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JP2019168409A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車両の車線変更が容易なタイミングが検出されると、車両が走行している路線から外れるための道路の方向の案内を出力する情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置において、検出部は、自車両の車線変更が容易なタイミングを検出する。検出部は、例えば、自車両が高速道路に入る際及び自車両が複数の高速道路を接続するジャンクションを通過する際を、当該タイミングとして検出する。制御部は、検出部により自車両の車線変更が容易なタイミングが検出されると、自車両が走行している路線から外れるための道路の方向をナビゲーション(案内)するための音声または表示画面を出力部に出力させる。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、車両の現在位置、及び目的地への経路案内を行うナビゲーション装置において、交差点等から所定の距離だけ手前の地点に到達した際に、当該交差点等を右折するか左折するかを音声等で案内する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2007−127418号公報
しかしながら、従来技術では、車線変更先の車線を走行している車両の間隔が比較的近い場合等において、案内されてから車線変更しようとしても間に合わない場合があるという問題がある。
そこで、一側面では、より適切に案内を行うことができる技術を提供することを目的とする。
一つの案では、情報処理装置において、車両の車線変更が容易なタイミングが検出されると、前記車両が走行している路線から外れるための道路の方向の案内を出力させる制御部を有する。
一側面によれば、より適切に案内を行うことができる。
実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の機能ブロックの一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置のナビゲーション処理の一例を示すフローチャートである。 地図データの一例を示す図である。 道路の接続について説明する図である。 地図データの一例を示す図である。 実施形態に係るタイミング検知処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係るタイミング検知処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理装置のナビゲーション処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
<ハードウェア構成>
図1は、実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成例を示す図である。情報処理装置10は、サーバコンピュータ、スマートフォン、車載ナビゲーション装置、パーソナルコンピュータ、タブレット端末等の情報処理装置である。情報処理装置10がスマートフォンまたは車載ナビゲーション装置等である場合、サーバ等と通信してナビゲーションを行うようにしてもよいし、サーバ等と通信せずに(スタンドアローンで)ナビゲーションを行うようにしてもよい。
図1の情報処理装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、インタフェース装置105、表示装置106、及び入力装置107等を有する。
情報処理装置10での処理を実現するナビゲーションプログラムは、記録媒体101によって提供される。ナビゲーションプログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、ナビゲーションプログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、ナビゲーションプログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたナビゲーションプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU(Central Processing Unit)104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って情報処理装置10に係る機能を実現する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置106はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置107はキーボード及びマウス等、またはタッチパネル及びボタン等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
なお、記録媒体101の一例としては、CD−ROM、DVDディスク、又はUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置102の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体101及び補助記憶装置102のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
<機能構成>
次に、図2を参照し、実施形態に係る情報処理装置10の機能構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置10の機能ブロックの一例を示す図である。情報処理装置10は、記憶部11を有する。記憶部11は、例えば、補助記憶装置102等を用いて実現される。記憶部11は、地図データ111等を記憶する。地図データ111については後述する。
また、情報処理装置10は、受付部12、検出部13、制御部14、及び出力部15を有する。これら各部は、情報処理装置10にインストールされた1以上のプログラムが、情報処理装置10のCPU104に実行させる処理により実現される。以下で、情報処理装置10がナビゲーションを行う対象とする車両のことを、「自車両」と称する。情報処理装置10がサーバ、クライアントシステムにおけるクライアントである場合、及び情報処理装置10がスタンドアローンの装置である場合、自車両は、情報処理装置10が搭載乃至持ち込みされている車両である。情報処理装置10がサーバ、クライアントシステムにおけるサーバである場合、自車両は、当該クライアントが搭載乃至持ち込みされている車両である。また、自車両以外の車両を「他の車両」と称する。
受付部12は、ユーザからの各種の操作を受け付ける。受付部12は、例えば、現在値等から目的地までの経路を検索するための操作を受け付ける。
検出部13は、自車両の車線変更が容易なタイミングを検出する。検出部13は、例えば、自車両が高速道路に入る際、及び自車両が複数の高速道路を接続するジャンクションを通過する際を、当該タイミングとして検出する。
制御部14は、自車両のユーザ(搭乗者)に対する経路案内、及び現在位置の表示等のナビゲーションを行う。また、制御部14は、検出部13により自車両の車線変更が容易なタイミングが検出されると、自車両が走行している路線から外れるための道路の方向をナビゲーション(案内)するための音声または表示画面を出力部15に出力させる。
出力部15は、制御部14の指示に従い、ナビゲーションのための情報をスピーカから音声で出力させる、またはナビゲーションのための情報を画面に表示させる。
<処理>
次に、図3乃至図5を参照して、情報処理装置10のナビゲーション処理の一例について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置10のナビゲーション処理の一例を示すフローチャートである。図4Aは、地図データ111の一例を示す図である。図4Bは、道路の接続について説明する図である。図5は、地図データ111の一例を示す図である。
ステップS1において、検出部13は、自車両の車線変更が容易なタイミングであることを検知する。ここで、検出部13は、例えば、自車両が、高速道路に入る際、及びジャンクションを通過する際を、自車両の車線変更が容易なタイミングと判定してもよい。この場合、検出部13は、GPS(Global Positioning System)等により自車両の現在の位置情報を取得し、地図データ111に記憶されている高速道路の入り口の料金所の位置、及びジャンクションの位置を自車両が通過する前後の所定のタイミングを、当該タイミングとしてもよい。なお、ジャンクションとは、複数の高速道路を接続する施設のことである。
また、検出部13は、例えば、自車両が、サービスエリアから出た場合、及びパーキングエリアから出た場合に、自車両の車線変更が容易なタイミングであると判定してもよい。この場合、検出部13は、サービスエリア等の位置から高速道路の車線の位置に自車両が移動した際を、当該タイミングとしてもよい。なお、サービスエリアとは、例えば、高速道路に併設される休憩施設のことである。また、パーキングエリアとは、高速道路に併設される比較的小規模な休憩施設のことである。
続いて、制御部14は、地図データ111を参照し、自車両が走行する本線(本線道路、路線)に対するインターチェンジの出口等の方向を判定する(ステップS2)。なお、インターチェンジとは、例えば、一般道路と高速道路を接続する施設のことである。図4Aは、地図データ111の一例を示す図である。図4Aの例では、地図データ111は、ノードIDに対応付けて、位置、ノード種別、ノード属性、名称、接続リンクID、及び本線からの脱出方向等のデータが記憶されている。ノードIDは、交差点、及び道路網表現上の結節点などを示すノードの識別情報である。位置は、当該ノードの緯度、及び経度等の位置である。ノード種別は、ジャンクション、インターチェンジ、料金所、サービスエリア、パーキング等の当該ノードの種別である。ノード属性は、合流または分岐等の属性を示す情報である。名称は、ナビゲーション画面等に表示するための当該ノードの名称である。接続リンクIDは、当該ノードが接続する、当該ノードと道路が接続する他のノードとの間の道路(リンク)の識別情報である。
本線からの脱出方向は、車両が走行している路線から外れるための道路の方向(本線に対する出口等の方向)である。本線からの脱出方向は、例えば、当該他のノードと当該ノードとの間の道路(リンク)を含む本線の方向に対する、インターチェンジ出口、サービスエリア入口、及びパーキング入口等への道路(ランプ)の方向である。例えば、インターチェンジ出口等に進行するために、本線から右に分岐する道路を通る場合は、本線からの脱出方向は「右」である。
図4Aの例では、ノードIDが「002」のノードにおける脱出方向は「右」であることが示されている。図4Bには、図4Aの地図データ111における道路の接続の態様が示されている。図4Bのノード401乃至ノード404は、それぞれ、図4AのノードIDが「001」乃至「004」のノードである。ノードIDが「001」のノード401に接続するリンク411乃至リンク413は、それぞれ、図4AのリンクIDが「AAA」、「100」、「200」のリンクである。また、ノードIDが「003」のノード403に接続するリンク414及びリンク415は、それぞれ、図4AのリンクIDが「300」、及び「BBB」のリンクである。また、ノードIDが「004」のノード404に接続するリンク416乃至リンク418は、それぞれ、図4AのリンクIDが「400」、「500」、及び「600」のリンクである。リンク412、リンク413、リンク416、及びリンク418は高速道路の本線であり、リンク414は、高速道路の本線からインターチェンジ出口に設けられた料金所への道路である。
<地図データ111の変形例>
図5は、地図データ111の一例を示す図である。図5の例では、地図データ111は、接続ノードID、及び接続リンクIDに対応付けて、本線からの脱出方向等のデータが記憶されている。接続ノードIDは、ノード間のリンクの始点のノードIDである。接続リンクIDは、接続ノードIDに係るノードが接続しているリンクのIDである。図5の例では、接続ノードIDが「002」のノードからリンクIDが「300」のリンクに進行する場合の脱出方向が「右」であることが示されている。
続いて、制御部14は、本線に対する出口等の方向を出力部15により案内し(ステップS3)、処理を終了する。ここで、受付部12は、ユーザの操作等により目的地の設定を予め受け付けておく。そして、制御部14は、当該目的地までの経路におけるインターチェンジの出口等について、「出口はBインターチェンジ、右側(右方向)です。」等のメッセージを音声、または表示により出力させてもよい。また、目的地が設定されていないフリー走行の場合は、制御部14は、走行している経路の先のインターチェンジの出口等についての案内を出力させてもよい。また、制御部14は、インターチェンジの出口に限らず、本線の高速道路からサービスエリア、及びパーキングエリア等に入るための道路、自車両が走行している本線から他の高速道路の本線へ連絡する道路(ランプ)等の本線に対する方向についての案内を出力させてもよい。
≪ジャンクション通過時のタイミング検知処理≫
次に、図6A及び図6Bを参照し、図3のステップS1におけるタイミング検知処理の一例について説明する。図6Aは、実施形態に係るタイミング検知処理の一例を示すフローチャートである。図3のステップS1において、ジャンクションの位置を自車両が通過する際を、当該タイミングとする場合、以下のような処理を行うようにしてもよい。
ステップS101において、検出部13は、自車両がジャンクションを通過することを検知する。続いて、検出部13は、自車両が走行している車線(レーン)を判定する(ステップS102)。ここで、検出部13は、GPSの位置情報、道路に埋設されたレーンマーカから自車両の車載センサで検出された位置情報、及び車載カメラの画像から認識した白線等のデータに基づき、自車両の走行している車線を判定してもよい。または、検出部13は、他の公知の方法を用いて、自車両の走行している車線を判定してもよい。
続いて、検出部13は、自車両が走行している車線が、目的地までの経路を走行するための車線に含まれているか否かを判定する(ステップS103)。なお、当該目的地は、ユーザの操作等により予め設定されているものとする。
ここで、例えば、片側4車線の道路における第一走行車線、及び第一走行車線の隣の車線である第二走行車線が、当該ジャンクションにおいて、左方向に分岐した道路に繋がっているとする。また、第二走行車線の隣の車線である第三走行車線、及び追い越し車線が、右方向に分岐した道路に繋がっているとする。また、自車両が走行している車線が、第一走行車線、または第二走行車線であり、目的地までの経路が、当該ジャンクションにおいて、右方向に分岐した道路を通る経路であるとする。この場合、目的地までの経路を走行するための車線は、第三走行車線、及び追い越し車線であるため、検出部13は、自車両が走行している車線が、目的地までの経路を走行するための車線に含まれていないと判定する。
自車両が走行している車線が、目的地までの経路を走行するための車線に含まれている場合(ステップS103でYES)、処理を終了する。一方、自車両が走行している車線が、目的地までの経路を走行するための車線に含まれていない場合(ステップS103でNO)、検出部13は、自車両の車線変更が容易なタイミングであると判定し(ステップS104)、処理を終了する。これにより、自車両が車線変更をせずにジャンクションを通過する場合は、自車両が走行する本線に対する出口等の方向の案内をしないようにすることができる。
また、検出部13は、ジャンクションを通過することを検知した際、地図データ111に記憶されている当該ジャンクションに対して合流するノードのデータを参照し、自車両が走行している車線に対して他の路線からの合流がある場合、及び自車両が走行している車線が他の路線に合流する場合も、自車両の車線変更が容易なタイミングであると判定してもよい。これにより、例えば、合流のために自車両を加速させる、または合流のために自車両を車線変更する場合は、出口等の方向に近づくための車線変更も合わせて行うことが比較的容易であると考えられるためである。
図6Bは、実施形態に係るタイミング検知処理の一例を示すフローチャートである。図6BのステップS111、ステップS113乃至ステップS115は、図6AのステップS101乃至ステップS104の処理とそれぞれ同様である。
ステップS111において、検出部13は、自車両がジャンクションを通過することを検知する。続いて、検出部13は、当該ジャンクションと本線に対する出口等との間の距離が所定値以下であるか否かを判定する(ステップS112)。所定値以下でない場合(ステップS112でNO)、ステップS113の処理に進む。一方、所定値以下である場合(ステップS112でYES)、処理を終了する。これは、例えば、自車両のユーザは、当該ジャンクションよりも手前のジャンクションを通過した際の案内に従って、当該ジャンクションにおける路線乃至車線を変更していると考えられるためである。すなわち、例えば、当該ジャンクションから所定距離以内に出口等がある場合、当該ジャンクションにおいて右方面等の路線へ移動した際に、さらに右側等の車線に変更する必要性は低いと考えられるためである。
≪変形例≫
制御部14は、車線変更しないと出口等の方向に進行できない場合に、自車両の車線変更が容易なタイミングで出口等の方向を案内させるようにしてもよい。この場合、制御部14は、車線変更せずに出口等の方向に進行できる場合は、従来と同様に、出口等の所定距離(例えば、2km)手前でのみ出口等の方向を案内させるようにしてもよい。
図7を参照し、情報処理装置10のナビゲーション処理の一例について説明する。図7は、実施形態に係る情報処理装置10のナビゲーション処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS201において、検出部13は、自車両の車線変更が容易なタイミングであることを検知する。ここで、検出部13は、例えば、自車両が走行している道路の交通情報に基づいて、自車両の車線変更が容易なタイミングであることを検知してもよい。検出部13は、交通情報を、例えば、VICS(登録商標)(Vehicle Information and Communication System)により取得してもよいし、各車両の現在位置及び車速等のデータを収集するサーバから取得してもよい。
交通情報には、例えば、現在時刻における道路の交通量(混雑度)、及び道路を走行している各車両の平均速度等が含まれてもよい。検出部13は、例えば、交通量が少ないほど、かつ各車両の平均速度が遅いほど、自車両の車線変更の容易度を示すスコアを高く算出し、算出したスコアが所定の閾値以上である場合に、自車両の車線変更が容易なタイミングであると判定してもよい。
また、検出部13は、例えば、自車両が走行している道路の各車線の交通情報に基づいて、自車両の車線変更が容易なタイミングであることを検知してもよい。この場合、検出部13は、本線に対する出口等の方向に対する最寄りの車線等における交通量が少ないほど、かつ当該最寄りの車線等における各車両の平均速度が遅いほど、自車両の車線変更の容易度を示すスコアを高く算出し、算出したスコアが所定の閾値以上である場合に、自車両の車線変更が容易なタイミングであると判定してもよい。
ここで、検出部13は、例えば、自車両の走行している車線が追い越し車線であり、本線に対する出口等の方向が当該追い越し車線側から分岐する方向である場合、自車両の走行している車線を最寄りの車線であると判定してもよい。また、検出部13は、例えば、自車両の走行している車線が第一走行車線であり、本線に対する出口等の方向が当該第一走行車線側から分岐する方向である場合、自車両の走行している車線を最寄りの車線であると判定してもよい。
なお、追い越し車線、及び第一走行車線とは、それぞれ、車両の左側通行が義務付けられている場合は、片側に複数車線がある場合の最右端、及び最左端の車線であり、車両の右側通行が義務付けられている場合は、片側に複数車線がある場合の最左端、及び最右端の車線である。また、本線に対する出口等の方向が当該追い越し車線側から分岐する方向は、追い越し車線が最右端の車線であれば本線に対して右側に逸れる方向であり、追い越し車線が最左端の車線であれば本線に対して左側に逸れる方向である。
また、検出部13は、例えば、自車両が走行している道路の各車線の交通情報に基づいて、自車両の車線変更が容易なタイミングであることを検知してもよい。この場合、検出部13は、例えば、本線に対する出口等の方向に対する最寄りの車線等における交通量が少ないほど、かつ当該最寄りの車線等における各車両の平均速度が遅いほど、自車両の車線変更の容易度を示すスコアを高く算出し、算出したスコアが所定の閾値以上である場合に、自車両の車線変更が容易なタイミングであると判定してもよい。
また、検出部13は、例えば、自車両の前方及び後方の少なくとも一方を走行している他の車両を検知するためのステレオカメラ、またはレーダー等のセンサのデータに基づいて、自車両の車線変更が容易なタイミングであることを検知してもよい。この場合、検出部13は、例えば、自車両と、本線に対する出口等の方向に対する最寄りの車線等を走行している他の車両のうち、自車両に最も距離が近い他の車両との距離が大きいほど、かつ当該他の車両と自車両の速度が遅いほど、自車両の車線変更の容易度を示すスコアを高く算出し、算出したスコアが所定の閾値以上である場合に、自車両の車線変更が容易なタイミングであると判定してもよい。
続いて、検出部13は、自車両の走行している車線を判定する(ステップS202)。ここで、上述した図6のステップS102の処理と同様の処理により、自車両の走行している車線を判定する。
続いて、検出部13は、自車両の走行している車線が、本線に対する出口等の方向に対する最寄りの車線であるか否かを判定する(ステップS203)。自車両の走行している車線が最寄りの車線である場合(ステップS203でYES)、処理を終了する。一方、自車両の走行している車線が最寄りの車線でない場合(ステップS203でNO)、制御部14は、自車両が走行する本線に対するインターチェンジの出口等の方向を判定し(ステップS204)、本線に対する出口等の方向を案内し(ステップS205)、処理を終了する。
<実施形態のまとめ>
インターチェンジの出口等の2km等手前で、当該出口等が追い越し車線側に設けられていることがナビゲーション装置にて案内された場合、追い越し車線の車間距離が詰まっている等の場合には、当該出口等までの間に車線変更をすることが困難な場合がある。例えば、5km等、比較的手前で案内する場合でも、案内がされた時点で車線変更をすることは適切ではない場合もある。
上述した実施形態によれば、車両の車線変更が容易なタイミングが検出されると、前記車両が走行している路線から外れるための道路の方向の案内を出力させる。これにより、より適切に案内を行うことができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、情報処理装置10の各機能部は、例えば1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。この場合、地図データ111は、外部のサーバ等から取得してもよい。情報処理装置10は、スマートフォン等の端末からの要求に応じて、当該端末を介して経路案内を行うサーバ装置であってもよい。この場合、情報処理装置10は、端末にて取得された現在の位置情報を、車両の位置情報として用い、案内の音声や表示を端末のスピーカや画面に出力させればよい。また、情報処理装置10は、車載ナビゲーション装置やスマートフォン等の端末に、プログラムをインストールすることにより実現してもよい。
10 情報処理装置
11 記憶部
111 地図データ
12 受付部
13 検出部
14 制御部
15 出力部

Claims (10)

  1. 車両の車線変更が容易なタイミングが検出されると、前記車両が走行している路線から外れるための道路の方向の案内を出力させる制御部を有する情報処理装置。
  2. 前記タイミングは、前記車両が高速道路に入る際、及び前記車両が複数の高速道路を接続するジャンクションを通過する際の少なくとも一つを含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記車両が走行している路線から外れるための道路は、インターチェンジの出口への道路、サービスエリアへの道路、パーキングエリアへの道路、及び他の高速道路の路線への道路の少なくとも一つを含む、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、複数の高速道路を接続するジャンクションを前記車両が通過する際に、
    前記車両が走行している車線が目的地までの経路を走行するための車線に含まれていない場合、前記車両が走行している車線に対して他の路線からの合流がある場合、及び前記車両が走行している車線が他の路線に合流する場合の少なくとも一つの場合に、前記車両が走行している路線から外れるための道路の方向の案内を出力させる、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記車両が走行している道路の交通量、及び当該道路を走行している車両の速度の少なくとも一つに基づいて、前記タイミングを検出する、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記車両が走行している路線から外れるための道路の方向に対する最寄りの車線の交通量、及び当該車線を走行している車両の速度の少なくとも一つに基づいて、前記タイミングを検出する、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記車両と、前記車両が走行している路線から外れるための道路の方向に対する最寄りの車線を走行している他の車両との距離と、前記車両または前記他の車両の速度との少なくとも一つに基づいて、前記タイミングを検出する、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記車両が走行している車線が、前記車両が走行している路線から外れるための道路に対する最寄りの車線でない場合、前記車両が走行している路線から外れるための道路の方向の案内を出力させる、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置が、
    車両の車線変更が容易なタイミングが検出されると、前記車両が走行している路線から外れるための道路の方向の案内を出力させる処理を実行する情報処理方法。
  10. 情報処理装置に、
    車両の車線変更が容易なタイミングが検出されると、前記車両が走行している路線から外れるための道路の方向の案内を出力させる処理を実行させるプログラム。
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