JP2018090927A - 繊維用集束剤組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、特定のポリエステル樹脂を含有する集束剤(特許文献1)、液状及び固状のエポキシ樹脂と水溶性ポリウレタン樹脂とステアリン酸エステルからなる集束剤(特許文献2)が挙げられる。
その点で、特許文献1、2で提案された集束剤は、繊維の集束性及び開繊性の両立が不十分であり、その結果、複合材料の強度も十分でないという課題があった。
すなわち、本発明は、ポリエステル樹脂(A)と、ポリエーテル系ポリマー(B)を含む繊維用集束剤組成物であって、 ポリエステル樹脂(A)が、カルボン酸成分(a)と、アルキレンオキサイド付加物(b1)を含むジオール成分(b)とのポリエステルであり、 ポリエーテル系ポリマー(B)が、HLBが10〜20のポリエーテルジオール(c)とジイソシアネート(d1)とを反応させてなるポリウレタン樹脂(B1)、及び/又はHLBが10〜20のポリエーテルジオール(c)とジアルキルカーボネート(d2)もしくはアルキレンカーボネート(d3)とを反応させてなるポリカーボネート樹脂(B2)であり、 繊維用集束剤組成物中のポリエステル樹脂(A)とポリエーテル系ポリマー(B)との重量比(A)/(B)が50/50〜99.5/0.5である繊維用集束剤組成物;この繊維用集束剤組成物が水又は有機溶媒に分散されてなる繊維用集束剤分散体;この繊維用集束剤組成物が水又は有機溶媒に溶解されてなる繊維用集束剤溶液;この繊維用集束剤で繊維を処理してなる繊維束;並びにこの繊維束からなる繊維製品である。
また繊維用集束剤組成物中のポリエステル樹脂(A)とポリエーテル系ポリマー(B)との重量比(A)/(B)は50/50〜99.5/0.5である。
カルボン酸と低級アルコールとのエステルとしては、上記ジカルボン酸の低級アルコール(メタノール、エタノール等)とのエステル、例えば、イソフタル酸ジメチル−5−スルホン酸ナトリウム等があげられる。
ポリエステル樹脂(A)中のエステル基濃度の下限は特に限定されないが、前記ポリエステル樹脂(A)の重量に基づいて、0.5mmol/g以上であることが好ましい。
上記エステル基濃度は、例えば、NMR測定により求めることができる。
このポリエーテル系ポリマー(B)は、HLBが10〜20のポリエーテルジオール(c)とジイソシアネート(d1)とを反応させてなるポリウレタン樹脂(B1)、及び/又はHLBが10〜20のポリエーテルジオール(c)とジアルキルカーボネート(d2)もしくはアルキレンカーボネート(d3)とを反応させてなるポリカーボネート樹脂(B2)である。
本明細書において、HLBは、グリフィンの方法により求められる値である。ポリエーテルジオール(c)のHLBは10〜20であり、11〜20が好ましく、12〜20がさらに好ましい。HLBが10未満の場合、複合材料の強度が低下する。
具体的には、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングロックポリマー、シクロヘキサンジオールのEO付加物、ブチルアミンのEO付加物、ビスフェノールAのEO付加物が挙げられる。
数平均分子量が低すぎると、ウレタン基含有量が高くなる傾向にあり、集束性と開繊性の両立がしづらくなるため好ましくない。数平均分子量が高すぎると、マトリックス樹脂の含浸性が悪くなるので好ましくない。
ポリエーテルジオール(c)とジイソシアネート(d1)の当量比は特に限定されないが、イソシアネート基の当量が過剰にならないことが好ましい。イソシアネート基の当量が過剰の場合は、炭素数1〜20のモノアルコール類(メタノール、エタノール、ブタノール、オクタノール、デカノール、ドデシルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール及びステアリルアルコール等)等の反応停止剤を使用することが好ましい。
ポリエーテルジオール(c)はポリエステル樹脂(A)で説明したアルキレンオキサイド付加物(b1)と同様のものであり、好ましい範囲も同じである。
アルキレンカーボネート(d3)としては、環を形成する炭素数2〜6のアルキレン基を有するカーボネートが挙げられる。例えば、エチレンカーボネート及びプロピレンカーボネート等が挙げられる。
これらのうちで好ましいものは炭素数1〜4のアルキル基を有するジアルキルカーボネートであり、さらに好ましいものはジメチルカーボネートである。アルキル基の炭素数が少ないほど、副生するアルコールの沸点が低くなるため、留去し易くなるので好ましい。
アルカリ金属類としては例えば水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及び水酸化カルシウム等のアルカリ金属及びアルカリ土類金属の水酸化物、アルカリ金属及びアルカリ土類金属のアルコキシド、アルカリ金属及びアルカリ土類金属単体、並びにアルカリ金属及びアルカリ土類金属炭酸塩が挙げられる。
アミン化合物としては、例えば3級アミン及び通常の4級アンモニウム塩が挙げられる。3級アミンとしては、例えばN,N−ジメチルエタンアミン、N−メチル−N−エチルエタンアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、N,N,N',N'−テトラメチルエチレンジアミン及び1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン等が挙げられる。4級アンモニウム塩としては、例えばテトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラメチルアンモニウム/6フッ化燐酸塩、ピリジン類の4級塩等が挙げられる。
触媒の分離が必要な場合には、炭酸塩による析出・ろ過操作、吸着剤による吸着ろ過処理操作等の分離・精製操作を行ってもよい。触媒の分離が必要がない場合には、分離・精製操作を行わなくてよい。
ポリエステル樹脂(A)が50未満の場合、毛羽の発生が多くなるため好ましくない。ポリエーテル系ポリマー(B)が0.5未満の場合は、集束性と開繊性の両立がされず、複合材料の強度が高まらないため好ましくない。
これらの2種以上を併用してもよい。なお、(メタ)アクリレートとは、アクリレート及びメタクリレートを意味する。また、ポリエステル樹脂(A)及び(A)以外のポリエステル樹脂には、不飽和ポリエステル樹脂は含まれないものとする。
平滑剤としては、ワックス類(ポリエチレン、ポリプロピレン、酸化ポリエチレン、酸化ポリプロピレン、変性ポリエチレン、変性ポリプロピレンなど)、高級脂肪酸アルキル(炭素数1〜24)エステル類(メチルステアレート、エチルステアレート、プロプルステアレート、ブチルステアレート、オクチルステアレート、ステアリルステアレートなど)、高級脂肪酸(ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸)などが挙げられる。
防腐剤としては、安息香酸類、サリチル酸類、ソルビン酸類、第4級アンモニウム塩類イミダゾール類などが挙げられる。
酸化防止剤としては、フェノール類(2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾールなど)、チオジプロピオネート類(ジラウリル 3,3’−チオジプロピオネートなど)、ホスファイト類(トリフェニルホスファイトなど)が挙げられる。
また、本発明の繊維用集束剤溶液は、本発明の繊維用集束剤が溶媒に溶解されてなることが好ましい。
繊維用集束剤組成物を溶媒に溶解又は分散することにより、繊維束への繊維用集束剤組成物の付着量を適量にすることが容易になる。
有機溶媒としては、例えば、炭素数1〜4の低級アルコール(メタノール、エタノール及びイソプロパノール等)、炭素数3〜6のケトン(アセトン、エチルメチルケトン及びメチルイソブチルケトン等)、炭素数2〜6のグリコール(エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール及びトリエチレングリコール等)、そのモノ低級アルキルエーテル、ジメチルホルムアミド、芳香族炭化水素(トルエン、キシレン)、炭素数3〜5の酢酸アルキルエステル(酢酸メチル及び酢酸エチル等)等が挙げられる。
これらは2種以上を併用してもよい。上記溶媒のうち、火気などの安全性等の観点から好ましいのは、水、および水混和性有機溶媒と水との混合溶媒であり、更に好ましいのは水である。
繊維用集束剤分散体及び繊維用集束剤溶液が高濃度の場合の濃度(溶媒以外の成分の含有割合)は、保存安定性等の観点から、好ましくは30〜80重量%であり、更に好ましくは40〜70重量%である。
繊維用集束剤分散体及び繊維用集束剤溶液が低濃度の場合の濃度は、繊維束の製造時に繊維用集束剤の付着量を適量にすることができるという観点等から、好ましくは0.5〜15重量%であり、更に好ましくは1〜10重量%である。
繊維用集束剤組成物を溶媒中に溶解又は乳化分散する際の温度は、混合し易さの観点から、好ましくは20〜90℃であり、更に好ましくは40〜90℃である。
繊維用集束剤組成物を溶媒中に溶解又は乳化分散する時間は、好ましくは1〜20時間であり、更に好ましくは2〜10時間である。
繊維用集束剤組成物を水性媒体中に溶解又は乳化分散する際には、公知の混合装置、溶解装置及び乳化分散装置を使用することができ、具体的には、撹拌羽根(羽根形状:カイ型及び三段パドル等)、ナウタミキサー[ホソカワミクロン(株)製等]、リボンミキサー、コニカルブレンダー、モルタルミキサー、万能混合機{万能混合撹拌機「5DM−L」[(株)三英製作所製]等}及びヘンシエルミキサー[日本コークス工業(株)等]、オートクレーブ等が使用できる。
得られる繊維束は、3,000〜50,000本程度の繊維が束ねられていることが好ましい。
撹拌機、加熱冷却装置及び滴下ボンベを備えた耐圧反応容器に、ビスフェノールAのEO4モル付加物「ニューポールBPE−40」[三洋化成工業(株)製]404重量部(1モル部)、及び水酸化カリウム2重量部を投入し、窒素置換後、圧力を−0.08MPaとした。130℃に昇温し、EO1144重量部(26モル部)を圧力が0.5MPaG以下になるように調整しながら6時間かけて滴下した後、130℃で3時間熟成した。次いで100℃に冷却後、吸着処理剤「キョーワード600」[協和化学工業(株)製]30重量部を投入し、100℃で1時間撹拌して処理した後、吸着処理剤をろ過してビスフェノールAのEO30モル付加物(b−1)を得た。なお、このHLBは17.0であったので、(c−1)としても用いる。
撹拌機、加熱冷却装置及び滴下ボンベを備えた耐圧反応容器に、ビスフェノールA228重量部(1モル部)、トルエン400重量部及び水酸化カリウム2重量部を投入し、窒素置換した。100℃に昇温し、EO132重量部(3モル部)を圧力が0.5MPaG以下になるように調整しながら6時間かけて滴下した後、120℃で3時間熟成し、−0.1MPaにてトルエンを除去した。次いで100℃に冷却後、吸着処理剤「キョーワード600」[協和化学工業(株)製]30重量部を投入し、100℃で1時間撹拌して処理した後、吸着処理剤をろ過してビスフェノールAのEO3モル付加物(b−2)を得た。
ビスフェノールAのEO2モル付加物(b−3)「ニューポールBPE−20」[三洋化成工業(株)製]316重量部(1モル部)、テレフタル酸(a−1)142重量部(0.86モル部)及びシュウ酸チタン酸カリウム3重量部を、ガラス反応容器中、230℃で0.001MPaまで減圧し水を留去しながら15時間反応させた。反応混合物に更にポリオキシエチレングリコール(b−4)「PEG−1000」[三洋化成工業(株)製、数平均分子量1000]263重量部(0.26モル部)を加えて150℃で常圧で2時間反応させ、ポリエステル樹脂(A−1)690重量部を得た。(A−1)のエステル基濃度は2.5ミリモル/gであった。
製造例3において、テレフタル酸(a−1)142重量部(0.86モル部)を163重量部(0.98モル部)に、ポリオキシエチレングリコール(b−4)をポリオキシエチレングリコール(b−5)「PEG−10000」[三洋化成工業(株)製、数平均分子量11000]359重量部(0.04モル部)に変更した以外は製造例3と同様にして、ポリエステル樹脂(A−2)803重量部を得た。(A−2)のエステル基濃度は2.4ミリモル/gであった。
ビスフェノールAのEO6モル付加物(b−6)「ニューポールBPE−60」[三洋化成工業(株)製]492重量部(1モル部)、フマル酸(a−2)108重量部(0.93モル部)及びシュウ酸チタン酸カリウム3重量部を、ガラス反応容器中、230℃で0.001MPaまで減圧し水を留去しながら15時間反応させた。反応混合物に更にポリオキシエチレングリコール(b−7)「PEG−2000」[三洋化成工業(株)製、数平均分子量2000]480重量部(0.24モル部)を加えて150℃で常圧で2時間反応させ、ポリエステル樹脂(A−3)1046重量部を得た。(A−3)のエステル基濃度は1.8ミリモル/gであった。
ビスフェノールAのPO3モル付加物(b−8)「ニューポールBP−3P」[三洋化成工業(株)製]402重量部(1モル部)、テレフタル酸(a−1)156重量部(0.94モル部)及びシュウ酸チタン酸カリウム3重量部を、ガラス反応容器中、230℃で0.001MPaまで減圧し水を留去しながら15時間反応させた。反応混合物に更に製造例1で得られたビスフェノールAのEO30モル付加物(b−1)222重量部(0.14モル部)を加えて150℃で常圧で2時間反応させ、ポリエステル樹脂(A−4)745重量部を得た。(A−4)のエステル基濃度は2.5ミリモル/gであった。
ビスフェノールAのEO2モル付加物(b−3)「ニューポールBPE−20」[三洋化成工業(株)製]316重量部(1モル部)、テレフタル酸(a−1)163重量部(0.98モル部)及びシュウ酸チタン酸カリウム3重量部を、ガラス反応容器中、230℃で0.001MPaまで減圧し水を留去しながら15時間反応させた。反応混合物に更にポリオキシプロピレングリコール(数平均分子量3,250)の290モル付加物(b−8)「ニューポールPE−108」[三洋化成工業(株)製]359重量部(0.02モル部)を加えて150℃で常圧で2時間反応させ、ポリエステル樹脂(A−5)551重量部を得た。(A−5)のエステル基濃度は2.4ミリモル/gであった。
ビスフェノールAのEO3モル付加物(b−2)360重量部(1モル部)、フマル酸(a−2)107重量部(0.93モル部)及びシュウ酸チタン酸カリウム3重量部を、ガラス反応容器中、230℃で0.001MPaまで減圧し水を留去しながら15時間反応させた。反応混合物に更にビスフェノールAのEO10モル付加物(b−9)「ニューポールBPE−100」[三洋化成工業(株)製]117重量部(0.17モル部)を加えて150℃で常圧で2時間反応させ、ポリエステル樹脂(A−6)800重量部を得た。(A−6)のエステル基濃度は3.4ミリモル/gであった。
撹拌機及び加熱冷却装置を備えた反応容器に、1,6−ヘキサンジオール[和光純薬工業(株)製]118重量部(1モル部)、及び水酸化カリウム2重量部を投入し、窒素置換後、圧力を−0.08MPaGとした。130℃に昇温し、EO1320重量部(26モル部)を圧力が0.5MPaG以下になるように調整しながら6時間かけて滴下した後、130℃で3時間熟成した。次いで100℃に冷却後、吸着処理剤「キョーワード600」[協和化学工業(株)製]30重量部を投入し、100℃で1時間撹拌して処理した後、吸着処理剤をろ過してヘキサンジオールのEO30モル付加物(c−2)を得た。(c−2)のHLBは18.4であった。
撹拌装置及び温度制御装置付きの反応容器に、HLBが20であるポリオキシエチレングリコール(c−3)「PEG−1000」[三洋化成工業(株)製、数平均分子量1000]100重量部(0.1モル部)を投入し、窒素置換した。乾燥窒素雰囲気下80℃まで昇温し、トルエンジイソシアネート(d1−1)「コロネートT−80」[日本ポリウレタン工業(株)製](以下、TDIと略す)15.66重量部(0.09モル部)を投入した後、80℃で5時間熟成し、ポリウレタン樹脂(B1−1)を得た。
製造例9と同様の反応容器に、HLBが20であるポリオキシエチレングリコール(c−4)「PEG−10000」[三洋化成工業(株)製、数平均分子量11000]100重量部(0.01モル部)を投入し、窒素置換した。乾燥窒素雰囲気下85℃まで昇温し、TDI(d1−1)1.392重量部(0.008モル部)を投入した後、85℃で5時間熟成し、ポリウレタン樹脂(B1−2)を得た。
製造例10において、ポリオキシエチレングリコール(c−4)をHLBが20であるポリオキシエチレングリコール(c−5)「PEG−20000」[三洋化成工業(株)製、数平均分子量20000]200重量部(0.01モル部)に、TDI(d1−1)1.392重量部(0.008モル部)を1.305重量部(0.008モル部)に変更した以外は製造例10と同様にして、ポリウレタン樹脂(B1−3)を得た。
製造例10において、ポリオキシエチレングリコール(c−4)をHLBが15.6のポリオキシエチレンポリオキシプロピレングロックポリマー(c−6)「ニューポール PE−68」[三洋化成工業(株)製]80重量部(0.01モル部)に、TDI(d1−1)1.392重量部(0.008モル部)を1.305重量部(0.008モル部)に変更した以外は製造例10と同様にして、ポリウレタン樹脂(B1−4)を得た。
製造例10において、ポリオキシエチレングリコール(c−4)をHLBが10.2のポリオキシエチレンポリオキシプロピレングロックポリマー(c−7)「ニューデット PE−85」[三洋化成工業(株)製]464重量部(0.1モル部)に、TDI(d1−1)を4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(d1−2)「ミリオネートMT」[日本ポリウレタン(株)製]22.2重量部(0.09モル部)に変更した以外は製造例10と同様にして、ポリウレタン樹脂(B1−5)を得た。
製造例10において、ポリオキシエチレングリコール(c−4)を製造例1で得たHLBが17.0のビスフェノールAのEO30モル付加物(c−1)155重量部(0.1モル部)に、TDI(d1−1)をイソホロンジイソシアネート(d1−3)「デスモジュールI」[住友バイエルウレタン製]22.1重量部(0.095モル部)に変更した以外は製造例10と同様にして、ポリウレタン樹脂(B1−6)を得た。
製造例10において、ポリオキシエチレングリコール(c−4)を製造例8で得たHLBが18.4のヘキサンジオールのEO30モル付加物(c−2)144重量部(0.1モル部)に、TDI(d1−1)1.392重量部(0.008モル部)を16.5重量部(0.095モル部)に変更した以外は製造例10と同様にして、ポリウレタン樹脂(B1−7)を得た。
撹拌装置及び温度制御装置付きの反応容器に、HLBが20のポリオキシエチレングリコール(c−3)「PEG−1000」[三洋化成工業(株)製、数平均分子量1000]100重量部(0.1モル部)、水酸化カリウム0.2重量部(0.0036モル部)を投入し、窒素置換した。乾燥窒素雰囲気下85℃まで昇温し、ジメチルカーボネート(d2−1)「DMC」[三協化学(株)製]9重量部(0.1モル部)を投入した後、85℃で揮発分を除去しながら5時間反応させ、130℃で3時間熟成した。得られた粗ポリカーボネートを吸着剤による吸着ろ過処理を行い、ポリカーボネート樹脂(B2−1)を得た。
製造例16において、ポリオキシエチレングリコール(c−3)をHLBが20のポリオキシエチレングリコール(c−4)「PEG−10000」[三洋化成工業(株)製、数平均分子量11000]100重量部(0.01モル部)に、ジメチルカーボネート(d2−1)を0.9重量部(0.01モル部)に変更した以外は製造例16と同様にして、ポリカーボネート樹脂(B2−2)を得た。
製造例16において、ポリオキシエチレングリコール(c−3)をHLBが20のポリオキシエチレングリコール(c−5)「PEG−20000」[三洋化成工業(株)製、数平均分子量20000]200重量部(0.01モル部)に、ジメチルカーボネート(d2−1)を0.9重量部(0.01モル部)に変更した以外は製造例16と同様にして、ポリカーボネート樹脂(B2−3)を得た。
製造例16において、ポリオキシエチレングリコール(c−3)をHLBが15.6のポリオキシエチレンポリオキシプロピレングロックポリマー(c−6)「ニューポール PE−68」[三洋化成工業(株)製]80重量部(0.01モル部)に、ジメチルカーボネート(d2−1)を0.9重量部(0.01モル部)に変更した以外は製造例16と同様にして、ポリカーボネート樹脂(B2−4)を得た。
製造例16において、ポリオキシエチレングリコール(c−3)をHLBが10.2のポリオキシエチレンポリオキシプロピレングロックポリマー(c−7)「ニューデット PE−85」[三洋化成工業(株)製]232重量部(0.05モル部)に、ジメチルカーボネート(d2−1)を4.5重量部(0.05モル部)に変更した以外は製造例16と同様にして、ポリカーボネート樹脂(B2−5)を得た。
製造例16において、ポリオキシエチレングリコール(c−3)をHLBが17.0のビスフェノールAのEO30モル付加物(c−1)155重量部(0.1モル部)に変更した以外は製造例16と同様にして、ポリカーボネート樹脂(B2−6)を得た。
製造例16において、ポリオキシエチレングリコール(c−3)を製造例8で得たHLBが18.4のヘキサンジオールのEO30モル付加物(c−2)144重量部(0.1モル部)に変更した以外は製造例16と同様にして、ポリカーボネート樹脂(B2−7)を得た。
製造例10において、ポリオキシエチレングリコール(c−4)をHLBが0のポリオキシプロピレングリコール(c’−1)「ニューポール PP−4000」[三洋化成工業(株)製]200重量部(0.05モル部)に、TDI(d1−1)を6.5重量部(0.038モル部)に変更した以外は製造例10と同様にして、ポリウレタン樹脂(B’1−1)を得た。
製造例10において、ポリオキシエチレングリコール(c−4)をHLBが16.9だが3価アルコールであるグリセリンのEO付加物(c’−2)「ニューポール GP−600」[三洋化成工業(株)製]60重量部(0.1モル部)に、TDI(d1−1)を17.4重量部(0.1モル部)に変更した以外は製造例10と同様にして、ポリウレタン樹脂(B’1−2)を得た。
製造例10において、ポリオキシエチレングリコール(c−4)をHLBが8.2のポリオキシエチレンポリオキシプロピレングロックポリマー(c−6)「ニューポール PE−34」[三洋化成工業(株)製]170重量部(0.1モル部)に、TDI(d1−1)を15.7重量部(0.09モル部)に変更した以外は製造例10と同様にして、ポリウレタン樹脂(B’1−2)を得た。
製造例16において、ポリオキシエチレングリコール(c−3)をHLBが0のポリオキシプロピレングリコール(c’−1)「ニューポール PP−4000」[三洋化成工業(株)製]200重量部(0.05モル部)に、ジメチルカーボネート(d2−1)「DMC」[三協化学(株)製]9重量部(0.1モル部)を4.5重量部(0.05モル部)に変更した以外は製造例16と同様にして、ポリカーボネート樹脂(B’2−1)を得た。
製造例16において、ポリオキシエチレングリコール(c−3)をHLBが16.9だが3価アルコールであるグリセリンのEO付加物(c’−2)「ニューポール GP−600」[三洋化成工業(株)製]60重量部(0.1モル部)に変更した以外は製造例16と同様にして、ポリカーボネート樹脂(B’2−2)を得た。
製造例16において、ポリオキシエチレングリコール(c−3)をHLBが8.2のポリオキシエチレンポリオキシプロピレングロックポリマー(c−6)「ニューポール PE−34」[三洋化成工業(株)製]170重量部(0.1モル部)に変更した以外は製造例16と同様にして、ポリカーボネート樹脂(B’2−3)を得た。
この繊維用集束剤組成物とN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)を混合し、固形分濃度1.5重量%の繊維用集束剤組成物の溶液(実施例1〜19、比較例1〜9)を作製した。
(A’−1):ポリ乳酸「RESOMER R202S」(アルドリッチ製)。エステル基濃度は13.6ミリモル/g
(C−1):ビスフェノールAのジグリシジルエーテル「JER834」[三菱化学(株)製]
(C−2):フェノールノボラックのジグリシジルエーテル「JER152」[三菱化学(株)製]
(C−3):N,N,N’,N’−テトラグリシジル−4,4’−ジアミノジフェニルメタン「アラルダイトMY721」[ハルツマン・アドバンスト・マテリアルズ社製]
(C−4):ポリオキシアルキレンのジグリシジルエーテル「デナコールEX−946L」[ナガセケムテックス(株)製]
(C−5):ウレタン変性エポキシ「アデカレジンEPU−6」[(株)ADEKA製]
(D−1):スチレン化フェノールのプロピレンオキサイドエチレンオキサイド付加物「Soprophor 796/P」[ソルベイ日華(株)製]
固形分濃度1.5重量%の繊維用集束剤組成物の溶液に、未処理炭素繊維(繊度800tex、フィラメント数12,000本)を浸漬して集束剤を含浸させ、160℃で3分間熱風乾燥させて炭素繊維束を作製した。
得られた炭素繊維束の集束性を、JIS L1096−1999 8.19.1 A法(45°カンチレバー法)に準じて評価した。数値が大きいほど集束性に優れることを意味する。
この処理条件で得られた炭素繊維束をカンチレバーで評価した集束性の値は、一般に13cm以上が好ましい。
なお、比較例5および8の集束剤組成物はDMFにポリエーテル系ポリマーが溶解しなかったため、炭素繊維に均一に繊維用集束剤組成物を塗布することができず、集束性の評価ができなかった。
浅野機械製作所製糸走行試験装置を用い、以下の条件で行った。
表面が平滑な直径10mmのステンレス棒5本を50mm間隔でそれぞれ平行にかつ炭素繊維束糸条が120度の角度で接触しながら通過するようにジグザグに配置した。このステンレス棒間に上述の処理された炭素繊維束をジグザグにかけ、初期張力1,000gを付加しながら3m/分の速度で通過させた時の、ステンレス棒上の炭素繊維束の拡がり幅(mm)を測定した。
この条件で測定した炭素繊維束の拡がり幅は、一般に8mm以上が好ましい。
なお、比較例5および8の集束剤組成物はDMFにポリエーテル系ポリマーが溶解しなかったため、炭素繊維に均一に繊維用集束剤組成物を塗布することができず、開繊性の評価ができなかった。
上述の処理された炭素繊維束を一方向に引き揃えて金型に入れ、これにビスフェノールA型ジグリシジルエーテル(エポキシ当量190)/BF3モノエチルアミン塩=100/3部に調合した樹脂を加えて真空で含浸する。このとき繊維の体積含有率が60%となるように炭素繊維束の量を調節する。含浸後、150℃、1時間加圧下で硬化させ、さらに140℃、4時間硬化させる。こうして得た厚さ2.5mm、幅6.0mmのテストピースについてASTMD−2344に従って強度を測定した。 この条件で測定した炭素繊維束の強度は、一般に8MPa以上が好ましい。
なお、比較例5および8の集束剤組成物はDMFにポリエーテル系ポリマーが溶解しなかったため、炭素繊維に均一に繊維用集束剤組成物を塗布することができず、強度評価ができなかった。
一方、比較例1のように、ポリエーテル系ポリマー(B)を含有しないものは、強度が低い。ポリエステル樹脂(A)を含有しない比較例2、およびポリ乳酸を用いた比較例3は、開繊性および強度が低い。比較例4、6、7、9のようにHLBが10未満のポリエーテルジオールからなるポリエーテル系ポリマーを含有するものは、開繊性がやや不足気味で、強度が低い。比較例5と8のように、ポリエーテルトリオールからなるポリエーテル系ポリマーは溶媒に不溶となるため、炭素繊維に塗布することができない。
Claims (8)
- ポリエステル樹脂(A)と、ポリエーテル系ポリマー(B)を含む繊維用集束剤組成物であって、ポリエステル樹脂(A)が、カルボン酸成分(a)と、アルキレンオキサイド付加物(b1)を含むジオール成分(b)とのポリエステルであり、ポリエーテル系ポリマー(B)が、HLBが10〜20のポリエーテルジオール(c)とジイソシアネート(d1)とを反応させてなるポリウレタン樹脂(B1)、及び/又はHLBが10〜20のポリエーテルジオール(c)とジアルキルカーボネート(d2)もしくはアルキレンカーボネート(d3)とを反応させてなるポリカーボネート樹脂(B2)であり、繊維用集束剤組成物中のポリエステル樹脂(A)とポリエーテル系ポリマー(B)との重量比(A)/(B)が50/50〜99.5/0.5である繊維用集束剤組成物。
- ポリエステル樹脂(A)中のエステル基濃度が、ポリエステル樹脂(A)の重量に基づいて、10ミリモル/g以下である請求項1に記載の繊維用集束剤組成物。
- アルキレンオキサイド付加物(b1)が、4〜500個のオキシエチレン基を有するジオール(b11)を含む請求項1または2に記載の繊維用集束剤組成物。
- アルキレンオキサイド付加物(b1)が、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物及び/又は炭素数2〜6のアルキレングリコールのエチレンオキサイド付加物である請求項1〜3いずれかに記載の繊維用集束剤組成物。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の繊維用集束剤組成物が水又は有機溶媒に分散されてなる繊維用集束剤分散体。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の繊維用集束剤組成物が水又は有機溶媒に溶解されてなる繊維用集束剤溶液。
- 炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、セラミック繊維、金属繊維、鉱物繊維及びスラッグ繊維からなる群から選ばれる少なくとも1種の繊維を、請求項1〜4いずれかに記載の繊維用集束剤組成物で処理してなる繊維束。
- 請求項7に記載の繊維束からなる繊維製品。
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