[go: up one dir, main page]

JP2018011102A - イヤホン - Google Patents

イヤホン Download PDF

Info

Publication number
JP2018011102A
JP2018011102A JP2016136618A JP2016136618A JP2018011102A JP 2018011102 A JP2018011102 A JP 2018011102A JP 2016136618 A JP2016136618 A JP 2016136618A JP 2016136618 A JP2016136618 A JP 2016136618A JP 2018011102 A JP2018011102 A JP 2018011102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
earphone
main body
back cavity
sound
driver unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016136618A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6683043B2 (ja
Inventor
宏充 浅香
Hiromitsu Asaka
宏充 浅香
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2016136618A priority Critical patent/JP6683043B2/ja
Priority to CN201710557346.5A priority patent/CN107613418B/zh
Priority to CN201910391542.9A priority patent/CN110149566B/zh
Publication of JP2018011102A publication Critical patent/JP2018011102A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6683043B2 publication Critical patent/JP6683043B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Headphones And Earphones (AREA)

Abstract

【課題】ダクトを備えて低音域において高い再生音圧が得られると共に、一般ユーザにとって受け入れ易い外観デザインが可能で、良好な装着感が得られるイヤホンを提供する。【解決手段】後面(5b)に開口部(5b2)を有するドライバユニット(5)と、前後方向を軸(CL1)としてドライバユニット(5)を収容した筒状の本体部(1)と、を備える。本体部(1)は、ドライバユニット(5)に対して後方側に形成されたバックキャビティ(Va)と、バックキャビティ(Va)に一端側で連通しバックキャビティ(Va)よりも後方側に形成された通路部(1d)と、通路部(1d)よりも前方位置に、後方視で軸(CL1)を中心とする円の接線方向に延在形成され、一方側が外部空間(Vg)に音放出部(1b5)として開口すると共に奥側となる他方側で通路部(1d)と連通した気室(1g)と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、イヤホンに係り、特に、低音域において高い再生音圧が得られるイヤホンに関する。
イヤホンの筐体に、電気音響変換器であるドライバユニットの後面から放出された音を外部に放出させるダクトを設け、低音域の再生音圧を増加させる技術が知られている。その一例が特許文献1に記載されている。
特許第2867898号公報
特許文献1に記載された、筐体から長く突出するダクトを有するイヤホンは、ダクトを搭載していることが視覚的に明らかになる反面、個性的な外観デザインになる。そのため、一般ユーザにとってはデザインを受け入れにくい、という点で改善の余地があった。
また、重心位置が筐体における耳から遠い側に位置することに加え、突出したダクト部分の質量に起因するトルクが生じる。そのため、装着姿勢が安定しにくく、良好な装着感が得にくい、という点でも改善の余地があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ダクトを備えて低音域において高い再生音圧が得られると共に、一般ユーザにとって受け入れ易い外観デザインが可能で、良好な装着感が得られるイヤホンを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は次の構成を有する。
1) 後面に開口部を有するドライバユニットと、
前後方向を軸として前記ドライバユニットを収容した筒状の本体部と、
を備え、
前記本体部は、
前記ドライバユニットに対して後方側に形成されたバックキャビティと、
前記バックキャビティに一端側で連通し前記バックキャビティよりも後方側に形成された通路部と、
前記通路部よりも前方位置に、後方視で前記軸を中心とする円の接線方向に延在形成され、一方側が外部空間に音放出部として開口すると共に奥側となる他方側で前記通路部と連通した気室と、
を備えたイヤホンである。
本発明によれば、ダクトを備えて低音域において高い再生音圧が得られると共に、低音域の一般ユーザにとって受け入れられ易い外観デザインが可能で、良好な装着感が得られる。
図1は、本発明の実施の形態に係るイヤホンの実施例であるイヤホン51を説明するための後面図である。 図2は、イヤホン51を説明するための上面図である。 図3は、イヤホン51を説明するための斜視図である。 図4は、イヤホン51を説明するための図1におけるS4−S4位置での断面図である。 図5は、イヤホン51が備えるハウジング1bを説明するための斜視図である。 図6は、ハウジング1bを説明するための後面図である。 図7は、イヤホン51を説明するための図1におけるS7−S7位置での断面図である。 図8は、イヤホン51が備える通気経路Raを説明するための模式図である。 図9は、イヤホン51の耳介Eへの装着状態を説明するための後面図である。 図10は、イヤホン51の耳介Eへの装着状態を説明するための断面図である。 図11は、イヤホン51の音圧周波数特性を示すグラフである。 図12は、ハウジング1bの変形例であるハウジング1bAを説明するための後面図である。
本発明の実施の形態に係るイヤホンをイヤホン51により説明する。
まず、イヤホン51の構造を、図1〜図4を参照して説明する。
図1はイヤホン51の後面図である。図2はイヤホン51の上面図である。図3はイヤホン51を右後方斜め上から見た斜視図である。図4は、図1におけるS4−S4位置での断面図(下方から見た断面図)である。
前後左右上下の各方向は、図1〜図4に示した方向で規定する。
イヤホン51は、左耳用であって、耳への装着状態で左方が顔側、右方が後頭部側となる。左右方向及び上下方向は、使用者がイヤホン51を左耳に装着して起立した状態での、それぞれ水平方向及び上下方向に概ね対応する。
イヤホン51は、イヤーピース4を外耳道に挿入して使用するいわゆるカナル型である。
図1及び図3に示されるように、イヤホン51は、本体部1と、本体部1から延出したブッシング2と、ブッシング2の先端から外部に引き出されたコード3と、を有する。
本体部1は、概ね、前後方向に延びる軸線CL1を中心とする円筒状に形成されている。
本体部1は、内部に電気音響変換器であるドライバユニット5(図4)を収容している。
図2〜図4に示されるように、本体部1は、前側に位置するユニットホルダ1aと、ユニットホルダ1aの後方側に位置するハウジング1bと、ハウジング1bの後部に取りつけられたオーナメントキャップ1cと、を有する。
ユニットホルダ1aは、図4に示されるように、後方側が開放された概ね丸鍋状に形成されている。
ユニットホルダ1aは、鍋状の底部に相当する前壁部1a1と、前壁部1a1から右前方に斜めに突出した筒状の音筒部1a2と、を有する。
音筒部1a2の軸線CL2は、軸線CL1に対し、水平右方に角度θa(図2)傾いている。
ユニットホルダ1aは、樹脂で形成される。樹脂は、例えばABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂である。
音筒部1a2には、シリコーンゴムなどの柔軟材料で形成されたイヤーピース4が着脱自在に取りつけられる。
図4に示されるように、ユニットホルダ1aは、内面において前方側が小径となる段部1a3を有する。
ドライバユニット5は、ユニットホルダ1aに対し、後方側から段部1a3に突き当てられた状態で接着剤などによって固定されている。
ドライバユニット5の振動板5aを含む振動部材の中心軸線CL5は、軸線CL1と一致している。
ドライバユニット5は、前面側に加え後面5bの側からも音を出力する後面開放型である。
ドライバユニット5は、後面5bに、一対の端子5b1,5b1及び開口部5b2を有する。
一対の端子5b1,5b1には、コード3から延びるリード線(不図示)が接続されている。
開口部5b2は、ドライバユニット5の内外を連通する孔であり、例えば、後面5bの中央にある。
ドライバユニット5が動作して振動板5aが前後方向に振動すると、振動板5aの前方に放出された音は、音筒部1a2の内部を通って外部に放出される。
振動板5aの後方へ放出された音は、開口部5b2を通してドライバユニット5の後方側に形成された空間であるバックキャビティVaへ放出される。
ハウジング1bは、いわゆる二色成形と称される射出成形方法で形成されている。すなわち、図4に示されるように、ハウジング1bは、第1の樹脂材で形成された略丸鍋状の基部1b1と、第2の樹脂材で形成されて基部1b1の一部を環状に覆う環状部1b2と、を有する。
詳しくは、基部1b1は、その前後方向の中央部において、径方向外方に断面弧状で盛り上がった盛り上げ部1b1aを有する。
環状部1b2は、盛り上げ部1b1aの外面を覆うように形成されている。
第2の樹脂材は、第1の樹脂材よりも軟質とされる。例えば、第1の樹脂材はABS樹脂であり、第2の樹脂材はエラストマーである。
ブッシング2は、第2の樹脂材によって環状部1b2と一体的に形成されている。
図1に示されるように、環状部1b2は、後方視において、上方から右方に向かうにしたがって、徐々に拡径するように張り出した張出部1b3を有する。
張出部1b3は、図2などから明らかなように、周方向に延在すると共に延在方向に直交する断面形状が弧状を呈する。
すなわち、張出部1b3は、イヤホン51の外観を見た人に、張出部1b3の内部にダクトが埋設されているようなイメージを想起させる意匠で形成されている。
環状部1b2は、左やや上方に頂点P1(図1及び図3参照)が位置するように後面視で概ね三角形状に突出した音放出張出部1b4を有する。
イヤホン51において音放出張出部1b4は、後面視で概ね直角三角形を呈する。
図1に示されるように、音放出張出部1b4は、上方の端部である上端部1b4aが、水平面SFに対し、左方に向かうに従って下方に角度θbで傾斜した仮想平面SF1上に位置するよう形成されている。角度θbは、例えば約20°に設定される。
音放出張出部1b4の内部には、概ね直方体の空間Vcを形成する気室1g(図4及び図6参照)が設けられている。例えば、図6には、気室1gの概略の後面視形状を破線で示してある。
気室1gは、上端部1b4aにおいて外部空間Vgに開口する音放出部1b5を有し、袋状に形成されている。
気室1gは、前後方向に薄く形成されており、音放出部1b5の反対側である奥側が、幅及び厚さを狭くして断面積を減少させた絞り気室1g1(図6及び図7参照)とされている。
絞り気室1g1は、前方側の一部が基部1b1に対して前方側から取りつけられたキャップ8で塞がれている(図4及び図7参照)。
図1及び図6に示されるように、音放出張出部1b4は、気室1gを囲んで形成する壁の一部である壁部1b4bを、本体部1から径方向外方に突出した部分として有する。
すなわち、イヤホン51は、気室1gを囲む壁部の一部(壁部1b4b)が、本体部1から径方向外方に突出することで形成された音放出張出部を有する
音放出部1b5は、気室1gを含み本体部1内のバックキャビティVaに連通する空間と、外部空間Vgと、を連通する通気口となっている。
オーナメントキャップ1cは、丸鍋状に形成されており、ハウジング1bの後部に接着剤或いは両面テープなどによって取りつけられている。
オーナメントキャップ1cは、金属又は樹脂で形成され、イヤホン51に関する意匠情報(ロゴ、文字など)が刻印や印刷によって視認可能に形成されている。
図4に示されるように、ハウジング1bの基部1b1は、前後方向の中央部の環状部1b2よりも前方側がユニットホルダ1aとの組み合わせにより覆われている。また、基部1b1は、環状部1b2よりも後方側がオーナメントキャップ1cが被されて覆われている。
従って、基部1b1は外部からはほとんど視認されず、ハウジング1bとして外観上視認可能な部位は、環状部1b2のみとなっている。
次に、本体部1の内部構造を、ハウジング1bの形状を主として図4〜図7を参照して説明する。
図5は、ハウジング1bの単体を右後方斜め上から見た斜視図であり、図3に対応する図である。
図6は、ハウジング1bの後面図であり、図1に対応する図である。
図7は、図1におけるS7−S7位置での断面図である。
図4に示されるように、ハウジング1bの基部1b1は、ユニットホルダ1aと組み合わされる前側が開放し後側が底となる有底丸鍋状に形成されている。
ハウジング1bの基部1b1の内面1b1bと、ユニットホルダ1aの内面1a4と、ドライバユニット5の後面5bと、により、ドライバユニット5の後側の空間であるバックキャビティVaを形成するバックキャビティ部Vabが形成される。
バックキャビティVaには、外部からブッシング2を介してコード3の一端側が進入している。バックキャビティVa内で、コード3は結び玉(不図示)が形成され、その先の端部から二本のリード線(不図示)が引き出されている。二本のリード線はそれぞれ端子5b1,5b1に電気的に接続されている。
コード3の外部側である他端部は、プラグ(不図示)が備えられて音楽再生装置などに接続される。
基部1b1の底に相当する底部1b6は、軸線CL3を中心とする円盤状に形成されている。底部1b6の前面1b6aには、円柱状のボス1b6cが前方に向け立設されている(図4参照)。
ボス1b6cは、バックキャビティVa内でのコード3の結び玉の遊び(動き)を規制し、結び玉の位置を安定的に維持する。
底部1b6の後面1b6bには、後方に突出する通路部1dが形成されている。
図5及び図6に示されるように、通路部1dは、底部1b6の後面1b6bから後方に向け柱状に突出した通路基部1d1と、通路基部1d1の後面1d1aから前方に向け所定パターンPtで抉られた凹部1d1bと、を有する。
凹部1d1bの深さは、所定の距離Ha(図4参照)で、例えば一定とされる。
通路基部1d1は、例えば円柱状に形成されている。
所定パターンPtのパターン形状は、図6に示されるように、ハウジング1bの軸線CL3を中心に、時計まわり方向の渦巻き状に形成された半パターンPt1と、半パターンPt1を軸線CL3まわりに180°回転させたパターンの半パターンPt2と、を、中心で連結したパターン形状になっている。
すなわち、半パターンPt1と半パターンPt2とは、軸線CL3まわりの回転対称(2回対称)で設定されている。
凹部1d1bの半パターンPt1部分における、軸線CL3位置から経路上で最も遠い端部1d1cには、前後方向に延びてバックキャビティVaに連通する第1の通気路としての内部通気孔1eが形成されている。内部通気孔1eは、例えば、後面視で概ね正方形となる角孔として形成されている。
内部通気孔1eは、図4に示されるように、前端が底部1b6の前面1b6aに、入口部1e1で開口している。
凹部1d1bの半パターンPt2部分における、軸線CL3位置から経路上で最も遠い端部1d1dには、前後方向に延びて気室1gに連通する第2の通気路としての外部通気孔1fが形成されている。
詳しくは、図4及び図7にも示されるように、外部通気孔1fの後端が、入口部1f1として凹部1d1bに開口している。また、前端が、音放出張出部1b4の内部に形成された気室1gの奥側の部分である絞り気室1g1に、出口部1f2(図7参照)で開口している。
外部通気孔1fの断面形状は、例えば、後面視(図4)において、軸線CL3を中心とする接線方向に長い長孔として形成されている。
内部通気孔1eは、凹部1d1bと、凹部1d1bよりも内部となるドライバユニット5側の空間とを連通する孔である。
外部通気孔1fは、凹部1d1bと、凹部1d1bよりも外部となる外部空間Vg側の空間とを連通する孔である。
上述の所定パターンPtの形状は一例である。
所定パターンPtの形状は、軸線CL3まわりの回転対称でなく、内部通気孔1eと外部通気孔1fとを繋ぐパターンとして自由に設定してよい。
気室1gの出口となる音放出部1b5側の部分には、図5などに示されるように、メッシュ部6aを有するメッシュ部材6が装着されている。
メッシュ部材6は、音放出部1b5の開口面積(流路断面積)を減少させる部材であり、メッシュ部6aには、例えば小径の孔6a1が複数形成されて流路断面積が小さくなっている。
また、図5に示されるように、通路部1dにおける通路基部1d1の後面1d1aには、平板状のパネル7が両面テープ又は接着などにより固定される。パネル7は、樹脂板或いは金属板として形成される。
通路基部1d1の後面1d1aの周縁部には、180°の対向位置で後方に向け突出する一対の案内リブ1d7が形成されている。
パネル7には、一対の案内リブ1d7に対応した一対の切り込み7aが形成されており、パネル7を後面1d1aへ取り付ける作業で、位置ずれなどの誤装着が防止される。
パネル7を後面1d1a取り付けることで、図4などから明らかなように、凹部1d1bの後方側の開口が塞がれる。
これにより、凹部1d1bは、内部通気孔1eに連通する端部1d1cから外部通気孔1fに連通する端部1d1dまで、断面形状が矩形の通気路Rbとされる。
イヤホン51は、凹部1d1bによる通気路Rbを含み、ドライバユニット5の開口部5b2と外部空間Vgとを連通する通気経路Ra〔図8(b)参照〕が構成される。
図8は、通気経路Raを、二つの特徴から説明するための図である。
具体的には、通気経路Raの各部位の軸線CL1方向(前後方向)の位置と各部位の流路断面積Qとを、模式的に示した図である。
図8に示されるように、通気経路Raは、ドライバユニット5の開口部5b2から音放出部1b5までの間の、バックキャビティVa,内部通気孔1e,通気路Rb(凹部1d1b),外部通気孔1f,気室1g(絞り気室1g1を含む),及びメッシュ部6aを含んで構成される。
この内の、内部通気孔1eの入口部1e1からメッシュ部6aまでの部位を含む経路が、特に低音域の再生音圧を向上するために設けられたダクトRdとなる。
図8(a)は、横軸を経路とし、縦軸を経路の前後方向位置としたグラフである。
詳しくは、図8(a)は、縦軸において、ドライバユニット5における開口部5b2の、軸線CL1に沿った前後方向位置を基準位置となる前後方向位置Paとし、開口部5b2から音放出部1b5までの通気経路Raに沿った前後方向位置の推移Mを示している。
図8(b)は、横軸を図8(a)に対応した経路とし、縦軸を、その縦軸方向の幅(長さ)を流路断面積Qとして、通気経路Raにおける部位毎の流路断面積Qの違いを、視覚的に相対比較可能に示した模式図である。すなわち、図8(b)の紙面上下方向の幅が流路断面積Qに対応している。
図8(b)において、各部位の横軸方向の長さは、通気経路Raにおける各部位の経路長を、視覚上で概ね相対比較できる程度に異ならせて記載してある。
図8(a)及び図8(b)を参照して、ドライバユニット5の開口部5b2から後方側に放出された音を外部空間Vgへ出力させる通気経路Raについて説明する。
まず、図8(b)において、ドライバユニット5の振動板5aが振動して開口部5b2から後方側に放出された音は、通気経路Raで最大の流路断面積Qaを有するバックキャビティVaに進入する。バックキャビティVaの流路断面積Qaは、理解容易のため、便宜的に軸線CL1に直交する面の断面積としてある。
バックキャビティVa内に放出された音は、バックキャビティVaの後部に開口した入口部1e1から内部通気孔1eへ進入する。
内部通気孔1eは、図4に示されるように、開口部5b2に対向する位置(真後ろの軸線CL1上)には形成されていない。
具体的には、内部通気孔1eの入口部1e1は、開口部5b2に対し、軸線CL1を中心とする径方向において、離隔した位置に形成されている。
従って、開口部5b2と内部通気孔1eとを繋ぐ直線経路は、軸線CL1に対し傾いた経路LNaとなる(図4参照)。
図8(a)における経路LNaに対応した前後方向位置の推移は、開口部5b2の前後方向位置Paから入口部1e1の前後方向位置Pbに至る直線LN1として示される。
内部通気孔1eの流路断面積Qbは、図8(b)にも示されるように、バックキャビティVaに流路断面積Qaに比べて小さい。
内部通気孔1eは、軸線CL1に対し平行に形成されている。
従って、内部通気孔1eに進入して凹部1d1bに開口した開口部1e2に至る音の前後方向位置の推移は、直線LN1よりも変化率が大きい(傾きが大きい)直線LN2で示される。
内部通気孔1eを通った音は、開口部1e2から通気路Rb(凹部1d1b)に進入する。
図8(b)に示されるように、通気路Rbの流路断面積Qcは、バックキャビティVaの流路断面積Qaよりも小さい。また、例えば、内部通気孔1eの流路断面積Qbよりも大きい。
また、通気路Rbの流路断面積Qcは、内部通気孔1eと繋がる開口部1e2から外部通気孔1fと繋がる入口部1f1まで、ほぼ一定とされる。
通気路Rbを形成する凹部1d1bは、軸線CL1と直交する面に沿って延在している。
従って、図8(a)に示されるように、通気路Rbの前後方向位置Pcは、内部通気孔1eと繋がる開口部1e2から外部通気孔1fと繋がる入口部1f1まで、ほぼ同じ位置に維持される。従って、通気路Rbの前後方向位置は、水平の直線LN3で示される。
通気路Rbを通った音は、入口部1f1から外部通気孔1fに進入する。
外部通気孔1fは、軸線CL1に対し平行に形成されている。
従って、外部通気孔1fの前後方向位置は、直線LN2に対し逆符号で同じ変化率の直線LN4で示される。
また、気室1gに開口した出口部1f2の前後方向位置は、凹部1d1bに開口した入口部1f1の前後方向位置Pcよりも前方で、かつドライバユニット5の開口部5b2の前後方向位置Paよりも後方の、前後方向位置Pdに位置する。
外部通気孔1fの流路断面積Qdは、例えば、内部通気孔1eの流路断面積Qdとほぼ同じとされている。
外部通気孔1fを通った音は、出口部1f2から気室1gにおける絞り気室1g1に進入する。
気室1gは、凹部1d1b側に流路断面積Qeなる絞り気室1g1を有し、他の部分が流路断面積Qeよりも大きい流路断面積Qfを有する。
流路断面積Qeは、流路断面積Qcよりも大きい。
気室1gを通った音は、メッシュ部6aを通り外部空間Vgに放出される。
メッシュ部6aは、小径の孔6a1が複数開いた部材であり、流路断面積Qgは、流路断面積Qfよりも小さい。この例では、流路断面積Qcよりもやや大きく設定されている。
気室1g及びメッシュ部6aは、概ね、軸線CL1に対し直交する面に沿って延在するように形成されている。
従って、図8(a)に示されるように、気室1g及びメッシュ部6aの前後方向位置は、前後方向位置Pdで概ね一定となる。
前後方向位置Pdは、基準となる前後方向位置Paより後方であって、内部通気孔1eのバックキャビティVaへの開口部1e2の前後方向位置Pbよりは前方である。
通気経路Raの各部位の経路長は、通気路Rbが最長とされる。通気経路Raは、設計時点で流路断面積Qを調整可能な複数の部位を有している。
すなわち、イヤホン51は、流路断面積Qの最小値及び最小から2番目の値を調整可能な複数の通気孔として、内部通気孔1e及び外部通気孔1fを有する。
また、流路断面積Qの最大値は、本体部1の外径形状に対応したバックキャビティVaで決められるので、イヤホン51は、バックキャビティVaの他に、流路断面積Qの大きい値を調整可能な気室1gを有する。
これにより、イヤホン51は、設計段階において、通気経路Raの最小値と最大値側の大きい値との両方を、独立的に調整できるので、設計の自由度が高く、低音域の音圧向上を、所望の特性で実現できる。
次に、イヤホン51を、右耳の耳介Eに装着した状態を、図9(a)及び図10に示す。
図10は、図9(a)におけるS10−S10位置での断面図であり、理解容易のため、頭部Hdのみ断面とし、イヤホン51は上面図で示している。
図9(b)は、耳介Eの部位について説明する図である。
以下、図9及び図10を参照して、イヤホン51の耳介Eへの装着状態を説明する。
イヤホン51を耳介Eに装着する際には、まず、本体部1を、ブッシング2及びコード3の延出位置が耳介Eの珠間切痕E4に対応する姿勢にする。
次いで、本体部1を耳介Eの内側に嵌め込み、イヤーピース4を外耳道E3に挿入する。
このとき、イヤホン51は、本体部1の前壁部1a1が、耳介Eの耳甲介腔E1に当接する共に、張出部1b3が対耳輪E5の内側へ入り込んで対耳輪E5の内壁E5aに当接するようになっている。
また、本体部1の音放出張出部1b4は、耳珠E2に当接するようになっている。
そのため、耳介Eに装着された本体部1は、図10における、外耳道E3に挿入された部位を中心とする時計回り方向DRaの回動が、音放出張出部1b4の耳珠E2への当接によって規制される。
一方、本体部1は、反時計回り方向の回動が、前壁部1a1の耳甲介腔E1への当接、及び張出部1b3の対耳輪E5の内壁E5aへの当接によって規制される。
これらにより、イヤホン51は、本体部1が、耳介Eに対して位置ずれがなく安定して装着される。従って、使用者は、イヤホン51の耳介Eへの装着において良好な装着感が得られる。
音放出張出部1b4の音放出部1b5は、通気路Raの外部空間Vgへの通気出口となっている。
イヤホン51では、通気路Raにおける経路長の多くの部分を占める通気路Rbの前後方向位置を、通気路Raの内で最も後方の前後方向位置Pcとしてある。
そして、イヤホン51では、通気路Rbから音放出部1b5に向かう経路となる外部通気孔1fを設け、通気路Rbから通気路Rbよりも前方の前後方向位置Pdへと、経路を前方に戻し、前後方向位置Pdにおいて外部空間Vgと連通させている。
すなわち、イヤホン51は、通気路RbとバックキャビティVaとが、前後方向の異なる位置に配置されている。
詳しくは、イヤホン51は、ドライバユニット5に対して後方側にバックキャビティVaを有し、バックキャビティVaよりも後方側に、通気路Rbが形成された通路部1dを有する。
これにより、設計者は、通気路Rb及びバックキャビティVa共に、耳介Eへの装着という観点で大型化に限界がある本体部1の径方向の大きさを最大限に利用して、それぞれ大きい容積及び長い経路に設定できる。
イヤホン51は、通気路Rbに対し音放出部1b5の位置を、前方(装着状態の頭部側)に配置している。
そのため、音放出部1b5を有して径方向外方に突出する音放出張出部1b4を、本体部1の後方に偏らせることなくできるだけ前方に設けることができる。
これにより、音放出張出部1b4を、より確実に耳珠E2に当接させることができる。
実際は、本体部1の構造や形状に応じて、最適な低音域の増強が図れるように、バックキャビティVa及び通気路Rbの形状(流路断面積Q及び流路長)が設定されるが、それぞれ最大容積及び最大長が大きいほど、設定の自由度が増して好ましい。
このように、イヤホン51は、ダクトRdを通気経路の一部として備え、低音域の再生音圧が高く、かつ耳介Eへの装着感が良好である。
図11は、イヤホン51と、イヤホン51のダクトRdを閉鎖してダクトRdを備えていないイヤホンと等価にしたものと、の音圧周波数特性を示した図である。
実線の特性F1は、イヤホン51の音圧周波数特性を示し、破線の特性F2は、イヤホン51の内部通気孔1eを閉鎖してダクトRdの機能を外した場合の音圧周波数特性を示している。
図11に示されるように、イヤホン51は、ダクトRdを有することで、有していないものに対し、200Hz以下の低音域において音圧が高くなっている。
また、イヤホン51は、300Hz付近にディップを生じさせて、音圧を向上させる低音域範囲の上端を200Hzとなるように、通気経路Raの仕様を設定調整してある。
ディップが生じる周波数は、主に通気経路Raのうちの、通気路Rbの経路長によって調整することができる。
詳しくは、通気路Rbを形成する凹部1d1bの経路長を短くするほど、ディップが生じる周波数を高くすることができる。
従って、イヤホン51の仕様、本体部1の形状、等の諸条件に適合するように、通気路Rbを含む通気経路Raを設定することで、向上させる低音域の範囲を調整することができる。
次に、ダクトRdからの音の放出方向について説明する。
イヤホン51は、図9などに示されるように、ドライバユニット5の後面5bの開口部5b2から放出された音を、ダクトRdを介して音放出部1b5から、後方,下方,左方,及び右方ではなく、上方にのみ放出するようになっている。
これにより、イヤホン51を使用している使用者の近くにいる他の人に、音放出部1b5から放出された音が聞こえにくくなっている。
また、音放出張出部1b4の上端部1b4aは、既述のように、水平に対し角度θbだけ傾いている。すなわち、音放出部1b5から放出される音の方向(DRc:図9参照)は、真上ではなく、真上に対して前方(顔方)に角度θb傾いている。
また、気室1gの延在方向が、仮想平面SF1に直交する方向となっているので、気室1g内を音放出部1b5に向かう音の進行方向(図9の矢印DRc)が、自ずと整い揃うようになる。
これにより、音放出部1b5から放出される音は、外部空間Vgに放出された後も、すぐに拡散することはない。
角度θbは、既述の約20°を含む10〜45°の範囲で設定するとよい。
角度θbをこの範囲に設定すれば、図9から明らかなように、音放出部1b5から放出される音の大部分は、耳輪脚E6及び耳輪E7よりも前側を通って上方に抜けていく。
これにより、音放出部1b5から放出された音が、耳輪脚E6及び耳輪E7に当たって拡散し周囲の人に漏出音として聴取される可能性が低くなる。
イヤホン51は、後方に突出する通路部1dに、長い経路で形成可能な通気路Rbを備えており、本体部1から長く突出するダクトは不要となっている。
これにより、イヤホン51は、外観デザインをシンプルにでき、一般ユーザが受け入れ易い製品化が可能である。
また、イヤホン51は、本体部1において径方向外方に突出する張出部1b3及び音放出張出部1b4を、通路部1dよりも前方側(装着時の頭部側)に有している。
これにより、イヤホン51は、通気路Rbを備えながらも、重心位置が後方側に大きく偏倚しないので、耳介Eへの装着姿勢がより安定する。
以上詳述した実施例は、上述の構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形した変形例としてもよい。
ダクトRdは、バックキャビティVaと気室1gとを、一つの経路(通気路Rb)で繋ぐものに限定されない。
例えば、図12に示される変形例のハウジング1bAのように、通路部1dに、バックキャビティVaと連通する複数(例えば三つ)の内部通気孔11e〜13eを設け、各内部通気孔11e〜13eと、外部通気孔1fと、を繋ぎ、長さの異なる三つの凹部11b〜13bを、通気路Rb1〜Rb3を形成するものとして設けてもよい。
図12に示された凹部11b〜13bは、凹部11bが最も経路長が短く、凹部13bが最も長くなっている。
ハウジング1bの替わりにハウジング1bAを備えたイヤホン51は、複数の通気路Rb1〜Rb3を並列に備えることになる。通気路Rb1〜Rb3の経路長は、互いに異なるものとしてよい。
これにより、低音域特性の調整幅が拡大し、イヤホン51の音圧周波数特性を、所望の特性に調整することが容易となる。
ハウジング1bの底部1b6は、軸線CL1に対し直交方向に延在するものに限定されない。
すなわち、底部1b6に設けられた凹部1d1bは、軸線CL1に対し斜交する面に沿って形成されていてもよい。
また、凹部1d1bが形成される通路部1dは、後面視で円形に形成されているものに限定されない。矩形、楕円形、などの種々の形状でもよい。
ドライバユニット5の中心軸線CL5は、軸線CL1と一致していなくてもよい。また、軸線CL1と平行でなくてもよい。
凹部1d1bの断面形状は、上述のような矩形形状に限定されるものではなく、任意の形状でよい。
内部通気孔1eの流路断面積Qbと通気路Rbの流路断面積Qcと外部通気孔1fの流路断面積Qdとの値、及び大小関係は、限定されない。
これらの値及び大小関係は、イヤホン51の再生音が、所望の音圧周波数特性となるように適宜設定してよい。
従って、流路断面積Qbと流路断面積Qcと流路断面積Qdをほぼ同じ値にしてもよい。
イヤホン51は、左右反転形状にした右耳用であってもよい。また、左耳用と右耳用とを備えたステレオイヤホンであってもよい。
1 本体部
1a ユニットホルダ、 1a1 前壁部、 1a2 音筒部
1a3 段部、 1a4 内面
1b,1bA ハウジング
1b1 基部、 1b1a 盛り上げ部、 1b1b 内面
1b2 環状部、 1b3 張出部、 1b4 音放出張出部
1b4a 上端部、 1b4b 壁部、 1b5 音放出部
1b6 底部、 1b6a 前面、 1b6b 後面
1b6c ボス
1c オーナメントキャップ
1d 通路部
1d1 通路基部、 1d1a 後面
1d1b,11b〜13b 凹部、 1d1c,1d1d 端部
1d7 案内リブ
1e 内部通気孔、 1e1 入口部
1f 外部通気孔、 1f1 入口部、 1f2 出口部
1g 気室、 1g1 絞り気室
2 ブッシング
3 コード
4 イヤーピース
5 ドライバユニット(電気音響変換器)
5a 振動板、 5b 後面、 5b1 端子、 5b2 開口部
6 メッシュ部材、 6a メッシュ部
7 パネル、 7a 切り込み
8 キャップ
11e,12e,13e 内部通気孔
51 イヤホン
CL1〜CL2 軸線、 CL5 中心軸線
E 耳介
E1 耳甲介腔、 E2 耳珠、 E3 外耳道
E4 珠間切痕、 E5 対耳輪、 E5a 内壁
Ha 距離
LNa,N1〜LN4 直線
M 推移
Na 経路
Pa〜Pd 前後方向位置
Pt 所定パターン、 Pt1,Pt2 半パターン、 P1 頂点
Q,Qa〜Qg, 流路断面積
Ra 通気経路、 Rb,Rb1〜Rb3 通気路、 Rd ダクト
SF 水平面、 SF1 仮想平面
Va バックキャビティ、 Vab バックキャビティ部、 Vc 空間
Vg 外部空間
θa,θb 角度

Claims (7)

  1. 後面に開口部を有するドライバユニットと、
    前後方向を軸として前記ドライバユニットを収容した筒状の本体部と、
    を備え、
    前記本体部は、
    前記ドライバユニットに対して後方側に形成されたバックキャビティと、
    前記バックキャビティに一端側で連通し前記バックキャビティよりも後方側に形成された通路部と、
    前記通路部よりも前方位置に、後方視で前記軸を中心とする円の接線方向に延在形成され、一方側が外部空間に音放出部として開口すると共に奥側となる他方側で前記通路部と連通した気室と、
    を備えたイヤホン。
  2. 前後方向に延在し前記バックキャビティと前記通路部の前記一端側とを連通する第1の通気路と、
    前後方向に延在し前記通路部と前記気室の前記奥側とを連通する第2の通気路と、
    を備えていることを特徴とする請求項1記載のイヤホン。
  3. 前記気室を囲む壁の一部が前記本体部から径方向外方に突出して形成された音放出張出部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のイヤホン。
  4. 前記本体部から径方向外方に延び出たブッシングを有し、
    前記本体部を、起立姿勢の使用者の耳介に対し、前記ブッシングを珠間切痕に対応させた姿勢で装着したときに、前記音放出部が、顔側が低くなる斜め上方を向いて開口するよう形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のイヤホン。
  5. 前記本体部から径方向外方に延び出たブッシングを有し、
    前記本体部を、使用者の耳介に対し、前記ブッシングを珠間切痕に対応させた姿勢で装着したときに、前記音放出張出部が、耳珠に当接することを特徴とする請求項3記載のイヤホン。
  6. 前記本体部は、前記音放出張出部に対する前記軸を挟んだ反対側において、径方向外方に張り出した張出部を有することを特徴とする請求項3記載のイヤホン。
  7. 前記本体部から径方向外方に延び出たブッシングを有し、
    前記本体部を、使用者の耳介に対し、前記ブッシングを珠間切痕に対応させた姿勢で装着したときに、前記張出部が、対耳輪の内壁に当接することを特徴とする請求項6記載のイヤホン。
JP2016136618A 2016-07-11 2016-07-11 イヤホン Active JP6683043B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016136618A JP6683043B2 (ja) 2016-07-11 2016-07-11 イヤホン
CN201710557346.5A CN107613418B (zh) 2016-07-11 2017-07-10 耳机
CN201910391542.9A CN110149566B (zh) 2016-07-11 2017-07-10 耳机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016136618A JP6683043B2 (ja) 2016-07-11 2016-07-11 イヤホン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018011102A true JP2018011102A (ja) 2018-01-18
JP6683043B2 JP6683043B2 (ja) 2020-04-15

Family

ID=60995854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016136618A Active JP6683043B2 (ja) 2016-07-11 2016-07-11 イヤホン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6683043B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020113925A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 東京音響株式会社 挿入式パッシブ・ノイズキャンセル・イヤホン
JP2020191511A (ja) * 2019-05-20 2020-11-26 株式会社オーディオテクニカ ヘッドホン
CN114784901A (zh) * 2022-03-31 2022-07-22 歌尔股份有限公司 耳机充电盒
JP2024530803A (ja) * 2021-09-04 2024-08-23 ボーズ・コーポレーション イヤホンポート

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843700A (ja) * 1981-09-09 1983-03-14 Rion Co Ltd 插耳形補聴器
JPS6244590U (ja) * 1985-09-04 1987-03-18
JPS62193392U (ja) * 1986-05-30 1987-12-09
JPH0248899A (ja) * 1989-06-23 1990-02-19 Sony Corp 電気音響変換器
JP2005348190A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Elecom Co Ltd 音声拡大器
US20140363040A1 (en) * 2013-06-06 2014-12-11 Ryan C. Silvestri Earphones
US20150382100A1 (en) * 2014-06-27 2015-12-31 Apple Inc. Mass loaded earbud with vent chamber

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843700A (ja) * 1981-09-09 1983-03-14 Rion Co Ltd 插耳形補聴器
JPS6244590U (ja) * 1985-09-04 1987-03-18
JPS62193392U (ja) * 1986-05-30 1987-12-09
JPH0248899A (ja) * 1989-06-23 1990-02-19 Sony Corp 電気音響変換器
JP2005348190A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Elecom Co Ltd 音声拡大器
US20140363040A1 (en) * 2013-06-06 2014-12-11 Ryan C. Silvestri Earphones
US20150382100A1 (en) * 2014-06-27 2015-12-31 Apple Inc. Mass loaded earbud with vent chamber

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020113925A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 東京音響株式会社 挿入式パッシブ・ノイズキャンセル・イヤホン
JP7239152B2 (ja) 2019-01-15 2023-03-14 東京音響株式会社 挿入式パッシブ・ノイズキャンセル・イヤホン
JP2020191511A (ja) * 2019-05-20 2020-11-26 株式会社オーディオテクニカ ヘッドホン
JP7258343B2 (ja) 2019-05-20 2023-04-17 株式会社オーディオテクニカ ヘッドホン
JP2024530803A (ja) * 2021-09-04 2024-08-23 ボーズ・コーポレーション イヤホンポート
JP7698141B2 (ja) 2021-09-04 2025-06-24 ボーズ・コーポレーション イヤホンポート
CN114784901A (zh) * 2022-03-31 2022-07-22 歌尔股份有限公司 耳机充电盒

Also Published As

Publication number Publication date
JP6683043B2 (ja) 2020-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11825260B2 (en) Earphone
CN101106831B (zh) 放在耳内的耳机
JP6683043B2 (ja) イヤホン
JP6237411B2 (ja) イヤホン
EP3413582B1 (en) Headphone
CN204948296U (zh) 新型耳机
JP7047773B2 (ja) 収音装置
JP2013021591A (ja) イヤホン
ES2955928T3 (es) Tubo reflector de bajos para altavoz
CN109257679B (zh) 一种头戴式耳机
JP2021180429A (ja) ヘッドホン
CN207753836U (zh) 耳塞式耳机和耳机套件
CN110149566B (zh) 耳机
CN111107458B (zh) 耳罩结构
JP2019145964A (ja) イヤホン
CN110891218A (zh) 一种耳塞式耳机及无线耳机系统
JP6834534B2 (ja) イヤホン
CN107018459B (zh) 耳机
JP5278395B2 (ja) ヘッドホン
WO2021149425A1 (ja) イヤホン、イヤホンのサポータ、及びイヤホンのサポータセット
JP2017139523A (ja) ヘッドホン
CN218301604U (zh) 一种低音管及耳机
JP4894024B2 (ja) ヘッドホンの耳掛け具取り付け構造
CN218976805U (zh) 一种耳机
CN112019959A (zh) 耳机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6683043

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150