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JP2018162051A - タイヤ - Google Patents

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JP2018162051A
JP2018162051A JP2017158811A JP2017158811A JP2018162051A JP 2018162051 A JP2018162051 A JP 2018162051A JP 2017158811 A JP2017158811 A JP 2017158811A JP 2017158811 A JP2017158811 A JP 2017158811A JP 2018162051 A JP2018162051 A JP 2018162051A
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Abstract

【課題】乾燥路面での操縦安定性能を維持しつつ雪氷路性能を向上する。【解決手段】トレッド部2に、ショルダー陸部3、ミドル陸部4、及び、ショルダー陸部3とミドル陸部4との間をタイヤ周方向にのびる縦細溝10が設けられたタイヤ1である。ミドル陸部4には、タイヤ軸方向に対して角度αを有する複数本のミドルサイプ11が設けられている。ショルダー陸部3には、複数本のショルダーサイプ13が設けられている。ショルダーサイプ13は、縦細溝10側に、ミドルサイプ11の角度αよりも大きい角度βでタイヤ軸方向に対して傾斜する内側傾斜部15を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤに関し、詳しくは、氷雪路での走行に適したタイヤに関する。
例えば、圧雪路面や氷路面(以下、これらの路面をまとめて「雪氷路面」という場合がある。)の走行を目的としたタイヤが種種提案されている。この種のタイヤの各陸部には、幅の狭いスリット状のサイプが形成されている。このようなタイヤは、サイプのエッジによって、雪氷路面に対する摩擦力を高める。
雪氷路面での走行性能(以下、単に「雪氷路性能」という場合がある。)を高めるために、サイプの数を増やすことが考えられる。しかしながら、このような方法では、陸部の剛性が低下し、乾燥路面での操縦安定性能が悪化するという問題があった。
特開2011−42328号公報
本発明は、以上のような実情に鑑み案出されたもので、乾燥路での操縦安定性能を維持しつつ雪氷路性能を向上し得るタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部に、最もトレッド端側に配されたショルダー陸部、前記ショルダー陸部のタイヤ軸方向内側に隣接して配されたミドル陸部、及び、前記ショルダー陸部と前記ミドル陸部との間をタイヤ周方向にのびる縦細溝が設けられ、前記ミドル陸部には、タイヤ軸方向に対して角度αを有する複数本のミドルサイプが設けられ、前記ショルダー陸部には、複数本のショルダーサイプが設けられ、前記複数本のショルダーサイプは、前記縦細溝側に、前記ミドルサイプの前記角度αよりも大きい角度βでタイヤ軸方向に対して傾斜する内側傾斜部を有するタイヤである。
本発明に係るタイヤは、前記ショルダー陸部には、前記ショルダー陸部を複数のショルダーブロックに区分する複数本のショルダー横溝が設けられているのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記ショルダー横溝が、前記縦細溝側に配された内側部を有し、前記内側部のタイヤ軸方向に対する角度と前記内側傾斜部の前記角度βとの差の絶対値は、5度以下であるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記ショルダー横溝が、前記内側部のタイヤ軸方向外側に外側部を有し、前記外側部は、前記内側部に対して傾斜しているのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記ミドル陸部には、前記ミドル陸部を複数のミドルブロックに区分する複数本のミドル横溝を有し、前記ミドル横溝のタイヤ軸方向の外端は、前記ショルダー横溝のタイヤ軸方向の内端とタイヤ周方向で重ならない位置に設けられているのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記ミドル陸部が、タイヤ軸方向の幅がタイヤ周方向に増加と減少を繰り返しており、かつ、タイヤ軸方向の幅の平均よりも大きいタイヤ軸方向の幅を有する幅広部を有し、前記幅広部には、前記ショルダー横溝のタイヤ軸方向の内端が連通するのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記ミドル陸部には、前記ミドル陸部を複数のミドルブロックに区分する複数本のミドル横溝を有し、前記ミドル横溝のタイヤ軸方向の外端は、前記ショルダーブロックのタイヤ周方向の中間位置を含む中央部に位置するのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記ミドル陸部が、タイヤ軸方向の幅が最小となる最小幅部を有し、前記最小幅部には、前記ミドル横溝が設けられず、かつ、前記ショルダー横溝のタイヤ軸方向の内端が位置ずれするのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記ショルダーサイプが、前記内側傾斜部のタイヤ軸方向外側に外側傾斜部を有し、前記外側傾斜部は、前記内側傾斜部に対して傾斜しているのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記ミドルサイプが、第1ミドルサイプと、前記第1ミドルサイプよりも深さの大きい第2ミドルサイプとをタイヤ周方向に交互に有するのが望ましい。
また請求項11記載の発明は、前記ミドル陸部のタイヤ軸方向内側をタイヤ周方向に連続してジグザグ状にのびるミドル主溝が設けられるのが望ましい。
本発明のタイヤは、トレッド部に、ショルダー陸部、ミドル陸部、及び、前記ショルダー陸部と前記ミドル陸部との間をタイヤ周方向にのびる縦細溝が設けられている。例えば、旋回走行時等の大きな荷重が作用した場合、前記ショルダー陸部及び前記ミドル陸部は、互いに支え合って見かけ上、高い剛性を持つことができる。従って、本発明のタイヤは、乾燥路面での操縦安定性能を維持することができる。
前記ミドル陸部には、複数本のミドルサイプが設けられている。また、前記ショルダー陸部には、複数本のショルダーサイプが設けられている。これらの各サイプは、そのエッジによって雪氷路面を引っ掻き、ひいては雪氷路性能を向上することができる。
前記ショルダーサイプは、前記縦細溝側に、前記ミドルサイプのタイヤ軸方向に対する角度よりも大きい角度で傾斜する内側傾斜部を有している。内側傾斜部は、相対的に長いタイヤ周方向のエッジを提供し、雪氷路での旋回性能を高める。一方、内側傾斜部は、ショルダー陸部のタイヤ軸方向剛性を低下させやすいが、上述のように、縦細溝側に設けることで、高負荷走行時でもショルダー陸部とミドル陸部とが縦細溝を閉じて一体化することで、そのような不都合を防止することができる。
従って、本発明のタイヤは、乾燥路面での操縦安定性能を維持しつつ雪氷路性能を向上する。
本発明の一実施形態のトレッド部の展開図である。 ミドル陸部及びショルダー陸部の拡大図である。 ミドル陸部及びショルダー陸部の拡大図である。 図2のA−A線断面図である。 クラウン陸部の拡大図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本発明の一実施形態を示すタイヤ1のトレッド部2の展開図である。本実施形態では、好ましい態様として、乗用車用の空気入りタイヤが示される。但し、本発明は、例えば、重荷重用等、他のカテゴリーのタイヤ1にも適用しうるのは、言うまでもない。
図1に示されるように、本実施形態のトレッド部2には、ショルダー陸部3、ミドル陸部4、及び、クラウン陸部5が設けられている。本実施形態のショルダー陸部3、ミドル陸部4、及び、クラウン陸部5は、それぞれ、タイヤ赤道Cを挟んで両側に設けられている。ショルダー陸部3は、最もトレッド端Te側に配されている。ミドル陸部4は、ショルダー陸部3のタイヤ軸方向内側に隣接して配されている。クラウン陸部5は、ミドル陸部4のタイヤ軸方向内側に隣接して配されている。
前記「トレッド端」Teは、正規リムにリム組みしかつ正規内圧が充填された無負荷である正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に接地させた正規荷重負荷状態での最もタイヤ軸方向外側の接地位置として定められる。正規状態において、トレッド端Te、Te間のタイヤ軸方向の距離がトレッド接地幅TWとして定められる。特に断りがない場合、タイヤ1の各部の寸法等は、正規状態で測定された値である。
「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。
トレッド部2は、タイヤ周方向に連続してのびる主溝6が設けられている。主溝6は、本実施形態では、ミドル主溝7とクラウン主溝8とを含んでいる。ミドル主溝7は、ミドル陸部4のタイヤ軸方向内側をのびている。ミドル主溝7は、本実施形態では、ミドル陸部4とクラウン陸部5とを区分している。クラウン主溝8は、クラウン陸部5のタイヤ軸方向内側をのびている。クラウン主溝8は、本実施形態では、1対のクラウン陸部5、5を区分している。
ミドル主溝7は、例えば、タイヤ周方向にジグザグ状にのびている。このようなミドル主溝7は、タイヤ軸方向のエッジを提供し、雪氷路での走行安定性能を高める。
クラウン主溝8は、例えば、タイヤ周方向に直線状にのびている。このようなクラウン主溝8は、大きな接地圧の作用するタイヤ赤道C付近のクラウン陸部5のタイヤ周方向剛性を高く維持するので、耐偏摩耗性能を向上する。なお、主溝6は、このような態様に限定されるものではない。
主溝6の溝幅W1は、例えば、トレッド接地幅TWの2%〜7%が望ましい。主溝6の溝深さD1(図4に示す)は、例えば、6〜12mmが望ましい。
トレッド部2には、ショルダー陸部3とミドル陸部4との間をタイヤ軸方向にのびる縦細溝10が設けられている。このような縦細溝10では、例えば、旋回走行時等の大きな荷重が作用した場合、ショルダー陸部3及びミドル陸部4は、互いに支え合って見かけ上、高い剛性を持つことができる。従って、本実施形態のタイヤ1は、乾燥路面での操縦安定性能を維持することができる。
縦細溝10は、本実施形態では、直線状にのびている。このような縦細溝10は、ショルダー陸部3及びミドル陸部4の縦細溝10側のタイヤ周方向剛性を高め得る。
縦細溝10は、例えば、溝幅W2が1〜2mmの溝状体である。縦細溝10の溝深さD2(図4に示す)は、例えば、主溝6の溝深さD1の20%〜60%が望ましい。
図2は、図1の左側のショルダー陸部3及びミドル陸部4の拡大図である。図2に示されるように、ミドル陸部4には、タイヤ軸方向に対して角度αを有する複数本のミドルサイプ11が設けられている。このようなミドルサイプ11は、そのエッジによって雪氷路面を引っ掻き、ひいては、雪氷路性能を向上する。サイプは、本明細書では、幅が1mm未満の切り込み状として定義される。
ミドルサイプ11は、本実施形態では、ミドル主溝7と縦細溝10とを継ぐオープンタイプである。ミドルサイプ11は、タイヤ軸方向に対して一方側(図2では、左上がり)に傾斜している。このようなミドルサイプ11は、大きなエッジを提供し、雪氷路性能を大きく向上する。
ミドルサイプ11の角度αは、特に限定されるものではないが、例えば、0度よりも大きいのが望ましい。このようなミドルサイプ11は、タイヤ周方向のエッジを提供するので、雪氷路での旋回性能を高める。角度αが過度に大きくなる場合、タイヤ周方向のエッジの提供が過度に大きくなり、雪氷路での直進安定性能が悪化するおそれがある。このため、角度αは、5〜20度が望ましい。
ミドルサイプ11は、第1ミドルサイプ11aと、第1ミドルサイプ11aよりも深さの大きい第2ミドルサイプ11bとをタイヤ周方向に交互に有している。このようなミドルサイプ11は、ミドル陸部4の剛性の低下を抑制しつつ、エッジによる雪氷路性能を向上し得る。
特に限定されるものではないが、第1ミドルサイプ11aの深さは、ミドル主溝7の溝深さの30%〜50%が望ましい。第2ミドルサイプ11bの深さは、ミドル主溝7の溝深さの70%〜80%が望ましい。
ミドルサイプ11は、本実施形態では、ジグザグ状にのびている。このようなミドルサイプ11は、旋回走行時等の荷重が作用した場合、サイプの両側の陸部部分が支え合うので、見かけ上、ミドル陸部4の剛性を高く維持する。本明細書では、ジグザグ状にのびるサイプのタイヤ軸方向に対する角度は、ジグザグの振幅中心線nとタイヤ軸方向線との間の角度である。また、本実施形態のサイプは、ジグザグ状にのびるものに限定されるものではない。
各ミドルサイプ11は、それぞれタイヤ周方向ピッチP1が同じ大きさで形成されている。これにより、ミドルサイプ11、11間のタイヤ周方向剛性が均一化されるので、耐偏摩耗性能が向上する。
ショルダー陸部3には、複数本のショルダーサイプ13が設けられる。このようなショルダーサイプ13は、そのエッジによって雪氷路面を引っ掻き、ひいては、雪氷路性能を向上する。
ショルダーサイプ13は、本実施形態では、縦細溝10からタイヤ軸方向外側に向かってのびている。このようなショルダーサイプ13は、大きなエッジを提供する。なお、ショルダーサイプ13は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、縦細溝10からタイヤ軸方向外側に離間して配されて良い。
各ショルダーサイプ13は、本実施形態では、縦細溝10側に配される内側傾斜部15と、内側傾斜部15よりもタイヤ軸方向外側に配される外側傾斜部16とを含んでいる。
各内側傾斜部15は、ミドルサイプ11の角度αよりも大きい角度βでタイヤ軸方向に対して傾斜している。このような内側傾斜部15は、相対的に長いタイヤ周方向のエッジを提供し、雪氷路での旋回性能を高める。一方、内側傾斜部15は15、ショルダー陸部3のタイヤ軸方向剛性を低下させやすいが、上述のように、縦細溝10側に設けることで、高負荷走行時でもショルダー陸部3とミドル陸部4とが縦細溝10を閉じて一体化する。このため、上述のような不都合を防止することができる。
内側傾斜部15は、本実施形態では、タイヤ軸方向に対して一方側(図では左上がり)に傾斜している。このような内側傾斜部15は、ショルダー陸部3の剛性の低下を緩和して、乾燥路面での操縦安定性能を維持し得る。
上述の作用を効果的に発揮させるために、角度βと角度αとの差(β−α)は、例えば、5〜25度であるのが望ましい。また、角度βは、例えば、20〜30度が望ましい。
外側傾斜部16は、内側傾斜部15のタイヤ軸方向外端に連なり、内側傾斜部15に対して傾斜している。これにより、ショルダーサイプ13は、タイヤ軸方向に対して異なる角度のエッジを提供するので、雪氷路性能を向上する。外側傾斜部16は、本実施形態では、角度βよりも小さいタイヤ軸方向の角度γを有している。このような外側傾斜部16は、タイヤ軸方向のエッジによる引っ掻き力を高めて、雪氷路での直進安定性能を高める。
上述の作用を効果的に発揮させるために、外側傾斜部16の角度γは、例えば、15°以下であるのが望ましく、5度以下であるのがより望ましい。
外側傾斜部16のタイヤ軸方向の長さL1は、本実施形態では、内側傾斜部15のタイヤ軸方向の長さL2よりも大きく形成されている。これにより、ショルダー陸部3のタイヤ軸方向剛性の低下が抑制される。このような作用を確保しつつ、雪氷路での旋回性能を高めるため、外側傾斜部16の長さL1は、例えば、内側傾斜部15の長さL2の1.3〜2.3倍が望ましい。
各ショルダーサイプ13は、それぞれタイヤ周方向ピッチP2が同じ大きさで形成されている。これにより、ショルダーサイプ13、13間のタイヤ周方向剛性が均一化されるので、耐偏摩耗性能が向上する。
ショルダーサイプ13は、本実施形態では、トレッド端Teからタイヤ軸方向内側にのびるショルダースロット18に連通している。ショルダースロット18は、ショルダーサイプ13内の雪氷路が削られたことによって生成された水を含む雪や氷等をトレッド端Te側にスムーズに排出しうる。ショルダースロット18は、本実施形態では、外側傾斜部16に連通している。
このようなショルダースロット18のタイヤ軸方向の長さL3は、内側傾斜部15の長さL2よりも小さいのが望ましい。これにより、ショルダー陸部3の剛性の低下が抑制される。ショルダースロット18の長さL3は、内側傾斜部15の長さL2の10%〜30%であるのが、より望ましい。
図3は、図1の左側のショルダー陸部3及びミドル陸部4の拡大図である。図3に示されるように、本実施形態のショルダー陸部3には、さらに、ショルダー陸部3を複数のショルダーブロック3Aに区分する複数本のショルダー横溝20が設けられている。ショルダー横溝20のタイヤ軸方向の内端20iは、本実施形態では、縦細溝10に連通している。
ショルダー横溝20は、本実施形態では、縦細溝10側に配された内側部21と、内側部21のタイヤ軸方向外側に配された外側部22とを含んでいる。
内側部21は、本実施形態では、内側傾斜部15に沿ってのびている。外側部22は、本実施形態では、外側傾斜部16に沿ってのびている。これにより、ショルダー横溝20とショルダーサイプ13との間のショルダーブロック3Aのタイヤ周方向剛性がタイヤ軸方向に沿って均一化されるので、耐偏摩耗性能が向上する。本明細書では、「横溝がサイプに沿ってのびる」とは、サイプの振幅中心線nと横溝の溝中心線cとの間の角度が、0度の態様を含むのは勿論、前記角度が5度以下の態様をいう。
外側部22は、内側部21に対して傾斜している。このようなショルダー横溝20は、その溝縁によって、タイヤ軸方向に対して異なる角度のエッジを提供するので、雪氷路性能を向上する。
内側部21のタイヤ軸方向に対する角度θ1と内側傾斜部15の角度β(図2に示す)との差の絶対値|β−θ1|が、5度以下であるのが望ましい。絶対値|β−θ1|が5度を超える場合、内側部21と内側傾斜部15との間のショルダーブロック3Aは、タイヤ軸方向に沿ってタイヤ周方向剛性が大きく変化するので、耐偏摩耗性能が悪化するおそれがある。このため、絶対値|β−θ1|は、2度以下であるのがさらに望ましい。
特に限定されるものではないが、内側部21の角度θ1は、例えば、20〜30度が望ましい。
上述の作用を効果的に発揮させる観点より、外側部22のタイヤ軸方向に対する角度θ2と外側傾斜部16の角度γ(図2に示す)との差の絶対値|γ−θ2|が、5度以下であるのが望ましく、2度以下であるのがさらに望ましい。
内側部21のタイヤ軸方向の長さL4と内側傾斜部15のタイヤ軸方向の長さL2(図2に示す)との差の絶対値|L2−L4|が小さいのが望ましい。これにより、さらに上述の作用が効果的に発揮される。前記絶対値|L2−L4|は、例えば、5mm以下が望ましく、3mm以下がさらに望ましい。
外側部22は、本実施形態では、内側部21と同じタイヤ周方向の幅を有する等幅部22a、及び、等幅部22aとトレッド端Teとの間で、タイヤ周方向の幅が漸増する漸増部22bを含んでいる。このような外側部22は、ショルダー陸部3の剛性を高く維持しつつ、外側部22内に溜まった雪や氷等をよりスムーズにトレッド端Teの外側に排出する。
図4は、図2のA−A線断面図である。図4に示されるように、本実施形態では、内側部21の溝深さd1は、外側部22の溝深さd2よりも小さく形成されている。これにより、ショルダー陸部3の剛性を維持しつつ、トレッド端Teの外側へ雪や氷等をスムーズに排出できる。内側部21の溝深さd1は、例えば、外側部22の溝深さd2の70%〜95%であるのが望ましい。また、内側部21の溝深さd1は、例えば、主溝6の溝深さD1の50%〜90%であるのが望ましい。
図3に示されるように、ミドル陸部4は、本実施形態では、ミドル陸部4を複数のミドルブロック4Aに区分する複数本のミドル横溝24が設けられている。このようなミドル横溝24は、その溝縁が雪氷路面を引っ掻くので、雪氷路性能を向上する。
各ミドル横溝24は、本実施形態では、ミドルサイプ11に沿ってのびている。これにより、ミドル横溝24とミドルサイプ11との間のミドルブロック4Aのタイヤ周方向剛性が、タイヤ軸方向で均一化されるので、耐偏摩耗性能が高く維持される。
各ミドル横溝24は、溝幅が一定でかつ直線状にのびている。このようなミドル横溝24は、さらに、ミドル陸部4の剛性を高く維持する。
ミドル横溝24のタイヤ軸方向の外端24eは、ショルダー横溝20のタイヤ軸方向の内端20iとタイヤ周方向で重ならない位置に設けられるのが望ましい。これにより、ミドル陸部4及びショルダー陸部3が、より効果的に互いに支え合い、見かけ上の剛性が高められるので、さらに乾燥路面での操縦安定性能が維持される。前記「重ならない」とは、ミドル横溝24のタイヤ周方向のいずれか一方の溝縁の外端が、ショルダー横溝20のタイヤ周方向の他方の溝縁の内端よりも、少なくともタイヤ周方向の他方側に位置していることをいう。
ミドル横溝24の前記外端24eは、ショルダーブロック3Aのタイヤ周方向の中間位置3cを含む中央部25に位置している。これにより、上述の作用が高められる。中央部25とは、ショルダーブロック3Aの前記中間位置3cからタイヤ周方向の両側へ、それぞれショルダーブロック3Aのタイヤ周方向の長さLaの35%の範囲内の領域である。
図4に示されるように、ミドル横溝24は、縦細溝10に連通するミドル外側部24a、及び、ミドル外側部24aとミドル主溝7とを継ぎかつミドル外側部24aよりも大きい溝深さを有するミドル内側部24bを含んでいる。これにより、ミドル横溝24内の雪や氷等が溝幅の大きいミドル主溝7にスムーズに排出されるので雪氷路性能が向上する。また、このようなミドル横溝24は、ミドル陸部4の剛性の低下を抑制するので、乾燥路面での操縦安定性能を高く維持する。
このような作用を効果的に発揮させるために、ミドル外側部24aの溝深さd3は、ミドル内側部24bの溝深さd4の50%〜80%が望ましい。また、ミドル内側部24bの溝深さd4は、ミドル主溝7の溝深さD1の60%〜80%が望ましい。
図3に示されるように、ミドル陸部4は、タイヤ軸方向の幅Wmがタイヤ周方向に増加と減少とを繰り返している。これにより、ミドル陸部4は、タイヤ軸方向の幅Wmがタイヤ軸方向の幅の平均よりも大きい幅広部4aと、タイヤ軸方向の幅Wmがタイヤ軸方向の幅の平均よりも小さい幅狭部4bとを有している。本明細書では、ミドル横溝24のタイヤ軸方向の投影領域Tのミドル陸部4を除いて前記幅の平均が算出される。
本実施形態の幅広部4aには、ショルダー横溝20のタイヤ軸方向の内端20iが連通している。これにより、相対的に剛性の小さいショルダー横溝20付近のショルダーブロック3Aが、相対的に剛性の大きい幅広部4aとタイヤ軸方向で隣り合うので、ショルダー陸部3の大きな倒れ込みが抑制される。従って、乾燥路面での操縦安定性能及び耐偏摩耗性能が向上する。
ミドル陸部4は、タイヤ軸方向の幅が最小となる最小幅部26を有している。本実施形態の最小幅部26は、ミドル主溝7のタイヤ軸方向外側の溝縁7aがタイヤ軸方向外側に向かって凸となる突出位置である。最小幅部26は、本明細書では、ミドル横溝24の前記投影領域Tは除かれる。
最小幅部26には、ミドル横溝24が設けられていない。また、最小幅部26は、ショルダー横溝20のタイヤ軸方向の内端20iが位置ずれしている。これにより、ミドル陸部4において、最小幅部26の剛性低下が抑制されるので、耐偏摩耗性能が高く維持される。
図5は、図1の左側のクラウン陸部5の拡大図である。図5に示されるように、クラウン陸部5は、本実施形態では、それぞれ、複数本のクラウン横溝30、クラウンラグ溝31、及び、クラウンサイプ32が設けられている。
各クラウン横溝30は、クラウン主溝8とミドル主溝7とを継いで、クラウン陸部5を複数のクラウンブロック5Aに区分している。クラウン横溝30は、本実施形態では、タイヤ軸方向に対して一方側に傾斜して直線状にのびている。このようなクラウン横溝30は、タイヤ周方向のエッジを提供し、雪氷路性能を向上する。
クラウン横溝30のタイヤ軸方向外端30eは、ミドル主溝7のタイヤ軸方向内側の溝縁7bがタイヤ軸方向外側に凸となる突出位置35に連通している。これにより、クラウン陸部5のタイヤ軸方向の剛性は、タイヤ周方向に沿った均一化されるので、耐偏摩耗性能が向上する。
クラウンラグ溝31は、本実施形態では、クラウン横溝30と同じ向きで傾斜している。このようなクラウンラグ溝31は、クラウン陸部5のタイヤ周方向剛性の段差を小さくし得る。
本実施形態のクラウンラグ溝31は、クラウン横溝30よりもタイヤ軸方向に対して大きな角度で傾斜している。クラウンラグ溝31は、相対的に長いタイヤ周方向のエッジを提供し、雪氷路での旋回性能を高める。
クラウンサイプ32は、クラウンラグ溝31と同じ向きに傾斜している。このようなクラウンサイプ32は、クラウン陸部5のタイヤ周方向剛性の段差を小さくし得る。
クラウンサイプ32は、クラウン横溝30よりもタイヤ軸方向に対して大きな角度で傾斜している。クラウンサイプ32は、相対的に長いタイヤ周方向のエッジを提供し、雪氷路での旋回性能を高める。
クラウンサイプ32は、第1クラウンサイプ32Aと第2クラウンサイプ32Bと第3クラウンサイプ32Cとを含んでいる。第1クラウンサイプ32Aは、クラウン主溝8とミドル主溝7とを継いでいる。第2クラウンサイプ32Bは、クラウン主溝8からタイヤ軸方向外側に向かってのびクラウンブロック5A内で終端している。第3クラウンサイプ32Cは、ミドル主溝7からタイヤ軸方向内側に向かってのびクラウンブロック5A内で終端している。クラウンサイプ32は、このような態様に限定されるものではない。
クラウンブロック5Aに設けられた各クラウンサイプ32は、それぞれタイヤ周方向ピッチP3が同じ大きさで形成されている。これにより、クラウンサイプ32、32間のタイヤ周方向剛性が均一化されるので、耐偏摩耗性能が向上する。
以上、本発明の実施形態について、詳述したが、本発明は例示の実施形態に限定されるものではなく、種々の態様に変形して実施し得るのは言うまでもない。
図1の基本パターンを有するサイズ205/65R16のタイヤが、表1の仕様に基づき試作され、各試供タイヤの雪氷路性能、乾燥路面での操縦安定性能、及び、耐偏摩耗性能がテストされた。各試供タイヤの主な共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
各主溝の高さ:10mm
トレッド接地幅TW:176mm
<雪氷路性能・乾燥路面での操縦安定性能>
各試供タイヤが、下記の条件で、排気量3600ccの四輪駆動車の全輪に装着された。そして、テストドライバーが、雪氷路面及び乾燥アスファルト路面のテストコースを走行させ、このときのトラクション、走行安定性、及び、旋回性に関する走行特性が、テストドライバーの官能により評価された。結果は、比較例1を100とする評点で表示されている。数値が大きいほど良好である。
リム:6.5J
内圧:390kPa(前輪)、350kPa(後輪)
<耐偏摩耗性能>
上記車両を用いて、試供タイヤが、乾燥アスファルト路面のテストコースを10,000km走行させられ、その後、ショルダーブロック及びミドルブロックにおいて、ヒール&トウ摩耗による摩耗量の差が測定された。結果は、測定値の逆数を用い、比較例1の値を100とする指数で表示されている。数値が大きいほど良好である。
テストの結果などが表1に示される。
Figure 2018162051
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例のタイヤに比べて、乾燥路面での操縦安定性能が維持されつつ雪氷路性能が向上していることが確認できた。また、耐偏摩耗性能も高く維持されている。
1 タイヤ
2 トレッド部
3 ショルダー陸部
4 ミドル陸部
10 縦細溝
11 ミドルサイプ
13 ショルダーサイプ
15 内側傾斜部

Claims (11)

  1. トレッド部に、最もトレッド端側に配されたショルダー陸部、前記ショルダー陸部のタイヤ軸方向内側に隣接して配されたミドル陸部、及び、前記ショルダー陸部と前記ミドル陸部との間をタイヤ周方向にのびる縦細溝が設けられ、
    前記ミドル陸部には、タイヤ軸方向に対して角度αを有する複数本のミドルサイプが設けられ、
    前記ショルダー陸部には、複数本のショルダーサイプが設けられ、
    前記複数本のショルダーサイプは、前記縦細溝側に、前記ミドルサイプの前記角度αよりも大きい角度βでタイヤ軸方向に対して傾斜する内側傾斜部を有するタイヤ。
  2. 前記ショルダー陸部には、前記ショルダー陸部を複数のショルダーブロックに区分する複数本のショルダー横溝が設けられている請求項1記載のタイヤ。
  3. 前記ショルダー横溝は、前記縦細溝側に配された内側部を有し、
    前記内側部のタイヤ軸方向に対する角度と前記内側傾斜部の前記角度βとの差の絶対値は、5度以下である請求項2記載のタイヤ。
  4. 前記ショルダー横溝は、前記内側部のタイヤ軸方向外側に外側部を有し、
    前記外側部は、前記内側部に対して傾斜している請求項3記載のタイヤ。
  5. 前記ミドル陸部には、前記ミドル陸部を複数のミドルブロックに区分する複数本のミドル横溝を有し、
    前記ミドル横溝のタイヤ軸方向の外端は、前記ショルダー横溝のタイヤ軸方向の内端とタイヤ周方向で重ならない位置に設けられている請求項2乃至4のいずれかに記載のタイヤ。
  6. 前記ミドル陸部は、タイヤ軸方向の幅がタイヤ周方向に増加と減少を繰り返しており、かつ、タイヤ軸方向の幅の平均よりも大きいタイヤ軸方向の幅を有する幅広部を有し、
    前記幅広部には、前記ショルダー横溝のタイヤ軸方向の内端が連通する請求項2乃至5のいずれかに記載のタイヤ。
  7. 前記ミドル陸部には、前記ミドル陸部を複数のミドルブロックに区分する複数本のミドル横溝を有し、
    前記ミドル横溝のタイヤ軸方向の外端は、前記ショルダーブロックのタイヤ周方向の中間位置を含む中央部に位置する請求項2乃至6のいずれかに記載のタイヤ。
  8. 前記ミドル陸部は、タイヤ軸方向の幅が最小となる最小幅部を有し、
    前記最小幅部には、前記ミドル横溝が設けられず、かつ、前記ショルダー横溝のタイヤ軸方向の内端が位置ずれする請求項7記載のタイヤ。
  9. 前記ショルダーサイプは、前記内側傾斜部のタイヤ軸方向外側に外側傾斜部を有し、
    前記外側傾斜部は、前記内側傾斜部に対して傾斜している請求項1乃至8のいずれかに記載のタイヤ。
  10. 前記ミドルサイプは、第1ミドルサイプと、前記第1ミドルサイプよりも深さの大きい第2ミドルサイプとをタイヤ周方向に交互に有する請求項1乃至9のいずれかに記載のタイヤ。
  11. 前記ミドル陸部のタイヤ軸方向内側をタイヤ周方向に連続してジグザグ状にのびるミドル主溝が設けられる請求項1乃至10のいずれかに記載のタイヤ。
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