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JP2018527012A5 - - Google Patents

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JP2018527012A5
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本開示の方法及び組成物の更なる利点は、一部が以下の説明に示され、及び一部がこの説明から理解されることになるか、又は本開示の方法及び組成物の実施によって知ることができる。本開示の方法及び組成物の利点は、特に添付の特許請求の範囲に指摘される要素及び組み合わせを用いて実現及び達成されるであろう。前述の概要及び以下の詳細な説明は両方ともに例示的且つ説明的なものに過ぎず、特許請求されるとおりの本発明を限定するものではないことが理解されるべきである。
特定の実施形態では、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
核酸断片の混合物から1つ以上の核酸断片を選択的にエンリッチする方法であって、
(a)2つ以上のペプチド核酸(PNA)ハイブリダイゼーションプローブの1つ以上のセットを第1の核酸試料に接触させて反応混合物を形成するステップであって、2つ以上のPNAプローブの同じセット中の前記PNAプローブが同じ核酸断片内の異なる配列を標的化するように設計され、2つ以上のPNAプローブの異なるセット中の前記PNAプローブが異なる核酸断片を標的化するように設計され、前記PNAプローブがそれぞれ1つ以上のキャプチャタグを含み、前記PNAプローブの少なくとも1つが、アルファ炭素、ベータ炭素、ガンマ炭素、又はこれらの組み合わせで荷電部分によって誘導体化されている1個以上のペプチド核酸残基と、前記アルファ炭素、ベータ炭素、ガンマ炭素、又はこれらの組み合わせで中性部分によって誘導体化されている1個以上のペプチド核酸残基とを含む、ステップ;
(b)前記PNAプローブによる核酸断片内のその標的配列への標的特異的ストランドインベージョン結合を可能にする条件下で前記反応混合物をインキュベートし、それによりインベージョンPNAプローブ結合核酸断片を形成するステップ;
(c)前記キャプチャタグによって前記PNAプローブ結合核酸断片をキャプチャし、且つ前記キャプチャされたPNAプローブ結合核酸断片から前記反応混合物のキャプチャされなかった成分を取り除くステップ;
(d)前記PNAプローブから前記キャプチャされた核酸断片を溶出させてエンリッチ核酸試料を形成するステップであって、前記第1の核酸試料と比較したとき、前記エンリッチ核酸試料では前記PNAプローブの標的とされる核酸断片がエンリッチされている、ステップ
を含む方法。
(項目2)
前記2つ以上のPNAプローブのセットの少なくとも1つにおける前記PNAプローブが18又は19個のペプチド核酸残基を有し、前記2つ以上のPNAプローブのセットの前記少なくとも1つにおける前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の3個以上5個以下が前記荷電部分によって誘導体化されており、前記荷電部分が、ガンマ−L−リジンPNA、ガンマ−L−チアリジンPNA、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され、前記荷電部分によって誘導体化されていない前記2つ以上のPNAプローブのセットの前記少なくとも1つにおける前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の2個以上6個以下がジエチレングリコールによって誘導体化されており、前記2つ以上のPNAプローブのセットの少なくとも1つにおける前記PNAプローブの前記キャプチャタグがビオチンである、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記PNAプローブの1つ以上において、独立に、荷電部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に荷電部分によって誘導体化されていない1個以上3個以下のペプチド核酸残基がある、項目1又は2に記載の方法。
(項目4)
前記PNAプローブの全てにおいて、独立に、荷電部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に荷電部分によって誘導体化されていない1個以上3個以下のペプチド核酸残基がある、項目1〜3のいずれか一項に記載の方法。
(項目5)
前記PNAプローブの1つ以上において、荷電部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に荷電部分によって誘導体化されていない平均1.0個以上5.0個以下のペプチド核酸残基がある、項目1又は2に記載の方法。
(項目6)
前記PNAプローブの全てにおいて、荷電部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に荷電部分によって誘導体化されていない平均1.0個以上5.0個以下のペプチド核酸残基がある、項目1〜5のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
前記PNAプローブの1つ以上において、独立に、部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に部分によって誘導体化されていない0個以上2個以下のペプチド核酸残基がある、項目1〜6のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
前記PNAプローブの全てにおいて、独立に、部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に部分によって誘導体化されていない0個以上2個以下のペプチド核酸残基がある、項目1〜7のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
前記PNAプローブの1つ以上において、部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に部分によって誘導体化されていない平均0.5個以上1.5個以下のペプチド核酸残基がある、項目1〜8のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
前記PNAプローブの全てにおいて、部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に部分によって誘導体化されていない平均0.5個以上1.5個以下のペプチド核酸残基がある、項目1〜9のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
10個以上26個以下のペプチド核酸残基を含むペプチド核酸(PNA)ハイブリダイゼーションプローブであって、
核酸断片内の配列を標的化するように設計され、
アルファ、ベータ、若しくはガンマ炭素、又はこれらの組み合わせで荷電部分によって誘導体化されている1個以上のペプチド核酸残基と、前記アルファ、ベータ、若しくはガンマ炭素、又はこれらの組み合わせで中性部分によって誘導体化されている1個以上のペプチド核酸残基とを含み、
1つ以上のキャプチャタグを含む、ペプチド核酸(PNA)ハイブリダイゼーションプローブ。
(項目12)
16個以上22個以下のペプチド核酸残基を含む、項目11に記載のPNAプローブ。
(項目13)
18又は19個のペプチド核酸残基を含む、項目11又は12に記載のPNAプローブ。
(項目14)
前記ペプチド核酸残基の3個以上5個以下が前記荷電部分によって誘導体化されており、前記荷電部分が、ガンマ−L−リジンPNA、ガンマ−L−チアリジンPNA、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され、前記荷電部分によって誘導体化されていない前記ペプチド核酸残基の2個以上6個以下がジエチレングリコールによって誘導体化されており、前記キャプチャタグがビオチンである、項目11〜13のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目15)
前記ペプチド核酸残基の4個がガンマ−L−リジンPNAであり、ジエチレングリコールによって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の4個であり、前記キャプチャタグがビオチンである、項目11〜13のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目16)
前記ペプチド核酸残基の4個がガンマ−L−チアリジンPNAであり、ジエチレングリコールによって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の4個であり、前記キャプチャタグがビオチンである、項目11〜13のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目17)
独立に、荷電部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間の荷電部分によって誘導体化されていない1個以上3個以下のペプチド核酸残基である、項目11〜16のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目18)
荷電部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に荷電部分によって誘導体化されていない平均1.8個以上4.0個以下のペプチド核酸残基がある、項目11〜17のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目19)
独立に、部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に部分によって誘導体化されていない0個以上2個以下のペプチド核酸残基がある、項目11〜18のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目20)
部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に部分によって誘導体化されていない平均0.4個以上1.5個以下のペプチド核酸残基がある、項目11〜19のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目21)
あらゆるペプチド核酸残基が部分によって誘導体化されている、項目11〜20のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目22)
(i)前記アルファ炭素、ベータ炭素、ガンマ炭素、又はこれらの組み合わせで荷電部分によって誘導体化されている1個以上のペプチド核酸残基と、(ii)前記アルファ炭素、ベータ炭素、ガンマ炭素、又はこれらの組み合わせで中性部分によって誘導体化されている1個以上のペプチド核酸残基とを含む、項目11〜21のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目23)
前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の15%以上28%以下が荷電部分によって誘導体化されている、項目11〜22のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目24)
前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の2個以上7個以下が荷電部分によって誘導体化されている、項目11〜22のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目25)
前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の3、4、5、又は6個が荷電部分によって誘導体化されている、項目24に記載のPNAプローブ。
(項目26)
前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の4又は5個が荷電部分によって誘導体化されている、項目25に記載のPNAプローブ。
(項目27)
荷電部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に荷電部分によって誘導体化されていない少なくとも2個のペプチド核酸残基がある、項目11〜26のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目28)
前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上が、独立に、前記アルファ、ベータ、若しくはガンマ炭素、又はこれらの組み合わせで前記荷電部分によって誘導体化されている、項目11〜27のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目29)
前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上が前記ガンマ炭素で前記荷電部分によって誘導体化されている、項目11〜28のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目30)
前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てが前記ガンマ炭素で前記荷電部分によって誘導体化されている、項目11〜29のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目31)
前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上がL−又はD−リジンペプチド核酸残基である、項目11〜30のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目32)
前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上がL−チアリジンペプチド核酸残基である、項目11〜31のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目33)
前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てがL−又はD−リジンペプチド核酸残基である、項目11〜31のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目34)
前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てがL−チアリジンペプチド核酸残基である、項目11〜30のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目35)
前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1つ以上がL−リジンペプチド核酸残基である、項目11〜33のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目36)
前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てがL−リジンペプチド核酸残基である、項目11〜31のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目37)
前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の4%以上85%以下が中性部分によって誘導体化されている、項目11〜36のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目38)
前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の4%以上50%以下が中性部分によって誘導体化されている、項目11〜37のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目39)
前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の4%以上35%以下が中性部分によって誘導体化されている、項目11〜38のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目40)
前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の1個以上19個以下が中性部分によって誘導体化されている、項目11〜37のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目41)
前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の1個以上15個以下が中性部分によって誘導体化されている、項目11〜37のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目42)
前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の1個以上10個以下が中性部分によって誘導体化されている、項目11〜37のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目43)
前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の1、2、3、又は4個が中性部分によって誘導体化されている、項目11〜37のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目44)
前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の1又は2個が中性部分によって誘導体化されている、項目11〜37のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目45)
中性部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上が前記アルファ、ベータ、又はガンマ炭素で誘導体化されている、項目11〜44のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目46)
中性部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てが前記アルファ、ベータ、又はガンマ炭素で誘導体化されている、項目11〜45のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目47)
中性部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上が前記ガンマ炭素で誘導体化されている、項目11〜46のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目48)
中性部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てが前記ガンマ炭素で誘導体化されている、項目11〜47のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目49)
前記中性部分の1個以上が短鎖オリゴエチレン部分である、項目11〜48のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目50)
前記中性部分の全てが短鎖オリゴエチレン部分である、項目11〜49のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目51)
前記短鎖オリゴエチレン部分の1個以上がジエチレングリコールである、項目49又は50に記載のPNAプローブ。
(項目52)
前記短鎖オリゴエチレン部分の全てがジエチレングリコールである、項目49〜51のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目53)
前記キャプチャタグがビオチン又はストレプトアビジンである、項目11〜52のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目54)
末端ペプチド核酸残基の少なくとも1つで1個以上のアミノ酸によって誘導体化されている、項目11〜53のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目55)
前記末端ペプチド核酸残基の少なくとも1つで2個以上のリジン残基によって誘導体化されている、項目54に記載のPNAプローブ。
(項目56)
前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の1個以上15個以下が中性部分によって誘導体化されている、項目11〜55のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目57)
1個以上のペプチド核酸残基が前記ペプチド核酸残基の塩基部分として擬似相補的核酸塩基を有する、項目11〜56のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目58)
前記擬似相補的核酸塩基が、プソイドウリジン(5−リボシルウラシル);7−デアザ−2’−デオキシグアノシン;2,6−ジアミノプリン−2’−デオキシリボシド;N4−エチル−2’−デオキシシチジン;2−チオチミジン;2−アミノアデニン;2−アミノプリン−リボシド;2,6−ジアミノプリン−リボシド;2’−デオキシイソグアノシン;及び5−ヒドロキシメチル−2’−デオキシシチジンからなる群から独立に選択される、項目57に記載のPNAプローブ。
(項目59)
6番染色体のMHC領域に位置するヒトゲノムDNA内の配列を標的化する、項目11〜58のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目60)
1つ以上の疾患若しくは病態に関連するか、又は1つ以上の疾患若しくは病態の発症と既知の相関を有するヒトゲノムDNA内の配列を標的化し、前記疾患又は病態が、自己免疫疾患、糖尿病、及びメタボリックシンドローム、並びに癌からなる群から選択される、項目11〜58のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目61)
自己免疫疾患の疾患リスクに関連する複数のエンハンサーエレメントにマッピングされる異なる位置にあるヒトゲノムDNA内の配列を標的化する、項目11〜58のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目62)
糖尿病及びメタボリックシンドロームの疾患リスクに関連する複数のエンハンサーエレメントにマッピングされる異なる位置にあるヒトゲノムDNA内の配列を標的化する、項目11〜58のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目63)
異なる白血球サブセットの分化に関連する複数のエンハンサーエレメントにマッピングされる異なる位置にあるヒトゲノムDNA内の配列を標的化する、項目11〜58のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目64)
ヒトミトコンドリアDNA内の配列を標的化する、項目11〜58のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目65)
イヌミトコンドリアDNA内の配列を標的化する、項目11〜58のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目66)
細菌、古細菌、真菌、原虫、又はこれらの混合物からなる群から選択される1つ以上の寄生虫のゲノムDNA内の配列を標的化する、項目11〜58のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
(項目67)
前記寄生虫が、ヒト口腔、ヒト気道、ヒト泌尿生殖器管、ヒト血液、又はヒト糞便に存在する細菌の1つ以上の種である、項目66に記載のPNAプローブ。
(項目68)
2つ以上のPNAプローブのセットであって、前記PNAプローブの少なくとも1つが項目11〜67のいずれか一項に記載のPNAプローブであり、2つ以上のPNAプローブの同じセット中の前記PNAプローブが同じ核酸断片内の異なる配列を標的化するように設計され、2つ以上のPNAプローブの異なるセット中の前記PNAプローブが異なる核酸断片を標的化するように設計される、セット。
(項目69)
前記PNAプローブの全てが、独立に、項目11〜49のいずれか一項に記載のPNAプローブである、項目68に記載のセット。
(項目70)
前記PNAプローブの少なくとも1つが、(i)アルファ炭素、ベータ炭素、ガンマ炭素、若しくはこれらの組み合わせで荷電部分によって誘導体化されている1個以上のペプチド核酸残基、(ii)前記アルファ炭素、ベータ炭素、ガンマ炭素、若しくはこれらの組み合わせで中性部分によって誘導体化されている1個以上のペプチド核酸残基、又は(iii)これらの組み合わせを含む、項目68又は69に記載のセット。
(項目71)
前記PNAプローブの1つ以上において、独立に、荷電部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に荷電部分によって誘導体化されていない1個以上3個以下のペプチド核酸残基がある、項目68〜70のいずれか一項に記載のセット。
(項目72)
前記PNAプローブの全てにおいて、独立に、荷電部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に荷電部分によって誘導体化されていない1個以上3個以下のペプチド核酸残基がある、項目68〜71のいずれか一項に記載のセット。
(項目73)
前記PNAプローブの1つ以上において、荷電部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に荷電部分によって誘導体化されていない平均1.0個以上5.0個以下のペプチド核酸残基がある、項目68〜72のいずれか一項に記載のセット。
(項目74)
前記PNAプローブの全てにおいて、荷電部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に荷電部分によって誘導体化されていない平均1.0個以上5.0個以下のペプチド核酸残基がある、項目68〜73のいずれか一項に記載のセット。
(項目75)
前記PNAプローブの1つ以上において、独立に、部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に部分によって誘導体化されていない0個以上2個以下のペプチド核酸残基がある、項目68〜74のいずれか一項に記載のセット。
(項目76)
前記PNAプローブの全てにおいて、独立に、部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に部分によって誘導体化されていない0個以上2個以下のペプチド核酸残基がある、項目68〜75のいずれか一項に記載のセット。
(項目77)
前記PNAプローブの1つ以上において、部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に部分によって誘導体化されていない平均0.5個以上1.5個以下のペプチド核酸残基がある、項目68〜76のいずれか一項に記載のセット。
(項目78)
前記PNAプローブの全てにおいて、部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に部分によって誘導体化されていない平均0.5個以上1.5個以下のペプチド核酸残基がある、項目68〜77のいずれか一項に記載のセット。
(項目79)
前記PNAプローブの1つ以上が、独立に、前記アルファ、ベータ、又はガンマ炭素で前記荷電部分によって独立に誘導体化されている2個以上6個以下のペプチド核酸残基を含む、項目68〜78のいずれか一項に記載のセット。
(項目80)
前記PNAプローブの1つ以上が、独立に、前記アルファ、ベータ、又はガンマ炭素で前記荷電部分によって独立に誘導体化されている3個以上5個以下のペプチド核酸残基を含む、項目68〜78のいずれか一項に記載のセット。
(項目81)
前記PNAプローブの全てが、独立に、前記アルファ、ベータ、又はガンマ炭素で前記荷電部分によって独立に誘導体化されている2個以上6個以下のペプチド核酸残基を含む、項目68〜79のいずれか一項に記載のセット。
(項目82)
前記PNAプローブの全てが、独立に、前記アルファ、ベータ、又はガンマ炭素で前記荷電部分によって独立に誘導体化されている3個以上5個以下のペプチド核酸残基を含む、項目68〜81のいずれか一項に記載のセット。
(項目83)
独立に、前記PNAプローブの1つ以上において、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上が前記ガンマ炭素で前記荷電部分によって誘導体化されている、項目68〜82のいずれか一項に記載のセット。
(項目84)
前記PNAプローブの1つ以上において、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てが前記ガンマ炭素で前記荷電部分によって誘導体化されている、項目68〜83のいずれか一項に記載のセット。
(項目85)
前記PNAプローブの全てにおいて、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上が前記ガンマ炭素で前記荷電部分によって誘導体化されている、項目68〜84のいずれか一項に記載のセット。
(項目86)
前記PNAプローブの全てにおいて、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てが前記ガンマ炭素で前記荷電部分によって誘導体化されている、項目68〜85のいずれか一項に記載のセット。
(項目87)
前記PNAプローブの1つ以上において、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上がL−又はD−リジンペプチド核酸残基である、項目68〜86のいずれか一項に記載のセット。
(項目88)
前記PNAプローブの1つ以上において、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上がL−チアリジンペプチド核酸残基である、項目68〜87のいずれか一項に記載のセット。
(項目89)
前記PNAプローブの1つ以上において、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てがL−又はD−リジンペプチド核酸残基である、項目68〜87のいずれか一項に記載のセット。
(項目90)
前記PNAプローブの1つ以上において、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てがL−チアリジンペプチド核酸残基である、項目68〜86のいずれか一項に記載のセット。
(項目91)
前記PNAプローブの1つ以上において、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上がL−リジンペプチド核酸残基である、項目68〜89のいずれか一項に記載のセット。
(項目92)
前記PNAプローブの1つ以上において、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てがL−リジンペプチド核酸残基である、項目68〜87、89、又は91のいずれか一項に記載のセット。
(項目93)
前記PNAプローブの全てにおいて、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上がL−又はD−リジンペプチド核酸残基である、項目68〜86のいずれか一項に記載のセット。
(項目94)
前記PNAプローブの全てにおいて、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上がL−チアリジンペプチド核酸残基である、項目68〜86又は93のいずれか一項に記載のセット。
(項目95)
前記PNAプローブの全てにおいて、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てがL−又はD−リジンペプチド核酸残基である、項目68〜86又は93のいずれか一項に記載のセット。
(項目96)
前記PNAプローブの全てにおいて、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てがL−チアリジンペプチド核酸残基である、項目68〜86のいずれか一項に記載のセット。
(項目97)
前記PNAプローブの全てにおいて、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上がL−リジンペプチド核酸残基である、項目68〜86又は93〜95のいずれか一項に記載のセット。
(項目98)
前記PNAプローブの全てにおいて、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てがL−リジンペプチド核酸残基である、項目68〜86、93、95、又は97のいずれか一項に記載のセット。
(項目99)
前記PNAプローブの1つ以上が、独立に、前記アルファ、ベータ、又はガンマ炭素で短鎖オリゴエチレン部分によって誘導体化されている1個以上のペプチド核酸残基を含む、項目68〜98のいずれか一項に記載のセット。
(項目100)
前記PNAプローブの1つ以上が、独立に、前記アルファ、ベータ、又はガンマ炭素で前記短鎖オリゴエチレン部分によって独立に誘導体化されている1個以上19個以下のペプチド核酸残基を含む、項目68〜99のいずれか一項に記載のセット。
(項目101)
前記PNAプローブの全てが、独立に、前記アルファ、ベータ、又はガンマ炭素で前記短鎖オリゴエチレン部分によって独立に誘導体化されている1個以上19個以下のペプチド核酸残基を含む、項目99又は100に記載のセット。
(項目102)
独立に、前記PNAプローブの1つ以上において、前記短鎖オリゴエチレン部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上が前記ガンマ炭素で前記短鎖オリゴエチレン部分によって誘導体化されている、項目99〜101のいずれか一項に記載のセット。
(項目103)
前記PNAプローブの1つ以上において、前記短鎖オリゴエチレン部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てが前記ガンマ炭素で前記短鎖オリゴエチレン部分によって誘導体化されている、項目99〜102のいずれか一項に記載のセット。
(項目104)
前記PNAプローブの全てにおいて、前記短鎖オリゴエチレン部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上が前記ガンマ炭素で前記短鎖オリゴエチレン部分によって誘導体化されている、項目99〜103のいずれか一項に記載のセット。
(項目105)
前記PNAプローブの全てにおいて、前記短鎖オリゴエチレン部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てが前記ガンマ炭素で前記短鎖オリゴエチレン部分によって誘導体化されている、項目99〜104のいずれか一項に記載のセット。
(項目106)
前記PNAプローブの1つ以上において、前記短鎖オリゴエチレン部分の1個以上がジエチレングリコールである、項目99〜105のいずれか一項に記載のセット。
(項目107)
前記PNAプローブの1つ以上において、前記短鎖オリゴエチレン部分の全てがジエチレングリコールである、項目99〜106のいずれか一項に記載のセット。
(項目108)
前記PNAプローブの全てにおいて、前記短鎖オリゴエチレン部分の1個以上がジエチレングリコールである、項目99〜107のいずれか一項に記載のセット。
(項目109)
前記PNAプローブの全てにおいて、前記短鎖オリゴエチレン部分の全てがジエチレングリコールである、項目99〜108のいずれか一項に記載のセット。
(項目110)
前記PNAプローブの1つ以上が、独立に、前記ペプチド核酸残基の塩基部分として擬似相補的核酸塩基を有する1個以上のペプチド核酸残基を含む、項目68〜109のいずれか一項に記載のセット。
(項目111)
前記PNAプローブの1つ以上が、独立に、前記ペプチド核酸残基の前記塩基部分として擬似相補的核酸塩基を有する1個以上22個以下のペプチド核酸残基を含む、項目68〜110のいずれか一項に記載のセット。
(項目112)
前記PNAプローブの全てが、独立に、前記ペプチド核酸残基の前記塩基部分として擬似相補的核酸塩基を有する1個以上22個以下のペプチド核酸残基を含む、項目68〜111のいずれか一項に記載のセット。
(項目113)
前記擬似相補的核酸塩基が、プソイドウリジン(5−リボシルウラシル);7−デアザ−2’−デオキシグアノシン;2,6−ジアミノプリン−2’−デオキシリボシド;N4−エチル−2’−デオキシシチジン;2−チオチミジン;2−アミノアデニン;2−アミノプリン−リボシド;2,6−ジアミノプリン−リボシド;2’−デオキシイソグアノシン;及び5−ヒドロキシメチル−2’−デオキシシチジンからなる群から独立に選択される、項目110〜112のいずれか一項に記載のセット。
(項目114)
前記ペプチド核酸残基の前記塩基部分として擬似相補的核酸塩基を有する1個以上のペプチド核酸残基を含む前記PNAプローブの前記1つ以上が、前記1つ以上のPNAプローブのセット中の前記PNAプローブのサブセットである、項目110〜113のいずれか一項に記載のセット。
(項目115)
前記1つ以上のPNAプローブのセット中の前記PNAプローブの前記サブセットが、前記1つ以上のPNAプローブのセット中の他のPNAプローブの1つ以上との相互作用能を有すると予想される前記1つ以上のPNAプローブのセット中の前記PNAプローブのサブセットを含む、項目114に記載のセット。
(項目116)
前記1つ以上のPNAプローブのセット中の前記PNAプローブの前記サブセットが、前記1つ以上のPNAプローブのセット中の他のPNAプローブの1つ以上との相互作用能を有すると予想される前記1つ以上のPNAプローブのセット中の前記PNAプローブのサブセットからなる、項目114に記載のセット。
(項目117)
前記キャプチャタグがビオチン又はストレプトアビジンである、項目68〜116のいずれか一項に記載のセット。
(項目118)
前記PNAプローブの1つ以上が末端ペプチド核酸残基の少なくとも1つで1個以上のアミノ酸によって誘導体化されている、項目68〜117のいずれか一項に記載のセット。
(項目119)
前記PNAプローブの1つ以上が前記末端ペプチド核酸残基の少なくとも1つで2個以上のリジン残基によって誘導体化されている、項目118に記載のセット。
(項目120)
前記PNAプローブが、6番染色体のMHC領域に位置するヒトゲノムDNA内の配列を標的化する、項目68〜119のいずれか一項に記載のセット。
(項目121)
前記PNAプローブが、1つ以上の疾患若しくは病態に関連するか、又は1つ以上の疾患若しくは病態の発症と既知の相関を有するヒトゲノムDNA内の配列を標的化し、前記疾患又は病態が、自己免疫疾患、糖尿病、及びメタボリックシンドローム、並びに癌からなる群から選択される、項目68〜119のいずれか一項に記載のセット。
(項目122)
前記PNAプローブが、自己免疫疾患の疾患リスクに関連する複数のエンハンサーエレメントにマッピングされる異なる位置にあるヒトゲノムDNA内の配列を標的化する、項目68〜119のいずれか一項に記載のセット。
(項目123)
前記PNAプローブが、糖尿病及びメタボリックシンドロームの疾患リスクに関連する複数のエンハンサーエレメントにマッピングされる異なる位置にあるヒトゲノムDNA内の配列を標的化する、項目68〜119のいずれか一項に記載のセット。
(項目124)
前記PNAプローブが、異なる白血球サブセットの分化に関連する複数のエンハンサーエレメントにマッピングされる異なる位置にあるヒトゲノムDNA内の配列を標的化する、項目68〜119のいずれか一項に記載のセット。
(項目125)
前記PNAプローブがヒトミトコンドリアDNA内の配列を標的化する、項目68〜119のいずれか一項に記載のセット。
(項目126)
前記PNAプローブがイヌミトコンドリアDNA内の配列を標的化する、項目68〜119のいずれか一項に記載のセット。
(項目127)
前記PNAプローブが、細菌、古細菌、真菌、原虫、又はこれらの混合物からなる群から選択される1つ以上の寄生虫のゲノムDNA内の配列を標的化する、項目68〜119のいずれか一項に記載のセット。
(項目128)
前記寄生虫が、ヒト口腔、ヒト気道、ヒト泌尿生殖器管、ヒト血液、又はヒト糞便に存在する細菌の1つ以上の種である、項目127に記載のセット。
(項目129)
核酸断片の混合物から1つ以上の核酸断片を選択的にエンリッチする方法であって、
(a)項目68〜128のいずれか一項に記載の2つ以上のPNAプローブの1つ以上のセットを第1の核酸試料に接触させて反応混合物を形成するステップ;
(b)前記PNAプローブによる核酸断片内のその標的配列への標的特異的ストランドインベージョン結合を可能にする条件下で前記反応混合物をインキュベートし、それによりインベージョンPNAプローブ結合核酸断片を形成するステップ;
(c)前記キャプチャタグによって前記PNAプローブ結合核酸断片をキャプチャし、且つ前記キャプチャされたPNAプローブ結合核酸断片から前記反応混合物のキャプチャされなかった成分を取り除くステップ;
(d)前記PNAプローブから前記キャプチャされた核酸断片を溶出させてエンリッチ核酸試料を形成するステップであって、前記第1の核酸試料と比較したとき、前記エンリッチ核酸試料では前記PNAプローブの標的とされる核酸断片がエンリッチされている、ステップ
を含む方法。
(項目130)
前記反応混合物が一本鎖結合タンパク質を更に含む、項目129に記載の方法。
(項目131)
前記第1の核酸試料が高い配列複雑度を有する、項目129又は130に記載の方法。
(項目132)
前記第1の核酸試料が二本鎖DNAを含む、項目129〜131のいずれか一項に記載の方法。
(項目133)
前記二本鎖DNAが完全に変性されたことがないか、又は実質的に変性されたことがない、項目132に記載の方法。
(項目134)
前記第1の核酸試料がゲノムDNAを含む、項目129〜133のいずれか一項に記載の方法。
(項目135)
前記エンリッチ核酸断片が少なくとも2,000塩基対の平均長さを有する、項目129〜134のいずれか一項に記載の方法。
(項目136)
前記エンリッチ核酸断片が少なくとも10,000塩基対の平均長さを有する、項目129〜135のいずれか一項に記載の方法。
(項目137)
前記エンリッチ核酸断片が少なくとも15,000塩基対の平均長さを有する、項目129〜136のいずれか一項に記載の方法。
(項目138)
前記エンリッチ核酸断片の各々が少なくとも2,000塩基対の長さを有する、項目129〜137のいずれか一項に記載の方法。
(項目139)
前記エンリッチ核酸断片の各々が少なくとも10,000塩基対の長さを有する、項目129〜138のいずれか一項に記載の方法。
(項目140)
前記エンリッチ核酸断片の各々が少なくとも15,000塩基対の長さを有する、項目129〜139のいずれか一項に記載の方法。
(項目141)
前記PNAプローブの標的とされる前記核酸断片が前記エンリッチ核酸試料中の前記核酸断片の少なくとも90%を占める、項目129〜140のいずれか一項に記載の方法。
(項目142)
前記エンリッチ核酸試料が50:1〜150:1の標的対非標的核酸断片のモル比を含む、項目129〜140のいずれか一項に記載の方法。
(項目143)
ステップ(b)の後及びステップ(c)の前に前記反応混合物から未結合PNAプローブを取り除くステップを更に含む、項目129〜142のいずれか一項に記載の方法。
(項目144)
前記PNAプローブ結合核酸断片をキャプチャするステップと同時に、前記キャプチャタグによって未結合PNAプローブをキャプチャするステップを更に含む、項目129〜142のいずれか一項に記載の方法。
(項目145)
ステップ(d)において前記結合した核酸断片を溶出させるステップが、Herculase II DNAポリメラーゼを使用して行われる、項目129〜144のいずれか一項に記載の方法。
(項目146)
ステップ(d)において前記結合した核酸断片を溶出させるステップが、pHを上昇させることによる前記荷電部分の脱プロトン化によって行われる、項目129〜144のいずれか一項に記載の方法。
(項目147)
前記エンリッチ核酸試料中の前記核酸断片の1つ以上を増幅するステップを更に含む、項目129〜146のいずれか一項に記載の方法。
(項目148)
前記エンリッチ核酸試料中の前記核酸断片の実質的に全てが増幅される、項目147に記載の方法。
(項目149)
前記核酸断片が全ゲノム増幅によって増幅される、項目147又は148に記載の方法。
(項目150)
前記核酸試料がILLUMINA−MOLECULO(登録商標)アダプターがライゲートされた核酸断片を含む、項目129〜149のいずれか一項に記載の方法。
(項目151)
前記核酸試料が、PACIFIC BIOSCIENCES(登録商標)ライブラリ調製のための1つ以上のプロトコルに従って末端修復及び精製された核酸断片を含む、項目129〜146のいずれか一項に記載の方法。
(項目152)
前記核酸試料がPACBIO(登録商標)ヘアピンアダプターがライゲートされた核酸断片を含む、項目129〜146のいずれか一項に記載の方法。
(項目153)
ステップ(c)の後及びステップ(d)の前に、PACBIO(登録商標)ヘアピンアダプターを前記キャプチャされた核酸にライゲートするステップを更に含む、項目129〜146のいずれか一項に記載の方法。
(項目154)
(a)項目68〜128のいずれか一項に記載のセット;及び
(b)項目129〜153のいずれか一項に記載の方法の実施に関する説明書
を含むキット。
(項目155)
前記方法における1つ以上のステップを実施するための1つ以上の酵素又はタンパク質を更に含む、項目154に記載のキット。

Claims (17)

  1. 10個以上26個以下のペプチド核酸残基を含むペプチド核酸(PNA)ハイブリダイゼーションプローブであって、
    核酸断片内の配列を標的化するように設計され、
    アルファ、ベータ、若しくはガンマ炭素、又はこれらの組み合わせで荷電部分によって誘導体化されている個以上のペプチド核酸残基と、前記アルファ、ベータ、若しくはガンマ炭素、又はこれらの組み合わせで中性部分によって誘導体化されている1個以上のペプチド核酸残基とを含み、
    荷電部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に荷電部分によって誘導体化されていない平均1.8個以上4.0個以下のペプチド核酸残基があり、
    1つ以上のキャプチャタグを含む、ペプチド核酸(PNA)ハイブリダイゼーションプローブ。
  2. 15個以上25個以下のペプチド核酸残基、好ましくは、16個以上22個以下のペプチド核酸残基を含む、請求項1に記載のPNAプローブ。
  3. 1819又は20個のペプチド核酸残基を含む、請求項1は2に記載のPNAプローブ。
  4. 独立に、荷電部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間の荷電部分によって誘導体化されていない1個以上3個以下のペプチド核酸残基ある、及び/又は
    独立に、部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に部分によって誘導体化されていない1、2又は3個のペプチド核酸残基があり、好ましくは、部分によって誘導体化されているあらゆる残基間に部分によって誘導体化されていない2個の残基がある、及び/又は
    部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に部分によって誘導体化されていない平均0.4個以上1.5個以下のペプチド核酸残基がある、若しくは部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に部分によって誘導体化されていない平均0.8個以上2.0個以下のペプチド核酸残基がある、及び/又は
    前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の15%以上52%以下が部分によって誘導体化されており、好ましくは、前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の31%以上50%以下が部分によって誘導体化されている、及び/又は
    前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の15%以上32%以下が荷電部分によって誘導体化されている、
    請求項1のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
  5. 前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の2個以上7個以下が荷電部分によって誘導体化されており、好ましくは、前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の3、4、5、又は6個が荷電部分によって誘導体化されており、より好ましくは、前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の4、5又は6個が荷電部分によって誘導体化されている、及び/又は
    荷電部分によって誘導体化されているあらゆるペプチド核酸残基間に荷電部分によって誘導体化されていない少なくとも2個のペプチド核酸残基がある、及び/又は
    前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上が前記ガンマ炭素で前記荷電部分によって誘導体化されており、好ましくは、前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てが前記ガンマ炭素で前記荷電部分によって誘導体化されている、及び/又は
    前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上がL−リジンペプチド核酸残基である、及び/又は
    前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上がL−チアリジンペプチド核酸残基である、及び/又は
    荷電部分によって誘導体化されている1個以上の前記ペプチド核酸残基が負電荷部分によって誘導体化されており、好ましくは、荷電部分によって誘導体化されている1個以上の前記ペプチド核酸残基がグルタミン酸又はこれらの誘導体及び変異体であり、より好ましくは、荷電部分によって誘導体化されている1個以上の前記ペプチド核酸残基がグルタミン酸ペプチド核酸残基である、及び/又は
    前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てがL−リジンペプチド核酸残基である、若しくは前記荷電部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てがL−チアリジンペプチド核酸残基である、
    請求項1のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
  6. 前記ペプチド核酸残基の3、4、5又は6個が前記荷電部分によって誘導体化されており、
    1個以上の前記ペプチド核酸残基が、ガンマ−L−リジンPNA、ガンマ−L−チアリジンPNA、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される前記荷電部分によって誘導体化されており、
    前記荷電部分によって誘導体化されていない前記ペプチド核酸残基の1個以上6個以下がジエチレングリコールによって誘導体化されており、前記キャプチャタグがビオチンであり、好ましくは、前記ペプチド核酸残基の4個が、ガンマ−L−リジンPNA又はガンマ−L−チアリジンPNAであり、前記ペプチド核酸残基の4個が、ジエチレングリコールによって誘導体化されており、前記キャプチャタグがビオチンである、請求項1〜5のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
  7. 前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の4%以上85%以下が中性部分によって誘導体化されており、好ましくは、前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の4%以上50%以下が中性部分によって誘導体化されており、より好ましくは、前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の4%以上35%以下が中性部分によって誘導体化されている、又は
    前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の1個以上12個以下が中性部分によって誘導体化されており、好ましくは、前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の1個以上9個以下が中性部分によって誘導体化されており、より好ましくは、前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の1個以上6個以下が中性部分によって誘導体化されており、より好ましくは、前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の1、2、3、又は4個が中性部分によって誘導体化されており、最も好ましくは、前記PNAプローブの前記ペプチド核酸残基の1又は2個が中性部分によって誘導体化されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
  8. 中性部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の1個以上が前記ガンマ炭素で誘導体化されており、好ましくは、中性部分によって誘導体化されている前記ペプチド核酸残基の全てが前記ガンマ炭素で誘導体化されている、及び/又は
    前記中性部分の1個以上が短鎖オリゴエチレン部分であり、好ましくは、前記中性部分の全てが短鎖オリゴエチレン部分であり、より好ましくは、前記短鎖オリゴエチレン部分の1個以上がジエチレングリコールである、又は前記短鎖オリゴエチレン部分の全てがジエチレングリコールである、請求項1のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
  9. 末端ペプチド核酸残基の少なくとも1つで1個以上のアミノ酸によって誘導体化されており、好ましくは、前記末端ペプチド核酸残基の少なくとも1つで2個以上のリジン残基によって誘導体化されている、請求項1のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
  10. 1個以上のペプチド核酸残基が前記ペプチド核酸残基の塩基部分として擬似相補的核酸塩基を有好ましくは、前記擬似相補的核酸塩基が、プソイドウリジン(5−リボシルウラシル);7−デアザ−2’−デオキシグアノシン;2,6−ジアミノプリン−2’−デオキシリボシド;N4−エチル−2’−デオキシシチジン;2−チオチミジン;2−アミノアデニン;2−アミノプリン−リボシド;2,6−ジアミノプリン−リボシド;2’−デオキシイソグアノシン;及び5−ヒドロキシメチル−2’−デオキシシチジンからなる群から独立に選択される、請求項1のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
  11. 前記PNAプローブが、(a)6番染色体のMHC領域に位置するヒトゲノムDNA内の配列を標的化する;(b)1つ以上の疾患若しくは病態に関連するか、又は1つ以上の疾患若しくは病態の発症と既知の相関を有するヒトゲノムDNA内の配列を標的化し、前記疾患又は病態が、自己免疫疾患、糖尿病、メタボリックシンドローム、並びに癌からなる群から選択される;(c)自己免疫疾患の疾患リスクに関連する複数のエンハンサーエレメントにマッピングされる異なる位置にあるヒトゲノムDNA内の配列を標的化する;(d)糖尿病及びメタボリックシンドロームの疾患リスクに関連する複数のエンハンサーエレメントにマッピングされる異なる位置にあるヒトゲノムDNA内の配列を標的化する;(e)異なる白血球サブセットの分化に関連する複数のエンハンサーエレメントにマッピングされる異なる位置にあるヒトゲノムDNA内の配列を標的化する;(f)ヒトミトコンドリアDNA内の配列を標的化する;(g)イヌミトコンドリアDNA内の配列を標的化する;又は(h)細菌、古細菌、真菌、原虫、又はこれらの混合物からなる群から選択される1つ以上の寄生虫のゲノムDNA内の配列を標的化し、好ましくは、前記寄生虫が、ヒト口腔、ヒト気道、ヒト泌尿生殖器管、ヒト血液、又はヒト糞便に存在する細菌の1つ以上の種である、請求項110のいずれか一項に記載のPNAプローブ。
  12. 2つ以上のPNAプローブのセットであって、前記PNAプローブの少なくとも1つが請求項111のいずれか一項に記載のPNAプローブであり、2つ以上のPNAプローブの同じセット中の前記PNAプローブが同じ核酸断片内の異なる配列を標的化するように設計され、2つ以上のPNAプローブの異なるセット中の前記PNAプローブが異なる核酸断片を標的化するように設計され、好ましくは、前記PNAプローブの全てが、独立に、請求項1〜11のいずれか一項に記載のPNAプローブである、セット。
  13. 前記PNAプローブの1つ以上が、独立に、前記ペプチド核酸残基の塩基部分として擬似相補的核酸塩基を有する1個以上のペプチド核酸残基を含み、
    前記ペプチド核酸残基の前記塩基部分として擬似相補的核酸塩基を有する1個以上のペプチド核酸残基を含む前記PNAプローブの前記1つ以上が、前記1つ以上のPNAプローブのセット中の前記PNAプローブのサブセットであり、
    前記1つ以上のPNAプローブのセット中の前記PNAプローブの前記サブセットが、前記1つ以上のPNAプローブのセット中の他のPNAプローブの1つ以上との相互作用能を有すると予想される前記1つ以上のPNAプローブのセット中の前記PNAプローブのサブセットを含む、請求項12に記載のセット。
  14. 前記PNAプローブが、(a)6番染色体のMHC領域に位置するヒトゲノムDNA内の配列を標的化する;(b)1つ以上の疾患若しくは病態に関連するか、又は1つ以上の疾患若しくは病態の発症と既知の相関を有するヒトゲノムDNA内の配列を標的化し、前記疾患又は病態が、自己免疫疾患、糖尿病、及びメタボリックシンドローム、並びに癌からなる群から選択される;(c)自己免疫疾患の疾患リスクに関連する複数のエンハンサーエレメントにマッピングされる異なる位置にあるヒトゲノムDNA内の配列を標的化する;(d)糖尿病及びメタボリックシンドロームの疾患リスクに関連する複数のエンハンサーエレメントにマッピングされる異なる位置にあるヒトゲノムDNA内の配列を標的化する;(e)異なる白血球サブセットの分化に関連する複数のエンハンサーエレメントにマッピングされる異なる位置にあるヒトゲノムDNA内の配列を標的化する;(f)ヒトミトコンドリアDNA内の配列を標的化する;(g)イヌミトコンドリアDNA内の配列を標的化する;又は(h)細菌、古細菌、真菌、原虫、又はこれらの混合物からなる群から選択される1つ以上の寄生虫のゲノムDNA内の配列を標的化し好ましくは、前記寄生虫が、ヒト口腔、ヒト気道、ヒト泌尿生殖器管、ヒト血液、又はヒト糞便に存在する細菌の1つ以上の種である、請求項12又は13に記載のセット。
  15. 核酸断片の混合物から1つ以上の核酸断片を選択的にエンリッチする方法であって、
    (a)請求項12〜1のいずれか一項に記載の2つ以上のPNAプローブの1つ以上のセットを第1の核酸試料に接触させて反応混合物を形成するステップ;
    (b)前記PNAプローブによる核酸断片内のその標的配列への標的特異的ストランドインベージョン結合を可能にする条件下で前記反応混合物をインキュベートし、それによりインベージョンPNAプローブ結合核酸断片を形成するステップ;
    (c)前記キャプチャタグによって前記PNAプローブ結合核酸断片をキャプチャし、且つ前記キャプチャされたPNAプローブ結合核酸断片から前記反応混合物のキャプチャされなかった成分を取り除くステップ;
    (d)前記PNAプローブから前記キャプチャされた核酸断片を溶出させてエンリッチ核酸試料を形成するステップであって、前記第1の核酸試料と比較したとき、前記エンリッチ核酸試料では前記PNAプローブの標的とされる核酸断片がエンリッチされている、ステップ
    を含む方法。
  16. 前記反応混合物が一本鎖結合タンパク質を更に含む、及び/又は
    前記第1の核酸試料が高い配列複雑度を有する、及び/又は
    前記第1の核酸試料が二本鎖DNAを含み、好ましくは、前記二本鎖DNAが完全に変性されたことがないか、又は実質的に変性されたことがない、及び/又は
    前記第1の核酸試料がゲノムDNAを含む、及び/又は
    前記エンリッチ核酸断片が少なくとも2,000塩基対の平均長さを有し、好ましくは、前記エンリッチ核酸断片が少なくとも10,000塩基対の平均長さを有し、より好ましくは、前記エンリッチ核酸断片が少なくとも15,000塩基対の平均長さを有する、及び/又は
    前記PNAプローブの標的とされる前記核酸断片が前記エンリッチ核酸試料中の前記核酸断片の少なくとも90%を占める、及び/又は
    前記エンリッチ核酸試料が50:1〜150:1の標的対非標的核酸断片のモル比を含む、請求項1に記載の方法。
  17. (a)請求項12〜1のいずれか一項に記載のセット;及び
    (b)請求項1〜1のいずれか一項に記載の方法の実施に関する説明書
    を含むキットであって、前記キットが、好ましくは、前記方法における1つ以上のステップを実施するための1つ以上の酵素又はタンパク質を更に含む、キット
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