JP2019102476A - 研磨液組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
所定の糖類化合物(成分B)が窒化珪素膜に吸着し、単結晶粉砕セリア粒子(成分A)と窒化珪素膜との直接接触を阻害し、窒化珪素膜の加水分解を抑制するため、酸化珪素膜の研磨速度を確保しつつ、窒化珪素膜の研磨速度を抑制できると考えられる。
ただし、本開示はこれらのメカニズムに限定して解釈されなくてもよい。
本開示の研磨液組成物に含まれる単結晶粉砕セリア粒子(成分A)は、一又は複数の実施形態において、有機酸の存在下でセリア粒子を湿式粉砕して得られる単結晶粉砕セリア粒子である。成分Aは、1種類の単結晶粉砕セリア粒子であってもよいし、2種以上の単結晶粉砕セリア粒子の組合せであってもよい。
本開示の研磨液組成物に含まれる糖類化合物(成分B)は、酸化珪素膜の研磨速度確保、及び窒化珪素膜の研磨速度抑制の観点から、グルコース、ガラクトース、及び、グルコース又はガラクトースがグリコシド結合した化合物から選ばれる少なくとも1種の糖類化合物である。グルコース又はガラクトースがグリコシド結合した化合物としては、一又は複数の実施形態において、グルコース及びガラクトースの少なくとも一方に由来する構成単位を含む化合物が挙げられる。グルコース又はガラクトースがグリコシド結合した化合物としては、一又は複数の実施形態において、複数個(少なくとも2個以上)の単糖がグリコシド結合した化合物であって、該化合物を構成する複数個の単糖のうちの少なくとも1つがグルコース又はガラクトースである化合物が挙げられる。
グルコースは、α−グルコースでもよいし、β−グルコースでもよい。例えば、α−グルコースがグリコシド結合した化合物としては、下記式(I)で表される構成単位及び下記式(II)で表される構成単位の少なくとも一方を含む糖類化合物が挙げられる。成分Bは、1種類の糖類化合物であってもよいし、2種以上の糖類化合物の組合せであってもよい。
成分Bの単糖としては、例えば、グルコース、ガラクトースが挙げられる。
成分Bの二糖としては、例えば、ラクトース[構成:グルコース+ガラクトース]、イソマルツロース[構成:グルコース+フルクトース]、スクロース[構成:グルコース+フルクトース]等が挙げられる。イソマルツロースの具体例としては、例えば、三井製糖社製の商品名「パラチノース」等が挙げられる。
成分Bの三糖としては、例えば、ラフィノース[構成:グルコース+ガラクトース+フルクトース]等が挙げられる。
成分Bの四糖としては、例えば、アカルボース、スタキオースが挙げられる。
成分Bのオリゴ糖としては、例えば、構成単位がグルコースのみであるオリゴ糖が挙げられ、具体的には、ゲンチオオリゴ糖等が挙げられる。ゲンチオオリゴ糖の具体例としては、例えば、日本食品化工社製の商品名「ゲントース♯45」等が挙げられる。
成分Bの多糖としては、例えば、ポリデキストロース等が挙げられる。ポリデキストロースは、例えば、グルコースとソルビトールとクエン酸を89:10:1で加熱して製造されうる。ポリデキストロースの具体例としては、例えば、ダニスコ社製の商品名「ライテスIII」、「ライテスパウダー」、「ライテスII」、「ライテスウルトラ」、「ライテスファイバーHF」;テート&ライル社製の商品名「スターライトIII」、「スターライトエリート」、「プロミター85」;太陽化学社製の商品名「サンファイバー」;等が挙げられる。
検出器:ショーデックスRI SE−61示差屈折率検出器
カラム:東ソー株式会社製の「TSKgel α−M」と「TSKgel α−M」を直列につないだものを使用した。
溶離液:50mmoL/LiBr水溶液
カラム温度:40℃
流速:1.0mL/min
標準ポリマー:分子量が既知の単分散プルラン(Shodex社製のSTD−Pシリーズ)
本開示の研磨液組成物は、媒体として水を含有する。該水は、半導体基板の品質向上の観点から、イオン交換水、蒸留水、超純水等の水からなるとより好ましい。本開示の研磨液組成物における水の含有量は、成分A、成分B、水及び後述する任意成分の合計含有量を100質量%とすると、成分A、成分B及び後述する任意成分を除いた残余とすることができる。
<有機酸(成分C)>
本開示の研磨液組成物は、有機酸(以下、「成分C」ともいう)がさらに配合されたものであってもよい。本開示の研磨液組成物に成分Cがさらに配合された場合、研磨後の基板表面の平坦性を向上できる。具体的には、表面に凹凸を有する被研磨膜が形成された半導体基板(以下、「パターン基板」ともいう。)を研磨したときに、研磨時間を短縮できる。すなわち、パターン基板の平坦化速度を向上できる。さらに、凸部(アクティブ部)の酸化珪素膜が研磨された後に露出する窒化珪素膜の研磨も抑制することができる(オーバーポリッシュ耐性)。
ここで、オーバーポリッシュ耐性について説明する。一般的に、シャロートレンチ素子分離構造の形成工程において、凸部(アクティブ部)の酸化珪素膜を完全に除去するためオーバーポリッシュを行うことがある。その際、酸化珪素膜の除去後に露出するストップ膜である窒化珪素膜を研磨することになるが、オーバーポリッシュ時における窒化珪素膜の研磨が抑制されていることが望ましく、これをオーバーポリッシュ耐性という。
本開示の研磨液組成物は、必要に応じてその他の成分を含有することができる。その他の成分としては、pH調整剤、界面活性剤、成分B以外の糖類化合物、増粘剤、分散剤、防錆剤、塩基性物質、研磨速度向上剤等が挙げられる。前記その他の成分は、本開示の効果を損なわない範囲で研磨液組成物に配合されることが好ましく、本開示の研磨液組成物中のその他の成分の含有量は、研磨速度確保の観点から、0.001質量%以上が好ましく、0.0025質量%以上がより好ましく、0.01質量%以上が更に好ましく、研磨選択性向上の観点から、1質量%以下が好ましく、0.5質量%以下がより好ましく、0.1質量%以下が更に好ましい。より具体的には、その他の成分の含有量は、0.001質量%以上1質量%以下が好ましく、0.0025質量%以上0.5質量%以下がより好ましく、0.01質量%以上0.1質量%以下が更に好ましい。
本開示の研磨液組成物は、成分A及び水を含むスラリー、成分B、並びに、所望により成分C及びその他の成分を公知の方法で配合する工程を含む製造方法によって製造できる。例えば、本開示の研磨液組成物は、少なくとも成分A、成分B及び水を配合してなるものとすることができる。成分Aが複数種類の単結晶粉砕セリア粒子の組合せである場合、成分Aは、複数種類の単結晶粉砕セリア粒子をそれぞれ配合することにより得ることができる。成分Bが複数種類の糖類化合物の組合せである場合、成分Bは、複数種類の糖類化合物をそれぞれ配合することにより得ることができる。
本開示の研磨液組成物を用いて研磨される被研磨膜としては、例えば、酸化珪素膜が挙げられる。したがって、本開示の研磨液組成物は、一実施形態において、半導体基板の素子分離構造を形成する工程で行われる酸化珪素膜の研磨に好適に使用できる。
本開示は、研磨液組成物を製造するためのキットであって、成分Aを含有する分散液が容器に収納された成分A分散液、及び、前記成分A分散液とは別の容器に収納された成分Bを含む、研磨液キット(以下、「本開示の研磨液キット」ともいう)に関する。本開示の研磨液キットによれば、酸化珪素膜の研磨速度を確保しつつ、窒化珪素膜の研磨速度を抑制できる研磨液組成物が得られうる。
本開示は、本開示の研磨液組成物を用いて被研磨基板を研磨する研磨工程(以下、「本開示の研磨液組成物を用いた研磨工程」ともいう)を含む、半導体基板の製造方法(以下、「本開示の半導体基板の製造方法」ともいう。)に関する。本開示の半導体基板の製造方法によれば、研磨工程において酸化珪素膜の研磨速度を確保しつつ、窒化珪素膜の研磨速度の抑制が可能となるため、基板品質が向上した半導体基板を効率よく製造できるという効果が奏されうる。
本開示は、本開示の研磨液組成物を用いて被研磨基板を研磨する研磨工程を含む、基板の研磨方法(以下、本開示の研磨方法ともいう)に関する。
<1> 単結晶酸化セリウム粉砕粒子(成分A)と、糖類化合物(成分B)と、水と、を含み、
成分Aは、結晶子径が5nm以上40nm以下であり、
成分Bは、グルコース、ガラクトース、及び、グルコース又はガラクトースがグリコシド結合した化合物から選ばれる少なくとも1種である、半導体基板用研磨液組成物。
成分Aは、有機酸の存在下で酸化セリウム粒子を湿式粉砕して得られる粒子であり、
成分Bは、グルコース、ガラクトース、及び、グルコース又はガラクトースがグリコシド結合した化合物から選ばれる少なくとも1種である、半導体基板用研磨液組成物。
<3> 前記有機酸が、ピコリン酸、及びグルタミン酸から選ばれる少なくとも1種である、<2>に記載の研磨液組成物。
<4> 成分Aの結晶子径は、5nm以上が好ましく、10nm以上がより好ましく、15nm以上がより好ましい、<1>から<3>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<5> 成分Aの結晶子径は、40nm以下が好ましく、30nm以下がより好ましく、25nm以下が更に好ましい、<1>から<4>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<6> 成分Aの結晶子径は、5nm以上40nm以下が好ましく、10nm以上30nm以下がより好ましく、15nm以上25nm以下が更に好ましい、<1>から<5>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<7> 成分AのBET粒径は、5nm以上が好ましく、10nm以上がより好ましく、15nm以上がより好ましい、<1>から<6>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<8> 成分AのBET粒径は、40nm以下が好ましく、30nm以下がより好ましく、25nm以下が更に好ましい、<1>から<7>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<9> 成分AのBET粒径は、5nm以上40nm以下が好ましく、10nm以上30nm以下がより好ましく、15nm以上25nm以下が更に好ましい、<1>から<8>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<10> 成分Aの結晶子径に対する成分AのBET粒径の比率(BET粒径/結晶子径)は、0.8以上が好ましく、0.9以上がより好ましく、0.95以上が更に好ましい、<1>から<9>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<11> 比率(BET粒径/結晶子径)は、1.5以下が好ましく、1.3以下がより好ましく、1.1以下が更に好ましい、<1>から<10>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<12> 比率(BET粒径/結晶子径)は、0.8以上1.5以下が好ましく、0.9以上1.3以下がより好ましく、0.95以上1.1以下が更に好ましい、<1>から<11>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<13> 成分AのDLS粒径は、25nm以上が好ましく、30nm以上がより好ましく、40nm以上が更に好ましい、<1>から<12>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<14> 成分AのDLS粒径は、150nm以下が好ましく、130nm以下がより好ましく、110nm以下が更に好ましい、<1>から<13>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<15> 成分AのDLS粒径は、25nm以上150nm以下が好ましく、30nm以上130nm以下がより好ましく、40nm以上110nm以下が更に好ましい、<1>から<14>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<16> 成分Aの含有量は、0.05質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましく、0.15質量%以上がより好ましい、<1>から<15>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<17> 成分Aの含有量は、10質量%以下が好ましく、5質量%以下がより好ましく、3質量%以下がより好ましく、1質量%以下が更により好ましい、<1>から<16>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<18> 成分Aの含有量は、0.05質量%以上10質量%以下が好ましく、0.1質量%以上5質量%以下がより好ましく、0.15質量%以上3質量%以下が更に好ましい、<1>から<17>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<19> 成分Bは、単糖、二糖、三糖、四糖、オリゴ糖、及び多糖から選ばれる少なくとも1種である、<1>から<18>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<20> 成分Bの重量平均分子量は、400以上が好ましく、800以上がより好ましく、850以上が更に好ましく、900以上が更に好ましい、<1>から<19>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<21> 成分Bの重量平均分子量は、2800以下が好ましく、2500以下がより好ましく、2300以下が更に好ましい、<1>又は<20>に記載の研磨液組成物。
<22> 成分Bの重量平均分子量は、400以上2800以下が好ましく、800以上2500以下がより好ましく、850以上2300以下が更に好ましく、900以上2300以下が更に好ましい、<1>から<21>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<23> 成分Bの構成単位が、グルコースのみである、<1>から<22>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<24> 成分Bが、グルコース、ガラクトース、ラクトース、スクロース、イソマルツロース、ラフィノース、ゲンチオオリゴ糖及びポリデキストロースから選ばれる少なくとも1種である、<1>から<23>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<25> 成分Bの含有量は、0.1質量%以上が好ましく、0.3質量%以上がより好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、0.8質量%以上が更に好ましい、<1>から<24>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<26> 成分Bの含有量は、4質量%以下が好ましく、2質量%以下がより好ましく、1.5質量%以下が更に好ましい、<1>から<25>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<27> 成分Bの含有量は、0.1質量%以上4質量%以下が好ましく、0.3質量%以上2質量%以下がより好ましく、0.5質量%以上1.5質量%以下が更に好ましく、0.8質量%以上1.5質量%以下が更に好ましい、<1>から<26>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<28> 成分Aに対する成分Bの質量比B/Aは、0.01以上が好ましく、0.1以上がより好ましく、0.8以上がより好ましく、1以上が更に好ましく、3以上が更に好ましく、5以上が更に好ましく、<1>から<27>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<29> 成分Aに対する成分Bの質量比B/Aは、80以下が好ましく、30以下が好ましく、15以下がより好ましく、10以下が更に好ましい、<1>から<28>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<30> 質量比B/Aは、0.01以上80以下が好ましく、0.1以上30以下がより好ましく、0.8以上15以下が更に好ましく、1以上10以下が更に好ましく、3以上10以下が更に好ましく、5以上10以下が更に好ましい、<1>から<29>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<31> 有機酸(成分C)がさらに配合された、<1>から<30>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<32> 成分Cは、ピコリン酸、及びグルタミン酸から選ばれる少なくとも1種である、<31>に記載の研磨液組成物。
<33> 成分Cの含有量は、0.01質量%以上が好ましく、0.03質量%以上がより好ましく、0.05質量%以上が更に好ましい、<31>又は<32>に記載の研磨液組成物。
<34> 成分Cの含有量は、0.5質量%以下が好ましく、0.3質量%以下がより好ましく、0.2質量%以下が更に好ましい、<31>から<33>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<35> 成分Cの含有量は、0.01質量%以上0.5質量%以下が好ましく、0.03質量%以上0.3質量%以下がより好ましく、0.05質量%以上0.2質量%以下が更に好ましい、<31>から<34>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<36> 成分Aに対する成分Cの質量比C/Aは、0.001以上が好ましく、0.1以上がより好ましく、0.3以上がより好ましく、0.5以上が更に好ましい、<31>から<35>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<37> 成分Aに対する成分Cの質量比C/Aは、10以下が好ましく、5以下がより好ましく、1以下が更に好ましい、<31>から<36>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<38> 質量比C/Aは、0.001以上10以下が好ましく、0.1以上5以下がより好ましく、0.3以上1以下が更に好ましく、0.5以上1以下が更に好ましい、<31>から<37>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<39> pHは、4以上が好ましく、5以上が好ましく、5.3以上が好ましく、5.5以上がより好ましく、5.7以上が更に好ましい、<1>から<38>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<40> pHは、9以下が好ましく、8.5以下がより好ましく、8以下がより好ましく、7.5以下がより好ましく、7以下がより好ましく、6.5以下が更に好ましい、<1>から<39>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<41> pHは、4以上9以下が好ましく、5以上8.5以下がより好ましく、5.3以上8以下が更に好ましく、5.5以上7.5以下が更に好ましく、5.7以上7以下が更に好ましく、5.7以上6.5以下が更に好ましい。<1>から<40>のいずれかに記載の研磨液組成物。
<42> 単結晶酸化セリウム粉砕粒子(成分A)と、糖類化合物(成分B)と、水とを配合する配合工程を含み、
成分Bは、グルコース、ガラクトース、及び、グルコース又はガラクトースがグリコシド結合した化合物から選ばれる少なくとも1種である、半導体基板用研磨液組成物の製造方法。
<43> 前記配合工程の前に、有機酸の存在下で酸化セリウム粒子を湿式粉砕して単結晶酸化セリウム粉砕粒子(成分A)を得る工程をさらに含む、<42>に記載の半導体基板用研磨液組成物の製造方法。
<44> 前記配合工程は、有機酸(成分C)をさらに配合する工程を含む、<42>又は<43>に記載の半導体基板用研磨液組成物の製造方法。
<45> <1>から<41>のいずれかに記載の研磨液組成物を用いて被研磨基板を研磨する研磨工程を含む、半導体基板の製造方法。
<46> <1>から<41>のいずれかに記載の研磨液組成物を用いて被研磨基板を研磨する研磨工程を含む、基板の研磨方法。
セリア砥粒A1〜A5(成分A、非成分A)、糖類化合物(成分B)、有機酸(成分C)、及び水を混合して実施例1〜19及び比較例1〜5の研磨液組成物を得た。研磨液組成物中の各成分の含有量、及び研磨液組成物のpHを表1に示す。研磨液組成物のpHは、1規定のアンモニア水溶液を用いて調整した。
<セリア砥粒(成分A、非成分A)>
A1〜A2:セリア粒子を表1に示す有機酸の存在下で湿式粉砕して得られた単結晶粉砕セリア粒子(成分A)
A3:多結晶粉砕セリア粒子[昭和電工社製の「GPL−C1010」](非成分A)
A4:単結晶コロイダルセリア粒子[ソルベイ・スペシャルケム・ジャパン社製の「ZENUS HC-30」](非成分A)
A5:多結晶コロイダルセリア粒子[ソルベイ・スペシャルケム・ジャパン社製の「ZENUS HC-60」](非成分A)
<糖類化合物(成分B)>
グルコース[単糖]
ガラクトース[単糖]
ラクトース[二糖、構成:グルコース+ガラクトース]
スクロース[二糖、構成:グルコース+フルクトース]
イソマルツロース[二糖、構成:グルコース+フルクトース、三井製糖社製の「パラチノース」]
ラフィノース[三糖、構成:グルコース+ガラクトース+フルクトース]
ゲンチオオリゴ糖[オリゴ糖、構成単位:グルコースのみ、重量平均分子量430、日本食品化工社製の「ゲントース#45」]
ポリデキストロース[多糖、構成:グルコースとソルビトールとクエン酸とを混合し重合させたもの、重量平均分子量1400、デュポン社製の「ライテスII」]
<有機酸(成分C)>
ピコリン酸
グルタミン酸
(1)研磨液組成物のpH
研磨液組成物の25℃におけるpH値は、pHメータ(東亜電波工業社製、「HM−30G」)を用いて測定した値であり、pHメータの電極を研磨液組成物へ浸漬して1分後の数値である。
セリア砥粒の粉体を粉末X線回折測定にかけ、29〜30°付近に出現するセリアの(111)面のピークの半値幅、回折角度を用い、シェラー式よりセリア砥粒の結晶子径(nm)を算出した。
シェラー式:結晶子径(Å)=K×λ/(β×cosθ)
K:シェラー定数、λ:X線の波長=1.54056Å、β:半値幅、θ:回折角2θ/θ
セリア砥粒の平均一次粒径(nm)は、下記窒素吸着(BET)法によって得られるBET比表面積S(m2/g)を用い、セリア粒子の真密度を7.2g/cm3として算出した。
セリア砥粒をイオン交換水に分散させたセリア砥粒分散液を120℃で3時間熱風乾燥した後、メノウ乳鉢で細かく粉砕しサンプルを得た。測定直前に120℃の雰囲気下で15分間乾燥した後、比表面積測定装置(マイクロメリティック自動比表面積測定装置「フローソーブIII2305」、島津製作所製)を用いてBET法によりセリア砥粒(成分A、非成分A)のBET比表面積S(m2/g)を測定した。
[試験片の作成]
<ブランケット基板>
シリコンウェーハの片面に、TEOS−プラズマCVD法で厚さ2000nmの酸化珪素膜(ブランケット膜)を形成したものから、40mm×40mmの正方形片を切り出し、酸化珪素膜試験片(ブランケット基板)を得た。
同様に、シリコンウェーハの片面に、CVD法で厚さ700nmの窒化珪素膜(ブランケット膜)を形成したものから、40mm×40mmの正方形片を切り出し、窒化珪素膜試験片(ブランケット基板)を得た。
<パターン基板>
評価用サンプルとして、アドバンテック社製のCMP特性評価用ウエハ(商品名:STI MIT 864、直径200mm)を用意した。評価用サンプルは、シリコン基板とその上に配置された厚み150nmの窒化珪素膜を備える。窒化珪素膜はCVD法により形成されている。この積層体には、深さ350nm(150nm+200nm)の溝が形成されている。窒化珪素膜上には、厚み450nmの酸化珪素膜(以下、「P−TEOS膜」という)が配置されている。P−TEOS膜はテトラエトキシシラン(TEOS)を用いるプラズマCVD法により形成されている。このP−TEOS膜は、その平面が61個の領域(20mm×20mm)に分割されており、各領域は、さらに25個の小領域(4mm×4mm)に分割されている。尚、評価用の試験片として、20mm×20mmの領域を2つ含むような40mm×40mmの正方形片を切り出したものを準備した。さらに小領域は、10%〜100%の範囲の密度を有する100μmピッチ及び1〜1000μmの範囲のピッチを有する50%密度を有するものであった。ここで、50%密度とは、空間幅/(空間幅+ライン幅)×100%=50%である、反復構造の配列中の空間と定義される。たとえば、空間幅+ライン幅=1000ミクロンであるならば、50%密度は500ミクロンの幅を有する。
研磨装置として、定盤径380mmのテクノライズ製「TR15M−TRK1」を用いた。また、研磨パッドとしては、ニッタ・ハース社製の硬質ウレタンパッド「IC−1000/Suba400」を用いた。前記研磨装置の定盤に、前記研磨パッドを貼り付けた。前記試験片をホルダーにセットし、試験片の酸化珪素膜を形成した面が下になるように(酸化珪素膜が研磨パッドに面するように)ホルダーを研磨パッドに載せた。さらに、試験片にかかる荷重が300g重/cm2となるように、錘をホルダーに載せた。研磨パッドを貼り付けた定盤の中心に、研磨液組成物を50mL/分の速度で滴下しながら、定盤及びホルダーのそれぞれを同じ回転方向に100r/分で1分間回転させて、酸化珪素膜試験片の研磨を行った。研磨後、超純水を用いて洗浄し、乾燥して、酸化珪素膜試験片を後述の光干渉式膜厚測定装置による測定対象とした。
酸化珪素膜の研磨速度(Å/分)
=[研磨前の酸化珪素膜厚さ(Å)−研磨後の酸化珪素膜厚さ(Å)]/研磨時間(分)
試験片として酸化珪素膜試験片の代わりに窒化珪素膜試験片を用いること以外は、前記[酸化珪素膜の研磨速度の測定]と同様に、窒化珪素膜の研磨及び膜厚の測定を行った。窒化珪素膜の研磨速度は下記式により算出した。結果は、比較例1を100とした相対値を表1に示した。
窒化珪素膜の研磨速度(Å/分)
=[研磨前の窒化珪素膜厚さ(Å)−研磨後の窒化珪素膜厚さ(Å)]/研磨時間(分)
窒化珪素膜の研磨速度に対する酸化珪素膜の研磨速度の比を研磨速度比とし、下記式により算出し、下記表1に示した。研磨速度比の値が大きいほど、研磨選択性が高いことを示す。
研磨速度比=酸化珪素膜の研磨速度(Å/分)/窒化珪素膜の研磨速度(Å/分)
パターン基板を用いたこと以外は、上記ブランケット基板と同様の条件で研磨し、表面の凹凸の段差が無くなるまでの研磨速度を求めた。表1では、凹部と凸部のパターン線幅がそれぞれ100μmであるパターン部における研磨速度について比較例1を100とした相対値を示す。数値が高いほど、パターン基板の平坦化速度が良好であることを示す。
研磨後のパターン基板をさらにオーバーポリッシュ(研磨時間20秒)を行い、オーバーポリッシュ時における研磨速度を求めた。表1では、比較例1を100とした相対値を示す。数値が低いほど、オーバーポリッシュ耐性に優れていることを示す。
Claims (14)
- 単結晶酸化セリウム粉砕粒子(成分A)と、糖類化合物(成分B)と、水と、を含み、
成分Aは、結晶子径が5nm以上40nm以下であり、
成分Bは、グルコース、ガラクトース、及び、グルコース又はガラクトースがグリコシド結合した化合物から選ばれる少なくとも1種である、半導体基板用研磨液組成物。 - 単結晶酸化セリウム粉砕粒子(成分A)と、糖類化合物(成分B)と、水と、を含み、
成分Aは、有機酸の存在下で酸化セリウム粒子を湿式粉砕して得られる粒子であり、
成分Bは、グルコース、ガラクトース、及び、グルコース又はガラクトースがグリコシド結合した化合物から選ばれる少なくとも1種である、半導体基板用研磨液組成物。 - 前記成分Aの結晶子径が5nm以上40nm以下である、請求項2に記載の研磨液組成物。
- 成分Aの結晶子径に対するBET粒径の比率[BET粒径(nm)/結晶子径(nm)]が0.8以上1.5以下である、請求項1から3のいずれかに記載の研磨液組成物。
- 前記有機酸が、ピコリン酸及びグルタミン酸から選ばれる少なくとも1種である、請求項2から4のいずれかに記載の研磨液組成物。
- 有機酸(成分C)がさらに配合された、請求項1から5のいずれかに記載の研磨液組成物。
- 前記成分Cは、ピコリン酸及びグルタミン酸から選ばれる少なくとも1種である、請求項6に記載の研磨液組成物。
- 前記成分Bの重量平均分子量が、400以上2800以下である、請求項1から7のいずれかに記載の研磨液組成物。
- pHが4以上9以下である、請求項1から8のいずれかに記載の研磨液組成物。
- 請求項1から9のいずれかに記載の研磨液組成物を用いて被研磨基板を研磨する研磨工程を含む、半導体基板の製造方法。
- 請求項1から9のいずれかに記載の研磨液組成物を用いて被研磨基板を研磨する研磨工程を含む、基板の研磨方法。
- 単結晶酸化セリウム粉砕粒子(成分A)と、糖類化合物(成分B)と、水とを配合する配合工程を含み、
成分Bは、グルコース、ガラクトース、及び、グルコース又はガラクトースがグリコシド結合した化合物から選ばれる少なくとも1種である、半導体基板用研磨液組成物の製造方法。 - 前記配合工程の前に、有機酸の存在下で酸化セリウム粒子を湿式粉砕して単結晶酸化セリウム粉砕粒子(成分A)を得る工程をさらに含む、請求項12に記載の半導体基板用研磨液組成物の製造方法。
- 前記配合工程は、有機酸(成分C)をさらに配合する工程を含む、請求項12又は13に記載の半導体基板用研磨液組成物の製造方法。
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