側板10、10の下部補強と同時に屋根a上に設置した固定金具1の安定性を向上させることになるが、この脚部12、12の前縁端面は側板10、10のハゼ部挟持面18と同一面となり、ハゼ部bの首部dを挟持するようになっている。
なお、図示の場合、金具2の下部は、接地底板16と脚部12、12の下面を屋根aの上に載る設置面とし、内側側板8、8、背板9、9の下端が屋根aから浮くようにしたが、前記内側側板8、8、背板9、9の下端も屋根aに接するような寸法関係に設計することができ、また、図3のように、上記した背板9、9には、上下方向に長い補強リブ27、27を打ち出し形成して荷重支持強度を向上させている。
また、接地底板16と脚部12、12は、屋根aの上面でハゼ部bを挟む両側の傾斜に対応するため、垂直に対して前端から後方に向けて下がる傾斜状態になっている。
次に、図8乃至図11は、第2の実施形態の固定金具1aを示している。なお、上記した第1の実施形態の固定金具1と同一部分には同一符号を付すことによって説明に代える。
この第2の実施形態の固定金具1aは、上記した第1の実施形態と同様の基本的構造を有するものであるが、その特徴とするところは、一対の金具2aと2aの構造を、ハゼ部bの挟持時に適度の変形性が確保することができるようにし、ハゼ部bの首部dにおける厚みの変化に対応できるようにしたものである。
第2の実施形態の固定金具1aにおける金具2aは、両側板10、10の前面縁で上端部と切り欠き部17の間の途中から切り欠き部17までを凹入縁29、29に形成し、両側板10、10における当接面26aを、前記凹入縁29と側板10の上端迄の間に短かくして側板10、10の上部位置のみに設け、両側板10、10の前後方向の撓み性を向上させたものである。
上記のように、両側板10、10の前面縁で切り欠き部17の上部位置に、所定深さの凹入縁29、29を形成すると、両金具2aと2aを組み合わせて両者の当接面26aを当接させたとき、両者の凹入縁29、29間に空間が形成されることになり、両側板10、10における当接面26aをこの側板10、10の上部位置だけに短くすることで、両金具2と2の締め付け時に、両側板10、10は互いに当接する当接面26aを支点として、この当接面26aよりも下部の部分の締め付け方向への撓み性が向上し、ハゼ部bの首部dに厚みの変動が多少あっても、これを弾力的に挟持することができるという効果が得られることになる。
また、両金具2aと2aの締め付け時において、ハゼ部bの首部dの厚みが規定よりも厚い場合、両者のハゼ部挟持面15、18で前記首部dを挟むと、両側板10、10は互いに当接する天板11の当接面26を支点にして下部広がりの配置となり、第1の実施形態の金具2のように、側板10の当接面26aが上下に長い場合、両金具2と2の当接面26aと26a間に下部広がりの不自然な隙間が発生し、組み上がった固定金具1の見た目の外観が低下する場合がある。
また、両側板10、10が互いに当接する天板11の当接面26を支点にして下部広がりの配置となると、両側板10、10の上端に折り曲げ連成した天板11は、後端上がりに傾斜し、両金具2a、2aにおける天板11と11の水平状態が悪くなって、架台支持の安定性が低下する場合がある。
これに対して、第2の実施形態の固定金具1aにおける金具2aのように、側板10、10の前面縁に凹入縁29、29を形成し、両側板10、10における当接面26aを、前記凹入縁29と側板10の上端迄の間に短尺化して上部位置のみに設けると、上記と同じく両側板10、10が互いに当接する天板11の当接面26を支点にして下部広がりの配置となっても、当接面26aと26a間には予め空間が形成される構造になっているので、不自然な隙間による外観的な品質の低下発生を防ぐことができる。
また、側板10、10の前面縁に凹入縁29、29を形成することで、両側板10、10は、切り欠き部17だけの場合に比べ、当接面26aよりも下部の部分の締め付け方向への撓み性が向上し、これにより、両金具2aと2aの締め付け時において、両者の側板10、10の上部に位置する当接面26、26aが互いに当接するように締め付けることができ、このように側板10、10の当接面26aと26aが当接することで天板11と11の水平状態を確保できることになる。
即ち、側板10、10の当接面26a、26aは、横締めボルト3による締め付け部分よりも上部の位置に設定されているので、ハゼ部bの首部dが規定よりも厚い場合、当接面26aよりも下部の部分の締め付け方向への撓み性を利用して、当接面26aと26aが互いに当接する状態まで締め付けを行うことができ、これによって、天板11、11の水平状態を確保できる。
また、ハゼ部bの首部dの厚みが規定値にある条件で、両金具2aと2aを過剰に締め付けたような場合でも、上記と同様、側板10、10の当接面26aよりも下部の部分の締め付け方向への撓み性により、当接面26、26aが互いに当接した状態を保つことができ、これにより、天板11と11の水平状態を確保できる。
図8乃至図11のように、この第2の実施形態の固定金具1aにおける金具2aは、前板7の前面に対して天板11と側板10、10の前面縁である当接面26、26aを、第1の実施形態の固定金具1における金具2の場合よりも前方に位置させた構造とし、両金具2a、2aを組み合わせて横締めボルト3で結合し、両者の当接面26、26aを互いに当接させたとき、両者のストッパー面22、22間に十分な隙間が形成されるようにしたものである。
このように、横締めボルト3の締め付けによる金具2aと2aの結合時において、両者の当接面26、26aが互いに当接した状態で、ストッパー面22と22間に隙間が形成されると、前板7、7の増締めにより生じる金属板の反発弾性で、ハゼ部bに対する固定強度が向上すると同時に、ハゼ部bにおける首部dの厚みの変動に対応でき、更に、横締めボルト3の緩み止め効果が得られることになる。
また、第2の実施形態の固定金具1aにおける金具2aは、両側に二分された状態で設けられた両矩形板11a、11aの突き合わせ部分の後端部に、平面V字状のような切り欠き30を形成し、金具2aを組み立てるたの折り曲げ加工する工程において、両矩形板11a、11aを突き合わせ状にして天板11とする場合に、前記切り欠き30によって、両矩形板11a、11aの突き合わせ部分が互いに干渉することのないようにした例を示している。
この発明の固定金具1、1aは、上記のような構成であり、次に、金属屋根aのハゼ部bに対する固定金具1、1aの固定方法を、第1の実施形態の固定金具1を主体に用いて説明する。
図2のように、一対となる金具2と2を前面が対峙するよう対向させた状態で両者のボルト挿通孔6、6に横締めボルト3を挿通し、この横締めボルト3に座金28を挿通してナット4を螺合することで固定金具1を仮に組み立て、金属屋根aにおけるハゼ部bの直上に両金具2と2のハゼ部挟持面15、15間を臨ませ、両金具2と2間をハゼ部bに上から被せて接地底板16、16と脚部12、12下面を金属屋根aの上面に当接させ、金属屋根aの上に両金具2と2が開いた配置となる固定金具1を載置する。
上記固定金具1を仮組み立てして両金具2と2を接近させる時に、両金具2と2の接近した天板11、11間に切り欠き25で形成された孔に機器取付けボルト5の軸部5bを嵌め込んで頭部5aを天板11、11の下に位置させ、頭部5aを支持片24、24で支持することにより、天板11、11間の上面中央に前記機器取付けボルト5の軸部5bを起立状となるに配置する。なお、上記した支持片24は、金具2を形成する一枚の金属板から前板7に対して前方に折り曲げ形成したので、部品点数を増やすことなく機器取付けボルト5の支持ができるという効果がある。
上記のように、ハゼ部bを挟んで金具2と2が両側に位置する固定金具1の仮組み立て状態で、横締めボル3の軸部3bに座金28を通してナット4をねじ込み、両金具2と2を接近させて締結することにより固定金具1の本組み立てとハゼ部bに対する固定を行う。
上記ナット4の締付け時、横締めボルト3は、その頭部3aが図6のように一方金具2の前板7に設けた凹部20に収まり、回り止め状態となるので、横締め作業が片側から能率よく円滑に行える。
上記横締めボルト3とナット4で両金具2と2を接近させて締結すると、両金具2と2の前板7、7におけるハゼ部挟持面15、15がハゼ部bの首部dを両側から挟み、ハゼ部bに対して固定金具1の固定状態となり、このハゼ部bの首部dを挟持する状態で、両金具2と2の天板11、11と側板10、10の前縁面に形成した当接面26、26aが互いに当接し、両金具2と2の上半部がブロック状に剛性一体化する。
このような状態で、更にナット4を締付けると、前板7、7の撓みにより両金具2と2の前板7、7に設けたストッパー面22、22が互いに当接し、横締めボルト3とナット4によるそれ以上の過剰締付けの発生を防ぐことで両金具2と2の変形発生を防止する。
このように、両金具2と2の過剰締付けの発生を防いで変形発生を防止し、両金具2と2の上半部がブロック状に剛性一体化し、固定金具1の上下方向の荷重強度とハゼ部bの長さ方向に沿う横荷重及びハゼ部bの長さ方向に直交する前後方向に対する強度が向上し、重量の大きな屋根上搭載機器の支持が可能になると共に、第1の実施形態の固定金具1においては、当接面26、26aの全長を、天板11と側板10、10の前縁面に連続して形成することで長く確保することができ、このような長い両当接面26、26aが互いに当接することにより、固定金具1の上半部におけるブロック状の剛性一体化が確実に得られ、これにより、天板11、11は傾斜や変形したり歪むことがなく、水平状態を維持することができるので、機器取付けボルト5の垂直維持と配置精度を向上させ、同時に機器を固定する架台の支持状態が安定する。
また、第2の実施形態の固定金具1aにおける金具2aは、側板10、10の前面縁に凹入縁29、29を形成し、両側板10、10における当接面26aを、前記凹入縁29と側板10の上端迄の間に短尺化して上部位置のみに設けると、両側板10、10の当接面26aよりも下部の部分の締め付け方向への撓み性が向上し、これにより、ハゼ部bの首部dの厚みに変動があるような場合に対処できる。
例えば、ハゼ部bの首部dが規定より厚い場合、固定金具1aの固定状態で両金具2aと2aの側板10、10が下部広がり状になっても、側板10、10の凹入縁29、29が空間を形成する構造になっているので、側板10、10の当接面26a、26a間に生じる隙間を目立たなくすることができ、組み上がった固定金具1aの見た目の外観が低下するのを防ぐことができると共に、両側板10、10の当接面26aよりも下部の部分の締付け方向への撓み性を向上させ、側板10、10の当接面26a、26aが当接するまで締付けることが可能となり、天板11、11の水平状態を維持することができる。
また、図7に示すように、両金具2と2のハゼ部bに対する挟持部分は、前板7の下部前面のこの前板7の幅に見合うハゼ部挟持面15と、このハゼ部挟持面15の両側に距離をおいて位置する側板10、10のハゼ部挟持面18、18とによって挟むので、ハゼ部bを挟持する面の範囲をハゼ部bの長さ方向に沿って広く確保することができ、これによって大きな挟持力が得られると共に挟持状態が安定し、しかも、ハゼ部挟持面15に設けた突部19がハゼ部bに対して食い込み、この突部19はハゼ部挟持面15の長さ方向に対して一方の内側側板8側に片寄って配置してあるので、両金具2と2の突部19、19はハゼ部bの長さ方向に対して異なった位置に食い込み、ハゼ部bの首部dに対する食い込みが確実に発生し、ハゼ部bの長さ方向と上下方向に対する固定金具1の固定強度を向上させることができる。
このようにして、金属屋根aの必要なハゼ部bの複数個所に固定金具1を取付ければ、各固定金具1の天板11、11上に載置した架台を機器取付けボルト5とナット5cで固定し、この架台を介して太陽電池モジュールのような屋根上搭載機器を取付けることができる。
1 固定金具
1a 固定金具
2 金具
2a 金具
3 横締めボルト
4 ナット
5 機器取付けボルト
6 ボルト挿通孔
7 前板
8 内側側板
9 背板
10 側板
11 天板
11a 矩形板
12 脚部
13 差し込み板
14 切り欠き部
15 ハゼ部挟持面
16 接地底板
17 切り欠き部
18 ハゼ部挟持面
19 突部
20 凹部
21 凸部
22 ストッパー面
23 凹欠部
24 支持片
25 切り欠き
26 当接面
26a 当接面
27 補強リブ
28 座金
29 凹入縁
30 切り欠き
a 金属屋根
b ハゼ部
c 頭部
d 首部

Claims (10)

  1. 一対の金具をボルトで締結して折板屋根のハゼ部を挟持することにより折板屋根に固定し、前記折板屋根に屋根上搭載機器を設置するために用いる固定金具において、前記金具は、両金具を組み合わせたときに対面し、両金具を締結する横締めボルトの挿通孔が設けられた垂直の前板と、この前板の上部に後方へ延びるよう設けた水平の天板と、前記前板の両側にこの前板に対して前後方向に向く配置で設けた側板とからなり、前記前板と両側板にハゼ部の頭部を逃がす切り欠きを設けることにより、前板の前面と両側板の前面縁で切り欠きより下部の位置がハゼ部挟持面に形成され、前記天板の前面縁が、一対の金具でハゼ部を挟持した状態で相手金具の同一部分と互いに当接するための当接面になっていることを特徴とする屋根上搭載機器の固定金具。
  2. 上記両側板の前面縁は、上端部と切り欠きの間の途中から切り欠きまでが凹入縁に形成され、この凹入縁から上部が一対の金具でハゼ部を挟持した状態で相手金具の同一部分と互いに当接するための当接面になっていることを特徴とする請求項1に記載の屋根上搭載機器の固定金具。
  3. 上記前板と側板は、前板の両端部から後方に向かう内側側板と、この内側側板と側板の後部をつなぐ背板を介して連なり、前記天板の前面縁で形成された当接面が前板の前面に対して前方に位置し、前記前板のハゼ部を逃がす切り欠きが両内側側板に連続して設けられ、前記前板の前面と両側板の前面縁で切り欠きより下部がそれぞれハゼ部挟持面に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の屋根上搭載機器の固定金具。
  4. 上記両側板の下端部に、この側板から後方に向けて延びる脚部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の屋根上搭載機器の固定金具。
  5. 上記前板の前面下部に位置するハゼ部挟持面に、一対の金具でハゼ部を挟持した状態でハゼ部に対して食い込むように作用する突部を設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の屋根上搭載機器の固定金具。
  6. 上記前板の前面で挿通孔の上部位置に、天板の上面に対して起立配置する機器固定ボルトの支持片を前方に向けて突設したことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の屋根上搭載機器の固定金具。
  7. 上記前板の背面側でボルト挿通孔の周囲に、両金具を締結する横締めボルトの頭部が収まる回り止め用の凹部を、この前板の前面側に凸部が生じるように形成したことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の屋根上搭載機器の固定金具。
  8. 上記前板に設けた回り止め用の凹部によってこの前板の前面側に形成された凸部の前面が、一対の金具でハゼ部を挟持した状態で相手金具の同一部分と互いに当接するストッパー面になっていることを特徴とする請求項7に記載の屋根上搭載機器の固定金具。
  9. 上記前板の上部で前後方向の中心線を挟む片側の位置に、天板の前端縁から前方に突出し、一対の金具でハゼ部を挟持した状態で相手金具の天板下部に侵入する差し込み板を設けたことを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の屋根上搭載機器の固定金具。
  10. 上記金具が、一枚の金属板から折り曲げ形成されていることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の屋根上搭載機器の固定金具。
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