[go: up one dir, main page]

JP2018046334A - ガイダンス再生装置、ガイダンス再生方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

ガイダンス再生装置、ガイダンス再生方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018046334A
JP2018046334A JP2016177788A JP2016177788A JP2018046334A JP 2018046334 A JP2018046334 A JP 2018046334A JP 2016177788 A JP2016177788 A JP 2016177788A JP 2016177788 A JP2016177788 A JP 2016177788A JP 2018046334 A JP2018046334 A JP 2018046334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guidance
reproduction
incomplete
playback
continuous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016177788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6740828B2 (ja
Inventor
征平 市山
Shohei Ichiyama
征平 市山
冨田 篤
Atsushi Tomita
篤 冨田
伊藤 昌之
Masayuki Ito
昌之 伊藤
健 日比野
Takeshi Hibino
健 日比野
悠 園田
Yu Sonoda
悠 園田
勇司 川村
Yuji Kawamura
勇司 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2016177788A priority Critical patent/JP6740828B2/ja
Publication of JP2018046334A publication Critical patent/JP2018046334A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6740828B2 publication Critical patent/JP6740828B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】ユーザがある程度作業を理解している場合に、従来よりも作業の効率が低下しないようにガイダンスを提示する。【解決手段】作業を構成する複数の工程それぞれのガイダンスを再生する画像形成装置1であって、ガイダンスを所定の順番に従って連続して再生する連続再生部106と、連続再生部106によってガイダンスが再生されている間に、複数の工程のうち完了した完了工程を検出する完了検出部105と、連続再生部106がガイダンスを再生するのに代わって、複数の工程のうち、検出された完了工程の直後に行われるべき完了していない未完工程のガイダンスである未完ガイダンスを再生する単発再生部107と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置のメンテナンスなどを行う際にユーザに対して閲覧させるガイダンスを出力する技術に関する。
近年、コピー、ネットワークプリント、ファックス、スキャン、およびファイルサーバなどの様々な機能を集約した画像形成装置が普及している。このような画像形成装置は、「複合機」または「MFP(Multi Function Peripherals)」などと呼ばれている。様々な機能を集約している分、構造が複雑化しており、発生したエラーへの対応、またはメンテナンスの際に、ユーザは複雑な作業を行う必要がある。複雑な作業のガイダンスを、ユーザに対して分かりやすく提示することを目的として、例えば以下のような技術が提案されている。
特許文献1に記載の画像形成装置は、操作案内情報記憶手段に記憶されている操作案内情報を表示する案内情報表示手段と、各場所に配置されたセンサからセンサ情報を取得して、この装置の機器状態を特定するための機器状態情報を作成する機器状態情報作成手段と、機器状態情報と各機器状態において表示される操作案内情報とが対応づけられた状態画面特定テーブルと、機器状態情報作成手段が作成した機器状態情報と、状態画面特定テーブルに登録された機器状態情報を比較して、案内情報表示手段に表示する操作案内情報を決定する画面情報決定手段と、を有し、画面情報決定手段は、機器状態情報作成手段が機器状態情報を更新すると、リアルタイムに案内情報表示手段に表示する操作案内情報を切り替える。
特許文献2に記載の画像処理装置は、動画を再生することが可能であって、動画の再生位置をユーザの操作に応じて任意の位置に移動する移動手段を備え、移動後の再生位置が移動前の再生位置より巻き戻した位置かを判定する。移動後の再生位置が移動前の再生位置より巻き戻した位置であると判定された場合、移動後の再生位置をループ再生する区間の開始位置として保存し、移動前の再生位置をループ再生する区間の終了位置として保存して、開始位置から終了位置までの区間のループ再生を制御するための指示を行う操作手段を提供する。
特開2014−203001号公報 特開2013−135404号公報
ところで、複数のチャプターを含むガイダンスをユーザに提示する方法として、最初にすべてのチャプターを一通り再生してから、ユーザの作業の進捗に合わせてチャプターを1つずつ再生するものがある。この方法は、ユーザが作業を理解していなければ有効であるが、作業をある程度理解しているとあまり有効ではない。ユーザは、ある程度理解している作業に対してもガイダンスを何度も閲覧することになり、作業の効率が低下してしまうためである。
本発明は、このような問題に鑑み、ユーザがある程度作業を理解している場合に、従来よりも作業の効率が低下しないようにガイダンスを提示することを、目的とする。
本発明の一形態に係るガイダンス再生装置は、作業を構成する複数の工程それぞれのガイダンスを再生するガイダンス再生装置であって、前記ガイダンスを所定の順番に従って連続して再生する連続再生手段と、前記連続再生手段によって前記ガイダンスが再生されている間に、前記複数の工程のうち完了した完了工程を検出する、検出手段と、前記連続再生手段が前記ガイダンスを再生するのに代わって、前記複数の工程のうち、検出された前記完了工程の直後に行われるべき完了していない未完工程の前記ガイダンスである未完ガイダンスを再生する、単発再生手段と、を備えることを特徴とする。「ガイダンス」の一例は、本実施形態における「チャプター」である。
好ましくは、前記単発再生手段は、前記検出手段が前記完了工程を検出した場合に前記未完ガイダンスを再生する。
または、前記単発再生手段は、前記複数の工程のうちの所定の連続する複数の工程を前記完了工程として前記検出手段が検出した場合に前記未完ガイダンスを再生する。
または、前記単発再生手段は、前記複数の工程それぞれの前記ガイダンスを前記連続再生手段がすべて再生した場合に前記未完ガイダンスを再生する。
または、前記単発再生手段は、前記連続再生手段が前記ガイダンスを再生している間にユーザによって指示がなされた場合に前記未完ガイダンスを再生する。
または、前記単発再生手段は、前記未完ガイダンスを再生する前に、前記連続再生手段によって再生された前記完了工程のガイダンスを、当該連続再生手段が当該完了工程のガイダンスを再生する時間よりも短い時間で再生する。
または、前記連続再生手段は、さらに、前記単発再生手段が前記未完ガイダンスを再生している間にユーザによって所定の操作がなされた場合に、当該単発再生手段が当該未完ガイダンスを再生するのに代わって、前記ガイダンスを再生する。
または、前記連続再生手段は、前記未完ガイダンスを、前記単発再生手段が再生する場合よりも短い時間で再生する。
または、前記連続再生手段は、前記未完ガイダンスを、前記単発再生手段が再生する速度よりも速い速度で再生し、または、一部を省略して再生する。
本発明によると、ユーザがある程度作業を理解している場合に、従来よりも作業の効率が低下しないようにガイダンスを提示することができる。
画像形成装置の外観の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 主にプリントユニットの構成の例を示す図である。 画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 状態変化情報の例を示す図である。 ステップデータによって再生される動画像の例を示す図である。 ステップデータによって再生される動画像の例を示す図である。 ステップデータによって再生される動画像の例を示す図である。 ステップデータによって再生される動画像の例を示す図である。 ステップデータによって再生される動画像の例を示す図である。 完了フラグの例を示す図である。 再生フラグの例を示す図である。 再生画面の構成の例を示す図である。 動画像を再生する前の再生画面の形態の例を示す図である。 再生画面の例を示す図である。 画像形成装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 連続モード処理の流れの例を説明するフローチャートである。 単発モード処理の流れの例を説明するフローチャートである。
図1は、画像形成装置1の外観の例を示す図である。図2は、画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図である。図3は、主にプリントユニット10iの構成の例を示す図である。図4は、画像形成装置1の機能的構成の例を示す図である。
図1に示す画像形成装置1は、コピー、PCプリント、クラウド印刷、ファックス、スキャナ、およびボックスなどの機能を集約した装置である。一般に、「複合機」または「MFP(Multi Function Peripherals)」などと呼ばれることがある。
PCプリント機能は、端末装置から受信した画像データに基づいて画像を用紙に印刷する機能である。「ネットワークプリンティング」または「ネットワークプリント」などと呼ばれることもある。
クラウド印刷機能は、インターネット上のサーバを経由して外部の端末装置から画像データを受信し画像を用紙に印刷する機能である。
ボックス機能は、ユーザごとに「ボックス」または「パーソナルボックス」などと呼ばれる記憶領域を与えておき、各ユーザが自分の記憶領域によって画像データなどを保存し管理するための機能である。グループごとにボックスを設けておき、グループのメンバで共用することもできる。ボックスは、パーソナルコンピュータにおける「フォルダ」または「ディレクトリ」に相当する。
画像形成装置1は、図1ないし図3に示すように、制御ユニット11、タッチパネルディスプレイ10e、操作キーパネル10f、NIC(Network Interface Card)10g、スキャンユニット10h、プリントユニット10i、フィニッシャ10j、および音声ユニット10kなどによって構成される。
タッチパネルディスプレイ10eは、ユーザに対するメッセージを示す画面、ユーザがコマンドまたは情報を入力するための画面、および制御ユニット11が実行した処理の結果を示す画面などを表示する。さらに、画像形成装置1の操作のガイダンスの動画像を表示する。また、タッチパネルディスプレイ10eは、タッチされた位置を示す信号を制御ユニット11へ送る。
操作キーパネル10fは、いわゆるハードウェアキーボードであって、テンキー、スタートキー、ストップキー、およびファンクションキーなどによって構成される。
NIC10gは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルで他の装置との通信を行う。
スキャンユニット10hは、プラテンガラスの上にセットされたシートに記されている画像を読み取って画像データを生成する。
プリントユニット10iは、画像形成部21、給紙部22、給紙キャビネット23、定着ユニット24、印刷物搬送路25、正面扉26、横扉27、第1の搬送路センサ201、第2の搬送路センサ202、正面扉センサ203、横扉センサ204、およびレバーセンサ205によって構成される。このような構成により、スキャンユニット10hによって読み取られた画像のほか、NIC10gによって他の装置から受信した画像を用紙に印刷する。
画像形成部21は、タンデム方式および電子写真方式のカラーの印刷エンジンであって、感光体ドラム31a、31b、31c、31d、露光走査ユニット32a、32b、32c、32d、および転写ベルト33などによって構成される。
感光体ドラム31a、31b、31c、および31dは、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、および黒に対応する感光体ドラムである。同様に、露光走査ユニット32a、32b、32c、および32dは、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、および黒に対応する露光走査ユニットである。
露光走査ユニット32a、32b、32c、および32dは、それぞれ、制御ユニット11からの信号に基づいて印刷対象の画像に応じて露光することによって、感光体ドラム31a、31b、31c、および31dに静電潜像を作像する。そして、各色のトナーが付着する。
転写ベルト33には、感光体ドラム31a、31b、31c、31dのそれぞれに形成された各色のトナー像が重ねられる。これにより、フルカラーのトナー像が転写ベルト33に形成される。
給紙部22は、画像形成装置1に標準に装備されている、画像形成部21へ用紙を供給するためのユニットである。給紙部22は、1つまたは複数の給紙カセット22aおよびピックアップローラー22bなどによって構成される。給紙カセット22aには、用紙が収納される。ピックアップローラー22bは、給紙カセット22aから用紙を1枚ずつピックアップして画像形成部21へ搬出する。
給紙キャビネット23は、給紙部22と同様に画像形成部21へ用紙を供給するユニットであるが、画像形成装置1にオプションとして装備される。給紙キャビネット23の給紙カセット23aからピックアップローラー23bによって送り出された用紙は給紙部22を経由して画像形成部21へ供給される。
定着ユニット24は、2つの加熱ローラ24aおよび24b、レバー24cなどによって構成される。そして、2つの加熱ローラ24aおよび24bによって、転写ベルト33に形成されたトナー像を、給紙部22または給紙キャビネット23から搬出されてきた用紙に転写する。レバー24cを下げることで2つの加熱ローラ24aおよび24bが離れ、レバー24cを上げることで2つの加熱ローラが圧接される。
印刷物搬送路25は、定着ユニット24によってトナー像が転写された印刷物を、フィニッシャ10jに搬送する。
正面扉26は、画像形成装置1の正面に設置された扉である。印刷などのジョブは、正面扉26が閉められた状態で実行される。エラーの解除または消耗品などの補給などのメンテナンスは、正面扉26が適宜開けられた状態で実行される。
横扉27は、画像形成装置1に向かって右側に設置された扉である。印刷などのジョブは、横扉27が閉められた状態で実行される。メンテナンスは、横扉27が適宜開けられた状態で実行される。
第1の搬送路センサ201は、定着ユニット24付近に配置され、この位置における用紙の有無を検出する。また、定着ユニット24で発生した紙詰まり(ジャム)を検出する。
第2の搬送路センサ202は、印刷物搬送路25付近に配置され、この位置における印刷物の有無を検出する。
正面扉センサ203は、正面扉26付近に設置され、正面扉26の開閉の状態を検出する。横扉センサ204は、横扉27付近に設置され、横扉27の開閉の状態を検出する。
レバーセンサ205は、レバー24cの状態、つまりレバー24cが上がっているか下がっているかを検出する。
フィニッシャ10jは、プリントユニット10iによって得られた印刷物に対して、必要に応じて後処理を施す。後処理は、ステープルで綴じる処理、パンチ穴を開ける処理、または折り曲げる処理などである。
なお、両面印刷の場合、フィニッシャ10j付近にて、片面に画像が印刷された用紙をスイッチバックして、再度、画像形成部21へ給紙する。
音声ユニット10kは、サウンドボードおよびスピーカなどによって構成され、ガイダンスの音声を出力する。
制御ユニット11は、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、および補助記憶装置10dなどによって構成され、主に画像形成装置1の全体的な制御を行う。
ROM10cまたは補助記憶装置10dには、上述のコピーなどの各機能を実現するためのプログラムが記憶されている。さらに、ガイダンス再生プログラム10P(図4参照)が記憶されている。
ガイダンス再生プログラム10Pは、エラーの解除または消耗品の補給などのメンテナンスの仕方をユーザへ説明する、動画像および音声のガイダンスを再生するためのプログラムである。ガイダンス再生プログラム10Pの詳細については、後に説明する。
これらのプログラムは、必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。補助記憶装置10dとして、ハードディスクドライブまたはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。
ガイダンス再生プログラム10Pによると、図4に示される関連情報記憶部101、再生データ記憶部102、エラー検出部103、対応状態記憶部104、完了検出部105、連続再生部106、および単発再生部107が画像形成装置1に実現される。以下、関連情報記憶部101ないし単発再生部107の動作を、図5ないし図15などを参照しながら説明する。
図5は、状態変化情報6Aの例を示す図である。図6は、ステップデータ6B11によって再生される動画像の例を示す図である。図7は、ステップデータ6B12によって再生される動画像の例を示す図である。図8は、ステップデータ6B13によって再生される動画像の例を示す図である。図9は、ステップデータ6B14によって再生される動画像の例を示す図である。図10は、ステップデータ6B15によって再生される動画像の例を示す図である。図11は、完了フラグ6Cの例を示す図である。図12は、再生フラグ6Dの例を示す図である。図13は、再生画面80の構成の例を示す図である。図14は、動画像を再生する前の再生画面80の形態の例を示す図である。図15は、再生画面86の例を示す図である。
関連情報記憶部101は、図5に示すように、状態変化情報6Aをメンテナンスごとに予め記憶している。
ところで、一般に、メンテナンスは、ユーザが複数のステップを決められた通りの手順つまり正しい手順で行うことによって、完了する。
本実施形態では、1つのステップが正しく行われたことを、画像形成装置1のいずれか1つのセンサによる検出の結果に基づいて確認される。
また、ガイダンスは、メンテナンスの複数のステップそれぞれを説明するチャプターによって構成される。例えば、メンテナンスが5つのステップからなる場合は、そのメンテナンスのガンダンスは、5つのチャプターによって構成される。つまり、チャプターは、短いガイダンスであり、ガイダンスは、複数の短いガイダンスによって構成される。
状態変化情報6Aは、メンテナンスが正しい手順で行われる際の、画像形成装置1のいずれかのセンサが検出する画像形成装置1の状態の変化の内容(変化前および変化後それぞれの状態)を、ステップの順に示す情報である。
以下、メンテナンスごとの状態変化情報6Aを「状態変化情報6A1」、「状態変化情報6A2」、…と区別して記載することがある。また、状態変化情報6A1に示される、各ステップの変化の内容の情報を「ステップ変化情報6A11」、「ステップ変化情報6A12」、…などと記載する。状態変化情報6A2、状態変化情報6A3、…も同様に、複数のステップ変化情報によって構成される。
例えば、状態変化情報6A1は、「定着ユニットの紙詰まりの解消」というメンテナンスの状態変化情報6Aである。
状態変化情報6A1によると、最初に検出されるべき変化は、ステップ変化情報6A11の通り、「横扉27が閉じた状態から開いた状態へ変化する」である。これは、横扉センサ204によって検出される。
2番目に検出されるべき変化は、ステップ変化情報6A12の通り、「レバー24cが上がった状態から下がった状態へ変化する」である。これは、レバーセンサ205によって検出される。
3番目に検出されるべき変化は、ステップ変化情報6A13の通り、「定着ユニット24に紙がある状態から無い状態へ変化する」である。これは、第1の搬送路センサ201によって検出される。
4番目に検出されるべき変化は、ステップ変化情報6A14の通り、「レバー24cが下がった状態から上がった状態へ変化する」である。これは、レバーセンサ205によって検出される。
最後に検出されるべき変化は、ステップ変化情報6A15の通り、「横扉27が開いた状態から閉じた状態へ変化する」である。これは、横扉センサ204によって検出される。
なお、画像形成装置1の状態の変化は、ユーザの作業、つまり画像形成装置1に対するユーザの操作によって生じる。そのため、状態変化情報6Aは、メンテナンスの実行に必要なユーザの作業を示す情報でもあると言える。
さらに、状態変化情報6Aには、対応エラー6AHが示される。例えば、状態変化情報6A1には、対応エラー6AHとして対応エラー6AH1が示される。「対応エラー」とは、その状態変化情報6Aに係るメンテナンスを行う必要のあるエラーである。つまり、例えば、対応エラー6AH1は、「定着ユニットの紙詰まり」のエラーが発生した場合に「定着ユニットの紙詰まりの解消」のメンテナンスを行う必要があることを、示している。
また、状態変化情報6Aには、メンテナンスを実行する際の優先順6ANが示される。複数のエラーが同時期に発生した場合に、エラーへの対応つまりメンテナンスをどの順番でユーザに行わせるかは、この優先順6ANに従って決定される。
例えば、状態変化情報6A1の優先順6ANは「1」であり、状態変化情報6A2の優先順6ANは「2」である。よって、「定着ユニットの紙詰まり」および「トナー切れ」のエラーが同時期に発生した場合は、状態変化情報6A1のメンテナンス(定着ユニットの紙詰まりの解消)が状態変化情報6A2のメンテナンス(トナーの補充)よりも先に行われる。
図4に戻って、再生データ記憶部102は、状態変化情報6Aに対応するガイダンスデータ6Bを、メンテナンスごとに予め記憶している。
ガイダンスデータ6Bは、状態変化情報6Aに示される状態の変化の一連の流れを説明するガイダンスのデータ、つまり、メンテナンスの際にユーザが行うべき作業を説明するための動画像および音声のデータである。後述する連続再生部106または単発再生部107によって、ガイダンスデータ6Bが用いられて動画像および音声が再生される。
ガイダンスデータ6Bは、ステップ変化情報ごとの、動画像および音声を再生するステップデータによって構成される。ステップデータはチャプターを再生するデータであると、言える。
例えば、「定着ユニットの紙詰まりの解消」の状態変化情報6Aつまり状態変化情報6A1のガイダンスデータ6B1は、5つのステップデータ6B11〜6B15によって構成される。
具体的には、ガイダンスデータ6B1には、ステップ変化情報6A11に対応するステップデータとして、横扉27が閉じた状態から開いた状態へ変化する様子および横扉27の開け方を説明するチャプターのステップデータ6B11が含まれる。
ステップ変化情報6A12に対応するステップデータとして、レバー24cが上がった状態から下がった状態へ変化する様子およびレバー24cの下げ方を説明するチャプターのステップデータ6B12が含まれる。
ステップ変化情報6A13に対応するステップデータとして、定着ユニット24に用紙がある状態から用紙が無い状態へ変化する様子および用紙の取り除き方を説明するチャプターのステップデータ6B13が含まれる。
ステップ変化情報6A14に対応するステップデータとして、レバー24cが下がった状態から上がった状態へ変化する様子およびレバー24cの上げ方を説明するチャプターのステップデータ6B14が含まれる。
ステップ変化情報6A15に対応するステップデータとして、横扉27が開いた状態から閉じた状態へ変化する様子および横扉27の閉じ方を説明するチャプターのステップデータ6B15が含まれる。
ステップデータ6B11によると、図6に示すように動画像が再生される。つまり、横扉27が閉じた状態(画像7A1)から、横扉27が少し開いた状態(画像7A2)、横扉27が3分の2ほど開いた状態(画像7A3)、そして、横扉27が完全に開いた状態(画像7A4)に遷移する動画像が再生される。画像7A1〜7A4は、動画像の1つのコマ(フレーム)である。後述する画像7B1〜7B3、7C1〜7C4、7D1〜7D3、7E1〜7E4も、同様である。
さらに、ステップデータ6B11によると、動画像に応じた音声が再生される。後述するステップデータも、同様である。
ステップデータ6B12によると、図7に示すように動画像が再生される。つまり、横扉27が完全に開きかつレバー24cが上がった状態(画像7B1)から、レバー24cが中間辺りまで下がった状態(画像7B2)、そして、加熱ローラ24aおよび24bが離れかつレバー24cが完全に下がった状態(画像7B3)に遷移する動画像が再生される。
ステップデータ6B13によると、図8に示すように動画像が再生される。つまり、加熱ローラ24aおよび24bが離れかつその間に用紙が挟まっている状態(画像7C1)から、加熱ローラ24aおよび24bの間にある用紙が少し引き出された状態(画像7C2)、加熱ローラ24aおよび24bの間にある用紙がかなり引き出された状態(画像7C3)、そして、加熱ローラ24aおよび24bの間に用紙が挟まれていない状態(画像7C4)に遷移する動画像が再生される。
ステップデータ6B14によると、図9に示すように動画像が再生される。つまり、加熱ローラ24aおよび24bが離れかつレバー24cが完全に下がった状態(画像7D1)から、レバー24cが中間辺りまで上がった状態(画像7D2)、そして、レバー24cが完全に上がった状態(画像7D3)に遷移する動画像が再生される。
ステップデータ6B15によると、図10に示すように動画像が再生される。つまり、横扉27が完全に開いた状態(画像7E1)から、横扉27が少し閉じた状態(画像7E2)、横扉27が3分の2ほど閉じた状態(画像7E3)、そして、横扉27が完全に閉じた状態(画像7E4)に遷移する動画像が再生される。
ガイダンスデータ6Bの形式としては、MPEG(Moving Picture Experts Group)、AVI(Audio Video Interleave)、またはSWF(Shockwave Flash File)などがある。
図4に戻って、エラー検出部103は、設置された各センサによって検出された状態に基づいて、画像形成装置1のどの部分でどのようなエラーが発生したのかを検出する。
例えば、印刷のジョブを実行している際に、第1の搬送路センサ201によって一定の時間以上、用紙が検出されたままになった場合に、エラー検出部103は、定着ユニット24において紙詰まりのエラーが発生したことを検出する。定着ユニット24における紙詰まりのエラーは、他の方法によって検出される場合もある。
なお、どの部分でどのようなエラーが発生したのかを、オペレーティングシステムまたはファームウェアなどによって検出させてもよい。そして、エラー検出部103は、オペレーティングシステムまたはファームウェアが検出した結果を取得するだけであってもよい。
対応状態記憶部104は、完了フラグ6Cおよび再生フラグ6Dを記憶する。完了フラグ6Cは、図11(A)に示すように、状態変化情報6Aそれぞれのステップ変化情報ごとに記憶されている。そして、ステップ変化情報に示される状態の変化が起こったか否かを示す。
例えば、状態変化情報6A1のステップ変化情報6A11、6A12、…、6A15それぞれの完了フラグ6Cとして、完了フラグ6C11、6C12、…、6C15を記憶する。完了フラグ6Cが「1」であれば、変化が起こったことを意味する。「0」であれば、変化が起こっていないことを意味する。
再生フラグ6Dは、図12(A)に示すように、状態変化情報6A(6A1、6A2、…)それぞれのステップ変化情報ごとに記憶されている。そして、ステップ変化情報に対応するステップデータの動画像を再生したか否かを示す。
例えば、状態変化情報6A1のステップ変化情報6A11、6A12、…、6A15それぞれに対応するステップデータの動画像の再生フラグ6Dとして、再生フラグ6D11、6D12、…、6D15を記憶する。再生フラグ6Dが「1」であれば、そのステップデータの動画像を再生したことを意味する。「0」であれば、再生していないことを意味する。なお、いずれの完了フラグ6Cおよび再生フラグ6Dも、初期値は「0」である。
完了検出部105は、各センサによる検出の結果に応じて、どのステップが完了したのかを検出し、検出したステップの完了フラグ6Cを状態変化情報6Aに基づいて更新する。
例えば、横扉センサ204が、横扉27が閉じた状態から開いた状態へ変化することを検出したとする。この変化は、状態変化情報6A1のステップ変化情報6A11に示されている。そこで、完了検出部105は、ステップ変化情報6A11に対応する完了フラグつまり完了フラグ6C11を図11(B)のように「1」に更新する。または、レバー24cが上がった状態から下がった状態へ変化することをレバーセンサ205が検出したら、ステップ変化情報6A12に基づいて、図11(B)のように完了フラグ6C12を「1」に更新する。
連続再生部106または単発再生部107は、ガイダンスを再生する処理を行う。ところで、ガイダンス再生プログラム10Pには、ガイダンスを再生するモード(以下、「再生モード」と記載する。)として、「連続再生モード」および「単発再生モード」の2つが用意されている。
連続再生モードは、ユーザが実施するステップの順番に従って、ステップデータによってチャプター(動画像および音声)を続けて再生するモードである。また、連続再生モードにおいては、複数のエラーが発生した場合は、それぞれに対応するガイダンスを優先順6ANに従って再生する。
一方、単発再生モードは、原則として、完了したことが検出されていないステップ(以下、「未完了ステップ」と記載する。)のうちの最先に実施すべき未完了ステップのためのチャプター(動画像および音声)のみを繰り返し再生するモードである。無制限に繰り返してもよいし、所定の回数だけ繰り返してもよい。また、動画像および音声を最後まで再生した後、ユーザに作業を行わせるために、所定の時間だけ待ってから、動画像および音声を先頭から再生してもよい。
デフォルトの再生モードは、連続再生モードである。連続再生モードでガイダンスを再生している際に所定のイベントが発生したら、再生モードが連続再生モードから単発再生モードに切り替わる。単発再生モードから連続再生モードへ切り替えることもできる。モードの切替えについては、後述する。
連続再生部106は、再生モードが連続再生モードである場合にガイダンスを次のように再生する。以下、再生の対象のガイダンスを「対象ガイダンス」と記載する。
連続再生部106は、図13のような再生画面80をタッチパネルディスプレイ10eに表示させる。
再生画面80には、ガイダンスウィンドウ801、プログレスバー802、カーソル803、再生ボタン804、チャプターボタン805、およびモード切替ボタン806などが配置されている。
ガイダンスウィンドウ801には、対象ガイダンスの動画像、つまり、画像形成装置1をメンテナンスする様子の動画像などが表示される。
プログレスバー802は、対象ガイダンスの再生の進捗を示す。「シークバー」と呼ばれることもある。プログレスバー802の横幅の長さLが、対象ガイダンスを先頭から末尾まで通常の速さ(1倍速)で再生するのに掛かる時間(以下、「再生時間T0」と記載する。)の長さに対応している。また、プログレスバー802の左端が対象ガイダンスの先頭に対応し、右端が末尾に対応している。
カーソル803は、プログレスバー802の上に配置され、対象ガイダンスの現在の再生の時刻(以下、「再生時刻Pg」と記載する。)に応じて移動する。したがって、カーソル803も、対象ガイダンスの再生の進捗を示す。例えば、再生時間T0が「3分30秒」であり、再生時刻Pgが「1分10秒」である場合は、カーソル803は、プログレスバー802の左端からL/3だけ右へ進んだ位置に配置される。
チャプターボタン805は、チャプターごとに1つずつ、プログレスバー802の上に、チャプターの開始の時刻に対応する位置に配置される。このように、プログレスバー802は、チャプターボタン805によって複数の区間に区切られている。
プログレスバー802は、カーソル803の左右で相違する形態で表示される。例えば、左側は赤色で表示され、右側は白色で表示される。つまり、左右の形態の相違によって対象ガイダンスの再生の進捗を示す。一方、カーソル803は、上述の通り、プログレスバー802における位置によって対象ガイダンスの再生の進捗を示す。なお、カーソル803のデフォルトの位置は、プログレスバー802の左端である。
再生ボタン804は、対象ガイダンスの再生を開始するように指令するためのボタンである。
モード切替ボタン806は、再生モードを単発再生モードに切り替えるためのボタンである。
そのほか、対象ガイダンスを再生しているときにまたは停止しているときにプログレスバー802に対してロングタップが行われると、連続再生部106は、対象ガイダンスの画像(コマ、フレーム)のうちのロングタップされた位置の時刻における画像に対応するサムネイル画像を、ロングタップされた位置の上に表示させる。
エラーがエラー検出部103によって検出されると、連続再生部106は、図14(A)のように、ガイダンスウィンドウ801に、検出されたエラーを解消するためのメンテナンスを、ガイダンスを見ながら行うように促すメッセージを表示させる。
なお、エラーを解消するためのメンテナンスは、状態変化情報6Aに示される「対応エラー」によって特定することができる。複数のエラーが発生した場合は、それぞれについて、解消するためのメンテナンスを特定する。
ユーザが再生ボタン804をタッチすると、連続再生部106は、エラー検出部103によって検出されたエラーに対応するメンテナンスのガイダンスを対象ガイダンスとして、再生データ記憶部102に記憶されているそのガイダンスのガイダンスデータ6Bに基づいて再生する。すると、ガイダンスの動画像がガイダンスウィンドウ801に表示される。さらに、ガイダンスの音声が音声ユニット10kから出力される。
ただし、連続再生部106は、対象ガイダンスのチャプターのうち再生フラグ6D(図12参照)が「1」であるチャプターを再生せずにスキップする。
解消するためのメンテナンスが複数ある場合は、連続再生部106は、メンテナンスそれぞれのガイダンスを、優先順6ANの高い順に連続的に対象ガイダンスとして再生する。
連続再生部106は、1つのステップデータに基づいて動画像および音声を再生するごとに、つまり、1つのチャプターを再生するごとに、そのステップデータの再生フラグ6Dを「1」に更新する。
例えば、ステップデータ6B11に基づいて動画像を再生すると、図12(B)のようにそれに対応する再生フラグ6D11を「1」に更新する。または、ステップデータ6B12に基づいて動画像を再生すると、図12(B)のようにそれに対応する再生フラグ6D12を「1」に更新する。
なお、チャプターの一部分を再生しただけでも「1」に更新してもよいし、所定の長さ(例えば、チャプターの50%)以上再生した場合に「1」に更新してもよいし、チャプターの全部分を再生した場合に「1」に更新してもよい。後述する単発再生モードにおいても、同様である。
または、エラーが検出されていないときにユーザが所定の操作を行うと、連続再生部106は、図14(B)のように、関連情報記憶部101に記憶されている状態変化情報6Aが示すメンテナンスの一覧をガイダンスウィンドウ801に表示させる。
ユーザが一覧の中からいずれかのメンテナンスを選択すると、連続再生部106は、選択されたメンテナンスのガイダンスを、再生データ記憶部102に記憶されているそのガイダンスのガイダンスデータ6Bに基づいて再生する。
すると、そのガイダンスの動画像がガイダンスウィンドウ801に表示され、そのガイダンスの音声が音声ユニット10kから出力される。再生の方法は、エラーに対応するメンテナンスのガイダンスを再生する方法と同様である。再生済のチャプターをスキップする点および再生フラグ6Dを更新する点も、同様である。
ところで、再生モードが連続再生モードから単発再生モードへ切り替わると、後述するように、連続再生部106による対象ガイダンスの再生の処理が停止する。そして、単発再生部107によって対象ガイダンスの再生の処理が行われる。
しかし、単発再生モードにおいて連続再生モードへの切替えをユーザが指示すると、単発再生部107による再生の処理が停止し、連続再生部106が、対象ガイダンスを再び再生する。
このとき、連続再生部106は、対応状態記憶部104から対象ガイダンスのステップデータそれぞれの再生フラグ6Dを読み出す。そして、再生フラグ6Dが「0」であるステップデータを先のものから順に用いて対象ガイダンスの全部分または一部分を再生する。そして、再生したチャプターのステップデータの再生フラグ6Dを「1」に更新する。
例えば、対象ガイダンスのガイダンスデータ6Bがガイダンスデータ6B1であり、ステップデータ6B11〜6B15それぞれの再生フラグ6D11〜6D15が図12(B)に示す通りである場合は、連続再生部106は、ステップデータ6B13、6B14、および6B15の順にステップデータを用いて、3つ目〜5つ目のチャプターを再生する。その結果、1つ目および2つ目それぞれのチャプターはスキップされる。
連続再生部106は、対象ガイダンスを末尾まで再生すると、再生を停止する。なお、対象ガイダンスが複数ある場合は、すべての対象ガイダンスを末尾まで再生すると、再生を停止する。または、未完了のステップのうちの最先に行われるべきステップが完了したことが完了検出部105によって検出されると、再生を停止する。または、モード切替ボタン806がタッチされると、再生を停止する。
そして、連続再生部106は、再生を停止したら、再生モードを連続再生モードから単発再生モードへ切り替える。この際に、対象ガイダンスの各ステップデータの再生フラグ6Dを各ステップの完了フラグ6Cに合わせて更新する。
例えば、対象ガイダンスのガイダンスデータ6Bがガイダンスデータ6B1であり、ステップデータ6B11、6B12、6B13、6B14、および6B15それぞれの完了フラグ6C11、6C12、6C13、6C14、および6C15が「1」、「0」、「0」、「0」、「0」である場合は、画像形成装置1は、再生フラグ6D11、6D12、6D13、6D14、および6D15を「1」、「0」、「0」、「0」、「0」に更新する。
再生モードが単発再生モードに切り替わると、単発再生部107は、対象ガイダンスを次のように再生する。
単発再生部107は、再生画面80に代えて、図15のような再生画面86をタッチパネルディスプレイ10eに表示させる。
再生画面86には、ガイダンスウィンドウ861、再生ボタン864、モード切替ボタン866、および次ボタン867などが配置されている。
ガイダンスウィンドウ861には、再生画面80(図13参照)のガイダンスウィンドウ801と同様に、対象ガイダンスの動画像などが表示される。
再生ボタン864は、再生画面80の再生ボタン804と同様に、対象ガイダンスの再生を開始するように指令するためのボタンである。
モード切替ボタン866は、再生モードを連続再生モードに切り替えるためのボタンである。
次ボタン867は、再生する対象のチャプターを、現在のステップのチャプターから次のステップのチャプターへ進めるためのボタンである。
図15の例では、再生画面80のプログレスバー802、カーソル803、およびチャプターボタン805に相当するオブジェクト(コントロール)を再生画面86に配置していないが、これらを配置してもよい。
単発再生部107は、再生モードが単発再生モードに切り替わる前に連続再生部106が再生していたガイダンスを対象ガイダンスとして再生する。
ただし、単発再生部107は、対応状態記憶部104から対象ガイダンスのステップデータそれぞれの再生フラグ6Dを読み出す。そして、再生フラグ6Dが「0」であるステップデータのうちの最先のものを用いて再生する。つまり、未完了のステップのうちの最初のステップのチャプターを再生する。そして、再生したチャプターのステップデータの再生フラグ6Dを「1」に更新する。
なお、そのステップのチャプターを最後まで再生した後、完了検出部105がそのステップの完了を検出するまで、または所定の時間T1(例えば、2分)が経過するまで、そのチャプターを繰り返し再生してもよいし、最後の1コマを表示したままポーズ(一時停止)にしてもよい。ユーザは、所定の時間T1をそのステップを行う時間として用いることができる。
単発再生部107は、そのステップが完了したことが完了検出部105によって検出され、そのステップの完了フラグ6Cが「1」に更新されると、次のステップのチャプターを、それに対応するステップデータに基づいて再生する。所定の時間T1が経過した場合も同様に、次のステップのチャプターを再生する。
単発再生部107は、対象ガイダンスのすべてのステップデータの完了フラグ6Cが「1」になったら、対象ガイダンスの再生を終了する。
なお、対象ガイダンスが複数ある場合は、単発再生部107は、優先順6ANの高いものから順に上述の処理を行う。つまり、例えば、対象ガイダンスが2つある場合は、優先順位が1番目の対象ガイダンスについて、未完了のステップのチャプターを上述の条件で再生する。そして、1番目の対象ガイダンスの最後のステップのチャプターを再生した後、そのステップが完了しまたは所定の時間T1が経過したら、2番目の対象ガイダンスについて、上述の処理を行う。
または、ユーザがモード切替ボタン866をタッチすると、単発再生部107は、対象ガイダンスの再生および再生画面86の表示を終了する。さらに、各ステップの完了フラグ6Cを各ステップの再生フラグ6Dに合わせて更新する。
そして、連続再生部106は、上述の通り、再生画面80を表示し、対象ガイダンスを再生する処理を行う。
上述の通り、連続再生部106は、完了フラグ6Cが「0」であるステップデータに基づいて動画像および音声を再生する。「1」であるステップデータは、使用しない。したがって、複数のエラーが発生し、それぞれのエラーの解消のためのメンテナンスのガイダンスが対象ガイダンスである場合は、単発再生モードのときに解消されたエラーのガイダンスを連続再生部106は再生しない。
また、ユーザが次ボタン867をタッチすると、単発再生部107は、現在のステップの動画像および音声の再生を止め、次のステップの動画像および音声の再生を開始する。
図16は、画像形成装置1の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。図17は、連続モード処理の流れの例を説明するフローチャートである。図18は、単発モード処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、画像形成装置1における全体的な処理の流れを、図16ないし図18のフローチャートを参照しながら説明する。
画像形成装置1は、ガイダンス再生プログラム10Pに基づいて、図16に示す手順で処理を実行する。
画像形成装置1は、ユーザから所定の操作を受け付けた場合に(図16の#11でYes)、再生画面80(図14(B)参照)を表示する(#15)。この場合は、ガイダンスウィンドウ801に、メンテナンスの一覧をガイダンスウィンドウ801に表示する。また、一覧の中の、ユーザによって選択されたメンテナンスのガイダンスが、再生の対象(対象ガイダンス)となる。そして、連続再生モードでガイダンスを再生する処理(連続モード処理)を実行する(#16)。
または、画像形成装置1は、ユーザからジョブを受け付けると(#11でNo、#12)、そのジョブを実行する(#13)。ジョブを実行している最中にエラーを検出した場合は(#14でYes)、再生画面80(図14(A)参照)を表示する(#15)。この場合は、ガイダンスを見ながらメンテナンスを行うように促すメッセージをガイダンスウィンドウ801する。また、検出されたエラーを解消するためのメンテナンスのガイダンスが対象ガイダンスとなる。そして、連続モード処理を実行する(#16)。
画像形成装置1は、対象ガイダンスが決まると、図17に示す手順でステップ#16の連続モード処理を実行する。
画像形成装置1は、対象ガイダンスのガイダンスデータ6Bの、再生フラグ6D(図12参照)が「0」であるステップデータのうちの、最先のステップデータを用いて動画像および音声を再生する(図17の#601)。そして、そのステップデータの再生フラグ6Dを「1」に更新する(#602)。
連続再生モードから単発再生モードへの切替えの指示がなされず(#603でNo)、かつ、所定の状態の変化つまりステップの完了を検出しない限り(#604でNo)、対象ガイダンスの最後のチャプターを再生し終えるまで(#606でNo)、画像形成装置1は、ステップ#601に戻って、再生フラグ6Dが「0」であるステップデータを次々に用いて動画像および音声を再生する。
連続再生モードから単発再生モードへの切替えの指示がなされた場合は(#603でYes)、画像形成装置1は、連続再生モードによる再生を停止し(#607)、各ステップの再生フラグ6Dを各ステップの完了フラグ6Cに合わせて更新する(#608)。そして、連続モード処理を終了する。
ステップの完了を検出した場合は(#604でYes)、画像形成装置1は、そのステップの完了フラグ6Cを「1」に更新する(#605)。切替えの指示がなされた場合と同様に、連続再生モードによる再生を停止し(#607)、各ステップの再生フラグ6Dを更新する(#608)。そして、連続モード処理を終了する。
または、画像形成装置1は、対象ガイダンスを末尾まで再生し終えたら(#606でYes)、切替えの指示がなされた場合と同様に、連続再生モードによる再生を停止し(#607)、各ステップの再生フラグ6Dを更新する(#608)。そして、連続モード処理を終了する。
対象ガイダンスが複数ある場合は、画像形成装置1は、優先順6ANが高いものから順に連続して再生する(#601〜#602)。そして、これらの対象ガイダンスを末尾まですべて再生し終え、単発再生モードへの切替えを指示され、または、いずれかのステップの完了を検出したら、連続再生モードによる再生を停止し(#607)、各ステップの再生フラグ6Dを更新する(#608)。そして、連続モード処理を終了する。
図16に戻って、画像形成装置1は、対象ガイダンスに対応する完了フラグ6Cがすべて「1」であれば(#17でYes)、対象ガイダンスの再生の処理を終了し、完了フラグ6Cおよび再生フラグ6Dをリセットする(#18)。対象ガイダンスが複数ある場合は、複数の対象ガイダンスそれぞれに対応する完了フラグ6Cがすべて「1」であれば、再生の処理を終了し、完了フラグ6Cおよび再生フラグ6Dをリセットする。
一方、対象ガイダンスのメンテナンスの状態変化情報6Aに対応する完了フラグ6Cが1つでも「0」であれば(#17でNo)、単発再生モードへ切り替え、再生画面80に代えて再生画面86(図15参照)を表示する(#19)。そして、単発再生モードでガイダンスを再生する処理(単発モード処理)を、図18に示す手順で実行する(#20)。
画像形成装置1は、対象ガイダンスのガイダンスデータ6Bの、完了フラグ6Cが「0」であるステップデータのうちの、最先のステップデータを用いて動画像および音声を再生する(図17の#651)。そして、そのステップデータの再生フラグ6Dを「1」に更新する(#652)。単発再生モードにおいては、この動画像および音声を再生し終えても、直ちには次へ進まず、再生し終えてから所定の時間T1が経過するまで原則として(#655でNo)、この動画像および音声を繰り返し再生し、または、最後のコマを表示した状態で一時停止する。
連続再生モードへの切替えの指示があった場合は(#653でYes)、画像形成装置1は、各ステップの完了フラグ6Cを各ステップの再生フラグ6Dに合わせて更新し(#660)、単発再生モードによる再生を停止する(#661)。そして、単発モード処理を終了する。
所定の状態の変化つまりステップの完了を検出した場合は(#654でYes)、画像形成装置1は、そのステップの完了フラグ6Cを「1」に更新する(#658)。未だ完了していないステップがある場合は(#659でNo)、ステップ#651に戻って、再生フラグ6Dが「0」であるステップデータのうちの、最先のステップデータを用いて動画像および音声を再生する。所定の時間T1が経過した場合は(#655でYes)、次の未完了のステップのチャプターがあれば(#656でYes)、これを再生する(#657)。なければ(#656でNo)、ステップ#653に戻り、切替えの指示または所定の状態の変化の検出を待つ。
また、対象ガイダンスのすべてのステップの完了フラグ6Cが「1」になったら(#659でYes)、連続再生モードによる再生を停止し(#661)、画像形成装置1は、単発モード処理を終了する。
なお、対象ガイダンスが複数ある場合は、画像形成装置1は、優先順6ANが高いものから順に、適宜、上述のステップの#651〜#652の処理、ステップ#657の処理、またはステップ#658の処理を実行する。そして、対象ガイダンスそれぞれのメンテナンスのすべてのステップが完了したら、単発モード処理を終了する。また、連続再生モードへの切替えを指示されたら、ステップ#660の処理を実行し、単発モード処理を終了する。
図16に戻って、画像形成装置1は、連続再生モードへの切替えの指示によって単発モード処理を終了した場合は(#21でYes)、再生画面80を再び表示し(#15)、連続モード処理を実行する(#16)。そうでない場合は(#21でNo)、対象ガイダンスの再生の処理を終了し、完了フラグ6Cおよび再生フラグ6Dをリセットする(#22)。
画像形成装置1は、以上の処理を、電源が切断されるまで適宜、実行する(#23でNo)。
本実施形態によると、ユーザがある程度作業を理解している場合に、従来よりも作業の効率が低下しないように画像形成装置1のメンテナンスのガイダンスを提示することができる。
本実施形態では、定着ユニット24を通過する用紙に関係する状態の変化を画像形成装置1が検出する場合を主な例として説明したが、メンテナンスに応じて、それ以外の状態の変化を検出する。例えば、画像形成装置1の内部に設置された扉の開閉の状態の変化、画像形成装置1に使用されている各種の部品の着脱の状態の変化、および、トナーおよび用紙などの消耗品の残留の状態の変化を検出してもよい。
本実施形態では、単発再生モードから連続再生モードへ切り替える指示をユーザが行った場合、画像形成装置1は、再生フラグ6Dが「0」であるステップデータのうちの最初に再生すべきステップデータの動画像から順番に再生した。しかし、再生フラグ6Dが「1」のものも含めて、ガイダンスの最初のステップデータの動画像から順番に再生してもよい。また、この場合、再生フラグ6Dが「1」のステップデータによる動画像および音声の再生をスキップする指示を、ユーザから受け付けてもよい。そして、この指示を受け付けると、この動画像および音声をスキップし、次のステップデータによって動画像および音声を再生する。
本実施形態では、再生モードを連続再生モードから単発再生モードに切り替える条件の1つとして、「検出されていない画像形成装置1の状態の変化のうち最初に検出されるべき状態の変化が検出される」があった。しかし、この変化だけでは、ユーザがメンテナンスを開始したとは限らないことがある。
例えば、定着ユニット24の紙詰まりを解消するには、最初に、横扉27を開けなければならない。ところが、ユーザは、横扉27を他の目的のために横扉27を開けることがある。したがって、横扉27が開いたことを検出しただけでは、このエラーを解消するためのメンテナンスを開始したと特定することができない。他のメンテナンスのために横扉27を開けた可能性があるからである。
しかし、ユーザが次にレバー24cを下げれば、このエラーを解消するためのメンテナンスをユーザが行っていると言える。
そこで、画像形成装置1は、最初に検出されるべき状態の変化ではなく、2番目以降の所定の状態の変化を検出した場合に、再生モードを連続再生モードから単発再生モードに切り替えてもよい。
本実施形態では、単発再生モードから連続再生モードに切り替わった場合、画像形成装置1は、再生フラグ6Dが「0」であるステップデータのうちの最初のステップデータによって動画像などを、その動画像などの先頭から再生した。しかし、切替えの直前に再生していた動画像を引き続き再生してもよい。
本実施形態において、画像形成装置1は、同じ動画像および音声を、連続再生モードのときのほうが単発再生モードのときよりも再生時間が短くなるように、例えば次のように再生してもよい。
画像形成装置1は、連続再生モードにおいては、単発再生モードよりも速い速度で動画像などを再生する。例えば、単発再生モードにおいては1.0倍速で再生し、連続再生モードにおいては1.2倍で再生する。
または、画像形成装置1は、単発再生モードにおいては音声および動画像を間引かずに再生するが、連続再生モードにおいては、動画像および動画像の所定の一部分を間引いて再生してもよい。具体的には、最初の所定の部分、最後の所定の部分、最初および最後それぞれの所定の部分、または途中の所定の部分などだけを再生してもよい。
また、画像形成装置1は、単発再生モードにおいて、先のステップデータによる動画像および音声の再生を開始してから次のステップデータによる動画像および音声の再生を開始するまでの時間、つまり先のステップデータの動画像および音声に示される作業に要したと推定される時間を記憶しておいてもよい。そして、記憶した時間が所定時間より長い(例えば、その動画像および音声の通常の再生時間の2倍を超える)作業のステップデータによる動画像および音声を、連続再生モードにおいて、通常よりも遅い速度で再生してもよい。最初にメンテナンスをしたユーザが手間取った作業の説明だけは、次に同じメンテナンスをするユーザがしっかり確認することができる。または、記憶した時間が所定時間より短い(例えば、その動画像および音声の通常の再生時間の1/2未満である)作業のステップデータによる動画像および音声を、連続再生モードにおいて、通常よりも速い速度で再生してもよい。
本実施形態において、画像形成装置1は、単発再生モードにおいて、ある動画像および音声を、その動画像および音声を連続再生モードで既に再生した場合のほうが未だ再生していない場合よりも短い時間で再生してもよい。速度を速くすることによって再生してもよいし、一部分を間引くことによって再生してもよい。
本実施形態において、連続再生モードから単発再生モードへ切り替える指示をユーザが行った場合、画像形成装置1は、連続再生モードで再生していた動画像および音声の一部を最初に再生してから、検出されていない状態の変化のうちの最初に検出されるべき状態の変化のステップ変化情報に対応するステップデータによって動画像および音声を再生してもよい。また、この場合、動画像および音声の一部の再生をスキップする指示を、ユーザから受け付けてもよい。そして、この指示を受け付けると、この部分をスキップし、そのステップ変化情報に対応するステップデータによって動画像および音声を再生する。
本実施形態において、再生画面86の次ボタン867が所定の時間(例えば、5秒)の間に所定の回数(例えば、2回)連続でタッチされた場合に、単発再生モードから連続再生モードに切り替えてもよい。または、単発再生モードに切り替わってから状態の変化を検出するまでの間に次ボタン867がタッチされた場合に、単発再生モードから連続再生モードに切り替えてもよい。
その他、画像形成装置1の全体または各部の構成、処理の内容、処理の順序、データの構成、画面の構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 画像形成装置(ガイダンス再生装置)
106 連続再生部(連続再生手段)
105 完了検出部(検出手段)
107 単発再生部(単発再生手段)
21 画像形成部(印刷手段)
22 給紙部(トレイ)
23 給紙キャビネット(トレイ)
24a 定着ローラ(ローラ)
24b 定着ローラ(ローラ)
27 横扉(扉)

Claims (17)

  1. 作業を構成する複数の工程それぞれのガイダンスを再生するガイダンス再生装置であって、
    前記ガイダンスを所定の順番に従って連続して再生する連続再生手段と、
    前記連続再生手段によって前記ガイダンスが再生されている間に、前記複数の工程のうち完了した完了工程を検出する、検出手段と、
    前記連続再生手段が前記ガイダンスを再生するのに代わって、前記複数の工程のうち、検出された前記完了工程の直後に行われるべき完了していない未完工程の前記ガイダンスである未完ガイダンスを再生する、単発再生手段と、
    を備えることを特徴とするガイダンス再生装置。
  2. 前記単発再生手段は、前記検出手段が前記完了工程を検出した場合に前記未完ガイダンスを再生する、
    請求項1に記載のガイダンス再生装置。
  3. 前記単発再生手段は、前記複数の工程のうちの所定の連続する複数の工程を前記完了工程として前記検出手段が検出した場合に前記未完ガイダンスを再生する、
    請求項1に記載のガイダンス再生装置。
  4. 前記単発再生手段は、前記複数の工程それぞれの前記ガイダンスを前記連続再生手段がすべて再生した場合に前記未完ガイダンスを再生する、
    請求項1に記載のガイダンス再生装置。
  5. 前記単発再生手段は、前記連続再生手段が前記ガイダンスを再生している間にユーザによって指示がなされた場合に前記未完ガイダンスを再生する、
    請求項1に記載のガイダンス再生装置。
  6. 前記単発再生手段は、前記未完ガイダンスを再生する前に、前記連続再生手段によって再生された前記完了工程の前記ガイダンスを、当該連続再生手段が当該ガイダンスを再生する時間よりも短い時間で再生する、
    請求項5に記載のガイダンス再生装置。
  7. 前記連続再生手段は、さらに、前記単発再生手段が前記未完ガイダンスを再生している間にユーザによって所定の操作がなされた場合に、当該単発再生手段が当該未完ガイダンスを再生するのに代わって、前記ガイダンスを再生する、
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のガイダンス再生装置。
  8. 前記連続再生手段は、前記未完ガイダンスを、前記単発再生手段が再生する場合よりも短い時間で再生する、
    請求項7に記載のガイダンス再生装置。
  9. 前記連続再生手段は、前記未完ガイダンスを、前記単発再生手段が再生する速度よりも速い速度で再生し、または、一部を省略して再生する、
    請求項8に記載のガイダンス再生装置。
  10. 前記単発再生手段が前記未完ガイダンスを再生し始めてから、前記複数の工程のうちの、前記未完工程の直後に行われるべき工程の前記ガイダンスを再生し始めるまでの時間を、当該未完ガイダンスの所要時間として計測する、時間計測手段を備え、
    前記連続再生手段は、前記時間計測手段によって計測された、前記未完ガイダンスの前記所要時間の長さが所定の時間より短い場合は、前記単発再生手段が当該未完ガイダンスを再生する速度よりも速い速度で再生する、
    請求項9に記載のガイダンス再生装置。
  11. 前記連続再生手段は、複数のエラーが発生した場合は、当該複数のエラーのそれぞれを解消するための複数の前記作業それぞれの前記ガイダンスを順次、再生し、その後、前記所定の操作がなされたら、前記複数のエラーのうち未だ解消されていないエラーを解消するための前記作業の前記ガイダンスを再生する、
    請求項7または請求項10に記載のガイダンス再生装置。
  12. 前記単発再生手段は、前記未完ガイダンスを再生し終わった後に所定時間を経過したら、前記複数の工程のうちの、当該未完工程の直後に行われるべき前記工程の前記ガイダンスを再生する、
    請求項1ないし請求項11のいずれかに記載のガイダンス再生装置。
  13. 前記単発再生手段は、前記未完ガイダンスが前記連続再生手段によってすでに再生された場合は、当該連続再生手段によって再生されていない場合よりも短い時間で当該未完ガイダンスを再生する、
    請求項1ないし請求項12のいずれかに記載のガイダンス再生装置。
  14. 印刷を行う印刷手段と、
    用紙を格納するトレイと、
    前記用紙を前記印刷手段へ搬送する一対のローラと、
    前記一対のローラを隠すための扉と、
    を有し、
    前記作業は、前記一対のローラにおける紙詰まりのエラーを解除する第1の作業、前記印刷に使用される消耗品を交換する第2の作業、または前記用紙を前記トレイへ補給する第3の作業である、
    請求項1ないし請求項13のいずれかに記載のガイダンス再生装置。
  15. 前記作業は、第1の作業であり、
    前記複数の工程は、前記扉を開ける第1の工程、前記一対のローラを離す第2の工程、前記一対のローラから用紙を取り除く第3の工程、前記一対のローラを圧接させる第4の工程、および前記扉を開ける第5の工程を順に含む、
    請求項14に記載のガイダンス再生装置。
  16. 作業を構成する複数の工程それぞれのガイダンスを再生するガイダンス再生方法であって、
    前記ガイダンスを所定の順番に従って連続して再生する連続再生ステップと、
    前記連続再生ステップが実行されている間に、前記複数の工程のうち完了した完了工程を検出する、検出ステップと、
    前記連続再生ステップを終了し、前記複数の工程のうち、前記検出ステップによって検出された前記完了工程の直後に行われるべき完了していない未完工程の前記ガイダンスである未完ガイダンスを再生する、単発再生ステップと、
    を有することを特徴とする、ガイダンス再生方法。
  17. 作業を構成する複数の工程それぞれのガイダンスを再生するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記ガイダンスを所定の順番に従って連続して再生する連続再生処理を実行させ、
    前記連続再生処理が実行されている間に、前記複数の工程のうち完了した完了工程を検出する、検出処理を実行させ、
    前記連続再生処理を終了させ、前記複数の工程のうち、前記検出処理によって検出された前記完了工程の直後に行われるべき完了していない未完工程の前記ガイダンスである未完ガイダンスを再生する単発再生処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
JP2016177788A 2016-09-12 2016-09-12 ガイダンス再生装置、ガイダンス再生方法、およびコンピュータプログラム Active JP6740828B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016177788A JP6740828B2 (ja) 2016-09-12 2016-09-12 ガイダンス再生装置、ガイダンス再生方法、およびコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016177788A JP6740828B2 (ja) 2016-09-12 2016-09-12 ガイダンス再生装置、ガイダンス再生方法、およびコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018046334A true JP2018046334A (ja) 2018-03-22
JP6740828B2 JP6740828B2 (ja) 2020-08-19

Family

ID=61695237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016177788A Active JP6740828B2 (ja) 2016-09-12 2016-09-12 ガイダンス再生装置、ガイダンス再生方法、およびコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6740828B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018072736A (ja) * 2016-11-02 2018-05-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示装置及び表示方法
WO2019235351A1 (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 日本電気株式会社 設備監視システム、設備監視方法、及び、記録媒体

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6801353B2 (ja) * 2016-10-12 2020-12-16 コニカミノルタ株式会社 ガイダンス再生装置、ガイダンス再生方法、およびコンピュータプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000155507A (ja) * 1994-10-27 2000-06-06 Sharp Corp 画像形成装置の操作ガイダンス表示装置
JP2007245587A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び操作ガイダンス表示方法
JP2010278986A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 操作案内機能付き装置、操作案内方法、およびコンピュータプログラム
JP2014073645A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Riso Kagaku Corp 印刷システム
JP2015106288A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 キヤノン株式会社 画像形成装置、及びその制御方法並びにコンピュータプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000155507A (ja) * 1994-10-27 2000-06-06 Sharp Corp 画像形成装置の操作ガイダンス表示装置
JP2007245587A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び操作ガイダンス表示方法
JP2010278986A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 操作案内機能付き装置、操作案内方法、およびコンピュータプログラム
JP2014073645A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Riso Kagaku Corp 印刷システム
JP2015106288A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 キヤノン株式会社 画像形成装置、及びその制御方法並びにコンピュータプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018072736A (ja) * 2016-11-02 2018-05-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示装置及び表示方法
WO2019235351A1 (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 日本電気株式会社 設備監視システム、設備監視方法、及び、記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP6740828B2 (ja) 2020-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5407560B2 (ja) 操作案内機能付き装置、操作案内方法、およびコンピュータプログラム
JP6223153B2 (ja) 画像形成装置、及びその制御方法並びにコンピュータプログラム
US20150172477A1 (en) Image forming apparatus, maintenance procedure presentation method, and computer program
JP2018054742A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2021121858A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP6740828B2 (ja) ガイダンス再生装置、ガイダンス再生方法、およびコンピュータプログラム
US11199950B2 (en) Moving image reproduction apparatus, candidate jump destination display method, and computer program
JP6366248B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法、プログラム
JP6184535B2 (ja) 画像処理装置、及びその制御方法並びにコンピュータプログラム。
JP6808499B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
CN107942628B (zh) 引导再现装置、引导再现方法和记录介质
JP6188295B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP6740824B2 (ja) ガイダンス再生装置、ガイダンス再生方法、およびコンピュータプログラム
JP6711223B2 (ja) ガイダンス再生装置、再生時刻指定支援方法、およびコンピュータプログラム
JP6825322B2 (ja) ガイダンス再生装置、ガイダンス再生方法、およびコンピュータプログラム
JP6440786B2 (ja) 画像処理装置、及びその制御方法並びにコンピュータプログラム
JP6685694B2 (ja) 画像形成装置、情報処理装置及びその制御方法並びにコンピュータプログラム、記録媒体
JP6472492B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP6809168B2 (ja) ガイダンス再生装置、ガイダンス再生方法、およびコンピュータプログラム
JP6759318B2 (ja) 画像処理装置、及びその制御方法並びにコンピュータプログラム
JP2018054684A (ja) ガイダンス再生装置、再生関連情報提示方法、およびコンピュータプログラム
JP2015119270A (ja) 画像形成装置、メンテナンス手順の提示方法、コンピュータプログラム
JP2015116723A (ja) 画像形成装置
JP2020080545A (ja) 画像形成装置およびその制御方法、コンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190521

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200623

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6740828

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150