JP2018044294A - アダプタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 アダプタ使用時に発生する、排水管路中央への水滴落下による異音の発生を抑制することである。【解決手段】 本発明では、水洗大便器の間接的な筒状吐出部と、前記筒状突出部が挿入される建物側の排水配管との間で発生する隙間を埋めるために使用される筒状のアダプタにおいて、前記アダプタの全長は前記筒状突出部の全長より長いことを特徴とすることにより、前記水洗大便器の洗浄終了時に発生する管路壁面を流れる水滴を、前記建物の排水配管に導き、管路中央に水滴が落下して異音となることを防止することができるようになった。【選択図】 図1
Description
本発明は、市場で使用される様々な肉厚の排水配管に対して適切な対応部材を提供することに係り、特に排水配管内で発生する点滴異音防止に好適なアダプタに関する発明である。
従来の排水配管に衛生設備機器を組み付けるときには、排水停止直前直後の水勢が弱くなって点滴状となった流れを、排水配管内壁に沿うものとするために、排出口近傍に傾斜面を設けて、その流れを壁面に沿わせるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
このような場合、排出口と排水配管内壁が近接している場合は、流れを壁面に沿わせることが可能であり、点滴が排水配管を共鳴させて異音を発生することができる。しかし、排出口と排水配管内壁が離間すると異音発生の抑制効果が低下するという問題があった。
このような場合、排出口と排水配管内壁が近接している場合は、流れを壁面に沿わせることが可能であり、点滴が排水配管を共鳴させて異音を発生することができる。しかし、排出口と排水配管内壁が離間すると異音発生の抑制効果が低下するという問題があった。
しかし前述した排出口と排水配管内壁が離間することがある。下水道で使用される排水配管は塩化ビニル管製であり、VPまたはVUと称される肉厚が異なるものが併用されていることから、その排水配管に便器などの設備機器を取り付ける際には、現場のサイズに見合った肉厚を埋めるためのリング状アダプタを適宜選定して取り付け作業を実施している(例えば、特許文献2参照。)。
このような場合、中央に配置される筒状の衛生設備機器流出口に対して、その外側に配置される排水配管内壁に対して離間距離が発生することから、排水停止直前直後の水勢が弱くなって点滴状となった流れは、排水配管内壁に沿うことなく衛生設備機器流出口から直接、排水配管に対して落下することになり、リング状アダプタを使用した場合は、その点滴が排水配管内で共鳴して異音を発生するという問題があった。
このような場合、中央に配置される筒状の衛生設備機器流出口に対して、その外側に配置される排水配管内壁に対して離間距離が発生することから、排水停止直前直後の水勢が弱くなって点滴状となった流れは、排水配管内壁に沿うことなく衛生設備機器流出口から直接、排水配管に対して落下することになり、リング状アダプタを使用した場合は、その点滴が排水配管内で共鳴して異音を発生するという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は、アダプタ使用時に発生する、排水管路中央への水滴落下による異音の発生を抑制することである。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明によれば、水洗大便器の間接的な筒状吐出部と、前記筒状突出部が挿入される建物側の排水配管との間で発生する隙間を埋めるために使用される筒状のアダプタにおいて、前記アダプタの全長は前記筒状突出部の全長より長いことを特徴とすることにより、前記水洗大便器の洗浄終了時に発生する管路壁面を流れる水滴を、前記建物の排水配管に導き、管路中央に水滴が落下して異音となることを防止することができるようになった。
また、請求項2記載の発明のよれば、流出口端部には10°乃至45°の傾斜が設けられていることを特徴とすることにより、点滴流れの直接落下を抑止できるだけでなく、建物の排水配管への挿入性が低下してしまうことを防止することもできるようになった。
本発明によれば、水洗大便器の洗浄終了時に発生する管路壁面を流れる水滴を、前記建物の排水配管に導き、管路中央に水滴が落下して異音となることを防止することができるという効果がある。
図1は、本発明のアダプタを使用して衛生設備機器をVU管に組み付けた状態を示す断面図である。図2は、VP管に衛生設備機器を組付けた状態を示す断面図である。図1と図2を使用して、本発明の構造・機能・効果について詳説する。
建物の下水道としての排水配管には、一般的に硬質塩ビ管が使用されるが、サイズとしては肉厚のVP管と肉薄のVU管が併用されている。建物の排水配管にどちらの管が使用されているかは排水配管を見るまで分からないことから、VP管とVU管の肉厚さを埋めるリング状のアダプタが衛生設備機器の組み付けにおいては、適宜、選択して使用されている。個人邸の排水配管として一般的な呼び径75管の仕様は、外形89mmは共通であるが、VP管は肉厚が5.5mm、VU管は肉厚が2.7mmであることから、アダプタとしては肉厚2.8mmを設定することで確認された隙間を埋め、漏水の発生を防止することになる。
衛生設備機器の代表例である大便器1において、筒状吐出部1aは床フランジ2の筒状吐出部2aに対して、図示しないボウルに排出された排泄物を、同じく図示しない溜水と共に排出するようになっている。吐出部2aは建物の床3に開口した排水配管と連接されるが、排水配管が肉薄のVU管の排水配管4aか、肉厚のVP管の排水配管4bのどちらが選択されるかは現場ごとにことなるため、隙間が確認された場合はリング状のアダプタ5を組み付ける。
吐出部2aに対してアダプタ5は全長が長く設定されていることから、水洗大便器の洗浄終了時に発生する管路壁面を流れる水滴は、建物のVU管の排水配管4aに導かれ、管路中央に水滴が落下して異音となることが防止することができるようになっている。
合わせてアダプタ5の流出側端部には10°乃至45°の傾斜が設けられており、点滴状の水滴は、その傾斜に沿って洗浄終了時に発生する管路壁面を流れる水滴が脱落、落下しないようになっている。また傾斜が設けられていることから、アダプタ5をVU管の排水配管4aに取り付ける時に抵抗となって挿入性が低下することも防止されている。
1…大便器
1a…(大便器の)筒状吐出部
2…床フランジ
2a…(床フランジの)筒状吐出部
3…床
4a…VU管の排水配管
4b…VP管の排水配管
5…アダプタ
1a…(大便器の)筒状吐出部
2…床フランジ
2a…(床フランジの)筒状吐出部
3…床
4a…VU管の排水配管
4b…VP管の排水配管
5…アダプタ
Claims (2)
- 水洗大便器の間接的な筒状吐出部と、
前記筒状突出部が挿入される建物側の排水配管との間で発生する隙間を埋めるために使用される筒状のアダプタにおいて、
前記アダプタの全長は前記筒状突出部の全長より長いことを特徴とするアダプタ。 - 流出口端部には10°乃至45°の傾斜が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016177714A JP2018044294A (ja) | 2016-09-12 | 2016-09-12 | アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016177714A JP2018044294A (ja) | 2016-09-12 | 2016-09-12 | アダプタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018044294A true JP2018044294A (ja) | 2018-03-22 |
Family
ID=61693665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016177714A Pending JP2018044294A (ja) | 2016-09-12 | 2016-09-12 | アダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018044294A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102018221001A1 (de) | 2018-03-12 | 2019-09-12 | Mitsubishi Electric Corporation | Einspritzvorrichtung und Einspritzverfahren |
WO2020010793A1 (zh) * | 2018-07-10 | 2020-01-16 | 厦门立业卫浴工业有限公司 | 用于马桶安装的一体化密封圈 |
-
2016
- 2016-09-12 JP JP2016177714A patent/JP2018044294A/ja active Pending
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WO2020010793A1 (zh) * | 2018-07-10 | 2020-01-16 | 厦门立业卫浴工业有限公司 | 用于马桶安装的一体化密封圈 |
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